最新更新日:2024/07/04
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理科3年 第2・3時間目の授業内容

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分散登校中はグループ、クラスによって授業の進度にズレが生じています。
でも安心してください!
6月末には全クラスの足並みが揃います!!

クラスによっては今週、3時間(も)理科がありますね。授業の復習用にパワポを載せておきます。プリントやノートまとめに使ってください。

来週の水曜まで理科がないクラスもあります。そのクラスにとっては、予習内容になりますよ。

さあ、みんなでクリックしよう↓
天体の日周運動

6月3日 学校再開3日目(4)

★本日は、学校再開後、初の5時間授業日でした。少しずつ、各学年で太田中学校らしい授業が展開されるようになってきました。制約の多い状況の中ですが、工夫しながら質の高い授業が行えるよう努めています。

★本日のAグループの生徒は、5時間目に専門委員会の活動(話合い)を行って、簡単清掃後に下校しました。

★生徒の下校後には、早速 教職員で各教室等の消毒を行います。このようにして、明日のBグループの生徒を迎える準備を整えています。
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6月3日 学校再開3日目(3)

★3年生の授業の様子です。国語も数学もそれぞれ和やかな雰囲気で授業がすすみます。3年生らしい余裕も感じられる授業です。

★国語の授業での月にまつわるエピソードで、満月は人間の精神状態や行動に何らかの影響を及ぼしている可能性があるという話に、生徒はぐっと引き込まれていました。

★本日の英語の授業には、市立太田高校の英語の先生も入ってくださっています。こんなところにも中高の連携が見られます。
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6月3日 学校再開3日目(2)

★2年生の授業の様子です。休校中の課題の内容についても確認をしながら授業が進められています。生徒のプリントへの記入内容や発言の様子から、休校期間中もしっかり学習に取り組めていたことが分かります。

★いずれの授業も、黒板横のプロジェクターでプリントの内容や学習に関連した画像を写しながら学習が進められています。本校では、多くの教科等で、PCとプロジェクターを活用しながら生徒の理解を深めています。
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6月3日 学校再開3日目

★本日は、Aグループ2回目の登校日です。登校の様子もスムーズになってきています。

★午前中の1年生の数学では、「整数の性質」の学習をしていました。小学校で学んだ内容も確認しながら授業がすすめられていました。生徒は、「自然数」と「素数」の意味をしっかりノートに記入していました。
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6月2日 学校を再開しました 5

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★昨日のAグループの生徒、そして、本日のBグループの生徒に向けて、校内放送で次のようなあいさつをいたしました。


令和2年度 学校再開のあいさつ

★みなさんおはようございます。新型コロナウイルスの感染防止のために、4月から約2か月の間、休校となっていた学校が、今日からまた始まることになりました。この2か月の間、皆さんは「ステイホーム」で、家庭での生活が続いていたわけですが、元気だったでしょうか。規則正しい生活を送っていたでしょうか。また、少しは体も動かして体力が落ちないようにしていたでしょうか。

★さて、学校は始まりましたが、周りを見ても分かるように、まだ全員での登校ではありません。今日から一か月は、Aグループ、Bグループに分かれての一日おきでの登校となります。そして、全員マスクを付けての学校生活となります。これは、新型コロナウイルスの感染の心配は完全になくなったわけではなく、ウイルスがまだ私たちの身の回りのどこかに潜んでいるかもしれないからです。

★ですから、学校再開と言っても、一気に完全な形に戻すのではなく、最初の一か月は、「様子を見ながら慎重に」「おそるおそる」「そろり、そろり」「一歩ずつ安全を確かめながら」の学校再開となります。

★全国に出されていた国の「緊急事態宣言」が一週間前に解除されました。しかし、北九州市では、感染者が増えてきて、いったん再開した学校が再び休校になっていると聞きました。新型コロナウイルスは完全にいなくなったわけではありません。私たちの身の回りでも、いつ感染が流行するか分かりません。ですから、皆さんは絶対に気を緩めないでください。

★今日から始まる学校生活の中で、特に気を付けてほしいこと、守ってほしいことについては、この後、担任の先生からも話がありますが、まず大切なのは、絶対にウイルスに感染しないように、一人一人が予防を徹底するということです。「新しい生活様式」という言葉を毎日のように耳にするようになりましたが、この新しい生活様式(生活習慣)を取り入れた生活を太田中学校でも徹底して行っていきます。

