ふと思い出してもうすぐ中学校実習が始まります。小学校とはまた違った緊張感におそわれ、実習前のこの期間は、不安なことばかり考えてしまいます。 ふと、自分が中学生だった時に来てくれた、教育実習生のことを思い出しました。確かその先生からもらった手紙と写真がまだあったはずだと探してみたら、大切にとってありました。私は一気に懐かしくなりました。 その手紙には、実習期間中の思い出が書かれており、追記として、「もし紘子さんが先生になったら、将来同じ職場になるかもしれないね。」と書かれていました。私は自分がこの頃からすでに教員を目指していたことを思い出し、今こうして実習に行くことが、自分の夢に近づいているんだ、ということを再確認しました。不安ばかりですが、なんだか実習に対する気持ちがさらに高まりました。 私も、この時の先生のように、生徒の印象に残るような教育実習を心がけたいです。(牧野) ひたすら歩いた先に10月18日(日)にアルバイトしている塾で「ウォーキングマラソン」というイベントがあった。今年は途中合流だったが、昨年に引き続き参加することができて嬉しい。 このイベントは中3生が参加する。犬山駅をスタートに犬山城→小牧城→清洲城→名古屋城へと40キロの道のりをただひたすら歩くのがこのイベント。生徒にとって(もちろん講師にとっても)大変過酷なイベントだ。 「受験があるのに何をしてるんだ?」と思われるかもしれないが、逆に受験があるからこそ歩くといってよいと思う。ほとんどの生徒が進路を考えて初めて自分と深く向き合うこの時期。歩いていると「辛い」「足が痛い」といった感情が湧いてくる。でも、歩くしかない。「みんなとゴールしたい」「補助の車に乗らずに歩ききりたい」それぞれが様々な思いを持って歩き続けるのだ。 苦しい状況で自分と向き合う経験をしたことが今後どこかで生徒たちにプラスに働くことを願っている。 また、こんなに苦しい経験をしたことはないはずだ。「40キロ歩ききった」という経験は、きっとこれから現れる壁を少し低くしてくれるはず。「これくらい40キロ歩くより簡単!」そう思うときが来たらいいなと思う。 朝から夜まで生徒はがんばり、全員が歩ききった。「私も負けていられない」そう感じることのできた週末の出来事だった。(松井) 縁の下の力持ちに今年も駅伝シーズンがやってきました。今日は大学に入ってから今年で3度目の参加となる駅伝大会がありました。 …と言っても、実は選手ではなく補助員として『ぎふ清流駅伝』に参加したのです。仕事内容は交通規制のお手伝いで、走路に車が入らないように規制及び案内をしました。 思っていたよりも車が通ったので忙しかったですが、選手が頑張って走っている姿を間近で見ると、「この人たちを支えたい」という気持ちで私も頑張ることができました。最終的には大きなトラブルもなく大会は終了したので良かったです。何百人といるスタッフのうちの、私は一人に過ぎなかったかもしれません。ただ、選手が気持ち良く競技に取り組めるように、支える側として貴重な経験が今年もできたので、この気持ちを大切にしたいです。(佐藤) 本を読んで
今回は、「学習のしつけ・生活のしつけ」という本を読みました。その中に、私の研究テーマに関係することが、少し書かれてあったので紹介します。
それは掃除活動についてです。 今まで出会ってきた例と違う点は、「縦割り清掃」であるということです。一つのグループを7〜8人とし、メンバー構成は、小1〜小6まで全学年を含みます。メンバーは変わりませんが、掃除場所は交代します。全校で協力して、学校全体を掃除します。 この活動の良い点は、学年を超えた繋がりができること、高学年のリーダー性が高まることだと考えます。逆に悪い点は、メンバー構成や掃除場所を決めるのが難しい、掃除の方法を細かく定める必要がある、などが挙げられます。 良い点、悪い点は考えられますが、この活動例に出会い、私の研究に「縦割り」という新しい観点が加わりました。やはり文献をあたることは大切だと実感しています。(牧野) 勉強することほど楽しいことはない(野口芳宏先生)
10月12日(月)、「第5回教師力アップセミナー」に参加させていただいた。講師である野口芳宏先生の著書「授業で鍛える」を読んでセミナーに参加したが、本の文章と同じように野口先生の力強さが伝わってくるセミナーであった。
