2023年7月2日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して愛犬散歩。今日もこれからの講演準備。

 7月20日大和高田市立浮孔西小学校での資料づくり。ワークショップも入れての3時間の依頼があり、二つの資料作り。7月25日熊本市教育センター依頼の15年経験研修の資料作り。

 気分転換で映画館へ。話題の「怪物」視聴。終始考えさせられた内容。かえって疲れたかも(泣)。 

 週刊教育資料に連載中の「学習指導要領のイデアを実践する」の32回目の原稿書き。前シリーズ「玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」が78回続いたので、合わせて110回目。よく続けさせていただいている。感謝しかない。

 文部科学省依頼のある書類づくりができたところで、ヘトヘトになり、今日は終了。

※ 写真は映画「怪物」の公式サイトから。
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2023年7月1日仕事日記

 今日はこれからの講演や指導助言のための資料作りに集中日と決めて、朝から取り掛かる。
 
 7月8日(土)恵那市教育ICTらぼでの講演。7月12日(水)本学全学FDサロンでの講演、7月13日(木)苫小牧市での講演、7月14日(金)一宮市立西成東小学校での指導助言のための4つの資料完成。それぞれに送信。

 昼食は家内の誕生日祝いを兼ねて、初めてのお店で豪華ランチ。ここも美味しい。

 研究室HP記事は6月26日9期生ゼミでの荒木さんの提案授業の振り返り。教室でICTを駆使するとここまで音楽授業ができるのだ!と感心させられた授業。掲載写真は僕の自慢の1枚。

6月26日 9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です!今回のゼミでは、小学校2年生の音楽教材「小ぎつね」の授業をさせていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます!

[短くわかりやすい指導を]
 1つ目は、短く分かりやすい指導を心がけることです。模擬授業では、丁寧に説明しようという気持ちから、説明が長くなってしまいました。今回の授業対象である小学2年生は、歌いたくてうずうずしたり、集中力があまり続かなかったりすることから、先生の長い話は最後まで聞くことが出来ません。伝えたい内容をいかに短く分かりやすく伝えるかが大切だということを学びました。そして、低学年でも最初からあまり話しすぎず、まずは子どもを信じて授業をしてみたいと思いました。

[言葉の抑揚]
 2つ目は、話す時の言葉の抑揚に気をつけることです。玉置先生からは「歌うように話しなさい」とお言葉をいただきました。短く分かりやすく伝えるためには、抑揚をつけて話すことが大切だと思いました。低学年ほど先生の言い方には敏感で、すぐに変化します。日頃から心がけて、先生になるまでに抑揚のある話し方が自然にできるようにしたいと思いました。

[子ども自身で歌を振り返る時間 を作る]
 3つ目は、児童が自分たちの歌を振り返る時間を作ることです。今回の授業では、児童役の歌う様子を動画に撮って、その様子を見せました。子どもたち自身で自分たちの歌を振り返り、「自分たちの目指す歌い方ができていたか、どのように歌ったらもっと良くなるかか」を考えさせることが目的でしたが、ビデオを見たあとに振り返る時間をあまり取ることができませんでした。

 児童が歌を振り返る時間をとる時には、安田さんの模擬授業で学んだ話し合いの仕方を活かしたいと思いました。自由で活発な話し合いのためには、子ども同士が向き合い、先生はその見守り役として存在感を消すように椅子に座ること、発言する児童の向かい側に座る(子どもはどうしても教師に向かって話してしまう)ことを学びました。

[ロイロノートの活用]
 今回、ロイロノートを使って授業ができるようになりたい!という思いがあったので、初めてでしたが挑戦してみました。

 使ってみて気づいたことは、ロイロノート活用により授業準備の時間が格段に減り、教材研究に時間を割けたということです。今までの模擬授業でやってきた、ワークシートを作ったり、それを児童に配ったり、楽譜を拡大コピーしたり、掲示物を作って印刷し、その紙の裏にマグネットを貼ったりする作業を、授業準備を全てロイロノートで済ますことができました。そして、タブレットに資料を入れておけるため子どもが無くしてしまう恐れがないことや、子どもがロイロノート内で提出したワークシートに教師が丸つけやコメントをし すぐに返却できること、ノートの共有が容易であることなど、沢山の良さを発見し、ロイロノートを勉強して良かったと思いました。

 今回も学びが多いゼミで、また自分の視野が広がりました。子どもたちが主体的に音楽と関わり、生涯にわたって音楽を楽しむことができるような授業を目指して、更に授業力磨いていきたいと思います。(荒木)

