2023年6月23日仕事日記

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 朝の定番仕事をして、しばし休憩。9時6分地元駅乗車、犬山、鵜沼、岐阜からしらさぎ号で金沢駅へ。12時48分着。吉野家で昼食は牛丼。タクシーで、13時40分ごろ金沢市教育プラザ富樫着。機器の準備。チャットの稼働確認。

 14時から10分間の休憩をいれて16時30分まで、「学校組織マネジメント 若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」と題して、講演ならびにWS。

 受講者は端末持参のため、途中でチャットに入力して情報交流をしたり、グループごとにJamboardを使って考えをまとめ、ワールドカフェ形式で学び合ったりの展開。

 一度にこれだけ活用した研修は久しぶり。困難さを感じている受講者はなし。僕もスイッチャーを使って画面を切り替えながらの講演とWS。この地域での情報端末活用が当たり前になっていることを実感できた研修。

 嬉しかったのは、ある受講者からの情報提供。
 「先生は5月に11年目研修の講師をされましたか?研修を受けてきた本校の教員が『とっても元気が出る講演を聞いてきました!』と言っていました。おそらく先生のお話を聞いたのだろうと思いまして」
 こうして受講後、校内で話題にしてもらえたなんて感激。

 終了後、すぐにタクシーで金沢駅へ。いつもの(笑)美味しい寿司屋さんで早めの夕食。帰路は、17時48分発のしらさぎ号で米原まで。新幹線で名古屋、大曾根、地元駅へ着。21時45分ごろ着。車中である書籍読破。う〜む?という内容。

 研究室HP記事は、6月17日教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び記事シリーズ第3弾。古川君、澤本君、古賀君が発信。昼食時に佐々木先生から伝授されたことも記録あり。
 

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(古川・澤本・古賀)

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 こんにちは、9期生の古川です。今回は6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーに参加しました!理科授業の基礎・基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善について、教科書をベースに筑波大附属小校長である佐々木先生からお話をしていただきました。

 今回の講演を聞き、印象的であったポイントは3つあります。

・準備・片付けをする方法
 佐々木先生は実験などで行われる準備・片付けの手伝いをしないと話されていました。画面などで手順を説明すると定着しない為、教卓で説明をし理科室にある物を自分で探させるという内容でした。その結果、五月雨式に実験が始まりズレが生じることで他のチームと比べる時間となり繰り返し行うことができると話されていました。

・話し合いの工夫
 予想を拡散させすぎないことが重要であると話されていました。ある程度比較できる形にして、「どうしてこの人はこの様に考えたのか?」自分が考えることで他者視点に立つことができると話されていました。無駄な発問をしないことが導入のポイントといえます。

・子どもの問いが変遷する理科授業作り
 「事実を問う・方法を問う・理由を問う」この3つが大切であり、どの問いから入って、どの問いを通って、どの問いから出るのか?が授業をしていく上で核となることを学びました。対話の中から既習事項に繋げる授業技術を感じいかにして子どもたちにスムーズに問いを変遷させるのかがポイントであるといえます。

 「理科」という科目は専任化が進み自分が教員になった際やる機会は少なくなっている可能性は高いですが、理科授業のスペシャリストである佐々木先生のお話は他の教科でも沢山使えるポイントが多くいい学びになりました!教師力アップセミナーでの学びはいつも為になりすぐに実践できるものばかりです。教育実習に行く時は今回学んだ教育技術を活かしたいと思います!(古川)


 こんにちは!8期生の澤本です。6月17日に行われた第二回教師力アップセミナーについての記事を書かせていただきます。

 今回は筑波大学付属小学校の佐々木昭弘先生にお越しいただき、理科授業の基礎基本と「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善についての講話でした。

 私が特に心に残ったことは、「ノート指導」のポイントと観察の視点をどう引き出したらいい?について書いていきます。「ノート指導」のポイントでは、毎日日付に加えて、その日の気温と月の満ち欠けを板書することを学びました。これを毎日行うことで気温の変化と月の満ち欠けについて自然と学ぶことができ、自分から気温や月に目を向ける機会が増えると感じました。子どもの興味を引き出すためにはちょっとしたしかけが大切だと思いました。観察の視点では授業開きでまずチューリップを書きます。それぞれ自分のイメージの中にあるチューリップを書いた後に、絵を比較しながら確認していきます。花びらの形や茎の位置、葉脈などに注目しながら見ていくことで「本当だ!」と自分の絵との違いに気づくことができ、観察の視点が生まれていきます。何気ない日常のなかにあることにも見るようになり、子どもが楽しく観察ができると思いました。

 また、昼休憩の時間に怒るポイント4つを教えていただき、その4つにあてはまらなければ怒らないことを学びました。子どもと共通の認識をもつことで指導の一貫性が生まれ、子どもが納得することができる。「どのことで叱られてるの?」と子どもに考えさせることで自分で何が悪かったかを考えることができることを知りました。

 佐々木先生、今回は素敵な講演ありがとうございました。今回学んだことを教師となってから実践していきたいと思います。(澤本)


 こんにちは!9期生の古賀です。先日行われた第二回教師力アップセミナーに参加した学びを書いていきます。

 今回は、佐々木昭弘先生から「理科授業の基礎・基本、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善」というテーマで講演いただきました。中でも印象に残ったのが、実験の時の道具の説明・安全指導は、前の教卓に集めて実演することです。ICTやビデオでの説明では定着率が低いことを学び、改めてICTをただ用いるだけでは意味が無いことを感じました。また、いたずらに導入を拡散させないように、ムダな発問をしない、予想の場面でサンプルを示すことなど理科に限らず、他の教科にも使える授業技術を学ばせていただきました。

