8月27日愛される学校づくり研究会に参加して(渡部)

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8月27日に株式会社EDUCOMさんで行われた「愛される学校づくり研究会」に参加させていただきました。今回、私たちゼミ生は模擬授業の中で教師役、生徒役をやらせていただくことになっていました。

午前中はその模擬授業に向けて道徳の授業のつくり方、授業の進め方について玉置先生に教えていただきました。

道徳の授業づくりではまず主人公は誰か、どこで主人公の気持ちが変わったか、なぜ変わったのかということをとらえることが大切だと教えていただきました。

また、子どもたちの気持ちを主人公に近づけることが大切だそうです。例えば今回の教材「言葉の向こうに」の中に「必死で反論する私の言葉も、段々エスカレートしていく。」という一文があります。そのときにどんな言葉だったのか想像させます。文章中に書かれていない言葉を具体的に想像することで気持ちを主人公に近づけることができます。

今回の模擬授業では1期生の中田昴樹君が教師役として模擬授業を行いました。他のゼミ生は生徒役ということで参加をしました。集中力がない生徒、少しやっかいな(?)生徒、声が小さい生徒などキャラクター設定をした学生もいます。私は声が小さい生徒の役をやりました。模擬授業の中で私がボソボソっと発言をする場面がありました。きっと実際の学校でも声が小さく、クラス全体にその子の意見が届かないという場面はあると思います。

授業後の先生方による授業アドバイスツールを使ったお話の中でこのような小さな声で発言する子どもがいたときには近くの子どもにスピーカー役になってもらうという方法でクラス全体にその子の意見を届ける、もう一度聞きたいときには「もう一回言ってくれる?」ではなく「もう一回聞いてみようか」と言うことができるそうです。

もしも私が小さな声の子どもだったら「もう一回言ってくれる?」と言われると自分の意見に自信がなくなってしまうけれど、「もう一回聞いてみようか」と先生が言って周りの友だちが「うん」とうなずいてくれるのを見ると、周りが自分の意見を聞きたいと思ってくれていると感じることができ、意見を言いやすいと思いました。

先生方のお話の中では録画された授業の映像を見ながら授業者の中田君に「このときどうだったか覚えてる?」という質問がありました。
その度に中田君はしっかりと答えていました。あの緊張感の中で生徒たちの様子をしっかりと見ていて本当にすごいなと思いました。

また、集中力のない生徒には何度も声をかけたり、分からないという生徒には目線を合わせて一緒に考えたりと一人一人のことを大切にしているということがとても伝わってきました。

緊張してお昼ご飯もほとんど食べられなかった(笑)中田君ですが50分間一生懸命取り組む姿をみて本当に素敵な仲間がいるゼミだな改めてと感じました。

教員採用試験も終わり、後期のゼミでは授業づくりに取り組む予定です。ゼミの仲間と切磋琢磨してがんばっていきたいです。

夕方からはとてもおいしいバーベキューを楽しませていただきました。この夏休み最初の夏らしい、楽しい思い出になりました。EDUCOMのみなさん、先生方、ありがとうございました。(渡部)

8月27日道徳の授業作り (牧野紘)

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8月27日に、教員採用試験を終えてから初めてのゼミがありました。

私は最初、参加するか迷っていました。
なぜなら、別件があり、午前中しか参加することができなかったからです。
午前中しか参加しないということは、みんなが危惧していた授業者にはならない(笑)ということだからです。
みんなに申し訳ないという思いを抱きながら、参加させていただきましたが、今では参加して本当に良かったと思っています。

まずは、久しぶりに玉置先生や、ゼミの仲間、後輩に会えて、胸いっぱい温かな気持ちになりました。
これだけで、来て良かったと思いました。

初めは、玉置先生に道徳の授業作りについて教えていただきました。
話を聞いていて、1番印象に残ったことは、玉置先生が子どもにイメージをさせることを徹底していることです。
文章を読みながら時折補足を入れたり、実際に聞いたり、時には演じたりしていました。
この細かな工夫が子どものイメージを膨らませていくのだと分かりました。
道徳は正解を求めるわけではないので、国語のように文章の中から言葉や答えを探すのではなく、玉置先生のように子どもにたくさんイメージさせ、考える機会を持てるような授業展開を、自分もしたいと思いました。

