2024年6月13日仕事日記

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 今日は終日、小牧市立味岡小学校での指導助言日。校内授業研究会に関わって8年目になるとのこと。感謝しかない。

 1限と2限で、2年生、4年生の授業参観。3限2年生活科特設授業、4限4年社会科特設授業、5限6年算数科特設授業をカメラを持って参観。例年のように、子どもたちが学び合っている(教師がうまく学び合わせている)授業が多い。1年生からの積み上げが生きていると言ってもいい。授業を見るのは疲れるが、良い授業が続くとその疲れは半分ほど(笑)。

 動画を整理して、15時35分から16時40分まで僕の講演。演題は「学び合って伸びる味岡の子 聴き合い、主体的に学びを深める授業を目指して」。冒頭は最近お願いしている概念化(自分化)シートの作成依頼から。主題の意義を話し合ってもらい、多くの授業づくりのヒントを提示。撮影した動画をもとに、コメントを加えたり、授業者とやりとりしながらその価値づけ。

 帰宅。17時30分からEDUCOM社長さんらとオンライン会議。授業と学び研究所の見解を伝えて、判断をしていただきたいと提言。50分間ほどの実に濃厚な会議。

 動画整理。味岡小学校参観日は、保存しておきたい動画が多い。整理が大変だが、心地よい作業。

2024年6月12日仕事日記

 6時20分ごろ家を出る。7時少し過ぎに研究室着。「教師論」の振り返りチェック。どの学生もしっかりとした振り返りばかりで、読むだけでも時間がかかるが、喜ぶべきことと自分を説得(笑)。

 9時過ぎに、知立市でICT活用推進されておられる方から電話あり。状況を聞き、情報提供。

 10時40分から教採第1次前最後の9期生ゼミ。宇野弘恵さんの子どもへの対応についての意見交流。次に「教室の中の多様性」の図を見て、在り方を話し合う。しっかり力をつけてきた9期生。よし!

 30分間ほど、教育DX・探究活動についてのオンライン協議に参加。NEXTGIGAの仕様をもとに、大学の在り方を確認。

 20日訪問の伊丹市立天王寺川中学校でのプレゼン作成。今年度方針をもとに、提言すべきことを予想して作成。当日の授業を見て、修正加筆する予定。

 15時40分、7月8日の恵那市ICT活用推進委員会オンライン講演についての相談に2名来研。状況を聞き、内容を提言。持ち帰ってもらい、最終返答をいただくことにする。

 16時から17時45分まで、第4回教育学部カリキュラム(教育DX)等検討ワーキングに参加。コアカリキュラムの内容、クリスタルプランの表し方についてが主な検討事項。

 18時から江南市立布袋北小学校長と教務主任来研。依頼事項を聞いたり、状況を踏まえて所見を述べたりする。僕が話しすぎてしまい、90分も時間経過。猛省。片付け物をして大学を出る。

 研究室HP記事は、11日10期生ゼミで模擬授業をした池田さんの振り返り。だれもが学ぶべき事柄がコンパクトに記録されている。

6月11日10期生ゼミでの学び(池田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です!

 今回は6月11日の10期生ゼミの模擬授業での学びを記事にしていきたいと思います。

 私は小学校5年生社会科「くらしを支える食糧生産」の単元を選び、模擬授業をしました。私がこの模擬授業を通して学んだことを3点書きたいと思います。

 まず1つ目は教材研究の大切さです。模擬授業案を作るうえで、教科書の資料の活用方法や、気づいて欲しいポイントを引き出すための問いかけをたくさん考えました。グラフや資料から児童が疑問に思うであろう点を見つけ、問いかけることで、授業の内容がより深いものになることを学びました。教材研究をたくさんし、児童にどのような声かけをするか考えておくことで、安心して授業ができると感じました。

 2つ目は導入を軽くすることです。導入は子どもたちと教材とをつなぐ大切な部分です。そのため、どの児童も参加しやすいものにする必要があります。今回の模擬授業では、お米の収穫量ランキングを作成し、誰でも参加できるもので、児童の興味を引くものから始めるということが大切であると学びました。

 3つ目は、児童が、教師の求めている回答をしたとしても、すぐに納得しないことです。今回の模擬授業では、児童役が求めている回答をしたときに、私はすぐに「そうそう!よく気がついたね!」などと反応してしまう場面がありました。そのような状況では「へぇ〜そうなの?」と他の子にも聞くなど、教師がすぐに納得して正解としてしまうのではなく、みんなが理解できているかを確認し、共有する必要があると学びました。

