まつのやまブログ

いじめの本質と対応について

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 幼い頃、野で遊んだことのある方ならば、多くがバッタやトンボ、セミなどの昆虫の脚や羽をもいだり、もっと小さな虫をいたぶるようにして殺してしまったり、という経験があるのではないでしょうか。もちろん大きくなれば、普通の感覚をもっていれば無意味に生物に危害を加えるようなことはしません。個人差もあるでしょうが、このようなことは子どものころには単純に「面白い」と思えることなのでしょう。子どもが純粋な存在であるが故の「残虐性」がストレートに発露されているのかも知れません。まだ、「残虐」とされることの意味がよく分かっていないのです。
 
 このことを「いじめ」に当てはめてみると、まだ理性が未発達な子どもの残虐性に集団心理や同調圧力的な要素が加わって罪の意識が失われ、つい勢いで荷担してしまうということもあります。
 
 人間が「殺意」というものを覚えるのは3歳前後だと言われます。人間は残虐性を生来持って生まれてきており、しかもそれはとても強固なので、いじめの根絶は無理だということになるかも知れません。実際に「いじめは昔からあった」「今の子は耐性が低い」「大人の世界にもあることだ」という見解があることも承知しています。だからといって「多少のいじめは仕方ないことだ」という結論にしてしまっては、絶対にいけないのです。そういう意識を看過してしまってはなりません。
 
 歴史を辿ってみれば、人間は戦争などの残虐な行為を繰り返しながらも、一人一人の人間が尊重される社会の実現をめざして努力してきました。人間には本能的にいじめを生む要素があるからこそ、必死になってこの深刻な問題に全力を挙げて立ち向かう必要があるのだと思います。そして、子どものいじめは、人間が本来もっている残虐性の発露なのだという意識をもたなければならない。
 
 よくある「性善説」で、「子どもは純粋な存在で、残虐性なんかないのだ」という意見があります。それはそれで実によく分かりますが、子どもに関わる大人はできるだけニュートラルであるべきです。「子どもには残虐性なんかない。まさに天使のような存在だ。」と切望することと、現実に子どもたちの人間関係の中で発生するいじめが大きな社会問題になっているという現状認識を区別して考えないと対応を誤ります。
 
 人間がもつ悲しい残虐性を認識した上で対処していく必要があるように思います。今は平和に見えるまつのやま学園ですが、深刻ないじめが発生した場合には決して解決を子どもだけに委ねるのではなく、教職員や保護者などの大人がきちんと介入して止めさせなければ、いじめられている子の生命や安全を守りきれない場合があるのです。
  
 今、学園で大きな何かが起こっているわけではありません。しかし、100%大丈夫と言い切ってはいけないでしょう。私たちまつのやま学園の教職員は「いじめは存在する」という危機意識をもった中で、子どもたちを見守っています。しかし、いじめは教員の見えないところで起きている場合がほとんどです。さらに、いじめの標的になっている子どもには自尊心がありますから、自分がいじめられていることを惨めだと感じてしまい、教員に打ち明けることをためらっていることも多いのです。まして親に言えば、悲しんだり心配したり、大ごとになると思って話せないケースもあります。
 
 職員みんなで子どもたちの小さなサインも見逃さないように努力し、情報共有もしていますが、「これで十分」なんて、決して思っていません。ご家庭のみなさん、地域のみなさんのご協力が必要です。親に漏らした気になるひと言や地域の方々から見た子どもたちの気になる様子がありましたらぜひ学園にご連絡ください。一緒になっていじめの早期発見と根絶に取り組みます。切にご協力をお願いします。

 
 最後に、新型コロナウイルス感染症についてです。何が良かったのかよく分かりませんが、10月7日現在、全国的に感染者が減り続けています。喜ばしいことです。しかし十日町市ではまだ、毎日のように感染者が発生しています。見えない敵ですし、どれだけ気を付けていてもだれだって感染のリスクはあります。明日は自分や自分の家族がなるかも知れません。   
 「怖いのは感染自体よりも、風評だ」とよく言われます。悲しいことですが私も見聞きしたことがあります。「あそこん家の○○さんがなった」「○○でクラスターらしい」と「いらんこと言ってる」大人の姿…また、子どもたちが話しているのを聞いたこともあります。…どう見ても、近しい大人が言ってるのを聞いてるんですよね。暗澹たる気持ちになりました。