 模擬授業の部では、参加者の方々に混ぜてもらいロウソクの火が消える長さの実験に参加しました。参加者の皆さんと子どものように楽しみながら活動させていただきました。ここでも授業技術を多く見ることができたので、9期生の前期ゼミの活動である模擬授業で取り入れていきたいです。

 最後に、講演いただいた佐々木先生、セミナーの運営の皆さん、ありがとうございました!(古賀)

2023年6月22日仕事日記

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 雨の朝。20日の8期生ゼミで授業を行った石上さん、久保君にコメント発信。

 7時40分に地元駅乗車。平安通、金山、豊橋と乗り継いで三河田原駅へ。10時20分着。迎えの車で、田原市立伊良湖岬小学校へ11時少し前に到着。車の中で、教頭と楽しく情報交流。

 校長と懇談。新年度や研究の状況について聞く。発表会に向けての打ち合わせもする。

 4限は、4年算数、5年国語、6年体育の授業観察。1学年1学級なので、15分ほどずつ見て、例によって動画撮影。どの学級も研究テーマに迫るための各教師の意図的な取組があり。

 今週は地元産を味わう給食週間とのことで、メロン付き給食を楽しむ。休憩時間には二種類のメロンも味わう。

 研究主任、副主任らから、あらためて研究概要を聞き、若干の助言。方向性については自信を持って良いと伝える。

 5限は、特別支援学級総合的な学習の時間、1年生活、2年算数、3年国語の授業観察。広げる、深める場面でのとても良い子どもの発言をいくつか聞くことができた。全学年で研究が進んでいること、情報端末活用も日常的になっていることを目の当たりにすることができたのも嬉しい。

 20分間で必死に動画整理。14時55分から16時15分まで僕の講演。前半は、研究全体構想図をもとに、学習指導要領が求めている授業との一致点を明確にしたり、5つの手立ての妥当性と手立てをより有効にするための留意点を伝えたり、深めたり広げたりする展開には「心理的安全性が高い」ことが重要であることを動画も用いたりしながら説明。後半は授業動画をもとに全学級の授業についてコメント。秋に向けての努力点を提示。

 研究主任に駅まで送っていただく。車中の話題はもちろん研究のこと。今日の子どもたちの活躍ぶりを伝えながらの実に楽しい時間。

 17時2分三河田原駅乗車。豊橋駅でしばし休憩。18時2分豊橋駅乗車、犬山で乗り換えて地元駅へ。19時45分ごろ帰宅。

 研究室HP記事は、6月17日の教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)の記録。新谷さん、伊藤君、石上さんが発信。それぞれの視点が異なるのがいい。
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6月17日教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(新谷、伊藤、石上)

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 こんにちは、8期生の新谷です。今日は教師力アップセミナーでした。

 今回のセミナーでは、講師の佐々木昭弘先生が理科の授業の基礎基本と、主体的対話的で深い学びの視点に立った授業改善についてのお話をしてくださりました。理科の授業は私自身実習で行ったのですが、実験器具についての扱いや、理科での子どもの主体性に繋がる導入など、難しくて考えきれませんでした。しかし、今回のお話でもう1回理科の授業をやってみたいと思いました。今回は、主に3点の学びについて書かせていただきます。

 1点目は、教師が視点を持つことです。実験において、子どもに好きなように対話させて良いと言っておられましたが、話させるに当たって、教師が、子ども同士の対話の中で、どんな話が大切かということを視点を持っていると、子どもの話が自然と聞こえてくるということを学びました。

 確かに、自分が意図した話をしていたら子どもが賑わいながら話していても聞こえてくると思ったので、教材研究の段階で、自分が学びに向けたい視点というのを確かに持っていることが大切だと思いました。子どもを意図的指名できたり、子どもの発言で大切な所を聞き逃さなくなるということも学びました。また、このことを「選択的注意」と言うことも学びました。

 2点目は、板書の工夫についてです。佐々木先生は理科の板書の中で、最初に日付と天気と気温と月の満ち欠けを書いていました。なぜ書いているんだろうと思ったのですが、これを毎回の授業で書いていくと、自然と気温と季節の関係も分かり、天気図や月の満ち欠けの動きも覚えられるという理由でした。中学校に入ってからも月や天気の学習に対して抵抗無く入ることができ、とても良いなと思いました。例えば国語だったら、6月を神無月と別名で書いたりするのにも応用できて、子どもの教養を自然と増やすことができる取り組みで、私も実践したいと思いました。

 また、子どもにマグネットシールを貼らせる項目として、「絶対」「たぶん」「ひょっとしたら」という項目を提示するとよいという話がありました。この項目を作ることで、「絶対」という子どもなら、自信があるということだよね?と聞くことが出来たり、「ひょっとしたら」という子どもには、何が不安なのかを聞くことができたり、子どもが問いに対してどんな思いをもっていたりするのかを視覚化できて、とてもいいなと思いました。

 3点目は理科の実験での準備片付けについてです。理科の実験で、教師が手伝わないということに驚きました。私だったら不安で何でもかんでも手を出してしまいそうです。しかし、そうではなく、使うものは探させ、実験道具を集めたら先生に見せてねとすることで、グループがさみだれ式に実験を始めることができ、教師が少しずつ分けて確実に確認ができることを学びました。また、実験の時間をずらすことで、先にできた人が黒板に書き、その黒板を見た、まだやっているグループの子どもが、黒板を見て、私たちの実験結果と違うと認識して、もう1回やろうと言う妥当性を持つ気持ちにも繋がることがわかりました。

