〜最低限を最大限に〜(佐藤)

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 今朝、玉置先生からのメールで第2期生吉田君の記事を見て、私も負けてはいられないなと感じ、記事を書こうと思い立ちました。

 先週末、中学校の部活動指導の一環で大会の引率に行ってきました。実はこの大会、2〜3年生にとっては中体連の地区大会前最後の試合でしたが、1年生にとってはデビュー戦だったのです。現在自分たちがどのくらいの実力なのか、また自分がどのくらいの実力を出せるのかを確かめる良い機会でした。

 2〜3年生の中には、自己記録を大幅に更新した生徒もいて、練習の成果が実ってきたのを感じました。また、自己記録を更新できた訳ではありませんが、力強いプレーを見せてくれた生徒も多く、今後がかなり楽しみになりました。特に嬉しかったのは、800mに出場したある生徒の走りです。この生徒は練習から「走りたくない...」が口癖でした。それでも、他の生徒と一緒に練習することには楽しさを見い出していたので、文句を言いながらも最後まで練習はやりきっていました。この日もいつものように「走りたくない...」と言っていたので、その理由を尋ねてみました。すると、「ビリになるのが嫌だから...」と話してくれました。そこで私は、「文句を言いながらもちゃんと練習を続けられたんだから大丈夫。最後まで走りきってくれれば順位なんて関係ないよ。」そう言って送り出しました。その結果、自己記録ではなかったものの順位は組で真ん中だったので、本人が感じていた不安は一掃されました。試合後、その生徒がとても嬉しそうに報告してくれたので、私が指導を始めてから一番の走りを見ることができたなと、私自身も嬉しくなりました。これをきっかけに、今まで以上に練習に取り組んでもらいたいです。

 一方で1年生は、まず試合に向かうまでの準備を覚えることから始まりました。そんな期待と不安の入り交じる1年生を支えてくれたのが2〜3年生で、先輩として付き添う姿を見てとても頼もしく感じました。そのおかげで、ほとんどの1年生が無事にデビュー戦を終えることができましたが、100mに出場したある1人の生徒は、残念ながらフライングで失格となってしました。本人はかなり落ち込んでいましたが、それに対して他の生徒が透かさず励まそうとする姿があり、チームとしての良い雰囲気を感じました。

 成果と課題を含め収穫の多かったこの大会。次に向けて、また一から最低限の練習を大切にしなければならないということを顧問の先生と話しました。その中でいただいた『最低限を最大限に』という言葉は、私自身の心にも深く残りました。練習で最低限の努力を怠らずに続けることで、初めて試合で最大限の力が発揮できるのです。簡単なことではありませんが、普段の生活からも大切にしたいと思います。(佐藤)

※おまけ話
 この大会を通して私自身とても勉強になることばかりだったのですが、2日間太陽が照りつける中で我を忘れて試合の応援をしていた結果、日焼けし過ぎて現在湯船に浸かることができず、ぬるま湯でシャワーを浴びることしかできないという代償を負いました。(笑)

【20160605講演】第3回教育と笑いの会

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 私が会長を務める「教育と笑いの会」の3回目が、新宿で開催されました。100名を超える皆様に参加していただき、大いに笑い、時には教育について考えていただきました。

 番組は次のとおりです。

1 野口芳宏の教育漫談

2 鈴木美幸・瀧澤真(ミルキー&タッキー)の教育漫才

3 色物(ベネッセ久米・EDUCOM野尻・玉置)

4 愛狂亭三楽の教育落語

5 プロの落語を楽しむ 桂雀太(上方落語家・桂雀三郎門下)

5 大喜利 「職場の笑いの効用」

■登壇者
野口芳宏、桂雀太、玉置崇、山中伸之、鈴木美幸、瀧澤真
■進行 横山験也 (株式会社さくら社代表取締役社長)

 「こんなに笑い続けたことはなかった」「またぜひ参加したい」など、満足していただける声をたくさんいただきました。ありがとうございました。
 

留学の学び(岩田)

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 前回から少し日にちがたってしまいましたが、記事を書きたいと思います。

