7つのふるまい
特別支援教育専修の松本先生から「『感じのいい生徒』に求めたい7つのふるまい」についてお話を伺ったのですが、私にとって考えさせられるものだったのでここで紹介したいと思います。
(松本先生はこのHPの過去の記事に登場しております!) 1.にこっと笑顔ですれ違う 2.ありがとうと言える 3.頷いて話を聞く 4.丁寧な言葉で話す 5.さりげなくゴミを拾う 6.困っている人に手助けできる 7.どんな時でもひたむきに頑張る 当たり前のことのように思いますが、7つのことを振り返ってみると普段できていないこともあり、これらのことが無意識にできる人になりたいと思いました。 松本先生は私がお世話になる実習校の担当の先生なのですが、専修も違うので、配当が違っていればお話することもなかったのかと思うと、とても嬉しい偶然です。また、このHPも見ていただいているということで嬉しく思います。(※この記事は先生に言われて書いたわけではありません!笑) 不安ばかりの時期ではありますが、支えてくださる方がたくさんいるということを忘れずに頑張っていきたいです。(浦) ICT活用の授業パート2本日(7/14)に、附属小学校でICTを活用した授業を行った。これは、芳賀先生の「教育情報論(中等)」という授業の一環として行われた。 前回は、授業を見る立場であったが、今回は自分たちがあらかじめ作っておいたパワーポイントを使用して行った。実際に、ICTを活用するのに戸惑い、うまく使いこなすことができなかった。 導入の部分で使ってみたのだが、教師側の自己満足で終わってしまっていたような気がする。一人一人を当てて、興味・関心を引き出そうとしたものの、学生にとっては簡単な質問であったし、4限終わりということもあり、集中力が散漫していたように思える。 ゼミで今まで培ってきたものをうまく活用していきたいと思っていたが、いざ本番となるとやりたいことの半分もできていなかったと思う。 教育実習に向けて、今研究していること(主に授業づくり)を大いに活用することができたらいいと思う。(中田昂) 【7月13日 ゼミ記録】全職員で子どもを育てる
今回は玉置先生の過去の取り組みを紹介していただきました。
この取り組みは研究としても発表されています。研究課題は「生徒一人ひとりを励まし支援するネットワークを利用した評価システムの開発」です。 この研究は ・「全職員で子どもを育てよう」という思いを具現化する方法を創り出そう! ・全職員は教員ばかりではなく、事務員、用務員も含めて学校に勤めるすべての大人として考えよう というコンセプトのもと、具体策が提案されたものです。 その具体策とは、 子どもの活動を評価する(子どものよさを「いいとこ見つけ」と称した個々のデータベースに記録したり、実際に声かけをしたりする) ↓ 子どもの評価の情報交換(「いいとこ見つけ」の内容や記録数をチェックする) ↓ 評価が子どもに伝わり保護者にも伝わる(通知表に各教師が記した「いいとこ見つけ」を入れ込む) というものです。 玉置先生は今までにない方法で「全職員で子どもを育てる」ということを実現されました。 子どものよいところは、実はたくさんあっても、担任だけではなかなか把握しきれません。しかし、全職員が協力して子どものよいところを探し、その情報を共有することで、子どもを多面的にみることができます。 また、全職員がみつけた子どものよいところを通知表に記すことによって、子どもに自信がつき、さらには保護者にも学校での子どもの様子を伝えることができ、安心感をあたえることができます。 わたしは今回、教師・児童間の信頼関係を築くには教師のはたらきかけが重要だと考え、「よいとこみつけ」をひとつの例として取り上げ、発表させていただきました。きれいごとを並べるだけではなく、具体策をもってはたらきかけることができる玉置先生みたいな先生がたくさんいたら素敵だと思いますし、わたしもそういう教師を目指したいと感じました。(大澤) ※ 「いいとこ見つけ」の実践は、写真の書籍にも掲載されています。(玉置) 【7月13日ゼミ記録】私の研究(牧野紘子)
先日のゼミで、研究の進みについて二回目の発表をしました。(発表レポートはこちら)
今回は基本となる活動の中でも、掃除に注目しました。以下の質問がありました。 ◯低学年には通用するのか →本では、五年生が教えるという形で三年生の実施がある。どこまで任せるかによるのではないか。 ◯掃除プロ免許証は、全員もらえるのか →先生は、一人ひとりの良いところを見つけ、全員に免許証を与えているようでした ◯掃除場所内の細かな役割分担はどうなるのか →子供に任せる ◯掃除をそもそもやりたくない子にはどのように接するか →教師のはたらきかけも大事であるが、他の子どもの助けもかりて、まずは友達と一緒に掃除場所に行くことから始めてはどうか 多くの質問が刺激になりました。また、最後には玉置先生から今後の方向性について、ご指摘をいただいたので、そろそろ固めなければいけないと思いました。これで前期のゼミの発表は終了ですが、実習に行くまでに、本を多く読みたいと思っています!(牧野) 【7月13日ゼミ記録】私の研究 (大澤彩佳)