第1部「やまなし」の授業づくりについてのお話では、教材研究の前に1人の大人として文章を読む「素材研究」があるということを知り、そのあとに初めて教員としての教材研究、授業者として指導法研究を行うということを学んだ。また、子どもの読みには「不備・不足・不十分」の「三不」があり、間違った読みを大切にするのではなく、正しい正しくないをはっきりとさせることの大切さも学ぶことができた。 第3部の「道徳の方向性」では、評価のあり方や基礎をどう身につけさせるのかなど、野口先生の考えをたくさん知ることができた。これからの道徳については自分自身でよく考える必要があると感じたので、まずは中学校実習で今自分にできる道徳の授業を目一杯して、経験を積んでいきたいと思う。 私たちゼミ生は懇親会にも参加させていただき、セミナーでは聞けない大変貴重なお話を聞くことができた。中でも印象に残っているのが、野口先生と玉置先生の会話の中で、「勉強することほど楽しいことはない」と野口先生が仰った場面である。長年の経験をもとに話される野口先生の言葉はとても私の中に響いた。勉強することの楽しさをもっと感じながらこれから精進していこうと決意した瞬間だった。 また、懇親会の終わりにはすばらしいお言葉をいただいた。これから野口先生にお会いしたときに「先生」と呼んでいただけるよう努力あるのみだ。(松井) 中学校実習に向けて
10月14日、「中学校実習実習特講」が2時間分ありました。
1時間目は玉置先生による講義。実習に向かう心構えと、自分がしたい理想の授業について考えました。実習校からは様々な評価をしていただいていることが分かりましたが、生徒と積極的に接することは常に心掛けたいです。また、理想の授業については、生徒自らが数学的活動を行うことで、実感を伴った理解ができるようにしたいと考えています。問題解決の能力を身に付けさせ、「自分にはこんなことができる」という喜びを味わってもらえるような授業ができるようになりたいです。 2時間目は学外講師による講義。岐阜市立東長良中学校の植田一弥先生のお話を聞きました。数学はよく「こんなことが何の役に立つの?」と言われがちです。しかし、筋道を立てて論理的に考えることで、解けた時の達成感は大きいものです。教科書「を」教えるのではなく、教科書「で」教えるようにしたいと思いました。そんな心に響くような実感をさせるためには、やはり正しさを追究していくことが大切だと改めて感じました。数学に惜しいはありません。間違っていることは間違っていると言える雰囲気づくりも欠かせないことが分かりました。 小学校実習よりも専門性が問われる中学校実習。今日の講義を受けて少し不安にもなりましたが、失敗を恐れずに挑戦しようと思います。最後に、教師に必要なことをブランデー「VSOP」にちなんでまとめて教えていただいたお話を紹介して終わります。(佐藤) V…Vitality「活力」 S…Speciality「専門性」 O…Originality「独創性」 P…Personality「人間性」 野口芳宏先生に感謝10月12日(月・祝)、ついに、本当に楽しみにしていた野口先生のお話を聞くことができました。終始自分にとってためになる話で、もっともっと勉強しなくてはと思わされるセミナーでした。全然お年を感じさせないしゃべり口で、本当に聞いていて飽きませんでした。自分が子どもだったら、いい先生だなと思っていると間違いなく思います。 ゼミの中で、何度か野口先生の話を聞いていたので、実際にお会いすることができて本当によかったです。野口先生の○×法も、玉置先生から聞いていましたが、やはり本物を見ると、これがあの○×法かと感心しました。一見簡単そうで、自分でもできそうだと思いました。 しかし、○か×か聞くことは簡単ですが、それを聞くときの発問をつくり、その後にどうやって深めていくかが、とてつもなく難しく、発問一つで全く違う流れになってしまうなと思いました。ぜひ中学校の実習でも使っていきたいですが、使用した後のことも先に考えて使っていけたらいいなと思います。 宮沢賢治の『やまなし』を読み解いていきましたが、最初はさっぱりわかりませんでした。何を言いたいのか、何を言っているのかさっぱりダメでした。しかし、野口先生の一つ一つの丁寧な解説で、今までなかったイメージが溢れてきて、どんな世界観なのかを把握することができました。川の深さやカニの兄弟の大きさなど、今まで考えたこともありませんでした。そういうことがわかるだけで、一気におもしろい話になっていきました。丁寧に読み解いていくことがどれだけ大切かわかりました。 