最新更新日:2024/05/31
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9月11日 1年生の体育「リレー」(女子)

★1学期末の7月、暑い中で始まった体育の「リレー」の学習も今日が最後です。暑さもいくぶん和らぎ、校庭で体育を行うにはちょうどよいコンディションとなりました。

★授業の最後に行われた、学習のまとめの「リレー」では、どのチームも真剣に、精一杯の走りを見せていました。

★声を掛け合い、後ろを振り向かずにバトンの受け渡しをする姿に、ずいぶん中学生らしい「リレー」ができるようになったと感じました。

★今年度はできませんでしたが、来年度の「体育大会」では、この学習の成果を生かして「リレー競技」もできるといいですね。
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9月10日 高校生の先輩からの助言「短歌バトル」に向けて

★写真は、昨日の放課後の会議室の様子です。現在2年生は、今月の25日に行われる「太田中 紅白短歌バトル」に向け準備を進めています。各クラスとも、グループの代表作品が決まり、それをよりよいものにするために推敲を重ねている最中です。

★そんな中、昨日は、高校から3人の先輩(3年生と2年生)が、短歌づくりのアドバイスに駆けつけてくれました。3人とも、太田中から高校に進んだ「市立太田文芸クラブ」のメンバーです。

★実はこの3人は、ただの短歌好きではなく、8月に行われた、大伴家持生誕1300年記念イベント「第5回・高校生万葉短歌バトル2020 in高岡」の本戦に出場した素晴らしい3人組です。今年のこの大会には、全国25校・32チームがエントリーしましたが、決勝戦である本戦に進むことができたのは、わずか8校。この8校に入ったのが、この「市立太田文芸クラブ」の3人なのです。

★そんな実力のある先輩たちがわざわざ会議室に来てくれて、アドバイスを希望する2年生に直々にいろいろな話をしてくれました。

★2年生は、「汗」「花火」「雲」をお題に短歌を作っていますが、自分の表現したいことが五七五七七の文字数にうまく収まらなかったり、自分の選んだ言葉が自分の思いにぴったり重ならなかったりと、悩みは様々です。それでも先輩たち3人は、2年生の想いやその歌を作った背景などを丁寧に聞き取りながら、いろいろな角度からアドバイスをしてくれました。

★先輩のアドバイスをうなずきながら聞いたり、よいアドバイスがもらえて笑顔になったり、会議室に来た2年生にとっては中身の濃い1時間となりました。

★先輩からアドバイスをもらい、短歌作りはもちろんのこと、一つ一つの言葉に対する見方や考え方が少し進歩したことと思います。2年生のみなさん、本番に向けて頑張ってください。

★上の写真は、見事、全国大会本戦に出場した3人の先輩たち、真ん中と下の写真は、先輩からアドバイスを受ける2年生の様子です。みんな真剣そのものでした。
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9月10日 3年生の道徳「いのちを考える」

★3年生の道徳授業の様子です。「あなたはすごい力で生まれてきた」という教材を使っての学習でした。

★たいへんな思いをして赤ちゃんを出産する母親と、お母さんのお腹の中から頑張って生まれてくる赤ちゃんのことを取り上げた教材(エッセイ)です。

★作者は言います。出産は母親だけが頑張ったと言われがちだけれども、赤ちゃん自身も頑張ってすごい力で生まれ出てくる。だから、この話を読んでいるあなた(生徒一人一人)もすごい力をもっているのだと。そして、この教材の作者は、「あなたは生きる力のかたまり」として生まれてきたと表現します。また、出産は、「母親と赤んぼうの二者の共同作業」であるとも言っています。

★この授業のねらいは、生徒に、自分はかけがえのない存在として生まれてきたことを自覚させ、生きることの尊さに気付かせ、かけがえのない自他の命を尊重しようとする心情を育てたいというものです。

★授業の前半では、「母親と赤んぼうの共同作業」の結果生まれてきた命とはどのようなものであるかを生徒に考えさせます。

★そのことを踏まえて授業の後半では、現在の社会において、命を大切にしない(できない)事例がニュース等で報道されているが、「どうして命を大切にできないのだろう」と投げかけ、命に対する生徒の考えを深めていきました。

★真ん中の写真は、グループで、命を大切にしていない事例や場面について話し合わせ、その後、なぜ命を大切にできないのかを考えさせている様子です。代表の生徒がグループの考えをホワイトボードにまとめています。