 これまでに学校の課題で授業案を考えることはあっても、授業案作成から模擬授業まで行うことは初めての経験でした。準備をするにあたって、一つの授業を作るために学校の先生方が、多くの時間を使って教材研究や授業の進め方を考えていらっしゃることを思うと、改めて先生方はすごいと感じました。今後も他のゼミ生の授業からたくさんのことを学び、教育実習に臨みたいです。(池田)

2024年6月11日仕事日記

 6時20分ごろ家を出て、高速を使って大学へ向かう。7時少し過ぎに研究室着。快適。

 9時から40分間ほど、EDUCOM動画制作にあたってオンライン会議。改めての確認。方向性がはっきりしたことで、僕の気持ちはすっきり。

 9期生ゼミへ。ある教師の生き様を扱った映像を見て、教育観の交流。11時30分ごろ終了。

 13時10分から教師論2コマ。今日は、鈴木恵子先生と宇野弘恵先生の映像と原稿をもとに、自立する子どもを育てる教師の在り方について話し合い。提示資料のよさを学生の発言から実証できた授業。

 16時30分から10期生ゼミ。池田さんは、小学校5年生社会科授業模擬授業。社会科授業の基本をしっかり踏まえた授業で、社会科授業はどうあるべきかがよくわかる良い模擬授業をしてくれた。岡田君は用意したはずのプレゼンが消えていて、本人は慌てふためく。別日にリベンジするように指示をして、事前に提出された指導案をもとに全体指導。オリジナル算数問題が導入であったことを踏まえて、検討に検討を重ねられた教科書問題を自分で変えたのは、100年早い!と注意。プロ教師も教科書の扱い方を勘違いしている場合があって、その影響かもしれないと思って、落ち着いて(笑)丁寧に指導。

 たまたま会った10期生河上君と松野さんと大切な雑談。大学を出る。例によって、PCを立ち上げて返答する体力なし(泣)。
 

2024年6月10日仕事日記

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 今日から名神高速道路は通常通行できる。家を出て45分間で研究室到着。

 9時から第9回「教育課程論」授業。今回と次回で「令和の日本型教育」の深掘り。まずは定番の発問「日本型の意味は?」から入り、GIGAスクール構想の基本概念まで展開。ゼミ生から嬉しい感想をもらう。「今日もとても面白い授業を受けさせてもらいました!先生の授業は時間が一瞬ですぎていきます!」。

 10時30分から11時まで、10期生池田さん、岡田君の明日の指導案検討。ともに導入について助言。明日までの検討を祈る。大学を出る。

 11時58分、岐阜羽島駅乗車、新大阪、南千里駅下車へ。お迎えをいただき、新施設となった吹田市立教育センターへ。依頼は5年次研修(メンタリング理論)講師。事前打ち合わせを踏まえて、演題は「専門性・協働性・主体性を振り返ろう メンター力も高めよう」。昨年度の内容よりかなり増強!いわゆる新ネタ(笑)。皆さんの反応がよく、最後は自分がどのように高めてきたかも披露。久しぶりに「振気会」「たくみの会」などを紹介。

 僕の前に20分間のガイダンスが指導主事からなされた。その内容は秀逸。とりわけメンタリングシートの内容が素晴らしい。メンターがメンティへの対応を記録・振り返りながら、自分を高めていくシステム。年度末が楽しみ。

 終了後、駅まで見送っていただき、南千里、新大阪、岐阜羽島から車で帰宅。昨日の遺品整理の疲れを感じながらも充実の1日。

2024年6月9日仕事日記

 終日、弟と父母の遺品整理。弟のおかげでかなりすっきりできた。僕は体力不足で横になりがち。

 13日訪問の味岡小学校、14日訪問の黒笹小学校のプレゼンを完成させて送付。

2024年6月8日仕事日記

 今日は「教師論」の振り返り読み。1コマのみ完了。「科学的に課題解決する」ことを二つの授業を通して考えたことがよくわかる記述多し。

 今月27日の金沢市中堅教諭研修(ICT教育の推進)のプレゼンがほぼ完成。明日、見直して送信予定。

 10時少し前に到着した弟と父母の遺品整理を終日。何十袋というゴミ袋。その処理も大変だが、まずは初日の目標達成。弟泊。明日も遺品整理。

2024年6月7日仕事日記

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 8時50分ごろに家を出て、地元駅から犬山、岐阜からしらさぎ号で敦賀へ、そこから北陸新幹線で金沢駅へ。タクシーで金沢市教育プラザ富樫へ向かう。

