最新更新日:2024/08/02
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9月8日 3年生の国語 「六歌仙の覚え方は?」

★写真は、高校の先生が指導してくださっている3年生の国語(古典)の授業の様子です。生徒は宿題となっていた暗唱テストを終えた後、「三大集」(さんだいしゅう)の特徴についてプリントにまとめています。

★「三大集」とは、偉大な三つの歌集「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」をまとめて言う呼び方です。

★また、平安時代の三つの勅撰和歌集(天皇や上皇の命により編纂された歌集)である、「古今和歌集」「後撰和歌集」「拾遺和歌集」をまとめて「三代集」と呼びます。同じ「さんだいしゅう」という呼び方ですが、「大」と「代」で漢字が違いますので、間違えないように注意が必要です。

★なお、余談になりますが、まとめ方によって、「二十一代集」「八代集」「十三代集」といろいろありますので、興味があれば調べてみてください。

★授業の中では、「六歌仙(ろっかせん)」についても説明がありました。六歌仙とは、「古今和歌集」の序文で紀貫之(きのつらゆき)が名前を記した代表的な6人の歌人のことです。

【六歌仙】
○僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
○在原業平(ありわらのなりひら)
○文屋康秀(ふんやのやすひで)
○喜撰法師(きせんほうし)
○小野小町(おののこまち)
○大友(大友)黒主(おおとものくろぬし)

★そして、授業の最後に、この「六歌仙」の覚え方を語呂合わせで教えてくださいました。

◆「大(おお)・喜(きい)・文(ふん)・在(あり)・僧(そう)・小(お)」です。

※ちなみにこれは、高校の先生が、ご自身の高校時代に古文の先生から教えていただいた覚え方だそうです。

★インターネットで調べてみると、別の語呂合わせが出ていましたので、こちらも参考にするとよいと思います。

◆「小(お)・僧(そう)・在(ざい)は、喜(き)・文(ぶん)・大(だい)」で、「お総菜は気分だい!」と覚えるのだそうです。

★いずれにしても、古文は難しいと思わずに、楽しく学習しましょう。
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9月8日 1年生の美術 「秋の色」を表現しよう

★1年生の美術では、「色相環」を使って、色について学習していました。「色相環」とは、純色を色相(赤・黄色・青などの色の相違のこと)の順にリング状になるように並べたものです。美術の授業で、誰でも必ず学習したことがあると思います。

★色は「色相」「彩度」「明度」という3つの属性(性質・特徴)をもっているということも、「色相環」を使って必ず学習します。黒板には、「暖色系」「寒色系」「有彩色」「無彩色」「補色」などの用語が見られます(上の写真)。

★これからの美術の学習では、「色相環」を使って学んだ色の関係を踏まえて、「秋」をテーマに作品を制作していきます。自分の考える「秋の色」をスケッチブックに描いた15センチ×15センチの正方形の中に着色します。この正方形には、各自が自由に2本の直線を引き、3〜4つの部分に区切ってよいことになっています(真ん中の写真)。

★そして、いくつかの部分に区切った正方形の中に、自分のイメージに合う「秋の色」を塗っていくことになります。

★下の写真は、いろいろな写真が載っている本を見ながら、「秋の色」のイメージを膨らませている生徒の様子です。次の時間には着色をしますが、どのような「秋の色」が見られるか、またブログで紹介いたします。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(3)

★最後に、鉄(スチールウール)が燃えるときに酸素が使われているかどうかを調べる実験ですが、これは教師がやって見せます。

★実験は、上の写真のように水を張ったバットの上で行います。ます、バットの上の台に載せたスチールウールに火をつけます。

★次に、真ん中の写真のように酸素を入れた集気びんを燃えるスチールウールの上からかぶせます。すると、スチールウールは激しく燃えました。

★スチールウールの火が消えた後の集気びんの中を見てみると、バットに張っていた水が集気びんの中(下の方)に入っています。

★この実験のまとめと考察は、次の時間に行いますが、スチールウールが激しく燃える際に、どうやら集気びんの中の酸素が使われたようです。そして、びんの中の酸素が減った(体積が減った)ことで、びんの中の空気がなくなり圧力が下がったため、このような現象が起こったと言えそうです。

