今日もがんばっているよ。3年生は担任の先生と算数の学習でした。「かけ算の筆算」を学んでいます。ここを確実に身に付けるためには、前提条件として2年生の時に「九九」をしっかりと覚え込んでいることが重要です。このあと出てくる「わり算」も九九を前提にします。2年生のここからの算数の学習は、決して大げさではなく「一生もん」です。 4年生は理科のテストをしていました。「すずしくなると」です。季節が移れば、自然界の様相も変わっていきます。そのことを1年間かけて学習していくのです。なので「あたたかくなって」「あつくなると」「さむくなると」の勉強及びテストもあります。四季のはっきりした松之山の子どもたちなら、より理解も深い、かな(^^;) 学園合唱団毎年恒例だった十日町市・津南町の小中学生が集まる「音楽交歓会」も2年連続の「中止」です。また一つ、コロナのせいでこの時期の子どもたちが「割を食って」しまいます。やるせないです。 でも、そんな状況にもめげずに毎日明るく生活しているこの子らの笑顔を見ると、少し安堵したりもします。 いろいろ大変だけど、みんなで乗り越えていきましょう。 1年生とカンイチもう力が強くなり、1年生一人の力ではちょっと扱いが難しくなってきました。散歩をさせようにも1年生の方が引っ張られます。相変わらず甘ったれのカンイチですが、もう「かわいい」だけでは済みません。 これは想定どおりです。一人ではどうにもならなくなったらどうするか。1年生なりに一生懸命考える機会になります。「協力」というキーワードが出てきます。その方法についてまた、考えます。うまくいかなかったら、また工夫します。担任は安全管理をしつつ、ああしろこうしろというのは極力控えます。 こういう一連の活動が、1年生にとってはいい勉強なのです。学校で動物を飼う意義は、ここにあります。これだけ世話をしたのですから、当然「情」も芽生えます。学校教育の目標はいろいろありますが、究極的には「他者に対する愛情」を育てることも一つあると考えています。 毎日とぼけて草を食んでいるだけのヤギのカンイチですが、実は多くの大切なことを1年生に教えてくれています。 連休明けの朝の過ごし方1〜4年生は畳の部屋「ほのぼの教室」で、5・6年生は5年生の教室で、読み聞かせを楽しんでいます。じいっと見て、耳を澄ませて本の世界に入り込む子どもたち。良い時間です。いつも来てくださる地域の方に感謝です。 7〜9年生は「教育相談」の時間です。「相談」と言ってもそんなに仰々しいものではありません。すべての生徒が担任の先生と話します。今がんばっていることを話したり、ちょっと気になることがあれば一緒に考えたり。とても貴重な時間です。 学園ではこうして児童生徒の心の状態を見とったり、心に栄養を与えたりする活動も重視しています。 気持ちのよい朝(9/21)全国的にコロナの感染者も減りつつあります。特設駅伝部は大会に向けて朝練習を始めました。感染が六たび再爆発しないことを願います。ホントにもう勘弁してください<(_ _)> 松之山は稲刈りシーズンがピークを迎えています。学園でも今日は7〜9年生が、午後から学校田の稲刈りに行きます。 実りの秋、収穫の秋。 子どもたちにもたくさんの「ハーベスト」を、と願っています。 大変な栄誉に浴することとなりました。ありがとうございます。この賞は「創造性に富んだ特色ある教育で顕著な成果を挙げた学校」をたたえるもので、全国の都道府県や政令指定都市から63校の推薦があり、その中から選ばれたものです。まつのやま学園は新潟県教育委員会からの推薦を受けました。新潟市を除く新潟県内からは、唯一のノミネートです。 受賞理由は「自然環境を生かし、住民参加型の独自の教育に取り組んできたこと」。私は「松之山のよさを生かし、本当の意味で地域に開かれ、地域に根ざした教育を推進してきたこと」であると理解しています。 すでにこのブログで何度もご紹介してきているとおり、ここ松之山には「日本の古き良き中山間地」を象徴するような豊かな自然と、里山の人々のたたずまいがあります。そして本気で「学園は地域の宝だ」と考え、学校運営に参画くださっている多くの方々がいらっしゃいます。 「まつのやまタイム」(山羊に畑に田んぼに地域探訪…もろもろ!)、「スキー授業」、「オリンピアンやレジェンドスポーツマン招聘」、「アウトドア部」「キョロロとの連携」…まだまだたくさんの特色ある活動が、地域の方々の強力なバックアップのおかげで成り立っています。