後半は、授業を作る組に混ぜてもらい、中田くんと松井くんと授業の進め方について話し合いました。
中田くんは柄にもなく(笑)、とても緊張していましたが、より良い授業になるように、必死に考え、練習をしていました。
松井くんは、良い授業になるように、中田くんにたくさんアドバイスをしていました。
私は一つの授業作りについて、何人かで考えることが初めてだったので、自分とは違う考えを聞けたり、より良い進め方を一緒に考えたりして、とても濃い時間でした。
私は実際には見ることができなかったのですが、中田くんが先生役、みんなが生徒役で、頑張る姿が想像できました。
どんな授業になったのか、またみんなの記事を読むのが楽しみです。

ゼミを終えて、授業作りにも意欲がさらにわきました!
卒業研究とともに、授業作りも、ゼミの仲間と切磋琢磨して頑張りたいと思います。
このような貴重な機会を下さった、玉置先生と、エデュコムの皆様に感謝しています。
ありがとうございました。(牧野紘)

8月27日 愛される学校づくり研究会 (松井)

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8月27日(土)にEDUCOM本社にて行われた、愛される学校づくり研究会に参加させていただきました。道徳の授業をゼミ生が行い、その授業をアドバイスツールを使ってどう振り返るかというものを見ていただくのです。

授業者は中田昂樹君に決まり、私は中田君と牧野さんと一緒にどんな授業にしていくかを別室で話し合い。いかに考えさせ、いかにその考えを引き出すかについて主に考えました。

話し合いも終わり、玉置先生からアドバイザーをやってほしいとご依頼が。すぐにお引き受けしたのですが、大役を任されたと気づいたのは授業が始まってからでした(汗)

アドバイザーとしての立場から振り返りたいと思います。アドバイスツールは初めて使わせていただきましたが、とても使いやすく記録のしやすさに驚きました。私は生徒役の様子を中心に教師の働きかけを主に記録しました。個性ある生徒たちに中田君がしっかりと対応しようとしていたのがよく分かりました。初めて見る生徒を前に、すぐに対応しようとしていたところがさすがです。また、話し合う場を何度も取り入れ、考えを押しつけるのではなく、生徒の考えを大切にしようとしていたこともとても伝わってきました。少しだけ残念だったのは、3人で授業の練習をしていたときよりも範読が早口になっていたこと。やはり緊張すると早口になってしまうんだなということを感じました。

その後は10分の時間をいただき、(同僚として)アドバイスをしました。私の反省としては記録はできましたが、何を1番伝えるべきかという順序があまり考えられていなかったことです。せっかく記録した映像がうまく活用できませんでした。「何分くらいのことか」など、覚えておく工夫も必要だと感じました。また、改善点の伝え方も反省しました。他の3人のアドバイザーの先生方は必ず授業をしてみて感じたことを聞いたり、授業のよさを最初に必ず伝えていました。私は中田君のよさを知っているからと、それらを後回しにして改善点ばかり伝えていたように思います。私が逆の立場だったら嬉しくないと思ったので、今後は伝え方も意識していきたいです。

道徳の授業後には暑気払いの会にも参加させていただきました。たくさんの先生方とお話をさせていただき「もっとがんばろう」という気持ちに。全員ではありませんが、採用試験が終わってゼミ生が集まり、勉強できたことが嬉しかったです。大学生活も残り半年ほど。もっともっとゼミで学んでいきます。

最後に、このような場を用意していただいた先生方、EDUCOMの皆様、ありがとうございました。(松井)

世界一受けたい授業(寺坂)

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私はテレビを見ることが好きで、多くの番組を毎週欠かさず見ているのですがその中の1つに、日本テレビ系列で放送中の世界一受けたい授業があります。

先週の土曜日、8月20日の放送で登壇された方が新井淑則先生でした。
玉置研究室のHPをご覧になられている先生方は、ご存知の方が多いのでしょうか。新井先生は、全盲というハンデを抱えながら今も現役で中学校の教師をされている方です。

番組の中では、新井先生が普段から子供との距離を縮める為に工夫されていることが放送されていました。

それは、担任になったときの自己紹介の仕方です。他のクラスと違って、自分のクラスだけ目が見えない先生だと不安に思ってしまう子供が多いと思います。そこで新井先生は、その不安を取り除くために自己紹介の時にリンゴの皮むきをするそうです。これは、実際にスタジオでやられていたのですが、皮の厚さの薄さに驚きました。これをしてもらえたら、子供は先生に対して大きな安心感を抱けると思いました。

