命を預かるということ(後日譚)手に手に野草を入れた袋、やぎの好物を書いたメモ、野草の写真等を持っています。 「お母さんに聞いたんだよ。」「2年生に聞いてきたよ。」「どこに生えているか調べたよ。」などなど、満足感と自信に満ちた表情で教えてくれました。 一週間、がんばって調べたことが分かりました。何より、「どうしてもやぎを飼いたいんだ!」という思いを感じました。「がんばるよ!」という気合を感じました。 ここまでされては首を縦に振るしかありません。 「分かりました。がんばってきたね。どうか命を大切に、やぎさんを育ててください。」と言いました。 子どもたち、「やったあ!」です。 さて、もちろんこれはゴールでなくてスタートです。 これからいろんなドラマが待っていることと思います。一つ一つ乗り越えて、1年生なりに成長していってくれればと思います。 この世に生を受けてまだ6、7年の子どもたちが「自分以外の命を預かり、育む」経験を通じて得るものはとても大きいのです。 やぎは秋には学園を離れる予定です。別れを迎える日、子どもたちがどんな姿になっているか、楽しみにしています。 |
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