★新しい生活様式のなかでも特に意識してほしいのは、まず、「1.手洗いを徹底して行う」ということです。石鹸を使ってよく泡立てて洗い、30秒水で流してください。時間があれば2度洗いがおすすめです。授業が終わった後や何かを触った後には、必ずよく手を洗う習慣をつけてください。

★次に、「2.登校、下校の時、授業中などは、いつも必ずマスクをつける」ということです。体育の授業の時、昼食の時は外しますが、それ以外はマスクをつけて飛沫が飛ぶのを防いでください。これから暑くなるので熱中症も心配になりますが、水分補給もしながらマスクを着けてください。

★そして、最後ですが、「3.人と人との距離を空ける」ということです。友達と話をするとき、水道で順番を待つときなど、学校生活のあらゆる場面で、最低でも1メートルを目安に、できるだけ人との間隔を空けるようにしてください。友達との間を空けると淋しい気もしますが、今は「友達のことを大切に思うからこそ距離を空ける」のです。これは、学校だけでなく、駅やお店での買い物、町中に出かけたときにも気を付けてほしいことで、「ソーシャルディスタンス」と言われています。

★今、話をした「1.石鹸での手洗い」「2.マスクの着用」そして、「3.人との距離を空けること」が、今私たちにできる、最も基本的で大切な感染予防対策です。このことを太田中の皆さん一人一人が、強く意識して、行動してください。今日から始まった学校生活がこのあともずっと続けられるように、再び休校にならないように、「今こそ、意識を変えましょう」。「これまでの生活の仕方(習慣)を変えましょう」。そして、新型コロナウイルスに感染しない、友達や家族にも感染させないようにしていきましょう。

★最後に、4月から行えるはずだった学校生活が2か月間も失われたことは、とても残念なことです。この2か月の間に予定されていた学習や行事、そして部活動もすべて中止となりました。特に、3年生にとっては中学校生活最後となる部活動が2か月もできなくなってしまったことは、部活動を楽しみにしていた人にとっては、悔しく、残念なことだと思います。その気持ちは先生たちも、皆さんと同じです。

★しかし、失われた時間を嘆くより、この先のことを考え、前を見て、まずは今日まで健康でいられたことに感謝しながら、また、感染に気を付けながら、焦らず一歩一歩学校生活を送っていきましょう。元気でいれば、頑張っていれば、必ず後でいいことがあると信じましょう。「明けない夜はない」「出口のないトンネルはない」「春のこない冬はない」という言葉もあります。

★この先の学校生活、そして、自分の未来をつくっていくのは、皆さん自身です。太田中の先生たちも、休校期間中に蓄えた力を発揮して、これから皆さんのために全力で頑張ります。新型コロナウイルスに負けないように、皆で頑張っていきましょう。

太田中学校長  今井 東


★またいつか、全校生徒を収容できる文化棟ホールで、生徒を目の前にして直接話ができる日が戻ることを願っています。


6月2日 学校を再開しました 4

★学校再開2日目、Bグループの生徒にとっての初日が終わりました。本日のBグループの生徒もしっかり学習し、元気に下校しました。

★これで、A、Bそれぞれのグループが一日ずつの登校を終えました。明日はまたAグループの生徒の登校日となりますが、明日からは5校時までの授業となります。

★だんだん暑くなってきましたので、「ステイホーム」が長かった生徒たちにとっては、はじめの数日は、帰宅後に疲れが出るのではないかと思います。この一日おき登校の期間中に、少しずつ体力を回復させながら、元のように頑張れる気力も充実させてほしいと考えています。

★生徒玄関の下駄箱(下足入れ)の上には、このような貼り紙を掲示してあります。全体を写した写真では文字が小さくなってしまい見えませんので、四つの部分に分けてみました。

★完全な「終息」までは、まだ長い時間を要します。それまでは、できる予防策を確実に行っていくしかありません。
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6月2日 学校を再開しました 3

