【20160728】苫小牧市で「教育の情報化」講演![]() また、小牧市と同システムが入っている地区があるので、校務の情報化を推進する管理職の在り方を体験を踏まえて強調しました。 講演後は、2つのモデル校から実践報告を受け、その実践の価値づけをさせていただきました。 あいにく天候が悪かったこともありますが、気温は20度、さすが北海道でした。その日に札幌に移動しましたので、時計台を撮影してきました。(下写真) ![]() 7月18日第2期生ゼミでの発表(石川)![]() 私は、家本芳郎先生の『掃除サボりの教育学 たかが掃除されど掃除』という本を基に「清掃指導を通じた学級つくり」について発表しました。 前回では、「100の原理」について発表をしました。今回はその中で、「一に給食、二に清掃…」という先生がいるほど、この二つは指導の王道。という所に注目してみました。 掃除指導には、大きな二本柱があります。 1.何が問題なのかをじっくり調べる。 2.どう解決したらよいのか工夫を重ねる。 本書ではこの二つを1章、2章に分けて綴られていました。 まずは、1章からです。 1章は掃除サボリの実態について書かれていました。その中で特に驚いたのは、ほぼ100%の児童生徒が掃除をサボったことがあり、サボリの日常化から子ども同士の相互規制がなされていないという所です。家本先生は、ここに今日の子ども達の様々な問題が集中していると書かれていました。その問題について、その中の4つを紹介します。 ○学校への愛の欠如 ◎掃除よりも大切な塾 ○掃除の仕方が分からない ○貧乏な学校掃除 また、「◎掃除よりも大切な塾」については、実際に家本先生が経験したという事例を基に、話し合いを行いました。なるべく特別扱いしないように対応する意見が多く、どちらかというと、児童生徒や、その教育ママの主張に負けてしまい、結果的には認めてしまう意見が多く見られました。あまり話し合いに時間を割くことが出来ず、最終的な結論が出る前に次へ進んでしまいましたが、とても良い話し合いが出来たと思っています。 次の2章では、1章からの子どもの実態に対して、どのように指導をしたらいいのかを、実践例を基に書かれていました。ここでは時間の都合上、2つの文学作品(『カーチャ』『便所掃除』)のみを紹介しました。 私が今回発表するにあたって、一番はじめに、本書のあとがきを紹介しました。(以下あとがき抜粋) 「子どもが変わってきたのである。だから、万事、この変化に対応した変化が求められているのである。本書は、掃除サボリという針の穴から、今日の子どもの発達状況、子どもをめぐる教育状況、そのことから導き出される指導課題をのぞいてみた。」 私は、本書を読み終え、あとがきを読んだ際に、前回まで発表をしていた堀先生の言葉と似ているな、と思いました。社会の流れとともに変わっていく子どもの状況やそれに応じて変化を求められている教員。ゼミの最後に玉置先生もおっしゃっていましたが「学級経営や学級つくりを突き詰めていくと根本にあるものはそんなに多くないかもしれない」という一部を見つけられたように感じました。そのため、一番はじめに紹介させて頂きました。 また、私は今回で前期の発表を終えました。ここからは教育実習に集中して、後期からも前期以上に研究を進められるように成長してきたいと思います!(石川) 【20160727講演】羽島市ホープ教員サマー研修![]() 演題は「若い教師が身に付けておくと良い授業の技」。まさに参加者は若い先生方ばかりですので、明日からの授業に生きる技術を丁寧に、技術を支える理念も含めて説明しました。初めての岐阜県内の先生方への講演でした。 博物館実習(末松)
私は、8月2日(火)より、岐阜市歴史博物館で博物館実習をしています。
この実習では、普段は見られない博物館の裏側や学芸員の仕事、展示品の取り扱いなどを学びます。 博物館と学校は、一見関わりないのではと思うかもしれませんが、博学連携といって博物館と学校とか連携をして、子どもによりよい学びを提供しようという取り組みがあります。岐阜市歴史博物館でも、岐阜市内の小中学校と連絡を取り合い、博物館で授業に関わる展示をし、博物館を積極的に利用したり、出前授業を学芸員が行ったりしているそうです。 教師として、博物館についての知識を持っていると役に立つこともあると思います。また、博学連携の大切さを学んだので、子どもに教科書よりも深い学びや、見て・触れて・感じる体験を提供できるように、博物館と連携を積極的にとっていく意識をもっていきたいです。 教員採用試験で忙しい時期に、実習は大変ですが、教育現場でも生かすことのできる知識や学校・博物館・地域の関わりなどを学んでいきたいと思います。