★生徒は、日々の理科の授業で、今日のような実験とその考察を積み重ね、自然の事物や現象を科学的に探究するために必要な力を身に付けていきます。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(2)

★先ほどの続きです。上の写真は、スチールウールが燃えた(燃焼した)あと、スチールウールの性質に変化が見られるかどうかを電池と豆電球を使って調べている様子です。豆電球が点灯すれば、電流が流れていると言えます。

★結果は、点灯しませんでした。燃焼前のスチールウールは鉄ですから電流が流れ(点灯し)ましたが、燃焼後に電流が流れなくなったということは、違う物質になり性質が変化したと言えそうです(スチールウールは燃焼して酸素と結びつき、酸化鉄になったようです)。

★真ん中の写真は、燃焼前と燃焼後のスチールウールの性質に変化が見られるかどうかを別の方法で調べている様子です。うすい塩酸の入った二本の試験管の一方には燃焼前のスチールウールを、そしてもう一方には燃焼後のスチールウールを入れて変化の様子を見ます。

★結果は、燃焼前のスチールウールを入れた試験管の中では、スチールウールが反応して溶けています(水素が発生しているようです)。しかし、燃焼後のスチールウールを入れた試験管の中では、変化は見られませんでした。このことからも、燃焼後のスチールウールは、性質が変わったと言えそうです。

★下の写真は、これまでの実験・観察の結果をノートにまとめている様子です。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(1)

★2年生の理科は、「酸素がかかわる化学変化」の単元で、今日は「鉄を燃やしたときの変化」について、実験をとおして考えていました。

★今日の実験は、「スチールウール」を燃やしたときの質量の変化はどうか、燃やすときに酸素が使われるか、燃えてできた物質の性質は変わるかについて調べるというものです。

★実験はグループごとに行います。写真上と中は、スチールウールをピンセットではさみ、ガスバーナーで熱している様子です。スチールウールは、燃えた後、黒くなっていきます。

★写真下は、燃やした後のスチールウールを冷やしてからはかり(電子てんびん)に載せ、燃やす前にはかっておいたスチールウールの質量と変化があるかを比べているところです。結果は、燃やした後のスチールウールは、燃やす前よりも重くなっていました(このことからスチールウールは、燃焼することで酸素と結びついて、酸素の分だけ重くなったと言えそうです)。
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9月8日 図書・文化委員による「リレー・ブックトーク」

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★今日の朝活動の時間に、「図書・文化委員会」の生徒による「リレー・ブックトーク」が行われました。図書・文化委員の活動の一つとして新たに取り組み始めたものです。本校で毎朝行っている「朝読書」の時間帯を使い、隔週の火曜日に継続して行う予定です。

★図書・文化委員の生徒が自分で読んだ本で、全校生徒にお薦めしたいものを毎回テーマを決めて紹介します。一回目の今日のテーマは「学校」で、学校や勉強が題材となっている本について、委員会の生徒から放送で紹介がありました。

★これから少し涼しくなれば、「読書の秋」となります。いろいろな機会を捉え、読書に親しんでください。

9月8日 市立太田の校歌の歌詞「へめぐる」とは?(2)

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★校歌の話の続きです。「へめぐる(経巡る)」の意味については昨日お伝えしたとおりですが、作詞をしてくださった草野心平さんについても調べてみましたのでその報告です。

★インターネットで調べてみたところ、草野心平さんが校歌の作詞をした学校が、全国に32校あることが分かりました。北は岩手県から南は長崎県まで、小学校、中学校、高等学校、大学まで作詞をされています。本校はその中の1校ということになります。群馬県内では、本校の他に、前橋市立元総社中学校と前橋育英高等学校の名前もありました。

★ちなみに、前橋育英高等学校の校歌を調べてみると、1番の歌詞の冒頭は、「日輪は天にかがやき‥」です。本校の2番の歌詞と共通しています。「日輪」とは太陽のことです。

★さらにいくつか見てみると、本校と同じく「日輪は天にあまねく‥」と全く同じ歌詞で1番の歌詞が始まる学校として、東京都東村山市立東村山第五中学校、神奈川県藤沢市立長後中学校、東京都立清瀬高等学校がありました。他の20数校については調べていませんが、おそらく同様の学校が多くあるものと思われます。

