チャレンジステージでめざすもの全班のミュージックステージがどちらかというと先生たちの指導も多く入った「学習発表」的な内容なのに比して、こちらは子どもたち自身で内容を考えて表現する「お楽しみ学芸会」的なものになります。お楽しみ学芸会と言っても、各班工夫を凝らしていますから、とても見応えがあるのです。 そして、実はこれがとても重要な学習だったりします。異学年集団というのは「小さな社会」だからです。リーダーシップとフォロワーシップ、役割分担、仲間との絆、一つの目標に向かって協力すること、やり切ったときの達成感や自己有用感、そしてもちろん「表現力」そのもの…たくさんのことを、この活動を通じて学び、その子相応に体得していきます。 シャイな子も多い学園ですが、いったん覚悟を決めるとものすごい表現力を発揮します。こういう発表会で「あるある」な、「照れちゃってステージ上で何言ってるか分からない」みたいな姿がありません。 「他者を笑顔にするために本気で取り組む」…本人たちは自覚はないのかも知れませんが、そうあろうとがんばります。素敵な子たちだなと思います。 チャレンジ班練習進む!がんばれ駅伝部!選手入場の後、応援、選手の力強い決意表明、副学園長からの激励の言葉と続きました。選手は、疲労がたまっていたり、脚を痛めていたり、コンディションを維持するのが大変だと思いますが、当日は学園の代表として、悔いのない走りをしてきてください。健闘を祈ります。 フェスタに向けて(ミュージックステージ)去年も今年も中止になってしまいましたが、「郡市音楽交歓会」という十日町市・津南町のイベントがあり、そこには従来の「小学校」「中学校」の枠で参加をするためです。 これはこれで、5年生以上の子どもたちにとっては新鮮なようです。 従来の「6−3」制の「良いところ」を上手くマッチングさせて学園独自の「4−3−2」制を創っていく。まだ開校5年目ですが、年々マイナーチェンジを重ねてバージョンアップしている、そんな学園の教育課程です。 ミュージックステージの後にはチャレンジ(縦割り異学年)班ごとの発表もあります。これがまた、良いのです。今日はこれから、その練習もあります。 本当に楽しみになってきました。 ものすごくいい勉強をしている8年生今日はこのお米の販売について、みんなで話し合いや活動を行っていました。 「どれだけ売る?いくらで売る?」「たくさん売るためのパッケージデザインや工夫は?」「売るための工程をどうしていく?」 ある者は一人タブレットで計算をし、ある者は試作のデザインを見せ合い、またある者は収支の見込みを割り出し…。 「経済学」「商学」「農学」等々の、複合的な初歩の勉強になっているのですよ。自分たちで育ててきた大切な米です。よりよいけっかが待っているといいですね。 コラッ、カンイチ!もちろんたくさんのエサを用意してもらっているのですが、綱を伸ばしたところに新鮮な「サツマイモのツル」があり、そこに届くことを知ってしまいました(^^;) 今日食べるエサではないと思われるのですが、ヤギがそんなこと知るわけないですね。 でも、「こらっ、カンイチ!」と言ったらこっちを見て、「あっ、スイマセン。美味しそうだったもんで、つい…」的な顔をしていました。ちょっと笑いました(^^) 雨の土曜日(10/9)本当は湯鳥駅伝・健康マラソンの日であり、家族に応援してもらう「学習参観日」のはずでした。直前での中止は残念でしたが、学園独自の代替大会を行うことが決定しました。 ということで、子どもたち元気に学園に登校して活動しています。 学園の周り、外来植物のセイタカアワダチソウが目立ってきましたね。緑の少年団がこの草に「お引き取り願う活動」を今後展開する予定です。 合唱講習会2人気メニュー登場・ごはん ・チキンカツのあまだれかけ ・もやしとあぶらあげのごまずあえ ・きのこかき玉みそしる ・牛乳 「チキンカツのあまだれかけ」聞いただけで「大好き!」となる子どもが多そうですね。副菜と汁もボリュームがあって、とても美味しくいただきました。 佐渡のブリカツとの比較も楽しめる9年生。ちょっと似た感じかな。 案の定、7年生はチキンカツの争奪じゃんけん大会が行われていました。食欲旺盛でよろしい(^^;) 合唱講習会1今日もがんばってますよ(JUMP)9年生は保健体育で「ベースボール型ゲーム」について、まずはルール等を確認しているのでしょうか。フェスタに向け全校を引っ張ってくれていますが、学習もがんばっています。 今週は、明日まで授業日。残念ながら湯鳥駅伝・健康マラソンは中止となりましたが、明日は半日、フェスタモード全開の日になります。 今日もがんばってますよ(STEP)6年生は外国語です。PC室で自分だけの学習ファイルを作っているようです。パソコン入力も大事な学習になっていたりします。 7年生も社会科でした。久しぶりにこんな大きな掛け図を見ました。「ユーラシア大陸」ですね。この大陸をヒッチハイクなどで横断した有吉弘行さんはスゴいな…若い先生や子どもはだれも知らないですね(^^;) 今日もがんばってますよ(HOP)3・4年生は「コリントゲーム」が完成に近付いていました。自分の自慢のゲームなので、「やってみて!」と多くが声をかけてくれます。その子なりの工夫が楽しいです。 COMING SOON2つ前の更新のとおり、1時間目には校内で子どもたちの準備も佳境です。 学園、良い感じで盛り上がってきています。 彩り(10/8)今朝の松之山は薄曇り。学園から見える大松山や校舎周辺は、少しずつ秋の色になってきています。本当にたくさんの赤とんぼが舞っています。毎日、秋を感じます。 カンイチはエサバブル到来。地域の方が「サツマイモのツル」を持ってきてくださいました。ありがとうございます。