 今回のセミナーでは、理科の細かい授業技術について多くの学びを得ることが出来ました。特に今日書かせていただいた3点については教師になってからまず意識してやっていきたいと思いました。今回もセミナーに参加させて頂き、ありがとうございました!(新谷)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今回のセミナーでは、佐々木先生による「理科授業の基礎・基本」のお話を聞かせていただきました。

 講演の初めには、メニューが手元にありました。それは、佐々木先生の『これだけは身につけたい指導の技45』という書籍を参考にして作られているものでした。そのメニューは、授業準備、授業全般、アイテム活用・環境整備、困った場面の対応、授業研究とういように、項目ごとに分かれていました。私自身、理科の授業をしたことがないため、正直なところ全部のメニューについてお話を聞きたかったです(笑)しかし時間が限られている中で、とてもためになるお話を聞くことができましたので、その学びをこれから書いていきます。

 私が1番「なるほど」と思ったことは、授業の展開の仕方です。お話の中に、自分のノートにチューリップの絵を書いてみようという作業がありました。私は、なんでチューリップの絵を書くのだろうと疑問でした。しかし、このチューリップの絵を書き、みんなが書いた絵と比較することで、本当のチューリップはどんな花なのだろうと、興味がだんだん湧いてきました。チューリップは実際には、葉が3.4枚あり、葉は互い違いに咲いている事実を知りました。この事実を知り、「早く本物のチューリップをこの目で確かめたい!」という気持ちになりました。このように、チューリップの絵を書き、比較することは、今まで見えていなかったことが見られるため、子どもの興味や関心を高めます。私は、子どもの興味や関心を高める授業の展開の仕方として、すごくいいものだと思いました。

 佐々木先生、本日はとても貴重なお話をありがとうございました。佐々木先生のお話を受け、「早く理科の授業をしてみたい!」という気持ちになりました。そのときには、佐々木先生の授業の展開の仕方を参考にさせていただきます。また、私だけではなく、ゼミ生一同にとっても素敵な講演になりました。遠いところからお越しくださり、ありがとうございました。(伊藤)


 こんにちは。9期生の石上です。今回の教師力アップセミナーでは、佐々木先生をお招きし、理科授業の基礎・基本を教えていただきました。その中でも特に印象に残った2点について記事にしていきたいと思います。

・限られた時間で授業するために
 私は、導入で発問をしない!ということがとても印象的でした。いたずらに導入を拡散させないことによって、本当に考えさせたい所に時間を割くことができるのです。また、1から子どもたちに考えさせるのではなく、比較しやすい例を先に示し、結果を予想させ、別の予想をした友達の視点でどうしてそう考えたのかを考えさせることで、時間短縮になるだけでなく、様々な視点から事象を捉える力も養うことができるため、深い学びになると感じました。

・実験結果の予想
 セミナーではロウソクを使って燃え方を観察するという実験をしました。その中でも、長いろうそくと短いロウソクのどちらが先に消えるかという問いに対して子どもたちが実験結果を予想する場面が印象的でした。私が今まで受けてきた授業では、今回で例えると、長い方が先に消える・短い方が先に消える・両方同じタイミングで消えるの3択の中から予想するという方法がほとんどでした。しかし、佐々木先生は「絶対」「多分」「ひょっとして」を加えて、選択肢を9択にしていました。これは、自信家や多面的に考えているなど子どもたちの実態を把握する時にとても有効だと学びました。また、選択肢によって指名の順番を決めたり、不安に思う要素はどこか問うことが出来るので、考えをより深めることができると感じました。

 このセミナーを受けて、理科の授業だけにとどまらず、全ての教科で使える授業の技術を学ぶことができました。佐々木先生、運営の皆さん、この度は貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました!(石上)

2023年6月21日仕事日記

 愛犬散歩後、大学へ向かう。研究室でパンと珈琲で朝食。実習部会での提案資料読み込み。気づいたことを実習課へ。ここのところのいくつかの問題を聞く。これまでにないことが発生している(泣)。

 9時から看護学部「生徒指導論」。今回は「いじめ」と「いじめ発生の様相」について、資料をもとに話し合う。小中高時代を思い出しながらのデータ背景読みの鋭さに感心。僕も学ぶ。

 10時40分から8期生ゼミ。昨日の続き。面接に関わっての重要点は伝え切った!という気持ち。

 12時30分からオンライン教職専修会議。13時20分からeducomオンライン会議。かなりのスピードで動かなければいけない状況。精一杯支援したい。

 14時から教授会。いつものように実習委員長として報告。審査教授会はあっという間に終了。

 16時30分から第3回クリスタルプラン委員会。「教育DX探究活動」と「子ども理解活動」が話題。今後、自分が提案していくことも踏まえて細部について相談。

 研究室に戻り、オンライン「はじめに子どもありき勉強会」に遅れて参加。実践報告をもとに生活科が求めていることの論議中。学習指導要領を見直していたときに指名ありで発言。貴重な学びあり。遅れても参加してよかった!