 まずはじめに、わたしは英語が大嫌いでした。今までも進んで勉強しようとは思わず、出来るだけ避けてきました。しかし、今回些細なことがきっかけで、留学を決めました。確かに楽しい思い出だけではなく、自分の気持ちがうまく伝わらず悔しい思いをすることのほうが多かったように思います。しかし、今となっては辛い生活も、英語の学習以上に様々なことを吸収できた素晴らしい経験になったと思います。

 わたしがセブ島での生活で最も印象的だったのは、ストリートチルドレンと呼ばれる子どもたちの存在と経済格差問題です。なんだか難しく面白くない内容ですが、どうしても伝えたいことだったので、読んでもらえると嬉しいです。

 自分の想像していた以上の状況に正直唖然でした。スラム街的な街に出れば子どもたちが "money please "と言って両手を出してきます。子どもたちの中には着る服がない子たちもいます。赤ちゃんは歩道で横にされて泣いています。正直に言うと、少し怖かったです。自分たちの暮らしがいかに恵まれているか本当に思い知りました。

 そして、同時に私たちのような日本人が彼らの目にどう映っているのか気になりました。フィリピンでは平均的な月収が日本円で3万円と聞きました。考えてみれば大学生のバイト代よりもはるかに低いことになります。確かに物価は日本よりも安いです。けれども、貧しいことに変わりはありません。ここまでの話だと悪いイメージを植え付けただけにすぎないと思うのですが、わたしが感銘を受けたのは、このような中でも毎日を楽しく大切に生活している彼らの姿です。わたしも知らないうちに先進国、発展途上国というように差別していた部分があったと思います。

 1ヶ月間のフィリピン生活で、人種や国籍にとらわれないものの見方ができる人になりたいと強く思いました。この後わたしは2カ月間カナダにいきました。カナダについてはまた記事にしたいと思います。(岩田)

本庄小学校6年社会の授業を参観して(菊地)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校で授業参観をさせていただきました。6年社会の授業です。

 「地図帳で東大寺を見つけましょう」という活動から授業が始まった。見つけた児童は起立し、全員が起立し終えると先生の号令で着席していた。

 次に、電子黒板で東大寺に関するビデオを見て、その後グループで気づいたことを話し合っていた。このクラスの話し合いも児童がすごく主体的だった。先生が話し合いを終了するように声をかけると、まだ話し足りないような表情で先生を見て、話し合いの時間を延長するように求める児童がいたことに驚いた。

 また、先生の発問は必ずしも挙手を求めるものではなく、児童がつぶやいた言葉を先生が拾いながら進めていた。僕のイメージでは、自由に発言できるようにすると、ある児童がふざけた発言をし、それに流されてクラス全体がふざけだし、授業が崩壊してしまうような気がしていた。しかし、見学した授業では、挙手をしなければ絶対に発言してはいけないというような雰囲気ではなく、比較的自由に発言できる雰囲気だった。児童たちの集中力が非常に高く、主体性にあふれているからこそ、先生も安心して児童に発言させることができると思った。(玉置ゼミ特別参加・菊地)

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本庄小学校6年社会の授業を参観して(藤田)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校で授業を参観させていただきました。6年生社会の授業です。

 この授業を参観させていただき、僕は子供たちがとても楽しそうに、リラックスして学習していることに驚きました。教師と児童の間に壁も見られず、子供が素直につぶやいたことから授業が進んだり、子供同士が積極的に交流していました。その中で、重要な部分では先生から児童に指名していました。児童の主体性を大切にし、また児童の実態もしっかりと把握していくことが大切だと感じました。

 僕は、小学生から岐阜県の教育を受けてきました。今回初めて岐阜県以外の授業を見ましたが、小牧市の教育は岐阜県の教育とは大きく違い、たくさん学ぶべき点がありました。小牧市はとても学び合いを大切にしており、子供がとてもいきいきと学習していました。岐阜県とは違い、話を聞く姿勢、挙手発言などにおける大きな決まりもないにもかかわらず子供たちはしっかりとけじめをつけて授業を受けていることに感心しました。

 これから教育実習などを受けていく中で小牧市の授業を見て、素晴らしいな、と思った事を生かしたいと思ったし、岐阜県の教育の良いところも積極的に見つけていきたいと思いました。(玉置ゼミ特別参加・藤田)

ゼミの仲間<杉下絵里華さん>紹介(牧野)

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玉置ゼミ一期生紹介、四人目は、なんと言っても所作が美しい!杉下さんです。

