4月18日第2期生ゼミでの発表(古川)
4月18日、今日はゼミで私が発表する役目でした。
初回で最初の発表者ということで、最初は緊張していましたが、他のゼミ生が真剣に話を聞き、たくさんメモをとってくれていましたたので、自信をもって発表することができました。 私が今回発表したのは、「授業の原則十か条」という内容です。「授業の腕をあげる法則」(向山洋一著、明治図書)という本を参考にしました。 ★ 授業の原則十か条 第1条:趣意説明の原則 第2条:一時一事の原則 第3条:簡明の原則 第4条:全員の原則 第5条:所時物の原則 第6条:細分化の原則 第7条:空白禁止の原則 第8条:確認の原則 第9条:個別評定の原則 第10条:激励の原則 発表後の話し合いの際に、特に「第9条の個別評定の原則」について議論しました。今回は体育についての個別評価の際に行う一人ひとりへの点数化について私達は考えました。 「一人一人を見て的確なアドバイスをすることは大切だが、私は体育が苦手だからあなたは何点といわれたらやる気がなくなってしまう」「得意だから高く評価されて目立ちたい」などと、様々な意見を出し合い深めていきました。 最後に玉置先生の教育実習での体験談を聞きました。実習では当然ですが、たくさんの失敗をすると思いますが、その失敗から学び、十か条を意識して教育実習を行うことが大切であると感じました。(古川) 4月20日、1日の最高アクセスになる
平成28年4月20日、ご覧のように1日で「589」というアクセスがありました。
これまでの最高ですので、訪問いただけた皆様に感謝して記録しておきます。 ゼミの仲間<松井君>紹介(牧野)
玉置ゼミ、2年目がとうとうスタートしました!新しく後輩も増え、さらに頑張らねばと思っています。
ふと、私は去年の今頃を思い出してみました。去年の今頃は、教職ゼミということもあり、初めましてのメンバーも多く、少し緊張していたのを覚えています。それが今では、玉置ゼミが私の大事な居場所の1つになっていることに気がつきました。 そんな仲良し一期生ですが、記事を読んでくださっている皆さんには、一期生がどんな人間なのか(笑)、このホームページでは分からないと思います。そこで!私が勝手に一期生を紹介していくことにしました!! やはり最初に紹介するのは、、、 我らがゼミ長!松井くんです。 松井くんは、完璧人間です。いつもゼミのために、全ての連絡、調整を行ってくれています。ありがとう!話し方もしっかりしていて、頭も良くて、実は松井くんはサイボーグなのではないかと、たまに思います。けれど、この完璧さは、松井くんの血もにじむような努力があるからだと、私は思います。 松井くんの株をしっかり上げたところで(笑)、松井くんの苦手なものを1つ皆さんに教えたいと思います。実は松井くんは、犬が苦手なのです。以前、玉置先生のお宅にお邪魔させていただいた時に発覚しました!なんとも可愛い弱みですね。ここでギャップを狙ってくるというテクニック!ここまで完璧です。 こんな松井くんですが、松井くんがいなければ、玉置ゼミは成り立ちません。自慢のゼミ長です。そんなゼミ長にこれからもついていきます!そして、たまには、少しでも力になれれば良いなと思っています。 以上、松井くんの紹介でした。また勉強の合間に、紹介記事を書いていきたいと思います。学びの記事も書きます!私なりに、玉置ゼミホームページを盛り上げていきたいと思っているので、見てくださっている方々、これからもよろしくお願いいたします。(牧野) 4月13日第1期生ゼミ記録(大澤)
先日、今年度になって初めてのゼミが開講されました。
