最新更新日:2024/06/05 | |
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10月7日 3年生の国語(古文)「係り結び」
★3年生の国語(古文)、高校の国語担当の先生による「係り結び」の授業の様子です。
★「係り結び」とは、文の内容を強調したり(強意)、疑問を表したりするときに使います。文の中で「ぞ・なむ・や・か・こそ」の「係助詞」が出てくると、文末の活用形が、「連体形」や「已然形(いぜんけい)」になるきまりがあります。 ★「係りの助詞」(係助詞)と「結びの語」の関係で、「係り結び」と呼びます。係り結びは大きく分けて次の三つになります。 (1)文の中に「ぞ・なむ」が出てくると、文末は「連体形」となり、意味は「強意(強調)」になります。 (2)文の中に「や・か」が出てくると、文末は「連体形」となり、意味は「疑問(反語の形)」になります。 (3)文の中に「こそ」が出てくると、文末は「已然形(いぜんけい)」となり、意味は「強意(強調)」になります。 ※普通は文末は「終止形」になりますが、「係助詞」が出てきたら、文末の活用形が「連体形」や「已然形」に変わるというわけです。 【例】「‥とこそ聞こえけれ」なら、「こそ」が出てきましたので、文末は終止形の「けり」ではなく、已然形の「けれ」になります。 ★始めは少し難しく感じるかも知れませんが、文の中に「係助詞」の「ぞ・なむ・や・か・こそ」を見つけられれば、あとは、「係り結び」のきまりにしたがって、文末の活用形がどうなるかを覚えておけば大丈夫です。 ★上の写真は、この時間の学習プリント、真ん中は、黒板に出て「係り結び」についてまとめる生徒、下は、高校の先生の説明をじっと聞く生徒の様子です。 10月7日 3年生の美術「篆刻(てんこく)」(2)
★上の写真は、石の印面を紙やすりで磨き、平らにしている生徒の様子です。
★真ん中の写真は、印面にカーボン紙を乗せ、自分が彫りたい文字を印面に写しとる作業をしている生徒の様子です。 ★下の写真は、かなり作業が進んでいて、印面に文字を掘り始めている生徒の様子です。 ★どのような作品が仕上がるのか楽しみです。 10月7日 3年生の美術「篆刻(てんこく)」(1)
★3年生の美術は、「篆刻(てんこく)」に挑戦しています。
★「篆刻」とは、ご存じのように、石・木・銅などの材料に、篆書(漢字の書体の一種で、広い意味では、秦の時代より前に使用されていた書体)で印(はんこう)を刻する(ほる)ことです。年賀状や書道の作品などに押されているのをよく見かけます。 ★真ん中の写真は、これまでに卒業した先輩たちが残してくれた見本ですが、印面だけでなく、持ち手の部分も工夫して作ります。 ★今日は、アイディアスケッチを作成したり、実際に石の印面を紙やすりで磨き平らにしたりする作業に取り組んでいました。 10月7日 1年生の国語「レポートの形式に書く」
★1年生の国語の授業(C組)の様子です。今日は、レポート(報告文)の基本的な書き方を知り、実際にレポートの形式にしたがって書く学習をしていました。
★まず、生徒は教科書の例にしたがって、次のようなレポート(報告書)のまとめ方(項立て)を学びます。 (1)課題(動機) (2)調査の方法 (3)調査の結果 (4)考 察 (5)参考資料(文献) ★その後、生徒は、休校中に自分でテーマを決めて(調べて)まとめたプリントをもとに、その内容をレポートの形式(項立て)に当てはめて書き直します。 ★レポートで一番大切な部分は、(3)「調査結果」からどのような(4)「考察」を行うことができるか(どのようなことが導き出せるか)です。 ★どの生徒も、黙々とレポート作りに励んでいました。 ★写真は上から、休校中に自分でテーマを決めて(調べて)まとめたプリント、次が、それをレポートの形に書き直したプリント、そして、集中してレポート作りに取り組む生徒の様子です。 10月6日 「太田市中学校駅伝大会」(10月3日)の報告
