4月18日第1期生ゼミ記録(佐藤)
4月18日、4年前期が始まって2回目のゼミがありました。
前半は玉置先生が用意して下さった教員採用試験の過去問や頻出問題をもとに、徳だけではなく、なぜこうした法規が定められることになったのかなど、教育問題について考えました。 後半は、面接で想定される場面指導について考えました。 前半の演習の時間では、正直、自分の正答率の低さに焦りを感じました。特に、法令に関する問題でのミスが目立ちました。似ている文面が多く、選択肢がいくつかあると迷ってしまい、正答に辿り着くことができませんでした。 全文が覚えられたらそれに越したことはありませんが、まずは各法令でのキーワードを押さえ、1つずつ着実に法令を覚えられるようにしたいです。教員採用試験のためであることはもちろんですが、一番は自分が教師になってから知っておかなければならない法令だということを意識したいです。 後半の場面指導では、「掃除をしなくなってきた学級に対して、どのような話をするか」という場面設定でした。私は小学3年生を想定し、以下のことを伝えようと考えていました。 ・自分たちの生活する場だから、キレイにしてほしい。 ・みんなが使う場(トイレ、廊下など)は、気持ち良く使ってもらえるようにしたい。 ・自分が任された掃除場所には責任をもってほしい。 この3点を伝えるために、まずはゼミ生同士で練習し、次にみんなの前で実践しました。そこで感じたのは、実際にやってみると思ったよりも難しいということです。自分なりに伝えたいことはまとまっていたのですが、いざ実践になると同じことを言っていると思えば、言いたいことが2点、3点してしまいました。 玉置先生からのアドバイスで、私の場面指導に大きく欠落していた点に気付かされました。それは、具体的に「こうなってほしい!」と伝えることです。ホウキで物と物の隙間まで掃く、雑巾は膝をついて小さな汚れまでしっかりと拭き取るなど、具体的な姿を伝えられていませんでした。また、中学生には逆効果かもしれませんが、小学校低・中学年に有効なのが良い面を伝えることです。「○○さんの掃除の姿はとっても良かったよ」というように、学級が目指すべき掃除の姿として、その手本となる児童を紹介することも、1つの方法であることも分かりました。場面指導は、自分なりの教育観を持った上で実践的に練習することが必要なので、このような時間を有効に活用していきたいです。 教員採用試験に向けて自分で勉強する時間も必要ですが、やはりゼミを通して仲間と勉強することで良い刺激をもらえることを改めて実感しました。合格に向けて玉置ゼミという「チーム」として、お互いを高め合いながら学ぶことを大切にしていきたいです。(佐藤) 4月18日第1期生ゼミ記録(小川)
前回のゼミに続き、教員採用試験の教職教養科目から過去問を行い、その問題で話題となっている事柄の背景について考えました。その後、場面指導を行いました。
過去問では、様々な県の過去問を解くことで狙われやすい問題やひっかかりやすい問題が見えてきました。中でも、語尾に「〜することに務める。」や「〜しなければならない。」の違いで正誤を問う問題があり、細かく法令を見ておかなければならないなと感じました。 また、私は場面指導で前に出て実際に取り組ませていただきました。「掃除をしなくなってきた学級にどのような話をするか」という場面です。私は、小学校5年生を想定して行いました。 まず、掃除の時間に最後まで取り組めていた児童をみんなの前で褒めました。そして、クラスのみんなに最後まで掃除に取り組めていたかを問いかけ、自分を見直すきっかけを作りました。そして、掃除をすることで環境だけでなく、自分の心もきれいになると締めくくりました。 玉置先生からは、高学年になるにつれて全体で褒めることを嫌がる児童も出てくるので気をつけること、場面指導なので、その場面だけを切り取った指導をするべきなので、掃除とはどうあるべきものかなどは、学級づくりの始まりに使う話なので場面に即してないなどの助言をいただくことができました。大いに参考にさせていただき、今後の面接練習に活かしていきたいと思います。(小川) 4月18日第2期生ゼミでの発表(江口)
私は調べてきたことを発表してみて、調べ切れていないところが多いと実感しました。
