2022年10月4日仕事日記

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 今朝も親父の簡単な介護。随分よくなってきているのでほっとする。パンと珈琲で朝食。

 6時30分ごろ家を出て大学へ向かう。7時15分ごろ研究室着。講義準備。

 1限・2限は「教育課程論」。1限・2限を通して法律的なことを含めて「教育課程の概要」をつかむ展開。例によって、学生はノーマイクで意見発表。大講義室でも十分に聞こえる声。というのは小学校教育実習を終えた学生ばかりだからか。声出しにおいても実習がプラスになっているに違いない。

 特に、2限は実務者教員のよさを発揮。教育課程に関連したエピソードをたっぷり話す。笑い多し。時にはこういう講義も必要と自己弁護(笑)。講義後、「先生の講義、めちゃ面白いです」とつぶやいた学生あり。よし!満足。

 講義後、すぐに大学を出て、岐阜市役所へ向かう。12時50分ごろ着。大食堂で昼食。

 13時30分から15時30分まで、「第3回岐阜市教育振興基本計画検討委員会」に出席。委員長を仰せつかっているので、進行役。今日もとても多くの意見が出され、委員全員に発言をもとめて話題を整理してみると、なんと33項目。これらをすべて触れながら、時間内に収めることを必死に考えての進行。とても良い検討会議となったが、頭はフル回転で終了後にドッと疲れが出る(笑)。

 16時40分ごろ帰宅。昨日が締め切りだった「週刊教育資料」原稿書き。テーマ決めまで苦しむが、決まってからは順調に書けて編集部へ送信。

 研究室HP記事は、このたび発刊させていただいた「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・明治図書)の詳細について。ありがたいことにこの本で、単著・共著・編著合わせて、47冊目

発刊「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」

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 このたび「中学校数学授業 発問・言葉かけ大全 生徒が考えたくなるキーフレーズ100」(単著・明治図書)を発刊しました。

 授業がガラッと変わる程、問いや支援、価値づけの語彙が豊かに!

 数学授業で役立つ発問や言葉かけを目的別に100個収録。「次はどんなことを言うと思う?」(問題把握)、「どこに動かしても言えるかな?」(条件変え)、「これですべてかな?」(きまり)、「表情発言でも大丈夫!」(全員参加)等々、超実践的なフレーズ集です。いわば発問や言葉かけに関する私の集大成本です。みなさま、どうぞよろしくお願いします。

 この本で、単著・共著・編著合わせて、47冊目となりました。まさかこんなに多くの本を世に出させていただけるとは思ってもいませんでした。これというのも、みなさんが拙著を購入していただけるからです。感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。

2022年10月3日仕事日記

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 早朝に父親のいわゆる介助。一定期間で終えることができるのを祈る。

 今日は金沢市教育プラザ学校教育センターから依頼を受けて、校長研修に出かける。

 7時6分地元駅乗車、鵜沼、岐阜、金沢と移動。金沢駅で余裕があったので、教えてもらった美味しいラーメン屋さんまで行く。ところが休業日。残念。駅に戻って、やはりラーメンを食べて、スタバでしばし休憩。

 タクシーで金沢市教育プラザへ。運転手さんはコロナで転職をされた方。貴重な話を聞くことができた。

 13時ちょっとすぎ到着。機器の準備。進行の打ち合わせd。

 14時から16時30分まで、10分間の休憩を入れて、「令和の日本型学校教育を踏まえた学校づくり」と題して講演。

 よく頷き、よく話し合い、よく笑っていただけて、いつも以上にエンジンをかけて講演(笑)。

 指導主事さんに「とても良い講師を招いていただいてありがとう。やる気が出ました」と感想を述べられた校長先生がおられたとのこと。この言葉だけで、疲れがぶっ飛ぶ。皆さんに感謝。

 タクシーで金沢駅へ。おにぎりを買って、米原行しらさぎ号に乗車。ひかりに乗り換えて名古屋、大曾根、地元駅へ着。21時20分ごろ帰宅。

 いつものように一時期記憶なし。目覚めて、どうしてもしなければいけない仕事をして横になる。

 研究室HP記事は、小学校教育実習を終えてのゼミ生感想からごく一部を紹介。教師の仕事をしっかりとらえて、自分の今後を考えた嬉しい内容。

小学校教育実習を終えての感想

 8期生は無事、教育実習を終えることができました。それぞれの思いの報告がありますが、そのごく一部を紹介します。

 実習中は1日1日を乗り越えるために必死でしたが、いざ終わると寂しいです(笑)

 教員の仕事は確かにブラックと言われるように、朝も早く、採点や保護者対応など大変な部分ももちろん仕事ですからあります。しかし、子どものできた!という場面に出会えた時、頑張って考えた授業を楽しかった!分かった!と言ってもらえた時、それ以上にとてもやりがいがあって、頑張ろう!と思える素敵な仕事だと実習を通して思いました。

 実習では、大学では学べないことを学べました。給食指導や、掃除、自立のための指導、人間関係、児童の実態、関わり方、その他もたくさん!大学では主に授業について学んでいますが、授業は、教師の仕事のほんの一部にすぎないな。と思いました
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2022年10月2日仕事日記

 今日は父親の退院日。10時30分に御世話になった病院のナースステーションへ。父と一緒に退院後、家庭でするべきことを聞く。11時30分ごろ帰宅。

 今日は今月のプレゼンづくりに集中。8日の「いのちの大会」、13日の岡崎市立矢作東小学校での現職教育、18日の寝屋川総合教育センター研修(オンライン)、20日の長久手市立市が洞小学校現職教育での講演プレゼンが完成。我ながらよく頑張った。

