野口芳宏「までの努力より からの努力」(松井)
野口先生からいただいた言葉がふと頭をよぎりました。
「までの努力より からの努力」 採用試験までの努力、よりも 採用試験が終わってからの努力が大事なんだと感じました。 【20160806】愛知県公立小・中学校女性校長会「管理職研修会」
8月6日(土)、愛知県公立小。中学校女性校長会「管理職研修会」で話す機会をいただきました。
演題は「今、女性リーダーに伝えたいこと〜学校を創る楽しみを持つ〜」。1時間30分の講演でした。 8月1日に中教審が発表した「次期学習指導要領の方向についての審議のまとめ(素案)」から思うことを前半に入れ込み、後半は、女性リーダーへの提言。ぜひ「つながりを増すための取組を」という思いを伝えるために、私がやってきたことを次から次へ、思いとともに話しました。 以下のような感想(一部掲載)が届きました。とても嬉しく思います。 *** ・講師の先生の熱意が伝わってきた 「やってみよう」という意欲がわいてきた。 ・学校からの発信をうまく行い、地域・保護者と強くつながっていきたいと思った。 ・さっそく職場で生かせる内容ばかりだった。すばらしい講演だった。 ・大変勉強になった。とてもわかりやすく、方向性が見えてきた。 ・お話の構成と話術の素晴らしさは、お手本である。 ・素晴らしいお話だった。感動するとともに、自分の無力を感じた。しかし、残り少し、がんばります。 ・力強いお話にぐいぐい引き付けられた。「学校力はコミュニケーション力」は普段から校長が言っていることであるが、改めてその大切さを学んだ。 ・以前からお聞きしたかった玉置先生のお話が聞けて、うれしかった − 1 ・中教審のお話まで聞けるとは思わなかった。まさに誠意はスピードで、準備してくださったのだと感じた。テンポ良いお話に引き込まれた。 ・とにかく実践内容がすごい。楽しく学校を創っていく力量に感動した。最新の情報を発信していただきありがたかった。 ・軽快で活力あふれる話ぶりに引き込まれた。先生のもとで働いてみたいと思った。自分がそうなれるように今日伝えていただいたことを少しでも実践に移していきたい。 嬉しい贈り物(佐藤)
突然ですが、写真の中に隠れている『ある生き物』をご存知でしょうか?
実はこれ『ある生き物』ではなく、NHKの教育テレビで放送されていた『ニャッキ』というアニメのキャラクターなんです。幼い頃にテレビで見ていた私は、このキーホルダーを手にできた時、とても嬉しかったのですが、それ以上に嬉しい理由がありました。 それは少し前の話になります。『ニャッキ』のキーホルダーが欲しいという話を、ゼミ生としていたことがありました。その数日後、なんと同じゼミ生の牧野さんが偶然私の探していたキーホルダーを見つけてくれて、買ってきてくれたのです。少しばかりのお礼にとお代は出させてもらいましたが、数日前の話を覚えてくれていたことが、何よりも嬉しかったです。 そんな牧野さんの優しさに感謝しながら、私はこのキーホルダーを家の鍵に付けて、使わせてもらっています。(佐藤) 「チーム」(佐藤)
夏の暑い日差しが照りつける中、今日で岐阜県教員採用試験(2次試験)の全日程を無事に終えることができました。1次試験ほど緊張はしませんでしたが、やはり当日になると”緊張”という名の魔物が襲いかかってきました。オリンピックにも魔物がいるように、教員採用試験にも魔物がいるんだなと、勝手に感じていました(笑)。それでも、その魔物に打ち勝つことができたのは間違いなく「チーム」として教員採用試験に向かうことができたからだと思います。