自分が小学生だった頃、夏休みにプールへ行き、プールの底から泡をぶくぶくと吐き出して、頭の中でクラムボンは笑ったよと言いながら、やまなしの話を想像していたのをふと思い出しました。これだけやってもわからなかった話があっという間に読み解かれていきました。文の中から考えられることは、間違いないことでした。国語が嫌いで、筆者の言いたいことなんて、読み取る側によって変わるだろうとずっと考えてきました。でもそんなことないです。文章の中に筆者が言いたいことは書かれています。算数と同じで国語も答えは必ず一つになる。今ではよくわかります。 そんな国語の教育をしていきたいです。 本に野口先生のサインをいただけて本当にうれしかったです。自分の宝物になりました。(中田昂) 拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第4回日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第4回が、10月12日号に掲載されました。 今回のタイトルは「あこがれにあこがれる」、サブタイトルは「自分が目指す管理職像を明確に」です。最後にオチをつけました(笑)。(玉置) 【20151020講演】甲府市総合教育研修講座話の柱は、 1 伸びる教師の条件 2 玉置流・授業の大原則(実習付き) 3 学び合いの本質 の3本。 会場の皆さんとの距離を縮めるために、予定外のことを入れてつながりをつけながら、1時間30分の講演をしました。記憶に残していただける講演ができたつもりです。 自宅から会場まで行きは4時間。帰りは乗り換え待ち時間があったために5時間。移動中に数本の原稿をかくつもりでしたが、ほとんどは睡眠時間となってしまいました。(玉置) 第5回教師力アップセミナーに参加して
三連休の最終日(10月12日)に、教師力アップセミナーに参加して、野口先生のお話を聞いてきました。
御年80にもなる野口先生、しかしそんなことを全く感じさせないパワフルさに圧倒させられました。 今回は3部構成で、その1部として『やまなし』について授業してくださいました。中でも印象に残ったのは素材研究のお話です。 野口先生は、文章に書かれている表現一つ一つにどんな意味があるのか、とてもよく考えてみえます。また、情景一つとっても、今は昼なのか夜なのか、川の深さはどのくらいなのか、かにの大きさは…等々、私なら目にも止めないようなところに目をつけて分析していらっしゃって驚きでした。あんなに楽しく、また、一生懸命考えたやまなしの授業は初めてです。自分も教材研究の前に、素材研究がきちんとできる教師になりたいです。 講演後は野口先生との懇親会に参加させていただきました。お隣の席で緊張しっぱなしでしたが、こんなに素晴らしい先生とお食事できるなんて、本当に幸せでした。貴重な機会を与えてくださった先生方に感謝です。(杉下) 第5回教師力アップセミナー(野口芳宏先生セミナー)にお手伝い平成27年10月12日(月・祝)、第5回教師力アップセミナー(野口芳宏先生セミナー)にお手伝い参加。今回のゼミ生はご覧の4名。セミナー後の懇親会にも全員参加。 今さらですが…(その2)
小学校実習明け、久々に玉置ゼミのホームページを見た時のことです。
私が所属する陸上部は、岐阜聖徳学園大学のホームページ『SHOW!TALK!TV増刊号(8月号)』で紹介されました。その動画を玉置先生は見て下さっていて、しかも宣伝までしていただきました。まさかゼミのホームページで紹介されているとは知らず、正直驚きました。 しかし、せっかく宣伝していただいたので、今さらですが私からも宣伝です。私たち陸上部の取り組みをぜひ見ていただけるとありがたいです。この場を借りてよろしくお願いします。(佐藤) 「指導と評価11 月号」に拙稿掲載「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第8回目(2015年11月号)は、「特別活動指導力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。 小見出しは、 「特別活動の目標」 「『特別活動の本質』を子供たちに伝える」 「学年体制で子供を育てる」 「心地よい遊びを生み出したい」 の四つ。 今回は、自身が特別活動主任であったころから振り返り、特別活動の指導力が高まる学校づくりのあり方について述べました。どこかで手に取って読んでいただければ幸いです。(玉置) 玉置ゼミ特設【神戸先生の模擬授業】