★下の写真は、グループで話し合った結果を全体の前で発表し、共有している様子です。
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9月10日 全校朝会「村上徹さんの5コマ漫画」で考える

★今朝の朝活動は、久しぶりに全校朝会でした。今日の朝会も始業式や終業式同様、全校放送で行いました。生徒は、各教室のパソコンで映し出される5枚の画像(校長が事前に作成したもの)を見ながら話を聞きました。

★今日の全校朝会で取り上げた内容は、新潟県見附市に在住で、同市の公式レポーターを務める村上徹さんが描いた5コマ漫画、「安心して感染したい」です。

★すでにニュース等でご存じの方も多いと思いますが、今年の7月中旬、村上さんのこの漫画が市の公式フェイスブックに掲載されて以来、多くの反響が寄せられているそうです。全国各地の学校やPTA、教育委員会からも人権教育の教材として使いたいという要望が寄せられているとのこと。

★その漫画の中身ですが、漫画は5コマ構成されていて、そこに4人の住民が登場し、自分の気持ちを語るというものです。例えば、

【女性】
「狭い町で噂になるから一人目の感染者にだけは絶対になりたくないわ〜」

【男性】
「周りから陰口叩かれてこの町に住めなくなる」

★いずれも、新型コロナウイルスに怯えると言うよりも、「周囲の人の目」に怯える姿が描かれています。

★これらの人の言葉を受けて、最後の5コマ目に作者である村上さんの想いが表現されます。

「誰もが感染する可能性がある中で、こんな声を聞くと、噂するのも‥(中略)、後ろ指さすのも、陰口叩くのもウイルスじゃない。この、”ひと”なんだよなあ‥(後略)」

★現在、いろいろなところで、感染した人に対して心ない言葉を浴びせる人がいると聞きます。インターネットに載っていたニュース(新潟総合テレビ)のインタビューの中で、村上さんは次のように話しています。

◆お互いに怖がって攻撃しあうのはおかしい。もっと労りあって「感染したんだ」という言葉ではなく、「新型コロナひいたんだ。大変だったよ。ごめんね」「謝ることないよ」というような普通の会話ができたら。だから、安心して感染できたらいいよな、と。

★今日紹介した村上さんの漫画を通じて、生徒それぞれがどのような感想をもったか、クラスの仲間と話し合う材料にしてくれればありがたいと思います。



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9月9日 2年生の音楽「合唱コンクールに向けて」(2)

★上の写真は、アルトパートの練習の様子です。音を取るのがなかなか難しそうですが、CDのアルトパートの声に合わせて頑張っています。

★真ん中の写真は、数回歌ってみた後で、パートリーダーを中心にして、気付いたこと、もっとこうしたらよいと感じたこと、難しいところなどを出し合って、共有している場面です。どの生徒も、自分のパートを正確に歌えるようにするために、しっかり自分の考えを仲間に伝えています。その後、みんなで確認したことに気を付けて、練習を再開します。

★下の写真は、男声パートの練習の様子です。大人数ですが、気持ちを一つにして頑張っています。
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9月9日 2年生の音楽「合唱コンクールに向けて」(1)

★2年C組の音楽の授業です。今日の授業では、このクラスの合唱コンクールの自由曲「耀くために」をパートごとに練習し、すらすら歌えるようにすることがねらいです。

★発声練習、校歌に続いて、教師から今日の授業のねらいが示されました。これまでの授業では、この後すぐにパート別に分かれて‥となるのですが、本校では2学期から、各教科等の授業のねらいに加えて、その授業の中で、キャリア教育の視点から生徒に身に付けてほしい「10の力」も示すことにしています。

★今日の音楽の授業では、パートごとの練習をとおして、「10の力」の中の「チームワーク・リーダーシップ」も意識してほしいという話が教師からありました(上の写真)。

★各パートのパートリーダーを中心に、他のメンバーが協力し合ってパート練習が始まりました。どのグループも気持ちを一つにして取り組んでいました。

★下の写真は、ソプラノパートの練習の様子です。
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9月9日 「重陽の節句」(菊の節句)

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★今日、9月9日は「救急の日」ですが、もう一つ、「重陽の節句」(ちょうようのせっく)です。重陽の節句は平安時代に中国から伝わったと言われています。旧暦では菊の花が咲く季節であるので、「菊の節句」とも呼ばれます。菊の花は、邪気を払い、不老長寿を願う花でもあるそうです。