今回はいじめを未然に防止する方法を話しましたが、防げていないからこそ苦痛に感じたり、自殺してしまう子供たちが多いのだと改めて感じました。そのため未然に防ぐ方法に加えて起きてしまった後についてもう少し調べておくべきだったと思いました。 また、ストレスというストレス症状をもたらす原因のストレッサーでは、教師が一番関与していることは三位については詳しく説明しましたが、一位・二位について具体的に説明できていなかったため例を提示しておくべきだったと思いました。 競争意識を持つことはいいことと今までよく言われてきました。テストなども○○さんには負けないようにしようや他のグループよりもいいものを作ろう、たくさんみつけようなど勉強やゲームにおいて競争は不可欠なものです。しかし兄弟で比較されたり、仲の良い友達と競争して毎回負けてしまっていたらやる気はどんどん低下していき、自分はダメな人間なんだと思う人も多く過度の競争意識が芽生えてしまうのもよくないことだとわかりました。 競争意識は自分自身を成長させるものでもあるので時と場合に応じて競争意識を燃やさせることが大切だと思いました。そのために教師が社会体験や交流の場を設けていくことが大切で、子どもたちがストレスを感じない程度にして強く、たくましくしていかなければなりません。教師がしていることが子どもの負担にならないように考えていく必要があるのだと感じました。これからいじめの何について調べていくのかもう少し調べて考えていきます! 前に立って話すことはあまり機会がないのでこれからこういった経験を積んで教壇に立った時にテンパらないようにしたいです。またどんな質問が来ても焦らないように事前に深く調べなければならないと感じました。次回も頑張ります。(江口) 9万アクセス到達
平成27年4月20日から発信を始めた「玉置研究室」サイトですが、皆さんが訪問していただけるおかげで、本日(平成28年4月21日)、9万アクセスに到達しました。ありがとうございました。
ちなみに 4万アクセスから5万アクセスまで44日間。 5万アクセスから6万アクセスまで37日間。 6万アクセスから7万アクセスまで44日間。 7万アクセスから8万アクセスまで42日間。 8万アクセスから9万アクセスまで48日間。 でした。 いよいよ第1期生・第2期ゼミ生合わせて22名+1名(私)の発信となります。皆様、ますますの応援をお願いします。(玉置) 登校中の子どもたち(渡部)
私は学校に行くとき、よく登校中の子どもたちに遭遇します。
今日はとても心が温かくなる場面を見ました。 子どもたちは通学団でかたまって歩いています。高学年と思われる女の子は交通安全の旗を持って横断歩道の真ん中に立っていました。下級生が安全に横断歩道を渡れるように、車に止まってもらえるように手を広げています。 そして下級生が全員渡り終わった後、運転手さんに一礼してから駆け足でみんなの方へ向かって行きました。 私は女の子の一礼した姿にとても心が温かくなりました。 きっと運転手さんも思わずにこっとしたのではないかと思います。 本当にちょっとしたことですが大切なことだと思います。 私はちょっとした、でも大切なことができるその女の子は素敵だなと思いました。(渡部) 4月18日第2期生ゼミでの発表(古川)
4月18日、今日はゼミで私が発表する役目でした。
初回で最初の発表者ということで、最初は緊張していましたが、他のゼミ生が真剣に話を聞き、たくさんメモをとってくれていましたたので、自信をもって発表することができました。 私が今回発表したのは、「授業の原則十か条」という内容です。「授業の腕をあげる法則」(向山洋一著、明治図書)という本を参考にしました。 ★ 授業の原則十か条 第1条:趣意説明の原則 第2条:一時一事の原則 第3条:簡明の原則 第4条:全員の原則 第5条:所時物の原則 第6条:細分化の原則 第7条:空白禁止の原則 第8条:確認の原則 第9条:個別評定の原則 第10条:激励の原則 発表後の話し合いの際に、特に「第9条の個別評定の原則」について議論しました。今回は体育についての個別評価の際に行う一人ひとりへの点数化について私達は考えました。 「一人一人を見て的確なアドバイスをすることは大切だが、私は体育が苦手だからあなたは何点といわれたらやる気がなくなってしまう」「得意だから高く評価されて目立ちたい」などと、様々な意見を出し合い深めていきました。 最後に玉置先生の教育実習での体験談を聞きました。実習では当然ですが、たくさんの失敗をすると思いますが、その失敗から学び、十か条を意識して教育実習を行うことが大切であると感じました。(古川) 4月20日、1日の最高アクセスになる