 4月から9月末までの訪問学校数をまとめると、のべ30校(うち2回訪問校6校)となっていたことに自分でも驚く。依頼に感謝しかない。

 研究室HP記事は、9月27日訪問の富山県総合教育センター中堅教諭等資質向上研修「年次交流研修」での感想を紹介。

富山県総合教育センター中堅教諭等資質向上研修「年次交流研修」感想

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 9月27日に伺った富山県総合教育センターでの中堅教諭等資質向上研修受講感想が届いたので、紹介します。

〇 目の前の子供を一番に考えていく中で、「学校をよくする」という視点をもっていきたい。自分の個性を生かすことも考えていきたい。

〇 ミドルリーダーとして、今、この学校に自分が何ができるのか、学校の課題や現状を踏まえて考え、実践していきたい。

〇 毎日の授業、学級経営で目いっぱいの現実ですが、もっと学校づくりに目を向けること、後輩と意見交換をすることを実践していきたい。

〇 主体的に、学校が楽しくなるようなことを考えていきたい。玉置先生の話術に引き込まれ、あっという間の時間でした。

2022年10月1日仕事日記

 土曜日だけど(笑)、6時30分ごろ家を出て、途中、コンビニで朝食パンを買って研究室へ。来週の講義準備で、レジュメ印刷など。

 9時から12時45分まで、小学校教育実習事後指導の2コマ。前半は、小学校教育実習を終えての自己課題出し。その中から三つを決めて、他の人と対話をするように指示。

 北海道教育大学作成の教育実践力向上CBTから4つの課題を出して考える。それに関連した自己体験を伝え合う。
 
 「子どもから学ぶ」をテーマに講義。作成した動画を視聴させた後、レポート書き。書いた人から解散という流れ。

 なお、レポート提出時に僕と短時間で面談。78名の学生、一人ずつから話を聴く時間設定。どの学生もこどもとの関わりを通してどのようなことを学んだかをしっかり述べてくれた。話を切るのが申し訳ない気持ちになるほど。かなりの時間がかかったが、この初試みはとても良かったと判断。なりより聴き手の僕の気持ちが充実。

 研究室に戻る。8期生5名来研。話題はもちろん教育実習のこと。なるほど!と思うことばかり。

 13時45分から教科書関連のオンライン会議に参加。16時まで。思うことをいくつか発言。的を外したこともあったようで反省。

 帰宅。父親が入院中なので、久しぶりに家内と二人で外食。帰宅して、今日もいくつかの依頼対応をして横になる。

 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」本に関連して、鈴木中人さんが景子ちゃんに伝えておられることを話題とした記事

景子ちゃんありがとう「いのちの授業をつくる」

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 「いのちの授業をつくる」の共著・鈴木中人さんが、この写真とともに、小児がんで6歳で亡くなった景子ちゃんへの感謝を述べておられます。

 玉置おじさんも、一生懸命、この「いのちの授業をつくる本」を広げるからね、と景子ちゃんに伝えました。皆様、どうぞよろしくお願いします。

 「広げよう!いのちの授業」プロジェクト(2022年)

2022年9月30日仕事日記

 今朝は久しぶりにマクドナルドでモーニング。

 本日締め切りの「教職研修」の原稿(書評文の依頼あり)書き。完成して編集長へ送信。

 明日10月1日は、小学校教育実習事後指導日。午前2コマ講義。それに際して、様々な事情により多数の欠席連絡あり。一人ずつに後日レポートを出すように指示。その数だけでもかなりの数(泣)。

 11月26日(土)午後開催の「教育と笑いの会」の案内サイトを事務局が作ってくれた。若干の修正依頼。もうすぐ公開ができる。

 研究室HP記事は、先日の7期生ゼミのまとめを今井さんが発信

9月28日7期生ゼミでの学び(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。
 大学生最後の短い夏休みが終わってしまいました。友だちと行った旅行が楽しすぎて、早く次の旅行に行きたいとウズウズしております。
 9月28日のゼミでは、吉久さんと下野さんが模擬授業をしてくれました。今回はそこでの学びを書きたいと思います。

 私の個人的な視点になってしまいますが、ゼミの中で出た意見を良い点と改善点にまとめていきます。

*吉久さん【4年社会「自然災害」】
 〇防災バックを実際に見せている
 〇子どもの反応をほめている
 〇子どもの反応を板書している
 △発問の展開が急すぎる
 △現実論から離れている(避難場所に用意されているもの以外を用意する方が良いのでは?)

#私の感想
 実際に防災バックを見せた時は、中身に足りないものがある!ということを子どもから引き出し、自分で防災バックの中身を考えようという展開になるとは思わず、こういう展開なのかーと1本取られたという感覚になりました。優しさの中の面白さという吉久さんらしさを感じられる授業でした。

*下野さん【6年算数「体積」】
 〇復習では全員を当てて確認している
 〇沢山褒めて価値付けをしている
 〇「分からなかったら隣の人に聞いてみて」と子どもを繋げている
 △教師の言葉が多い
 △見方・考え方を板書してない

#私の感想
 反応が早すぎるという指摘もあったけど、「子どもの発言を全部拾おう」「一人一人の発言を大切にしよう」と、子どもを輝かせたいと願う下野さんの思いがとても伝わってきた授業だなと思いました。

 訳あって、前回のゼミをお休みしましたので、今回のゼミが私の後期初ゼミでした。久しぶりに玉置先生、7期生のみんなと会って、より良い授業を目指すゼミがとても楽しかったです。2人は模擬授業お疲れ様!勉強が好きとか嫌いとかではなく、学べてる!!という感覚は、楽しい!!という感情に繋がるのだということを久しぶりに実感した気がしました。こんな幸せな気持ちにさせてくれた玉置先生、7期生のみんなに感謝です。(今井)

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