まず、玉置先生より日本教育新聞に載っている教員採用試験の過去問を解くように言われました。「いじめ」についてさまざまな問題が記載されていました。間違えてしまったところについてどうしてそう考えたのかや、知っておくべきことなどを押さえながら、「いじめ」問題そのものについて全員で考えました。 次に、場面指導の練習を通して、教師としての伝えるべき事柄について考えました。場面の設定は、「あなたは小6の担任です。ある朝、小6の児童がいじめにより自殺したニュースがありました。その日の朝の会であなたは子どもたちにどんな話をしますか」というものでした。自分だったらどうするかを隣の人と話し合った後、実際に先生とゼミ生の前で行いました。 初めて場面指導を行ったのですが、難しかったです。玉置先生からは私たちの取組についての評価、伝えるべき事柄、そして気持ちを伝えるときの表情、目線、声の抑揚など、場面指導を行うにあたって大切なことを教えていただきました。 教員採用試験は団体戦。ゼミに行くと、たくさん刺激をもらえます。信頼できる先生と仲間と共に、あと3ヶ月全力で走り抜きたいと思います。(大澤) 拙稿掲載「学校運営4月号」
全国公立学校教頭会が編集・発行している月刊誌「学校運営」4月号に拙稿が掲載されました。
タイトルは「学校を元気にするチームリーダーのコミュニケーション術」としました。 次のような小見出しを付けました。 「元気な学校には元気な管理職がいる」 「教職員のやる気を引き出す声のかけ方」 (1)やる気の源泉 (2)声のかけ方 (3)相手のやる気を引き出す他の方法 「教職員の悩みを解決する話の聞き方」 (1)悩みはあって当然 (2)日頃から会話を重ねていることが大切 (3)事前に推測できるリーダーでありたい (4)聴くことに徹すること 「注意を促す時の声のかけ方」 (1)「注意」という言葉の定義 (2)予想の延長上にある注意 (3)注意は具体的にする 機会があれば、ぜひお読みください。 第1期生卒業論文「はじめに」を読み合う
昨年12月末の合宿で
作成した卒業論文目次案。 それにしたがって、 3月末までに書いてみた 「序章(はじめに)」。 まずは、それを読み合う。 気づいたことを伝え合う。 「いのちの授業」を拝見して(浦)
玉置先生からサイトを紹介していただき、先生が実際に行った「いのちの授業」を拝見しました。
昨年度のゼミで生徒役としてこの授業を受けさせていただいたので、話の内容は知っていたものの、聞き入ってしまい、また、考えさせられる授業でした。 私が授業を見て思ったことは、画面を通してでも分かるぐらい、生徒が真剣に考えているということです。その理由の1つとして、先生が生徒の発言を生徒同士で深めていけるような問いかけや指名をしているからだと思いました。 例えば、最後の方で「当たり前のことを大切にする」という発言から、「どういうこと?」と自分達の生活の中での具体例を挙げさせ、さらにそこで出た「生きていくことを大切にする」という発言を、また、どういうことかと聞き返していました。抽象的な言葉が、生活する上で感じる具体的なものになったことで、全生徒にとってイメージしやすくなったのではないかと思います。指名についても、発言した生徒に聞き返すのではなく、他の生徒に聞いていたことから、学級全員で考えるという環境がつくられているのだと感じました。 ケイコちゃんとマイさん、死ぬことと生きること。この2つの対の話を取り上げるからこそ、自分が大切にしていきたいことをより深く、しっかりと考えることができるのだと思います。そして、それが「いのちの授業」なのだと思いました。黒板に「生」、「死」とはっきりと書いてあることも印象的で、正面から生徒に向かっているようにも思えました。 命は大切なものです。しかし、世の中には自ら命を絶つこと、命を軽視する言葉などが多くあります。だからこそ、学校の授業で命について扱うことが大切なのだと思います。ただ読み聞かせで終わるのではなく、児童生徒に訴えかける工夫をして、しっかり、じっくり考えさせる必要があるのだと思いました。 実際の授業を見させていただくことはできませんでしたが、動画を通して、「命」という大きなテーマに迫るための授業展開や生徒の考えを深める教師の働きかけを知ることができました。動画の見れるサイトを教えていただき、また、このような学ぶ機会をいただき、ありがとうございました。 私も、心に汗をかかせる道徳、その他の授業ができるようになりたいと強く思いました。(浦) お祭り(牧野)