平成28年4月20日、ご覧のように1日で「589」というアクセスがありました。
これまでの最高ですので、訪問いただけた皆様に感謝して記録しておきます。 ゼミの仲間<松井君>紹介(牧野)
玉置ゼミ、2年目がとうとうスタートしました!新しく後輩も増え、さらに頑張らねばと思っています。
ふと、私は去年の今頃を思い出してみました。去年の今頃は、教職ゼミということもあり、初めましてのメンバーも多く、少し緊張していたのを覚えています。それが今では、玉置ゼミが私の大事な居場所の1つになっていることに気がつきました。 そんな仲良し一期生ですが、記事を読んでくださっている皆さんには、一期生がどんな人間なのか(笑)、このホームページでは分からないと思います。そこで!私が勝手に一期生を紹介していくことにしました!! やはり最初に紹介するのは、、、 我らがゼミ長!松井くんです。 松井くんは、完璧人間です。いつもゼミのために、全ての連絡、調整を行ってくれています。ありがとう!話し方もしっかりしていて、頭も良くて、実は松井くんはサイボーグなのではないかと、たまに思います。けれど、この完璧さは、松井くんの血もにじむような努力があるからだと、私は思います。 松井くんの株をしっかり上げたところで(笑)、松井くんの苦手なものを1つ皆さんに教えたいと思います。実は松井くんは、犬が苦手なのです。以前、玉置先生のお宅にお邪魔させていただいた時に発覚しました!なんとも可愛い弱みですね。ここでギャップを狙ってくるというテクニック!ここまで完璧です。 こんな松井くんですが、松井くんがいなければ、玉置ゼミは成り立ちません。自慢のゼミ長です。そんなゼミ長にこれからもついていきます!そして、たまには、少しでも力になれれば良いなと思っています。 以上、松井くんの紹介でした。また勉強の合間に、紹介記事を書いていきたいと思います。学びの記事も書きます!私なりに、玉置ゼミホームページを盛り上げていきたいと思っているので、見てくださっている方々、これからもよろしくお願いいたします。(牧野) 4月13日第1期生ゼミ記録(大澤)
先日、今年度になって初めてのゼミが開講されました。
まず、玉置先生より日本教育新聞に載っている教員採用試験の過去問を解くように言われました。「いじめ」についてさまざまな問題が記載されていました。間違えてしまったところについてどうしてそう考えたのかや、知っておくべきことなどを押さえながら、「いじめ」問題そのものについて全員で考えました。 次に、場面指導の練習を通して、教師としての伝えるべき事柄について考えました。場面の設定は、「あなたは小6の担任です。ある朝、小6の児童がいじめにより自殺したニュースがありました。その日の朝の会であなたは子どもたちにどんな話をしますか」というものでした。自分だったらどうするかを隣の人と話し合った後、実際に先生とゼミ生の前で行いました。 初めて場面指導を行ったのですが、難しかったです。玉置先生からは私たちの取組についての評価、伝えるべき事柄、そして気持ちを伝えるときの表情、目線、声の抑揚など、場面指導を行うにあたって大切なことを教えていただきました。 教員採用試験は団体戦。ゼミに行くと、たくさん刺激をもらえます。信頼できる先生と仲間と共に、あと3ヶ月全力で走り抜きたいと思います。(大澤) 拙稿掲載「学校運営4月号」
全国公立学校教頭会が編集・発行している月刊誌「学校運営」4月号に拙稿が掲載されました。
タイトルは「学校を元気にするチームリーダーのコミュニケーション術」としました。 次のような小見出しを付けました。 「元気な学校には元気な管理職がいる」 「教職員のやる気を引き出す声のかけ方」 (1)やる気の源泉 (2)声のかけ方 (3)相手のやる気を引き出す他の方法 「教職員の悩みを解決する話の聞き方」 (1)悩みはあって当然 (2)日頃から会話を重ねていることが大切 (3)事前に推測できるリーダーでありたい (4)聴くことに徹すること 「注意を促す時の声のかけ方」 (1)「注意」という言葉の定義 (2)予想の延長上にある注意 (3)注意は具体的にする 機会があれば、ぜひお読みください。 第1期生卒業論文「はじめに」を読み合う