★草野さんが、校歌を作詞する際に、好んで用いていた表現なのでしょう。「日輪は天にかがやき‥」「日輪は天にあまねく‥」。明るい日差し(太陽の光)が燦々と大地に降り注ぎ、空は遠くまで明るく澄みわたっている、「明るい希望」を連想させる歌詞の出だしとなっています。

★東村山第五中学校の歌詞は、「日輪は天にあまねく」のあとに、「美しき四季はへめぐる」と続きます。本校と同じ「へめぐる」が出てきて親しみを感じます。ちなみに東村山第五中学校の校歌の作詞・作曲は、本校と同じ、草野心平さんと小山清茂さん(作曲)です。きっとこのお二人の息の合ったコンビで作られた校歌も多いのではないでしょうか。今度調べてみたいと思います。

★「へめぐる」という言葉をきっかけに、ここまで話が広がってしまいましたが、調べているうちに、もっといろいろ調べ、「追究」したくなる気持ちが強くなりました。本校の「創造未来学習」のテーマとしても取り上げられそうな内容だと感じました。

★また、将来、草野心平さんが校歌を作詞した学校が集まって、「草野心平・校歌サミット」のような行事を行い、他の学校と交流するのもよいかも知れませんね。

★いずれにしても、本校の素敵な校歌を作ってくださった草野心平さんと小山清茂さんに感謝です。ありがとうございました。

★写真は、文化棟ホールに掲げられた校歌の額です。昨年度末に本校6期生が卒業記念として残してくれたものです。昨日のブログの校歌の額は、第一体育館のもので、校名がまだ太田商業高等学校の時の平成26年度の卒業生が残してくれました。


9月7日 市立太田の校歌の歌詞「へめぐる」とは?

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★2学期になり、音楽の授業の中で10月28日の「燦めき祭」(合唱コンクール)に向けた練習が始まりました。生徒は現在、各学年の課題曲、そして各学級の自由曲、それぞれのCDを聞きながら、パートごとの「音取り」に励んでいます。

★そんな音楽の授業のはじめは、きまって、発声練習、そして、「校歌」と続きます。今日も音楽室からは、生徒の気持ちのよい歌声が響いてきます。

★生徒の歌う校歌を聴きながら、1学期の途中で、音楽担当の先生から質問されたことを思い出しました。「校歌の二番の歌詞にある”へめぐる”とは、どういう意味ですか?」

★昨年本校に着任し、それ以来、何度も聞き、歌っていたはずの校歌ですが、言われてみればそのとおりで、”へめぐる”について真剣に考えたことがありませんでした。質問に答えることができなかった私は、その後、すぐに辞書で”へめぐる”を調べてみました。”へめぐる”なんて言葉が果たして載っているのだろうか?

★三冊の辞書を調べました。私が知らなかっただけで、ちゃんと辞書には載っていました。

◆「へめぐる」‥‥漢字で書くと【経巡る】。意味は、「あちこちを巡り歩く。遍歴する」「あちこち旅行して回る」です。

★つまり、「へめぐる(経巡る)」は、「巡る、移り変わる」という意味で、校歌の歌詞に重ねると、「四季は 経巡る」で、「季節が巡る、移り変わる」という意味になります。そして、「春秋(一年、あるいは歳月を表す)の四季は経巡る」ですから、長い年月(長い時間)が流れてきたことを表しているのだと思います。

★作詞は、かの有名な詩人、草野心平(くさのしんぺい・1903年〜1988年)さんです。これからは、「へめぐる(経巡る)」の意味を噛みしめながら歌いたいと思います。

9月7日 1年生の理科「光の屈折」(3)

★先週のブログでお伝えした1年生の理科「光の屈折」ですが、【観察1】と【観察2】を経て、生徒には、「なぜ、このような現象が起こるのだろう」「この二つの現象と光の屈折はどんな関係があるのだろう」という問題意識が芽生えてきます。

