2024年6月7日仕事日記

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 8時50分ごろに家を出て、地元駅から犬山、岐阜からしらさぎ号で敦賀へ、そこから北陸新幹線で金沢駅へ。タクシーで金沢市教育プラザ富樫へ向かう。

 機器準備完了後、所長補佐としばし懇談。14時から10分休憩を挟んで16時30分まで講演。演題は「GIGAスクール構想の原点から考える−副校長・教頭の在り方−」。

 「教職員にこのようなことを考えてもらうといい。このように伝えるといい」といったことをベースに動画も見せながら、たっぷり語る。後半20分間は、自分の教頭時代の学校経営において心したことを伝える。終了後、担当者から「研修終了後に受講された教頭先生方が笑顔で帰路に向かう様子が印象的でした」と言葉をいただき、自分が願ったとおりで、嬉しい限り。

 会場からタクシーで金沢駅へ。寿司屋で夕食。17時55分発新幹線で敦賀へ、待ち時間が35分もあって(泣)、しらさぎ号で米原へ、新幹線で名古屋、大曾根、地元駅へ。21時35分ごろ帰宅。

 研究室HP記事は、松野さんによる自身の模擬授業振り返り。ゼミでの学びをよさを実感しているのが嬉しい。

 術後からほぼ3カ月。胸の痛みはほとんど感じなくなった日。順調に回復している感じ。

6月4日10期生ゼミでの学び(松野)

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 こんにちは!10期生の松野です。今回は6月4日に行われたゼミの模擬授業での学びを記事に書かせていただきます。

 今回から模擬授業が始まりました。私は模擬授業を通して、教材研究の大切さや授業のつくり方、板書の仕方など、多くのことを学ばせていただきました。今回学んだことを二つに分けて書かせていただきます。

 まずは私自身の模擬授業での学びと振り返りについてです。
 
 私は小学4年生の道徳「えがおの花大作戦」の模擬授業をさせていただきました。最初でとても緊張しながらも前回までに学んだ価値付けをすることや発言から子ども同士をつなぐことなど、すべてではありませんが少しずつ取り入れることができたと思います。

 しかし、玉置先生や10期生の仲間から多くのご指導や助言もいただき、新たに多くのことを学ぶことができました。

 特に教材研究の大切さや授業づくりです。導入は誰もが発言できるような発問で意図的に当てるのではなく、短くリズミカルに発言してもらうこと、子どもの発言は全部ではなく、キーワードだけを板書し、板書に時間をかけすぎないことが大切だと学びました。

 また道徳は最初に登場人物を必ず聞き、最後は「自分事にする」ことが大切であり、自分の道徳観だけでなく、いろいろな道徳観があることを理解してもらうために他に取り得る行動を考えたり、自分ならやらないという行動を選んだりと発問を工夫することの大切さを学びました。

 次に道下さんの模擬授業からの学びについてです。子どもが簡単に答えられる発問から始めることで内容に入りやすくなることや、机間指導の際に子どもの話し合いに参加することで価値付けや意図的指名につなげることができると学ぶことができました。

 このように、模擬授業を通して教材研究や発問を工夫することの大切さなど、仲間からも多くのことを学ぶことができました。今回までに学んだことを吸収しつつ、今後も仲間と高め合っていき、教育実習等に生かしていきたいと思います。(松野)

2024年6月6日仕事日記

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 安城市立今池小学校長と電話でやりとり。研究発表会後も順調とのこと。関わらせていただいた喜びを再び感じる。岐阜市立長良東小学校HPを見る。修学旅行時のリアルタイム発信あり。きっと凄いアクセス数だと予想してメールで打診。1日で6500オーバーとのこと。やはり!

 開店と同時に金融機関に入って、父親相続関係書類取得。

 9時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。10時ごろ着。教育長さんらと懇談。学校訪問日であるので尾張教育事務所や春日井市教委から指導主事さんらも同席。最近の学校訪問での気づきを情報提供。リーディングDX校なので、今日も北海道から九州までの先生方が参観。

 3限、4限、5限の授業参観。この学校では、情報端末活用は当たり前の風景で、動画撮影ポイントからは外している(笑)。学び合っているか、ギラギラ感があるかという視点で参観。授業が終わっても追究している姿、自らの時間を有効に使って学びを深化させている姿など、ぜひとも皆さんで共有したい場面あり。