★再び1年生の授業の様子を紹介します。はじめはどの教科も、どのように学ぶかという「学び方の学習」が大切です。

★初めての理科の授業では、「理科のノートの取り方(つくり方)」の話を教師から聞き、早速、ノートづくりに挑戦していました。どの生徒も、自分の考えをしっかり記述していて立派でした。「自分の考えをしっかり書くこと」の積み重ねで思考力・表現力も高まります。

★英語の授業では、英語の歌(アルファベット・ソング)も取り入れながら、a(エー)は、appleという語ではa(ア)と発音することなどを例に、アルファベットの文字と発音の関係について学んでいました。
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ペットボトル問題 答え

凍ったペットボトルのまわりがぬれてしまうのはなぜか?

あの水は、空気中に含まれている水蒸気が液体になったものです。
だから、ペットボトルの外側がぬれるのですね。

夏場は湿度が高いからこのような現象がよく見られます。
冬場は逆に、窓の外が寒くて室内に湿気があるから結露が起こります。

凍ったペットボトルを持ってくるときは、そのまま持ってこないようにしましょう。
教科書やノートがぬれてしまいます。

参考 中2教科書p165

太田中 理科担当
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6月2日 学校を再開しました 2

★1年生は、太田中での初めての本格的な授業ということで、かなり緊張もしていますが、真剣に取り組んでいます。美術では、明朝体とゴシック体の特徴について学び、実際にレタリングに挑戦していました。
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6月2日 学校を再開しました

★学校再開2日目。本日はBグループの生徒の登校初日です。昨日のAグループに続き、Bグループも落ち着いて登校しました。玄関内の受付で「健康観察表」を提出し教室に向かいます。教室に入る前には、手洗い・うがいをすることになっています。登校しているのは学級の半数ですが、友達との久しぶりの再会に、どの生徒もマスクの上の目が笑っています。

★3年生の朝の会の様子を見ましたが、さすが3年生という落ち着きが感じられました。昨日のAグループに負けずに、今日のBグループの生徒も頑張れそうです。

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学校再開!理科3年 第1時間目の授業内容

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Aグループ、久々の登校でした。
緊張感と少しのぎこちなさを感じつつもあっという間の楽しい3時間でした。

さて、分散登校中の理科の授業は休校中に自学自習した内容の確認から始めます。
授業で使ったパワーポイントや動画を「配付文書」に掲載していく予定です。

レポートの直しや授業ノート作り、予習復習に使ってくださいね。

ここをクリック↓
銀河系と太陽系、太陽

6月1日 学校を再開しました 3

★学校再開初日の日程をすべて終え、Aグループの生徒が下校しました。本日は、3時間授業でお弁当を食べ、教職員が下校指導をするなか、自転車、電車それぞれの方法で安全に気を付けて帰りました。

★幸いにも、本日登校した生徒の中で体調不良を訴える生徒は一人もいませんでした。また、久しぶりの登校に満足した表情で帰る生徒が多く見られました。

★生徒が下校後、早速、教職員で玄関入り口や教室、階段の手すりなどの共用部分等の消毒を行いました。これで、明日の生徒の受け入れ準備も整いました。

★明日のBグループの生徒も、安全に気を付けて登校してくれることを祈っています。

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6月1日 学校を再開しました 2

★下の写真は、本日の「数学」「理科」「体育」「音楽」の授業の様子です。2,3年生にとっては久しぶり、1年生にとっては初めての授業でしたが、どの授業でも生徒が静かに、落ち着いて取り組んでいました。

◆数学の授業では、教員がプロジェクターで学習内容を映して説明していました。生徒はよく集中して聞いていました。

◆理科の授業では、4人がけの理科室の机を2人の生徒で使っています。向き合わないよう、対角線上に座っていました。

◆体育の授業では、最初、生徒が自分たちで2メートルの間隔をとって並ぶのが難しい様子でしたが、少しずつ慣れてきました。校庭は目印がないため、間隔を体が覚えるまでがたいへんです。

◆音楽の授業では、1年生が真剣に音楽ファイルの使い方に耳を傾けていました。少しずつ太田中の授業に慣れていくことと思います。
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6月1日 学校を再開しました。

★本日より学校を再開しました。最初の4週間は、AグループとBグループに分けての一日おきの登校です。「様子を見ながら慎重に」、「一歩ずつ安全を確かめながら」の再開となります。

