チャレンジステージでめざすもの全班のミュージックステージがどちらかというと先生たちの指導も多く入った「学習発表」的な内容なのに比して、こちらは子どもたち自身で内容を考えて表現する「お楽しみ学芸会」的なものになります。お楽しみ学芸会と言っても、各班工夫を凝らしていますから、とても見応えがあるのです。 そして、実はこれがとても重要な学習だったりします。異学年集団というのは「小さな社会」だからです。リーダーシップとフォロワーシップ、役割分担、仲間との絆、一つの目標に向かって協力すること、やり切ったときの達成感や自己有用感、そしてもちろん「表現力」そのもの…たくさんのことを、この活動を通じて学び、その子相応に体得していきます。 シャイな子も多い学園ですが、いったん覚悟を決めるとものすごい表現力を発揮します。こういう発表会で「あるある」な、「照れちゃってステージ上で何言ってるか分からない」みたいな姿がありません。 「他者を笑顔にするために本気で取り組む」…本人たちは自覚はないのかも知れませんが、そうあろうとがんばります。素敵な子たちだなと思います。 |
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