 小論文添削。この添削が時間がかかる(泣)。ようやく完了したので大学を出る。

 まずは返信が遅れているメールへの対応。25日の「愛知教師塾」のプレゼン作成。参加者の立場が様々で、話題も若い人から管理職まで多彩となる。完成して指定ドライブに保存。

2023年6月20日仕事日記

 愛犬散歩して大学へ向かう。元に戻ったといえばそうなのだけど、高速集中工事終了で快適通勤。8時前に研究室着。

 今日締め切りの原稿書き。いつものように追い込まれての必死。

 9時30分から授業と学び研究所オンライン会議。ちさちゃんの小説活用の件、8月末の二日間の研究所会議の内容(オープンの賛否)、端末に入力後の授業展開についてなど、今日も充実の協議。

 13時10分から8期生ゼミ。今日は場面指導をもとにした話し合い。濃い時間。

 15時30分、安城市教務研究会代表者と担当校長来研。夏の講演についての依頼を受けて、多岐にわたって懇談。

 16時30分から9期生ゼミ。今日は石上さんと久保君が授業提案。これまでのゼミの積み上げがあっての授業。だからこそ教材研究論へ話がいく。

 研究室で原稿書き。ほぼできたところで大学を出る。帰宅。再度原稿を見直し、編集へ送信。

2023年6月19日仕事日記

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 愛犬散歩後、すぐに家を出る。一昨日で名神集中工事が終了しているので、今日は快適に走れるはず。なんと40分間で大学に着く。

 9時から第10回「教育課程論」。今日は前回に続いて「令和の日本型学校教育」の中からGIGAスクール構想の実現にテーマを絞り、構想の概要や進んでいる学校でのICT活用の動画を見ながら、その本質を論議。

 研究室で片付け物をして、名古屋市立藤が丘小学校へ向かう。学校付近に来て1時間ほどの余裕があるので昼食をとる。

 13時に学校着。educomから2名の合流。校長や教務主任と懇談。今回の私の役目を確認。

 13時30分から5年生音楽授業参観。情報端末も積極的に活用されていて、それぞれの気づきを共有化してグループでまとめる、それを受けて合唱に生かすという流れ。

 先生の話し方がとても上手く、指示も明確で、子どもたちも集中して聞き、すぐに活動ができている。合唱を高めるためのポイントが十分に話し合われていて、それをどう共有化するかは時間との勝負。僕は助言を考えながら動画撮影。

 研究協議が始まるまでの時間で動画整理。とはいえ機器のセッティングで手間取り、ほとんど作業ができず僕が話す時刻となる。

 15時10分から15時40分まで、研究主題や今年度の努力点の具現化に向けての講演。後半は授業動画を使っての価値づけ。

 校長室に戻ると、7名ほどの先生方が質問のために来室。それぞれ課題とされておられることに、思い浮かぶアドバイス。どれほどアドバイスが有効かわからないが、これまでの知見を総動員して対応したつもり。

 終了後、EDUCOMのお二人を誘って、ファミレスで振り返りタイム。ついEDUCOMの創業時の話などをしてしまう(笑)。仕事上の困難点などを聞き、大いに参考となる。

 名古屋ICから高速道路を使って帰宅。明日、締め切りの原稿書き。大枠が決まったところで集中力が切れてしまう。

 研究室HP記事は、6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学びを8期生前野さん、9期生由原さんが発信。そうそうそこがポイントだよねと思うところがまとめてある。

6月17日第2回教師力アップセミナー(佐々木昭弘先生)での学び(前野・由原)

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 こんにちは!8期生の前野です。6月17日に第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は佐々木昭弘先生から理科授業の基礎・基本と主体的・対話的で深い学びについて学びました。

 前半では授業全般に関することや理科特有の実験について、教科書の活用、ノート指導について学びました。

 特に印象に残っているのが、限られた時間で授業をするにあたって「発問は本当に子どもに考えさせたいことのみに絞る」というお話です。授業の導入で前回の授業内容の復習として「前回はどんなことを学びましたか?」等と発問して子どもに考えてもらうと、どうしても時間がかかってしまいます。授業時間が限られる中で、子どもに何を考えてもらいたいかを予め吟味しておき、重要な部分では時間をかけて子どもが考えられるようにしていきたいと思います。

 また導入の工夫として、実験の予想を立てる時、いくつかのパターンを提示して各パターンについてどうしてこう考えたのかを言語化していく方法を学びました。先にいくつか予想が出ているので時間短縮になりますし、「どうしてこう考えたのか」を考えることで他者に視点を移して捉えることができます。予想した内容の理由に迫ることでより深く学んでいくことができ、子どもが実験に取り組む際の意欲の向上にも繋がるのではないかと感じました。

 後半では動画や模擬授業から主体的・対話的で深い学びについて学びました。子どもの「問い」が変遷する授業として、事実、方法、理由について問いを立てその3つを回しながら授業を行うことが主体的・対話的で深い学びに繋がると学びました。この「問い」が変遷する授業は理科に限らず、どの教科でも子どもが学びへの意欲を高め、より深く学んでいくために授業づくりをする上で大切な視点だなと感じました。私も教師になったら、今日学んだ視点を活かして子どもが「どうなるだろう?」「どうしてだろう?」「どうやってやるんだろう?」とワクワクしながら学べるような授業を作りたいと思います!

 今回ご講演いただいた佐々木先生、ありがとうございました。次回の教師力アップセミナーでもたくさんのことを学んで教師としての引き出しを増やしていきたいと思います!(前野)


 こんにちは!9期生の由原希音です。今日は、6月17日に行われた第2回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います!