 機器準備完了後、所長補佐としばし懇談。14時から10分休憩を挟んで16時30分まで講演。演題は「GIGAスクール構想の原点から考える−副校長・教頭の在り方−」。

 「教職員にこのようなことを考えてもらうといい。このように伝えるといい」といったことをベースに動画も見せながら、たっぷり語る。後半20分間は、自分の教頭時代の学校経営において心したことを伝える。終了後、担当者から「研修終了後に受講された教頭先生方が笑顔で帰路に向かう様子が印象的でした」と言葉をいただき、自分が願ったとおりで、嬉しい限り。

 会場からタクシーで金沢駅へ。寿司屋で夕食。17時55分発新幹線で敦賀へ、待ち時間が35分もあって(泣)、しらさぎ号で米原へ、新幹線で名古屋、大曾根、地元駅へ。21時35分ごろ帰宅。

 研究室HP記事は、松野さんによる自身の模擬授業振り返り。ゼミでの学びをよさを実感しているのが嬉しい。

 術後からほぼ3カ月。胸の痛みはほとんど感じなくなった日。順調に回復している感じ。

6月4日10期生ゼミでの学び(松野)

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 こんにちは!10期生の松野です。今回は6月4日に行われたゼミの模擬授業での学びを記事に書かせていただきます。

 今回から模擬授業が始まりました。私は模擬授業を通して、教材研究の大切さや授業のつくり方、板書の仕方など、多くのことを学ばせていただきました。今回学んだことを二つに分けて書かせていただきます。

 まずは私自身の模擬授業での学びと振り返りについてです。
 
 私は小学4年生の道徳「えがおの花大作戦」の模擬授業をさせていただきました。最初でとても緊張しながらも前回までに学んだ価値付けをすることや発言から子ども同士をつなぐことなど、すべてではありませんが少しずつ取り入れることができたと思います。

 しかし、玉置先生や10期生の仲間から多くのご指導や助言もいただき、新たに多くのことを学ぶことができました。

 特に教材研究の大切さや授業づくりです。導入は誰もが発言できるような発問で意図的に当てるのではなく、短くリズミカルに発言してもらうこと、子どもの発言は全部ではなく、キーワードだけを板書し、板書に時間をかけすぎないことが大切だと学びました。

 また道徳は最初に登場人物を必ず聞き、最後は「自分事にする」ことが大切であり、自分の道徳観だけでなく、いろいろな道徳観があることを理解してもらうために他に取り得る行動を考えたり、自分ならやらないという行動を選んだりと発問を工夫することの大切さを学びました。

 次に道下さんの模擬授業からの学びについてです。子どもが簡単に答えられる発問から始めることで内容に入りやすくなることや、机間指導の際に子どもの話し合いに参加することで価値付けや意図的指名につなげることができると学ぶことができました。

 このように、模擬授業を通して教材研究や発問を工夫することの大切さなど、仲間からも多くのことを学ぶことができました。今回までに学んだことを吸収しつつ、今後も仲間と高め合っていき、教育実習等に生かしていきたいと思います。(松野)

2024年6月6日仕事日記

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 安城市立今池小学校長と電話でやりとり。研究発表会後も順調とのこと。関わらせていただいた喜びを再び感じる。岐阜市立長良東小学校HPを見る。修学旅行時のリアルタイム発信あり。きっと凄いアクセス数だと予想してメールで打診。1日で6500オーバーとのこと。やはり!