子供の自己紹介にも、ハンデを抱えている新井先生ならではのこだわりがあります。それは、自己紹介の終わりに自分のオンリーワンを発表することです。それを発表することで、私の悪いところではなく私にしかないところという風に考えを変えることができると思いました。

また、新井先生は全盲である為子供の顔と名前を一致させることができません。そこで新井先生は子供の自己紹介をボイスレコーダーで録音して声と名前を一致させるそうです。暇なときがあればひたすら聞き続け、1年生180名を覚えるそうです。

この番組を見て思ったことがあります。それは、「自分自身を教材にされている」ということです。琵琶法師のように、琵琶を弾きながら平家物語を語ったり、給食の時間に介助体験をさせたりと、普通の人なら、自分を閉ざしてしてしまいそうですが新井先生は、自分を出すことで子供の人格の形成をはかっていらっしゃると思いました。

この新井先生の話は、24時間テレビの特別ドラマでやるそうなのでこちらも、見たいと思います。(寺坂)

【20160809講演】岡山県笠岡市で講演と模擬授業

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 8月9日、4回目となる岡山県笠岡市で講演と模擬授業を行いました。私の話を聞くのが4回目という方があり、アクティブ・ラーニングが今回のテーマとはいえ、私自身の授業づくりの考え方は変わっておらす、重なるところがいくつかあって、楽しみにして参加していただいた方にとっては、申し訳なく思うところもありました。

 このときの講演等について、市教委の高橋伸明先生が発信していただきました。以下で紹介をさせていただきます。ありがとうございました。

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去る8月9日(火)に,恒例の「若手教員パワーアップ研修会」が開催されました。
始めてもう5年目になる,35歳以下悉皆の研修会です。今年も昨年度に引き続き,岐阜聖徳学園大学の玉置先生と,関西大学の塩谷京子先生に講師をお願いしました。

今年の研修会を貫くテーマは「『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点から)』を実現する授業を創るために」。意図をかみ砕いて言うと,アクティブ・ラーニングの手法を学ぶ研修会なのではなく,こんな授業をするためには日常的にちゃんと子どもに力をつけなきゃいけないよね,日々のちょっとした営みの質を上げましょう,そういうことを伝える研修会だったわけです。

お二人にコラボをお願いするのは2年続けて。当初思っていたとおり,いやそれ以上に,この最強コンビの研修会は,笠岡市の若手悉皆研修のニーズにピッタリであると改めて実感しました。とにかく,「国語も算数・数学も大切なことは同じだよね」「小学校も中学校も授業づくりの本質は同じだよね」と気付かされることの連続。何よりも講師のお二人が,そのことに深く納得し,自ら驚きながら臨機応変に伝える内容も工夫・強化してくださったので,必然的に参加者へそういうメッセージは伝わります。

◆子どもが主体的に学ぶとはどういうことか,数々実感させていただきました。例えば,子どもの「やりたくない」「わからない」「おもしろくない」という素直なつぶやきを拾って,そこから「もっと読んでみたい」「もっと計算してみたい」という状況へ持って行く模擬授業を実際にやってみせてくださったことが,大変ありがたかったです。圧巻でした。難しい学習内容を一部の子どもだけで進めるのではなく,全員を巻き込んで展開する授業。日常的にマネをしてみたいと思わせる,良いヒントをたくさんいただきました。

◆これでもかこれでもかというくらい,対話的な学習場面の大切さを教えていただきました。ペアで,グループで,そして先生と,これだけ繰り返し繰り返し対話しながら授業を展開することの価値を実感させていただくと,若手教員は否が応でも「授業でやってみよう」と思うでしょう。少なくとも,一方通行の・講義形式の展開を当たり前にやっている人には,この方法をまねるだけでも,授業の質は上がりそうです。

◆もちろん,意味もなく対話的な授業を見せてくださったのではなく,お二人は「深い学び」を体現してくださいました。塩谷先生が全国学力・学習状況調査中学校国語B問題を使って伝えてくださった「ここから何を学ぶか。何を教えなければならないか。」の講義は,情報学博士としての真骨頂を発揮されているとも言い得る,深い内容でした。玉置先生の数学の模擬授業も,数というものの規則正しさ・面白さを深く追究する内容でした。思いっきり文系な私からすれば,こういう数学の授業名人の奥深い教材解釈・教材研究にはいつも圧倒されます。さらにお二人とも,深い学びへと誘うための「指導言の妙・的確さ」をいかんなく発揮してくださいました。これこそ,日常授業の改善へのもっともありがたいヒントの数々。良いものをたくさん見せていただきました。