人間が食べても美味しいですものです。甘くて美味しいのでしょう。何かおやつを食べるときのように、大切な感じで食べています(^o^) 朝からみんなでチャレンジ班練習いじめの本質と対応についてこのことを「いじめ」に当てはめてみると、まだ理性が未発達な子どもの残虐性に集団心理や同調圧力的な要素が加わって罪の意識が失われ、つい勢いで荷担してしまうということもあります。 人間が「殺意」というものを覚えるのは3歳前後だと言われます。人間は残虐性を生来持って生まれてきており、しかもそれはとても強固なので、いじめの根絶は無理だということになるかも知れません。実際に「いじめは昔からあった」「今の子は耐性が低い」「大人の世界にもあることだ」という見解があることも承知しています。だからといって「多少のいじめは仕方ないことだ」という結論にしてしまっては、絶対にいけないのです。そういう意識を看過してしまってはなりません。 歴史を辿ってみれば、人間は戦争などの残虐な行為を繰り返しながらも、一人一人の人間が尊重される社会の実現をめざして努力してきました。人間には本能的にいじめを生む要素があるからこそ、必死になってこの深刻な問題に全力を挙げて立ち向かう必要があるのだと思います。そして、子どものいじめは、人間が本来もっている残虐性の発露なのだという意識をもたなければならない。 よくある「性善説」で、「子どもは純粋な存在で、残虐性なんかないのだ」という意見があります。それはそれで実によく分かりますが、子どもに関わる大人はできるだけニュートラルであるべきです。「子どもには残虐性なんかない。まさに天使のような存在だ。」と切望することと、現実に子どもたちの人間関係の中で発生するいじめが大きな社会問題になっているという現状認識を区別して考えないと対応を誤ります。 人間がもつ悲しい残虐性を認識した上で対処していく必要があるように思います。今は平和に見えるまつのやま学園ですが、深刻ないじめが発生した場合には決して解決を子どもだけに委ねるのではなく、教職員や保護者などの大人がきちんと介入して止めさせなければ、いじめられている子の生命や安全を守りきれない場合があるのです。 今、学園で大きな何かが起こっているわけではありません。しかし、100%大丈夫と言い切ってはいけないでしょう。私たちまつのやま学園の教職員は「いじめは存在する」という危機意識をもった中で、子どもたちを見守っています。しかし、いじめは教員の見えないところで起きている場合がほとんどです。さらに、いじめの標的になっている子どもには自尊心がありますから、自分がいじめられていることを惨めだと感じてしまい、教員に打ち明けることをためらっていることも多いのです。まして親に言えば、悲しんだり心配したり、大ごとになると思って話せないケースもあります。 職員みんなで子どもたちの小さなサインも見逃さないように努力し、情報共有もしていますが、「これで十分」なんて、決して思っていません。ご家庭のみなさん、地域のみなさんのご協力が必要です。親に漏らした気になるひと言や地域の方々から見た子どもたちの気になる様子がありましたらぜひ学園にご連絡ください。一緒になっていじめの早期発見と根絶に取り組みます。切にご協力をお願いします。 最後に、新型コロナウイルス感染症についてです。何が良かったのかよく分かりませんが、10月7日現在、全国的に感染者が減り続けています。喜ばしいことです。しかし十日町市ではまだ、毎日のように感染者が発生しています。見えない敵ですし、どれだけ気を付けていてもだれだって感染のリスクはあります。明日は自分や自分の家族がなるかも知れません。 「怖いのは感染自体よりも、風評だ」とよく言われます。悲しいことですが私も見聞きしたことがあります。「あそこん家の○○さんがなった」「○○でクラスターらしい」と「いらんこと言ってる」大人の姿…また、子どもたちが話しているのを聞いたこともあります。…どう見ても、近しい大人が言ってるのを聞いてるんですよね。暗澹たる気持ちになりました。 この先自分が感染するとして、そのときは安心してかかりたいよなあ…と思います。それは誰しもそう思うはずです。 「いじめ」と「差別」の違いは何か。ある研修会で、「学校で行われる差別をいじめと言い、社会全体で行われるいじめを差別というのだ」と学びました。 前段の話に戻るようですが、私たち大人がいい歳をして「残虐性」を発揮して「いじめ」「差別」の首謀者・加担者・傍観者になっていないか、今こそ内省しないといけないですね。そして、そのような噂を立てること、感染した云々をあれやこれや言うこと自体、人として間違った行動なんだよ、と子どもたちにも呼びかけていきたいと思っています。 平和な秋の昼休みワークスペースの畳のところでいろんなゲーム遊びを楽しむ子、体育館でドッジボールに興じる子、先生とおしゃべりをしたりピアノを奏でたりして過ごす子。 のんびりとした時間が流れています。 リセットして、また午後の学習に向かいます。 おかえり、現実へ本日のメニュー。「目の愛護デー献立」です。 ・キャロットピラフのクリームソースかけ ・かいそうサラダ ・ブルーベリーマフィン ・牛乳 確かブルーベリーって、目に良いんですよね。ゲームやパソコン等で目を酷使する毎日、みんな「愛護」してほしいですね。 さて9年生。しばらくは「昨日の今頃は○○してたよなあ…」「○日目のの○ご飯のメニューは○○だったなあ…」等々、思い出に浸るのでしょうね。一生モノの思い出を作ってきたようですからね。 8年生と彼らの作品多目的室に鎮座する彼らの作った案山子…。この間まで短期間実際に田んぼにいたわけですが…。これ、大丈夫?(笑)リアルすぎますね。害獣はおろか、小さい子も見たら泣きますね(^^;)造形の力が高いなあ…。 |
|