「第1回授業深掘りセミナー」のあとに神戸先生に特別授業をしていただいた。
授業に入る前に、まず落語の「時そば」の映像を見た。二八そばの値段や時間の表し方には様々な算数・数学が発見していることを教えてくださり、数学を専門としているのに知らないことばかりだった私はもっと勉強してみようという気持ちになった。 授業の内容は魔方陣。魔方陣のしくみや奇数×奇数マスの魔方陣の作り方は知っていたので、私は魔方陣をすぐに作ることができた。しかし、神戸先生の授業の醍醐味はここからであった。分からない人にどこが分からないか聞き、それを分かった人に聞いてみるという流れで授業が進む。魔方陣ができた私はみんなに説明をするのだが、分からない人に分かりやすく説明するのは自分の考えを噛み砕いて説明しなければならず、とても難しい。それを聞いて次第に分かった人がまた自分の言葉で説明する。すると、周りから「なるほど!」「そういうことか!」という声が聞こえてくるのである。神戸先生はほとんど話されず、1人1人に「どう?」と聞いて考えを話させることに徹していた。私の小学校実習では2倍以上は私が話していたように思う。 分からない子が抱く「どうして?」を大切にし、それを子どもの発言で解決していく。いきなり神戸先生のように授業はできないが、中学校実習で授業をする際の1つの目標ができた。子どもの発言をつないでいく授業のコーディネーターになれるようにしていきたい。(松井) ※ 写真には神戸先生の授業中のゼミ生です。なお松井君は写っていません。(玉置) 小西所長さんのお話を聞いて(10月10日ゼミ)「第1回授業深掘りセミナー」の後、授業と学び研究所所長の小西さんに貴重なお話をしていただきました。 「就職活動は大変だ」「今どきの大学生」という二つのお話です。 私は就職活動というものについて考えたことがありませんでした。 これまでは、友達の話を聞いて「大変なんだな。」と他人事のように感じていました。 しかし世の中のほとんどの人は就職活動をして社会に出ていきます。 将来、教師になった時に就職活動について何も知らないではいけないなと感じました。 「就職活動とは企業探しではなく、自己実現の道探しである。」 小西さんはこうおっしゃられていました。 就職はまだまだスタートラインなのだと。 そこから未来の自分にどのように向かっていくのかが大切なのだと。 また、小西さんは今どきの大学生についての話もしてくださいました。 今は楽力格差社会であり、この楽力の低い学生が多い。 学ぶ楽しさ・仕事の楽しさ・知識獲得、探求の楽しさ・チャレンジの楽しさを知っているか、知らないかが大きいのだと。 これらが意欲などへとつながっていく。 失敗を恐れるあまり何にも挑戦できないというのは楽しくありません。 チャレンジする気持ちを大切に、子どもたちにもチャレンジしていくことの大切さを教えていきたいです。 そして、それが意欲を引き出すことにつながると思います。 教育実習は教師になるうえで、まだまだスタート前の段階です。 失敗を恐れない、挑戦をしていく、そして何よりも楽しくやりぬく。 このことを忘れないよう過ごしていきたいです。(中田啓) 小西所長さんのお話を聞いて(10月10日ゼミ)10月10日の土曜日に「第1回授業深掘りセミナー」に参加させていただきました。 セミナーの後には、授業と学び研究所所長の小西克哉さんから就職活動と今どきの大学生についてのお話をしていただきました。 その中でも私が一番心に残っていることは、「がくりょくかくさ=楽力格差」であるというお話です。 様々なことに対する楽しさを知っているかどうかという格差のことだそうです。小西さんがお話しされた楽しさの中に「学び」と「挑戦」がありました。今の自分に当てはめて考えてみると、幸せなことに毎日の生活の中で「学び」や「挑戦」の楽しさを感じることができていると思います。 しかし、それは自分一人でできることではなく、周りにいる仲間のおかげだと思います。ゼミの仲間はもちろん、サークルや、毎日一緒にいる友だち、私は同じ目標を持った素敵な仲間がたくさんいます。 今、こうして自分が目標に向かって学び、挑戦しながら頑張ることができこと、そして、その頑張ることの中に楽しさを感じることができるのも一緒に頑張る仲間がいるからだと改めて思いました。これからもこの仲間を大切にして、「楽力」を身につけていけるように頑張りたいです!