私はすでに2年間このパワーアップ研修会の主査ではなくなっているので,もはや中心となって考える立場ではないのですが,これだけ絶妙のコンビネーションで今年もお二人に展開していただくと,また続けてぜひ!とお願いしたくなります。もちろん,ご迷惑をお掛けしてはいけませんが,今後も何らかの形で笠岡市の教育のためにお力添えを賜れればなあと強く思った,今年の研修会でした。お二人をはじめお世話になったみなさまに,深く深く感謝申し上げます。

8月27日道徳の模擬授業をどうして学んだこと(江口)

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 私は、8月27日に道徳の模擬授業に参加させていただきました。道徳の授業は、国語とは異なり、生徒の意見に沿って、深めていくと学校の授業で学びました。私は、国語専修のため区別が付けにくく、今回のセミナーでやり方を学ぼうと思っていました。

 午前中に、指導者を決めるということで、中田先輩になりました。その後、玉置先生の道徳の授業が始まりました。玉置先生は、本文を配らないで、先生の音読によって、イメージを膨らませるというやり方で、初めて行なうものだったためとても勉強になりました。ただ、読むだけではなく、間を空けたり、読まない文があったり、補足したり、生徒に考えさせるなど、様々な工夫をされていました。これらは、教材研究を多く行わなければ、できないことだと思います。話し合いの際は、ペアや4人グループにするなど、生徒中心の授業でした。

 午後からは、中田先輩の授業でした。玉置先生の指導のように行い、また堂々とした口調で素晴らしかったです。落ち着きがなかったり、少しずれたことをする生徒に早く気づき、声を掛けているのがとても印象的でした。そういった生徒を見捨てることなく、全員が授業に参加できる授業づくりをしていきたいです。自信がなく、声が小さくなってしまう生徒には、周りの生徒に聞こえた?と聞くなどして、全員が聞き取ろうとする雰囲気を作り出していました。

 今回のセミナーに参加させていただき、道徳の授業展開を学ぶことが出来ました。生徒一人一人に注目していくことが大切だと改めて感じました。中田先輩お疲れ様でした。そして、授業が終わった後のBBQを用意してくださった、EDUCOMの皆様ありがとうございました。とても、楽しく過ごすことが出来ました。また、セミナーがある際には、よろしくお願いします。(江口)

書くことによって学ぶとは…(吉田)

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ある日のことです。朝起きてご飯を食べていると玉置先生から1通のメールをいただきました。

「書くことによって学ぶということをしていますか?」

このゼミに入り、半年近くなりますが私はもう一度この言葉の「真意」に向き合おうと思います。

僕なりに仮説を立ててみました。
「書く=学ぶ」なのでしょうか。
書くことで記憶に残りやすい・頭で考えるだけではなく、手を動かせというのはよく耳にしますよね。確かに私自身「頭が整理できた経験」や「記録することの大切さ」を感じてきました。ただ「書く=学ぶ」という表現を先生はされていません。

なぜでしょう?

それは「=」と記号の恐ろしさにあると私は考えます。
書けば何とかなる、書いてまとめさえすれば自分のものになった。なぜなら書くことは学ぶことと同じだから。
これは目指しているビジョンとは違うと言い切れます。理由はただ1つ、ゼミのみんなが先生の思いを肌で感じているからです。

そして「=」ではなく、「によって」という言葉がすべてを物語ってます。
「によって」という言葉は文法的に「手段・方法」を表す際に用いられる表現です。つまり誰かによって使われるということです。ここが大きなポイントだと私は考えます。「書く」という行為をその人がどう位置付け、その人が物事に対してどのような姿勢で向かうということ、いわゆる「心」がいるではないでしょうか。
「書く」という行為は一つの手段であり、そこに「心」があるから学ぶことができるではないでしょうか。多くの方の講演会や自分の身の回りにある不思議、体験には多くの情報があり、それをすべて還元するのはなかなか難しい中で「1つでも自分の身にしたい」「前の自分よりも大きくなりたい」と思うからこそ成り立つ、学びなのかもしれません。