★10月3日(土)に「太田市中学校駅伝大会」が新田陸上競技場とその周辺道路をコースに開催されました。当日は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、競技場内はもちろん、コースとなる歩道脇での応援もなしとなる中で行われました。
★本校は男子も女子もそれぞれ2チームが参加しましたが、結果は、男子Aチームが2年連続優勝、女子チームも3位という結果で、頑張りました。 ★次は11月7日(土)に渋川市総合公園陸上競技場で行われる県大会に出場いたします。 ★写真はスタート直後の男子のレースの様子です。 10月6日 1年生理科「力の世界」
★1年生(B組)の理科は「力の世界」の学習で、今日は「力の大きさとばねの伸びの関係」について調べる実験をしていました。
★各グループで行うことは次のとおりです。 (1)ばねの伸びを調べる実験装置を作る (2)力の大きさ(おもりの個数)を変えてばねの伸びを調べ表にまとめる (3)測定値をグラフに表す ★どのグループも協力しながら実験を進めていました。おもりを一つ、二つとぶら下げるごとにばねの伸びを○センチと読み取るのですが、これがなかなか難しい様子で、生徒は目を細めながら、定規の目盛りを読み取って記録していました。 10月6日 1年生の技術「生活に役立つ製作品を設計しよう」
★1年生(C組)の技術の授業の様子です。生徒は「生活に役立つ製作品の設計」に取り組んでいます。
★最終的には、各自が木材を用いて、マルチラックを製作することになりますが、この時間は、どのようなマルチラックを作るか、「構想図」を書いたり、「部品表」を書いたりしていました。 ★「構想図」ができあがった生徒は、教師のところに見せに行き、その構想で実際にマルチラックを作ることができそうかをチェックしてもらいます。そして、GOサインをもらった後で、それぞれの箇所に使う部品一つ一つの寸法などを「部品表」に書きます。そして、この段階もクリアーすると、等角図の「製図」に移ります。 ★「等角図」は、実物の1/3のサイズで寸法を書き表す、本格的な図面になります。ここが難しいところですが、生徒はなんとか正確に製図を進めていきます。 ★写真は上から、「構想図」の様子、教師から構想図のチェックを受ける生徒の様子、そして、等角図の「製図」に取り組む生徒の様子です。 10月6日 1年生の美術「見て感じて、描く」
★午前中の1年生(A組)の美術の様子です。今日の美術は、「見て感じて、描く」という学習で、身近なものの美しさをスケッチする学習です。
★今回、生徒は家庭から一つピーマンをもってきていて、それをスケッチします。 ★まず生徒は、各自のピーマンをよく観察します。そして、4人組での意見交換もしながらプリントに発見したことや感じたことを記入していました。 ★どのようなピーマンが描けたかは、後日また紹介いたします。 10月2日 「太田中紅白短歌バトル」(9月25日)の感想【2年生の感想】 ◆いざ壇上に上がると、そこは別次元のようなバチバチした空気だった。相手の鋭い指摘にびっくりしつつ、こちらも同じく返す。私も発言させてもらったのだが、予想以上にテンパってしまった。チームのみんなの頑張りは大きかったのだが、3−2で負けてしまった。(略)悔しいのだが、みんなの歌にとても感動した。様々な短歌を見て、たくさんのことを学べた。今後の自分にとっても、いい経験ができたと思う。これからも短歌について、もっと勉強していきたい。 ◆短歌バトルの結果は5−0で負けてしまったけど、どの短歌もとてもよくて、自分が聞いていてもどっちが勝つのか分からないくらいレベルが高かった。勝ったチームの短歌を参考にして、さらによい短歌を作りたいと思った。