先日、私が住んでいる地域のお祭りでした。お祭りの日には、獅子舞が各家庭に来たり、神輿やお囃子を乗せた山車が地域内をまわります。
私の家では、お祭りの日には提灯を玄関に飾り、お寿司を食べると決まっています。年々お祭りに参加することは少なくなっていますが、お祭りというだけで、特別な気持ちになります。 毎年出している提灯だけは、私が大人になっても続けたいです。(牧野) 4月13日第1期生ゼミ記録(浦)
4月13日、本年度初の1期生のゼミがありました。
今後の方針について玉置先生からお話があった後、すぐに教員採用試験に向けての対策が始まりました。 今回は、先生が用意して下さったいじめを扱った問題を解き、その後場面指導の練習を行いました。 場面指導のお題は、「あなたは小学校6年生の担任です。他県の小学校でいじめ自殺があり、今朝のニュースで取り上げられました。朝の会で子ども達に何を話しますか」です。 初めて場面指導をしたのですが、限られた時間でまとめること、伝わる話し方など、練習の必要性を感じました。 先生から教えていただいた場面指導をする上でのポイントを、4つまとめました。 1.声に抑揚を付ける(強調したい言葉はゆっくり、はっきりと) 2.表情や真剣な目で気持ちも伝える(表情豊かに) 3.演技をする(真剣さを伝えるために厳しい演技をするなど、姿で示す) 4.ゴタゴタと話すのではなく、端的に分かりやすく話す(遠回りせず、はっきりと言う) 面接練習をしてても思ったことですが、自分の中でキーワードを持つことが大切だと思いました。いじめ問題ならこれ、学級づくりならこれ、といったキーワードを持つことで、話したいことがまとめやすくなり、また、様々なところで活かすことができると考えます。そのために、今一度自分の考えをしっかりと整理する必要があると実感しました。 久しぶりにゼミ生全員が集まり、真剣に問題に向かい、時には笑い声も溢れ、とても居心地の良い学びの時間でした。教員採用試験まであと約3ヶ月。目標に向かって、みんなと一緒に頑張っていきたいです。(浦) 「いのちの授業」を拝見して(牧野友)
私にとって「いのち」を扱う授業は、とても難しいイメージがあります。題材を何にするかということも大事ですし、言葉や読み方など気を使わなければいけないことがたくさんあると思うからです。ですから、今回の「いのちの授業」を自分の学びにつなげたいという気持で拝見させていただきました。
まず題材の小児がんにかかり、6歳で亡くなってしまったケイコちゃんと、今も生きているマイさんの取り上げ方について私は興味をもちました。 ケイコちゃんとマイさんは死と生という対称的な存在と私はとらえたので、私なら「死」と「生」にわけた授業を考えてしまうと思います。しかし先生は、二人の共通しているところから、大切にしようと思ったところにポイントをもっていかれたので、「当たり前を大切にするこことは何か。」「生きていくことを大切にするとはどのような事なのか。」という深めの質問を生徒の発言から抜き出していらっしゃりました。ですから、生徒がより深く「いのち」について考えられたのだと感じました。私は題材の活かし方をもっと学び、生徒がより考えられる授業を作りたいと思いました。 次に生徒とのかかわり方については、挙手発言がなくなった時の意図的指名に注目しました。 先生は生徒の独り言のような呟きを聞き漏らさず、発言を促していらっしゃいました。そのため、新たな意見を引き出すことができ、授業を展開させやすくなっていたと思いました。また、生徒の意見を肯定的にとらえることで、その生徒は意見に自信を持てるし、この難しい課題に対して発言しやすい空気にクラス中がなったのではないかと感じました。私も同じような場面になったら先生のように子どもたちの声をよく聞いて、表情をよく見て意図的指名をしてみたいと思います。 私はこの授業を拝見して、主に子どもたちが考える授業づくりと、意図的指名についてのヒントをいただけました。このヒントを自分の授業づくり、学級づくりに生かしたいと思います。貴重な授業を拝見させていただきありがとうございました。(牧野友) ゼミ生褒められる!