先日、2回目となる研究の歩みを発表した。(発表レポートはこちら)
今回は、私の研究テーマである「教師と児童との信頼関係を大切にする学級づくりのあり方」にそって、菊池省三先生編著の「小学校発!一人ひとりが輝くほめ言葉のシャワー」のなかから教師の子どもに対するはたらきかけに着目し、その取り組みの内容と、その取り組みによって子どもはどう感じ、教師との信頼関係につながっていくのかを発表した。 発表後のゼミ生からの質問は以下の通りである。 ○教師の願いを明確にした学級通信をつくるとあるが、教師の願いは一貫性のある願いを伝えるのか。それとも毎回違う願いを伝えるのか。 →本書のなかではそこまで詳しいことは明記されていないが、私だったら一貫性のある願いを伝えたい。(一貫性のある願いの方が子どもたちにわかりやすいと考えるため。) ○成長ノートについて、教師が魅力的だったノートの内容をホームルームや学級通信で紹介すると言っていたが、そういった全体の場で発表されることが嫌な子もいるのではないか。 →全体の場で発表されることが恥ずかしかったり、嫌だったりする子はいると思うので、全体の場で発表する機会がある場合には、本人に直接了承を得てから発表したい。 ◯私の本とは家庭で書く作文ノートのこととあるが、作文が苦手な子にはどう対応するのか。 →いきなり作文を書く課題をあたえるのではなく、授業のなかで文の構成について教えたり、友だちのよいところを一言書くような機会をあたえたり、段階をふんで取り組みたいと考える。 前回の発表と照らしあわせて、ポイントとなるのは、教師が子どものことをしっかり見ているということを子どもにわかってもらうこと。 教師のはたらきかけひとつで、子どもは自信をもったり安心したりすることができる。そういったことが信頼関係を築くひとつのきっかけなのかもしれない。また玉置先生から書くことによって学ぶという大切さを教えていただいた。その点もふまえ、今後は、教師と児童との信頼関係を築くための教師側のはたらきかけの研究をさらにすすめていきたい。(大澤) 落語は無理です!せめて漫談なら。
去る4月23日、小牧商工会議所女性会・総会アトラクションで、写真のように漫談をさせていただきました。機関誌に掲載されたようです。
お酒と食事の場での舞台ほど、大変なことはありません。こういう辛い場も経験してこそ、芸が高まるのだと信じて(笑)の15分間でした。(玉置) <余談> 初めは落語の依頼でした。食事の最中の高座になるとお聞きして、とても落語はできません。せめて漫談ならお引き受けしますというお話をさせていただきました。 教員採用試験に向けて
ゼミで新しい課題が始動した。
教員採用試験対策に向けて、自分たちの考えを深めさせていただけるものだ。いくつかの質問があり、それに現在の自分たちがどう考えているのかを書いていく、そして玉置先生に添削してもらう。これを何回か繰り返すことで、考えがどんどん深まっていく。 こういう課題を出してくださる先生に感謝だ。 本当に玉置先生のゼミに入ってよかったと思う。 実際、教員採用試験も来年に迫っているので、本腰で取り組みかからなければ!!(中田昂) 今日もゼミでお土産をいただきました
今日のゼミでも、いただいたお土産をご覧のとおり、ゼミ生とともにいただきました。ありがとうございました。とても好評でした。(玉置)
暑いよ。
ここ数日暑すぎる。いうまでもなく気温のことだ。
日本の高温多湿というのはよくないな。せめて湿度だけでも下げていただけたら嬉しいのだが。 寝苦しかったので、そんなことを思いながら書いている。(中田昂) 【7月6日ゼミ記録】私の研究(佐藤広樹)
先日のゼミで、2度目の研究の歩みを発表した。(発表レポートはこちら)
そこでは以下のような質問をあげてもらった。 ・「ゴール」とは教師と子どものどちらが決めるものなのか。 →自主性を大事にしたいので、子どもが決めるものである。 ・8では「ゴールを決める」とあるので、教師が決めてしまっているのでは。 →あくまでも教師は子どもをサポートする側に回りたいが、そもそものゴールがまだ曖昧なので、もっと明確にしていくことを今後の課題にする。 自分で本を読み、発表原稿を作成した時は、前回の発表よりも具体的にまとめられたと感じていた。しかし、実際に質問を受けて軸がブレていたことに気付かされた。先生にもアドバイスをいただいたが、まず仮説を作り、私の場合であれば「こんな言葉をかけると子どもはこうなるだろう」というイメージを持たなければならない。教育実習という貴重な実践の場もいただいているので、その中で子どもを前向きにすることのできる言葉を探したい。(佐藤) 8月12日は岡山県笠岡市で若手教師パワーアップ研修会