★本日はAグループの生徒が、落ち着いて登校いたしました。どの生徒も、玄関を入った後で受付に「健康観察表」を提出し、手洗い・うがいをし教室に入ります。

★学校再開に当たっての「本校の基本方針」は次のとおりです。

(1)生徒の健康・安全、感染防止を第一に考え、学校再開後は、学校生活のあらゆる場面で「3密」状態をつくらないよう最大限の配慮を行い、教育活動をすすめる。

(2)生徒も教職員も、「新しい生活様式」を取り入れた生活を徹底して行っていく。

(3)市立太田高校とも連携しながら生徒の感染防止を図っていく。また、電車通学の生徒も多いという実態を踏まえ、安全対策を行っていく。

★感染防止に最大限努めながら、焦らずに教育活動をすすめてまいります。

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学校再開へ向けて準備中 その3

いよいよ6月1日(月)から学校が再開します!
本日は、職員全員で校内の掃除や消毒を行ったり、掲示物をはったりなどしました。
皆さん、学校の準備は整いました!
元気に安全に登校してきてください。
職員全員、皆さんの登校をとても楽しみにしています!!
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妖怪・アマビエ 〜最後はあなたが頼りです

太田中学校の皆さんへ(第20回・とりあえず最終回)

★ついに20回目、休校中の私からの発信も最終回となりました。新年度が始まってわずか3日で休校となり約2か月、その間に国の緊急事態宣言が出され、ゴールデンウィークも「ステイホーム」となりました。「新しい生活様式」の例も示されました。そして、5月25日に全国の緊急事態宣言が解除された後は、「新たな日常をつくろう」という方針で、感染予防に十分に注意しながら少しずつお店や公共施設、会社勤務、学校などが再開されることになりました。

★確かに全国の感染者も少なくなってきていて、ある程度「収束」してきた感じはしますが、目に見えないウイルスは、私たちのすぐ近くに潜んでいるかもしれず、「終息」はしていません。依然として、いつ、どこで、だれが感染してもおかしくない状況であると思います。ですから、何度も繰り返し言いますが、絶対に気を緩めずに、お互いの感染を防止するために、やるべきことをしっかりと行っていきましょう。「恐る恐る」「そろり、そろり」「一歩、一歩」の再スタートです。

★これまで、このブログで様々な人物(時には大仏様や観音様も)を紹介してきました。最終回となる今回は、私たちを新型コロナウイルスの感染から守ってもらいたい、どんなものにでもすがりたいという気持ちで、「アマビエ」に登場願い、このブログを締めくくります。アマビエ様、どうか我々に力を貸してください。

★アマビエは、江戸時代の後期に作られた瓦版(かわらばん・庶民の関心の高いニュースを載せた印刷物。新聞)に書かれていたものだそうです。肥後の国(現在の熊本県)で、夜になると海が光るという現象がたびたび起こったため、土地の役人が行ってみると、海中からアマビエと名乗る怪物が姿を現し、江戸時代の疫病の流行を予言します。そして、「もし病気が流行した際には、私の姿を書き写して人々に見せるように」と言い残して姿を消したのだそうです。アマビエは、長い髪に鳥のようなくちばし、体にはうろこをもつ三本足の半人半魚の姿をしています。今回の新型コロナウイルスの感染の流行を受け、その沈静化を願い、今170年あまりの沈黙を破り、注目を浴びています。厚生労働省の感染予防啓発サイトのイラストとしても使われています。

★また、インターネットで調べてみると、アマビエのルーツは、猿のような頭に足が三本の「アマビコ(天彦、尼彦、天日子、海彦など)」という別の妖怪で、海中から現れて豊作や疫病を予言したこと、そして、病気が流行したらその姿を写した絵を人々に見せるように言って姿を消したことなどの共通点があるのだそうです(福井県文書館の長野栄俊さん)。同じような話と妖怪は、新潟県や静岡県などにも伝わっているようで、困ったときには妖怪の不思議な力を借りてでもその状況をなんとか克服したいという古くからの日本人の考え(信仰)が分かるエピソードです。