短歌のおもしろさについて少し分かった気がするから、これからも色々な人の短歌を読んでみたいと思った。短歌を考えているとき、高校の先輩や国語の先生方に色々アドバイスをもらって、表現の工夫についてたくさん学ぶことができた。次に作るときは、もらったアドバイスを参考にして、自分だけで作ってみたいと思う。 ◆自分たちの作った短歌の特徴や良い部分を相手チームに上手く伝えることができて安心しました。今回の短歌バトルをとおして短歌を作る楽しさを知ることができたと共に、相手の短歌の良いところを見つけたり、意味が伝わりにくいなと思った部分を相手に指摘したりと良い経験をさせてもらうことができて本当に良かったと思います。特に、短歌バトルでの活発な話し合いがとても印象に残っていて、今回のような話し合いを普段からクラスでできたらいいなと思いました。 【1年生の感想】 ●ふだん使っている言葉をそのまま使うのではなく、一文字かえたり、別のいい表し方したりすると、同じものを表していても印象ががらりと変わって、とても驚いた。2年生が、ものすごく練り上げて作ったということが伝わってきた。短歌は文字数が決まっているから、その中で伝えたいことが聞き手に伝わらないと意味がないと思うので、相手チームの反論などに納得する場面もあった。でもそれが、それぞれのチームの工夫だったりしていて、とてもおもしろいバトルだった。来年は自分たちが今の2年生を超えた短歌が作れるように色々な短歌に触れ、研究していきたいと思う。 ●季語はもちろん、様々な技法を使って表していました。勝ち負けはつきましたが、一首一首にきちんとそれぞれの想いが込められていてすごかったです。また、一つ一つの言葉も、「どの言葉を選ぶか」「どの言葉を選んだら、より相手に伝わりやすくなるのか」を練ってあって、驚きました。説明もゆっくり大きな声で、とても丁寧でした。どの歌にも情熱があって、今にも命が宿りそうでした。来年は自分がやると思うので、超す勢いで頑張りたいです。 ●いろんな歌があったけど、どれも美しくて、いい短歌だと思いました。一つ一つに想いが込められていたりしていて、意味が深いなと思いました。勝敗も大切だけど、各短歌がすばらしすぎて、全員優勝だと思いました。質問の受け答えにもすぐに答えていて、すごいなと思いました。来年は私たちがすばらしい短歌バトルにしたいです。 ★すべて紹介できずに残念ですが、2年生は勝ち負けに関係なく、今回のバトルを楽しめたという感想ばかりでした。短歌の面白さに気づき、今後も短歌作りをしてみたいという感想も多く見られました。 ★1年生の感想からは、先輩たちのバトルをよく見ていたのだなということが分かりました。先輩たちの言葉選びの素晴らしさや、その歌に込められた強く、そして深い想いまで感じ取ることができていて、1年生もたいへん立派でした。来年も、今年の先輩たちに負けない熱いバトルが期待できそうです。 10月2日 1年生の体育「ティーボール」(2)
★今日の授業の後半では、守備側の一人一人の動きについて、グループごとに考えていました。
★相手が打った球を「とる」人、「アウトゾーンに入ってボールを受け取る」人、「エラーした時を想定してカバーに入る」人など、チーム内のそれぞれのメンバーの動きを、小さなホワイトボードを使って確認していました。 10月2日 1年生の体育「ティーボール」(1)
★以前にも紹介した1年生の「ティーボール」の様子です。
★今日は、まず授業の前半でチームごとにバッティングの練習をしました。男子も女子も真剣にコーンの上に置かれたボールを打っていました。 ★近くにいる先生からは、「ボールから目を離さないで、よく見て!」、「もう少しコーンから離れて打ってみて」、「打つときに体をひねって」などのアドバイスの声が飛んでいました。 10月2日 生徒会主催の「太田中ラジオ」始まる!