観光業界のみなさんとコラボして、現在進行形で進んでいる取組もあります。「雪里留学」の仕組みもできあがりつつあります。 今はふるさとを離れた松之山出身の方々、各地区の校友会や東京松之山会の方々にも、絶大なご支援をいただいています。 要するに思いは一つ、「松之山の子どもたちを、松之山にゆかりのみんなで育てよう!」としてくださっているのです。松之山の未来をみんなで考えて、力を貸してくださっているのです。 そこのところが認められての、今回の受賞です。代表して学園が受け取りますが、これはだから、地域みんなでいただいた賞だと思っています。 本当に幸せな学園です。幸せな子どもたちです。幸せな教職員です。どれだけ感謝しても、しきれません。心から御礼を申し上げます。 「小中一貫校 まつのやま学園」は、5年目を迎えています。すでに多くに認知され、県内はおろか全国的に注目を浴びる存在となっています。現場にいると分かりますが、あちこちから「視察」や「取材」、「資料請求」などの依頼が絶えないのです。今回の受賞で、またその流れは加速するでしょう。 この仕組みを創ってくださった初代学園長の久保田智恵美先生、初代副学園長の武田篤先生、その意志を引き継ぎ発展させてくださった二代学園長・副学園長の相澤顕先生のご功績を思い、最先端の教育環境に勤務させていただいていること、現在学園を任されている者として、身が引き締まります。 まつのやま学園に関わるすべての方々、ふるさとを離れてなお、思いを寄せてくださる方、今、目の前にいる子どもたち。すべてを誇りに思います。 地域の宝であるこの学園をもっともっと発展させるため、そして不変の教育目標「生き生きとした子ども」の具現化のため、全力を尽くして参ります。 保護者のみなさまを含む地域のみなさま、地域ご出身のみなさま、これからも力をお貸しください。よろしくお願いいたします。 令和3年9月17日 小中一貫校まつのやま学園 学園長 藤田 剛 再開!+α9年生の抜けた新生音楽部は、次に取り組む曲を選んでいます。たくさんの楽譜がありますよ。楽しみにしていますよ。 …で、引退した9年生はバス待ちの時間「学習」です。受験生ですから当然ですね(>_<)応援していますよ。 再開!待ちに待った!という感じです。 スポーツ部(特設駅伝部)は、再開にあたって顧問の指示を聞きながら気合を入れ直します。駅伝に出ない子はラダートレーニングをしていました。 アウトドア部は薪割りを始めました。くさびを打ち込んでハンマーで叩きます。先生たちも総出で安全管理。なかなかハードな作業です。 わあ!サメが出たぞ!・ごはん ・サメフライのケチャップかけ ・キャベツときゅうりのごまずづけ ・コーンかきたまじる ・牛乳 サメって、あの「ジョーズ」のサメです。あの種類かどうかは分かりませんが(^^;)新潟県では上越地方でよく食べられています。食べる習慣のないところの方々は「えっ」と思うかも知れませんが、とても美味しい魚ですよ。強いて言えば「ブリ」や「マグロ」、「カジキ」なんかに近いかも知れません。 きっと調理の方法もいいのだと思います。素人ではなかなか真似ができません。美味しくいただきました。 すっかり準備も上手になった1年生、おなかをすかせて順番待ちの7年生。 このあとみんなで、「いただきます」です。 学びを止めずに8年生は理科。「心臓の仕組みと働き」を学んでいます。右心室右心房、左心室左心房、大動脈に肺動脈、その血液の流れは…。覚えるのは大変ですが、これがあるからこそ、毎日生きているわけで。しっかり学んでね! 9年生は社会科です。「日本国憲法と大日本帝国憲法の差異」について学んでいるようです。これもまた、難しいところですが現代の日本を語る上では身に付けておかないといけない素養ですね。こちらもしっかりね。 学びを深める秋6年生は算数「対称」のテストをしていました。小学校も高学年になると進度も速く、内容も多岐にわたります。こちらも中学校籍の数学の教員が指導にあたっています。算数・数学は「積み上げの学問」といわれます。中学数学を見据えた指導ができるのがいいですね。 落ち着いて学習を進めています。3年生は教頭先生と理科。昆虫の学習です。そういえば最近、3年生の子がキョロロでとても珍しい甲虫を発見したのだとか。大手柄です!素晴らしい。自然豊かな松之山、キョロロのような素晴らしい施設もあります。