 開店と同時に金融機関に入って、父親相続関係書類取得。

 9時30分ごろ家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。10時ごろ着。教育長さんらと懇談。学校訪問日であるので尾張教育事務所や春日井市教委から指導主事さんらも同席。最近の学校訪問での気づきを情報提供。リーディングDX校なので、今日も北海道から九州までの先生方が参観。

 3限、4限、5限の授業参観。この学校では、情報端末活用は当たり前の風景で、動画撮影ポイントからは外している(笑)。学び合っているか、ギラギラ感があるかという視点で参観。授業が終わっても追究している姿、自らの時間を有効に使って学びを深化させている姿など、ぜひとも皆さんで共有したい場面あり。

 撮影した動画を入れ込んでのプレゼン完成。与えられた30分間で、「藤山台中学校から学ぶ」と題して、藤山台中学校の先生方や、参観者へ子どもたちの動画をもとに、教育活動の価値づけと今後のための視点を話す。原点に戻ろうと有田和正先生の授業づくりを紹介。ギラギラ感を増すには、やはり、子どものはてな!が重要と判断。

 かかりつけの医院に行き、診察後、処方箋をもらう。薬局に行き、薬を出してもらい帰宅。

 今日の動画整理。いくつかの問い合わせへの対応。原稿書き。明日の金沢市でのプレゼンを修正。おかげさまで今日も充実の1日。

 研究室HP記事は、10期生ゼミでの模擬授業の振り返り第1弾。道下さんが発信。「ゼミで学んできた意図的指名や机間指導、子どもどうしをつなぐことが自然に実践できたことです。日々ノートに書いて重要であると学びを深めていたことは実践の機会でも発揮できることを実感しました」の記述が指導者としてとりわけ嬉しい。

2024年6月5日仕事日記

 6時20分ごろ家を出る。今日も名神集中工事のため一般道で大学へ。7時35分ごろ研究室着。

 9時から看護学部「生徒指導論」。院内学級のドキュメントを視聴。子どもと寄り添うことを話し合う。映像を見ながら、僕はいつものことだが涙。

 10時40分から9期生ゼミ。生徒指導提要から「発達支持的生徒指導」についての深掘り。ロールプレイも入れて、実際の場面を想定しての概念理解を進める。

 13時から、第3回教職教育センター運営委員会に出席。いくつかの意見を述べる。14時過ぎから、入学者選抜委員会にオンライン参加。

 14時50分から、小学校教育実習事前打ち合わせ。僕の小学校教育実習担当校の学生4名と打ち合わせ。Googleチャットを活用してやり取りをすることも確認。

 16時、愛知県ICT活用指導主事来研。養成研修の打ち合わせ。昨年の僕の講演を大いに価値づけしていただく。今年度はさらに情報を加えて、指導主事を励ますことも踏まえて話すことを約束。その後、愛知県内のリーディングDX校で情報交流会をすることを提案。さっそく検討するとのこと。

 安城市立今池小学校と瀬部小学校へ連絡。良い情報をたくさん得る。大学を出る。今日は一般道も大渋滞。自転車に乗ってきた少年が、この先にトラックが動かなくなっていますよ、と知らせてくれた。一旦江南に向かい、迂回して1時間40分ほどかかって帰宅。 

※ 6月4日仕事日記もアップしました。

2024年6月4日仕事日記

 6時20分ごろ家を出て、一般道を使って大学へ。7時40分ごろ研究室着。

 9時30分からオンライン「授業と学び研究所」会議。2案件審議。二つともいつも以上に重要。所長として今後につなぐための手立てを考える。11時40分ごろ終了。

 13時10分から3・4限「教師論」。今回は理科教育を深める。「課題を科学的に解決する」をキーワードに野木森広先生、小笠原豊先生の授業動画を見て話し合う。映像が良いので、話し合いの質も高い。

 16時30分から10期生ゼミ。今日から模擬授業。松野さんと道下さんが授業。事前に協議したことが効果があったことを実証してくれた、二人とも良い授業。10分ほどずつ指導助言。もちろん、そのレベルも高いと自負。気持ちよく大学を出る。

 帰宅して、昨日が締め切りだった週刊「教育資料」原稿を精読して、編集部へ送信。ご心配をかけてしまった。
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2024年6月3日仕事日記

 まだ名神集中工事中。一般道を1時間余かかって大学へ。7時15分ごろ研究室着。

 9時から第8回「教育課程論」。今回は「対話的な学び」がテーマ。動画視聴後、対話の深掘り。「振り返り」を読むと、期待以上に深く考えている学生が多い。今回の授業展開の良さが表れたと分析。

 明日の10期生ゼミでの模擬授業に備えて、道下さん、松野さんから助言依頼あり。共に道徳授業指導案を持参。題材を読み、ヒアリングしながら、これまでゼミで輪読してきた佐藤暁先生の書籍内容も振り返ってもらい、僕自身は授業づくりの楽しさを感じながらアドバイス。