 この先自分が感染するとして、そのときは安心してかかりたいよなあ…と思います。それは誰しもそう思うはずです。

 「いじめ」と「差別」の違いは何か。ある研修会で、「学校で行われる差別をいじめと言い、社会全体で行われるいじめを差別というのだ」と学びました。
 前段の話に戻るようですが、私たち大人がいい歳をして「残虐性」を発揮して「いじめ」「差別」の首謀者・加担者・傍観者になっていないか、今こそ内省しないといけないですね。そして、そのような噂を立てること、感染した云々をあれやこれや言うこと自体、人として間違った行動なんだよ、と子どもたちにも呼びかけていきたいと思っています。

平和な秋の昼休み

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久しぶりに、子どもたちの昼休みの様子を見に行ってみました。

ワークスペースの畳のところでいろんなゲーム遊びを楽しむ子、体育館でドッジボールに興じる子、先生とおしゃべりをしたりピアノを奏でたりして過ごす子。

のんびりとした時間が流れています。
リセットして、また午後の学習に向かいます。

おかえり、現実へ

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9年生がお昼前に学園にやってきました。昨日までの非日常から、いつもの学園生活に戻って給食準備をしています。

本日のメニュー。「目の愛護デー献立」です。

・キャロットピラフのクリームソースかけ ・かいそうサラダ
・ブルーベリーマフィン ・牛乳

確かブルーベリーって、目に良いんですよね。ゲームやパソコン等で目を酷使する毎日、みんな「愛護」してほしいですね。

さて9年生。しばらくは「昨日の今頃は○○してたよなあ…」「○日目のの○ご飯のメニューは○○だったなあ…」等々、思い出に浸るのでしょうね。一生モノの思い出を作ってきたようですからね。

8年生と彼らの作品

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8年生は英語の学習をしています。いつものようにコミュニケーション重視、電子黒板も使ってハイブリッド型の学習です。

多目的室に鎮座する彼らの作った案山子…。この間まで短期間実際に田んぼにいたわけですが…。これ、大丈夫?(笑)リアルすぎますね。害獣はおろか、小さい子も見たら泣きますね(^^;)造形の力が高いなあ…。

いろんなとこで、いろんな学び

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4年生は教頭先生と理科室にいました。水の状態変化の学習のようです。「理科室で理科」…4年生にとっては、ちょっとテンションが上がることのようです(^o^)

5・6年生はフェスタの練習。毎日がんばっています。今日はステージでやってます。いい感じで仕上がってきてますよ。

7年生は家庭科ですね。カレーを作っているようです。妙高合宿では先頭に立って野外でがんばった人たち、屋内なんてチョロい、かな(^o^)

良い雰囲気で学んでいます。

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1年生は算数です。「1と9」「4と6」…「合わせると10になるなかよしのかず」を再確認していました。これ、すごく大切なことですよ。

2年生は国語です。「人に説明する力」を高める学習ですね。元気の良い2年生ですが、姿勢良く集中して学習に取り組んでいますね。お話の聴き方が素晴らしい。

3年生は社会科でした。くらしの安全を守ってくださる人たちのことを学びます。警察署や消防署の方々など、安全を守ってもらってこそ、ですもんね。

今朝もいきいきアップ!(そしてご連絡)

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9年生、及び引率した先生方は今日の午前中は「回復措置」です。お昼前にみんなやってきます。

8年生以下で、今日もいきいきアップからスタートしました。

土曜日に行われるはずだった地域の行事「湯鳥駅伝大会」。この日は授業日(学習参観日)にして学園の子どもたちもみんなで出場する予定だったのですが、昨日残念ながら「中止決定」が出されてしまいました。これもコロナの影響です。みんなで一生懸命練習してきただけに、とても残念です。

(学園関係者の方へ)
上記のように「湯鳥駅伝」は中止です。しかし、土曜日はそのまま授業日としますので、お子さんを学園に向かわせてください。送迎、よろしくお願いいたします。月曜日、11日を振替休業日とします。また、お子さんたちはせっかく練習してきたので、学園独自の代替え大会を計画しています。
本日、お子さんが文書を持ち帰りますので詳しくはそちらでご確認ください。