★そこで、教師は「透明な物体を通り抜けるとき光はどのように進むのか、そのきまりを見つけよう」という学習の課題を生徒に示し、透明な物体(今回の観察1、2では水)を通り抜ける光の進み方と今回の現象の間にどのような関係があるのかを実験をとおして明らかにすることとなります。

★ここで行う実験は、半円形のガラスを用い、光源から出た光がそのガラスに入射した(入った)後の光の進み方を調べ、光の道筋を記録するというものです。

★実験は3〜4人のグループごとに協力し、一人一人が行います。写真の上と中は実験の様子、写真下は半円形のガラスに入った光がどのように進んだかを記録した用紙です。様々な角度からガラスに光を入れた結果が区別できるように、光の道筋を色で分けて記録しています。

★この実験結果を基にして、次の時間には、透明な物体を光が通り抜けるときのきまりについて考えることになります。
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9月7日 太田市の「中体連・新人大会」(野球)

★一昨日の土曜日から太田市の「中体連・新人大会」が始まりました。2年生、1年生の新しいチームで臨む初めての大会です。

★土曜日には、野球部が渡良瀬スポーツ広場で一回戦を行いました。そこで勝利した野球部は、昨日の2回戦にも勝利し、今週土曜日の3回戦に進むことになりました。できたてほやほやのチームですが、よく頑張りました。他の部活動でも今後順次大会が行われていきます。

★新型コロナウイルス感染症の感染予防に配慮しながらの大会となりますが、安全に気を付けて力を発揮してほしいと思います。
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9月4日 1年生の理科「光の屈折」(2)

★先ほどの観察の続きです。今度は湯飲み茶碗と10円玉、そして水を使います。

【観察2】茶碗の中の(見えなかった)10円玉が浮き上がる!
○各グループに湯飲み茶碗と10円玉、そして水を配ります。
○水の入っていない茶碗の中に10円玉を入れ、10円玉が(ぎりぎり)見えない角度(位置)から茶碗の中をのぞきます。
○10円玉は見えていません(写真上)。
○茶碗の中をのぞいている顔の位置は動かさないままで、その茶碗にゆっくり水を注いでいきます。
○すると、茶碗の中の10円玉(先ほどは見えていなかった)が、写真のように姿を現しました(写真下)。

★この観察でも生徒はとても喜び、何回か繰り返してやっていました。

★先ほどの【観察1】と同じく、これも光の屈折と関係がありそうです。
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9月4日 1年生の理科「光の屈折」(1)

★今日の1年生の理科は、光の屈折の学習です。光の屈折の学習への導入として、この時間には、まず光の屈折によって起こる二つの不思議な現象を生徒が観察します。

【観察1】コップに貼ったシールが消えた!
○各グループに透明のプラスチックコップと水を配ります。
○コップの内側にはスマイルマークのシールが貼られています(写真上)。
○このコップにゆっくり水を注いでいくと‥(写真中)
○写真のように、スマイルマークが消えました(写真下)。

★生徒は歓声を上げて大喜びです。「シールが消えた!」と、何回か繰り返してやっています。

★どうしてこのようなことが起こるのでしょう?これが光の屈折とどのような関係があるのでしょうか?
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9月4日 1年生の「学年目標」決まる

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★1年生のフロア(3階)の廊下の壁面に、上の写真のような掲示があります。

◆探求しよう 素直な心 感謝の気持ち
◆輝かせよう みんなのあいさつ みんなの個性

★これは、1年生の学年目標です。1年の各クラスの学年代表が考え、それを美術部の生徒が模造紙に表現しました。

★1年生は、本校の「9期生」に当たり、入学当初からそれにかけて「求輝(9期)生」と呼んでいます。その「求」と「輝」の文字が目標の中に入っています。

★ちなみに、「探求」とありますが、これは「ものごとを探し求めること」の意味です。本校の総合的な学習の時間(創造未来学習)では「探究」の文字を使い、「ものごとの本質をさぐって奥(おく)を究めること」としています。