★太田中のお昼のお弁当の時間に潤いを与えようと、生徒会役員のみなさんが中心となり、毎週金曜日に「太田中ラジオ」と題した放送室からの放送が始まりました。
★ラジオのDJ風に生徒会のメンバーが、放送室にゲストを招いてインタビューをしたり、事前に全校生徒から寄せられた質問に答えたり、リクエスト曲を流したりします。今後、この「太田中ラジオ」が定着してくれば、いろいろな企画を考えていく予定だそうです。 ★先週の金曜日に一回目が行われ、今日が二回目の放送でした。今後も毎週金曜日を基本に放送予定です。先週の放送は、一年生にも好評で、とても喜ばれたようです。 ★写真上は、一回目の番組のオープニングの様子、写真中は、一回目のインタビューで放送室に来てくれた、「交流大会」の各団の団長・副団長のみなさん、写真下は、今日の二回目の放送で、一年生から寄せられた質問を読み上げ、それに3年生の先輩が答えるコーナーの様子です。 9月30日 3年生・社会科「歴史を学ぶ意味」
★3年生のB組の社会科の授業の様子をのぞいてみました。いつもの社会科の授業同様、今日も生徒1名が前に出て、みんなの前で「代表授業」をしていました。
★3年生の社会科は、これまで学んできた歴史の授業を終え、今日から「公民」の授業に入るところでしたが、今日の代表授業は、歴史学習を振り返って、「歴史を学ぶ意味」をどう考えるかについて生徒が語っていました。 ★代表授業の生徒は、阪神淡路大震災の事実(歴史)に学んだことが、東日本大震災に生かされたということなどを例に、歴史を学ぶことで、今の私たちの生活や未来に生かすことができるという趣旨の話をしていました。 ★また、代表授業後に、教師から歴史を学ぶ意味について問われた別の生徒は、歴史に、「もしも‥」はないけれど、過去のことを学んで、「もしもあのときにこうしていれば‥」などと考えておけば、次に(これから)何かあったときに役立てることができるという趣旨の話をしていました。 ★それぞれの生徒が、これまでしっかり歴史を学び、その意味についても考えられるようになってきていることに感心しました。 9月30日 「授業参観」お世話になりました(2)
★授業参観の様子の続きです。
★写真は、上から、ホワイトボードを使い、自分たちのグループで考えた問題の解き方を他のグループの生徒に説明し、互いの理解を深め合う「ジグソー学習」に取り組む2年生の「数学」、自分の決めたテーマで追究を進めてきたことの途中経過を友達に聞いてもらっている3年生の「総合(創造未来学習)」、自分のおすすめの1冊をクラス全員に2分間で紹介し、どの本を読みたいと思ったかを聞き手が判定する「ビブリオバトル」に取り組む2年生の「国語」の様子です。 9月30日 「授業参観」お世話になりました(1)
★先週の24日(木)、25日(金)、そして昨日29日(火)の3日間で実施した授業参観では、たいへんお世話になりました。
★新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、今回は、保護者の皆様のご希望をお伺いし、3日間の中のいずれかの日、1時間のみ参観していただくということにさせていただきました。日時限定のため、自由にご覧いただくことができず、皆様にはたいへん申し訳ありませんでした。また、今回の参観の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。 ★これからも授業の様子、生徒たちの活躍の様子を中心に、本校の教育をご理解いただけるよう、このブログでの発信も続けて参りますので、ご覧いただけましたら幸いです。 ★写真は、上から、合唱コンクールに向けて頑張る3年生の「音楽」、九州地方南部のシラス台地での農業の様子を学ぶ2年生の「社会」、そして、自分のイメージする「秋」を色で表す1年生の「美術」の様子です。 9月29日 「太田中紅白短歌バトル」無事閉幕(2)
★お伝えし忘れたことがありました。今回の2年生の「短歌バトル」の様子は、1年生の生徒も真剣に観戦していました。
★2年生の先輩たちのすごさを実感し、「来年は自分たちも頑張るぞ」「自分たちも早くやってみたい」という感想をもった生徒も多くいました。 ★写真は、先輩たちのバトルを観戦し、熱心にメモをとる1年生の様子です。 9月29日 「太田中紅白短歌バトル」(2年生)無事閉幕!