 撮影した動画を入れ込んでのプレゼン完成。与えられた30分間で、「藤山台中学校から学ぶ」と題して、藤山台中学校の先生方や、参観者へ子どもたちの動画をもとに、教育活動の価値づけと今後のための視点を話す。原点に戻ろうと有田和正先生の授業づくりを紹介。ギラギラ感を増すには、やはり、子どものはてな!が重要と判断。

 かかりつけの医院に行き、診察後、処方箋をもらう。薬局に行き、薬を出してもらい帰宅。

 今日の動画整理。いくつかの問い合わせへの対応。原稿書き。明日の金沢市でのプレゼンを修正。おかげさまで今日も充実の1日。

 研究室HP記事は、10期生ゼミでの模擬授業の振り返り第1弾。道下さんが発信。「ゼミで学んできた意図的指名や机間指導、子どもどうしをつなぐことが自然に実践できたことです。日々ノートに書いて重要であると学びを深めていたことは実践の機会でも発揮できることを実感しました」の記述が指導者としてとりわけ嬉しい。

2024年6月5日仕事日記

 6時20分ごろ家を出る。今日も名神集中工事のため一般道で大学へ。7時35分ごろ研究室着。

 9時から看護学部「生徒指導論」。院内学級のドキュメントを視聴。子どもと寄り添うことを話し合う。映像を見ながら、僕はいつものことだが涙。

 10時40分から9期生ゼミ。生徒指導提要から「発達支持的生徒指導」についての深掘り。ロールプレイも入れて、実際の場面を想定しての概念理解を進める。

 13時から、第3回教職教育センター運営委員会に出席。いくつかの意見を述べる。14時過ぎから、入学者選抜委員会にオンライン参加。

 14時50分から、小学校教育実習事前打ち合わせ。僕の小学校教育実習担当校の学生4名と打ち合わせ。Googleチャットを活用してやり取りをすることも確認。

 16時、愛知県ICT活用指導主事来研。養成研修の打ち合わせ。昨年の僕の講演を大いに価値づけしていただく。今年度はさらに情報を加えて、指導主事を励ますことも踏まえて話すことを約束。その後、愛知県内のリーディングDX校で情報交流会をすることを提案。さっそく検討するとのこと。

 安城市立今池小学校と瀬部小学校へ連絡。良い情報をたくさん得る。大学を出る。今日は一般道も大渋滞。自転車に乗ってきた少年が、この先にトラックが動かなくなっていますよ、と知らせてくれた。一旦江南に向かい、迂回して1時間40分ほどかかって帰宅。 

※ 6月4日仕事日記もアップしました。

2024年6月4日仕事日記

 6時20分ごろ家を出て、一般道を使って大学へ。7時40分ごろ研究室着。

 9時30分からオンライン「授業と学び研究所」会議。2案件審議。二つともいつも以上に重要。所長として今後につなぐための手立てを考える。11時40分ごろ終了。

 13時10分から3・4限「教師論」。今回は理科教育を深める。「課題を科学的に解決する」をキーワードに野木森広先生、小笠原豊先生の授業動画を見て話し合う。映像が良いので、話し合いの質も高い。

 16時30分から10期生ゼミ。今日から模擬授業。松野さんと道下さんが授業。事前に協議したことが効果があったことを実証してくれた、二人とも良い授業。10分ほどずつ指導助言。もちろん、そのレベルも高いと自負。気持ちよく大学を出る。

 帰宅して、昨日が締め切りだった週刊「教育資料」原稿を精読して、編集部へ送信。ご心配をかけてしまった。
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2024年6月3日仕事日記

 まだ名神集中工事中。一般道を1時間余かかって大学へ。7時15分ごろ研究室着。

 9時から第8回「教育課程論」。今回は「対話的な学び」がテーマ。動画視聴後、対話の深掘り。「振り返り」を読むと、期待以上に深く考えている学生が多い。今回の授業展開の良さが表れたと分析。

 明日の10期生ゼミでの模擬授業に備えて、道下さん、松野さんから助言依頼あり。共に道徳授業指導案を持参。題材を読み、ヒアリングしながら、これまでゼミで輪読してきた佐藤暁先生の書籍内容も振り返ってもらい、僕自身は授業づくりの楽しさを感じながらアドバイス。

 13時15分からEDUCOM日比野さんと鈴木さんとオンライン会議。C4thを活用した働き方改革についての情報を得る。

 5限の第3回「子ども理解活動」でレポート例を示すために必死に作業。なんとか間に合う。林先生がさっそくそれを基にプレゼンを作っていただけた。感謝。

 16時30分から、第3回「子ども理解活動」の全体会。計画表や大学からの依頼書を紹介。さらにレポート作成の留意点を説明。45分間で終えて、個別相談会開催。ようやくというか、とうとう(笑)というか、この段階まで到達できた!あとは各学生の積極的な取組に期待するばかり。発案から2年余経過。一人感慨にふける(笑)。

