2024年6月24日仕事日記

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 早朝から家のことをこなして、6時30分ごろに家を出て大学へ。7時15分ごろ研究室着。

 9時から第11回教育課程論。今日は藤原和博さんの「正解主義(情報処理力)」から「情報編集力」の主張をとらえた上で、よのなか科「ハンバーガー屋の店長になろう」の体験的学び。考える過程の重要性を体感することに重点を置く。

 依頼を受けて面接指導。ゼミ生の荒木さん、由原さんら。自分が教師という職業をどうとらえているかをもっと語るように助言。

 大学を出て、愛西市立佐織中学校へ向かう。学校付近に来たので昼食。しばし休憩。

 13時ごろ、佐織中学校着。校長先生らと懇談。今回の僕の役割確認。

 1年生英語授業参観。チャットのフル活用。子ども同士のつながり、教師との関係もとてもよく、だからこそチャットが生きる授業。いわゆる心理的安全性が高いからこそできるチャット活用。全体の場では、この先生が4月からどのようなことを心がけて教科運営をしてきたかをクローズアップすることに決める。

 動画整理。皆さんの協議会を見ながら、プレゼン最終調整。40分間の時間をいただいたので、演題「自ら学習を調整し、自ら学びを決定して、主体的に学びを深める生徒の育成 「個別最適な学び」と「協働的な学び」を充実させた教科指導の実現に向けて」と題して話す。後半15分間は授業者と僕とのやりとり。授業場面を見せながら、このときの指導言の背景を聞くと、やはり!思いをしっかり持っているからこそ、このような言葉が出てくるのだと納得。

 昼食時に取れてしまった差し歯の診察に歯科医へ。う〜む。またしばらく通うことになりそう(泣)。

 帰宅。岡山市から依頼のオンライン「ICTを活用した算数・数学授業づくり講座」のプレゼンを完成させて、データ送信。

 研究室HP記事は、6月16日の第2回教師力アップセミナー(土居正博先生)での学び。第1号は、石川さん、斎木さん、古川君。学びが多いので長文になるのはしかたがない

6月16日 第2回教師力アップセミナー(土居正博先生)からの学び(石川・斉木・古川)

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 こんにちは、10期生の石川です。今回は、6月16日(日)に行われた第2回教師力upセミナー・土居先生の講演についての記事を書かせていただきます。

 私は国語を専門教科として学ばせて頂いているので、国語科である土居先生の講演をお聞きできるのをとても楽しみにしていました!

 土居先生が目指す国語教育は、
【子どもが育つ!子どもがやる気を持ってイキイキする授業!クラスづくりにも繋がる!】
だと仰っていました。

・「できない」を「できる」に変える。
・「できる」から「よりできる」に変える。
・児童の思考で学びを広げ深める。
 このことを大切にして、子ども達が達成感を味わえるようにすることが大切なんだと土居先生は強調されました。

○ 書く力をつけさせることで、達成感を感じさせる。
 書くということは、自分の思考や考えが可視化できます。ですから、自分の成長を実感しやすいです。児童が自分の目で自分の達成度を図ることが出来る手段が「書く」。そして、書くことは国語能力だけでなく、学習全体の基盤となることでもあるので、書く機会を子どもに与えられる指導は大切だと思いました。

 また、「書く」ということは、何かしらの考えを自分事に落とす作業が含まれます。学習において、「授業の内容・教科書の内容を自分事に落とし込む」ということがとても大切です。その作業ができる「書く」ということは学びをさらに深めることにも効果的だと気付かされました。

 私は、土居先生の活動報告の中で、小学生低学年がこんなにも自分の意見を書けるのか!!!と驚かされました。それは先生の日頃の指導の賜物であると思います。教師の指導方法・アプローチ方法で子どもをこんなにも成長させられるのだなと、教師の指導力の大切さに改めて気付かされました。