4年生前期のゼミでは「全員合格!」を目標に掲げ、ゼミ生全員が一体となって筆記試験に向けて過去問を解いたり、面接に向けてお互いに不足していることを指摘し合いました。 また、自分が所属している数学専修では、定期的に集まってお互いの面接を見合う中で、多くのことを学ぶことができました。 ゼミや同じ数学専修だけではありません。大学内では他の専修の学生とも練習を共にすることで、また違った視点からの助言が非常に参考になりました。さらに2次試験前になると、他大学の学生と合同練習を行う中でとても良い刺激をもらいました。 このように、初めはゼミや同じ数学専修の仲間内という数少ないチームでしたが、教員採用試験に向けてそのチームの輪がどんどん広がり、お互いを高め合えることができました。まだ結果が出てないので何とも言えませんがやるべきことはできたと思うので、魔物に打ち勝った「チーム」のメンバーに感謝しながら、これからまだ魔物と戦う「チーム」のメンバーを応援したいと思います。(佐藤) ※写真は私が1次試験前からずっと愛用してきた面接練習ノートです。 【20160805講演】弥冨中学校で道徳模擬授業「考え、議論する道徳」がキーワードですので、それを意識した展開を解説しながら、また若い先生方のために授業技術を具体的に示しながらの2時間30分でした。 先生方とやり取りする中で、コミュニケーションが増し、よりインタラクティブな授業が展開できるようになりました。やはり、授業は生徒と教師の関係性が重要だと改めて思いました。 百聞は一見に如かずの旅(吉田)8月7日、フィギュアスケートを見に行きました! メインはやっぱり…世界の真央ちゃん、浅田真央選手!! 他にも村上佳菜子選手、イタリアのコストナー選手、カナダのパトリック・チャン選手などそうそうたるメンバーが生演技をしていました。 テレビではわからない温度、氷が削れる音、氷をつるつるにしている様子、演技のインパクト、すべてが新鮮です。名古屋最終日ということもあり、今シーズンのショートプログラムを見られたのも嬉しかったです。やっぱり行かないとわからないこともいっぱいありますね。大学生には高い1万円を払ったことが報われた気がします そして8月8日、小笠原先生の京都の講演会(そちらの記事も書きます。)に参加する前に天橋立を訪ねました。 皆さんは「仁和寺にある法師」という古文を知っていますか? 簡単に説明をすると、ある法師が有名な寺に目的をもって、一人で行くのですが、その寺がどこにあるか知らず、本当は山を登り参拝しなければいけないのに、登らず下の特に意味のないお寺を参拝し、法師自身はその寺に行ったと満足して帰ってきたという話です。(詳しくは読んでください) 本末転倒で自分ならそんなことしないと誰もが思うことでしょう。 この吉田、やりました。 そう、「天橋立にある吉田」が生まれたのです。 天橋立といえば、「股からのぞいてみるあの景色」を僕は求めていたのです。 車を走らせ、時間に追われる中、やっと辿り着いたとき、気付きました。 あの景色は山からしか見えないのになぜ自分は平地にいるのかと…。 どうやら、僕が行かなければいけなかった場所は傘松公園だったようです。 時間がなく、諦めました。 これもまた、「百聞は一見に如かず」ですね まさに「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」です。 いろんなことを体験して今後も「豊かな人間性」を育てていきます。(吉田) 福井名物(浦)
福井県についての記事をしばらく書いていないことに気付きましたので、久しぶりに書きたいと思います!