 18時に一宮市立瀬部小学校のK先生来研。先日の講師料を持参していただけた。「心の天気」や「学びの天気」の実際の状況をお聞きする。学ぶことが多い。

 大学を出て、一般道で1時間余かかって帰宅。夕食後、一旦横になり、目覚めて締め切りが来ている原稿書き。ほぼできたところで就寝。

5月28日 10期生ゼミでの学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は第8回ゼミでの学びについて記事にしていきます。

 私は今回、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」という本の中にある、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というテーマについて授業形式でプレゼン発表を行いました。自分はこの発表を通して、多くのことを学び、大きく成長することができました。

 自分は第5回にも同じタイトルで発表しました。そのときは、本に書いてあることをそのまま要約し、説明口調で発表を行っており、とても授業と呼べるものではありませんでした。そこで玉置先生からご指導をして頂き、自分の至らなかった点や足りていない点、身につけるべきものが明確になりました。第8回ゼミの前日には玉置先生にマンツーマンで指導をして頂き、授業をする際の技術やコツを教授して頂きました。

 そして再発表をした今回は、自分自身、前回とは大きく変わることが出来たと振り返っています。特に、前回は説明口調になっていたものを語りかけるように話したり、問いかけたりすることができました。その際には意図的指名であったり、ペア活動や一往復半の問いかけなど、様々な授業技術を取り入れることが出来ました。

 その結果、玉置先生をはじめ、ゲストで参加して頂いた長瀬先生からも良い評価をして頂くことができました。最初の発表では、出来ていない点ばかりでしたが、その時のご指導のおかげで大きく成長することが出来たし、自分に自信を持つことができました。これからも今回の失敗と反省を糧にして、ゼミや夏からの教育実習に活かしていきたいです。

 内容については、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というタイトルで発表を行いました。これはコミュニケーションの際に、自分は言葉を届け、相手の言葉は受け取るようにするというものです。教師としては、学校生活や授業中の子どもに対する言葉が特に大切で、子どもの姿によっては言葉は届かないということがポイントでした。今まで授業中の呼びかけなどは内容が重要だと考えていましたが、どんなにいい内容でもその言葉は届かないことがあるという考え方を見て、間違いないなという風に感じました。

 また、子どもたちの間での日常的な何気ない言葉のやり取りで傷つくことがあるということも書いてありました。しかし、自分は子どもに悪気はなく、責めることが出来ないのではないかなと考えました。それは子どもは思ったことをそのまま口に出しているだけで、考えればもっと優しい言葉が出るからと考えたからです。そのため、授業中においては時間を作ってから発表させる、日常においては「相手を傷つけないような言葉遣い」を心がけさせるなどすることで、そのようなこともなくなるのではないかなと考えました。

 今回の発表では、佐藤先生の本の内容はもちろん、授業技術についても大きく学び、成長することができ、とても価値のある時間でした。これから模擬授業が始まります。今回学んだことを存分に活かし、また足りなかった点は改善して、更にいい授業をしていけるように努力していきます!(尾崎)

2024年6月2日仕事日記

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 6月17日鳥取県教育センター依頼のオンライン講演プレゼン作成。依頼内容は、「マネジメントの理論を学び、所属する組織の目標達成に必要な考え方や手法を学ぶ」。僕にとっては新作。さて、どうしたものかと以前から考えていたが、閃きがあって、一気に作成。これなら大いに学んでいただけると思える内容となった。さっそくデータ送信。

 9時30分ごろ家を出て、高速は渋滞なので一般道で大学へ向かう。今日は、第7回目となる本学教育フォーラム。メインゲストは学習指導要領改訂に二度関わられた合田哲雄さん(文化庁次長)。僕はいつものようにシンポジウム進行役。

 4回目となるYouTube同時配信。ここをクリックしていただく。と、合田さんの講演「学習指導要領 ー「読み方」・「活かし方」から「議論の仕方」・「創り方」へー」やシンポジウムがご覧いただけるようになっている。2時間30分あるので、一気に観るのは大変だが、細切れでも見る価値は十分にある。ぜひどうぞ。