教育コンサルタントの大西貞憲さんのブログ「for next」の記事の中で、2月に行われた「愛される学校づくりフォーラム」の午後、我がゼミ生が登壇した時のことが書かれていました。以下のようにとても褒めていただけました。貴重な記録ですので、ここでも紹介させていただきます。
以下はその記事から、ゼミ生のことを書いていただいたところを抜き出したものです。 *** この授業の検討は、「授業アドバイスツール」を使って行われました。このツールは授業をタブレットや携帯端末で録画し、アドバイザーが気になったシーンで画面をタッチするとその時の静止画と時間情報が記録され、後からそのシーンを簡単に呼び出して動画を再生することができるというものです。 小西先生は実際のアドバイスを意識して、まず神戸先生の授業から学んだことを若手役の学生に問いかけます。とにかく驚いたのが、学生のコメントがとても的確だったことです。 ・情報の一部を隠すことで何だろうと興味を持たせていた。 ・大切なことを子どもに言わせる。「同じ」といってもその同じをもう一度言わせる。 ・子どもの発言内容の補足を、発言者ではなく、あえて他の子どもに問いかけて子ども同士をつなぐ。 ・挙手ではなく、表情を見て意図的に指名している。 ・全体での意見交換で行き詰ったところで、まわりと意見交換するように戻した。 といったことが続きと出てきます。まさに、「びっくりぽん!」です。私のまわりの先生方も、自分の学校の若手教員でもここまでは気づけないだろうと感心しきりでした。指導教官の玉置先生はさぞ鼻が高くなったことでしょう。 *** 大西貞憲さん、ありがとうございました。(玉置) 「いのちの授業」を拝見して(渡部)
先日、「いのちの授業」の映像を見させていただきました。
私はこのDVDに収録されている授業を実際に見させていただいたので、映像を見るとあの時の教室の雰囲気を思い出しました。 玉置先生の「心に汗をかこう」という言葉で授業は始まります。「いのち」がテーマということもあり、教室にピンと張り詰めた空気があったような気がします。 ケイコちゃんとマイさん、「生」と「死」というまったく反対のものの中から共通することを見つけるという活動の中で生徒たちから出できた言葉は「当たり前のことを大切にする」、「生きていくことを大切にする」という言葉です。 もし、私がその言葉を聞いたら「そうだね。当たり前のことを大切にしていかないといけないね。」と言って終わってしまうような気がします。 しかし、玉置先生は「当たり前のことを大切にするってどういうこと?」、「生きていくことを大切にするってどういうこと?」とさらに問いかけていらっしゃいました。 考えてみると「当たり前のことを大切にする」ということはぼんやりとしていると思いました。具体的に問いかけることでさらに自分の生活と結びつけて考えることができるのではないかと思います。生徒たちからの言葉を聞いても「当たり前のこと」、「生きていくこと」は人それぞれ違うと感じました。その違いが一人一人の価値観ともつながるのかなと思いました。 また、以前記事にも書かせていただきましたが、玉置先生の授業の最後に発言した女子生徒の言葉は改めて聞いてもドキッとさせられるものでした。 それは、言葉に詰まりながら言った「いのちは弱いようなもの」という言葉です。 教室で授業を見ているときよりもあの女子生徒の何と言おうか迷っている時間が長く感じられました。その時間きっとあの生徒は心に汗をかいていたと思いました。 私もいつか心に汗をかく道徳の授業ができるようになりたいと思いました。 この授業を実際に見させていただく機会を与えて下さりありがとうございました。(渡部) 「いのちの授業」を拝見して(江口)
玉置先生の授業を拝見しての感想です。「いのち」という深く、真剣に考えなくてはならない題材でした。そのため日頃からクラスの雰囲気がよくなければ、今回の授業のように生徒たちが真剣に授業を聞き、意見を述べることはないのではと思い、改めてクラスづくりの大切さを感じました。また先生がお話をされている際に生徒が中央を向いて意見交流をしやすい形にしたり、先生が質問を投げかけて自由にあてていき、さらに突っ込んで質問をし生徒自身の言葉によって授業を展開していくことが印象的でした。
