最新更新日:2024/05/09
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入学内定書授与式が行われました(3年生)

★本日の5校時に、文化棟ホールにて市立太田高校の「入学内定書授与式」が行われ、高校の校長先生から代表生徒に「入学内定書」が授与されました。その後、校長先生から、今後の高校生活に向けたお話もしていただきました。

★この「入学内定書授与式」は、卒業、そして市立太田高校への進学を間近に控えた3年生に、一つ上のステージに進むための心構えをしっかりもたせる目的で、毎年この時期に行っている(中高一貫校である本校ならではの)式です。

★中高一貫校である本校は、入学試験を受けずに市立太田高校に進学することができますが、義務教育は今年で終わりになります。高校に進学後は、一人一人が自分の将来進むべき道を自らの責任で考え、自分の夢や目標に向かって一層の努力をすることが必要となります。しっかりした生活リズムを自分でつくることも重要となります。

★そのための自覚をしっかりもてるようにすることが、この式のねらいです。生徒には、本日の式から「高校生としての第一歩」が始まったのだととらえてほしいと思います。

★本日の3年生は、全員が制服姿で身だしなみを整え、式の開始10分ほど前からよい姿勢で着席していました。もちろん、私語をする生徒は一人もいませんでした。校長先生のお話を聞く際にも背筋をしっかり伸ばし、たいへん立派な態度でした。

★4月8日の高校の入学式までにはまだ時間がありますが、高校生になるという意識を今からしっかりもち、準備を進めてほしいと思います。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第五試合

★3年C組第五試合の様子です。

【白組】
ハチ公前 吾(あ)のみ待つふり クリスマス

【紅組】
沫雪(あわゆき)に ふくらすずめの 五歳の手

★【白】は、渋谷駅前で待つ相手のいない自分と、飼い主の帰りを待つ(待つ相手のいる)忠犬ハチ公を対比させて詠んだ切ない句です。まして今日はクリスマス。周りには相手と待ち合わせをしている人たちばかりだが、自分にはいくら待っても待ち人は来ない(いない)。せめて待っているふりをしてみる。切なさが身に染みます。

★【紅】の句からは、降ってきた「沫雪」(泡のように消えやすい春先の柔らかな雪)にはしゃぎながら、空に向かって手を伸ばす5歳の幼い子どもの姿が目に浮かびます。「ふくらすずめ」は寒さの中で全身の羽毛を脹らませている(冬の)雀のことで、ふっくらとしたダウンジャケットを着ている幼い子どもの姿を「ふくらすずめ」に重ねています。「沫雪」は春の季語、「ふくらすずめ」は晩冬の季語で春と冬の季語がどちらも入っていて、俳句の決まりとしては違和感がありますが、かわいらしい様子はよく分かります。

★この対戦は、「白2−紅3」でわずかに紅が上回りました。

★五試合を終えての結果は、「白組3勝、紅組2勝」となりました。後半の二試合で紅組が追い上げましたが、白組が逃げ切りました。

★以上、3A、3B、3Cの順に俳句バトルの様子をお伝えして参りました。国語の学習を通じて大きく成長した3年生の姿を感じていただけたなら幸いです。

★3年生のみなさん、すばらしいバトルをありがとうございました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第四試合

★3年C組第四試合の様子です。

【白組】
決闘だ 猫と僕とで ストーブ前

【紅組】
白息(しらいき)が 夜空に溶けて 利鎌冴ゆ(とがまさゆ)

【白】の句は、とてもシンプルです。読んですぐ情景が目に浮かびます。冬の寒い日に作者がストーブにあたろうとすると、すでに猫がストーブ前を占領している。作者はなんとか猫の隣で割り込むように頑張っている。そんな様子を「決闘だ」とユーモラスに表現しています。

【紅】の句は、冬の寒い夜の情景です。下の句の「利鎌」は「切れ味のよい鎌。鋭利な鎌」のことです。「利鎌の月」という言葉もあり、これは、鎌のように鋭い形をした三日月のことを表します。作者の吐く息が冷たく澄んだ夜空に白く溶けていき、空には冷たく澄んだ三日月が出ているという情景なのだそうです。

★この対戦は「白1−紅4」で、紅の勝利となりました。四試合目で初めて紅が勝ちました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第三試合

★3年C組第三試合の様子です。

【白組】
短日や 待っておくれと 息一つ

【紅組】
雪折れや 桜田門外の 赤松

【白】の句は、冬至も近くなった12月の下校途中、夕方になるとあっという間に日が落ちて暗くなる、その物寂しさを詠んでいます。家路を急ぐ途中ですぐに暗くなり、「せめて家に着くまで、もう少し暗くなるのを待って」「もう少し日が長ければなぁ」とため息をつく作者の様子が目に浮かんできます。