 今回、合田さんとフランクに話せたことが、僕にとっては一番の収穫。どのようなことをお聞きしても、すぐさま、明確に答えていただき、あらためて合田さんの凄さを間近で体感。

 帰宅。やはりヘトヘト(笑)。振り返ってみると、もっと現場と結び付ける展開ができたとも思いながら、あれで精一杯だとも(笑)。オンライン視聴された方から嬉しい感想が届き、ほっとできた夜。やらなければならないことには手つかず(泣)。

2024年6月1日仕事日記

 6月10日の吹田市5年次研修のプレゼンづくりから開始。ほぼできたので、担当にデータ送信。本日会うゼミ生へのインタビューをこのプレゼンに入れると良いと思い付き、さっそく依頼連絡。

 10時に歯科医へ。悪化していた歯茎はかなり治ってきているとのこと。自宅へ戻らず、名古屋駅へ向かう。

 11時30分、本学「出張オープンキャンパスin名古屋」の会場着。「JP TOWER NAGOYA Hall&Conference」という素晴らしい会場。

 コーディネータの今枝さんと、かつてのゼミ生である松井さん、山中さん、下野さんと僕とで、「卒業生(現職教員)と教員とのシンポジウム」の簡単な進行打ち合わせ。

 12時35分から13時25分まで50分間のシンポジウム。卒業生が我がゼミ卒ばかりなので、話が玉置ゼミでの学び紹介になりがち。僕は大学全体の在り様を伝えながら、本学の魅力を紹介したつもり。終了後、数人の方に感想をお聞きしたが、「とても良かったです」といった言葉をいただき、ホッとする。

 かつてのゼミ生と僕とで、ホテル最上階で楽しいお茶会を開催。話しているうちに、今後の目標も生まれる。もう少し頑張ろうという気持ちに(笑)。記念写真を以下に紹介。

 帰宅。少し横になって鋭気を養う。18時、5年ぶりに開催される小牧附属会(かつて愛教大附属名古屋小・中勤務者で作る会)に出かける。音楽科のAさんと長く意見交流。ここでも元気が出る話をたくさんもらい、さらに新たな目標ができる(笑)。おかげさまで、今日も充実した日。
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6月1日出張オープンキャンパスin名古屋 登壇メンバー

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 6月1日、本学の「出張オープンキャンパスin名古屋」が開催されました。会場は、名古屋駅の「JP TOWER NAGOYA Hall&Conference」という素晴らしい会場です。
 
 プラグラムの一つ「卒業生(現職教員)と教員とのシンポジウム」で登壇した玉置ゼミメンバーとの記念写真です。

2024年5月31日仕事日記

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 各所からのメール問い合わせへの対応や関係部署へ連絡。一気に10件ほど。かなりの時間をかけて丁寧に。

 10時から宮城県20年経験者研修会(小学校・中学校)のオンライン講演。演題は「組織を活性化するコミュニケーションの在り方」。前回の高等学校・特別支援学校対象講演で、宮城県総合教育センターも様々なノウハウを得られたようで、今回は2時間を通して、とてもスムーズに進行できた。参加者とのやり取りも予定通りできて、自分としては合格点をいただける講演ができたと思っている。

 岐阜市教育研究所へ向かう。会場近くで昼食。13時40分ごろ到着。機器準備。

 14時10分から16時まで、岐阜市中堅教諭等資質向上研修(12年目教諭対象)で講演。演題は「ミドルリーダー力を高める」。一つの市で、70名を超える参加者で中堅層の厚さを改めて感じる。ペアでの話し合いは止めるのも気が引けるほどの盛り上がり。今回は、これからの日本をとらえて今後の教育への変化を考えることから開始。新展開への手応えを感じることができて、いつものペースで一気に展開。

 研究所を出て、途中で夕食をとって帰宅。午前・午後の講演で、いつも以上の疲れ。まずは横になる。5時間ほど記憶なし。目覚めて、少しだけ仕事をして、再び横になる。

 研究室HP記事は、5月21日10期生ゼミの記録。齋木さんが発信。自分の弱点を自覚して、さらに伸びようとしている記事は気持ちよい

5月21日10期生ゼミでの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木明日香です。今回は先日行われた7回目のゼミでの気づきを記事にして書かせていただきます。

 まず、最初に私と森山さんで「授業の構造を考える」という内容を発表しました。

 前半は森山さんの発表で、板書を用いて進めていたので、このような授業が理想だと勉強になりました。また、森山さんの発表では、授業の配置・学習課題の子どもの動かし方・授業中の間というこの3つのポイントを学びました。森山さんの説明は、算数の授業を持ってくるなどより具体的に発表していて、すごく分かりやすかったです。ここから、説明をするときは、教科書に書かれたものをそのまま話しても児童たちには伝わらないので具体的にするのが重要であるということが分かりました。