 13時15分からEDUCOM日比野さんと鈴木さんとオンライン会議。C4thを活用した働き方改革についての情報を得る。

 5限の第3回「子ども理解活動」でレポート例を示すために必死に作業。なんとか間に合う。林先生がさっそくそれを基にプレゼンを作っていただけた。感謝。

 16時30分から、第3回「子ども理解活動」の全体会。計画表や大学からの依頼書を紹介。さらにレポート作成の留意点を説明。45分間で終えて、個別相談会開催。ようやくというか、とうとう(笑)というか、この段階まで到達できた!あとは各学生の積極的な取組に期待するばかり。発案から2年余経過。一人感慨にふける(笑)。

 18時に一宮市立瀬部小学校のK先生来研。先日の講師料を持参していただけた。「心の天気」や「学びの天気」の実際の状況をお聞きする。学ぶことが多い。

 大学を出て、一般道で1時間余かかって帰宅。夕食後、一旦横になり、目覚めて締め切りが来ている原稿書き。ほぼできたところで就寝。

5月28日 10期生ゼミでの学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は第8回ゼミでの学びについて記事にしていきます。

 私は今回、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」という本の中にある、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というテーマについて授業形式でプレゼン発表を行いました。自分はこの発表を通して、多くのことを学び、大きく成長することができました。

 自分は第5回にも同じタイトルで発表しました。そのときは、本に書いてあることをそのまま要約し、説明口調で発表を行っており、とても授業と呼べるものではありませんでした。そこで玉置先生からご指導をして頂き、自分の至らなかった点や足りていない点、身につけるべきものが明確になりました。第8回ゼミの前日には玉置先生にマンツーマンで指導をして頂き、授業をする際の技術やコツを教授して頂きました。

 そして再発表をした今回は、自分自身、前回とは大きく変わることが出来たと振り返っています。特に、前回は説明口調になっていたものを語りかけるように話したり、問いかけたりすることができました。その際には意図的指名であったり、ペア活動や一往復半の問いかけなど、様々な授業技術を取り入れることが出来ました。

 その結果、玉置先生をはじめ、ゲストで参加して頂いた長瀬先生からも良い評価をして頂くことができました。最初の発表では、出来ていない点ばかりでしたが、その時のご指導のおかげで大きく成長することが出来たし、自分に自信を持つことができました。これからも今回の失敗と反省を糧にして、ゼミや夏からの教育実習に活かしていきたいです。

 内容については、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というタイトルで発表を行いました。これはコミュニケーションの際に、自分は言葉を届け、相手の言葉は受け取るようにするというものです。教師としては、学校生活や授業中の子どもに対する言葉が特に大切で、子どもの姿によっては言葉は届かないということがポイントでした。今まで授業中の呼びかけなどは内容が重要だと考えていましたが、どんなにいい内容でもその言葉は届かないことがあるという考え方を見て、間違いないなという風に感じました。

 また、子どもたちの間での日常的な何気ない言葉のやり取りで傷つくことがあるということも書いてありました。しかし、自分は子どもに悪気はなく、責めることが出来ないのではないかなと考えました。それは子どもは思ったことをそのまま口に出しているだけで、考えればもっと優しい言葉が出るからと考えたからです。そのため、授業中においては時間を作ってから発表させる、日常においては「相手を傷つけないような言葉遣い」を心がけさせるなどすることで、そのようなこともなくなるのではないかなと考えました。

 今回の発表では、佐藤先生の本の内容はもちろん、授業技術についても大きく学び、成長することができ、とても価値のある時間でした。これから模擬授業が始まります。今回学んだことを存分に活かし、また足りなかった点は改善して、更にいい授業をしていけるように努力していきます!(尾崎)

2024年6月2日仕事日記

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 6月17日鳥取県教育センター依頼のオンライン講演プレゼン作成。依頼内容は、「マネジメントの理論を学び、所属する組織の目標達成に必要な考え方や手法を学ぶ」。僕にとっては新作。さて、どうしたものかと以前から考えていたが、閃きがあって、一気に作成。これなら大いに学んでいただけると思える内容となった。さっそくデータ送信。

 9時30分ごろ家を出て、高速は渋滞なので一般道で大学へ向かう。今日は、第7回目となる本学教育フォーラム。メインゲストは学習指導要領改訂に二度関わられた合田哲雄さん(文化庁次長)。僕はいつものようにシンポジウム進行役。

