まつのやまブログ

運動会で育った力

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 従来の形にはなかなか戻せませんでしたが、それでも昨年よりは規模を拡大し、子どもたちが本気になって取り組んだ運動会が終わりました。多くの保護者のみなさまから応援いただき、ありがとうございました。今は熱気収まり、子どもたちも職員も気持ちを新たにして次の活動に向かっているところです。

 さて、考えてみれば、何のために「運動会」なんてするのでしょうか。徒競走やリレー、ダンス、団体種目、応援合戦等々の競技は、なぜするのでしょうか。

 運動会は子どもたちにとって、とても重要な教育的意義があるからです。

 子どもたちは、保護者にがんばっている姿を直接見てもらい。ほめてもらえることが何より嬉しいのです。それは中学校段階であってでも、です。
また、下学年の子どもが上学年の立ち居振る舞いを見ることによって、「私たちもあんなふうになりたい」とめざす姿を実感できる機会になります。ステップやジャンプの子たちは競技や応援のリーダーになったり、運営に携わったりして下学年をまとめるという重要な役割を担います。1年生にとっては、集団行動の基礎を学ぶ絶好の機会ともなります。
 そして何よりも、本番のあの日に向けて何度も練習を積み重ねてきたことをやり終えたという達成感、自分もなかなかできるじゃん!という自己有用感を味わうことができるのです。

 子どもたちの当日の姿をご覧になってみて、いかがだったでしょうか。小さいトラブルはいくつかあったかも知れません。でもそんなことは想定済みです。
 私は、閉会式での子どもたちの嬉しそうな表情、悔しそうな表情を見て、一人一人にとって意義深い思い出となったことを確信しました。学園設立当初から不変の教育目標「生き生きとした子ども」の姿の一端を見ることができて、とても嬉しかったです。

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