今回はこの時期ということもありますので… 試験に「カツ」! ということで、皆さん、「カツ丼」と言えばどのようなものを思い浮かべますか? 卵でとじたものであったり、ソースがかかっていたり、味噌が乗っていたり…。 福井県といえば、ソースカツ丼です。 ポイントは薄めのカツと、カツ全体にかかったソースです! ボリューム満点!お召し上がりになる時はお腹を空かせてからどうぞ! 写真は、ヨーロッパ軒のカツ丼です。 ちなみに、蓋にカツを置きながら食べると食べやすいですよ。 福井にいらっしゃった時に、ぜひお召し上がりください!(浦) 【20160804講演】教育ICT推進セミナーin長岡「学校を元気にする真の校務システムの活用」と題して40分間。平成10年度からの校務支援システム開発開始エピソードから学校変化の数々を笑ってもらいながら紹介しました。 セミナー最後に、鷲尾健仁先生と対談をしました。20分間。ICT環境整備における市の組織の在り方をテーマとしました。 びっくりしたのは、総合司会役がペッパー君だったことです。タイミングよく司会をするペッパー君に驚いてばかりいました。 ライバルは1964年(渡部)
「ライバルは1964年」
私はこの言葉を電車の中で見つけ、一瞬何の広告だろうと思いました。 1964年… 気付いた方も多いと思います。 東京オリンピックの年です。 広告にはライバルは1964年という言葉と一緒に当時の人々の写真がたくさん載せられていました。 そして、そこにあった言葉は 「あの頃の日本人に、笑顔で負けるな。 見る夢の大きさで負けるな。 人を思いやる気持ちで負けるな。 くらしの豊かさだけじゃなく、こころの豊かさでも、ぜったい負けるな。 ライバルは1964。 2020年に向け、日本を考えよう」 オリンピックではメダルの数や結果に注目しがちだと思います。 もちろん、日本代表の選手がたくさん活躍し、メダルを獲得したり記録を更新することは多くの人に夢や希望を与えると思います。 しかし、オリンピックが自分の国で開催されるということはもっともっと多くの人に夢や希望を与えられるのかもしれないと思いました。 オリンピックという空気を肌で感じることができる、憧れの選手を生で見ることができる、世界中の人に日本のよさを知ってもらえる… オリンピックが開幕し、私も日本代表選手の活躍を楽しみにしています。 そして、今テレビで見ているオリンピックが4年後日本で開催されると思うと今からとてもわくわくします。(渡部) 【20160802講演】京都府総合教育センター中学校数学講座
8月2日(火)は、京都府総合教育センターで開催された「中学校数学講座」で講師を務めました。
午前・午後という終日の講座でしたので、午前は、私の数学授業づくりの根底においていることをじっくり伝えました。午後は、依頼があったICT活用による数学授業の実際を紹介、教材研究の楽しさ、深め方などを体験してもらいました。 帰路で出会った数人の受講の方から、「とても良い講座でした」「ぜひ2学期からやってみます」など、嬉しい言葉をいただきました。終日、頑張った甲斐がありました。 頑張るぞ!(牧野紘)
最近では、周りの方の応援が頑張る糧になっています。
家族、大学の先生、友達、先輩、バイト先の生徒たち、などなど。 自分の夢を叶えるために頑張るのはもちろんですが、応援してくれる周りの人のためにも良い結果を残したいなと、日々感じています。 2次試験まで、あと一週間がんばります。(牧野紘) *写真は、家の台所にあるホワイトボードです。私が知らないうちに書いてありました。 【20160801講演】島根県益田市管理職セミナー
6時間かけて、前日(7月31日)から益田入り。8月1日は、午前9時20分から12時まで、校長、教頭、主幹が集まられた会場での管理職セミナー講師を務めました。
演題は「玉置流・学力が高まる学校づくりの方策」。私の教頭、校長時代の学校経営について具体例を基に1時間30分話しました。 その後、私の講演をもとに、グループごとに学んだこと、次の一手について話し合いがなされました。 「とてもエネルギーがわきました」など、嬉しい感想をたくさんいただけ、ほっとして帰ってきました。 納涼祭(牧野紘)
先日、サークル活動の一環で、毎年ボランティアとして参加している納涼祭がありました。私は四年生なので、大学生活最後の納涼祭でした。