私は一期生の中で、一番立ち振る舞いがきれいなのは、杉下さんだと思っています。
姿勢、話し方、身振り手振りなど、所作がとにかく美しいです!!
ついオドオドしてしまう私は、いつもそんな杉下さんのようになりたいなと思っています。
けれど、杉下さんの美しい所作は、わざと意識しているのではなく、杉下さんの内面から出ているような感じがします。
私が杉下さんのようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。(笑)

しかし!そんな杉下さんですが、私が勝手に仲間だと思っているところが1つあります。

それは、背が小さいことです。(笑)
玉置ゼミは、よく写真を撮る機会が多いです。
今までの写真を振り返ってみてください。
私と杉下さんは高確率で前列にいます、、、。
喜ばしきことかもしれませんが、たまには後列を経験してみたいものです。

そんな杉下さんは、玉置ゼミにとって、なくてはならない存在です。
面接練習では、みんなのお手本になっています。(ハードルを上げてしまってごめんなさい。笑)
杉下さんの実体験からなる、外国人の子どもたちの話や、その教育についての考え方は、いつも私に新しい発見や学びをもたらしてくれます。
いつもありがとう!!
私も杉下さんのように、他のゼミ生に新しい風を吹き込めるよう、頑張ります。(牧野)

伝わる心 (吉田)

ある日のことです。

一人暮らしの家に段ボールが届きました。

家族からの仕送りです。

私の実家は本州最西端、山口県です。気軽に帰れる距離ではありません。
いつも心配をかけてばっかりです。

その箱からはどんなに離れていても心が感じ取れます。
僕の体のことを思った野菜ジュース、僕が喜ぶと思って入れてくれてるクロワッサン。

物だけじゃない温かさを感じます。

どんなに遠くても心は伝わり、その心が僕に力をくれました。

話は変わりますが、先日、書かせていただいたゼミの記事を読んでいただき、多くの方からお言葉を頂戴しました。ありがとうございます。

本当に、僕の心も伝わっているようです。
伝わっていると感じるとまた僕に力が沸いてきました。

僕は幸せ者ですね。(笑)

これからも頑張ります!
今週末までに1冊読んで、また記事を書こうと思います。(吉田)


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5月23日2期生のゼミに参加して(大澤)

 わたしは先日、第2期生のゼミに参加させてもらいました。突然の参加だったし、2期生にしてみれば大変やりづらかったと思いますが(笑)、私自身たくさん刺激をうけて、行ってよかったと思います。

 今回は、寺坂くんと石井くんの発表でした。2人とも自分でまとめた資料を用いて、具体例をあげながら説明をしていて、大変分かりやすかったです。また、その他の質問者たちも、それぞれの視点から助言や意見を言っていて、そのおかげで内容がより深まったのではないかと思います。1期生も、昨年の質問魂が蘇ってきたのか(笑)、するどい見解が述べられて、さすがだなと感じました。ゼミでの発表は、総力戦です。発表者も質問者も高め合えるような、その雰囲気が2期生にはあって、素敵だなと思いました。

 それから、玉置先生より、吉田くんの今回のゼミで感じたことをまとめた記事を、ホームページで公開される前にメールで送っていただきました。記事を読んで、とても嬉しかったし、あたたかい気持ちになりました。吉田くんの、ゼミをもっとよくしたい!という気持ちが伝わってきます。学年は違うけれど、同じ玉置ゼミ生として、切磋琢磨できればいいなと思います。 

 2期生のみなさん、おじゃましました。とても有意義な時間を過ごせました。ありがとう!(大澤)

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味岡中学校の授業を参観して(菊地)

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 5月26日、小牧市立味岡中学校の授業を見学させていただきました。

 どの教室も、教室と廊下の仕切りがなく、開かれた空間で生徒が学んでいました。また、教室の後ろの壁の利用の仕方が印象的でした。

 岐阜県の場合、担任教師が遠足や体育祭などの学校行事に合わせて、クラスの取り組みなどを年表のような形式でまとめて掲示することが多いと思います。

 ところが、味岡中学校ではそのような掲示はありません。その代わりに、誰かの誕生日をお祝いするコメントや、クラス全員の集合写真に加えて血液型別の集合写真などが掲示してありました。クラスによって集合写真のレパートリーが異なっているところに自由な雰囲気を感じ、写真に写った一人一人をよく見ると、どの生徒も笑顔があふれていて、クラスの生徒たちの仲のよさが伝わってきました。