○ コミュニケーションの素地を育てるためのペアトーク
 「ペアの人と10秒間見つめ合いましょう」土居先生からこんな指示が出ました。この活動は、人の目を見て対話をする事の大切さを学ばせる為の活動でした。この活動が始まると、一気に会場の場が和みました。このようなとっかかりで、対話のスキル・コミュニケーションのスキルを学ばせることも出来るのだ。と子供が楽しく学ぶ為のユーモア溢れるアプローチ方法の引き出しがまた一つ増えました。この活動から分かるように、土居先生は常に子供が楽しく学ぶ為にはどのような指導が良いのか。を考え抜かれているのがよく伝わり、教育の一番大切な考え方を教えてもらえたように思います。

 土居先生が目指されている
【子どもが育つ!子どもがやる気を持ってイキイキする授業!クラスづくりにも繋がる!】
という国語教育からも分かるように、国語の授業で学力を単につけるだけではなく、授業を通して、子どもを心から理解して、子どもとの心の関係性を築き、クラスづくりにも繋げたい。という想いがとても素敵だと感じたし、土居先生の温かさを身をもって感じることが出来ました。私も教員になったら、授業を通して、学力だけでなく、人として生きていくために大切な力を学ばせることができる教員になりたいと強く思いました。

 土居先生による模擬授業も受けさせていただくことができ、かなり具体的なイメージを掴ませて頂けました。「私もこのような授業を展開してみたい!」と何だかワクワクした気分になりました。今回の学びを通してまた一つ教員という仕事の魅力を伝えてもらえたように思います。素敵な講演・愛のある講演をありがとうございました。(石川)


 こんにちは!10期生の齋木です。今回は、6月17日(日)に行われた、第2回教師力UPセミナーでの、土居正博先生による講演での学びについて記事として書かせていただきます。

 土居先生のお話からは、国語授業づくりで大切にしていることについて学びました。特に学べた3つの点について順に述べていきます。

 1点目は、国語科では、算数の『できない』→『できる』ではなく、『できる』→『よりよくできる』であることが分かりました。例えば、読むことの場合、何回も音読の練習をすることで、よりうまく読めるようになるなどです。私は今まで、国語で、子どもたちの成長を読み取ることは、難しいと感じていましたが、『できる』→『よりよくできる』ということを知って、新たな見方を知ることができました。また、達成感が重要であることが分かりました。

 2点目は、コミュニケーションの素地を育てるためのペア活動についてです。土居先生は、まずは、目を合わせることが大事とおっしゃっていました。私自身も人と目を合わせることが苦手なので、非常に大切なことだと感じました。

 次に、会話を続けるためにもテーマを与えることが大事だとおっしゃっていました。そして、うまくペア活動をできた子たちはほめ、他の子も真似するようにさせることが大事だと分かりました。今までのゼミで「何度も子どもを褒めて、他の子もほめてもらえるようにまねる」ということを聞いてきたので、改めて、子どもを褒めることの大切さを理解することが出来ました。

 3点目は、いい発問・課題についてです。このことについて土居先生は4点挙げて頂きました。
・国語の授業は発言を引き出すのが難しい。
・「指導事項」をそのままぶつける問い
・子どもは分かっていないわけではない
・発問の工夫(WHYやHOW→WHICHに)←自然と子どもが語り出すように
 これら4点を聞いて国語の授業のポイントを理解し、なんとなくイメージすることが出来ました。また、「正論をぶつけられると子どもたちは困ってしまう」と仰っていたので
子どもたちがより発言をしやすいような発問を考えていくことが大事だと思いました。

 最後に、土居先生の講演を聞いて、より国語科の授業のイメージを持つことが出来ました。今後の、ゼミでの模擬授業・教育実習に向けて、特に発問に意識して、様々な意見が子どもから出てくるような授業を目指してやって行こうと思います。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。(斎木)


 こんにちは!9期生の古川です。今回は令和6年度第2回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。

 今回の講師は「漢字指導法」「国語教育の『常識』を疑え!」など、多数の書籍を出版されている土居正博先生でした!