【紅】の句は、桜田門外の赤松が雪の重みで折れたという様子を詠んだものだと素直に解釈しましたが、紅組の説明を聞いてこの句の深い意図が理解できました。これは「桜田門外の変」を意識して詠んだ句で、折れた松の枝は、尊王攘夷派の浪士に討たれた大老「井伊直弼」を、そして幹は「幕府」(江戸幕府の権威の失墜)を表しているのだそうです。中の句の「桜田門外の」は字余り、下の句の「赤松」は字足らずですが、それも意識してのことで、わざとリズムを崩した(=幕府の権威が崩れたことを意図した)のだそうです。深いですね。

★この対戦は、「白5−紅0」という意外な結果になりました。赤の句はよく練られた句でしたが、評者の皆さんは説明なしで理解できるという理由で、白の句に軍配を上げたようです。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第二試合

★3年C組第二試合の様子です。

【白組】
ざっくざく アディダスよごす 霜柱

【紅組】
除夜の鐘 名残る此の雪 踏みしめる

【白】の句は、冬の朝、霜柱を見付けた作者が、霜柱を踏むのに夢中になり靴を汚してしまった。その日、家に帰った後、親にひどく叱られたという苦い思い出を詠んだものです。「ざっくざく」というリズムのよい擬音語、そして「アディダス」と片仮名を用いることでインパクトのある句にしたかったという説明がありました。

【紅】の句は、除夜の鐘を聞きながら、「今年もいろいろなことがあったなぁ」とこの一年を感慨深く振り返っている作者が、溶け残った雪を踏みしめているというものです。「名残る」という言葉に、この一年の思いと雪の両者をかけています。行く年を惜しむ気持ちが表れています。

★この好対照な二つの句の対戦は、「白3−紅2」とわずかの差で白が勝ちました。これで白が二連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第一試合

★3年C組のバトルの様子です。まずは第一試合から。

【白組】
ウチのタマ こたつが今日も 勤務先

【紅組】
朝日差す 凍て空響く 遠吠えよ

★【白】は、たいへん分かりやすい句となっています。作者が学校から帰ると、飼い猫のタマはいつもどおりにこたつに入っている。「猫はこたつで丸くなる」と歌の歌詞にあるが、タマはこたつが自分の勤務先であるかのように今日も同じ場所にいる。

★【紅】は、少し難しい句を詠みました。寒さの厳しい冬空から差し込む朝の光、その下で、大切な人を亡くして悲しむ作者。遠くから狼の鳴く声が聞こえてきて、作者の悲しみは一層深まるばかりだという句です。

★一読したところ、とても分かり易い句と、深い意味を込めたやや難しい句の対戦でしたが、「白4−紅1」で、第一試合は白の勝ちとなりました。
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3年生の美術「篆刻」作品勢揃い

★3年生が美術の時間に制作した「篆刻」作品が3年生の広場に掲示されています。

★本来であれば、授業参観の折にご覧いただきたいところでしたが、それができませんでしたので、ブログで紹介いたします。

★冬休みの課題であった書き初めの氏名の下にも押印されていますが、このように全員のものを並べてみると、それぞれの個性が際立ちます。

★写真上から、3A、3B、3Cの作品です。
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好天に恵まれ「学年絆レク in 藪塚」を実施(3年生)

★昨日の3年生は、藪塚にある県立・東毛青少年自然の家で「ウォークラリー」を行いました。

★好天にも恵まれ、生徒たちは久しぶりの屋外での活動を存分に楽しんでいました。

★限られた準備期間ではありましたが、実行委員の生徒たちが8期生のみんなを精一杯楽しませたいと、チェックポイントでの活動等を工夫し頑張りました。

★全部で15のグループに分かれて行いましたが、予定していた到着時刻を超えるほど楽しく充実した時間を過ごしていました。

★卒業まであと一か月余りですが、よい思い出ができました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第五試合

★3年B組第五試合の様子です。

【白組】
凍雲(いてぐも)に 小道をたどる 白うさぎ

【紅組】
除夜の鐘 風また一つ 誘ひけり

★【白】の句は、雪山の中をかわいらしく歩く白うさぎの足跡、そのうさぎの足跡と作者自身の足跡の歩幅を比べ、一息ついている様子を表しています。うさぎの狭い歩幅からは、うさぎのかわいらしさが伝わってきます。「凍雲」の色(灰色や黒)とうさぎの「白」を対比させています。

★【紅】の句は、除夜の鐘を突いた後の音の響きや余韻が伝わってきます。ゴーンと鳴る鐘の音が辺りの空気を震わせて広がっていく様子を「風また一つ 誘ひけり」と詠んでいます。鐘の音が聞こえてくるような句です。