二人の写真や資料を提示することで具体的に考えることができると思いました。亡くなってしまったケイコちゃんと元気になって生きることができているマイさんを比較することで生と死について深く考えることができると思いました。 普段当たり前に生きて、生活していることが病気になってしまうと一気に崩壊してしまう。中学生の時期に深く考える機会はあまりないのこのような道徳の時間に当たり前について見直すことが大切であると思いました。自分・他人の命のついて考え、自殺をしたり、殺してしまう人がいなくなってほしいです。そのために生徒の心に響くような「いのち」の授業を行いたいです。 今回の授業では、二人方共通していえる「大切にすることは?」において感謝・命・普通に暮らすことなど当たり前に行っていることを大切にするべきだと生徒の言葉で述べられたので生徒の心に届き、心の変化があったのだと思いました。 玉置先生の授業を拝見して、「いのち」・道徳の授業の仕方を学ぶことができました。これからも多くの授業を拝見して学びたいです。ありがとうございました。(江口) いよいよ東京進出!「教育と笑いの会」
私は「教育と笑いの会」の会長を務めさせていただいています。
これまで名古屋で2回、「教育と笑いの会」を開催してきました。大変好評で、いずれも200名満席の催し物となりました。 ぜひ東京でも開催してほしい!という声があり、このように言ってもらっている内が華、と考え、6月5日(日)、新宿で「第3回教育と笑いの会」を開催することになりました。 詳しくはこちらでご覧いただけます。また参加申し込みもできます。時には、大笑いしながら、教育について真剣に考えてみませんか。 多くの皆様のご参加を楽しみにしています。(玉置崇こと愛狂亭三楽) 「いのちの授業」を拝見して(牧野)
玉置先生が関わっていらっしゃる、「いのちの授業プロジェクト」の、道徳の授業が、実際の中学校で行われた様子を、動画で見させていただきました。
私は、ゼミでこのお話を聞いていたので、内容としては知っていたのですが、実際の子どもの反応を見るのは、今回が初めてです。 子どもの反応で1番印象に残っていることは、1番前に座っていた、男子学生のことです。その生徒の、意見を言うときや、玉置先生と話している姿を見たところ、私はその生徒は、クラスのムードメーカーのような明るい存在であると感じました。そんな生徒が、ケイコちゃんの話を聞いている時は、とても真剣な表情をしていて、顔つきの変わりように驚きました。 また、道徳の授業というと、子どもはあまり進んで感想を書きたがらないこともありますが、線いっぱいに書いている姿も印象に残っています。 「いのちの授業」が、このように生徒の心に響く理由を、私なりに2つ考えてみました。 1つ目は、この授業が「ケイコちゃん」と「マイさん」、2人の構成になっているということです。「ケイコちゃん」の話からは、がんという病気の怖さ、悲しさが、「マイさん」の話からは、病気に対して、希望を持つ前向きな気持ち、を主に感じることができます。そして、2人の話から共通して考えられる、「今の自分たちが大切にしなければならないこと」が、この授業の軸になっていると感じました。どちらか1人の話だけでも、道徳の授業は成り立つと思いますが、2人を取り上げたからこその「いのちの授業」だと思います。 2つ目は、玉置先生の、生徒に対する訴えかけ方です。玉置先生がお話を読んでいる時の声には、聞いている私たちの胸に響くものがありました。重すぎず、それでいて生徒に迫っていくような印象を受けました。また、印象に残っているのは、先生の板書です。はっきりと「生」と「死」という2つの言葉が対称に書かれていました。私が授業者でしたら、「死」という言葉を、何か別の言葉に置き換えていたかもしれません。しかし、大切なところを、遠回しにせず、正面から向き合うからこそ、生徒たちも正面から向き合ってくれるのだと、その板書から学びました。 今回は玉置先生の授業を見させていただいたので、他の先生方の授業も拝見し、自分なりの気づきをしたいです。サイトを紹介してくださった玉置先生、ありがとうございます。(牧野) 新校長への伝言ー笑いのあふれる学校づくりー
2016年4月11日付日本教育新聞「新校長への伝言」に拙稿が掲載されました。
見出し、小見出しを紹介しておきます。 「笑いのあふれる学校づくり」 「笑顔とユーモアは学校力向上の源に」 「万事機嫌よくを心掛けて」 私の原稿のリード文には、次のように書いていただけました。 「新校長への伝言」の3回目のテーマは、「笑いのあふれる学校づくり」。公立中学校の校長時代に、「教育と笑いの会」を立ち上げ、人前で話すときには必ず「笑い」を盛り込む玉置崇・岐阜聖徳学園大学教授に、その大切さを語ってもらった。玉置教授は、笑顔やちょっとしたユーモアは、職場のコミュニケーションを促し、学校力を高める原動力になると言う。 ぜひ機会を見つけて読んでいただければと思います。(玉置) フレンドシップ3を終えて(松井)
フレンドシップ3年目、今年はサイエンス・クラフトコースの委員長として活動してきた。この1年はワーキングが多くの時間をかけて考えだした企画を100%実現したいという思いで取り組んだ。委員長という立場であるため様々な選択を迫られることもあったが、念頭に置いてきたことはやはり企画の実現である。ワーキングリーダーや幹部内でしっかりと話し合い、学生が話し合って作り上げた企画を最大限実現することができた。反省点も多々あるが、1年間の活動を企画力・運営力・指導力の観点から振り返りたい。
