最新更新日:2024/04/26
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1年生の国語「鑑賞文を書く」授業 その5

 生徒が書いた鑑賞文の紹介(その2)です。

「目で聴く踊り子の舞踏会」(ドガ『エトワール』の鑑賞)
 耳を澄ませてみてほしい。どこからか、心が落ち着くクラシックの音楽が聴こえてくるだろう。その音楽は川のせせらぎのように自然に耳の中へと流れてくる。
 この物語の主人公は手前の女性だ。彼女以外はあえて輪郭をぼかし、彼女だけに目が行くように描かれている。また、この絵は別名「花形の踊り子」とも呼ばれ、彼女がこの舞台の主役であるとわかる。彼女の髪が軽やかになびいていることや、うっとりとした表情で目を瞑っていることから、彼女が嫋(たお)やかに大胆に踊っていることがわかる。その姿は、色を持たない孔雀のような何とも言えぬ美を彷彿とさせる。
 この絵の魅力は、「目で聴く」調和的な美しい音色と、それを表現する女性の豊かな踊りにある。

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