★3日間にわたって、先週の25日(金)に行われた「太田中紅白短歌バトル」(2年生)の熱戦の様子をお伝えいたしました。生徒たちの努力や頑張りの成果を少しでも感じていただけたなら幸いです。
★新型コロナウイルスの影響で、なかなか思うように行事ができない中で、国語の学習の成果を踏まえて、このような取組を初めて行ってみましたが、いかがだったでしょうか。生徒の様子を見る限り、このように「知的で」「安全に」行えるバトルもなかなかよいのではないかと感じました。今後も本校に定着させていきたい行事だと思いました。 ★写真上は、判定で、赤と白の旗をあげる審判員の様子、下は、熱戦を振り返って講評を行う校長の様子です。 9月29日 「紅白短歌バトル」(9月25日・2A)第五試合
★第五試合は、両チームとも「花火」の歌での対戦となりました。
【白組】(先攻) 手花火は 潔(いさぎよ)く消ゆ このひと夏の 思い出の幕 下ろすごと 【紅組】(後攻) 暗闇に 儚(はかな)く落ちる 朱(あか)き玉 楽しい時間(とき)は 終わりを告げる ★最終戦は、白3−紅2の僅差で、また白組の勝利となりました。結果的には、五戦全勝で白組の勝ちとなりました。しかし、紅組の歌も素晴らしいものが多く、これほどの差があるとは感じられませんでした。 ★白チームの歌は、手持ち花火は短い時間で終わる。その様子は、とても潔さを感じる。それはあたかも、このひと夏の数々の思い出に幕を下ろすかのようであるということを表現しています。手持ち花火の終わり方に潔さを感じている作者は、この花火のように自分も潔く次の一歩を踏み出そうとしているという説明が白チームからありました。 ★紅チームは、線香花火の火を「朱き玉」と表現しました。「暗闇」と「朱き」が対比になっているということでした。後半の7音の「楽しい 時間(とき)は」と「終わりを 告げる」は、それぞれ「4音」「3音」のリズムになるように構成したという説明もありました。 9月29日 「紅白短歌バトル」(9月25日・2A)第四試合
★第四試合は、白チームが「花火」、紅チームが「汗」の歌での対戦となりました。
【白組】(先攻) 「ドン」となり 夜空に轟(とどろ)く 大輪の 花火は一瞬 思い出は永遠(えいえん) 【紅組】(後攻) 灼熱(しゃくねつ)の 机に向かい 輝く汗 止まることない 勝ちたい想い ★この対戦は、白3−紅2の僅差で、今回も白組の勝利となりました。 ★白チームの歌は、一瞬で消える花火は儚(はかな)いが、その思い出はずっと心に残り続けるということを表しています。「一瞬」と「永遠」の言葉が対比になっています。紅チームからは、「永遠」は、「えいえん」と読まずに「とわ」と読めば音の数もぴったりでよいのではという指摘がありました。これに対して白チームは、「あえて字余りにすることで余韻をもたせたかった」と回答しました。 ★紅チームは、暑い夏の日にひたすら机に向かって勉強に汗を流す主人公の姿が目に浮かぶ歌となっています。ライバルである友達に、今度のテストでは絶対に勝ちたいという強い思いを込めた歌であるという説明がありました。白チームからは、「これでは、机が灼熱のように暑くなっていると解釈されないか」という質問が出されました。紅チームからは、「この歌では、気温も自分の想いもたいへん”あつい”ということを表現したかったのだ」という説明がありました。 9月29日 「紅白短歌バトル」(9月25日・2A)第三試合
★第三試合は、両チームとも「花火」の歌での対戦となりました。
【白組】(先攻) 見上げれば 盛大に咲く 虹の花 川面にゆれるは 私の心 【紅組】(後攻) 友と見た 最期の花火 鳴り止めば 霞(かす)む天井 友の呼びかけ ★この対戦は、白4−紅1で白組の勝利となりました。白組三連勝です。 ★白チームの歌は、盛大に打ち上がった花火を下から見上げている視点と、川面にうつって揺れる花火を上から見ている視点の両方の対比が見事です。川面に映っているゆがんだ花火は、まるで思春期の「私」の歪(ゆが)んだ心のようだということを表しています。 ★紅チームは、「最期」という言葉からも分かるように、病床にあって余命僅かである友達と病室の窓から見た花火が終わった時の様子を表しています。おそらく花火を見た感想などを話し合っているのでしょうか。そんな中で、「霞む天井」という言葉が意味しているのは、友達のまぶたが次第に閉じていき、天井の景色も霞んで見える状態になったということが分かります。 |
太田市立太田中学校
〒373-0842 住所:群馬県太田市細谷町1510番地 TEL:0276-31-3322 FAX:0276-31-3466 |