まずは企画力についてである。今年度はワーキングに所属していなかったため、直接企画を作るということはできなかった。そのため企画力が高まったという実感はないが、執行部会議や班長会議でワーキングリーダーの企画説明を聞きながら企画の中身を検討していった。子どもの安全面や1日の流れを配慮した際に、どこまでワーキングの思いを実現できるか考えることが大変苦労した点である。しかし、この苦労はワーキングで企画を作る側にいたときには感じることができない。委員長になり企画以外のことにまで視野を広げることができたのは、私にとって大きな収穫だ。 次に運営力についてである。1回ごとの活動は6時間ばかりしかないが、危険を予測したりぐんぐん農園コースの活動場所や時間配分を考慮したりと、毎回の活動で運営の難しさを感じていた。少しでも円滑に運営ができるよう心掛けたのは幹部内の連携である。当日の朝から活動が終わって片付けを行うまで、幹部1人1人がどこでどう動くのかを事前に話し合い決定した。例年行っていることではあるが、決しておろそかにせず細かく話し合ったことで大きな問題もなく運営することができた。運営するということはその1日をどれだけ具体的にイメージできるかが大切になる。教員になってからも必要とされる力なので残り1年でさらに磨いていきたい。また、運営するうえでどうしても予期せぬことがおこる場合がある。それに対しては「もしこうなったら」という視点をもち、想定外であることを減らしていくということを学んだ。臨機応変に動くことができる人は、頭の片隅に想定外が想定されているのだろうとこの1年で考えるようになった。 最後に指導力についてである。今年はこれまでと違う指導力が求められていたように思う。サイエンス・クラフトコースの学生はもちろん、フレンドシップに携わる学生全員に対してどのように指示を出すのか、どのように伝えるのかなど、学生の前に立つたびに考えさせられた。うまく指導できたとは思っていないが、私が1年間心掛けてきたことは手を抜かずにがんばることである。いわゆる口だけのリーダーにならないよう、自分が1番がんばるつもりで学生を引っ張ってきた。どこまでその思いが届いていたかは分からないが、呼びかけに答えてくれる学生が大勢いてくれたので少しは届いていたのではないだろうか。教員になっても子どもと共にがんばり、共に成長していける先生でありたい。 求められる委員長の姿にどれだけ近づけたかははっきりと分からない。しかし、自分の色を出しながら1年間委員長として活動することができた。大切なのは1つのぶれない芯を持ち、それを貫き通すことであると思う。私は幹部のメンバーやフレンドシップの学生に恵まれていたため、それが実現できた。この貴重な経験をさせてもらったことに感謝の気持ちしかない。最後の1年となる来年度の活動。フレンドシップがさらに発展していけるよう、これまでの経験を後輩たちに伝えていくなど自分にできることは何でもしていきたいと思う。(松井) 2期生!第1回玉置ゼミ 開講 (吉田)
4月11日に第二期メンバーにとって初めてのゼミが開かれました。顔合わせは何回かしていたものの、しっかりと向き合って話しをするのは初めてということもあり、少し緊張していたように見られたが、講義が始まれば、みんなの顔から笑顔がこぼれていました。
そんな中、今回のゼミでは2つのこと行いました。まず、ゼミのコンセプト・前期の方針の確認をしました。 本ゼミでは玉置先生がいつも話されておられる「書くことによって学ぶ」をコンセプトに活動していくこと、そのコンセプトの具体化ということで研究室のHPに学んだ内容を記事にし、更新していくことなど確認しました。 次に、ゼミ生選考の際に玉置先生の方に提出させていただいた卒論のテーマをゼミのメンバーに説明し、それに対しての質問をして、内容を深めていきました。 第二期ゼミ長の石川さんが司会を行い、1人ずつ発表をしました。それぞれの思いが込められた様々な卒論のテーマ(学級づくり、学級崩壊、学びの共同体、いじめ、デジタル技術を生かした授業づくりなど)は聞いている私たちにもテーマに懸ける熱意が伝わってくるほどでした。 この質問会を行うメリットに関して玉置先生は「質問力を高めることができる。」「質問を受けることで内容の曖昧な部分が見つかる。」と話されました。実際、質問をされると、発表者にとって痛いところを突かれて、より考えなければならない内容が見つかりました。また、人に伝えるということの難しさも感じたという意見も多く、自分の表現力にも焦点を当てていました。 そして来週からの発表のために玉置先生から参考文献やご意見など教えていただきました。また、司会進行をしていく中で授業技術を教えていただきました。