2022年9月4日仕事日記

 今朝は、昨日、出会った方々へのアクセスから。多くの方が何らかの発信をされているので、つながり率が高い。さっそくやりとり。

 「土岐市教育振興基本計画推進・点検委員会委員」を仰せつかっているので、令和3年度の報告書をもとにその原稿書き。松村課長へ送付。

 明日から教育実習を開始する8期生がほとんど。「心の天気」の書き込みからも緊張が伝わってくる(笑)。

 研究室HP記事は、寺尾さんが「白石範孝先生の国語授業の技術」(東洋館出版)を読んでの記録。白石先生の国語は論理的でわかりやすい。それを示す記事。

国語の説明文の授業で大切なこと(8期生 寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!週末明けから小学校教育実習を控えていて不安と楽しみでいっぱいです(笑)
今回は、「白石範孝先生の国語授業の技術」(東洋館出版)を読んで学んだことを書いていきます。

 この本は白石先生流の国語の授業や、文学作品・説明文・詩の技術が書かれています。私自身、小学校教育実習で説明文の研究授業を行う予定でいるので、主に説明文の技術について記事にしていきます。

 説明文の授業を行う上で大切だと思ったことは、「形式段落の主語」を考えることです。形式段落の主語が同じものをひとつのまとまりとする原理・原則が、「はじめ」「なか」「おわり」を分ける時に役立ちます。逆に言えば、この主語連鎖を切り離して3つに分けることが出来ないのです。

 私は小学校や中学校の頃、説明文を読んでいた際にどこまでが「なか」でどこからが「おわり」になるのだろうと迷っていたことがありました。これを知っていれば、納得しながら「はじめ」「なか」「おわり」に分けることが出来ていたかもしれません。そのため、授業を行う時には形式段落の主語が何かを問う発問をしたいと思いました。

 また、説明文の中に複数の問いがある時、問いと答えは切り離して分類してはいけないのです。このことにも注意して説明文を「はじめ」「なか」「おわり」に分けていくよう指導していきたいです。

 そして、「題名から問いをつくり、それを解決していくことで、読みの課題(要旨がどこにあるのか)が見えてくる」ということも大切だと学びました。題名に続く形で子どもたちそれぞれが文中の言葉を用いてまとめをつくり、 その説明文で大切なことを捉えるという活動を取り入れていきたいと思いました。

 この本では、「たんぽぽのちえ」や「和紙の心」など実際の教材を例にして、このような授業をつくっていくことができるということを視覚的に見やすく書かれているため、スラスラと読むことが出来ました。

 今回学んだことを今月の教育実習で少しでも生かすことが出来たらなと思います。(寺尾)

2022年9月3日仕事日記

 今日は、京都賢人(変人?)会議 兼「吉うた」再建祝賀会に参加しました。7時過ぎに家を出て、地元駅、名古屋、京都、祇園四条へ。1時間ほど喫茶店で休憩。10時45分に会場へ。

 会場は、お茶屋「吉うた」。作家の志賀内泰弘さんの「京都祇園もも吉庵のあまから帖」シリーズの主人公「もも吉」のモデルである高安美三子さんのお茶屋さん。先年、火災に遭い再建されたことから、その「お祝い会」も兼ねての会。

 総勢16名が集まり、それぞれからとても濃い話を聞くことができた。新しい出逢いがいっぱいで、自分も新たに動き出しくなる、また動かなければと大いに刺激を受けた6時間の濃密な勉強会。

 写真は芸妓さん。つい教師根性が出てしまい、どうしてこの職業を選んだとか、修業中の生活はどうだったかなどを聞いてしまう(笑)。なるほど!という話ばかり。

 19時前に帰宅。たくさんのお土産をもとに振り返り。京都まで足を運んで本当によかったと思えた1日。

 研究室HP記事は、澤本君の「どんな子どもの力も伸ばす 全員参加の授業作法」(野口芳宏著)を読後感想。ポイントをしっかりついている。

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教育書を読んでの学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です!今回は夏休み中に読んだ教育書の読後感想を記事にしていきます。