虫に限らず、毎年のように「学園の子どもが新種・珍種を発見!」という嬉しいニュースが飛び込んできます。 4年生は社会科で、見学のお礼状を書いていました。お礼状の書き方自体は国語で学習します。それを「ホンモノの場面」に適用しているわけです。こうした教科横断的な授業ができるのが、小学校段階・学級担任制のいいところでもあります。 週末の朝、曇り(9/17)学園の周りも、松之山も、十日町も、田んぼが黄金色に輝いています。収穫のシーズンが来ました。豊かな恵みが今年もたくさんです。これから、稲刈りが最盛期を迎えます。 学園から見える田んぼもきれいな色です。ミンミンゼミやツクツクホウシがまだがんばっていますが、窓から見える景色はすっかり秋です。 カンイチも元気です。今日は住み処の脇につながれています。のんびりしてます。なんだか分かりませんが、ひげと前髪が伸びています(^^;) 「新型コロナ特別警報」の解除に伴うまつのやま学園の教育活動について1 明日17日(金)より、感染対策を十分に行った上で「部活動」を再開します。 2 延期している9年生の修学旅行は、10月4日(月)〜6日(水)に実施します。 3 毎週金曜日に実施しているフッ化物洗口(希望者)は、10月に再開します。 4 10月のフリー参観は、予定どおり実施します。 なお、今後の市内や周辺地域での感染拡大状況により、再度の変更が想定されることもお含み置きください。 「特別警報解除」といっても、危機が去ったわけではありません。「警報」になっただけです。当たり前ですが引き続き警戒し、感染予防に全力を挙げていく必要があります。学園では、県教委及び市教委からの指導・指示のもと、以下のことをはじめとした対応をしていきます。 ・一人一人の顔を見ての健康観察 ・手洗いうがいの励行、声かけ ・マスクの着用指導、及び屋外活動・体育時等外してよい場合の指導 ・こまめな換気 ・入退校時のこまめな検温、消毒 ・発熱者発生時の複数対応、保護者との緊急時の連絡方法確認 ・差別や分断を絶対に生まない「心」「行動規範」の指導 もちろん、これらのこと以外にもその都度協議し、対応していくこともあろうかと思います。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 子どもたちの大好きな感じのメニュー・米粉パン ・フルーツカスタードクリーム ・海草サラダ ・かぼちゃのクリームスープ ・牛乳 珍しい「パンが主食」の日です。おやつみたいなセルフの総菜パン、子どもたち、大好きなんだろうなあ…。そして食感の楽しいサラダとクリームスープ。 5・6年生も2年生も、にこにこ顔で食べていました。 実りの秋が来たどちらも黄金色になっていました。実入りもまずまず、なのでしょうか(^_^)v とても広い8年生の田んぼ、アイガモも活躍した5年生の田んぼ。どちらも、地域の方々のたくさんのご支援・ご協力があって毎年取組を継続することができています。本当にありがとうございます。 「農はすべての基」です。子どもたちにその意義を感じてもらえれば、と思います。 今日の学び(HOP)2年生は算数プリントにチャレンジしていました。これから、小学校算数最大のヤマ場といっても過言ではない「九九」を学びます。算数でも、数学でも使い続ける「超重要単元」、がんばれよ。 1年生は担任の先生に絵本を読んでもらっています。みんなでキラッキラした目で本の世界に浸っています。実に楽しそうで、この風景が大好きです。 今日の学び(STEP)5・6年生は図工です。「電動糸のこぎり」を使って板を切り、飾り物を作っています。「電動糸のこぎり」…子どもたちにとってはけっこう、「スリルとサスペンス」な代物です(>_<) 今日の学び(JUMP)8年生は国語です。物語文を読んでいます。この段階になると、かなり本格的な文芸作品も出てきます。分量も多い。読み取るのは大変です。 今日もいきいきアップから!ステップ期とジャンプ期の子どもたちは朝日を浴びながら走ります。これだけでもう、健康にいい感じです。カンイチにちょっかいかけながら走る子もいます(^o^) 「湯鳥駅伝」(地域行事)に向けて、先生たちもトレーニング開始。昨年よりも戦力アップしています。2連覇をめざします(笑)。 |
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