 4回目となるYouTube同時配信。ここをクリックしていただく。と、合田さんの講演「学習指導要領 ー「読み方」・「活かし方」から「議論の仕方」・「創り方」へー」やシンポジウムがご覧いただけるようになっている。2時間30分あるので、一気に観るのは大変だが、細切れでも見る価値は十分にある。ぜひどうぞ。

 今回、合田さんとフランクに話せたことが、僕にとっては一番の収穫。どのようなことをお聞きしても、すぐさま、明確に答えていただき、あらためて合田さんの凄さを間近で体感。

 帰宅。やはりヘトヘト(笑)。振り返ってみると、もっと現場と結び付ける展開ができたとも思いながら、あれで精一杯だとも(笑)。オンライン視聴された方から嬉しい感想が届き、ほっとできた夜。やらなければならないことには手つかず(泣)。

2024年6月1日仕事日記

 6月10日の吹田市5年次研修のプレゼンづくりから開始。ほぼできたので、担当にデータ送信。本日会うゼミ生へのインタビューをこのプレゼンに入れると良いと思い付き、さっそく依頼連絡。

 10時に歯科医へ。悪化していた歯茎はかなり治ってきているとのこと。自宅へ戻らず、名古屋駅へ向かう。

 11時30分、本学「出張オープンキャンパスin名古屋」の会場着。「JP TOWER NAGOYA Hall&Conference」という素晴らしい会場。

 コーディネータの今枝さんと、かつてのゼミ生である松井さん、山中さん、下野さんと僕とで、「卒業生(現職教員)と教員とのシンポジウム」の簡単な進行打ち合わせ。

 12時35分から13時25分まで50分間のシンポジウム。卒業生が我がゼミ卒ばかりなので、話が玉置ゼミでの学び紹介になりがち。僕は大学全体の在り様を伝えながら、本学の魅力を紹介したつもり。終了後、数人の方に感想をお聞きしたが、「とても良かったです」といった言葉をいただき、ホッとする。

 かつてのゼミ生と僕とで、ホテル最上階で楽しいお茶会を開催。話しているうちに、今後の目標も生まれる。もう少し頑張ろうという気持ちに(笑)。記念写真を以下に紹介。

 帰宅。少し横になって鋭気を養う。18時、5年ぶりに開催される小牧附属会(かつて愛教大附属名古屋小・中勤務者で作る会)に出かける。音楽科のAさんと長く意見交流。ここでも元気が出る話をたくさんもらい、さらに新たな目標ができる(笑)。おかげさまで、今日も充実した日。
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6月1日出張オープンキャンパスin名古屋 登壇メンバー

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 6月1日、本学の「出張オープンキャンパスin名古屋」が開催されました。会場は、名古屋駅の「JP TOWER NAGOYA Hall&Conference」という素晴らしい会場です。
 
 プラグラムの一つ「卒業生(現職教員)と教員とのシンポジウム」で登壇した玉置ゼミメンバーとの記念写真です。

2024年5月31日仕事日記

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 各所からのメール問い合わせへの対応や関係部署へ連絡。一気に10件ほど。かなりの時間をかけて丁寧に。

 10時から宮城県20年経験者研修会(小学校・中学校)のオンライン講演。演題は「組織を活性化するコミュニケーションの在り方」。前回の高等学校・特別支援学校対象講演で、宮城県総合教育センターも様々なノウハウを得られたようで、今回は2時間を通して、とてもスムーズに進行できた。参加者とのやり取りも予定通りできて、自分としては合格点をいただける講演ができたと思っている。

 岐阜市教育研究所へ向かう。会場近くで昼食。13時40分ごろ到着。機器準備。

 14時10分から16時まで、岐阜市中堅教諭等資質向上研修(12年目教諭対象)で講演。演題は「ミドルリーダー力を高める」。一つの市で、70名を超える参加者で中堅層の厚さを改めて感じる。ペアでの話し合いは止めるのも気が引けるほどの盛り上がり。今回は、これからの日本をとらえて今後の教育への変化を考えることから開始。新展開への手応えを感じることができて、いつものペースで一気に展開。