活動としては、水風船つりのコーナーを受け持ったり、ビンゴの補助などをしました。 最後には、毎年披露している火舞いを行いました。 とても暑かったですが、子どもたちや、地域の方と触れ合うことができ、とても楽しかったです!! また、この納涼祭が行われる地区の活動は、年に何回かあり、続けて参加することができます。 私は大学一年生のころから参加しているので、子どもも私のことを覚えてくれますし、子どもの成長をじかに感じることができます。 今回は納涼祭でしたので、いつもの子ども会とは違い、中学生の子も遊びに来ていました。 私が一年生のころ、子ども会で一緒に遊んでいた小六の子が、今では中学三年生となっていました。 久しぶりに再会しても、声をかけてくれ、中学の話も聞くことができ、とても嬉しかったです。 久しぶりに活動に参加し、子どもたちと触れ合うことで、子どもが好きだなと改めて思いました。 また、やっぱり自分は教師になりたい、と強く思いました。 今は採用試験最中で、あまり活動に参加できていませんが、落ち着いたらたくさん参加したいです。(牧野紘) 第4回フレンドシップ活動(堀江)
8月6日(土)、第4回フレンドシップ活動がありました。今までの活動とは違い、第4回では、デイキャンプとして、夜8時まで活動を行いました。
午前の企画として、水風船を使ったレクを行いました。炎天下の中での企画だったため、水分補給の時間をしっかり取ったり、水まきをするなどして、工夫をしました。 企画中の子どもの顔は本当にキラキラしていて、楽しんでいる様子が分かりました。 午後からは、いくつかの遊びのブースをつくり、班ごとでブースめぐりをしました。たくさんの物作りのブースがあり、中でも、保冷剤の中身を使った「消臭剤づくり」がとても印象的であり、子どもたちは楽しそうに作っていました。 ブースめぐりのあとは、夜ご飯として、カレーを食べ、外でキャンプファイアーを行いました。キャンプファイアーでは、火の周りを囲って、全員でダンスを踊りました。 1日が長く、自分自身もかなり疲れきっていましたが、帰り際に、いつもおとなしく自分の気持ちをなかなか言えない子が、「あー。楽しかった。」とボソっと言っていたのを聞いて、心からそう思ってくれているような気がして、大変嬉しかったです。それとともに、一気に疲れも吹き飛んでいきました。 大学生のうちから、こんなにも子どもと関われるなんて、なかなかないと思うので、一つ一つの活動を大切に、残りの活動も一生懸命取り組んでいきたいと思います。(堀江) 7月25日第2期生ゼミ記録(石川)
7月25日(月)前期最後のゼミを行いました。今回の発表者は、百瀬さん、吉田さんの2名でした。
1人目の百瀬さんは、安心感を与える教師の働きかけをテーマとして、中村健一先生の著書を参考に発表していました。学級つくりの基盤として「安心感」が大切ということを中心に「1.お笑いで安心感」「2.フォローで安心感」「3.厳しく叱るで安心感」の3つのキワードについて発表していました。百瀬さんは、発表の中で中村先生が実践しているネタをいくつか紹介してくれました。 中でも教育実習前の私たちの中で盛り上がったのは「あいうえお作文」です。早く自分の名前を覚えてもらうために、ぜひこの機会に考えてみようと、2期生全員で考えました。「ライオンも倒せる」や「キラキラ笑顔」など、子どもが食いつくようなフレーズを入れることで、自己紹介後のコミュニケーションに繋がることなど、体験的に学ぶことが出来ました。 私自身、学級つくりについて研究をしていますが「安心感」という子どもの「こころ」に働きかけるという、人間関係をつくる上で当たり前のことに目を向けられていなかったように感じました。先ほどの「あいうえお作文」の他にも、たくさんの実践的な関わり方を学ぶことが出来ました。教育実習にてその中の1つでも実践したいです。 2人目の吉田さんは、前回に引き続き、探求学習について、小笠原豊先生の実践から発表していました。前回の「理科教育が目指す子どもの姿を実現するには探求学習が必要」という内容から発展して「なぜ探求学習なのか」という所に注目していました。 探求学習とは、子どもの疑問からスタートする勉強であり、現象と子どもが対話することによって、学ぶ必然性が発生し、自発的に学習を進めていく学習であり、授業が「子ども」「教師」「教材」から成り立つのに対し、探求学習は「子ども」「教師」「教材」『強い問題意識』から成り立つと発表していました。 また、それを踏まえた上で、小笠原先生の探求学習への考えをDVDで見せてくれました。大学生の私たちでもクスッと笑ってしまうような工夫やアイデア、そして何よりも子ども達に感動を渡したい、心に残ることがしたいという想いが伝わって来ました。 吉田さんは、最後に京都で開かれる小笠原先生の講演会に参加することを話していまし た。以前から思っていたのですが、吉田さんの研究への想い、熱意は2期生の中で1番だろうと思う瞬間がいくつもあります。(もちろん私を含みほかの2期生も負けてはいませんが…)「大人数のゼミだからこそできることがある」と玉置先生も話されるように、こんなにも周りに競い合い、高め合える仲間がいることはとても幸せなことだと思います。せっかくの大人数のゼミです。見習えるところはしっかりと見習っていきたいと改めて思いました。(石川) 1期生教採1次、全員合格!
