最新更新日:2024/05/10
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2年生の理科「物質をつくっているもの」の授業の様子

★2年生の理科「物質をつくっているもの」の授業の様子です。

★この授業では、まずはじめに、「物質は何からできているのだろうか?」という話題から、1年生の時に「物質はその性質を示す小さな粒子がたくさん集まってできている」ことを学習したのを想起させます。そして、物質をつくっているその最小の粒子を「原子」ということを教師が教えます。

★その後、教師の「原子」についての興味深い話や教科書を参考にしながら、生徒が「原子」についてノートにまとめていきます。
・原子とは何か
・原子の性質について
・元素を表す記号について
・周期表について

★「原子とは何か」では、生徒は1グラムの1円玉1個にはアルミニウム原子が2億個のさらに1億倍、そのまたさらに100万倍含まれていることを知り驚いていました(しかし、あまりにも大きな数字なので混乱していました。とにかく原子がとても小さくて軽そうだというイメージはもてたようでした)。

★「原子の性質について」では、原子はそれ以上小さく分けられないことや他の原子に変わったり無くなったりしないこと、種類によって大きさや質量が決まっていることなどをノートにまとめていました。

★「元素を表す記号について」では、「原子」は粒に着目したときの呼び方だが、種類に着目した場合には「元素」と言うこと、そして、元素は118種類あり、世界共通のアルファベット(大文字一文字または大文字と小文字の二文字)による記号(元素記号)が付けられていることをまとめていました。

★「周期表について」では、元素を(それぞれがもつ性質が)似たもの同士が並ぶように決めた規則によって配列した表が「周期表」であるという説明を聞いた後で、水素、炭素、窒素、酸素など代表的な元素についての元素記号を書いていました。

★日本人が発見した113番元素である「ニホニウム」(Nh)について知っている生徒もたくさんいました。

★社会科の歴史の学習では歴史上の人物の名前が当たり前のように出てきますが、今日は理科の学習の中で「ドルトン」と「メンデレーエフ」という二人の化学者が出てきたことはとても珍しいことでした。

★今日の学習内容は来月の「中間テスト」の中でも大切な部分になると思われますので、よく復習してほしいと思います。
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2年生の道徳「よりよい社会を目指して」

★今日の4時間目に、2年生の各クラスで道徳「よりよい社会を目指して」の授業が一斉に行われました。写真は2年C組の様子です。

★この授業はまず、万引きや悪質ないたずらなどが人目に付かない場所で多発していることから、犯罪やマナー違反を防ぐ目的で、最近「防犯カメラ」がコンビニや繁華街に設置されているという話題から始まります。

★その後、こうしたことに関連した教科書の新聞記事(敷地内への駐車違反を監視する目的で防犯カメラを設置したマンション、ゴミの分別マナーの悪さを監視する目的で防犯カメラを設置したマンションの例)を取り上げ、教師は次のように生徒に問います。

◆「マナーがカメラによって監視されることをあなたはどのように考えるか?」
◆「カメラを付けた方がよいと思うか?付けなくてもよいと思うか?自分の考えをプリントに書いてみましょう」

★生徒は、自分なりの理由をはっきりさせながら、監視カメラが必要かどうかについて考えを記入します。

【付けた方がよい】
・防犯は大事。最低限マナーは守るべきだから。
・多くの人が設置に賛成していて、付けた方が人々の役に立つから。
・防犯への意識が高まるから。犯人逮捕にもつながるから。

【付けなくてもよい】
・いつも誰かに見られているのは気味が悪いから。
・個人個人がしっかりマナーを守れば済むことだから。

★教師はそれぞれの立場の発言を取り上げて一つ一つ板書します(ちなみに、生徒のプリントへの記入は、防犯カメラが「必要」が8割、「不要」が2割という様子でした)。

★このような生徒同士の考えの交流を踏まえた上で、防犯カメラの話題から離れて、教師は授業の終わりに次のように生徒に投げかけます。

◆「すみよい社会を創るために必要なことや大切なことは何だろうか?」

★この問いに対しても生徒は真剣に自分の考えをプリントに書いています。

・一人一人がしっかりマナーを守って生活することが大切だ。
・それぞれがマナーを守るだけでなく、もっと近所の人たちとの交流を深めて、地域に貢献するようにすることも大切だ。