★この学年目標に向かって9期生(求輝生)が努力し続けることを期待しています。

9月4日 2年生の古典の授業「枕草子」

★2年生の国語(古典)の学習の様子です。今日は清少納言の「枕草子」を高校の国語担当の先生から教えていただいています。

★今日は、有名な第一段の中の「春は あけぼの。‥」から、「秋」までを学習しました。

★特に、似ている言葉として、「春」の中に出てくる「山ぎは(山ぎわ)すこしあかりて」と「秋」の「山の端(は)いと近うなりたるに」の「山ぎは」と「山の端」の違いの説明がありました。

【説明】
◆(黒板に山の絵を描きながら)「山ぎはというのは、このあたり、山に近い部分です。山の端は、ここ、山の稜線の(端の)部分です。このように古典の学習では、違いを理解したり、イメージを広げたりするために、絵に表してみるのもよいと思います」

◆(また、教科書を示しながら)「端(はし)というのは、教科書で言えば、ちょうどこの部分のことですよね」「きは(きわ)というのは、例えば、窓ぎわという言葉があるように、窓に近いところのことですよね」

★また、「秋」の中に出てくる、風の「音」(おと)、虫の「音」(ね)に触れ、「同じ【音】という漢字でも読みが違うことに気づき、なぜだろう、どう違うのだろうと関心をもつことが大切です」という話もありました。

★授業中の生徒の様子を見ていると、2年生の中にも、昨日ブログで紹介させていただいた「言葉のノート」に、気になった言葉などを書き込む生徒の姿(下の写真)が見られました。

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9月3日 1年生の社会科「ヤマト王権と仏教伝来」

★1年生の社会科、歴史的分野の学習の様子です。現在1年生は、「中国にならった国家づくり」の中の「ヤマト王権と仏教伝来」について学習していますが、今日の授業の主役は「聖徳太子」です。

★6世紀の半ば、大陸から伝えられた仏教を巡って対立していた蘇我氏(仏教推進派)と物部氏(反対派)の武力衝突で、蘇我氏が勝利した後、推古天皇の摂政として天皇を助け政治を行ったのが聖徳太子です。

★今日の授業の中では、「すごいぞ聖徳太子」というキャッチコピーで、聖徳太子が行った3つのことに焦点を当てて授業が進みました。

◆「すごいぞ聖徳太子1」‥冠位十二階の制定
・家柄にとらわれず、有能な人材を登用した。
※「帽子の色は何色ある?」との教師の問いかけに、「12色」と素直に答える生徒がほとんどでした。

◆「すごいぞ聖徳太子2」‥十七条の憲法の制定
・役人(官僚や貴族)が守るべき決まり(道徳)を作った。
※仏教を敬うように、天皇の命には必ず従うようにということなどが書かれています。

◆「すごいぞ聖徳太子3」‥遣隋使の派遣
・隋の進んだ文化を取り入れるため留学生(使節)を派遣した。
※使節とは、国家や政府の代表として外国に派遣される人のことで、18年間に3〜5回派遣したと言われています。第二回では小野妹子が派遣されました。

★聖徳太子は、このように仏教を積極的に推進しながら、天皇中心の国づくりを進めていきました。
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9月3日 「言葉のノート」で語彙を増やそう

★1年生の国語担当教員が、2学期はじめの国語の時間に、「言葉のノート」を作ってみてはどうかと、1年生に提案しました。ノートのサイズ(大きさ)は自由です。

★この「言葉のノート」は、国語の時間に限らず、日常生活の中で、自分が気になった言葉や文、忘れないように書き留めておきたい(心に沁みた)フレーズなど、とにかく自分のアンテナに引っかかった言葉(文)を気軽に書き留めておくノートです。

★このノートの活用方法は?ということですが、もしかしたら、後に作文を書いたり俳句や短歌を作ったりする際に活用したり、その言葉を詳しく調べて理解を深めたりと、いろいろ使えそうです。もちろん、書き留めるだけで、そのままにしておいてもよいと思います。

★文部科学省から出されている「学習指導要領・国語編」では、「語彙(ごい)を豊かにすること」が求められています。具体的には、「意味を理解している語句の量を増やすだけでなく、話や文章の中で使いこなせる語句を増やすとともに、語句の意味や使い方に対する認識を深め、語感を磨き、語彙の質を高めること」とあります。