★「節句」というと3月3日の「桃の節句」や5月5日の「端午の節句」がすぐに思い浮かびますが、昔から中国では奇数の日は縁起がよい日(陽の日)とされていて、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日など、奇数が重なる日をお祝いし、節句としたのだそうです。「節句」とは、「季節の節目」となる日でもあります。

★日本にある「五節句」とは次の日のことを言います。

◆1月7日‥人日(じんじつ)の節句(七草の節句)
◆3月3日‥上巳(じょうし)の節句(桃の節句)
◆5月5日‥端午(たんご)の節句(菖蒲の節句)
◆7月7日‥七夕(たなばた)の節句(笹の節句)
◆9月9日‥重陽(ちょうよう)の節句(菊の節句)

★上の写真は、先日、市立太田高校の華道クラブの生徒が届けてくれた花です。いつもありがとうございます。

9月8日 3年生の国語 「六歌仙の覚え方は?」

★写真は、高校の先生が指導してくださっている3年生の国語(古典)の授業の様子です。生徒は宿題となっていた暗唱テストを終えた後、「三大集」(さんだいしゅう)の特徴についてプリントにまとめています。

★「三大集」とは、偉大な三つの歌集「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」をまとめて言う呼び方です。

★また、平安時代の三つの勅撰和歌集(天皇や上皇の命により編纂された歌集)である、「古今和歌集」「後撰和歌集」「拾遺和歌集」をまとめて「三代集」と呼びます。同じ「さんだいしゅう」という呼び方ですが、「大」と「代」で漢字が違いますので、間違えないように注意が必要です。

★なお、余談になりますが、まとめ方によって、「二十一代集」「八代集」「十三代集」といろいろありますので、興味があれば調べてみてください。

★授業の中では、「六歌仙(ろっかせん)」についても説明がありました。六歌仙とは、「古今和歌集」の序文で紀貫之(きのつらゆき)が名前を記した代表的な6人の歌人のことです。

【六歌仙】
○僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
○在原業平(ありわらのなりひら)
○文屋康秀(ふんやのやすひで)
○喜撰法師(きせんほうし)
○小野小町(おののこまち)
○大友(大友)黒主(おおとものくろぬし)

★そして、授業の最後に、この「六歌仙」の覚え方を語呂合わせで教えてくださいました。

◆「大(おお)・喜(きい)・文(ふん)・在(あり)・僧(そう)・小(お)」です。

※ちなみにこれは、高校の先生が、ご自身の高校時代に古文の先生から教えていただいた覚え方だそうです。

★インターネットで調べてみると、別の語呂合わせが出ていましたので、こちらも参考にするとよいと思います。

◆「小(お)・僧(そう)・在(ざい)は、喜(き)・文(ぶん)・大(だい)」で、「お総菜は気分だい!」と覚えるのだそうです。

★いずれにしても、古文は難しいと思わずに、楽しく学習しましょう。
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9月8日 1年生の美術 「秋の色」を表現しよう

★1年生の美術では、「色相環」を使って、色について学習していました。「色相環」とは、純色を色相(赤・黄色・青などの色の相違のこと)の順にリング状になるように並べたものです。美術の授業で、誰でも必ず学習したことがあると思います。

★色は「色相」「彩度」「明度」という3つの属性(性質・特徴)をもっているということも、「色相環」を使って必ず学習します。黒板には、「暖色系」「寒色系」「有彩色」「無彩色」「補色」などの用語が見られます(上の写真)。

★これからの美術の学習では、「色相環」を使って学んだ色の関係を踏まえて、「秋」をテーマに作品を制作していきます。自分の考える「秋の色」をスケッチブックに描いた15センチ×15センチの正方形の中に着色します。この正方形には、各自が自由に2本の直線を引き、3〜4つの部分に区切ってよいことになっています(真ん中の写真)。

★そして、いくつかの部分に区切った正方形の中に、自分のイメージに合う「秋の色」を塗っていくことになります。

★下の写真は、いろいろな写真が載っている本を見ながら、「秋の色」のイメージを膨らませている生徒の様子です。次の時間には着色をしますが、どのような「秋の色」が見られるか、またブログで紹介いたします。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(3)