 土居先生は「国語づくりで大切にしていること-楽しくて力がつく国語授業づくり-」というテーマで講演していただきました。今回のセミナーでの学びを紹介していきます。

◯ 国語教科は達成感が元々得にくい教科
 子どもが育つ・子どもに力がつくには達成感をもたらせる必要があります。通常、他の教科は「できない→できる」に変えると達成感を得ることができます。しかし、国語は「できる」ことが多いため「できる→よりよくできる」を目指す必要があります。達成感を持たせることができると国語の力が身につきます。また他の教科の基礎にもなります。

◯ 書く力がつくと変わる。どうすれば変わるか?
・教師が指導後の「子ども像」を明確に持つ
・適度に負荷をかける
・成長を可視化し、実感させる(特に書くこと)
・指導したことが積み重なるようにする

◯ 子ども達のコミュニケーション素地の育成
[ペアワークのやり方]
1.目を合わせること(10秒)
2.テーマを与える(とにかく話を続けること)
3.沢山出させる
4.2人で1つの案に絞る
 このペアワークで大切になってくるところは「可視化」することと「話し合うということは広がるという認識を持たせる」「再構成」していくことです。このペアワークをすることで話し合うことの大切さを学ぶことができます。方法を教えて、ただやるだけではダメだと痛感しました。

 今回の講演で土居先生からは国語の授業作りだけでなく、他の授業にも通じるものが多くあると感じました。ご講演いただいた土居先生、貴重なお話をありがとうございました。セミナーに参加できるのも玉置先生のお陰です。ありがとうございました。(古川)

2024年6月23日仕事日記

 午前中は、「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ100」のリニューアル版原稿のうち、1年生原稿を整理して編集部へ連絡。ネタ数が110になり、その内容も新作がほとんどなので、新版と言っていいほど。

 午後は、今後の講演内容を踏まえて、いくつかのプレゼンづくりと資料集め。依頼内容がますます多岐になってきていて、勉強するためにお引き受けさせていただいているが、時々襲われる大丈夫か?俺!状態。とはいえ、準備を始めてみると、面白くなってしまう体質。こうだから引き受けてしまう。新作落語に挑戦する気持ち(笑)。

 指導助言をする学校から数学指導案が届く。授業を想像しているうちに、ふと浮かんだアイデア。仲間にさっそく提案。ChatGPTに自分の考えを聞いてみる。賛成してもらってよい気分。

2024年6月22日仕事日記

 今日も参加したいいくつかの会があったが、体調を整えるために、終日、原稿整理やこれからのプレゼンづくりをする。6月28日に伺う長崎県教育庁からの依頼プレゼンがようやく完成。送信完了。

 昨日のお礼メールや問い合わせや調整が必要となった会への変更依頼など。

2024年6月21日仕事日記

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 富山県氷見市内ホテル泊の朝。ゆっくり朝食をとる。迎えの時刻まで、今後のプレゼン2本作成。さっそく送信。

 9時40分に迎えをいただく。元旦の能登半島地震での被災状況を車中から見る。想像以上の状況。ここで暮らしておられた方々を考えると胸が痛む。

 10時頃、氷見市立西の杜学園到着。校長と日程と僕の役割確認。10時30分から、2年生算数と7年生社会の授業参観。動画撮影しながら助言ポイントを記憶。

 11時35分から12時20分まで、校長、教頭、研究主任さんらと懇談。授業づくり方針と現状を聞き、参観した授業感想を踏まえて助言。「方向性の確かさは間違いない」と伝え、その具現化に向けて具体策を伝える。

 美味しい給食をいただき、動画編集をして、2年生と7年生授業研究協議部会でのプレゼンを急いで作成。2年生部会では「わからないと言えることの重要性」を、7年生部会では「生徒が調べたくなる課題設定の必要性」を演題「西の杜学園から学ぶ」として話す。

