2024年7月1日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出て、7時15分には研究室。「教育課程」振り返りチェック。8時30分、10期生ゼミ生尾崎君、齋木さん来研。明日の模擬授業相談に乗る。主発問の変更を助言。

 9時から第11回「教育課程論」。今日は、学校教育における自殺予防教育をテーマに学校づくりを考える。新井肇さんによる小中高校生の自殺実態を伝える動画を見て話し合う。続いて、藤原和博先生による「よのなか科」での「いのちの授業」ロールプレイをして、学校教育における自殺予防教育について考える展開。振り返りが楽しみ。

 すぐに大学を出て、岡崎市立額田中学校へ向かう。途中のSAで昼食、しばし休憩。

 13時ごろ学校着。校長先生と懇談。5限3年生数学授業参観。子どもたちがとても育っていて(育てられていて)、課題解決に向けて、各グループで粘り強く考え話し合う姿が素晴らしい。「ここまではわかったのだけど・・・」「これって、どこかで見た数字だよね。あっ、そうだ」「この考えでいけるんじゃない?」「わかったようでわかならい」などの関わり合いもあり、「真に学び合っている」「だれもが解決をしたいという気持ちをもって授業に向かっている教室」を見ることができた。あちこちでよい様子があって、すべてを動画で収めることができず残念。

 授業者と懇談。指導案から、今日の授業で気になったのは、課題設定のみと伝える。代案も提示。それをきっかけに教材研究を二人で楽しむ。充実の時間。

 子どもの姿をもとに話し合う(各グループごとの授業記録が出されていて、なんと合わせて40ページほど)先生方の全体協議会を聞きながら、プレゼン最終調整。依頼を受けた演題「『振り返り』と『見方・考え方』の理解を深める」で本質を伝えた後、授業動画をもとに「つぶやき板書」や「デジタル振り返り」などを40分ほどで勧める。

 強雨が続いているが、良い授業を見た後は気分よい。「こまきこども未来館講座運営会議」参加のため小牧へ向かう。10分前に到着。18時から19時45分ほどまで、令和5年度講座運営の評価について検討。委員から鋭い意見が続き、進行役としては良い意味で嬉しい悲鳴。今後の検討事項というまとめもして、無事終了。

 帰宅。今日締め切りの原稿を必死に書く。日付が変わってしまったが、送信完了。

6月16日第2回教師力アップセミナー(土居正博先生)での学び(古賀、石上、池田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です!今回は先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていこうと思います。

 今回は土居正博先生から、現場でもすぐに使えそうな授業技術や子どもの言語力を高めるための効果的な方法など、模擬授業を通してたくさんのことを教えていただきました。

 私がこのセミナーを通して印象に残ったことは2つあります。まず一つ目は教師が目指したい子ども像を明確に持つということです。授業をつくるときに、まず大切になるのは、その授業を通して子どもにどんな力をつけさせたいのかをはっきりさせることです。このことを意識することで、答えを引き出すためにはどのような発問をしたら良いのか考えやすくなったり、軸がブレることなく授業を進めることができると思います。子どもの考えを揺さぶる問いかけをしても、目指したい子ども像をはっきりとさせることで、まとめへと上手く繋げられるようになるのではないかと感じました。

 二つ目はコミュニケーションの素地を育てるためのペアトークについてです。まずは相手の目を見て話すことから始め、とにかく話を続けることを意識させ、トークが終わったら価値づけやフィードバックをします。その中で、子どもは「相手の好きなものを聞き出せた!」や「今度はまず相手の話を聞いてみよう!」と自己を振り返り、次に繋げることができます。ここで大切なことは、子ども自身に「今度はこうしたい!」や「大切にしていきたい!」と実感させ、次の行動の動機づけへとつなげることなのだと感じました。

 今回は国語の授業を例に教えていただきましたが、他の教科でも活かすことができそうなことが多く含まれており、授業づくりや学級を持った際にやってみたいと感じることがたくさんありました。土井先生、貴重なお話をありがとうございました!(池田)

 
 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は土居正博先生に「国語授業づくりで大切にしていること」というテーマでご講演をいただきました。

 国語では、達成感もたせることが難しいため、目指したい「子ども像」を教師が明確にもつことが大切だということを学びました。他教科ではできなかったことができるようになることで子どもが達成感をもてることに対して国語はできることがより良くできるようになる。そのため、特に書くことについて成長を可視化し実感させることや指導したことが積み重なるように、「学習用語」を駆使して、国語の授業づくりをしていきたいです。

 今回の講演の中で一番印象に残ったことは、コミュニケーションの素地を育てるため「ペアトーク」の技術です。ペアトークができてこそグループや全体での話し合いがよりよいものとなっていくので、少しずつレベルアップさせながら、はじめのうちはテーマを与えながら、話を続けていけるよう指導していきたいと思います。

 講演の中であった、発問の作り方や工夫、ペアトークを生かして、子どもが楽しめて力がつく授業づくりをしていきます。土居先生、運営委員の皆さん、今回も素敵な学びの場をありがとうございました。(古賀)


 みなさんこんにちは!9期生の石上です。今日は6月16日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は土居正博先生から、楽しくて力がつく国語の授業づくりについて学びました。

◯ ペアトーク
 子どもたちのコミュニケーションの素地を育てるためには、まずペアでの話し合いが大切だということを学びました。

 まずは目を合わせることに慣れるようにし、次にテーマを与え、話を続けるよう伝えます。この話し合いによって、子どもたちの様々な姿を引き出します。「相手のことも聞き出せた?」などと問い、話し合いをすることで自分の考えが引き出されたり、他の意見を知ることができることなど、話し合うことの良さを実感させることで、徐々に話し合いができるようになるということを学びました。また、「〇〇さんたちのペア上手に話し合えていたね。」と、体験した後にフィードバックすることが大切だということも学びました。

◯話し合いの再構成
 話し合いをした後に、どのように話し合ったか、どのような流れだったか、上手くいったか、いかなかったかなど、話し合いを自分の言葉で再構成させることが大切だということを学びました。

 学級全体の話し合いでは特定の子が話し合いを進めてしまいがちですが、話し合いを振り返ることで、自分を客観的に見ることができ、話すだけでなく聞く力もつけることができることを学びました。

 今回のセミナーでは、ペアトークだけでなく発問の仕方や課題についてもたくさんのことを学ばせていただきました。今回の学びを活かして、子どもたちが少しでも楽しんで学べるような工夫を考えていきたいと思います。このような貴重な機会をくださった土井先生、運営委員の皆さんありがとうございました!(石上)

2024年6月30日仕事日記

 締め切りが迫っている原稿書き、約束が果たせていないない仕事、授業の振り返りチェック、松阪市依頼の講演プレゼンづくり(学級づくりの依頼)などに取り組む。過去2008年からの5年間ほどのプレゼンデータを見直す。そのころは、学級づくりをテーマにして、幾度か話していることを思い出す。当時のプレゼンデータを見直し、再構成することで抱えている課題がクリアできそうな気分になる。この油断が危ない(笑)。
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