(末松) ※下の写真は、総合展示室で体験できる浮世絵です。岐阜市歴史博物館に訪れた際には、ぜひやってみてください。 ![]() 【20160726参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議![]() 今回は、「小中一貫した教育課程の編制・実施に関する手引」(仮称)の検討です。事務局から、かなりの章まで書き込んだ提案がありました。教育委員会や学校現場に十分に役立つ手引を発行できそうです。 7月25日第1期生ゼミ記録(渡部)![]() 筆記試験の内容、面接試験の内容、待ち時間について…話が尽きません。お互いにできたところ、できなかったところがいろいろあり不安な気持ちもあったと思いますが今まで一緒に頑張ってきた仲間だからこそ話ができたのだと思います。 また、日本教育新聞を読み面接試験のポイントを知ることもできました。一番最後にこう書かれていました。 「試験までの残り1カ月で人間性を変えることは不可能だが、自分の未完成部分と得意な部分を把握することが大事。面接官に自身の課題を指摘されたら、どう改善するか具体策を語れるようにしておきたい。」 もう一度自己分析をしっかりと行い、自分らしく面接官に想いを伝えられるようにしたいと思いました。 まだ結果が分からずモヤモヤする部分もありますが、二次試験に向けて気を引き締めて頑張りたいと思います。(渡部) 【20160723】新しいことを始めるよ戦略会議(地域&学校)![]() この会議は私の発案です。現在、学校支援地域本部やコミュニティスクールなど、地域と学校の結びつきをより強め、学校力を高めようという動きがあります。 その実態を調べてみると、その取り組みに大いなる差があり、学校はどう地域と結び付けばよいのかと悩んでおられる学校関係者や教育委員会があることがわかりました。 そこで、すでに実績がある方々に集まっていただき、無理なく結びつくワークショップができる資料を作成する意図で話し合いをしたのです。 参加していただいた方々は、学校教育や教育行政、地域事情をよくご存じの方で、体験的に学んでいる方ばかりですので、とても良い話し合いができました。 この会議の成果はぜひ皆さんに還元したいと思っています。どうぞ楽しみにしてお待ちください。 7月18日第2期生ゼミ記録(白井)![]() ![]() ![]() 1人目に、佐久間君は、今までの自分の発表や、ゼミの中のみんなの発表を受けて、研究テーマの変更をしました。今回から教える技術について研究をしていくということで、向後千春さんの『いちばんやさしい教える技術』という本を参考に発表をしていました。 発表の一部の「教え方のルール10カ条」を紹介します。 1.熱意よりも何をどうすればいいのか具体的な指示を 2.「教えた」かどうかは「学ぶ側が学んだかどうか」で考える 3.結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任 4.上手に教えたいならコミュニケーション上手になる 5.教えるときは相手をよく観察して、相手の状況をつかむ 6.相手にとってちょうどいい知識を与える 7.相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする 8.相手にできるようになってほしい具体的なゴールを決める 9.相手の「心」は変えられないが、「行動」は変えられる 10.ゴールは必ず「行動」として設定する 私も、この10カ条から、自分の中の「教える」という概念の甘さに気付かされ、一度考えてみるとてもよい機会になりました。特に、「3.結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任」は、勉強のやる気を起こさせるところから教師の責任であると聞き、子どもたちにどんな時にでも、興味を持たせる授業の入り方を考えていく必要があると感じました。 2人目は、寺坂君でした。今回は、前回の発表で、ステーション授業とは何かについて、ゼミ内で疑問に上がったので、ステーション授業の模擬授業をしてくれました。私たち他のゼミ生は、生徒として参加しました。 相手を傷つける言葉を言ってはいけないということが主題となった授業でした。実際に言われたら嫌な言葉「チクチク言葉」と、言われたら嬉しい言葉「ふわふわ言葉」を書き出し、言われてどう思ったのかを考えました。そして、どちらの言葉がたくさん飛び交うクラスにしたいかを考えました。 授業から感じたことは、「相手を傷つける言葉を言ってはいけないよ」と言われたから気をつけるのでなく、このように体験することで、なぜ言うべきでないかという理由が理解できると思いました。