 次に私からは班活動・協同学習・反復について学習させていただきました。三つの点について、学んで、何が一番教師に求められているのかを知ることができました。そして、発表を実際に、やってみて、森山さんみたいに具体的にはできなかったことが反省点です。また、私は、語彙力が足りないため、より分かりやすく伝えられない原因の一つでもあるため、まずは話術を磨かないといけないと思いました。

 次に、河上君と石川さんの発表からは、「よかれと思ってしていることを見直してみる」について学びました。

 このペアの発表では、一人は話を進め、もう一人は、板書を使い、出た意見を書いていくという形で、素晴らしい連携の授業だと感じました。そして、河上君の発問も何を聞かれているか分かりやすく、改めて、発問の仕方を考えることができました。また、「○○してはいけない」というところでの問いが沢山あり、ここを問いにすることで、ゼミ生みんなで、深く学び合い、授業で教師側はよいと思っているが、実は良くないことをよく理解することができました。

 今回のゼミを通して、知識を得たのはもちろんですが、他の子たちの発表を見て、授業づくりの工夫が一つ一つ分かってきました。私は、まだより具体的に説明したり、児童を引き寄せられるような授業はできていません。このままだと、今年にある教育実習・将来での授業が児童たちと、うまくやっていけないと思います。そこで、まずは板書を取り入れるなど今からでもできる授業技術を取り入れたり、なるべく、児童が話す機会が増える授業づくりを今後模擬授業が始まるので今後のゼミで意識して少しづつ改善していこうと思います。(齋木)

2024年5月30日仕事日記

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 まずは今後の講演プレゼンづくりの整理。より質を高めるための資料集め。

 9時に相続関係で、金融機関2か所に出向いて書類提出と相談。支所でも書類取得。

 10時30分から福地先生、林先生とともに、オンラインで、第3回「子ども理解活動」授業に向けての相談。お二人が精力的に資料作り等をしていただけるので、有難い。何を相談しても明確な考えを示していただけるので、仕事が早くに進む。深謝。

 11時過ぎに家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校近くで昼食と時間調整。

 12時50分ごろ学校着。校長先生と懇談。自分でも驚きだが、指導助言5年目となるとのこと。こんなに長くご縁をいただけることには感謝しかない。いつも様々なことを学ぶ機会を与えていただいている学校。

 13時20分から5年生算数授業参観。これまでの学級経営の良さを感じる場面多し。今日の助言は、教材研究に限定しようと決める。

 40分間で、撮影動画整理。タイトル付け。(結局、見せる時間がなかったけど💦)

 先生たちの協議を30分間参観。研修最後に「自分化シート」を書き込む指示を見て、これは僕が最近提唱している「概念化活動」(前田康裕先生からの助言)とまさに一致することで、「自分化シート」の方が伝わりやすいなあと思いながら、プレゼンに加える。

 僕の話は、演題は「主体的に学び続ける子どもを育てる めあて・振り返り・対話的で深い学び」だが、内容は「教科書をもっと活用しよう」という主張。今日の授業ほか二つの事例で教科書活用のよさを提案。皆さんの頷き具合に元気が出る。研究主任からの二つの質問に、他校の事例を示しながら助言。

 学校を出る。夕食を途中でとって帰宅。やらなければならない事柄を列挙して、力尽きる(笑)。

 研究室HP記事は、先週の10期生ゼミの記録を石川さんが発信。記録の仕方も上達してきている

5月21日10期生ゼミでの学び(石川)

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 こんにちは!10期生の石川百音です。第7回ゼミでの学びを記事にさせていただきます。

 これまで第5回に渡り学んできた、佐藤先生の「対話と協力を生み出す共同学習」第3章もいよいよ最終回となりました。今回は河上君ペアとなり、3章の総まとめのような「良かれと思っていることを見直してみる。」という部分を担当させていただきました。

 2人での発表作りは、発表を創る段階でも2人の解釈の違いや、自分には持っていなかった考え方を共有することができ、作成段階でも深い学びになったなという感覚を持ちました。自分の思いを相手に伝えること、相手の思い・意見を聞くことで学びが深まることを身をもって感じることが出来ました。