★この対戦は、「白2−紅3」で紅が勝ちました。ようやく紅組が一矢報いる形となりました。

★五試合を終えた合計では、「白組4勝、紅組1勝」で白組の勝利となりました。B組の生徒の俳句も言葉をよく吟味し、素晴らしい作品に仕上げていました。お疲れ様でした。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第四試合

★3年B組第四試合の様子です。

【白組】
好(い)い人の 雪肌(せっき)彩る 寒椿

【紅組】
空っ風 思うがままに この葉舞う

★【白】の句は、待ち合わせ場所に立つ恋人の後ろにある「寒椿」の花びらが儚(はかな)げに散る様子を詠んだのだそうです。恋人の雪のように白い肌(雪肌)とその後ろの「寒椿」の赤の対比が美しい句となっています。普通の椿の花は花ごと散りますが、寒椿の花は花びらが一枚ずつ散るということで、その儚い姿も恋人に重ねたのだそうです。

★【紅】の句は、群馬の冬の風物詩である赤城おろしに舞う木の葉の様子をよく観察して詠んだものです。空っ風が力強い「先輩」の姿で、それに従うように舞う木の葉がまるで「後輩」の姿のようにも見えるという説明がありました。そう考えるとユーモラスな句ですね。

★この対戦は、「白4−紅1」で白が勝ち、四連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第三試合

★3年B組の第三試合の様子です。

【白組】
響くベル あと少しだけ 冬ごもり

【紅組】
銀世界 紅玉石(ルビー)のごとく 咲く椿

★【白】の句は、誰もが経験する冬の朝の様子を詠んだものです。目覚まし時計のベルが鳴っても、「あと少しだけ」と布団に潜り込む様子を「冬ごもり」というふうにユーモラスに表現しています。

★【紅】の句は、一面の銀世界に咲く椿の花の様子を表しています。「銀世界」の雪の「白」と椿の「赤」が見事に対比され、目に浮かんできます。椿の花の「赤」を「紅玉石」(ルビー)と表現しているところも素敵です。

★この対戦は、「白3−紅2」で白が勝利を収め三連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第二試合

★3年B組の第二試合の様子です。

【白組】
不器用に 微笑み向ける 雪だるま

【紅組】
「行く年‥」や こたつの睡魔と 一騎打ち

★【白】の句の、「不器用に 微笑み向ける」という言葉からは、子どもが作ったため、目、鼻、口の位置が少しズレて不格好になってしまった雪だるまの様子が目に浮かびます。そんな雪だるまが、見るものに微笑みかけているということで、温かさを感じる句となっています。

★【紅】の句は、大晦日の夜、「今年こそは起きたまま年を越そう」と心に誓った作者が、こたつで睡魔と戦っている様子がユーモラスに描かれています。「行く年や‥」は、年末恒例のテレビ番組「行く年くる年」を見ながらこたつに入っている状況なのだそうです。

★この対戦は、「白3−紅2」で白の二連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第一試合

★ここからは、3年B組のバトルの様子です。まずは第一試合から。

【白組】
負けないぞ ふっとうたた寝 除夜の鐘

【紅組】
突き刺さる 手のあかぎれに 消毒液(アルコール)

★【白】の句は、大晦日の夜に除夜の鐘を聞こうと思って頑張って起きていたが、気がつけばうたた寝をしてしてしまって聞くことができなかった無念さを詠んだ句でした。なんだかユーモラスな感じがします。多くの人が経験したことがあり共感できるのではないかと思いました。

★【紅】の句は、すっと続いているコロナの状況で習慣となった手指消毒を題材に詠んだ句です。冬の季節ということもあって、手にはあかぎれができている。そんな状況で手指消毒をすると消毒液のアルコールがあかぎれに染みてとても痛いという様子を表しています。「突き刺さる」から痛さの程度がよく伝わってくる句でした。

★この対戦は、「白5−紅0」で白の勝利となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第五試合

★3年A組第五試合の様子です。

【白組】
「見て見て!」と 窓を開ければ 雪の声

【紅組】
暗闇に 君輝(て)らしゆく 冴ゆる月

★【白】の句の「見て見て!」は、外で雪遊びをしている子どもの声と思いきや、「雪の声」ですので、雪がまるで「こっちを(外を)見て」と言わんばかりに辺り一面に積もっている様子(雪の声が聞こえるようだ)を表したのだそうです。窓を開けたときに雪景色が目に飛び込んできた様子を想像してほしいとのことでした。

★【紅】の句は、冬の夜に、「冴ゆる月」(冬の季語)が好きな人(君)を照らしている様子です。冬の寒さや澄みきった空気の感じもよく伝わってきます。輝く月が彼女を照らし、彼女が一層輝いて見えるということを詠んだ句です。

★この対戦は、「白1−紅4」で、紅組が勝利しました。

★A組では、五試合の対戦を終えて、「白組3勝−紅組2勝」で白組の勝利となりました。

★A組のバトルでは、どのグループも俳句の中に用いる言葉をよく吟味し、言葉が読み手に与える効果まで考えて作っているという印象を受けました。よいバトルをありがとうございました。