 15時5分から16時15分まで全体講演。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出す方策 ーICT活用も踏まえてー」。僕の話を何度も聞いていただいている方をはじめ、終了後に「素敵な話でした。感激しました」というメールが届いて知ったが、本学卒業生の参加もあり、嬉しいこと。ペアでの話し合いの盛り上がりや皆さんの頷き具合も多く、気持ちよく講演ができた。ただし、内容をもっと精選すべきだったと猛省。十数枚のプレゼンシートを省かざるを得なかった(泣)。

 すぐに氷見市総合教育センター所長さんに新高岡駅まで送っていただく。17時39分新幹線乗車、敦賀、米原、名古屋と来て、地元駅着は21時34分。なんとかお約束を果たせたことで、ほっとして横になる。

2024年6月20日仕事日記

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 今朝は原稿書きの続きから。7月上旬締め切り原稿の目途がかなりついてきた。

 地元駅9時44分乗車、名古屋、新大阪、伊丹駅へ。迎えをいただいた車で、伊丹市立天王寺川中学校へ着。今日の流れと10月18日の研究発表会の日程確認等。来校された東中学校長から、教育界で話題になっている事柄についての見解を求められる。

 13時40分から授業参観。1年生理科、3年生社会と国語。どの授業もその単元のほぼ最終時間公開。子どもたちがよくつながり、だれもが学びに向かっている姿を随所で見せてくれた。

 3つに分かれての研究協議中にその後の講演プレゼン最終作成。協議会の様子を参観させていただいたが、先生たちが子どもの姿をもとに授業を語り合っている様子が見て取れて、この学校はますます高まってきていると感じることができた。

 演題「つながる大切さとその手立て 自ら進んで学び合い、認め合う生徒を育てるために」と題して、特につながるための手立てを撮影した動画をもとに伝える。さらに子どもたちを高めるための提言をした1時間。10月の研究発表会が楽しみです!とヨイショなし(笑)で伝える。

 伊丹駅から大阪駅へ、サンダーバード号で敦賀駅へ。新幹線で金沢駅から新高岡駅へ。氷見市教育総合センター所長のお迎えをいただき、ホテルまで送っていただく。車中は僕の病気のこと、病院での学び、明日の日程確認など。部屋に入って早めに就寝。

2024年6月19日仕事日記

 6時20分ごろ家を出て大学へ向かう。7時ちょっと過ぎ研究室着。教師論「振り返り」読み。

 9時から看護学部「生徒指導論」。来月にゲストを迎えるので質問づくり。15ほどの質問が完成。さっそくゲストへ送信。

 10時40分から9期生ゼミ。朝から熟考してきた今年度の卒論の最終形についてゼミ生に相談。就職してからの活用度を考えて、これまでと形を変えて仕上げることをゼミ生と同意。最近見た授業での気づきを話しながら、授業づくりの要点について話し合う。

 13時過ぎに10期生間宮さん来研。来週の模擬授業についての相談。これまでのゼミでの話し合いを生かした指導案。導入と主発問について助言。森山さんも同様な用件で来研。やはり助言部分は導入と主発問。学生に指導案作成にあたって指導すべき箇所が回数を重ねて見えてきている。

 教授会、審査教授会出席。福地先生の明解な「子ども理解活動」で、皆さん深く理解していただいたに違いない。今日も思う!よくぞ、ここまで来たと

 帰宅。原稿書きに集中。退院後、夜にPCを立ち上げて仕事をすることはほとんどなくなっていたが、ここのところ、約束を果たすためにも、そんなことは言っておられない。集中力は続かなくなってきているので、時々、横になって継続。

 昨晩は父の日ギフトで長男からの牛肉ですき焼き、今晩は次男からのギフトで鰻丼。美味して、とっても嬉しい。
 

2024年6月18日仕事日記

 本来なら、今日は終日大学業務だが、お心遣いをいただき、今年度は免除をしていただけたので、終日、自宅で。相続関係書類を整えたり、原稿を書いたりの1日。

2024年6月17日仕事日記

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 6時20分ごろ家を出て大学へ向かう。7時10分ごろ研究室着。教師論の振り返り読み。