夏に登壇させていただく講演会の案内がアップされつつあります。その一つが、8月12日(水)に岡山県笠岡市で開催される「若手教員パワーアップ研修会」です。写真のような案内がアップされました。笠岡市は昨年二度お邪魔をしました。三度目の訪問となります。
テーマ:「教師として力をつける」 1 開会 9:30〜9:45 2 講話と協議 9:45〜12:00 一流の教師から学ぶ「『教師として力をつける』ということ」 1)教師として身につけなければならない力・大切な力は何か 2)1)をつけるために何をすれば良いか(何をしてきたか) ・塩谷先生の講話 9:45〜10:30 ・塩谷先生の講話から学んだことのグループ協議 10:30〜10:50 ・玉置先生の講話 10:55〜11:40 ・玉置先生の講話から学んだことのグループ協議 11:40〜12:00 昼食・休憩 12:00〜13:00 3 模擬授業と協議 13:00〜15:15 ・玉置先生の模擬授業 13:00〜 ・玉置先生の模擬授業から学んだことのグループ協議 〜14:00 ・塩谷先生の模擬授業 14:10〜 ・塩谷先生の模擬授業から学んだことのグループ協議 〜15:10 4 鼎談 15:20〜16:20 塩谷先生,玉置先生,高橋 が登壇 そうは言っても,いつもうまくことばかりではない。 一流教師はこれまで何に悩み,どうやって乗り越えてきたか。 若手教師にありがちな失敗談 それをどう解決したか。そのことでどんな力がついたか。 ※フロアからの質問も受ける 5 閉会 16:20〜16:30 このようなプログラムです。午前、午後の熱い研修会となります。 笠岡市内の先生方,市外・県外からの申込を随時受け付けておられるとのこと。参加希望の方はここをクリックして申し込み用紙をダウンロードしてくださいとのこと。 福山先生から特製名刺をいただいた喜び第3回教師力アップセミナーで、講師の福山憲市先生から、特製名刺をいただいた我がゼミ生。 感激の気持ちが、スマホの待ち受け画面に! ※ 玉置写真撮影 教師修業 その1
今年の4月から、アルバイトしている塾で新たな任務を遂行している。それは中学校数学の問題を集めた教材づくり。中1から中3まで全て自分が担当だ。
大学のコンピュータの授業で学んだ知識を活かせないかと春休みから勉強し直し、4月には無事に形にすることができた。(最近は関数のグラフや図形も取り入れなければならず少し苦戦している。) 教材を作っていて思うのは、やはり魅力ある教材にしたいということ。私が小中学生の頃は新しい教科書や問題集がもらえるたびにワクワクしていた。(自分でも変わっていると思う 笑) どうせ作るなら最終的な目標は子どもがワクワクするような教材を作ること。現時点ではただ問題が並んでいるだけなので、問題の並びや問い方などを工夫していきたい。 この教材づくりを始めて1番自分にとってプラスになっているのは、専門の科目である数学で教材づくりに挑戦できているということ。友人には「そんなことまでするの…?」と言われたりするが、先日の教師力アップセミナーで福山先生のお話を聞いて、大学生の今の時期から将来につながることができているのではと思えるようになった。教師修業の一つとして今後も全力で取り組んでいきたいと思う。(松井) 【7月6日記録】私の研究(浦珠美)
先日のゼミで、2回目の研究の進み具合を発表しました。(発表レポートはこちら)
今回はいじめは差異が関わっているというところから、「差異が生まれにくい授業づくり」について、志水先生、大羽先生著書の「算数授業のユニバーサルデザイン」を参考に迫っていきました。 ゼミ生からの質問は以下の通りです。 ◯子どもの得意な分かり方をどうやって把握していくか。 →授業で1つの方法を使ってやり、その後の反応を見て、理解できなかった子へは違ったやり方でも試してみる。そのようにしてその子の得意な考え方を見つけていく。 ◯「できない時は◯◯すればいい(例:計算を間違えたらノートの隅に3回書く)」というお守りを持たせる、これはペナルティになるのではないか。 →私はこの方法は、「あの子は△△が得意だけど、××は苦手。でも自分は××が得意だけど、△△が苦手。」と分かることで助け合いができるようになるのではないかと考える。自分ができるからあの子は劣っている、という考えを無くすことのできる方法なのではないかと思っている。しかし、捉え方次第ではペナルティと言われる可能性も確かにあるため、別のプラスとなる言い方を見つけたい。 