 この章での学びの中で、「先生は児童生徒を見ているようで見れていない。」という言葉が印象に残っています。児童生徒の為のように見える働きかけでも、授業を上手く進めるためになんとなく行ってしまっている無意味な働きかけを多くしてしまっている現状があるのではないか。そんな、教師として大切なことは何かを改めて考える事が出来る学びになりました。
 
 もう1組のペアの、森山さんと齋木さんは、第11章「授業の構造を考える」というタイトルについて発表してくれました。これまで6回のゼミで学んできただけあり、授業技術をふんだんに使い、工夫を交えながら、深い学びに繋がる発表してくれました。工夫の仕方や、発表のレベルの高さに私自身もっともっともっと力をつけて、自ら学び、頑張りたい・成長したいと刺激を受けました!

 ゼミが始まって最初の頃は話し合いも、意見の交流もなんだかぎこちなかった10期生。今ではみんなの前で発表する時にみんなの顔を見るとなんだか安心できるようにまでなりました。そんな集団になってきていることがとても嬉しいです!これからもこの10人で協力しあって、一緒に学んでいこうね!10期生玉置ゼミ、心理的安全性向上中です!(石川)

2024年5月29日仕事日記

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 6時20分ごろ家を出て一般道で大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。9期生ゼミ資料送信。今日の講演プレゼン見直し。

 9時30分に来研あり。重要な相談事項。自分の感触を伝える。

 10時40分から9期生ゼミ。今日は「教師の学びは子どもの学びと相似形であるべき」という資料を提示して話し合う。イラストが示していることの読み取り。また、自己選択の必要性と、それを充実させる教師の実践例を伝える。

 岐阜羽島駅へ向かう。12時58分発で新大阪で乗り換えて星田駅へ。迎えの車で、寝屋川市総合教育研修センターへ。

 担当指導主事と打ち合わせ。15時30分から17時まで、演題は「『チーム学校による』組織的な働き方改革の推進」。いわゆる新作。不安な気持ちで話し始めたが、つかみでしっかり笑っていただけ、皆さんの反応の良さから予定外のことも入れて、チーム学校づくりの大切さを考えてもらったり、働き方改革を進める多くの事例をもとに話し合ってもらったりする。ペアで話し合う場面では、話を止めるのに苦労するほどの盛り上がり。

 僕が講演することを聞いて、他市からの参加もあるとのこと。講演後、「今日の講演は本当に参考になりました。参加して本当によかったです」とわざわざ伝えに来ていただいた方もあって、資料整理からプレゼンづくりまでの苦労が一気にぶっ飛ぶ。僕が教師の思いを踏まえて発した「個別最適な働き方改革」が皆さんにヒットした模様。良い勉強をさせていただいた。

 気持ちよく帰路へ。星田駅から新大阪、岐阜羽島駅へ。一般道を帰宅。21時少し前。相続の手続きで弟と相談電話。ゴールは遠いことを実感。

 今日も何件かの依頼あり。有り難いことだが、もう余白はない状況で、お断りを続ける。

 研究室HP記事は、5月11日の教師力アップセミナー・田中博史先生の学び最終回。古川君、間宮さん、岡田君が発信。ゼミ生全員の記録を集めると相当な記録。田中先生の凄さを感じる。

5月11日第1回教師力アップセミナーでの学び(古川・間宮・岡田)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は令和6年度第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 記念すべき第1回の講師は「子どもが変わる接し方」の著書である田中 博史先生でした!玉置先生からお借りしていた本の著者の講演にいつも以上にワクワクしながら臨みました。

 田中先生の授業は子どもの気持ちに寄り添った授業であると感じさせられました。教え方1つで子どもたちがこんなにも活き活きした表情に変わるのかと驚かされました。

 今回のセミナーで学んだことは多くあって書ききれませんが、いくつか紹介していきたいと思います。

◯ 質問しやすい先生へ
 児童が質問してきた理由・背景には様々な要因があります。決めつけるのではなく、児童の背景を考える力が教師には必要です。子どもたちと寄り添い向き合っていくことで心理的安全性が高まっていくと感じました。

◯ 自分の困っていることを話せる子を育てる
 上記の内容とも似ていますが、できる子が解決すること・完成したことをいう授業をするのではなく、つまずいている子にスポットライトを当てて学びを深めていくことが大切であると感じました。そのためには分からないことが言えるような子どもを育てていく意識を常に持つ必要性があると感じました。