2023年6月30日仕事日記

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 愛犬散歩。いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、本日締め切りの原稿書き。

 10時からオンラインで「生徒管理システムによる紙教材学習状況把握」について、明治図書から相談を受ける。いくつかの私案を提供する。相談を受けたことで、一番重視すべきことが自分の中で明確になった。感謝したい。

 「あいちの教育ビジョン2025 2022年度教育に関する事務の点検・評価報告書」の原稿書きを再開して、仕上げて送信。

 11時30分ごろに家を出て、東員町立東員第一中学校へ向かう。学校付近のうどん屋さんで昼食。13時ごろ学校着。校長としばし懇談。

 13時35分から3年生道徳授業参観。生徒を包み込む温かさを感じる教師の授業は見ていても気持ちがいい。もちろん生徒同士の関係もよい。みんなで共有したい授業技術もあちこちでさりげなく発揮されている授業。

 ますます道徳的価値にどのようなアプローチで迫っていくかを楽しみにして動画撮影。メインにした場面は大賛成。そこからどうねらいに迫るか。そこに注目。

 授業後、例によって動画整理。プレゼンシート加筆。協議会会場へ移動。この学校の協議会はいつも新たに工夫した挑戦があり、ここでも学ぶことができる。今日は島恒生教授の理論の具体化が試みられていた。ワールドカフェでは僕も参加。先生方の様々な意見をお聞きして、講話へ反映させることに僕なりに挑戦。

 45分ほど時間をいただいたので、心理的安全性が高いことの重要性と「状況理解レベル」「心情理レベル」「道徳的価値レベル」の3点の意義について伝え、動画をもとに授業者とやりとり。授業デザインシートを見ての私見を伝え協議。多くの質問もあり、さらに自分が勉強しなければ、この学校に訪問できないと自覚(汗)。大きな課題をいただき退校。

 授業参観したEDUCOMの二人を誘って、美味しいデザートを食べながら振り返り。日ごろの業務のことなどを聞くことができたこともなりより。

 20時近くに帰宅。土日はちょっとゆっくりできることで、心の余裕あり(笑)。届いた何冊かの本に目を通す。

 研究室HP記事は5月29日に春日井市立藤山台中学校へ訪問した丸山君の記事発信。知見をコンパクトにまとめている。
 

5月29日春日井市立藤山台中での学び(丸山託生)

 こんにちは!準ゼミ生の丸山託生です。5月29日、玉置先生にお取り計らいいただき、春日井市立藤山台中学校を訪問いたしました。授業の参観、研究協議に参加させていただき、「子ども主体の授業」について新たな視点を学ぶことができました。その中でも特に印象に残った点について述べていきたいと思います。

1 「授業における教師の役割の変化」
 今回、第5時限目の社会科の授業を参観させていただきました。生徒たちが情報の収集・分析・まとめの学習過程に沿って、ICT端末を活用しながらグループで調べ学習を行っていたのですが、私はその”自然さ”に驚きました。

 私自身が中学生だったころは、先生が教えたことをノートに記録するような授業が大半であったと記憶しています。しかし今回、藤山台中学校の授業では、その時間の半分以上は、生徒主体で進められていました。これは単に「生徒に任せる」というものではなく、指導者が予め学習過程を示し、それを踏まえてから、生徒に学習の主導権を握らせるように練られたものであったと拝察しました。教師の準備と学級経営が土台となり、その上で生徒にハンドルを渡すことが、生徒主体の授業に繋がることを実感しました。

2,「ICT端末の活用と個別最適な学び」
 授業内では「乾燥帯の人々の生活について」グループで調べ学習を行う活動がありました。その際、Aさんが「これどこかで見たことある!」と言ったのに対して、Bさんが「調べます!気になるから」と、即座にインターネットで調べる場面がありました。

 玉置流での「個別最適な学び」とは、学習の自己選択・自己調整であり、指示されてやる学びではないとされています。BさんのICT端末の活用法は、まさにこの「個別最適な学び」であり、生涯活かすことのできる学びであると思いました。

 今回、授業の参観、研究協議に参加させていただき、一方的に教える授業ではなく、子どもが自ら学んでいく授業の大切さやその効果について実践的に学ぶことができました。将来、私も教師として、学びのコーディネーターとして、子どもの学びに伴走者として関わっていくことを大切にしていきたいと改めて思いました。

 玉置先生、藤山台中学校の先生方、貴重な学びの機会を作ってくださりありがとうございました。(丸山)

※ イラストは生成AIにて作成
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