野口芳宏先生の本を読んで
中学校実習特講で、自分の教科の本を読む、という宿題が出されたこともあり、私は10冊借りる時に、野口芳宏先生の本を借りようと決めていました。
以前から、玉置先生から話を聞いていましたが、実際に野口先生の本を読んだことがまだなかったからです。 この本には、野口先生がどのような先生方と出会い、どのような経験をされ、どのようなことを学んだのか、書かれています。また、その文章は、分かりやすく、また正直で、自分の考えがしっかりと述べられていて、なんだか野口先生の人柄までも垣間見ることができたようか気がします。 その中で、特に心に残った点は、教材研究についてです。野口先生は、教材研究についてこのように述べています。 まず、授業研究は3つの研究で成り立っている。 素材研究が50%→読者としての研究(何を読み取るか) 教材研究が30%→教師としての研究(何を教えるか) 指導法研究が20%→授業者としての研究(どう教えるか) 私はこの成り立ちを見て、ハッとしました。もうすぐ小学校実習を控え、授業を実際にするという不安ばかりが大きくなっていたが、その不安を気づかぬふりをして、何にも努力をしていなかったことを、思い知らされました。 同時に、成り立ちの半分も占めている素材研究なら、今の私でも十分に取り組めるのではないかと、気づきました。教師や授業者としての研究はまだまだ不十分な点は多いけれど、読者としての研究ならできると思ったのです。 実習に向けて、やるべきことが一つ見つかりました。野口先生の本を読んで、実習に対して前向きになれたように思います。(牧野) 涼を求めて
家にいても暑くて何も手がつかない…
そんな状況を打破するために涼しい所へ行ってきた。 どこへ行くかは決めずに車へ。走る間に行き先を決めた。車を運転するのが好きなので少しくらい遠くても大丈夫。1時間半ほどかけて養老の滝へ向かった。 滝の近くは大勢の人で賑わっていた。かなり涼しく大勢の人で賑わっていたのも納得だ。景色を見ながらたくさんの写真を撮ることもでき、いい気分転換になった。突然の思いつきに感謝したい (笑) 帰り道ではカフェをはしごして読書。たまには場所を変えてみるのも良いと思った1日だった。(松井) 落語を聴くために大阪へ
今日(8月16日)は、「桂米朝追善・米朝一門会」に大阪まで出かけてきました。
落語にどっぷりはまったのは、大学生時代です。この3月に亡くなられた桂米朝師匠の生落語を観てからです。 私が大学生であったときに、本日の会場(サンケイホール)で、「桂米朝十八番」という落語会が6日間連続して開催されました。 あこがれの米朝師匠が、毎日三席ずつ、6日間かけて、お得意の落語を演じるのです。なんとしても観たいと思い、やっとのことでお金を工面して、大阪に6日間泊まり続けました。そして、毎晩、米朝師匠の落語を楽しみ、話芸の素晴らしさに感動しました。そのころも思い出すことができました。 今日の一番の目当ては、トリの桂千朝師匠の「たちぎれ線香」です。会場いっぱいのお客さんを一気に噺の世界に引き込む千朝落語を堪能しました。 ゼミ生の皆さんには、なんとか機会を作って、とってもいいプロの落語を楽しんでもらいたいとも思っています。 写真は、本日の公演チラシと桂千朝師匠からいただいた手ぬぐいです。(玉置) こんな教師になれたら
有田先生の本の中で何度か出会った話。
いい話なので皆さんに紹介。知っている方もおられると思いますが。 「お釈迦さまの指」 お釈迦さまが、天から人間の世界を見ていると、一人の男が荷車を引いて歩いているのが見えた。 汗をふきふき荷車を引いているうちに、ぬかるみにはまってしまった。さあ、困った。男は一生懸命、引いたり、押したりするが、荷車はびくともしない。男は仕方なく、道の横に座って、誰か人が通りかかるのを待つことにした。 ところが、運悪く、いくら待っても誰一人通らない。早く行かないと、日が暮れてしまう。男は焦った。他人に助けてもらおうと思ってもだめだ、自分の力で何とかしなくちゃと、男は思った。 