 佐々木昭弘先生のお話で特に印象に残ったことは2点あります。

 まず、1点目は導入の時間を短くするということです。導入の時間に「〇〇って知ってる?」などと発問をしてしまうと、話が脱線し、時間内に授業が終わらないということが起こってしまいます。だから、無駄な発問はせず、必要なときだけ発問するということを心がけることが大切です。また、予想を拡散させてしまうと、空想、想像がでてきて科学的な思考に繋がりません。だから、比較しやすい資料を掲示して、予想を拡散させないことも導入を長引かせないコツだと学びました。

 2点目は、問いの変遷を意識するということです。問いは、事実「どうなる」、方法「どうする」、理由「どうして」という知識・技術・思考判断表現を問う3つに分類されるということを知りました。実験の結果を通して、子どもからうまれる問いが変遷していくような授業を目指すことが大切だと学びました。そのために教師は、結果を実生活の内容に結びつけたり、今何を問うための発問をしているかということを意識することが必要だと感じました。また、子どもの素朴な疑問を大切にして、それを発問へ繋げていきたいと思いました。

 理科の模擬授業はしっかりとやったことはないですが、佐々木先生のセミナーで、評価の仕方やノート指導など、理科の授業に限らず、他教科ですぐに使えるテクニックをたくさん学びました。これから始まる実習で実際に活用していきたいと思います!(由原)

2023年6月18日仕事日記

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 いつもの喫茶店で、今日は小豆トースト。愛犬散歩をしてから仕事開始。

 学級レク本原稿の再チェック。不備があったゼミ生には再度指示。22日訪問の田原市立伊良湖岬小学校でのプレゼン作成。秋の研究発表会に向けての歩みを価値づけ、いくつかの提言を入れて完成。

 早めに昼食をとって、なごのキャンパスへ向かう。13時から16時まで、未来を拓く学校づくり研究会の一事業「ネタ開発研究会」に参加。2回目。今日も充実。平均を求める話題、よりよい学級づくりのためのネタ、自由進度学習の実際、筆算指導の考え方、連続量としての角度などを話題に論議。

 帰宅。本日12時までの第1回中学校教育実習事前指導レポート未提出者チェックして、催促メール発信。

 20時から21時30分まで、学校・教育UPDATE Groupから依頼を受けてオンライン講演「協働的な学びは心理的安全性が高い学級づくりから」。心理的安全性の定義を伝え、協働的な学びの実例動画を見せて、このような学級を創るための手立てを伝える。

 2回のブレイクアウトルームで僕の提案や手立てについて話し合いをしてもらい、最後は僕がまとめる。意見発表の流れから「個別最適な学びと協働的な学び」について補足。

 原稿書き。なかなか進まず。断念。研究室HP記事は、6月14日8期生ゼミのまとめを澤本君が発信。自身の失敗談が面白く書いてある。ぜひ一読を

6月14日8期生ゼミでの学び(澤本)

 こんにちは!この時期にエアコンをつけたら朝方寒い思いをした8期生の澤本です。この微妙な寝る前は暑いが朝起きると寒い時期は一人暮らしの天敵ですよね。みなさんも体調管理には気を付けてください。私も教採まで1か月強、体調を優先して頑張ります!

 今回は、6月14日のゼミでの学びを記事にしていきます。この日はいつも通り教職教養のプリントを解いた後に面接練習を行いました。プリントは2回目のはずですが、毎回「こんな問題解いたっけ?」と顔を見合わせてしまいます。しかし、ゼミ終わりにはすぐに全員で振り返ることで教え合いながら学び合っています。一人ではダレてしまうときでもゼミ生がいてくれることで机に向かうことができ、楽しく過ごせています。「もっとピりつくかな?」と不安もありましたが、そんな空気は一切なく、取り組めているので同期のみんなには本当に感謝しています。

 面接練習では、「コロナなどの感染症」をテーマに行いました。コロナやインフルにとらわれてしまうと、本質を見落とし面接官のドツボにはまってしまうこと、子どもはなにかと理由を付けて言い訳をする、嫌なことを避けるためその気持ちを汲み取って声を掛けることが大事だと学びました。このテーマは心と体両方に配慮する必要があり、繊細なテーマなので本質を見抜いていけるように練習していきます。

 とても大切なことを書き忘れいました!玉置先生から広島土産の「もみじ饅頭」をいただきました。味のバリエーションが豊富な中、「最悪チョコ味でもいい」と失言したところ、玉置先生からすぐさま「最悪なチョコ!???」と霜降り明星の粗品のように突っ込まれてしまいました。玉置先生、誠に申し訳ございませんでした!チョコ味最高です!(抹茶味食べました)面接ではくれぐれも失言のないよう気を付けます。(澤本)
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2023年6月17日仕事日記

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 愛犬散歩。喫茶店でモーニング。8時15分に大口町立大口中学校へ。8期生安藤さんから相談を受ける。限られた情報での判断だと助言。学生だから致し方ないこと。

 本年度第2回教師力アップセミナー準備。今日の講師は、佐々木昭弘(筑波大学附属小学校長)先生。福島県公立小学校を経て、筑波大学附属小学校教諭、筑波大学附属小学校副校長を経て現職。日本初等理科教育研究会元理事長(現在顧問)。
 
 演題は「理科授業の基礎・基本と主体的・対話的で深い学びの視点に立った授業改善」。特に前半の「理科授業の基礎・基本」については、佐々木先生の著書目次をもとに、参加者から聴きたい事柄を聞いた上での話。なるほど!こういう展開もありと学ぶ。後半は模擬授業。次の予定があるために始まったところで中座。

 佐々木先生のお話から、若い教師に話すことが多い自分にとっても学び多し。
・理科授業の失敗の多くは導入が長すぎること。例)去年の4年生ではこういった意見が出されたけど、どう?という問いかけ、本題に入っていくとよい。
・この人はどうしてこう考えたのだろうかなど、他者視点で考えさせるとよい。例)なぜ太郎君はそう考えたと思う?
・「結果」と「考察」をはっきり区別させる。事実(目で見た事だけ)、解釈(そこから考えたこと)

 など、多数。ゼミ生の記録を楽しみに待ちたい。

 自宅に戻り、着替え、昼食をとって、車で栄の中電ホールへ向かう。12時30分ごろ着。午後は「おもしろハッピー落語会」。全国各地で開かれていて、どこかで見ようと思っていた落語会。