1つの手段としての「書く」ととらえた時、一つの疑問が生じました。なぜこんなにも先生はこだわるのでしょうか?
それは先生の姿が教えてくださいました。先生の人生をすべて知っているわけではありませんが、先生は書くことによって学ぶことの大先輩であり、物事に対して気づき、その問いを追い求め、情報を整理して、体現化されているのだと見て感じます。「将来、先生は書くことが多い」とも先生は話されますが、それは後付けの理由で、僕らの夢、成長のためになってほしいという思いがあるのではないでしょうか。

この意見は僕の個人的な見解であり、誤解や異なる見方があるかもしれません。是非、僕にその意見を教えてください。その意見が僕を大きくしてくださると思います。

また、素直に記事を書いていこうと思います(吉田)

8月27日愛される学校づくり研究会に参加して(百瀬)

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8月27日にEDUCOMにて行われた「愛される学校づくり研究会」に参加させていただきました。私たちの関わりは、ゼミ生の中で授業者と生徒役を決めて、道徳の授業をするというものでした。また、その授業の様子をアドバイスツールを用いて参観していた方から授業者の方へアドバイスする時間も見させていただき視点が広がり、とても貴重な経験をさせていただきました。

はじめに、ゼミ生を対象に玉置先生より道徳の授業をしていただきました。その際、道徳の授業の方法について学びました。まず資料を見て、主人公は誰か、主人公の心情が変わったところはどこかを見極めます。玉置先生は授業の進め方として資料を生徒に渡さずに、教師が話して内容を把握させる方法をとっていました。

このことで、子どもがイメージを膨らませたり、集中して聞き話の世界に入っていきます。しかしこの方法をとる際には、どこを読みどこを読まないのか、強く読む部分はどこか、何を補足するのか、どこで考えを持たせるのかと事前の教材研究がものすごく大切であることがわかりました。

今回の模擬授業では、授業者は1期生の先輩から中田先輩に決まり、私は他のゼミ生と共に生徒役として参加しました。生徒役としても事前にどんな子がクラスにいるのかを考えながら、どんな反応を先生に見せるのかを考えました。

先輩方と話し合う時間の中で、実習を経た先輩方はどんな子がいたとかどんな反応があったかなどすごくたくさんの考えをもっているなと感じました。この時、経験より学ぶ事は大きいなと思い、実習への不安が私も経験して学びたいという思いに変化しました。

模擬授業では、中田先輩はクラスの全体をよく見ていて、集中出来ていない子を引き込んだり、話し合いのとき2人から4人と工夫されていて、考える道徳の授業でした。事後のアドバイスの時間で、関わりや子どもの反応をきちんと把握していて、その場だけの反応で終わらせているのではなくきちんと考えて授業が組み立てられていることがよく分かり、先輩のように授業ができるよう頑張っていかなければならないと思いました。

授業者の方へのアドバイスからも、様々な視点からの意見が聞けてとても勉強になりました。声が小さい子に対して、「もう1回言って」と言うのではなく、周りの子も巻き込み「もう1回聞いてみようか」と言うことで、発言する子もしやくすなるということを学びました。さらに、隣の子に「聞こえた?なんて言っていた?」と聞き、皆で意見を共有する方法も学びました。これはぜひ活用していきたいです。

夕方からのバーベキューも、先生方とお話する中で教師としてのお話を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。1日を通して学ぶことばかりでした。このような機会をくださったEDUCOMの方、先生方、玉置先生ありがとうございました。(百瀬)

8月27日(土) 道徳の模擬と研究会に参加して(岩田)

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8月27日(土)、愛される学校づくり研究会で、道徳の模擬授業と研究協議に参加させていただきました。

研究会の前に、玉置先生から、道徳の教材研究のポイントや教師と子どもたちとのやり取りのコツなどをご指導いただき、学習会を行いました。その後、中田先輩を授業者とし、残りのゼミ生は生徒役として模擬授業に参加するため打ち合わせを行いました。

午後からは模擬授業の本番です。今までゼミ生しかいなかった部屋は、たちまち先生方でいっぱいになりました。わたしは、今回およそ50分間の授業で改めて考えさせられることがありました。

それは、「子どもの立場に立つこと」です。この言葉は、教師を目指すものとして、最も当たり前のことであるけれども最も忘れがちなことであるように思います。学校では多くの場合、一斉指導が当たり前です。個別指導ができるのは机間指導のわずかな時間のみ。さらに教師は当然自分のねらいを持って、授業を展開しなければなりません。教壇から子どもたち一人ひとりの表情をつかみ、今その子がどんなことでつまづき、何を考えているのか全体を見渡すことの大切さを知ることになりました。教師の自己満足の上に成り立つ子どもの立場では、いつまでたっても子どもたちとの本当のつながりを得ることはできないと実感しました。