お釈迦さまは、男が人に頼らず、自分の力で何とかぬかるみから荷車を引き出そうと決心したのを知ると、見えない指で、荷車をちょっと押してあげた。 すると荷車は、何事もなかったように、カラカラと音を立てて動き出した。男は、お釈迦さまが押してくれたなど全く気がつかない。自分の力で引き出したと思っている。 もし、お釈迦さまが、「わたしが押してあげたのですよ」と言えば、男はお礼を言うだろう。しかし、男は次にこういう困ったことが起きた時、「お釈迦さまが助けてくれるのではないか」と、他人に頼る心がおきるだろう。だからこそ、お釈迦さまは、黙って、見えない指で押してあげたのである。 教師と児童・生徒に当てはめてみてください。(中田昂) 岡山県笠岡市教育委員会HPで紹介される
8月12日(水)に講師を務めた笠岡市教育委員会「若手教員パワーアップ研修会」の様子が、教育委員会からアップされました。ありがたいことです。ぜひここをクリックしてご覧ください。(玉置)
すぐそこに秋
涼しい朝一で、汚くなっていた愛車を洗車しました。ピカピカに輝きとても気持ちがよかったのもつかの間。片付け終えたら雨が降ってきました。ハハハハハ。。。
夕方には愛犬とともにお散歩へ。東北ではすでにツクツクボウシやヒグラシが鳴いており、もうこっちは秋になるのかと思っていたら、実家の周りでもツクツクボウシが鳴いてるではないか。 ツクツクボウシは秋告げゼミとも呼ばれるように、確かに朝夕はだいぶ涼しくなってきたように感じる。 しかし、日中はまだまだ暑さが続くので、皆さんもお身体に気をつけて。(中田昂) 1ヶ月後には、、、
来月の今頃には、もう実習が始まっているんだと思うと、不安で胸がいっぱいだ。
このままで大丈夫なわけがないのに、宙ぶらりんと過ごしてしまいそうな感じが嫌だ。 ゼミが夏休み中もあればいいのに(笑)。 残りの日々を有意義に過ごしたい。(中田昂) 終戦の日長いのか短いのか、今年で70年。 70年前の正午には玉音放送が流された。若い世代は玉音放送を読めなかったり、言葉自体聞いたことがなかったりするらしい。放送を聞いたことがある人などもっと少ない。 自分は何度か聞いたことがあるが、難しい言葉で何を言っているかはわからなかった。 東北の旅に行く前にも、玉音放送の本とCDが家にあったので聞いてみた。当時の人々が、それを聞いている姿を頭に思い浮かべながら。 日本はこれからも、戦争をしたことに対して反省し、海外に対して謝罪の意を示していかなければならないと安倍談話の中で言われていた。 時間が経っても当時の記憶は消えないし、過去を消すことなんてできない。 平和な日本を、世界をつくっていくためにこれからの世代が頑張らねば。(中田昂) 祝!3万アクセス
祝30,000アクセス!!
本日(8月14日)ついにアクセス数が3万をこえました。 今までありがとうございます。これからもよろしくお願いします。(中田昂) *** おかげさまで、3万アクセスを突破しました。 ゼミ生の中田君がさっそく記事にしましたが、アクセス数の増加は玉置研究室一同の大変な励みになっています。「書くことによって学ぶ」の具現化の一つとして、今後も記事を発信し続けます。今後ともどうぞよろしくお願いします。 実は、3万アクセスのキリ番は、私がとりました。iPadでこのサイトを見た時でした。(玉置) 金沢日帰り旅行
今日は大学で一番仲の良い友達と金沢に行ってきました。
その友達の中で1人金沢出身の子がいたので、その子に色んなところを案内してもらいました。金沢駅は今年3月14日に北陸新幹線開通したこともあり、人がたくさんいて賑わっていました。 今日は日帰り旅行だったので、兼六園、金沢城、21世紀美術館の3つしか行くことができませんでしたが、夏休み最初の楽しい思い出ができました。 小学校実習が終わるまでしばらく会えなくなるのでとても寂しいですが、美味しいものを食べて、美しい風景を見て、1日中ずっと笑っていたので、寂しくなったらこの旅行を思い出したいと思います。(堀江) 太宰治先生を知る
太宰治先生の全集が家に届いた!