今回までに、ネットいじめ、教室内カースト、学級経営と様々な本を読んできましたが、自分の中でまとまらなくなってしまいました。 玉置先生からは、読んだ本、そこから思ったことをどんどん記録していくとよいとアドバイスをいただきました。 思いまでは記録していなかったのですが、確かに気持ちの変化なども研究のまとめにおいて大事な部分になるのではないかと思います。 今回も気付くことの多い発表となりました。(浦) ICT活用の授業本日(7/8)は、芳賀先生の教育情報中等の授業で、大学の隣にある附属小学校へ行き、ICTを使用した授業を参観させて頂きました。 2時間連続で、6年生と5年生の社会科を参観しました。全ての教室に電子黒板があることにまず驚きでした。それよりもクラス全員の児童がiPadを使用していたことがもう驚愕でした。 電子黒板に映された金閣、銀閣が児童の持つiPadにも映し出され、児童の気付きが今度は電子黒板に映し出されていました。 今まで(自分が受けてきた授業)は、言葉だけの発言で、うまく理解できないことも多々ありました。今は違います。児童1人の気付きを、iPadから電子黒板や黒板に映し出すことで、クラス全員に伝えることができます。「百聞は一見にしかず」ということです。ICTによって視覚化されていました。 これだったら児童もより理解しやすくなり、気づきの高まりにもつながるのかなと思いました。 しかし、iPadを操作する時、顔が近い児童がいたり、映像を前で見るのにまだiPadを操作していたりなど、iPadによるデメリットもあるなと思いました。 何を使うにしても、教師が子供たちにどのように接するかが大切だと思いました。 たまには、デジタルじゃなくてアナログを使用し、目の前にいる人と心の通った会話をすることが、人間として忘れてはいけないことだと感じます。(中田昂) 全生研の集団づくり
1960年代から、班競争をもとにした集団づくりが推奨された時があったそうです。それについて玉置先生に論文を紹介していただいたので、ご紹介します。
まず、どんなことが行われていたのか。 ◯子どもを「指導者型」「協力型」「やくざ型」に分類 ◯班単位で競争をさせ、もっとも下位の班は「ぼろ班」 ◯リーダーには、経験や成績の良い者、体の大きい者、美しい女子、発言力のある男子、家庭のしっかりしている者を推奨する ◯学力によって子どもをABCDEFにランク付けし、BCDEFの子どもがいる班には、ランクを上げるための厳しい競争を組織 ここで挙げたものは、一部の例ですが、今では考えられないようなことばかりです。このようにしたら、ゼミのみんなが目指している学級は到底作れないと思います。 しかし、1990年ごろになると、全生研も改め、人権教育を重視した集団づくりを推奨します。 やはり時代が変わると教育も変わることが表れています。 班競争をするような差別的な集団づくりが推奨されていた時があるのなら、もしかしたら今私たちゼミ生が一生懸命研究しているテーマも、何年後かには批判だらけかもしれない、そんなことも考えてしまいました。 私の研究テーマも学級経営についてですが、今まで良い例ばかり調べていたので、失敗してしまった例や、過去の例も調べてみたいなと、これをきっかけに思いました。(牧野) 写真は先日、家で咲いた月下美人です。 本学附属小でICT利活用授業参観上の組み写真は、算数の授業です。1学期に学んだことを活用して、それぞれが算数の問題をノートに作っています。前時には隣同士で互いの問題を確認したり鑑賞したりしています。 今日は前時を受けて、学級全員の自作問題を発表し、クラスの問題集づくりへ進めるための大切な1時間でした。 タブレットで自作問題を撮り(立っている写真参照)、全体共有の場に転送。それぞれが互いの問題を見て、どれを学級共通問題とするか考えて、発表する。そして、絞られた問題を解く。このような展開でした。 学級みんなで授業を創っていこうという雰囲気がある学級で、授業を見ている側も心地よい時間をともに過ごすことができました。 いいなあと思った発言が多くありましたが、問題選択理由に、「休憩中も一生懸命考えて問題を作っていた○さんの問題だから、みんなでやりたいと思います」という発言。子供同士が結びついていると感じられる発言で、友の頑張りを素直に認めることができる温かい発言でした。 下の組み写真は、社会の授業です。中心資料が子どもたちのタブレットに転送されました。子供たちは課題解決のために注目したいところを自由に拡大できたり、印をつけたりすることができます。写真のようにタブレットを介在としての意見交流が活発です。 「あれっ、なぜ、この二人の武将はこんなに近くにいるんだ?」 