 9時から10回目となる「教育課程論」。令和の日本型学校教育の2回目。GIGAスクール構想の実現がテーマ。一人一台情報端末活用の実際を動画で見せて、その利点や配慮事項を話し合う。

 依頼を受けて面接指導。なぜ教師になりたいのかの問いについて、あなた自身の教師のとらえを前面に出すように助言。

 11時30分ごろ大学を出る。昼食をとって帰宅。講演プレゼン再チェック。

 14時10分から16時15分まで、鳥取県教育センターから依頼のオンライン・マネジメント力向上研修講義・演習。演題は「マネジメント力向上で広がる視野、高まる意欲」。いわゆる新ネタ。教育センターにとっても初の研修講座とのこと。担当者との事前打ち合わせで、「参加者が楽しんで学校づくりをしたいという気持ちになるとよい」という願いを受けて展開。玉置流学校経営論の事例満載の2時間余。

 例によって疲れ果てて、一旦横になる。目覚めて、次年度教育フォーラムのゲストが決まったことなどの報告メール発信。いくつかの問い合わせ対応。

2024年6月16日仕事日記

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 今朝は連載中の週刊「教育資料」原稿書きから開始。次期教育振興基本計画の記載から取り上げるシリーズの14回目。ほぼできたところで家を出て、大口中学校へ向かう。

 第2回教師力アップセミナーへの参加。今日の講演は土居正博先生。土居先生が国語授業を創る際に心がけておられることや、発問や課題を作る要点、コミュニケーションを活性化するための手立てなど、実にわかりやすく話をされた。参加者の満足度はかなり高いはず。

 最近、この教師力アップセミナーで嬉しいことは、かつてのゼミ生が運営側として参加してくれる率が高くなってきていること。久しぶりに会えるのはもちろん嬉しいが、セミナーゲストとのやりとりや運営などに関わってくれていることが格別嬉しい。20数年前にセミナーを始めたときにこのようなことが起こるとは、まったく予想もできなかったこと。大学人になったことのよさも改めて感じるこのセミナー。

 帰宅。父母の遺品整理で業者の訪問を受けて交渉。チラシと実際の差はあるとは思っていたが、予想以上(泣)。

 横になって元気を回復して原稿書きを少々。研究室HPには、土居先生とゼミ生の写真アップ。

2024年6月15日仕事日記

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 7月5日の熊本教育庁教育事務所長・指導課長会議でのオンライン講演プレゼン作成。昨年度に続いての依頼で、今年度は「子ども主語の授業に変容させる助言の在り方」。いわゆる新ネタ。これなら興味を持っていただき、お役に立てると思える内容となったので完成させて、担当へデータ送信。

 9時30分から、本年度第1回「モーニング情報交流会」(主催 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」)。提案は加賀市教育長の島谷千春さん。加賀市の学校教育ビジョンに基づき、動画やプレゼンで熱く語っていただく。それを受けて、40名近い皆さんでブレイクアウトルームで話し合い。今回もおかげさまで良い会になった。

 11時30分ごろ家を出て、なごのキャンパスに向かう。近くのラーメン屋で特製ラーメンを食す。多くの人が並ぶことがよくわかる美味。

 13時30分から16時30分まで、本年度2回目の「ネタ交流会」。僕を含めて5名のメンバーから提案を受けて協議。僕は「教科書活用のよさ」情報を提供。メンバーの提案を受けて「振り返り」のよさを伝えたり、自分が考える「教室文化」について動画も含めて提案したりなどの3時間。

 帰宅。1日に2件のイベント(笑)をすると、やらなければならないことがあっても気力起きず(泣)。

2024年6月14日仕事日記

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 昨日の動画にタイトルを付けて整理する作業から開始。改めて見ると、気づかなかったことも多く、ワクワクしながらの作業。

 9時から新スクールwebアシストの内容について、EDUCOMからレクチャーを受ける。ユーザー目線でのたくさんの改良がされている模様。8月24日が新システム移行日。それまでに水面下で、サイトを整える作業を重ねたい。

