人間は1日四度メシを食うものだ経済界や企業関係の小説を多く手がけた作家、城山三郎氏の小説「臨3311に乗れ」の中に、次のような一節があります。 「人間は1日に四度メシを食うものだ。」「三度はふつうのメシを食う。あとの一度は、活字のメシを食え。つまり、読書だ。」 この「臨3311」というのは修学旅行用の臨時列車の番号です。戦後間もない頃、日本ツーリストという小さな旅行会社を興し、のちの近畿日本ツーリストという超大企業へと発展させていくさまを、実際に働く人たちをモデルにして描いた小説です。 とりわけ日本ツーリストを立ち上げた中心人物の馬場勇氏の活躍は有名で、当時の若者の中にはこの小説で馬場氏のことを知り、旅行業界を志した者も多くいるのだそうです。 馬場氏は教育熱心なことでも知られ、部下に対しては常に読書の必要性を説き、会社の経費を使ってまで読書を奨励したそうです。上記の言葉は、この馬場氏の日頃の口癖でした。 人間が成長する際、あるいは健康を維持しようとする際、身体的には三度の食事が欠かせないことは言うまでもありません。城山三郎氏は、更に精神や心が成長するためには食事と同様に読書が不可欠であることを、実在人物の言葉を使って表現したわけです。 特に子ども時代の読書は、自分がまだ経験することのできない未知の世界に導いてくれるという大きな意味があります。YouTubeやインターネット、数え切れないチャンネル数があるTV、Blu-rayなど、電子情報機器やそれらを使う環境が豊富にありますから、読書をしなくても未知の世界をリアルな映像や音声で紹介してくれます。 但しこれらの情報はみな受動的であり、自らの意志で思考する点は極めて薄くなりがちです。その点、読書は目で活字を追いながら意味を理解するという活動を繰り返さなければなりませんから、頭を使わざるを得ません。最初の頃は、それを苦痛に感じる子どももいるはずです。でも、子どもはこの作業をとおして読解力や思考力洞察力、想像力などを養うことができます。 どこだか分かりませんが昔、県内のお子さんが、小学校6年間で学校図書館にある本をすべて読破したというニュースがありました。そのお宅にはテレビがなかったそうです。 その子が今どうなっているかは分かりませんし、現代の一般的な家庭でネットやTVなどをなくすることは難しいでしょう。でも、冬休みの長い夜、お子さんと一緒に読書をする時間を作ってみてはいかがでしょうか。温かい飲み物なんかを飲んで、ときどき窓から雪の様子を見たりしながらのんびりと。案外贅沢で、楽しい時間になるかも知れませんよ。 クリスマスコンサートへようこそ!冬至とくれば、まあ当然・ごはん ・ひじきふりかけ ・シシャモのいそべあげ ・冬至かぼちゃのほうとうじる ・牛乳 ・みかん 冬至にかぼちゃはまあ、縁起物ですもんね。ほうとうじる、美味しかったです。みかんはゆずの代わりかな?今日はゆず湯に入るご家庭も多いのでしょうか。 そういえば昨日、我が国の総理大臣が「年末年始に牛乳飲んで」なんて、異例の呼びかけをしていました。確かに、牛は正月だからと言っておっぱい止めたりしませんもんね。状況が許せて飲める人は飲んでほしいですね。 令和3年の給食も今日を入れてあと3回です。1年生、準備も上手になりました。5・6年生はもうベテランの域ですな。 柔道の研究授業今日は7年生が、きびきびとした動きを見せました。受け身や固め技、投げ技の練習にも安全を意識してとても積極的に取り組んでいました。タブレットで投げ技の様子を撮影してチェックし合うなんて活動も取り入れていました。 やはり、武道のように「礼に始まり礼に終わる」ような世界、日本人の精神によく合っている気がします。 篆刻ファイナル?それぞれのところで、それぞれに。 23年生も4年生も、落ち着いて教室で授業に取り組んでいます。 みんな、いい2学期の終わりを迎えられそうですね。 それぞれのところで、それぞれに。8年生は数学、7年生は社会科を学んでいました。 5・6年生は音楽室で「こげよマイケル」の譜読みですね。 みんな、真剣です。 