★最後に、鉄(スチールウール)が燃えるときに酸素が使われているかどうかを調べる実験ですが、これは教師がやって見せます。

★実験は、上の写真のように水を張ったバットの上で行います。ます、バットの上の台に載せたスチールウールに火をつけます。

★次に、真ん中の写真のように酸素を入れた集気びんを燃えるスチールウールの上からかぶせます。すると、スチールウールは激しく燃えました。

★スチールウールの火が消えた後の集気びんの中を見てみると、バットに張っていた水が集気びんの中(下の方)に入っています。

★この実験のまとめと考察は、次の時間に行いますが、スチールウールが激しく燃える際に、どうやら集気びんの中の酸素が使われたようです。そして、びんの中の酸素が減った(体積が減った)ことで、びんの中の空気がなくなり圧力が下がったため、このような現象が起こったと言えそうです。

★生徒は、日々の理科の授業で、今日のような実験とその考察を積み重ね、自然の事物や現象を科学的に探究するために必要な力を身に付けていきます。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(2)

★先ほどの続きです。上の写真は、スチールウールが燃えた(燃焼した)あと、スチールウールの性質に変化が見られるかどうかを電池と豆電球を使って調べている様子です。豆電球が点灯すれば、電流が流れていると言えます。

★結果は、点灯しませんでした。燃焼前のスチールウールは鉄ですから電流が流れ(点灯し)ましたが、燃焼後に電流が流れなくなったということは、違う物質になり性質が変化したと言えそうです(スチールウールは燃焼して酸素と結びつき、酸化鉄になったようです)。

★真ん中の写真は、燃焼前と燃焼後のスチールウールの性質に変化が見られるかどうかを別の方法で調べている様子です。うすい塩酸の入った二本の試験管の一方には燃焼前のスチールウールを、そしてもう一方には燃焼後のスチールウールを入れて変化の様子を見ます。

★結果は、燃焼前のスチールウールを入れた試験管の中では、スチールウールが反応して溶けています(水素が発生しているようです)。しかし、燃焼後のスチールウールを入れた試験管の中では、変化は見られませんでした。このことからも、燃焼後のスチールウールは、性質が変わったと言えそうです。

★下の写真は、これまでの実験・観察の結果をノートにまとめている様子です。
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9月8日 2年生の理科「鉄を燃やしたときの変化」(1)

★2年生の理科は、「酸素がかかわる化学変化」の単元で、今日は「鉄を燃やしたときの変化」について、実験をとおして考えていました。

★今日の実験は、「スチールウール」を燃やしたときの質量の変化はどうか、燃やすときに酸素が使われるか、燃えてできた物質の性質は変わるかについて調べるというものです。

★実験はグループごとに行います。写真上と中は、スチールウールをピンセットではさみ、ガスバーナーで熱している様子です。スチールウールは、燃えた後、黒くなっていきます。

★写真下は、燃やした後のスチールウールを冷やしてからはかり(電子てんびん)に載せ、燃やす前にはかっておいたスチールウールの質量と変化があるかを比べているところです。結果は、燃やした後のスチールウールは、燃やす前よりも重くなっていました(このことからスチールウールは、燃焼することで酸素と結びついて、酸素の分だけ重くなったと言えそうです)。
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9月8日 図書・文化委員による「リレー・ブックトーク」

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★今日の朝活動の時間に、「図書・文化委員会」の生徒による「リレー・ブックトーク」が行われました。図書・文化委員の活動の一つとして新たに取り組み始めたものです。本校で毎朝行っている「朝読書」の時間帯を使い、隔週の火曜日に継続して行う予定です。

★図書・文化委員の生徒が自分で読んだ本で、全校生徒にお薦めしたいものを毎回テーマを決めて紹介します。一回目の今日のテーマは「学校」で、学校や勉強が題材となっている本について、委員会の生徒から放送で紹介がありました。

★これから少し涼しくなれば、「読書の秋」となります。いろいろな機会を捉え、読書に親しんでください。

9月8日 市立太田の校歌の歌詞「へめぐる」とは?(2)

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★校歌の話の続きです。「へめぐる(経巡る)」の意味については昨日お伝えしたとおりですが、作詞をしてくださった草野心平さんについても調べてみましたのでその報告です。

★インターネットで調べてみたところ、草野心平さんが校歌の作詞をした学校が、全国に32校あることが分かりました。北は岩手県から南は長崎県まで、小学校、中学校、高等学校、大学まで作詞をされています。本校はその中の1校ということになります。群馬県内では、本校の他に、前橋市立元総社中学校と前橋育英高等学校の名前もありました。