昨年12月末の合宿で
作成した卒業論文目次案。 それにしたがって、 3月末までに書いてみた 「序章(はじめに)」。 まずは、それを読み合う。 気づいたことを伝え合う。 「いのちの授業」を拝見して(浦)
玉置先生からサイトを紹介していただき、先生が実際に行った「いのちの授業」を拝見しました。
昨年度のゼミで生徒役としてこの授業を受けさせていただいたので、話の内容は知っていたものの、聞き入ってしまい、また、考えさせられる授業でした。 私が授業を見て思ったことは、画面を通してでも分かるぐらい、生徒が真剣に考えているということです。その理由の1つとして、先生が生徒の発言を生徒同士で深めていけるような問いかけや指名をしているからだと思いました。 例えば、最後の方で「当たり前のことを大切にする」という発言から、「どういうこと?」と自分達の生活の中での具体例を挙げさせ、さらにそこで出た「生きていくことを大切にする」という発言を、また、どういうことかと聞き返していました。抽象的な言葉が、生活する上で感じる具体的なものになったことで、全生徒にとってイメージしやすくなったのではないかと思います。指名についても、発言した生徒に聞き返すのではなく、他の生徒に聞いていたことから、学級全員で考えるという環境がつくられているのだと感じました。 ケイコちゃんとマイさん、死ぬことと生きること。この2つの対の話を取り上げるからこそ、自分が大切にしていきたいことをより深く、しっかりと考えることができるのだと思います。そして、それが「いのちの授業」なのだと思いました。黒板に「生」、「死」とはっきりと書いてあることも印象的で、正面から生徒に向かっているようにも思えました。 命は大切なものです。しかし、世の中には自ら命を絶つこと、命を軽視する言葉などが多くあります。だからこそ、学校の授業で命について扱うことが大切なのだと思います。ただ読み聞かせで終わるのではなく、児童生徒に訴えかける工夫をして、しっかり、じっくり考えさせる必要があるのだと思いました。 実際の授業を見させていただくことはできませんでしたが、動画を通して、「命」という大きなテーマに迫るための授業展開や生徒の考えを深める教師の働きかけを知ることができました。動画の見れるサイトを教えていただき、また、このような学ぶ機会をいただき、ありがとうございました。 私も、心に汗をかかせる道徳、その他の授業ができるようになりたいと強く思いました。(浦) お祭り(牧野)
先日、私が住んでいる地域のお祭りでした。お祭りの日には、獅子舞が各家庭に来たり、神輿やお囃子を乗せた山車が地域内をまわります。
私の家では、お祭りの日には提灯を玄関に飾り、お寿司を食べると決まっています。年々お祭りに参加することは少なくなっていますが、お祭りというだけで、特別な気持ちになります。 毎年出している提灯だけは、私が大人になっても続けたいです。(牧野) 4月13日第1期生ゼミ記録(浦)
4月13日、本年度初の1期生のゼミがありました。
今後の方針について玉置先生からお話があった後、すぐに教員採用試験に向けての対策が始まりました。 今回は、先生が用意して下さったいじめを扱った問題を解き、その後場面指導の練習を行いました。 場面指導のお題は、「あなたは小学校6年生の担任です。他県の小学校でいじめ自殺があり、今朝のニュースで取り上げられました。朝の会で子ども達に何を話しますか」です。 初めて場面指導をしたのですが、限られた時間でまとめること、伝わる話し方など、練習の必要性を感じました。 先生から教えていただいた場面指導をする上でのポイントを、4つまとめました。 1.声に抑揚を付ける(強調したい言葉はゆっくり、はっきりと) 2.表情や真剣な目で気持ちも伝える(表情豊かに) 3.演技をする(真剣さを伝えるために厳しい演技をするなど、姿で示す) 4.ゴタゴタと話すのではなく、端的に分かりやすく話す(遠回りせず、はっきりと言う) 面接練習をしてても思ったことですが、自分の中でキーワードを持つことが大切だと思いました。いじめ問題ならこれ、学級づくりならこれ、といったキーワードを持つことで、話したいことがまとめやすくなり、また、様々なところで活かすことができると考えます。そのために、今一度自分の考えをしっかりと整理する必要があると実感しました。 久しぶりにゼミ生全員が集まり、真剣に問題に向かい、時には笑い声も溢れ、とても居心地の良い学びの時間でした。教員採用試験まであと約3ヶ月。目標に向かって、みんなと一緒に頑張っていきたいです。(浦) 「いのちの授業」を拝見して(牧野友)