発表が一番遅かった愛知県の教員採用試験の1次結果もわかりました。
おかげさまで、12名全員が1次試験は合格しました。 大所帯ゼミを生かし、互いに刺激し合い、しっかり準備をして臨んだ成果だと思います。 2次に向けて(すでにある県は終了)、最後の詰めをしています。 「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加して(井上)
先日『「いのちの副教材」模擬授業セミナー』へ参加させていただきました。セミナーは、「いのちの授業」とは何かという話から始まり、「いのちの授業」を実践した模擬授業が行われました。この「いのちの授業」とは、小児がんを知ることを通していのちの大切さを学校で子ども達が考える授業のことです。「いのちの授業」の説明を拝聴し、実際に模擬授業を拝見させていただく中で、いのちの大切さを考えたり、授業を行っていくことについて学んだりすることができました。
まず、「いのちの授業」の話をお聞きして印象的だった二点についてまとめます。一点目は、小児がんを知ることから始まるという点です。小児がんは子どもががんと闘うことであるため、大人はもちろん子どもも自分の人生経験と照らし合わせられます。したがって、誰もが経験したことのない死を少しでも近くに感じながら、いのちについて考えることができるのではないかと思います。 二つ目は、死を認知するということです。私自身、これまでに“命は大切”という発想はあっても“死を認知することは大切”という考えを持ったことはありませんでした。後者の考えも命を大切にするというメッセージにつながる点では前者の発想と同じですが、人に与える印象は大きく異なります。それは後者の場合、死という概念に含まれる不安感や恐怖感が考える者をより真剣にさせるためだと思います。つまり、死を認知することを逆にとらえると、いのちの尊さを感じるということになります。 以上の二点に共通することは、より現実味を感じながらリアルにいのちについて考えられるということだと思いました。まとめると「いのちの授業」では、いのちの話題を敢えて特別なものにせず、現実味を帯びたものとして扱うことでよりいのちについて真剣に考えられるということが分かりました。 では、上述したことを実際に子ども達と考えていくためにはどのようにしたら良いのでしょうか。それは玉置先生が行ってくださった模擬授業の中で学ぶことができました。学んだ中で最も感銘を受けたのは、子ども達の言葉を重ねるということです。これは子ども達の思ったことや考えたことを繋げていく中で、次に考えることの手掛かりを出したり、子ども達なりの考えの答えに近づいていったりするというものです。つい、子どもが言ったことに言葉を付け加えてしまう指導や、自分の思う答えや道理に照らして導こうとしてしまう指導を行いがちですが、そうではなく子ども達の言葉をもとに進めていくことが重要であると分かりました。 以上のように、「いのちの授業」とは子ども達が現実味を感じながらいのちについて真剣に考えられるものであり、そこでは子どもの言葉を重ねていくことが重要であると学びました。このような「いのちの授業」を知れたことは、私自身がいのちについて考えるきっかけとなりました。さらに、ここから子ども達と学校でいのちについて考えることへ広げていきます。この様な貴重な学びの場に参加させていただき本当にありがとうございました。(準ゼミ生・井上) 「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加して(石川)
7月9日(土)に私は、「いのちの副教材を活用した模擬授業」セミナーに参加させて頂きました。教育実習前に道徳について学ばせて頂き、とても貴重な体験になりました。
まずはじめに、セミナーの主催者の鈴木中人さんから「公教育で死を教える」事についてお話がありました。 このお話では、死を教えることについて、まずは子どもが死についてどれほどの認識を持っているのか。という所から学びが始まりました。鈴木さん曰く、小学校低学年は死を「情感」でとらえており、高学年になるにつれて「概念」や「いのちの心理」について認識をもっていくそうです。つまり、10歳以上から、子どもなりに「感じること」「意味づけ」が出来るようになるということでした。 では、実際にどのようにして子どもに死について「情感」を持たせそこから「意味づけ」をするのか、3つのポイントが挙げられていました。 1つめは、子ども自身の「気づき」を導き、心に届けること。 