 6月24日訪問の愛西市立佐織中学校から送られてきた本年度の研究方針をもとにプレゼン作成。昨年度にかなり研究が進んだことが感じられる方針。

 11時ごろ家を出て、みよし市立黒笹小学校へ向かう。本年度2回目。学校付近まで来たので、喫茶店で昼食。休憩も兼ねてゆっくり。13時ごろ学校着。

 校長先生らに最近の学校訪問で得た知見を伝える。他校の優れた実践は必ず役立つはず。13時35分から4年生算数授業。「垂直・平行と四角形」の単元。導入ゲームで、この1時間で活用するための知識や見方を自然に発揮させて、主課題へ。グループでの話し合いを聞いていると、様々な視点で意見交流をしていることに驚き。この広がった視点をどう収束させていくのか、興味を持って参観。安定した学級経営のもとで実現できた授業。

 指導助言のために動画整理。プレゼンも加えながら、皆さんの協議を参観。僕は冒頭で、「概念化(自分化)シート記入」をお願いして、研究テーマ「 児童の思考を促す主体的・対話的で深い学びをもとめて〜「たい!」を生み出す学習を目指して〜」に基づいて話す。後半は撮影した動画をもとに授業展開について助言。

 終了後、校長室で授業者や研究主任も同席しての30分間ほど懇談。今後の方向性について意見交流。

 帰宅。さっそく今日の動画整理。今日も新たな気づき多し。21時から22時まで、指導と評価オンラインゼミに参加。アドバイザーという立場だが、参加の皆さんと同じ立ち位置で学ぶ。今日も難題で、深く考える。

2024年6月13日仕事日記

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 今日は終日、小牧市立味岡小学校での指導助言日。校内授業研究会に関わって8年目になるとのこと。感謝しかない。

 1限と2限で、2年生、4年生の授業参観。3限2年生活科特設授業、4限4年社会科特設授業、5限6年算数科特設授業をカメラを持って参観。例年のように、子どもたちが学び合っている(教師がうまく学び合わせている)授業が多い。1年生からの積み上げが生きていると言ってもいい。授業を見るのは疲れるが、良い授業が続くとその疲れは半分ほど(笑)。

 動画を整理して、15時35分から16時40分まで僕の講演。演題は「学び合って伸びる味岡の子 聴き合い、主体的に学びを深める授業を目指して」。冒頭は最近お願いしている概念化(自分化)シートの作成依頼から。主題の意義を話し合ってもらい、多くの授業づくりのヒントを提示。撮影した動画をもとに、コメントを加えたり、授業者とやりとりしながらその価値づけ。

 帰宅。17時30分からEDUCOM社長さんらとオンライン会議。授業と学び研究所の見解を伝えて、判断をしていただきたいと提言。50分間ほどの実に濃厚な会議。

 動画整理。味岡小学校参観日は、保存しておきたい動画が多い。整理が大変だが、心地よい作業。

2024年6月12日仕事日記

 6時20分ごろ家を出る。7時少し過ぎに研究室着。「教師論」の振り返りチェック。どの学生もしっかりとした振り返りばかりで、読むだけでも時間がかかるが、喜ぶべきことと自分を説得(笑)。

 9時過ぎに、知立市でICT活用推進されておられる方から電話あり。状況を聞き、情報提供。

 10時40分から教採第1次前最後の9期生ゼミ。宇野弘恵さんの子どもへの対応についての意見交流。次に「教室の中の多様性」の図を見て、在り方を話し合う。しっかり力をつけてきた9期生。よし!