(渡部) 小西所長さんのお話を聞いて(10月10日ゼミ)「第1回授業深堀りセミナー」終了後、授業と学び研究所所長の小西克哉さんが、私たち学生のためにお話をしてくださいました。 教員採用試験に向かう私たちには、就活に関するお話を聞ける機会などめったにないので、とても貴重な経験でした。 今回お話を聞いて、今時の大学生の問題点を知ることができました。チャレンジ意識が低いこと、学ぶ楽しさを知らないこと、情報は簡単に得られるものと思い込んでいること等々…。 聞いていてはっとさせられるものもありました。確かに、色んな意味で便利になった世の中で初めから生活している私たちは、それらに頼りすぎたり、自分で何とかしなければ、自分でやってみようという意識が低かったり、年配の方と比べて劣っている面も多いです。 それに気付くことができたからこそ、学ぶことや挑戦することに楽しさを見出だし、積極的に追究していけるようにしなければと思いました。(杉下) 玉置ゼミ特設【神戸先生の模擬授業】
先日、「第1回授業深掘りセミナー」に参加させていただきました。そのセミナーの後に、神戸先生がゼミ生に対して特別授業をしてくださいました。
授業の前に落語を鑑賞しました。落語の題名は、"時そば"。初めて落語を聞いたので、スピードと勢いについていくのに精一杯で、よく理解はできませんでした(笑) 神戸先生はこの落語で数字に注目してほしいとおっしゃりました。「二八そばは十六文なのはなぜか」、それは2×8=16だからだそうです。また、奇数は縁起が良く、そのなかでも一番大きな数は9ということで、9の倍数(九九)で刻を表したそうです。この刻によって、ある人は損をし、ある人は得をしたということを理解しました。 何気なく聞き流していた数字にも意味があり、その数字について知ることはとても面白いと思いました。 授業では、"魔方陣"について授業をしていただけました。9つのマス目(3×3)に条件が成り立つように数字を当てはめて完成!普通はここで終わります。しかし、どこから数字を入れるとやりやすいのか、その数字はなぜその場所に入るのか、といった追求が必要だと分かりました。 落語も授業も何も気にしなければ、そのまま終わってしまうことでも、?をもって見ていくことで見方が変わり、深い学びになっていくことが分かりました。これから何か見たり、学んだりするときには、?をもっていきたいと思います。(末松) 玉置ゼミ特設【神戸先生の模擬授業】
「第1回授業深掘りセミナー」後に、神戸先生の模擬授業を受けさせていただきました。内容は魔方陣についてです。
神戸先生は、最後に「授業は子どもが、なんでだろう、どうして?と思えるようにしないといけない」とおっしゃっていました。 確かに、模擬授業中を思い出してみると、私はずっとなんで?と思っていたように思います。上手く言えないのですが、脳がずっと休まっていない感じです。(笑) また神戸先生は、分かっていないような人を見つけては「何が分からない?」と聞き、すでに分かっている人には「どうしてそう思ったの?」と聞いていました。そう聞かれると、私たちはそれを言葉に出して言うことになります。今思うと、なんだかたくさん話す授業だったなあと思います。 普通なら、〜なのはどうして?、どうやって〜したの?と聞いてしまうと思うのですが、神戸先生は〜を言わないのです。ここがポイントかなと思います。先生が展開していくのではなく、授業を受けている側の?を解決していく形で展開していきました。 このように、記事にしていくと上手く説明できず、また注意されそうですが(笑)、学んだことは確かにあります。中学校実習で意識すべきことの一つだと思っています。(牧野) 写真は魔法陣です。漢字の違いで全く別のものですね。 ロジェ・ルメール
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。」
小学校実習特講という講義の中でこんな言葉を知った。 これはロジェ・ルメールという元サッカーフランス代表監督の言葉である。 講義の最後に先生が紹介してくださった。 この言葉を見て常に学ぶことがどれほど大切なのか、考えさせられた。 教師力アップセミナーや授業深掘りセミナーなどに行かせていただいた時も、たくさんの現役の先生方がみえ、常に学ぶことが本当に大切なのだと感じる。 まだまだ私には学ぶべきことがたくさんある。 学ぶ意欲を大切に、些細なことにも気づき、常に学ぶ姿勢を忘れずにいたい。 この講義の中で交流して知ったことも自分の中に吸収して、中学校実習で生かせるようにしたい。(中田啓) |
|