その後の食事の時に、たくさんの先生方からお話をお聞きしました。いろいろな教育観や今までの経験など生の現場のお話しをしていただいて、そのすべてが新鮮なものであり、自分の知識や考え方の引き出しが増えたような気がします。あとはその引き出しを適切な時に自分の力で開けることができたら、一歩また成長できるのではないかと感じました。それは簡単なことではないと思います。当然挫折をしたり妥協をしたりしたくなる場面が出てくると思います。しかし、そんな時は子どもたちの持つ、小さな疑問の芽を大切にし、少しでもその芽の成長に貢献できるように、共に学び共に悩み、考えていきたいと思いました。この気持ちで教育実習に挑んでいきたいと思います。貴重な経験をありがとうございました。(岩田)

魚釣りに行きました!(石川)

8月の中頃に、父と兄との3人で魚釣りに行ってきました。ねらいは「ハゼ」でした。ハゼは、河口域や汽水域に全国的に生息しており、比較的簡単に釣れるので昔から夏休みになるとよく家族で釣りに行っていた思い出があります。2年ぶりに長期の帰省をした私は無性に行きたくなり、父に頼み込んで行くことになりました。

いざ当日、言い出しっぺの私が寝坊してしまい、出発が2-3時間ほど遅れてしまいましたが天候は曇りと絶好の釣り日和でした。道中で餌を買い40分程すると漁場に着きました。早速針に餌のゴカイをつけ、糸を垂らしました。

なかなか釣れません...。

釣果は2時間で約30匹でした。釣った魚は頭と内臓を取り、天ぷらにして家族みんなで食べました。晩御飯のおかずとするには少なすぎましたが自分が釣った魚です。とってもおいしかったです!

久しぶりの魚釣りでしたが、針に魚が掛かった「グググ...!」という瞬間は何度感じても気持ちのいい瞬間です。夏休みに家族といい思い出を作ることが出来ました。
また、ここ数年でこのような自然体験の機会が少なくなっているように感じます。(自分自身もそうですが)このような貴重な体験をこれからも大切にしていきたいです。

(ここから下は魚の写真です。苦手な方は気を付けてください。)
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8月27日、道徳の模擬授業からの学び!!(小川)

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8月27日に行われた授業アドバイスツールについての研究会に参加させていただきました。

午前中にじゃんけんによって、その日の午後の研究会での模擬授業者をゼミ生の中から決めました。結果は中田くんとなり、そこから全員で玉置先生の道徳の授業を学びました。
玉置先生の道徳の授業と模擬授業後の先生方のコメントから学んだことをまとめます。

1.物語の資料を配らない。
→子どもたちが集中して授業に取り組むことができる。また、頭の中でイメージをすることで自分で読むよりも内容が頭に入りやすく、物語の世界に入りやすいと感じました。
研究会でここでのポイントとして、分断しながら読み、重要なところは補足を入れることや1度間をおくこと、子どもたちにどんな場面か想像をさせることなど意見が出ました。また、子どもたちがついていけるように範読は早口にならないように、重要なときは補足を入れ、間をおくことが大切であると学びました。

2.グループ交流の留意点
→意見を話し合う際にはわからない子から話していくのが良い。そうすることで物語の世界にみんなが入りやすい。また全体交流の際にも同じことがいえるのではないかと思います。

3.机間指導の留意点
→1人の子に時間をかけすぎない。短い時間で指導し、やり方がわかっていれば最後まで見ずに、また一通り周ってからしっかりできたかを確認してやれば良いと学びました。私は教育実習で机間指導をするときに丁寧にやっているつもりでしていたのですが、生徒自身が自分で考えることをやめてしまい、先生がまた来てくれたときに聞けばいいという姿を生み出してしまいました。なのでこの学びに習い、改善していきます。

私が行った実習の道徳の授業ではあまり深く掘り下げられずにいました。なので今後は今回の学びを存分に取り入れ、生徒自身が自分を見つめ、言葉を引き出してやれるような授業にしていきたいと思いました。

先生方、EDUCOMのみなさま、ありがとうございました。(小川)