また、理解したうえで行動ができるので、とても心に残るだろう思いました。こういった道徳とはまた違った授業を受けたのが初めてでしたが、日常に生かすことのできる学びで、自分もこのような授業をしてみたいと思いました。 3人目は、石川君でした。今回は、学級経営の中の掃除に注目するということで、家本芳郎先生の「たかが掃除、されど掃除」を参考に発表をしていました。発表の一部の掃除サボりの実態を紹介します。 掃除サボりの原因 ・学校への愛の欠如 ・掃除よりも大切な塾 ・掃除の仕方が分からない ・貧乏な学校掃除 石川君が、本から抜粋した掃除サボりの原因がいくつか挙げられ、自分の小学生、中学生のころの掃除への姿勢を振り返りました。そして、どう掃除指導をしていくべきか考えました。ゼミ内でも、塾に行く子どもへの掃除指導について話し合いをして、どう対応していくべきかの意見が活発化に飛び交いました。 最後に、今回を含んだこれまでのゼミの中で、他のゼミ生の発表と自分の研究内容が関わっていたり、中には違う考えであったりというのが、たくさんありました。それは、どのゼミ生にもあり、違う研究内容であっても、つながりがあってとても面白い話し合いへと発展していきました。これからも、そのように互いの研究を高め合っていくゼミにしていきたいです。(白井) ゼミの仲間<浦珠美さん>紹介(牧野紘)![]() 今回紹介するのは、玉置ゼミの癒し担当(勝手に私が思っています笑)、浦さんです!! 浦さんのチャームポイントは、 何といっても優しい笑顔です。 私はその笑顔にたくさん癒されています! 浦さんを見ると、たくさん話をしたくなってしまうような、そんな力がこの笑顔にはあります。 何と表現すればいいのでしょうか、、、。 太陽のような明るいニコニコ!!というよりは、 雲のようなフワフワとした笑顔を想像していただければなと思います。 浦さんの笑顔を見るだけで、とっても落ち着きます。 いつもありがとう! そんな浦さんですが、注目してほしいポイントがもう一つあります。 それは、ふとした時に表れる、 福井のイントネーションです!!! ガッツリした方言ではなく、ほのかに匂う福井らしさ。 ぜひ、少し意識して 浦さんの話を聞いてみてください!! 採用試験最中でお互い忙しい中、学校でふとゼミ生に会うと、元気になります。早くみんなで集まってワイワイしたいなあと思う、このごろです。(牧野紘) 僕の夢(吉田)
先日、玉置先生とアルバイトの話をしていた時に「ぜひ、記事にしてほしい」といって下さったので記事にしてみました。
私の仕事、それは某アミューズメント施設の仕事です。(詳細な情報はご了承ください。) 僕は幼いころから将来いっぱいなりたいものがありました。 (天気予報士、アミューズメント施設のクルー、歌手、アナウンサー、先生などなど…) 今まで天気予報士は中学校の職場体験で体験したり、アナウンサー体験もテレビ局でやったり、今は大学で「先生になるため」の勉強をしている中で一つだけやれていないのがアミューズメント施設の仕事でした。この4月、新しいバイトをどうしようと考えている時に求人を見つけ、夢を叶えようと思い、働き始めました。 私の性格的にも合っていて、エサやりの仕方の説明やショーのお手伝いなど本当に楽しい日々です。僕の大好きな生き物たちに会うことができること、来て下さるカップル、親子、子供の嬉しそうな顔を見て、働くたびに幸せを感じています。夢にまで見たものをやるというのはこの上なくいいものです。 そして私にはまだまだ夢があります。それは先生を定年退職してからの老後、毎朝危ない交差点に立って子供たちに「おはよう」とあいさつをする交通立哨のおじさんになることです。 「もっと夢を持てよ」と思うかもしれませんが、僕はあんなに素敵な仕事はないと思っています。信じ続ければ、絶対になれると思うので自分の無限の可能性を信じて頑張りつづけたいと思います。(吉田) ![]() ![]() ![]() 7月18日第2期生ゼミでの発表〜模擬授業〜(寺坂)![]() 〈模擬授業の内容〉 ねらい 良い気持ちにしてくれる言葉と悪い気持ちにさせてしまう言葉があることを知り、いい気持ちにしてくれる言葉を使って生活していこうとする意欲を高める 導入 黒板に「死ね」と書き、児童に読ませることで嫌な気持ちにさせる。そして、言葉には不思議な力があるということを感じさせる。 展開 雲形のワークシートを作成し、子供に嫌な言葉を書かせる。それをみんなで読むことで、言葉による不快な感情を共有する→チクチク言葉 チクチク言葉が溢れるクラスになると、どのようなクラスになるか、より具体的な場面をもとに考える。 