さわやか!(10/7)

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今朝の松之山、爽やかな秋晴れです。涼しくなりました。

気持ちがよくていいのですが、この時期このあたりでは要注意なことが一つあります。

それは「カメムシ」です。その独特の臭気から、新潟県中越地方の一部では「ヘクサムシ」という異名を取るあいつです。昨日学園長室のサッシ窓の間に潜んでいて、開け閉めするときに誤ってつぶしてしまいました。1日中、部屋の中にいるのが苦痛でした(T_T)
スズメバチなどとちがってまったく命にかかわるような相手ではありませんが、地味に嫌な虫です(>_<)今日のように晴れた日、これが網戸にべたっと大量にくっついていたりします。注意しないと(>_<)

カンイチ、今朝も英語の先生に甘えておりました。最近はよく食べよく出す(^^;)掃除がなかなか大変です。

9年生修学旅行3日目11

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 修学旅行隊が、ほぼ予定通りの時間で学校に帰着しました。疲れていたと思いますが、その笑顔から楽しく充実していたことが伝わってきました。解散式では、お世話になった添乗員さんへのあいさつなど、しっかり最後を締めくくっていました。今日はゆっくり休んで、明日からの振り返りや次の活動に向かってください。本当にお疲れ様でした。

○こそが○○

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5・6年生の合奏、日に日に完成に近付いています。うんうん、「アノ曲」になってきましたよ。真剣な表情で、一生懸命にがんばっています。

部活をして、9年生を待ってます

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9年生は無事に学園に向かっているようです。

8年生以下は、通常どおり部活をしています。

音楽部は譜読み、自然科学部は今日はなぜか「クズ(植物)」の研究、特設駅伝部はユニフォームに着替えて練習中。アウトドア部はどこに出かけていったのかな?

9年生修学旅行3日目10

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越後川口インターでトイレ休憩を済ませて学園に向かいます。5時10分頃の到着予定です。

9年生修学旅行3日目9

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さすがにみなさんお疲れモード。爆睡中です。長岡を過ぎました。

9年生修学旅行3日目8

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藤次郎オープンファクトリーにて包丁づくりを見学しました。職人さんの匠の技術に触れ、お高い包丁を購入した生徒もちらほら。これで全ての行程を終了して帰路につきます。みんな元気で仲良く学び、楽しんだ3日間でした。

これも立派な「お勉強」

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9年生は北方文化博物館のレストランで豪華昼食中のようですね(^o^)

こちらも美味しいですよ、本日のメニュー。

・ごはん ・あつあげのかんずりだれかけ
・くうしんさいと春雨のうまうまいため ・みそけんちんじる ・牛乳

今日も美味しい給食をありがとうございます。

1年生と2年生の給食準備の様子を見に行ってみました。給食当番もそうでない子も、整然と準備することができます。

学校はいわゆる「お勉強」だけをするところではありません。こうやって「生きていくためのこと」もたくさん学びます。だから、先生たちもここは「休憩」ではなく「給食指導」というれっきとした勤務時間なのです。このような準備や食事のマナー等もたくさん学びます。

「その人を知りたければその人と一度食事をしてみるといい」と言われます。食事の仕方一つでその人の人となりが見えるということです。
学園の子は、今のところみんな、とりあえず合格かな。手前みそですが
(^^;)

9年生修学旅行3日目7

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大地主の食事の再現 豪華です。子どもたちは疲れも見せず食欲旺盛です。

9年生修学旅行3日目6

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大地主の館 北方文化博物館にて昼食をとります。

9年生修学旅行3日目5

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班ごとにサントピアワールドを満喫しました。

9年生修学旅行3日目4

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少し雨に降られましたが許容範囲。楽しみました!

9年生修学旅行3日目3

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サントピアワールドに着きました。小雨は降ってますがこれぐらいなら大丈夫そうです。200名の新潟市内中学校の団体に7人の精鋭たちが突っ込んでいきました! 臆せずに楽しんで!
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