 研究所を出て、途中で夕食をとって帰宅。午前・午後の講演で、いつも以上の疲れ。まずは横になる。5時間ほど記憶なし。目覚めて、少しだけ仕事をして、再び横になる。

 研究室HP記事は、5月21日10期生ゼミの記録。齋木さんが発信。自分の弱点を自覚して、さらに伸びようとしている記事は気持ちよい

5月21日10期生ゼミでの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木明日香です。今回は先日行われた7回目のゼミでの気づきを記事にして書かせていただきます。

 まず、最初に私と森山さんで「授業の構造を考える」という内容を発表しました。

 前半は森山さんの発表で、板書を用いて進めていたので、このような授業が理想だと勉強になりました。また、森山さんの発表では、授業の配置・学習課題の子どもの動かし方・授業中の間というこの3つのポイントを学びました。森山さんの説明は、算数の授業を持ってくるなどより具体的に発表していて、すごく分かりやすかったです。ここから、説明をするときは、教科書に書かれたものをそのまま話しても児童たちには伝わらないので具体的にするのが重要であるということが分かりました。

 次に私からは班活動・協同学習・反復について学習させていただきました。三つの点について、学んで、何が一番教師に求められているのかを知ることができました。そして、発表を実際に、やってみて、森山さんみたいに具体的にはできなかったことが反省点です。また、私は、語彙力が足りないため、より分かりやすく伝えられない原因の一つでもあるため、まずは話術を磨かないといけないと思いました。

 次に、河上君と石川さんの発表からは、「よかれと思ってしていることを見直してみる」について学びました。

 このペアの発表では、一人は話を進め、もう一人は、板書を使い、出た意見を書いていくという形で、素晴らしい連携の授業だと感じました。そして、河上君の発問も何を聞かれているか分かりやすく、改めて、発問の仕方を考えることができました。また、「○○してはいけない」というところでの問いが沢山あり、ここを問いにすることで、ゼミ生みんなで、深く学び合い、授業で教師側はよいと思っているが、実は良くないことをよく理解することができました。

 今回のゼミを通して、知識を得たのはもちろんですが、他の子たちの発表を見て、授業づくりの工夫が一つ一つ分かってきました。私は、まだより具体的に説明したり、児童を引き寄せられるような授業はできていません。このままだと、今年にある教育実習・将来での授業が児童たちと、うまくやっていけないと思います。そこで、まずは板書を取り入れるなど今からでもできる授業技術を取り入れたり、なるべく、児童が話す機会が増える授業づくりを今後模擬授業が始まるので今後のゼミで意識して少しづつ改善していこうと思います。(齋木)

2024年5月30日仕事日記

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 まずは今後の講演プレゼンづくりの整理。より質を高めるための資料集め。

 9時に相続関係で、金融機関2か所に出向いて書類提出と相談。支所でも書類取得。

 10時30分から福地先生、林先生とともに、オンラインで、第3回「子ども理解活動」授業に向けての相談。お二人が精力的に資料作り等をしていただけるので、有難い。何を相談しても明確な考えを示していただけるので、仕事が早くに進む。深謝。

 11時過ぎに家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校近くで昼食と時間調整。

 12時50分ごろ学校着。校長先生と懇談。自分でも驚きだが、指導助言5年目となるとのこと。こんなに長くご縁をいただけることには感謝しかない。いつも様々なことを学ぶ機会を与えていただいている学校。

 13時20分から5年生算数授業参観。これまでの学級経営の良さを感じる場面多し。今日の助言は、教材研究に限定しようと決める。

 40分間で、撮影動画整理。タイトル付け。(結局、見せる時間がなかったけど💦)

 先生たちの協議を30分間参観。研修最後に「自分化シート」を書き込む指示を見て、これは僕が最近提唱している「概念化活動」(前田康裕先生からの助言)とまさに一致することで、「自分化シート」の方が伝わりやすいなあと思いながら、プレゼンに加える。

 僕の話は、演題は「主体的に学び続ける子どもを育てる めあて・振り返り・対話的で深い学び」だが、内容は「教科書をもっと活用しよう」という主張。今日の授業ほか二つの事例で教科書活用のよさを提案。皆さんの頷き具合に元気が出る。研究主任からの二つの質問に、他校の事例を示しながら助言。

 学校を出る。夕食を途中でとって帰宅。やらなければならない事柄を列挙して、力尽きる(笑)。

 研究室HP記事は、先週の10期生ゼミの記録を石川さんが発信。記録の仕方も上達してきている
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