雪の日のツバメダンス今日は動きを確認するビデオ教材を観ながら踊りました。新たな学校の財産、プロジェクター。今日もばっちり稼働中です。 なかなか難しいダンスです。でも小さい子なんかはあっという間にコピーしてしまうからすごいと思います。 雪の朝(12/22)十日町市内は雨ですが、山を登ってくるに従って白い粒が混じるようになり、松代あたりでみぞれになり、松之山に入って小谷あたりからは完全に雪になりました。今日は1日降っている感じです。 今学期も、今日・明日・明後日。子どもたちも、楽しみなクリスマス〜年末年始に向かってラストスパートです。児童生徒玄関前には、スキー置き場もできましたよ。まだレンタルの子のものだけですが、自前の子はこれから持ってきます。「スキー学校」みたいな感じになります。 ホンモノの芸人さんのすごさ昨年は大道芸人さんとイリュージョンの方。今年は実力ナンバーワンの漫才コンビが登場しました。 観客参加型のおもしろイベントをいくつか行ったあと、お待ちかねのネタ披露でした。本当に面白かった。子どもたち大爆笑です。かなり受けていました。 会場にいた「お客」は、下は6歳から上は50過ぎのおじさんまで。その世代すべてから幅広く「ウケ」を取るわけですから、さすがだなあ、やっぱりホンモノは違うんだなあ…と思いました。 折しも前日、漫才日本一を決める「M1グランプリ」がテレビ放映されたばかり。控え室で「やりにくいでしょう?」とたずねたら、「いや、ライブとは違いますから」と自信をもって仰っていました。そのとおり、彼らの迫力と繰り出される面白さはライブならではでした。あの厳しいM1の審査員の前でもいいセン行くんじゃないかなあ…なんて、素人は思いました(^^;) 楽しいイベントでした。いいクリスマスプレゼントになりましたね。PTAのみなさん、そして何より遠路はるばるやってきてくださった演者のお二人。どうもありがとうございました。 昆虫ってすごいなあ学園の周りにはいろんな昆虫が棲んでいます。夏はカブトムシとかクワガタとか、けっこう普通にいます。チョウもバッタもセミもトンボもハチもアブも、いろんな種類がいて、この3年生の中には新潟県でこれまで発見されていなかったハナアブを見つけた子もいます。 フィールド系が好きな子にとっては、ここは天国のようなところです。 美しい心学園の子たちですから心は十分に美しいと思うのですが、これを書くのが難しい(^^;) 「美」の字の「右はらい」なんかは、なかなかの関門です。「心」もバランスがとても難しい、熟達者でも苦手とする人の多い字です。 こちらもテスト中みたいな張り詰めた空気の中でがんばっています。呼吸する音が聞こえるほどです。 米を炊く「米を炊く」「みそ汁を作る」みたいです。ひょっとしてこないだ漬けていたたくあんもそろそろ食べ頃だったりして(^o^)こりゃ最高だ。 お米はみんなで作ったもの。夏にアイガモ農法で育てていたやつです。きっと美味しいでしょうね。ちなみにこれは米を研いでいるところ。給水させて、午後に調理開始です。 ぼくらはかけずり回る雪国の子、冬も元気です。 TEST我々は落ち着いて「学習の確認テスト」が行われるのです。 ちょっと緊張、でしょうか。高めてきた実力を、フルに発揮できるといいね。 こっちも走れ走れ!火曜日!走れ!雪はひと休み(12/21)体育館の屋根下はご覧のとおり、大人の背よりも高い雪山ができています。雪が降ると、これが間断なく屋根から落ちてきます。だから屋根に雪がなくなるのを目視で確認できなければ、「絶対に屋根下に行ってはいけないよ!」と子どもたちに指導します。 校舎裏の積雪計。まあ、目盛りを打った棒が立っているだけの簡単なものですが(^o^)、、まだ目盛りのところまでも到達していないようですね。昨シーズンはこれがてっぺんまで埋まりかけたことがありました。松之山といえば雪、ですがしかし、今年はそこまでは要らないなあ(T_T) 下学年も集中しています |
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