反対に言われたら嬉しい言葉を書かせ、同じようにみんなで読むことで心地良さを共有する→ふわふわ言葉 ふわふわ言葉が溢れるクラスになると、どのようなクラスになるか、より具体的な場面をもとに考える。 つながるまとめ みんなは、「チクチク言葉」がいっぱいのクラスと「ふわふわ言葉」が溢れるクラスどっちが良いですか?ふわふわ言葉が溢れるクラスになるかどうかは、みんなの行動次第です。みんなの力で「ふわふわ言葉」たくさんのクラスにしていきましょう! という、内容でやらせていただきました。授業をした感想としては、本を読んで学んだことは当然ありますが、実践してみないと分からないことがたくさんあるのだなと感じました。また、道徳的な内容の時は教師の話し方次第で子供の感じる深度が変わってくるなということも感じました。楽しい時、悲しい時、考えさせたい時、その場その場に応じて話し方を使い分けより、インパクトを与えれる授業を仕組むことが大切だと思います。 玉置先生からは、反応の早さについてご指摘いただきました。撮影していただいた動画を見返しましたが、確かにわたしの反応は早い… おそらく、自分のフィールドに引き込もう引き込もうと必死だったんだなと思います。自分の引いた線路からはみ出たときの、対応を全く考えてなかったのでこういうゆとりのない授業になってしまったので、あらゆるケースに対応できる教師力を身に付けたいと思います。 今回は教育実習前に、とても良い経験をさせていただけました。今回成功したこと、失敗してしまったことを教育実習に活かしていきたいと思います。(寺坂) 12万アクセス到達![]() 11万アクセスから12万アクセスまでは、38日間かかりました。やや勢いがなくなってきています。第1期生・第2期生とも頑張ります。どうぞよろしくお願いします。(玉置) 7月18日第2期生ゼミでの発表(佐久間)![]() はじめに、自分の中で研究テーマについてこのままでいいのだろうか、と疑問に思ったので玉置先生に相談したことを報告しました。玉置先生から、学級経営は他のゼミ生と研究テーマが似てしまうのでは、という点と、学級崩壊についての研究は少し暗すぎるのでは、という点をおっしゃっていただきました。自分の中で疑問がスッキリしたので、今回から研究テーマを変えることを決断しました。 今回から、教える「技術」について研究していくことにしました。選んだ理由は、他のゼミ生とは違う視点であること、具体的な方法が書いてある本が多くたくさんの指導方法が存在すること、という2点です。 今回、私が読んだ本は、向後千春先生が書かれた『いちばんやさしい 教える技術』という本です。向後先生は、教えることを研究なさっていて、教えることを教える先生として活動なさっています。とても読みやすい本で、具体例も多く参考になりました。 発表では、先生と名の付く人が教え方のプロとは限らず、教える「技術」がなければいけないということを主に話しました。教え方のルール10カ条では特に、教える側の責任はとても大きく、相手がどれだけできるようになったかを大切にすることが書かれていました。 また、常に意識しておかなければならないと思ったことがあります。教える人と教えられる人は対等な立場であり、何でも教えてあげるというのは押しつけであるということです。教師は子どもたちに教える立場で、教える機会が多いと思いますが、子どもたちをよく観察して、時には教えることを我慢して、相手の必要に応じて教えることが重要だと学びました。 質疑応答の時間では、どれだけ教える側の責任と言っても、何十人もいる学級では、全員が分かるというのは限界があるのではないか、という話題になりました。教育実習へ行ったらこのような現実を見るかもしれないと思いましたが、この話題から、もっと教え方の技術を夏休みの間に学んで、実習で生かせるように準備をしなければいけないと思いました。本屋には教え方についての本が多くありました。実習前に読んで損は絶対にないと思うので夏休みは教え方についての本を読んで、実習に臨むという目標が決まりました。 また、前期最後のゼミ発表でしたが、4月から始まったこのゼミで多くのことを学びました。後期ももっと自分の研究を深めていき、ゼミ生のみんなと学び合っていきたいです。(佐久間) 【20160719参加】スマートスクール構想検討WG![]() ここでの審議の内容は、親会議で検討され、すでに文部科学省サイトから、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会最終まとめ」として発表されています。 良い機会を与えていただき、2020年代の学校・家庭・地域におけるICT環境について考えることができました。 |
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