★ちなみに、前橋育英高等学校の校歌を調べてみると、1番の歌詞の冒頭は、「日輪は天にかがやき‥」です。本校の2番の歌詞と共通しています。「日輪」とは太陽のことです。

★さらにいくつか見てみると、本校と同じく「日輪は天にあまねく‥」と全く同じ歌詞で1番の歌詞が始まる学校として、東京都東村山市立東村山第五中学校、神奈川県藤沢市立長後中学校、東京都立清瀬高等学校がありました。他の20数校については調べていませんが、おそらく同様の学校が多くあるものと思われます。

★草野さんが、校歌を作詞する際に、好んで用いていた表現なのでしょう。「日輪は天にかがやき‥」「日輪は天にあまねく‥」。明るい日差し(太陽の光)が燦々と大地に降り注ぎ、空は遠くまで明るく澄みわたっている、「明るい希望」を連想させる歌詞の出だしとなっています。

★東村山第五中学校の歌詞は、「日輪は天にあまねく」のあとに、「美しき四季はへめぐる」と続きます。本校と同じ「へめぐる」が出てきて親しみを感じます。ちなみに東村山第五中学校の校歌の作詞・作曲は、本校と同じ、草野心平さんと小山清茂さん(作曲)です。きっとこのお二人の息の合ったコンビで作られた校歌も多いのではないでしょうか。今度調べてみたいと思います。

★「へめぐる」という言葉をきっかけに、ここまで話が広がってしまいましたが、調べているうちに、もっといろいろ調べ、「追究」したくなる気持ちが強くなりました。本校の「創造未来学習」のテーマとしても取り上げられそうな内容だと感じました。

★また、将来、草野心平さんが校歌を作詞した学校が集まって、「草野心平・校歌サミット」のような行事を行い、他の学校と交流するのもよいかも知れませんね。

★いずれにしても、本校の素敵な校歌を作ってくださった草野心平さんと小山清茂さんに感謝です。ありがとうございました。

★写真は、文化棟ホールに掲げられた校歌の額です。昨年度末に本校6期生が卒業記念として残してくれたものです。昨日のブログの校歌の額は、第一体育館のもので、校名がまだ太田商業高等学校の時の平成26年度の卒業生が残してくれました。


9月7日 市立太田の校歌の歌詞「へめぐる」とは?

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★2学期になり、音楽の授業の中で10月28日の「燦めき祭」(合唱コンクール)に向けた練習が始まりました。生徒は現在、各学年の課題曲、そして各学級の自由曲、それぞれのCDを聞きながら、パートごとの「音取り」に励んでいます。

★そんな音楽の授業のはじめは、きまって、発声練習、そして、「校歌」と続きます。今日も音楽室からは、生徒の気持ちのよい歌声が響いてきます。

★生徒の歌う校歌を聴きながら、1学期の途中で、音楽担当の先生から質問されたことを思い出しました。「校歌の二番の歌詞にある”へめぐる”とは、どういう意味ですか?」

★昨年本校に着任し、それ以来、何度も聞き、歌っていたはずの校歌ですが、言われてみればそのとおりで、”へめぐる”について真剣に考えたことがありませんでした。質問に答えることができなかった私は、その後、すぐに辞書で”へめぐる”を調べてみました。”へめぐる”なんて言葉が果たして載っているのだろうか?

★三冊の辞書を調べました。私が知らなかっただけで、ちゃんと辞書には載っていました。

◆「へめぐる」‥‥漢字で書くと【経巡る】。意味は、「あちこちを巡り歩く。遍歴する」「あちこち旅行して回る」です。

★つまり、「へめぐる(経巡る)」は、「巡る、移り変わる」という意味で、校歌の歌詞に重ねると、「四季は 経巡る」で、「季節が巡る、移り変わる」という意味になります。そして、「春秋(一年、あるいは歳月を表す)の四季は経巡る」ですから、長い年月(長い時間)が流れてきたことを表しているのだと思います。

★作詞は、かの有名な詩人、草野心平(くさのしんぺい・1903年〜1988年)さんです。これからは、「へめぐる(経巡る)」の意味を噛みしめながら歌いたいと思います。

9月7日 1年生の理科「光の屈折」(3)