★自分が理解して使える言葉を増やすことは、言葉でものを考えたり、他者とコミュニケーションを取ったりすることを豊かで深いものにします。つまり、語彙を増やすことは、私たちの生活をよりよくするための基盤でもあります。

★気になった言葉、意味がわからない言葉、気に入った言葉、素敵な言葉などをこの「言葉のノート」に気軽に書き留めることで、言葉に関心をもって生活できる生徒になってくれることを期待しての国語担当からの提案でした。

★少しずつノートを作る生徒が見られるようになってきました。「先生、言葉のノートを作りました」と国語担当に見せに来る生徒もいます。

★真ん中の写真は、気になった言葉の意味まで調べて書かれたノートです。下の写真では、社会、数学、理科、英語の授業の中に出てきた言葉の記述も見られます。
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9月2日 2年生の数学「1次関数の値の変化」

★2年生の数学(A組)では、1次関数の値の変化の学習をしています。

★今日のめあては「1次関数の変化の割合について理解すること」です。

★変化の割合とは、Xの増加量に対して、Yがどれだけ増加するかを表したもののことです。そして、どの関数でも、次の式で変化の割合を表すことができます。

●変化の割合=Yの増加量/Xの増加量(Y÷X)

★この時間では、まず、「電気ポットでお湯を沸かすとき、熱し始めてからX分後の水の温度をY度とすると、Y=5X+20となることが分かりました。下(XとYの変化を表した表)の空欄を埋めて、水の温度の上がり方を調べてみましょう」という例題の表を完成させ、その後、表を見ながら変化の割合を考えていきました。

Xの増加量が1で、Yの増加量が 5のとき、変化の割合は 5/1=5
Xの増加量が2で、Yの増加量が10のとき、変化の割合は10/2=5
Xの増加量が3で、Yの増加量が15のとき、変化の割合は15/3=5

こうして、変化の割合はどの場合も5となり、常に一定であることを押さえていました。

★そして、生徒は最終的に、1次関数「Y=aX+b」では、「変化の割合は一定で、aと等しい」ということを理解していきました。
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9月2日 2年生の美術「デッサン鑑賞会」(2)

★先ほどの続きです。

◆「影の濃さの違いを表現するために、手でこすってぼかしたり、消しゴムを使って濃さを調整したりしました」

◆「立体の形を描くこと自体が苦手なので、とにかく立体をよく見て、輪郭線を描くように気を付けました」

★どの生徒も、立体に当たる光の当たり方をよく見て、立体や机にできる影の濃淡をよく表現できていました。
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9月2日 2年生の美術「デッサン鑑賞会」(1)

★写真は2年生の美術の「デッサン鑑賞会」の様子です。

★1学期末から続けてきた立体のデッサンが完成したので、一人ずつ前に出て自分の作品を披露していました。

★工夫したところ、注目してほしいところなどを中心に各自が1分程度で話し、他の生徒はそれを聞きながら鑑賞していました。
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9月2日 2年生の社会科「日本の農業とその変化」

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★今日の2年生の社会科の授業は、「日本の農業とその変化」を学習していました。

★第一次産業には、農業の他に、林業と水産業(漁業)がありますが、今日はその中でも農業にスポットを当て、日本の農業が抱える問題点を今後どのように解決していったらよいかを考えるというねらいの授業でした。

★生徒は、日本の食糧の自給率は非常に低いこと、農業の就業人口が年々減ってきていること、農業をする方が高齢化していること、貿易の自由化による日本の農業への影響などふまえ、それぞれが、これからの日本の農業をどのようにしていけばよいのかという大きな問題について考えていました。

★授業の終盤で「代表授業」をした生徒(写真の下)は、今日の授業の感想の中で次のようなことを言っていました。

◆「日本は食糧の自給率が低いので、貿易の自由化で果物や牛肉などの多くの農産物が輸入されるのはよいけれど、もしも、外国との関係が悪くなり輸入がストップしてしまったらたいへんなことになると思うので、とても心配に思う。農業の担い手を増やすためには、若い人や農業に興味のある人に対して、農業の魅力を知ってもらうためのイベントのようなものをするのもよいと思う」

★これからも、生徒の柔らかい頭で、実現できそうなよい解決策を考えられるとよいと思いました。
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