 番組は、トーク、桂雀太「遊山船」、桂源太「転宅」、桂二葉「金明竹」、桂九ノ一「胴乱の幸助」。雀太の人の描き方はさすが。どうしてあのように描けるのだろうか。ますます落語は人が描かれていないとダメだと感じた落語会。

 小牧中央図書館のスタバで休憩。久しぶりに書籍を借りる。父親の病院に寄る。顔色がよく安心。はま寿司で夕食。帰宅。

 研究室HP記事は6月13日9期生ゼミの学びを安田さんが発信。要点をコンパクトにまとめている

 今日のセミナー記事がいくつか届く。スピードがアップしてきたことが嬉しい。
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6月13日 9期生第8回ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月13日に行われた第8回ゼミの模擬授業について書いていきます。

 今回から、2巡目の模擬授業がスタートしました。今まで、科目は「道徳」と決まっていましたが、次からは自由です。もちろん内容もです。授業の技術も、教材研究もレベルアップした仲間の姿を見ることができました。

 最初に授業を行ったのは、長谷川さんです。科目は「社会」で、国会についての授業でした。話している時の笑顔がとても素敵で、良い雰囲気の授業だったと思います。また、ワークシートやイラストまで用意してあって、念入りな授業準備に感心するばかりでした。
この授業で学んだことは、「知識」と「思考」の区別を行うことです。私たちは大学生なので、クイズ形式の授業に楽しく参加することができたのですが、小学生だと「知識」の割合が多くなるほど、途中で集中が途切れる子が出てきてしまいます。だからこそ、こちらから提供する「知識」を最低限にして、発問を工夫することで、「なぜ?」と自分で考える「思考力」を育む活動の時間を作り出すことができます。

 次に古川くんが授業を行いました。こちらも同じく「社会」で、温暖化についての授業でした。 その時々でやることが明確で、テンポがとても良い授業だと感じました。また、ICTを活用し、とてもハキハキと話していたことが見て楽しい・聞いて楽しい授業に繋がっていたと思います。
ここでは、大切なことを伝える方法ついて学びました。子どもたちに、先に「大事なこと言うよ〜」と声をかけてあげることで上手く注意を引くことができます。さらに、1回での定着は難しいため、「右側の子から左側の子へ」「その反対」と言うように自分の口で友達に説明させることで、理解したつもりになっていないかの確認とさらなる知識の定着を行うことが出来ます。加えて、授業中は発表者ではなく聞いている子を観察することで、意図的指名が可能になり、より授業を深めていけると学びました。

 とても勉強になる授業を見せてくれた2人、ありがとう!お疲れ様でした!授業で出てくる課題を「自分ごと」として捉えて、授業を見るたびにレベルアップしていけるよう頑張っていきたいです。まだまだ伸びしろがたくさんの私たちです。これからも、みんなで高め合っていこうね。(安田)

2023年6月16日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩など、朝の定番仕事。

 18日20時からのオンライン勉強会「協働的な学びは心理的安全性が高い学級づくりから」(下写真)のプレゼン作成。ほぼ完成。続いて、22日に訪問する田原市立伊良湖岬小学校でのプレゼン作成開始。研究概要をもとに、ポイントを読み取りながらの作成。

 11時30分ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。ナビ通り、1時間ほどで学校付近到着。喫茶店で時間調整。

 12時50分ごろ学校着。EDUCOM2名も参加。教頭、教務としばし懇談。最近得た教育情報を提供。

 13時35分から14時20分まで5年生社会科授業参観。これまでの学習内容が掲示されていて、今日のねらいがよくわかる展開。ミライシードを活用。1枚の写真での気づきをそれぞれがマークすると、それが一枚に集約されるという優れた機能活用あり。これをもとに深い学習に入る流れだったが、子どもたちのとらえにぶれがあって、やや学びの勢いが減退したことだけが残念。子どもと教師の関係もよく、これまでの学級経営のよさが十分に伺えた授業。

 研究協議では、皆さんがご自身の気づきをドンドン発表され、質の高い意見が続く。私自身も納得度が高い意見ばかり。みんなで授業をより良くしていこうという、プラス空気に満ち溢れたいわゆる一斉授業型の研究協議は久しぶり。

 僕は30分間いただけたので、「児童の思考を促す主体的・対話的で深い学び をもとめて 「たい!」を生み出す学習を目指して」との研修主題を踏まえて、前半はこの学校が歩もうとしている方向性の確かさを学習指導要領から裏付ける。後半は授業動画をもとにICTの活用例を含め、振り返りの重要性を強調。時間内に収めるために必死。

 学校を出て、良い機会なのでeducomのお二人と喫茶店でしばし振り返り。つい一人喋りしてしまう自分を反省。

 帰宅。新たに購入したUSBにデータ移し替え。
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6月13日 9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川です。今回は私の模擬授業の振り返りを書いていきます!