★このアマビエブームに便乗して、様々なアマビエグッズやお酒、お菓子なども販売されています。私は、博多人形の作家がアマビエ人形を作って売り出したというニュースを見て、早速、通信販売で注文しました。一か月待って、先日ようやく届きました。しばらくは学校の玄関にでも飾って、皆さんの健康と安全を見守ってもらおうと考えています。いずれ、このブログでも紹介いたします。

★以上で、ひとます私の休校期間中のブログの発信は終わりです。もし、私のブログを毎回読んで、少しでも元気が出た、感じることがあったという人がいたとしたら、とてもうれしいです。今日まで読んでいただき、ありがとうございました。

★いよいよ月曜日から学校が再開となります。新年度開始早々、「失われた2か月の時間」はあまりにも大きいものですが、感染に気を付けながら、前を向いて焦らずに学校生活を送っていきましょう。

太田中学校長  今井 東

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理科問題パート7

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暑くなってきて、凍ったペットボトルが気持ちのよい季節になりましたね。

ペットボトルを持つと、手がぬれてしまった経験はないでしょうか?
さて、あの水滴、どうしてつくのでしょう。

ペットボトルには穴が空いていないのに・・・考えてみてください。

結露って聞いたことがありますか?

太田中 理科担当

新聞の読み比べをしてみましょう!

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おはようございます。社会科担当の赤石です。やっと授業ができます。私も、新しい授業方法を模索して、とりあえずプリントとノートを併用して授業します。45分授業と時間が短いので、歴史の教科書を読んできてください。予習をすると、授業内容を理解しやすいことが実感できるはずです。
 さて、太田中ではクラスに新聞が配達されます。余裕がある時に、新聞の読み比べをしてみてください。例えば、今朝の新聞も一面で大きく取り上げられているニュースがちがいますよ。一つの事実について、見方・考え方が多様であること、だからこそ話合いをしてお互いの意見の一致点を探していくことが大切ですよね。
 それでは、月曜日、火曜日にそれぞれのグループのみなさんに会えることを楽しみにしています。
              社会科担当 赤石

発明王・エジソン 〜150年前に「新しい日常」をつくった男

太田中学校の皆さんへ(第19回)

★現在、太田中学校では、学校再開と共に始まる「新しい日常」をみなさんと共につくるための準備をすすめています。そのいくつかはブログの中でも紹介されていますが、大切なのは、「皆さん一人一人の意識」です。友達だけれど、お互いの感染の危険を考えて、お互いに気を遣っていこうという意識です。具体的には、学校内でも「3密」を避けるために、例えば、話をする時には、マスクを着けていても少し離れて話したり、向き合っての長時間のおしゃべりは避けたり、水道を使う時にも少し間を空けたり、離れて順番を待ったりなどという意識が大切です。また、授業や活動の後、多くの人が共通して使うものに触った後には、必ず石鹸で手洗いをするという意識が大切です。

★合い言葉は、「友達を大切に思っているからこそ、今は離れよう」「自分が感染しない、友達も感染させないために、しっかり手を洗おう」ということです。だれもが使える有効な治療薬やワクチンといったものがない現在、私たちにできる最も大切な感染予防対策は、「私たちの意識」のもちかたです。今までの学校生活とは違う、「新しい日常」をつくる努力はたいへんですが、意識を高くもち、お互いに気を付けながら頑張っていきましょう。

★暗い部屋に入るときには電気をつける、ニュースを見るためにテレビのリモコンボタンを押す、外出先でも誰かと話をするためにスマートフォンで電話をするなどは、今の私たちにとっては当たり前の日常の生活風景です。しかし、約150年前のアメリカで、今の私たちがこういった便利な生活を送るための基礎となる、数々の「発明」をし、当時の社会に「新しい日常」をつくり出した人物がいます。だれもが知っている、世界の発明王、世紀の天才発明家、「エジソン」です。

★1847年に生まれたエジソンは、幼い頃から、とにかく好奇心が旺盛で、興味のあること、疑問に思ったことは何でも、納得するまで周りの大人に質問したり、試してみたりする子でした。入学したての小学校では、あまりに先生に質問するので、授業の邪魔をすると言われ学校をやめさせられます。しかし、エジソンのことをだれよりも理解していた母親は、その後、家で毎日エジソンの勉強を見ることにしました。その後、母から与えられた科学の本を読みあさったり、家の地下室に実験室を作ってもらったりした彼は、様々な実験もするようになります。