私にとって「いのち」を扱う授業は、とても難しいイメージがあります。題材を何にするかということも大事ですし、言葉や読み方など気を使わなければいけないことがたくさんあると思うからです。ですから、今回の「いのちの授業」を自分の学びにつなげたいという気持で拝見させていただきました。
まず題材の小児がんにかかり、6歳で亡くなってしまったケイコちゃんと、今も生きているマイさんの取り上げ方について私は興味をもちました。 ケイコちゃんとマイさんは死と生という対称的な存在と私はとらえたので、私なら「死」と「生」にわけた授業を考えてしまうと思います。しかし先生は、二人の共通しているところから、大切にしようと思ったところにポイントをもっていかれたので、「当たり前を大切にするこことは何か。」「生きていくことを大切にするとはどのような事なのか。」という深めの質問を生徒の発言から抜き出していらっしゃりました。ですから、生徒がより深く「いのち」について考えられたのだと感じました。私は題材の活かし方をもっと学び、生徒がより考えられる授業を作りたいと思いました。 次に生徒とのかかわり方については、挙手発言がなくなった時の意図的指名に注目しました。 先生は生徒の独り言のような呟きを聞き漏らさず、発言を促していらっしゃいました。そのため、新たな意見を引き出すことができ、授業を展開させやすくなっていたと思いました。また、生徒の意見を肯定的にとらえることで、その生徒は意見に自信を持てるし、この難しい課題に対して発言しやすい空気にクラス中がなったのではないかと感じました。私も同じような場面になったら先生のように子どもたちの声をよく聞いて、表情をよく見て意図的指名をしてみたいと思います。 私はこの授業を拝見して、主に子どもたちが考える授業づくりと、意図的指名についてのヒントをいただけました。このヒントを自分の授業づくり、学級づくりに生かしたいと思います。貴重な授業を拝見させていただきありがとうございました。(牧野友) ゼミ生褒められる!
教育コンサルタントの大西貞憲さんのブログ「for next」の記事の中で、2月に行われた「愛される学校づくりフォーラム」の午後、我がゼミ生が登壇した時のことが書かれていました。以下のようにとても褒めていただけました。貴重な記録ですので、ここでも紹介させていただきます。
以下はその記事から、ゼミ生のことを書いていただいたところを抜き出したものです。 *** この授業の検討は、「授業アドバイスツール」を使って行われました。このツールは授業をタブレットや携帯端末で録画し、アドバイザーが気になったシーンで画面をタッチするとその時の静止画と時間情報が記録され、後からそのシーンを簡単に呼び出して動画を再生することができるというものです。 小西先生は実際のアドバイスを意識して、まず神戸先生の授業から学んだことを若手役の学生に問いかけます。とにかく驚いたのが、学生のコメントがとても的確だったことです。 ・情報の一部を隠すことで何だろうと興味を持たせていた。 ・大切なことを子どもに言わせる。「同じ」といってもその同じをもう一度言わせる。 ・子どもの発言内容の補足を、発言者ではなく、あえて他の子どもに問いかけて子ども同士をつなぐ。 ・挙手ではなく、表情を見て意図的に指名している。 ・全体での意見交換で行き詰ったところで、まわりと意見交換するように戻した。 といったことが続きと出てきます。まさに、「びっくりぽん!」です。私のまわりの先生方も、自分の学校の若手教員でもここまでは気づけないだろうと感心しきりでした。指導教官の玉置先生はさぞ鼻が高くなったことでしょう。 *** 大西貞憲さん、ありがとうございました。(玉置) 「いのちの授業」を拝見して(渡部)
先日、「いのちの授業」の映像を見させていただきました。