それは質問を人に振る際に「他に」と言わず、うまくその場をつなぐために意図的指名を行うというものでした。意図的指名をすることで、その内容をより広げ深めることが可能になるとともに、質問を考える時間を作ることができました。そしてそのようにするためには発言者だけをいるのではなく、周りの表情や人の背景などを見ていくことでよりうまく話を進めることができることも教えていただきました。 来週からの発表は次のようにさせていただきます。 4月18日 古川、江口 5月9日 白井、牧野 5月16日 岩田、佐久間 5月23日 寺坂、石川 5月30日 百瀬、吉田 6月6日 古川、江口、白井 6月13日 牧野、岩田、佐久間 6月20日 寺坂、石川、百瀬 6月27日 吉田、古川、江口 7月4日 白井、牧野 7月11日 岩田、佐久間 7月18日 寺坂、石川 7月25日 百瀬、吉田 今後もゼミの様子を週替わりで配信させていただきます!!これから切磋琢磨していき、よりよいゼミになっていきたいです。(吉田) フレンドシップ3を終えて(小川)
3年目のフレンドシップ活動を終えて、3つのことについて述べたいと思う。
まずは企画力だ。去年に比べ、自分の意見を持って発言を多くできたと思う。6班ある中で、それぞれの班での子どもたちの実態を話し合い、今の子どもたちに一番適した企画にするために、毎回のねらいに思いを込めることができた。 さらに、ねらいが達成できるような企画にすることにこだわっていった。今年の活動で一番印象的に残っているのが第5、6回の活動である。第5、6回の活動は私たち3年生が実習でいない中、2年生が主体となって作り上げる活動である。第5回では私たち3年生が当日の活動に参加し、後輩たちが企画した活動を見てとても成長した姿を見ることができたからである。そこから第6回では1、2年生が中心となって企画し、安心して見守ることができた。 次に運営力である。去年に続き、今年もクラフトのメンバーとしてフレンドシップに参加してきたので、幹部のようにフレンドシップの運営に直接は関わることができなかった。しかし、同学年が幹部を務めている姿を見ていると、とても忙しそうで、フレンドシップという組織を動かすことはとても大変なことだと知った。特にカレー作りやバイキングといったような大学生が用意したものを使って子どもたちに食べてもらうという場面においては幹部の方々は細心の注意を払い動いていた。 そこでさらに、保健室との連携が強く、保健の先生方にお話しを聞いて、注意すべき点などの指導を受けているのを聞いて、フレンドシップ活動には多くの方々の支えで行うことができているのだと知った。毎回自分たちのやりたい企画をするために多くの人が裏の仕事をしてくれているおかげでできていることを感じ、感謝の気持ちを持って活動に望むべきであると考える。 最後に指導力である。この指導力が今の自分に最も欠けているものだと考えさせられた一年であった。まずは子どもたちに対する指導力である。今年は班長を支えられるような班の一員であることを目標にし、取り組んだ。しかし、子どもへの声かけをするタイミングや、子どもがはしゃいで危ない場面になったときにどの程度しかるのかなど、4年生さんから多くのことを学ばせていただいた。 特に、子どもが言うことを聞かずに1人で遊びだして企画の説明を聞かず、実験のお約束を確認するときに、遊んでいたり、だらけていたら一回仕切り直して、どれほど危険かを話したり、表情から怒っていることを伝えたり、周りの子の動きを意識させて今は遊ぶ時間なのかと尋ねたりと、様々に指導の仕方を学んだ。もし自分が班長であったら子どもたちに危険な場面を作らせてしまっていたと思うし、先輩やメンバーにたくさん支えられていたと考える。この先子どもに指導するという職業につきたいと考えているので今の自分のままでは当然指導することはできないと考える。 勉強面以外の指導についてはこの先もフレンドシップ活動を通してたくさん経験を重ね、社会に出たときに、子どもたちが安心して話しを聞いてくれるような指導ができるようにしていきたい。そのために、子どもたちがどんな声かけをすれば興味を持ち、意欲的に活動に取り組み、どんな行動を示せば、伝えたいことが正確に伝わってくれるのかなど、指導の方法や子どもの観察をこれからは意識して行うこととする。 これらを通して今年はたくさん見て、感じて、学ぶことができた。しかし、今年は学ぶだけでなく、自分の考えをもって行動できたと思うので、少しずつでも成長はできているのではないかと実感している。来年は4年生となり、一年を通して後輩の姿を見守っていきたいと考える。最高学年として、様々な場面で支えていけるように努めたい。(小川) |
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