 クラスの生徒の仲のよさは、授業中でも顕著でした。最初に見学した3年生の数学の授業では、平方根の学習をしていました。冒頭で先生が問題を提示し、グループ体型になるように指示を出しました。4人で協力して正解を目指すようにという指示でした。

 生徒たちは4人のグループで話し合いを始めました。どのグループも話し合いが途切れることはありません。グループの誰か1人はある程度理解しているようで、他のグループのメンバーに教えているケースが多かったです。

 このとき、私はあるグループの話し合いが特に印象に残っています。他のグループと同様、教え合いが進んでいました。しかし、教えてもらっていた生徒が教えていた生徒に「さっき、こうやって教えてくれたけど、この場合はどうなるの?」という質問を投げかけていました。これを受けて、教えていた生徒は「えー考えてなかった。分からないよ」と言い、困った表情を浮かべていました。これはすごくいい学びの瞬間だと私は思います。塾などに通っていて、理解していたつもりの生徒も、理解しきれていない部分が話し合い形式の学習によって明確になったのです。

 この後、グループの中では解決できず、その様子を見ていた隣のグループの生徒が声をかけました。すると、声をかけてきた生徒もすぐには分からず、自分のグループのメンバーと話し始めました。

 このように、一人の生徒の素朴な疑問がグループを超えてどんどん広がり、学びが深まっていくことこそ、グループ形式での話し合い学習の利点だと感じました。先生が板書し、生徒に挙手を求めるだけの授業ではこのような気づきは得られなかったと思います。とてもいい学びの瞬間を見ることができました。(菊地)

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味岡中学校の授業を参観して(藤田)

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 5月26日、小牧市立味岡中学校で授業参観をさせていただきました。

 僕が、まず驚いたことは教室がとても開放的であったことです。以前、大学の講義でオープンスクールについて学習したことがありました。オープンスクールの利点として、決められた時間割に基づく学習よりも、子供の要求・興味・動機が中心となる学習活動を行うことができる、とありました。このような環境は、主体的に学び合っている味岡中の生徒たちにとても合っていると思いました。この中学校は学習環境から素晴らしいなというのが、初めの印象でした。

 すぐに授業を見させていただきました。まず3年生の授業から見させていただきました。英語の授業では単元のはじめということもありノートを使わないで授業が行われていました。教師からの指名があり、その指名に生徒たちはテンポよく答えていました。

 教師からの指示にすぐ答え、またペアで立って活動するときなどもすぐに全員が活動できているところから学級の雰囲気の良さも感じました。

 次に3年生の数学授業を見させていただきました。ここでも4人グループでの学習が行われていました。生徒が分からないところなどを教え合い、生徒同士で解決しようとする姿が見られました。自分のノートや教科書を班の仲間に見せながら自分の考えを相手に伝えようとしていました。問題が分からない生徒も自分から仲間に質問し、とても活発な「学び合い」が見られました。グループ学習の後の全体の交流のときも前で発表している生徒はみんなに分かってもらおうと、形だけでなく自分なりに一生懸命伝えていました。

 この問題をみんなで解くのに、この授業では教師はサポートしているだけで、生徒同士で解決しようとする場面がとても多くみられました。以前大学の講義で、「授業を進める上で最も大切なのはわからない子をどのようにわかる子にしていくかだ」ということを聞いたことがあります。その時僕はわからない子をわかる子にしていくのは教師だ、と思い込んでいました。

 しかし、この授業を観て、子供たち同士でもこのような学び合いを行っていけばわからない子もわかる子になっていくのではないか、と思いました。生徒同士で教え合う姿はまさにお互いを高め合っているように僕には見えました。だから改めて子供たちが主体的に学び合うことはとても大切なことであり、生徒が成長していくのに必要不可欠なものではないか、と感じました。

 その後、理科の授業を見させていただきました。ここでも生徒たちは積極的に自分の考えや予想を仲間に話していました。教科や教師が変わっても同じようにできるのが本当の力だと思います。この学校の生徒たちにはそのような力がついていると感じました。