 今回は小学校6年生向けの「地球温暖化について考える」社会の授業を行いました。

 授業を終えての反省を3つ書いていきたいと思います。

・1つ目は「難しい話をした時は生徒同士で話し合う時間を作る」です。授業をしていく中で重要な所を先生が説明しなければならない部分があります。そこを説明するだけで終わらず隣の子同士で互いに説明し合うことで理解が深まり、分からない子が少ない状態で次へ進むことができます。

・2つ目は「模造紙に意見を書いていくのではなく、付箋などを使って貼っていく」です。授業中グループワークを行い、模造紙に話した内容を書いて発表するという時間を作りました。これに対して模造紙に書く子が1人で書いてしまう為、1人1人が付箋などに書いて貼っていくと良いという指摘を受けました。また、机間指導をする際は一人一人に褒めながら声掛けをすると良いと学びました。

・3つ目は「意見の共有化の難しさ」です。2つ目と内容が重複する部分もあるので発表という部分に焦点を当てると発表者を見るのではなく、聞き手を見ることが大切であると学びました。一見発表者をみればいいように感じますがそうではなく、聞き手をみていい聞き方をしている子を褒めることで更に良い雰囲気作りに繋がると学びました。

 玉置ゼミが始動して早くも2回目の模擬授業が周ってきました。やればやるほど上手くなるゼミ生達のおかげで毎週刺激があり学び深める時間が取れて充実した日々を送れています。指導してくれる玉置先生に感謝をしつつ教育実習まで沢山吸収していきたいです。(古川)

2023年6月15日仕事日記

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 久しぶりの愛犬散歩。庭草の処理がずっとできていないので、草刈り機で作業。朝からヘトヘト。

 9時に手続き確認で銀行へ。それを受けて父入院の病院へ。支払い完了。再び銀行へ。ネットでできないとこんなにも時間がかかるのだと実感。

 13時45分にzoom接続。14時から15時50分まで熊本市立幼稚園、小・中・特別支援学校教諭及び養護教諭、栄養教諭「中堅教諭等資質向上研修第3回研修」講師としてオンライン講演。演題は「学校・園組織マネジメント〜ミドルリーダーとして〜」。

 いつものように意図的指名をしたり、ブレイクアウトルームでの話し合いをしてもらったりして発言を求める。どのような質問にも的確な回答があり、さすが中堅教諭の皆さん。

 父親病院へ。入院後、一番元気な様子を見せてくれた。すぐに弟へLine報告。帰宅して、朝の草刈りの続き。今日は体力的に限界(泣)。

 学級レク本原稿を2本送ったところ、これなら大丈夫です!という返答をいただく。さっそく関係者に報告。

 研究室HP記事は、6月13日の9期生ゼミでの学びを長谷川さんが発信。笑顔溢れる写真を見てもらうと授業の質もわかる

6月13日 9期生ゼミでの学び(長谷川)

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 こんにちは!9期生の長谷川理桜です。今回のゼミでは2回目の模擬授業を行いました。私は社会科の国会について授業をしました。

 伝えたいことが多くあり、その結果クイズのように答えを聞きワークシートを穴埋めしていくだけの授業になってしまいました。こういった授業では、児童は途中で飽きてしまいます。このような授業展開にしないためにいくつか助言をいただきました。

◎知識的なことは宿題などの事前指導にまわす。
 一つ目に頂いた助言は「知識的なことは宿題などの事前指導にまわす。」です。
 今回の単元には調べたらすぐに分かることがいくつかあります。そのような事を授業内で調べて書いていたらキリがなく、ただ黒板を写すだけの授業になってしまいます。
 そのため、事前学習を有効活用し、その分空いた時間で児童が主体的に考えることのできる活動を増やしていきたい考えました。

◎指名の仕方
 二つ目に指名の仕方について教えていただきました。
 私は、どのような発問に対しても一人一人指名する。もしくは、グループごとに発表してもらう。といった方法で授業を進めていました。
 しかし、発問にも全体が答えられる発問から少し難しい発問までレベルはそれぞれあります。全て順番に当てていくのではなく、レベルに合わせた当て方(難しい発問に対しては挙手制にする。)をしていかなければならないと思いました。

 他にも、児童の発言に対する反応のスピードについてや、文字の書き順についてなど様々な指摘をして頂きました。一人で授業を考えていては、絶対に気が付くことのできなかった点に沢山気が付かせてくれる同期のみんなや玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

 次模擬授業をやる際には、児童が楽しみながら学ぶことのできるように、力をつけていきたいと思います。(長谷川)

2023年6月14日仕事日記

 早くに家を出て、一般道で大学へ向かう。このルート通勤もあと少しの我慢。とはいえ1時間ちょっとで到着。「教師論」の振り返りチェック。小笠原豊先生授業にかなり刺激を受けた模様。

 9時にゼミ生小林さん来研。相談に乗る。9時30分から10時35分ごろまで来研2名。重要な情報をやりとり。

 10時40分から8期生ゼミ。教採過去問をして、今日はコロナ禍その後の学校教育について考える。

 12時30分ゼミ生荒木さん来研。詳細を聞いてアドバイス。

 13時30分から45分間ほど「第3回実習委員会」。報告事項や審議事項以外での相談あり。悩ましい問題。

 16日訪問のみよし市立黒笹小学校の研究方針をもとにプレゼン作成。「振り返り」の一点重視を提案するつもり。教務へデータ送信。

 17時30分、一宮市立瀬部小学校の春日井先生来研。その後を聞いたり、最近見た授業から情報提供。

 18時過ぎに大学を出て、帰路は高速道路を使って帰宅。45分ほどで到着。

 19時からのeducom企画「SLN妄想座談会後夜祭」に30分間ほど参加。午後の座談会の様子を聞き、発想を広げる。

 19日訪問の名古屋市立藤が丘小学校から届いた本年度の研究方針をもとに、プレゼン作成。ますます対話を重視していこうとする方針に則って、最新情報を入れ込む。

 研究室HP記事は、6月4日の本学「教育フォーラム2023 令和時代の教育をリードする」を視聴した柴山君が発信。近い将来の教師としての決意が感じられる良い記事。

教育フォーラム2023に参加して(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。本学の教育フォーラム2023「なぜ今、GIGAスクール構想なのか」を視聴しました。そこでの学びを書かせていただきます。