★12歳の時には、当時開通した鉄道の列車の中で新聞売りをしながら、デトロイトの図書館でたくさんの本を読んだり、列車の中でも実験を繰り返したりしました。その後、彼が15歳の時に、彼のその後の人生に大きな影響を与える出会いをします。マウントクレメンスという駅の駅長さんの子どもが列車にひかれそうになっているのを助けたエジソンは、そのお礼に、当時、急成長していた「電信」の技術(今の電話の音声通信ではなく、それよりずっと前の符号を使って行う通信。電信機という機械を使って行う。モールス符号が有名)について教えてもらうことになります。

★この電信の技術を短期間で身に付けたエジソンは、16歳で電信技師となり、アメリカ各地やカナダで働きます。そんな中でも、科学への興味が尽きなかった彼は、思い付いたアイディアを次々とノートにメモしていきました(彼が生涯にメモしたノートは3500冊にもなります)。

★その後、特に「電気」について興味をもった彼は、電気の性質をさらに勉強し、その後の様々な発明につなげていきます。22歳では、結果的には採用されませんでしたが、州の議会の投票結果を簡単に分かるようにする「電気式投票記録機」(彼が取った初めての特許)を発明しました。その後も、自身で発明をしたり機械をつくったりするための工場をつくり、次々にいろいろな発明をし、40もの特許を取ります。30歳で今の電話のもとになる「炭素送話機」や「蓄音機」も発明します。こうして大発明家として知られるようになったエジソンは、31歳で、あの有名な「白熱電灯(電球)」の研究を始めます。そして、電球の中に入れるフィラメントを何にしたらよいか見つける実験を何千回も繰り返し、ついに32歳で、炭素フィラメントを使った「白熱電球」の発明に成功しました。また33歳で、発電機の技術を使って「電気機関車」もつくりました。

★その後、1882年、35歳のエジソンはロンドンとニューヨークに世界で初めての発電所をつくり、発明家としてだけでなく、実業家としての能力も発揮していくことになります。その後、40歳でニュージャージー州に研究所を移してからも「円筒式蓄音機」、42歳で「キネトスコープ」(箱をのぞいてみる映画の機械)と「キネトグラフ」(撮影機)を、51歳で「コンクリートを使った家のつくり方」(鉄筋コンクリート建築の特許を取る)、63歳で「エジソン蓄電池」(今のアルカリ電池の原型)、アルカリ蓄電池を使った「電気自動車」、66歳で「キネトフォン」(音の出る活動写真・映画の原型)など、その後の科学研究や今の私たちの生活に役立つ数々の発明をしました。エジソンが一生のうちに取った特許は、1093件にもなります。ノーベル賞確実と言われたエジソンですが、それは実現しませんでした。

★1922年、75歳になったエジソンは、アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」の「今生きている最も偉大なアメリカ人」の第一位に選ばれました。アメリカは、エジソンが白熱電球を完成させた10月21日を「エジソンの日」と定め、彼の功績を称(たた)えました。また、1929年の10月には、友人らがエジソンのために、盛大に「電灯発明50周年の記念祭」も開いてくれました。生涯、発明家として数多くの発明を生み出し、150年も前に、今の私たちの生活につながる「新しい日常」をつくった偉大な発明王エジソンは、今から90年前の1931年に、84歳の生涯を閉じました。
(参考:ポプラ社 コミック版 世界の伝記「エジソン」)

★最期に、エジソン語録をいくつか紹介します。
1 成功するために一番確実な方法は、かならずもう一度だけ試してみる
  ことだ。
2 天才とは1パーセントの才能と99パーセントの努力である。
3 99回の失敗の後に、やっと1回成功すればいいほうである。
4 本当の偉人とは、多くの心配ごとをもちながらも弱音をはかない人で
  ある。

★私たち太田中の教師も、みなさんと共に努力を積み重ねながら、6月からの太田中の「新しい日常」をつくっていきます。

★さて、私の発信もあと一回で、区切りの20回。頑張ります。

太田中学校長  今井 東

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