 味岡中ではたくさんの授業を見させていただきました。多くの授業で4人グループでの学習が行われていましたが、疑問に思ったことがありました。どのグループにも学習の理解度が高い生徒と低い生徒がとてもバランスよく分けられていました。これは生徒の日頃の学習状況に合わせて教師が意図的にグループ分けを行っているからだと校長先生はおっしゃっていました。授業中の活発な生徒同士の学び合いはそのような先生方の工夫や努力が支えとなっていることも知りました。このことから教師は授業だけでなく日頃の生徒の様子なども知ることはとても大切だなと思いました。

 味岡中で見させていただいた授業は僕が受けていた岐阜県の授業とは大きく違いました。大きな決まりやルールはありませんが生徒はのびのびと主体的に学習しており、どの学級もとても良い雰囲気で学習していました。今回の味岡中の授業を見させていただいたこの経験を無駄にせず、教育実習などに生かしていけるようにしたいです。(玉置ゼミ特別参加・藤田)

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5月23日2期生ゼミに参加して(渡部)

 5月23日、1期生4人で2期生のゼミに参加させていただきました。

 私たち1期生には先輩がいません。自分たちで楽しくのびのびとやってきたと思います(笑)2期生とっては突然の1期生の参加に驚いたと思います。そして、とても緊張したのではないのかなと思います。私も緊張しました。

 参加させていただいた2期生のゼミは久しぶりのコの字型の座席でした。最近の1期生のゼミはみんな同じ方向を向いて取り組んでいます。お互いに顔を見合わせてのゼミは久しぶりで(2期生と一緒ということもあり)少し緊張しましたが、お互いの顔を見ることができます。

 発表者の頑張りや聞き手の理解しようとする気持ちが表情から伝わってくるものもあるなと改めて感じました。

 2期生のゼミに参加させていただき、1期生や2期生の質問を聞き、私もたくさん学ぶことができました。2期生のみなさん、ありがとうございました!私も2期生のみんなに負けないように1期生の仲間と共に頑張りたいと思います(^O^)(渡部)

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嬉しかった出来事(浦)

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学校インターンシップとして、教育実習でお世話になった小学校に行かせていただくことになりました。

実習から時間も経っていたため、子ども達は覚えてくれているかな、どんな反応をするかな、と不安に思っていましたが、私を見て声をかけてくれる子が多くいて、とても嬉しかったです。
ある子は、「先生!これお守りにしてるよ!」と最終日に渡したしおりを筆箱の中から出してくれました。
嬉しくて嬉しくて泣きそうになりました…!(教室だったため堪えましたが。(笑))

1ヶ月という短い時間ではありましたが、共に過ごしたことは子ども達の中にも残ってくれるものなのだと知りました。
だからこそ、1年間を共に過ごす担任の影響力はとても大きいものだと思います。
教員の責任の重さを改めて感じました。

このような実際の教育現場で長期で学ぶ機会をいただけたので、子ども達と多く関わると共に、先生方の指導の在り方も見ていきたいと思います。
そして、子どもの成長を感じ、しっかりと学び、吸収していきたいです。(浦)

本庄小学校6年算数の授業を参観して(藤田)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校で授業参観をさせていただく機会をいただきました。

 6年生算数の授業です。 子供たちの表情を見るととても多くの子供たちが真剣な顔つきで学習に取り組んでいました。

 仲間が発言しているときもその意見を理解しよう、とする気持ちがとても伝わってきました。

 また、グループワークで席を移動するとき、学級で交流するときに席の体型をコの字型にするときなどの移動の素早さから普段から「学び合い」を大切にしている事が伝わってきました。

 このようにメリハリをつけられる学級はとてもすてきだなと思いました。改めて、授業などを進めていく上で学級の雰囲気というのはとても大事だな、ということを学ばせていただきました。(玉置ゼミ特別参加・藤田)

本庄小学校6年算数の授業を参観して(菊地)

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 5月26日、小牧市立本庄小学校の授業を参観させていただきました。
 
 6年生の算数の授業です。分数×分数の計算を考える学習でした。

 児童それぞれが、方眼の図をノートに書いて、自分の考えをノートにまとめていました。ノートにまとめる作業が終わると、先生が「グループ体型で話し合って」と指示を出しました。すると、どの子もびっくりするくらいの早さでグループ体型をつくり、話し合いを始めました。