★変わりゆく社会の現状も考えながら、「住みよい社会」にするために、私たちに必要なことはどんなことかを考えることができた一時間でした。
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「太田中寺子屋」の準備進む(2年生の様子)

★今週の金曜日(30日)に開催予定の「太田中寺子屋」の準備が2年生、3年生の各クラスで進められています。

★入学して間もない1年生の学校生活への不安を取り除く目的で、学年委員の活動の一つとして、開校10周年の今年、初めて企画しました。

★当日は、1年生から3年生までを縦割りのグループに分け、18会場(教室)で行います。今回のテーマは「学習」で、日頃の学習の仕方や初めてとなる「中間テスト」への準備、部活動と勉強の両立などについて、先輩達が自分たちの経験を基に1年生に伝えていく予定です。

★1年生からも気軽に質問を受け、互いのコミュニケーションも深めていきます。1年生はこれを機に少しでも不安を解消し、元気に中学校生活を送ってほしいと思います。また、上級生は1年生にアドバイスをすることを通して、上級生としての意識を高めたり自身の日頃の生活を振り返ったりする機会にしてほしいと思います。

★写真は、2年生の各クラスの話し合いの様子です。当日、1年生にどんなアドバイスができるかを皆で出し合っていました。

※写真は上から2A、2B、2Cです。
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2年生の「創造未来学習」(総合的な学習)のオリエンテーションを行いました(2)

(先ほどの記事の続きです)
★今回の「創造未来学習」を進めるに当たっての大きなポイントは、それぞれの生徒がもっている問題意識(各自の小テーマ)から共通点を見いだして、グループでどのような「大テーマ」を設定するかです。

★この点については、今回のオリエンテーションの中でも最も時間を割いて説明していました。生徒が「大テーマ」の設定の仕方をイメージできるよう、次のような例を示して、どのような「大テーマ」が考えられそうか、生徒同士で話し合わせる場面もありました。

【例】
A君の小テーマ‥群馬県をもっとアピールしたい
B君の小テーマ‥これから伝統となりそうな和食を考えたい
Cさんの小テーマ‥プラゴミを減らすにはどうしたらよいだろうか
Dさんの小テーマ‥貧困をなくしたい

★生徒の話合いの結果、ある生徒からは、グループの「大テーマ」を「食」にすればよいのではないかという案などが出されました。

★最後に教師からは、4人の共通点を探して「大テーマ」を設定する方法の他に、A君の「群馬県をもっとアピールしたい」という考えを中心にして、まず、「群馬県アピール大作戦!」という「大テーマ」を決め、そこにB君の小テーマ、Cさんの小テーマ、Dさんの小テーマを関連づける方法もあるという話もあり、生徒達は「大テーマ」の設定の仕方についてのイメージを膨らませていました。

★新たな方法を取り入れて行う2年生の「創造未来学習」が、充実したものとなるよう期待しています。
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2年生の「創造未来学習」(総合的な学習)のオリエンテーションを行いました(1)

★写真は、2年生の「創造未来学習」(総合的な学習の時間)のオリエンテーションの様子です。

★昨年度は、本校の特色の一つである「創造未来学習」で、一年間を通じて自分で決めた課題を追究・解決・発表するという一連の過程を経験し、生徒達は大きく成長しました。

★2年生となった生徒達が取り組む本年度の「創造未来学習」は、グループで「大テーマ」を設定し、個人での追究とグループでの話し合いの両方を取り入れながら追究を進めるというスタイルをとることにしました。

★開校以来、全学年で個人での追究を大切にしてきましたが、開校10周年を迎える本年度は、これまでの取組をさらに向上させるために、見直しを行いました。

★その結果、1年生で身に付けた「個で追究する力」に加え、それぞれの生徒のよさを生かし、他者との対話や話合いも通して、「協働しながら課題解決を図る力」も高めたいと考えました。

★進め方としては、まず、各自がもっている問題意識(●●を解決したい、●●について考えたい)を基にしながら、それぞれの問題意識を包括する(束ねる・発展させる)「大テーマ」をグループごとに設定します。

★次に、「大テーマ」(課題)の解決を視野に入れながら、各自の問題意識(小テーマ)の追究を個人で進めていきます。もちろん、その途中ではグループでの意見交流も行います。

★そして、最終的には各自が行った追究の結果の発表も含めて、グループの「大テーマ」の課題解決を図るという流れになります。
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