 30分間ほど、教育DX・探究活動についてのオンライン協議に参加。NEXTGIGAの仕様をもとに、大学の在り方を確認。

 20日訪問の伊丹市立天王寺川中学校でのプレゼン作成。今年度方針をもとに、提言すべきことを予想して作成。当日の授業を見て、修正加筆する予定。

 15時40分、7月8日の恵那市ICT活用推進委員会オンライン講演についての相談に2名来研。状況を聞き、内容を提言。持ち帰ってもらい、最終返答をいただくことにする。

 16時から17時45分まで、第4回教育学部カリキュラム(教育DX)等検討ワーキングに参加。コアカリキュラムの内容、クリスタルプランの表し方についてが主な検討事項。

 18時から江南市立布袋北小学校長と教務主任来研。依頼事項を聞いたり、状況を踏まえて所見を述べたりする。僕が話しすぎてしまい、90分も時間経過。猛省。片付け物をして大学を出る。

 研究室HP記事は、11日10期生ゼミで模擬授業をした池田さんの振り返り。だれもが学ぶべき事柄がコンパクトに記録されている。

6月11日10期生ゼミでの学び(池田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です!

 今回は6月11日の10期生ゼミの模擬授業での学びを記事にしていきたいと思います。

 私は小学校5年生社会科「くらしを支える食糧生産」の単元を選び、模擬授業をしました。私がこの模擬授業を通して学んだことを3点書きたいと思います。

 まず1つ目は教材研究の大切さです。模擬授業案を作るうえで、教科書の資料の活用方法や、気づいて欲しいポイントを引き出すための問いかけをたくさん考えました。グラフや資料から児童が疑問に思うであろう点を見つけ、問いかけることで、授業の内容がより深いものになることを学びました。教材研究をたくさんし、児童にどのような声かけをするか考えておくことで、安心して授業ができると感じました。

 2つ目は導入を軽くすることです。導入は子どもたちと教材とをつなぐ大切な部分です。そのため、どの児童も参加しやすいものにする必要があります。今回の模擬授業では、お米の収穫量ランキングを作成し、誰でも参加できるもので、児童の興味を引くものから始めるということが大切であると学びました。

 3つ目は、児童が、教師の求めている回答をしたとしても、すぐに納得しないことです。今回の模擬授業では、児童役が求めている回答をしたときに、私はすぐに「そうそう!よく気がついたね!」などと反応してしまう場面がありました。そのような状況では「へぇ〜そうなの?」と他の子にも聞くなど、教師がすぐに納得して正解としてしまうのではなく、みんなが理解できているかを確認し、共有する必要があると学びました。

 これまでに学校の課題で授業案を考えることはあっても、授業案作成から模擬授業まで行うことは初めての経験でした。準備をするにあたって、一つの授業を作るために学校の先生方が、多くの時間を使って教材研究や授業の進め方を考えていらっしゃることを思うと、改めて先生方はすごいと感じました。今後も他のゼミ生の授業からたくさんのことを学び、教育実習に臨みたいです。(池田)

2024年6月11日仕事日記

 6時20分ごろ家を出て、高速を使って大学へ向かう。7時少し過ぎに研究室着。快適。

 9時から40分間ほど、EDUCOM動画制作にあたってオンライン会議。改めての確認。方向性がはっきりしたことで、僕の気持ちはすっきり。

 9期生ゼミへ。ある教師の生き様を扱った映像を見て、教育観の交流。11時30分ごろ終了。

 13時10分から教師論2コマ。今日は、鈴木恵子先生と宇野弘恵先生の映像と原稿をもとに、自立する子どもを育てる教師の在り方について話し合い。提示資料のよさを学生の発言から実証できた授業。

 16時30分から10期生ゼミ。池田さんは、小学校5年生社会科授業模擬授業。社会科授業の基本をしっかり踏まえた授業で、社会科授業はどうあるべきかがよくわかる良い模擬授業をしてくれた。岡田君は用意したはずのプレゼンが消えていて、本人は慌てふためく。別日にリベンジするように指示をして、事前に提出された指導案をもとに全体指導。オリジナル算数問題が導入であったことを踏まえて、検討に検討を重ねられた教科書問題を自分で変えたのは、100年早い!と注意。プロ教師も教科書の扱い方を勘違いしている場合があって、その影響かもしれないと思って、落ち着いて(笑)丁寧に指導。