 このような話し合いの時間になると、どこかのグループが遊びだしたり、グループの仲があまり良くなくて話が弾まなかったりして、最終的に教師が介入してまとめてしまうという状態を私はイメージしていました。

 しかし、このクラスの児童たちは、話し合いになると、「待ってました!」と言わんばかりのやる気で、どの児童もすごく楽しそうに話していました。「なんでそうなるの?」「えー、やっぱり分からない」「あーなるほど!」と言った言葉がたくさん飛び交っているのです。

 本当に僕は小学校の授業を見学しているのか、と疑いたくなるくらい、積極的な話し合いに驚きました。(玉置ゼミ特別参加・菊地)

先輩方から学んだこと(吉田)

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 5月23日の二期生のゼミの時間に先輩方が参加してくださいました。牧野さん、大澤さん、渡部さん、中田さん、ありがとうございました。

 先輩方の姿を見て、3つのことを思いました。

 1つ目は質問するときや意見を聞くときの姿勢です。僕らもゼミ生の発表は真剣に聞いて、質問をし合い、学び合いますが、先輩方は自分たちよりももっと考えて話を聞き、自分の発表や経験に関連付けたり、事前に著書を読んで調べたり、「私はこう思う」という意見を考えておられました。それは先輩方が「書くことによって学ぶ」という根幹にある、思ったことを文章にして、頭を整理し、自分の意見にすることをやってきたからだと思います。そんなことができる先輩方はすごくかっこいいです。自分も負けてられないって思います。

 先生になりたいって思うなら努力しないとと…。なので、簡単なことでもいいから書いていこうって思います。吉田ファンができるくらい頑張ります!


 2つ目は「質問をするって思いやり」ということです。玉置先生は一番最初のゼミの時、「質問する力」をつけるとともに切磋琢磨しようと話されました。来週で発表がみんな一回したことになります。

 ふと、自分が考えてみると皆の話に「なるほど」「すごい」と思うだけで止まってました。ゼミの仲間に悪いことをしたなぁと思います。確かにいい学びの時間だったのは事実です。でも、もっとよくできたと僕は思います。もっと深堀したり、人の本の読んでみたり、似てるけど違うところをついてみたりして質問ができたと思うんです。僕は自分だけの学びを確立させてただけだったのかもしれません。思いやりが足りませんでした。だからこそ、来週からはもっと頑張ります。ここで宣言したので嘘はつけませんね。

 3つ目はもっと仲良くなりたいってことです。先輩方みたいに仲良くなりたいって本気で思いました。玉置先生のゼミのメンバーは、国語専門の人もいれば社会、理科、数学などバラバラなところから集まってきています。僕には仲のいい人が少なくて、最近やっと話せるようになってきたぐらいです。先輩たちみたいに仲良くなって、本当に高め合える集団「チーム」になれば、先輩を超えるくらいいいチームになれると信じてます。まずは自分からちょっとづつ声かけてみます!

 先輩方、ありがとうございました。もっと多くのことを学ばせていただきます。よろしくお願いします。(吉田)


5月23日第2期生ゼミ記録(岩田)

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 5月23日(月)第三回のゼミ発表が行われました。本日の発表者は、社会専修・寺坂君と第二期生のゼミ長・石川君です。本日は4年生の先輩方が特別ゲストとして来ていただきました。わたしは教室に入るときから雰囲気の違いに緊張していました。しかし、発表者の二人はもっと緊張していたのではないかと思います。それでは、ノートに移ります。


【寺坂君】:赤坂流「学級」を「チーム」にする方法
「チーム」とはどういうことか?
→「グループ」とは違うただ漠然と物事を行うのではない、目的を持った集団。
「チーム」にするためにはどうしたらよいか?
→良質なチーム経験を積むこと。
学級を「チーム」化するステップ
1.緊張期
2.教師の指導優位期
3.子供の自由度増加期
4.自治的集団期
             参考文献「学級を最高のチームにする極意」著:赤坂 真二


●課題
・どうすることが「良質」なチーム経験なのか??
→かけがえのない仲間に出会えたか。すぐれた成績が得られたか。すぐれた成績が得られなくとも、その過程を深めることで自分自身を変化させるようなかけがえのないものを感じ取れたのかどうか。