「鉄砲の向きからわかるよね」 など、授業の核心に迫るつぶやきなどがとても多く、小学生の発見に感心している学生も多くいたことと思います。 先進的なネットワーク環境が整った学校においても、無線LANは授業中に途切れてしまうことが多々ありますが、参観した二つの授業では、そうしたトラブルもありませんでした。いろいろと学びが多い授業でした。(玉置) 第1回授業深掘りセミナー定員に迫る写真のように「授業深掘りセミナー」を始めることにしました。 大学人となり、初めて企画するセミナーです。 このセミナーでは、定評のある講師陣の「模擬授業」と受け、その後、「教材研究のあり方」と「授業技術」をパネルディスカッションを通して学びます。さらに教師として知っておきたい教育情報を学ぶことをねらいとしています。 年3〜4回、実施していきたいと考えています。 毎回のプログラムは、以下のとおりです。 1.セミナー趣旨説明 ・趣旨説明 10分 2.模擬授業+授業の深掘り(その1) ・模擬授業 30分 ・授業の深掘り(教材研究+授業技術) 40分 3.模擬授業+授業の深掘り(その2) ・模擬授業 30分 ・授業の深掘り(教材研究+授業技術) 40分 4.教育情報知っ得コーナー ・「授業と学び研究所」の研究紹介 10分 ・参加者による意見交流 20分 【終了後】フリー相談コーナー ・参加者のさらなるご意見やご相談に、授業者+パネリストが応じます。 すでに第1回から第3回までの参加受付を開始しています。 なお、第1回目は、もうすぐ定員の30名となります。参加ご希望の方は申し込みをお急ぎください。 セミナーの詳細は、ここをクリックしてください。(玉置) 【7月6日ゼミ記録】私の研究(堀江恵里花)
先日のゼミで2回目の研究の進み具合を発表しました。(発表レポートはこちら)
私の研究テーマは「子どもの個性を尊重する学級経営のあり方」なのですが、前回、個性が発揮できる環境は「安心と自信がある学級」である必要があるということを発表したので、今回はその「安心と自信がある学級」とは何なのか、その中の“安心”というところに的を絞って発表しました。 どのような学級が安心のある学級なのか、また、安心のある学級を作るにはどうしたらいいのかを発表しました。 発表後、次のような質問があり、以下のように答えました。 ◯安心のある学級は存在感を抱くことができる場である必要があるとあるが、目立たない子は存在感を抱くことはできるのか。 →表に立ってみんなの前で話すことができるから存在感があるというのではなく、このクラスにいてもいいんだ、学級の中で1人でも欠けたらいけないんだという意識を持たせることによって、存在感を抱くことができるのではないか。 ◯研究テーマが“個性”なのに、今回は「安心のある学級」について発表しているが、テーマがブレているのではないか。 →実際、自分が今何に向かって研究しているのか、最終的にはどうしたいのかを見失っているので、もう一度考え直したいと思う。 また、玉置先生からは、学級経営についての本を読み、「こうすればこうなる」といった仮説を立てる。「目指す学級をつくるために、このようなゲームをすると有効的だ」といったものを研究する、ということをアドバイスしてくださいました。 もう一度、自分は何について研究したいのかを整理してから、様々な本を読んで研究を進めていきたいと思います。(堀江) 【7月6日ゼミ記録】私の研究(中田昂樹)
今週のゼミで第2回の研究への歩みを発表しました。(発表レポートはこちら)
今回の発表では、「生きる力」の中の確かな学力に視点をあて、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら行動し、よりよく問題を解決する力が大切ではないかと発表しました。 今までは「生きる力」が何であるのか明確にしようとしていましたが、これは多分確かな学力と豊かな人間性、健康と体力の3つからなる三位一体的なものであると考えました。 その中で自分は確かな学力に視点をあてました。他の2つは絶対に生きていく上で必要です。しかし自分は、確かな学力こそ授業の中で養うべきことだと思いました。それは日本が、今や先進国となって他の国の先頭に立ち、時代をリードしていく必要があるからです。 そのためには、次の社会に生きていく子供たちに自分で課題を見つけ、自分で問題を解決していく能力をつけなければいけないと思います。 だから、今後はそのような能力をつけることのできる技や発問を教育書から見つけ、こうするとこうすることができるのではないかという仮説から始め、実践してみてどうであったのかという事実につなげていきたいと思います。 とりあえず本を読み漁りたいです。(中田昂) |
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