◯ 伝える力
 能力が高い子でもそのアイデアを伝えられるかは分からない。伝えるためには別の力が必要である。伝えられるようにすることが自己実現力の高まりに近づいてくると学びました。授業では聞き取ったことを交流するペア活動が多くありました。授業だけではなく、帰りの会で先生が話した内容を隣の子に伝言するゲームをしていくことで聞き取ったことを交流する力が育ち、普段話せない子が主体的になれる場を与えていくことで人間関係が良くなる。日々の授業が学級経営にも繋がってくると学びました。

 今回の講演で「子どもの気持ちになる」ことが大切であると改めて学ばせていただきました。1人1人の児童に向き合い寄り添っているからこそ、児童は活き活きとしていると感じました。教師の接し方一つで子どもは変わる。もう一度お借りした本を意識して読み直したいと思います。

 ご講演いただいた田中先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。質問にも丁寧に答えていただき学びの大きい時間でした。そして毎度学びが大きいこのセミナーに参加できているのは玉置先生のお陰です。いつもありがとうございます。一次試験まであと1ヶ月、教採頑張っちゃいます。(古川)


 こんにちは!10期生の間宮です。5月11日の第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。

 今回は、田中博史先生から「子どもが変わる学級づくり 〜算数授業を通して〜」というテーマでお話していただきました。 田中先生のお話に惹き付けられ、あっという間に過ぎてしまった2時間でした。その中で、特に印象に残っている学びが2つあります。

 1つ目は、「子どもが失敗する前提でいればいい」ということです。 授業はもちろん、行事であればなおさら、教師は子どもたちを成功させてあげたいと思ってしまいます。しかし、失敗することで子どもたちは成長していくというお話を聞き、ハッとなりました。自分自身を振り返ってみても、失敗があるからこそ、成長があるように思います。さらに、教師が「失敗してもいい」と考えていれば、子どもの同じ姿を見ても目線が変わり、子どもが求める、安心した声かけや対応へと繋がっていくだろうと感じます。私もこの考えを念頭に置いておける教師でいたいと思いました。

 2つ目は、「日々の生活から授業へと繋げる」ということです。クラス全体で出た考えを自分の言葉でペアに伝えることで、言語化して学ぶことができます。しかし、これをいきなり授業で始めようとすると、本質的なものになり、子どもたちはどうしても難しいと感じてしまいます。そのため、帰りの会で「今から明日の持ち物を言うから、ペアの子に伝えてみて」というように、日々の生活の中で簡単なものから始めると、授業で行うときのハードルが下がると学びました。普段からこうした活動を行うことで、言語化して学ぶことができるようになるだけではなく、子どもたちの間で人間関係が築かれ、良い学級経営にも繋がると気づきました。私も「これが正しい」という正解がない中で、子どもたちの学びを支えるために何をしたらいいか試行錯誤しながら、授業づくりや学級づくりをしていきたいと感じました。

 田中先生のお話の最後にあった、「子どもたちは教師の想像以上に応えてくれる、教師はやりがいのある仕事」という言葉もとても印象的でした。今回のセミナーを通して、教師を目指したいと改めて強く感じました。貴重な学びの場に参加させていたただき、ありがとうございました。(間宮)


 こんにちは!玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は5月11日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 今回の教師力アップセミナーの講師は田中博史先生でした。田中先生には「子どもが変わる接し方」というテーマで講演して頂きました。その講演の中で印象に残ったことは2つあります。

 まず1つ目は、「子どもは大人との関わり方を探っている」ということです。子どもは大人のことをよく見ており、どう接すればいいのかを常に考えています。その子ども達の考えから教師として見られなくなったり、信頼出来る教師になっていったりします。また、子どもから見たら、完璧な大人が周りにおり、「やってくれる」などと考え、学校では子どもたちは消極的になってしまいます。なので、教師はまた、「学級レクリエーションやるのやめる」などと言ったら本当にやめる日を作ること、子ども達の前で約束したり言ったことは必ず守るなどの小さな積み重ねが必要であることを学びました。

 2つ目は、分からないことを「分からない」と聞ける子どもを作ることです。机間巡視の際に間違えてる子がいたとしても、「今見てると○○と書いてる子が何人かいるね」などと他の子にも聞こえるように喋ることにより、安心感が生まれ、そこからまた考えることが出来ます。さらに、手が止まってる子がいたらその子が納得する他のものに置き換えて考えさせることが大切であると学びました。

 私は算数・数学の教師を目指しており、具体的な例を挙げながら、講演していただいて、たくさんのことを学ぶことが出来ました。この学びを実習などに活かしていきたいと思います。田中先生、大変貴重な学びをありがとうございました!(岡田)