・成功の循環についての「関係の質」とは何をいみするのか??
→子ども×子ども、教師×子ども、物事×子どもなど....
さまざまなことに適用可能。時と場合にあわせて柔軟な変化を。

・「チーム」化するステップのなかにみられる第三段階の中にあるペア・グループ活動は、はじめに述べた「グループ」とは異なるものなのか??
→「チーム」と「グループ」の意味と、「ペア・グループ活動」とは意味するものが異なる。単なる集団としてのグループと、活動としてのグループ。


【石川君】:「学級経営10の原理」について
現在の教員に必要なことは何か?
→「失敗をしないこと」つまり「失敗しない学級経営のシステムを構築すること」
学級経営10の原理
1.一時一事の原理
2.全体指導の原理
3.具体作業の原理
4.定着確認の原理
5.具体描写の原理
6.時間指定の原理
7.即時対応の原理
8.素行評価の原理
9.一貫指導の原理
10.同一歩調の原理

●課題
・「学級開き」とはいつを指すか??
→各自の考えによる。3日、一週間、一か月など。3・7・3の法則から3日という考えが多い。しかし、それも学級経営をする先生次第なのではないか。

・どのような活動を時間指定にするか??
→班ポスター、総合的な学習の時間。基本的に個人活動より集団・グループワークのほうが多いとされる。

・「失敗しない」ということが必ずしもいいことなのか??
→失敗することで得られることのほうが多い。失敗しなければそれが失敗なのかもわからない。自分のなかで何をしたら失敗なのか失敗の定義を自分で考えることが重要。ex)誰も発言することのできないクラス


 本日は二人とも「学級経営」に焦点をあてた発表でした。4年生の先輩方の的確な質問に第二期生は大きな刺激を受けたのではないでしょうか。発表後は、玉置先生が先輩方とお話しする機会を作ってくださいました。とても貴重なお話をたくさん聞かせていただきとてもいい勉強になりました。少しでも近づくことができるようにたくさん経験を積み、努力していきたいと思います。お忙しいところありがとうございました。(岩田)

5月23日第2期生ゼミでの発表(寺坂)

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 5月23日、ゼミで発表をしました。

 1期生の先輩が4名出席してくださり、いつもとは異なる雰囲気で始まりました。1期生の先輩方と私たちで1番違うな、さすがだなと感じたところは、やはり質問の質です。質問をする前に、「〜な具体例があってとてもわかりやすかったです」という一言。2期生だけでやっていたら今後も出てこなかったのかなと思いました。

 また、質問に対してしっかりとした答えを求める姿もとても、印象に残っています。たった、1時間半のことでしたが今挙げたもの以外にも多くのことを学ばさせていただきました。そして、学んだことを自分たちに活かしていきたいと思います。

 発表では、赤坂真二先生の「学級を最高のチームにする極意」を読んでレポートを書きました。まず、なぜこの本にしたのかというと、4年生で書くことになる卒業研究で、学級経営についてを書きたいと思っているからです。まだ、漠然としたイメージしかありませんが、「チーム」という言葉に惹かれこの本を読みました。

 私はこの本を読む前、「学級作り=人間関係づくり」というものだと思っていましたが、学級作りの最終的な行き先は「人間関係づくりの上に成立する課題解決集団にする」ということを学ぶことができました。

 また、学級づくりがうまくいっていると学力の向上にもつながり、このような関係性は互いに影響しあっているということも学ぶことができました。それは、子供と担任の間の信頼関係作りにも大きく関わってきて、子供と教師の間に何らかの良好な成果が生まれると良いサイクルに乗るというものでした。

 発表の中で、「良質なチーム」について触れたのですが、結果しかまとめておらず肝心の過程について全く言及することができなかったので、しっかり調べてゼミのみんなにお伝えしようと思います。もう1つ、発表の後に玉置先生がおっしゃっていた赤坂先生の「クラス会議」についてもいつかお伝えしようと思います。

 また、今回レポートを作って、情報の取捨選択はとても大切で難しいということを、感じました。読む内容全てが初めて知ることばかりで、あれも伝えたい!これも!といったように自分からどつぼにはまっていってしまい、いまいちまとまりのないレポートになってしまったかなと思います。自分が本当に伝えたいことはどこなのか、考え吟味することが大切なのかなと思いました。