★観戦した1年生たちも、先輩が繰り広げるバトルを食い入るように見ていました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第四試合

★3年A組第四試合の様子です。

【白組】
目が合ひて 重なる手套(しゅとう) 照らす月

【紅組】
冬銀河 二人占めする この世界

★【白】の句は、「合ひて」と古語を用いたり、手袋ではなく「手套」(手袋のこと・冬の季語)という言葉を用いたりして、落ち着いた感じを出すようにしています。「重なる」という言葉で、並んで歩いている恋人同士の手袋とともに、二人の思いも重なるということを表現したかったということでした。

★【紅】の句の「冬銀河」は冬の季語で、冬の夜空に輝く天の川のことを表しています。その星の帯を二人だけで見ている(恋人同士)という情景が目に浮かびます。「冬銀河」で空の大きさを、それに対して「二人占め」で二人の(小さな)世界を対比させているということでした。

★いずれもロマンティックな俳句でしたが、「白1−紅4」で、ここまでのA組の対戦の中で、初めて紅組が勝利しました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第三試合

★3年A組第三試合の様子です。

【白組】
冷えた手に 透ける白息 残る暖(ねつ)

【紅組】
温泉や 澄みゆく心に 雪景色

★【白】の句は、冬の寒い朝に冷えた手に息を吹きかけると、息は白くなって一瞬で消えるが、息の温かさは微(かす)かに残るということを詠んだものです。最後の「ねつ」という言葉に「熱」ではなく「暖」という字を充てたところがなかなかいいですね。

★【紅】の句は、きれいな雪景色を見ながら温泉に入っているうちに、次第に心まで(雪のように)澄んできれいになっていくように感じるということを詠んだのだそうです。

★いずれも情景が目に浮かぶような句でしたが、この対戦は「白5−紅0」という大差で白の勝利となりました。これで白組は3連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第二試合

★3年A組の第二試合の様子です。

【白組】
銀世界 深更照らす 冱(い)つる月

【紅組】
北風よ 「吹くな」と願う 帰り道

★【白】の句に出てくる「深更」(しんこう)とは、夜更け、深夜という意味で、「冱(い)つる」とは、凍る、冷えるという意味なのだそうです。つまり、銀世界を冷たく照らす真夜中の月の様子を表しているとのことでした。

★【紅】の句の「北風」は、群馬県人なら誰でも経験したことのある「空っ風」のことで、学校帰りに空っ風に向かって自転車を漕ぐたいへんさを表したものだそうです。

★この対戦も、「白3−紅2」で白の2連勝となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第一試合

★3年A組の第一試合の様子です。

【白組】
空見上げ 雪花も恋に 落ちにけり

【紅組】
皆マスク 冬の呼吸も 目に見えず

★【白】からは、この句に出てくる人物(淡い恋をしている)が、空から落ちてくる淡雪を見上げている場面を詠んだ句で、恋に「落ちる」と雪が空から「落ちる」をかけたとの解説がありました。

★【紅】は、コロナ禍でずっとマスクをしているため、冬に本来白く見えるはずの吐く息も見えない、マスクをする生活が続いている現状を嘆く句でした。

★この対戦は、「白3−紅2」で白の勝利となりました。
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3年生「太田中・紅白俳句バトル」開幕!

★本日の5校時〜7校時の国語の時間に、3年生による「太田中・紅白俳句バトル」が行われました。この学年は、昨年9月に「紅白短歌バトル」を経験しており、今回が2度目のバトルとなります。

★2学期に国語で学習した俳句の単元をもとに各自で俳句を作り、小グループの中で代表の一句を選び、グループ全員でこのバトルに向けての準備を進めてきました。

★小グループは、各クラス紅組5つ、白組5つの編成で、各クラス5試合を行い、3勝した組(チーム)が勝者となります。

★5校時に3A、6校時に3B、7校時に3Cの順で行い、1年生もそれぞれ1クラスずつ先輩のバトルを観戦しました。

★バトルの進め方は、次のとおりです。
(1)披講(ひこう)1分‥自分たちのグループの俳句を披露します。
(2)評定(ひょうじょう)1分‥自分たちの俳句のよさをアピールしたり、相手方の句の課題点等を指摘したりします。
(3)反論(はんろん)2分‥相手の指摘や質問に対して反論したり答えたりします。
(4)判定(はんてい)‥判者(はんざ)と呼ばれる審判5人(校長、教頭、1年国語担当教員、高校教員2名)が、紅白どちらかの旗をあげ、旗の本数が多いチームが勝ちとなります。

★これを各クラス5試合行います。

★一番下の写真は、先輩達の戦いを見守る1年生の姿です。
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