★先週のブログでお伝えした1年生の理科「光の屈折」ですが、【観察1】と【観察2】を経て、生徒には、「なぜ、このような現象が起こるのだろう」「この二つの現象と光の屈折はどんな関係があるのだろう」という問題意識が芽生えてきます。

★そこで、教師は「透明な物体を通り抜けるとき光はどのように進むのか、そのきまりを見つけよう」という学習の課題を生徒に示し、透明な物体(今回の観察1、2では水)を通り抜ける光の進み方と今回の現象の間にどのような関係があるのかを実験をとおして明らかにすることとなります。

★ここで行う実験は、半円形のガラスを用い、光源から出た光がそのガラスに入射した(入った)後の光の進み方を調べ、光の道筋を記録するというものです。

★実験は3〜4人のグループごとに協力し、一人一人が行います。写真の上と中は実験の様子、写真下は半円形のガラスに入った光がどのように進んだかを記録した用紙です。様々な角度からガラスに光を入れた結果が区別できるように、光の道筋を色で分けて記録しています。

★この実験結果を基にして、次の時間には、透明な物体を光が通り抜けるときのきまりについて考えることになります。
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9月7日 太田市の「中体連・新人大会」(野球)

★一昨日の土曜日から太田市の「中体連・新人大会」が始まりました。2年生、1年生の新しいチームで臨む初めての大会です。

★土曜日には、野球部が渡良瀬スポーツ広場で一回戦を行いました。そこで勝利した野球部は、昨日の2回戦にも勝利し、今週土曜日の3回戦に進むことになりました。できたてほやほやのチームですが、よく頑張りました。他の部活動でも今後順次大会が行われていきます。

★新型コロナウイルス感染症の感染予防に配慮しながらの大会となりますが、安全に気を付けて力を発揮してほしいと思います。
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9月4日 1年生の理科「光の屈折」(2)

★先ほどの観察の続きです。今度は湯飲み茶碗と10円玉、そして水を使います。

【観察2】茶碗の中の(見えなかった)10円玉が浮き上がる!
○各グループに湯飲み茶碗と10円玉、そして水を配ります。
○水の入っていない茶碗の中に10円玉を入れ、10円玉が(ぎりぎり)見えない角度(位置)から茶碗の中をのぞきます。
○10円玉は見えていません(写真上)。
○茶碗の中をのぞいている顔の位置は動かさないままで、その茶碗にゆっくり水を注いでいきます。
○すると、茶碗の中の10円玉(先ほどは見えていなかった)が、写真のように姿を現しました(写真下)。

★この観察でも生徒はとても喜び、何回か繰り返してやっていました。

★先ほどの【観察1】と同じく、これも光の屈折と関係がありそうです。
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9月4日 1年生の理科「光の屈折」(1)

★今日の1年生の理科は、光の屈折の学習です。光の屈折の学習への導入として、この時間には、まず光の屈折によって起こる二つの不思議な現象を生徒が観察します。

【観察1】コップに貼ったシールが消えた!
○各グループに透明のプラスチックコップと水を配ります。
○コップの内側にはスマイルマークのシールが貼られています(写真上)。
○このコップにゆっくり水を注いでいくと‥(写真中)
○写真のように、スマイルマークが消えました(写真下)。

★生徒は歓声を上げて大喜びです。「シールが消えた!」と、何回か繰り返してやっています。

★どうしてこのようなことが起こるのでしょう?これが光の屈折とどのような関係があるのでしょうか?
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9月4日 1年生の「学年目標」決まる

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★1年生のフロア(3階)の廊下の壁面に、上の写真のような掲示があります。

◆探求しよう 素直な心 感謝の気持ち
◆輝かせよう みんなのあいさつ みんなの個性

★これは、1年生の学年目標です。1年の各クラスの学年代表が考え、それを美術部の生徒が模造紙に表現しました。

★1年生は、本校の「9期生」に当たり、入学当初からそれにかけて「求輝(9期)生」と呼んでいます。その「求」と「輝」の文字が目標の中に入っています。

★ちなみに、「探求」とありますが、これは「ものごとを探し求めること」の意味です。本校の総合的な学習の時間(創造未来学習)では「探究」の文字を使い、「ものごとの本質をさぐって奥(おく)を究めること」としています。

★この学年目標に向かって9期生(求輝生)が努力し続けることを期待しています。
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