 私が読んだ教育書は野口芳宏先生著の『どんな子どもの力も伸ばす 全員参加の授業作法』という本です。第7章で構成されていて見開き1ページでまとめられていてとても読みやすくわかりやすかったです。子どもに説明する時も要点を端的に述べることが大切だと思いました。

 読後の感想を特に心に残った3つに分けて、書かさせていただきます。

 まずは、「発問―挙手―指名方式」です。教師が発問をして児童が挙手し、その中から教師が指名するといった当たり前になっている授業風景です。私もこの授業を受けてきたので、疑問に感じることはなかったです(ゼミで学ぶ前)。しかし、これでは、教師の関心が挙手児に限定されてしまい、「全員参加」ではなくなってしまうことに気づかされました。この指名方式ではなく、意図的指名方式を使い、意図を持って指名・授業を行っていくことが大切だと思いました。

 次に、発問に対して必ず反応を書かせることです。授業に参加するためには聞く・書く・話すを行う必要があります。しかし、ただ発問を投げかけただけでは、やる気のない子や分からない子は行動に移すことができず、参加していることになりません。そこで、発問したら、「〇×・賛成反対をノートに書かせる」、「3つの選択肢から選ばせる」など書くという行動をさせることが大切だと思いました。

 最後に「常時善導」です。よく「子どもの主体性が大事」ということを耳にします。教師が出すぎずに子どもに自由に活動させるといった指導方法です。私もこの方法が良いと思っていました。しかし、義務教育を受けている児童においては、教えるべきことは教師が働きかけをしながら教えることが大切だと学びました。子どもに任せても効率や質が低下したり、時間がかかったりしてしまいます。子どもが主体的に動けるように教師が積極的に働きかけることが大切だと思いました。

 もうすぐ教育実習に行かさせていただきます。すぐにこれらのことを実践できる自信はありませんが、常に意識しながらイメージを持ちながら行動していきたいです。実習がんばるぞ!(澤本)

2022年9月2日仕事日記

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 今日はほぼ終日、名古屋市立露橋小学校で指導助言。7時55分地元駅乗車、金山経由、山王駅へ。お迎えをいただき徒歩で学校へ。

 教頭、教務主任に今回の僕の役割を再度確認。ご期待に沿えるように頑張ろうと気合を入れ直す(笑)。

 2限、3限で全学級の授業参観。お弁当をいただきながら動画編集。13時までになんとか間に合う。

 13時から講演と動画をもとにした授業の指導助言。どの学級も教師と子どもとの関係はよく、ほぼ全員といってもいいほど授業に向かっている子どもたち。

 それぞれの先生とやりとりをしながら、そのよさを動画で伝えながら、若干の助言をする。最後には、他校の指導の成果が見られる動画を見せながら、日常指導の積み重ねの大切さを伝える。

 終了後、個別に質問をいただき、考えることを伝える。本もたくさん買っていただけた。

 夕刻に帰宅。明日は京都賢人(変人?)会へ向かう。皆様へのお土産を準備。

2022年9月1日仕事日記

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 今日1日で、様々なことが決まってすっきりできた1日。

 「いのちの授業をつくる」プロジェクトでは、水川教育長、野木森教育長、野口芳宏先生が快諾していただけた。遅れていた僕の添え状への一言書きが完了。投函へ。

 鈴木中人さんが発信された「いのちの授業をつくる」紹介文を記事として発信

 「小学校教育実習」では、担当校の校長先生らに電話で挨拶ができた、実習参観日を決めることができた。

 「岐阜市とのスクールパートナーシップの一環で行うGIGA開き」プロジェクトでは、僕の案を基本として進み出す。

 「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル」第7期打ち合わせでは、教師の立場でどのように子どもたちにアプローチしていくかのいくつかの提言ができた。

 僕のうっかりで春日井市立藤山台中学校には日程でご迷惑をかけたが了解していただいたこと。また問い合わせた授業に関して、貴重な情報をいただけた。

 11時30分に家を出て向かった長久手市立西小学校。学校近くで小休憩して13時20分ごろに学校に入る。教務主任はなんと僕が愛知教育大学附属名古屋中学校時代の教育実習生だったとのこと。懐かしい話に一気に過去を思い出す。