2024年5月28日仕事日記

 7時30分ごろに家を出て、久しぶりに愛知県庁西庁舎へ向かう。8時20分ごろ着。駐車場入場時刻前なので、近くに車を停めて若干の仕事。

 9時30分から第1回愛知県義務教育問題研究協議会に参加。協議題は「『自立した学習者』を育てる教育活動の在り方」。この義務教育問題研究協議会は、愛知県教育委員会に勤めていたときの自分の大きな仕事。そのころの大変さを思い出し、最初の発言で思い出を少し語り、「事務局のことを考えるとあまり発言しない方がよいと思っていまして・・・」と言って笑いをとる。(笑いをとる必要なないのだけど、つい(笑))。

 専門部会長も仰せつかり、実質3回の会議で協議題を実現するためのリーフレットづくりを進める。つまり大役。責任をしっかり感じる。

 強雨の中、大学へ移動。3限、4限は「教師論」。今日は僕の数学授業映像をもとに、教師の在り方を考える展開。雨で帰宅困難になる学生がいるといけないので、「補充をするので、心配な人は帰宅してよい」と指示。

 5限は10期生ゼミ。佐藤暁先生の書籍からの模擬授業風発表の最終回。尾崎君が前回の失敗を大いに挽回してくれた。他のゼミ生の意見も秀逸で。とても気持ちのよいゼミ。参観していただいたN先生に絶賛していただけた。感謝。

 大学を出て、19時からかつてのゼミ生から相談を受ける。四方山話もいっぱいあって、21時近くまで。帰路はナビにしたがって名神高速。工事中だが車両数が少なく、停まることなく自宅まで、22時ごろ帰宅。 

2024年5月27日仕事日記

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 名神渋滞を避けるために、6時に家を出て一般道を大学へ向かう。

 7時過ぎに研究室着。7時半から10期ゼミ生の尾崎くんが来研。明日の発表についてレクチャー30分、濃密な時間。

 9時から「教育課程論」第7回目。今日から学習指導要領の理解を深めるシリーズに入り、まずは主体的な学びについて深める。動画も多様して、様々な発問をしながら、主体的について深い学びを展開。

 岐阜羽島駅へ向かう。新幹線で名古屋駅まで向かい、名鉄で本宿まで向かう。迎えの車で岡崎市立東海中学校へ到着。

 校長先生と懇談。13時20分から2年生数学授業を参観。まさに数学的な見方、考え方を育てる骨太授業で、チーム学習を土台とした授業展開。

 40分間で動画を整理して、全体講演「自ら学び続けようとする生徒を育てる授業の在り方」の準備。なぜ「学び続ける生徒を育てたいのか」という学校のテーマに沿った投げかけから始める。「個別最適な学びと協働的な学び」について様々な観点から話をする。ペアで話し合っていただくと話を止めるのがもったいない位の盛り上がりで、皆さん、とてもよく考えていただく。僕の話をとても評価していただける校長先生の言葉にほっとする。

 終了後は三河安城駅まで送っていただき、新幹線で岐阜羽島駅へ到着。渋滞を避けて一般道で帰宅。今日も、体力をなんとか元に戻さなくてはいけないと痛感。

2024年5月26日仕事日記

 教師論の振り返り読み。3限授業分完了。11時30分に家を出て、永泉寺へ。

 12時から、父親四十九日法要。13時から角屋に移動して、弟家族と我が家族で食事会。
 
 帰宅。父親の持ち物整理は、弟と息子二人にお任せ。僕は横になる。 

 振り返り読みの続き。授業資料配信。子ども理解活動質問などを共有。

2024年5月25日仕事日記

 27日に訪問する岡崎市立東海中学校でのプレゼン再調整。データを送信。

 10時30分ごろに家内、長男とともに車で、歌行燈桑名駅前店へ向かう。「叔母さんの店に行こう」という長男の提案で動く。叔母さんといとこが迎えてくれて、創業140年の老舗で、美味しい料理を堪能。食後、「なばなの里へ行きましょう」という叔母さんの提案で、初めて向かう。想像以上に広い里内。華に包まれての散歩で、心安らぐ。

 16時ごろ帰宅。19時30分からのプロジェクトXで感動。いつものように心は元気になるが、体は疲れていて、横になっている時間が長い。

 研究室HP記事は、5月11日の教師力アップセミナー・田中博史先生からの学び。安田さん、河上君、齋木さんがアップ。それぞれ学びの視点が違うのがいい。
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