 今回の発表について、玉置先生の仕事日記にしっかり準備してきた、と言っていただけたのですがまだたくさん伝えたいことがありました。石川くんの発表であったのですが、しっかりと具体作業をして発表に臨めばよかったと、後悔しているので次回の発表では同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。(寺坂)

牛山小寄席で弟子にまける(玉置)

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 5月31日、春日井市立牛山小学校で、落語をやってきました。

 この学校の6年生に、弟子の愛狂亭ふくらがいます。校長先生から、ぜひ師匠と弟子の競演をお願いしたいとの依頼があったのです。

 この学校では、落語月間と題して、放送で落語を聴いたり、演劇鑑賞会では、劇団うりんこによる「夜明けの落語」を見たりしています。その一環で、牛山寄席が企画されました。ある意味、子どもたちの目は肥えていて、厳しい環境での落語会でした。

 ところが、弟子のふくらの落語「猫と金魚」は、すべてのくすぐりで大きな笑いがおきました。低学年の子どもは、体が動くほど笑っています。あとで上がった私より、笑いが多かったと思います。我が弟子、恐ろしです。弟子に負けました(笑)。


 なお、牛山小のホームページでもさっそく記事をアップしていただけました。(玉置)

岐阜の自然を堪能!!(吉田)

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 先日の日曜日、川下りをしました。

 実はサークルの活動で8月に中学生の引率をするときのための下見兼レクチャーがあったので参加していました。私自身初めて川をボートで下るなんて初めてでワクワクしっぱなしでした。コースは長良川と武儀川の合流点から岐阜城の下までです。計5時間かかりまました。

 自然には学ぶことがいっぱいあります。川岸の石は丸いというのは当たり前かもしれませんが、その岩石の中には長良川の上流に多くある安山岩が丸くなっていたり、岐阜城がそびえたつ金華山に多くあるチャートもありました。テトラポットをおいてある理由、燕の巣が風下にあること、三川の治水も小学校で学ぶことがいっぱい詰まってました。特に鵜飼いの鵜は茨城県から連れてきた海鵜だそうです。川鵜より大きいからだそうです。清流長良川は綺麗で、岐阜に来てよかったです。

 本当は皆さんに画像を見せたいんですが撮れなかったので、是非今度僕の肌の黒さを見てくださいね。(吉田)

 ※ 確かに黒い!吉田君(玉置)

第1回教師力アップセミナー(金大竜先生)に参加して(末松)

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 先日の5月8日(日)、教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の講師の先生は、金 大竜先生です。
 
 まず最初はペアについてのお話。
 ペアはAパートナーとBパートナーをつくるとよい。なぜペアを複数作るのかというと、ずっとペアが同じだと子供たちは飽きて嫌になってしまうからです。そして、交流の内容は初めは簡単なものにすること。誰でもワイワイと話すことができるようなことをお題として、ペア交流することで、話すことは楽しいと実感させることを目的とします。
 たった数秒〜数分のペア交流でも、工夫次第で子供たち同士の関わりや、話すことへの抵抗感を和らげることができることを学びました。


 「5の段を言ってから座りなさい」と指示した際、最後まで立っている子が問題ではない、という話をされていました。私は最初?が頭の上に飛びました。ここで注目するのは、立っている子だけでなく、座っている子も。"誰もが得する"ためにはどうしたらよいのか?

 目指したい子供の姿のゴールは教師が明確に持つべきだと思いますが、ルールは子供と決めても面白いと思いました。そのほうが、子供たちは積極的に学習してくれると思います。


 そして、講演後のお食事の際のお話で、信頼関係づくりのキーワード「3匹の"たい"」というのを初めて知りました。
 「3匹の"たい"」とは、ほめられ"たい"、認められ"たい"、人の役に立ち"たい"のことです。子供たちは、教師に良いことをして褒められたい、できる自分・できない自分・変われない自分を認めてられたいと思っており、そして最終的に人の役に立ちたいと考えているそうです。教師はそのように思っている子供たちにどのように接し、どのような生活環境・学習環境を整えていくのか考えていく必要があると感じました。


 金先生の教育についてもっと知りたいと感じましたので、機会を見つけて先生が書かれた本を読んでみたいと思います。(末松)
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