佐藤暁先生「発達障害のある子の困り感に寄り添う教育支援」を読んで(渡部)

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9月3日の教師力アップセミナーの講師の先生である佐藤暁先生の文章を読ませていただきました。本を借りることができなかったため、インターネットに載っていた佐藤先生の論文を読ませていただきました。

佐藤先生は保育園・幼稚園や小中学校の「現場」は病院や教育相談室といったクリニックのような場面で支援を行うのとは根本的に異なる点があるとおっしゃっています。その一つが周りの子どもとともに育てるということです。

佐藤先生は教師の支援を求めている子どもたちを「支援が必要な子ども」あるいは「『困り感』のある子ども」と表現しています。困っているのはなにも発達障害のある子どもたちだけではない、他に困っている子どもはたくさんいるのだから、その子たちも含めて教育支援を進めていくことが「現場」での仕事だとおっしゃっています。

特別支援教育と聞くと一番に思い浮かぶ言葉が「個別」という言葉です。佐藤先生の文章を読んで、個別支援は大切だが、集団作りということに目を向けることも大切だと分かりました。

佐藤先生は教育支援の方向性を示す際に「困り感・安心感・イケテル感」という言葉を使っています。その中でも私は学級づくりでもよく聞く言葉である「安心感」に注目しました。

安心感には三要件があります。
「見通しと向かう先」、「できた・わかった体験」、「民主的な人間関係」です。

「見通しと向かう先」ではスケジュールについて触れられています。
スケジュールは子どもにとってあったら便利、子どもに必要、あるいは、それがあるから安心だから作るそうです。「見通し」は今からどんなことが予定されているかという情報で「向かう先」とは楽しいことに向けて頑張るといったそこに向かっていく何かだそうです。「向かう先」について分かりやすい例えが載せられていました。

サッカーが好きなのだったら「仕事が終わったらスタジアムにいく」というように楽しみに向けて一日を乗り切る。また、週の初めに「ああ、一週間が始まったな」と思っていても、木曜日くらいになって休みが近づくと元気になるというのも「向かう先」があるということです。とても共感できますよね。

スケジュールで伝えたいことは「楽しみ」だそうです。スケジュールを見て「今日はこんな楽しいことがあるな」、「あれが楽しみだから学校に行こう」と子どもが思えることが大切です。
私も教員になったら子どもたちが楽しみにするような授業や毎日の朝の会の話などできるようにしたいと思いました。

「できた・わかった体験」で大切なことは「何を身につけさせるか」ということを考えることです。小さなことを一つ一つやっていくめにも教師が子どもに「何をさせるか」と支援のターゲットをしっかりともつことが大切だそうです。

「民主的な人間関係」では行事などにおける社会的な行動を形成するために効果的な当日のシナリオ作り、リハーサルについて書かれていました。例えば高機能自閉症の子どもが山の学校に出かける際には事前に保護者と先生が下見に出かけ、資料を集めてシナリオカードを作ります。それをもとに「これは○○する時間で、みんなはこんなことをするから、あなたはこうしたらいいよ」と行く前にシナリオカードを見ながらリハーサルをするそうです。

私はサークルで参加した発達支援センターの遠足を思い出しました。そのときも出発する前に先生が写真を見せながら「今日は△△へ行きます。今からバスに乗ります。着いたらトイレに行きます。」というように子どもたちに話をしていました。その結果子どもたちもセンターを出るときには「今からバス乗る!」と自分で理解し、行動することができていました。

リハーサルを行うことで自分のすべきことが分かり、みんなと一緒に行動することが可能になるということが分かりました。

特別支援教育と聞くと「特別」、「個別」というイメージを抱いていましたが、そうではなくてどの子にも必要であって個別支援だけでなく、集団という視点も大切にすることが必要だと分かりました。

「特別支援教育」という言葉をよく耳にします。私に出来ることは何かという視点をもってセミナーでは佐藤先生のお話をお聞きしたいと思います。(渡部)

佐藤暁先生の「見て分かる困り感に寄り添う支援の実際」を読んで(牧野紘)

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次回の教師力アップセミナーで講演をしていただく、佐藤暁先生の本を読みました。
大学の図書館には、佐藤先生の本がたくさんあり、どれを読もうか迷いましたが、自分の研究内容と共通している「係活動」について述べられているこの本を選びました。