さっそく読んでみよう。挫折しなければ良いが。(中田昂) 切腹最中
弟が東京・新橋の新正堂オリジナル和菓子「切腹最中」をお土産に持って来てくれた。
店主の思いをしおりの一部から紹介する。 *** 当店は(浅野内匠頭の)切腹がなされた田村右京大屋敷跡に存する和菓子店として、この「忠臣蔵」にまつわる数々の語り草が和菓子を通じて、皆様の口の端に上がればという思いを込めて、最中にたっぷりの餡を込めて切腹させてみました。 風さそふ花よりもなほ我はまた 春の名残をいかにとやせん の辞世の句とともに、本品が話しの花をさかせるよすがともなればと心をこめておつくりしております。 (店主敬白) *** ああ、おいしかった。ゼミ生の皆さん、次のゼミまでは、この「切腹最中」はもちません。ごめんなさい。(玉置) 東北への旅 最終日
本日8/12は自分の誕生日。全く気づかなかった。母からのメールで思い出した。ありがたい。
朝一で盛岡八幡宮を見て、再び北上し啄木の記念館へ。ここでは彼が教壇をとった場所を見て、自分もここへ立たせていただいた。将来の自分と重なり、気持ちが高ぶる。 東北最後の地は花巻。宮沢賢治や新渡戸稲造、高村光太郎、米内光政など数多くの名だたる人々が花巻を生活の中心としていた。賢治が愛したテンプラ蕎麦とサイダーを食べた。 1週間の旅だったのか。思えばあっという間であった。車で約2000キロ走ったが、やはり東北は広い。行けていないところがあるので、是非また来たい。案外自分の出身である愛知のことでも知らないことが多いことに気づいた。歴史や地域の生活など盛りだくさんあるだろう。実際、愛知6泊7日の旅も面白いかもしれない。 最高のフィールドワークができてよかったです。両親に感謝。ではまた。(中田昂) 東北への旅 六日目
本日8/11は、東北での旅で初めて高速道路を使用。
この日は、日本地図を見て頂けるとわかるが、下北半島の尻尾崎から盛岡まで南下してきた。本当に地図を見るとどれだけ移動したかがわかる。 尻尾崎では、馬と東大のシルエットが今まで見たことのない光景だったのでとても感動的だった。 六ヶ所村では、六ヶ所原燃PRセンターに立ち寄った。今日川内原発が再稼働されたが、原発がどのような仕組みで電力を生み出しているのかなど勉強になった。 完全な安全などあり得ないので、原発を使わなくても生活できるようにしていかなくては。 八戸から盛岡まで高速に乗る。途中じゃじゃ麺を食す。 盛岡では見所がたくさんあり、いいとこだった。明治の建築物や新渡戸稲造の生誕の地、啄木の新婚の家など盛りだくさんであった。 わんこそばを人生で初めて体験した。父と二人で250杯ほど食した。正直きつかった。いい体験ができた。 明日は最終日。がんばろう。(中田昂) 【20150812講演】笠岡市若手教員パワーアップ研修会講話は「教師として力をつけること」と題して話す、模擬授業は中学校数学2年「角と平行線」の導入授業、鼎談では、会場からの質問をもとに塩谷先生と高橋参事と三人で話す。午前・午後の終日研修会講師で、自身が鍛えられました。 熱心に聞いていただける皆さんに助けられ、塩谷先生の講話や模擬授業からも大いに学ぶことができた貴重な1日でした。(玉置) 第4回フレンドシップ活動
第4回のフレンドシップ活動は朝の9時から夜の8時まで子どもたちとデイキャンプです。
午前中は水を使った企画で、猛暑に近い気温の中、子どもたちとびしょぬれになり、楽しみました。 午後からは入浴剤やパステルカラーで色をつけたうちわやカレーを作りました。この時点で私の疲労はピークを迎え、休憩がほしくてたまりませんでした。しかし、子どもたちは、次はどこどこいこー!と元気いっぱいです。そんな姿を見てるとかわいくて体も動くものです。 そして、この日の最後の企画キャンプファイヤー。去年はできませんでしたが、今年はばちばちと迫力のある炎を見ることができました。炎をみんなで囲って踊りを踊ってとても充実した1日になったなとしみじみかみしめました。なにより長い1日の中で私の班の子どもたちは誰ひとり怪我なく過ごせたことがとても嬉しかったです。 第5回と6回は実習で参加できないかもしれないですが、可能な限り参加していきたいなと思います。 そしてそして、活動日の次の日は打ち上げとして同じワーキングのみんなでバーベキューをしました。みんなでつつきあうバーベキューとみんなで入る温泉はとても和み、活動の疲れも忘れ、1日中みんなで楽しみました。(小川) 東北への旅 五日目
本日8/10はついに本州の最北端へ!