 講演を通じて、ICT機器は、多様な価値観に触れる練習に必要な文房具であると思いました。冒頭で、現在は、在日外国籍の方も増え続けており、どの職業でも多様な価値観の人と協働する力が求められていること。核家族化や少子化が進み、地域の子どもや、離れた世代の大人から学ぶ機会も減っているため、学校で他者の価値観に触れて学ぶことの必要性が増してきていることを武藤さんから学びました。

 多様な価値観に触れるために、私は、学校生活全体を通じてICT機器を使って学びあえる学級をつくりたいです。公演内でも、子どもがまとめた学びを共有している場面がいくつもありました。決められた場面や調べ学習のみの活用でなく、クラスメイトと授業や休み時間につながって考えることができるようにしていくこと。授業などの場面でも、「ここで○○の機能を使って考えたい!」などの意見が子どもから出てくるくらい、主体的にICTを使って学ぶことができたらいいなと思います。

 本に触れる機会の少ない子どもや、昔とは違い、知識を伝えてくれる人が身近にいない環境の子どもでも、幅広く情報を収集したり、多様な考えに触れたりできることが一人一台端末の強みだと思います。

 正しく情報を精査するために、教科の学習でも情報活用能力をつけていけるようにすること。本人の好む情報のみで学びが終わるのではなく、他の人の価値観に触れることができるよう、クラスの子や、地域の人と協働していける場面を設定していくことを心がけていきます。ICTの強みを活かせるようにしていきます。

 ここ数年で、驚くほど学び方が変わってきており、私も教育実習では目が回りそうになりました。しかし、今回の講演を通じて逃げることなく、ICT活用について自分の考えを持ち、学校全体で向き合うことが大切なのだと思いました。ルールや決まったやり方だけで、思考停止的に行動するのではなく、私自身も周りの先生方や子どもの多くの価値観に触れ続けて学び続けていきます。(柴山)

2023年6月13日仕事日記

 6時15分ごろ家を出て一般道で大学へ向かう。今日もほぼ1時間ほどで到着。サンドイッチと珈琲で朝食。

 9時からFD部会の方々に全学FDサロンでの現在のプレゼン内容を伝えて相談。ワールドカフェ方式を提案。

 9時30分から12時近くまで、オンライン「授業と学び研究所」会議。ちさちゃんの小説に関わる会運営とスクールライフノートの機能についての協議。今日も濃密で質の高い会議になったと自画自賛。

 12時15分から依頼を受けて3名の面接指導。ズバリ指導。今日もいつも陥りやすい面接回答。それではまずい点を指摘。学生の考えを確認して例文を提示。

 13時10分から第8回教師論2コマ。今回は理科教育の深掘り。「課題の把握」「課題の探究」「課題の解決」の三段階で、より面白い理科授業をするための重要点をそれぞれ発表。協議。野木森広先生の指導案をもとに子どもの考えを予想。小笠原豊先生の授業講演を聞き、理科授業に際しての重要点を掴む展開。

 16時30分から9期生ゼミ。今回から2回目となる授業提案。長谷川さんと古川君が授業。ともにこれまでのゼミでの学びを土台にしての授業。ますます教材研究力と高度な授業技術に話題はシフト。

 学級レク本原稿の訂正指示。僕の指示の甘さも反省。研究室に戻り、「教師論」の振り返りチェック。途中で集中力が切れて終了。19時20分に大学を出る。ナビを見ると、高速道路に渋滞情報なし。予定ではまだ集中工事期間だが、ナビを信じて高速道路へ。名古屋方面は工事が終了していて渋滞なし。久しぶりに40分間で帰宅!

 今日も届いた依頼等に返信。今後のプレゼンづくりなど。早々に届いた今日のゼミ振り返り記事。

2023年6月12日仕事日記

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 6時15分に家を出て一般道で大学へ向かう。今日はほぼ1時間で到着。授業資料印刷。

 9時から第8回「教育課程論」。今回は「令和の日本型学校教育」をテーマに「日本型」という文言の追究から。GIGAスクール構想の概念まで話し合い。今日も深掘り発問がうまくいったと自負。研究室に戻り、さっそく「振り返り」チェック。

 11時ごろ大学を出て、笠松駅へ向かう。駅駐車場の入り口が分らず焦る(汗)。11時53分豊橋駅行きに乗車。知立で乗り換えて新安城駅へ。12時54分着。迎えの車で安城市立今池小学校へ。

 校長から「心の天気」の素晴らしい活用例を聞く。感激。5校時、6校時で、全学級の授業参観。例によってポイント撮影。

 20分後、皆さんに50分間の講演。「個の学びを充実させ、仲間とともに、学びを深める子の育成〜振り返りを意識した授業づくりを通して〜」と題して、前半は秋の研究発表会に向けて、研究方針等の改めての価値づけ。後半は動画をもとに全授業へ一言ずつコメント。全学級とも2か月でここまで学ぶ教室ができていることを踏まえて、さらなるバージョンアップのために、「つぶやき板書」を提案して、子ども同士をつなぐことを推奨。

 「学びの天気」での振り返りをPC画面を分割して板書を見ながら入力している子どもを発見して、「心の天気」同様に感激。educomの皆さんに知らせたいこと多数。

 終了後、校長室で推進委員長さんらも交えて懇談。僕は再度方向性の確かさを伝える。

 駅へ送っていただき、新安城駅から途中乗り換えを2回して笠松駅へ。車で帰宅。笠松駅から乗車して移動することの良さを確信できた日。今後、このルートを活用することも多くなりそうな感じ。

 明日は9時から全学FDの内容について、FD部会の皆さんと相談会。そのための資料作りを必死に行う。なんとか提示できる段階までなり、就寝。
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