2つめは、子ども達の「生活の場」で考えさせること。 3つめは、自分の言葉で、自分の思いを伝えること。 正直な所、私はこの3つのポイントを聞いたとき、どれもそう簡単には達成できないような内容だと思いました。どうしても「死を教える」事についてのイメージがつかめませんでした。 鈴木さんのお話の後に、玉置先生による「いのちの授業(模擬授業)」がありました。 模擬授業は「今日はたくさん考えて心に汗をかきましょう」という言葉から始まりました。模擬授業は、私達が思ったことや、感じたことを中心として進んでいきました。また、繋ぎ言葉による価値づけや、意図的指名の方法など、細かく解説をして頂きました。実習前に多くの技術を教えて頂き本当にためになりました。 そして最後に、「言葉を重ねることが大切」「先生はどうしてもいい話をしようとしてしまう」「先生はあくまでも"きっかけ"」と話されました。私はその言葉を聞いたときに、フッとモヤモヤが晴れたような気がしました。どこか自分の思い描いているゴールに近づけようと思っている自分がいました。まだまだ技術不足ではありますが、まずは自分の言葉で思いを伝えていこうと思います。 このセミナーに参加して、私自身が「小児がん」や「いのち」について真剣に向き合うことが出来ました。教育実習の前にこのような機会を与えて下さり、本当に良かったと思います。ありがとうございました。 7月25日第2期生ゼミでの発表(吉田)
7月25日のゼミで三回目の発表をさせていただきました。
今回も小笠原先生の実践されていた探求学習を参考にさせていただきました。 〜探求学習〜 子どもの疑問からスタートする勉強である。 先日のゼミで出てきた「主体的で対話のある深い学び」という視点で見ると、「子供と現象が対話する」ことから始まるのが理科の探求学習であり、対話があるから学びが深まり始めるということを提示。そこから考えることで探求学習の意義を見出せるという説明をしました。 〜先生の考えと工夫〜 まず教科に対する気持ちが必要であること、子供を引き付ける方法(必然性のある話をする、目的があっての教材の扱い方、道具の使い方など)を事細かに話しました。 〜理科らしく実験もしてみました。〜 振子の実験を教師実験として見せ、「ふり幅」、「重さ」が同じ条件にし、二つの振子を振ったときに同じ速さで振子が動かないことを子供の疑問として、「なんでこうなったんだろう」という感覚を聞いているみんなに感じてもらおうとしました。答えを後から離すと声が上がり、こっちまで嬉しくなりました。 今回はしっかりと発表ができました。前回の発表の記事で「本との対話ができていなかった」という表現を書き、学びの低さを感じ、取り組んだ結果が今回だと思います。 しかし、私は本当にまだまだ未熟者であると感じます。 今回しっかりできたということはその力はもともとあるということであり、それを常に出せないというのは自分の弱さです。 人前で緊張してなかなか周りが見ることができていないこと 話のプロになる人として時間を守れなかったこと 情報の取捨選択をし、明確に伝えられなかったこと 課題ばかりですね(笑) 最初からなんでもできる人はいませんし、このような機会があったから気付くことができ、次に進めるのだと思うと「伸びしろのあり、この先の人生も楽しいだろうな」と感じます。 実習が始まることもあり、少し自分の研究はストップしてしまいますが、私を大きくしてくださった「本で出会った多くの方」に感謝を伝えたいと思います。 ありがとうございました。(吉田) 7月25日1期生ゼミ記録(松井)
ゼミ生全員が一次試験を終えての集合となった前期最後のゼミ。私は時間ギリギリに到着したのですが、教室では試験の問題や面接の質問内容でみんなが盛り上がっていました。教室に入る前に「沈んだ空気だったらどうしよう…」とも一瞬思ったので明るい雰囲気でゼミが始められてよかったです。
玉置先生と一次試験の内容を振り返り、二次試験に向けての最終確認。どの自治体も個人面接があるので、自分の思いを語れるようにまた1ヶ月精進していきたいと思います。 前期のゼミでは採用試験の問題から様々な教育課題について考え、理解を深めることができました。玉置先生がよく仰るように、人数が多いゼミだからこそ様々な考え方を知ることができたと思います。全員が一次試験を突破していることを願い、全員合格に向けてまた勉強に励んでいきます。(松井) |
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