 たまたま会った10期生河上君と松野さんと大切な雑談。大学を出る。例によって、PCを立ち上げて返答する体力なし(泣)。
 

2024年6月10日仕事日記

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 今日から名神高速道路は通常通行できる。家を出て45分間で研究室到着。

 9時から第9回「教育課程論」授業。今回と次回で「令和の日本型教育」の深掘り。まずは定番の発問「日本型の意味は?」から入り、GIGAスクール構想の基本概念まで展開。ゼミ生から嬉しい感想をもらう。「今日もとても面白い授業を受けさせてもらいました!先生の授業は時間が一瞬ですぎていきます!」。

 10時30分から11時まで、10期生池田さん、岡田君の明日の指導案検討。ともに導入について助言。明日までの検討を祈る。大学を出る。

 11時58分、岐阜羽島駅乗車、新大阪、南千里駅下車へ。お迎えをいただき、新施設となった吹田市立教育センターへ。依頼は5年次研修(メンタリング理論)講師。事前打ち合わせを踏まえて、演題は「専門性・協働性・主体性を振り返ろう メンター力も高めよう」。昨年度の内容よりかなり増強!いわゆる新ネタ(笑)。皆さんの反応がよく、最後は自分がどのように高めてきたかも披露。久しぶりに「振気会」「たくみの会」などを紹介。

 僕の前に20分間のガイダンスが指導主事からなされた。その内容は秀逸。とりわけメンタリングシートの内容が素晴らしい。メンターがメンティへの対応を記録・振り返りながら、自分を高めていくシステム。年度末が楽しみ。

 終了後、駅まで見送っていただき、南千里、新大阪、岐阜羽島から車で帰宅。昨日の遺品整理の疲れを感じながらも充実の1日。

2024年6月9日仕事日記

 終日、弟と父母の遺品整理。弟のおかげでかなりすっきりできた。僕は体力不足で横になりがち。

 13日訪問の味岡小学校、14日訪問の黒笹小学校のプレゼンを完成させて送付。

2024年6月8日仕事日記

 今日は「教師論」の振り返り読み。1コマのみ完了。「科学的に課題解決する」ことを二つの授業を通して考えたことがよくわかる記述多し。

 今月27日の金沢市中堅教諭研修(ICT教育の推進)のプレゼンがほぼ完成。明日、見直して送信予定。

 10時少し前に到着した弟と父母の遺品整理を終日。何十袋というゴミ袋。その処理も大変だが、まずは初日の目標達成。弟泊。明日も遺品整理。

2024年6月7日仕事日記

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 8時50分ごろに家を出て、地元駅から犬山、岐阜からしらさぎ号で敦賀へ、そこから北陸新幹線で金沢駅へ。タクシーで金沢市教育プラザ富樫へ向かう。

 機器準備完了後、所長補佐としばし懇談。14時から10分休憩を挟んで16時30分まで講演。演題は「GIGAスクール構想の原点から考える−副校長・教頭の在り方−」。

 「教職員にこのようなことを考えてもらうといい。このように伝えるといい」といったことをベースに動画も見せながら、たっぷり語る。後半20分間は、自分の教頭時代の学校経営において心したことを伝える。終了後、担当者から「研修終了後に受講された教頭先生方が笑顔で帰路に向かう様子が印象的でした」と言葉をいただき、自分が願ったとおりで、嬉しい限り。

 会場からタクシーで金沢駅へ。寿司屋で夕食。17時55分発新幹線で敦賀へ、待ち時間が35分もあって(泣)、しらさぎ号で米原へ、新幹線で名古屋、大曾根、地元駅へ。21時35分ごろ帰宅。

 研究室HP記事は、松野さんによる自身の模擬授業振り返り。ゼミでの学びをよさを実感しているのが嬉しい。

 術後からほぼ3カ月。胸の痛みはほとんど感じなくなった日。順調に回復している感じ。
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