 講演は、依頼を受けて「学習評価で子どもを育てる」と題して1時間。観点ごとの評価方法を押さえた上で、「主体的に学習に取り組む態度」の評価の重要性を動画も用いてしっかり伝える。

 持参した本も買っていただけたが、すでに拙著を数冊購入していただいている方もあって感激。

 8期ゼミ生の小学校教育実習がいよいよ始まった日。「心の天気」と「チャット」への書き込みがあって、情報交流が始まった。これも嬉しい。

 そしてなりより嬉しいのは、鳥取の岡本先生から20世紀梨を送っていただけたこと。

 ということで、とても充実した1日。皆さんに感謝。

『「いのちの授業」をつくる』発刊

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 鈴木中人さんとの共著本「いのちの授業をつくる」がいよいよ発刊されます。次は、鈴木さんが書いていただいた紹介文です。ぜひお読みください。私たちの思いがいっぱいつまった本です。

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 いよいよ上梓です。「いのちの授業」の実践者・鈴木中人、授業づくり・学校経営の達人・玉置崇。立場の異なる二人が、学校現場で活かせる、教師の生の声に答える、家庭でも読める「いのちの本」を綴りました。

 「いのちの授業」をつくる (鈴木中人・玉置崇著、さくら社、1760円、9月23日発売・先行予約中)
 
 実は、本の紹介をどうお伝えするか考えていました。昨日、本の表紙カバーが届きました。本当にステキ! 手にした瞬間、氣が入ります。表紙コメントをまずはご紹介いたします。

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もしも自分なら、どうするだろうか?
大切だと思っていることを心底から大切だと思わせることこそ、実はとても難しい。
その大切さはわかっていても、授業にする自信はない―。
そんなあなたにこそ、読んで欲しい。
「教師として」その前に、ご自身に問いかけながら読んでください。
30万人以上が参加した、涙した
心揺さぶる感動の授業!
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「いのちの授業」をつくる ーもくじー
第一章 「いのちの授業」とは、何を、どのように学ぶのか
第二章 子どもたちに伝えたい「いのちのメッセージ」(話材集)
第三章 明日へ、「いのちの授業」つくりの実践ヒント
第四章 今、「いのちの悩み」に答える
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「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(9/1〜11月末)もスタートです。全国の学校において、「いのちの授業」がより推進されることを願い、本書を全国の学校や教育委員会に献本します。特別価格(20%割引)での斡旋も行います。ぜひ、当会公式サイトもご覧ください。

 小さな思いですが、ご一読ご紹介賜れば幸いです。「いのちの輪」が広がりますように。ありがとうございます。

2022年8月31日仕事日記

 今日は8月最終日。あらためてよく働いた8月。自分を褒めてやりたい気分。

 8時に勝川駅近くにモスバーガーに入る。モーニングセットを食べながら、しばしゆったりとする。

 授業と学び研究所合宿の二日目。今日もホテルプラザ勝川の豪華ホールで深い学びをした1日。10時から17時30分まで、たっぷり。この二日間で強い確信になったのが、スクールライフノートが持つ教育的価値。改良を加えることで、他に類を見ない物凄い宝物になること。なんとかして具現化したい。興奮状態のまま合宿終了。皆さんに深謝。

 帰宅。昨日締め切りだった連載「教育放談」。テーマ設定にあれこれ悩む。テーマを決めてからは一気に書くことができて、精読して手を入れて、編集部へ送信。

 研究室HP記事は、拙稿紹介シリーズ。2021年12月に小学館「総合教育技術」に掲載された「「1人1台端末活用」管理職におけるマネジメントのポイントとは?」を紹介。
 

【拙稿紹介】小学館みんなの教育技術「「1人1台端末活用」管理職におけるマネジメントのポイントとは?」

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  小学館みんなの教育技術サイトに掲載された拙稿「「1人1台端末活用」管理職におけるマネジメントのポイントとは?」をお伝えします。ここをクリックしてサイトへお進みください。

 ※写真はリンク先写真を活用
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