私はこのDVDに収録されている授業を実際に見させていただいたので、映像を見るとあの時の教室の雰囲気を思い出しました。 玉置先生の「心に汗をかこう」という言葉で授業は始まります。「いのち」がテーマということもあり、教室にピンと張り詰めた空気があったような気がします。 ケイコちゃんとマイさん、「生」と「死」というまったく反対のものの中から共通することを見つけるという活動の中で生徒たちから出できた言葉は「当たり前のことを大切にする」、「生きていくことを大切にする」という言葉です。 もし、私がその言葉を聞いたら「そうだね。当たり前のことを大切にしていかないといけないね。」と言って終わってしまうような気がします。 しかし、玉置先生は「当たり前のことを大切にするってどういうこと?」、「生きていくことを大切にするってどういうこと?」とさらに問いかけていらっしゃいました。 考えてみると「当たり前のことを大切にする」ということはぼんやりとしていると思いました。具体的に問いかけることでさらに自分の生活と結びつけて考えることができるのではないかと思います。生徒たちからの言葉を聞いても「当たり前のこと」、「生きていくこと」は人それぞれ違うと感じました。その違いが一人一人の価値観ともつながるのかなと思いました。 また、以前記事にも書かせていただきましたが、玉置先生の授業の最後に発言した女子生徒の言葉は改めて聞いてもドキッとさせられるものでした。 それは、言葉に詰まりながら言った「いのちは弱いようなもの」という言葉です。 教室で授業を見ているときよりもあの女子生徒の何と言おうか迷っている時間が長く感じられました。その時間きっとあの生徒は心に汗をかいていたと思いました。 私もいつか心に汗をかく道徳の授業ができるようになりたいと思いました。 この授業を実際に見させていただく機会を与えて下さりありがとうございました。(渡部) 「いのちの授業」を拝見して(江口)
玉置先生の授業を拝見しての感想です。「いのち」という深く、真剣に考えなくてはならない題材でした。そのため日頃からクラスの雰囲気がよくなければ、今回の授業のように生徒たちが真剣に授業を聞き、意見を述べることはないのではと思い、改めてクラスづくりの大切さを感じました。また先生がお話をされている際に生徒が中央を向いて意見交流をしやすい形にしたり、先生が質問を投げかけて自由にあてていき、さらに突っ込んで質問をし生徒自身の言葉によって授業を展開していくことが印象的でした。
二人の写真や資料を提示することで具体的に考えることができると思いました。亡くなってしまったケイコちゃんと元気になって生きることができているマイさんを比較することで生と死について深く考えることができると思いました。 普段当たり前に生きて、生活していることが病気になってしまうと一気に崩壊してしまう。中学生の時期に深く考える機会はあまりないのこのような道徳の時間に当たり前について見直すことが大切であると思いました。自分・他人の命のついて考え、自殺をしたり、殺してしまう人がいなくなってほしいです。そのために生徒の心に響くような「いのち」の授業を行いたいです。 今回の授業では、二人方共通していえる「大切にすることは?」において感謝・命・普通に暮らすことなど当たり前に行っていることを大切にするべきだと生徒の言葉で述べられたので生徒の心に届き、心の変化があったのだと思いました。 玉置先生の授業を拝見して、「いのち」・道徳の授業の仕方を学ぶことができました。これからも多くの授業を拝見して学びたいです。ありがとうございました。(江口) いよいよ東京進出!「教育と笑いの会」
私は「教育と笑いの会」の会長を務めさせていただいています。
これまで名古屋で2回、「教育と笑いの会」を開催してきました。大変好評で、いずれも200名満席の催し物となりました。 ぜひ東京でも開催してほしい!という声があり、このように言ってもらっている内が華、と考え、6月5日(日)、新宿で「第3回教育と笑いの会」を開催することになりました。 詳しくはこちらでご覧いただけます。また参加申し込みもできます。時には、大笑いしながら、教育について真剣に考えてみませんか。 多くの皆様のご参加を楽しみにしています。(玉置崇こと愛狂亭三楽) |
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