朝方のうちに弘前市内をまわり、口外できない情報をゲット。タイミングがよかった。 斜陽館(太宰治記念館)へ向かい、太宰の生活を伺った。離れにある太宰が疎開した家では、彼が執筆していた場所に腰を下ろし、五感で感じた。彼の作品に出てくる場所が至る所にあったが、読書をしていないためわからなかった。帰ってすぐにでも読みたい。彼の心情を読み取ってからもう一度行きたいなと思った。 縄文時代の三内丸山遺跡は、今まで教科書で見てるだけだったので、実際の大きさを感じることができてよかった。しかも無料!これは行くしかない。笑 恐山霊場へ。最初は相当怖いんだろうなと思っていた。ガイドブックを見ても、名前を見ても恐ろしいイメージだった。実際行ってみたらそんなことはない。ただ、何かただならぬ力を持った場所だと感じた。 日本の最北端(大間崎)へ行けたのは嬉しかった。そこで食べたマグロ丼も女将さんも忘れることはないだろう。 その場所でしかないもの、そこにいる人たち、実際にそれを見ることがどれだけ大切か。社会科ってやっぱり知識先行だけではいけないと思う。 あと2日。(中田昂) 東北への旅 四日目
本日8/9は大移動の旅。
岩手の一関から秋田へ入り、角館や男鹿半島をまわり、青森の弘前へ。 角館の武家屋敷は町並みごと美しかった。枝垂桜が咲く時期にまたいきたい。 男鹿半島を一周することができてよかった。地図で見ていた場所を一周できたことは、ちょっとした自慢になるかも。 八郎潟では道路がまっすぐ続いており、人工のものだということが視覚的にも伝わった。 北緯40度と東経140度が交わる場所は、八郎潟の中にあった。10度単位で交わる場所は、日本でそこだけのようだ。見れてよかった。 社会科をやっているというのを身をもって感じる。 明日は下北半島を目指す。(中田昂) 【20150811講演】丹波市学校管理職(校長)研修会「学校力・授業力を高める校長のあり方」と題して、私が校長として行った学校力や授業力を高める様々な取組を紹介しました。 今回は、授業検討法の一つとしてお勧めする「3+1検討法」を校長先生方に体験していただきました。グループになっている写真はそのときの様子です。 さすが校長先生方です。授業に鋭く切り込み、互いの気づきをもとに活発な意見交流がなされました。(玉置) まだまだこれから!
8月9日に瑞浪七夕祭りに行きました。
ただお祭りを楽しみ行っただけでなく、よさこいを踊ってきました! 夏休み入ってからの3日で隊形と振りを覚えてというハードなスケジュールでしたが、なんとかお祭りを迎えることができました。 瑞浪のお祭りは順位を競うことをしないため、自由に思いのままに、ただただ楽しむことができました。お客さんとの距離も近いので、踊りと笑顔でのコミュニケーションを取ることができました!お客さんが楽しんで、手拍子してくれるのを見ると、とても嬉しく、もっと思いを伝えたいと思いました! 夜のステージでは、大勢のお客さんとライトアップで緊張しましたが、それと同時にワクワクしました!楽しすぎて、踊っている最中の記憶があるがありません笑 とにかく、とても楽しかったです。 私の入っているサークルは8月の終わりに栄で開催される"にっぽんど真ん中祭り"を本祭としています!そして、そのお祭りで引退をします!今回のお祭りで良い点も課題点も見つけました。どまつりまで残り19日まだまだ出来る事はたくさんあり、成長できると思っています!これから1日練習や合宿があります。 まだまだこれから!最高の夏にするために、これからも頑張って行きます!(末松) |
|