佐藤先生は、『どんな小さなことであっても、学級の一員として活躍する場を与えたい。「役に立つ私」を実感できる子どもに育てたい。』
と、本の中でおっしゃっています。
私は、子どもたちに学級に対して所属感をもってほしいと考えて研究を進めているので、とても近いものを感じました。

印象に残った活動は、いつ、誰が、どんな仕事をしてほしいのかを示した掲示物を作ることです。
この活動は、本人が仕事を忘れないようにするためであったり、誰がどの係か把握するために行うと考えられますが、佐藤先生はさらに、掲示物の中にも「居場所」を作るのだと述べていました。
私は今まで掲示物に対して、そのような考えをもっていなかったので、なるほどと思いました。
そして、このような小さな工夫を積み重ねることによって、子どもたちの所属感を高めることができるのではないかと感じました。

セミナーでは、さらに貴重な話を聞かせていただけると思うので、今から楽しみになりました。
積極的に学びたいと思っています。(牧野紘)

佐藤暁「見て分かる困り感に寄り添う支援の実際」(牧野)

佐藤暁先生の「向かう先をもつ」という言葉。

「見通しをもつ」というのが、ものごとの推移を静的に捉える、いわば「認識」作用だとすれば、
「向かう先をもつ」というのは、より動的な、そこに向けて今を生きる「行為(活動)」である。

京都福知山市の勉強会に参加して(吉田)

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8月8日に京都府福知山市にて私がゼミの研究で参考にさせていただいておられる小笠原豊先生の講演会があり、そちらに参加させていただきました。今回玉置先生を通し、小笠原先生に連絡させていただき、叶ったことで本当にうれしく思います。

私はこの講演会での感じた事、大きく3つについて述べさせていただきます。

1つ目は子供を引き付ける、アクティブラーニングが自然と起こる工夫についてです。

以前私が先生の本、講演会DVDを視聴し、見つけた解釈は「主体的、対話のある、深い学び」を確立するうえで、理科における子供のスタート地点は「子供とその場で起きている現象との対話」であり、その中で「なんでやねん」と突っ込みを入れたくなるような問題意識と達成意欲があるから、学びが始まるのだということを書かせていただきました。確かに私の考えは先生の論点からずれおらず、見方は間違っていなかったと思われます。

 今回はその先、何を意識して「対話」を確立させているのかということです。
 私は2つの講演中の言葉に注目しました。

「今日のルールを作ること」
 活発でいつも手が挙がる学習ができていることが重要ではなく、子供たちが「物事に対して向き合えているか」が重要であるということを先生は取り上げられ、その時にルールを作ることによって向き合う環境を作るということが大切であると話されておられました。学ぶ環境を整える=対話が生まれる環境を作るということはそれに適した空間の条件があり、それをしっかりと提示すること、それを理解してもらうことでより良い環境をでき、その適したルールが子供たちの達成意欲をより高める効果があるのではないかと私は感じました。

「どんな仕掛けをするか」
この言葉は前の考察でも先生はしっかりとした教材を分析し、単元のはじめ、単元の切れ目に強い問題意識を持たせるような事象、声掛けをしておられました。また、子供が持っている概念、思考に目を向けていなければ、「思考のずれ」を生み出せないということも言えると思います。そのように考えると仕掛けとは難しいと感じると共に、ここでどのような対話を生み出すかというのが学びのカギになるのではないでしょうか。今後はその対話が起きる仕掛けについてもより深めていこうと思います。

2つ目は「もの」についてです。
今回は実際に「骨を組み立てる」「光の屈折をみる」実験や体験をさせていただきました。どれも大人でもワクワクしながらやることができ、活動をすることでその面白さも感じられました。私は先生の中に2つの「ものの意味」があると思います。

1つ目は「思考するため」のものという捉え方です。
骨を組み立てる活動を隣のペアの方と一緒にさせていただき、二人の中でいろんな討論と疑問が生まれました。手を動かしながら考える活動が可能にさせるものの重要性を感じました。また考える中で課題設定の大切さを感じました。「簡単では手に届かないけど、ちょっと伸ばした先にある」という感覚がより興味を持たせるポイントであると思います。

2つ目は「表現するため」のものという捉え方です。
これは次の内容にもつながるのですが、話し合いを活発にするという先生の考え方です。最初から口だけで説明するのは難しいことも多くあります。そんな時に「これがこのように曲がって、ここでこうなるから、進む」などあいまいな表現でも具現化することができ、そこから、具体的な表現をしていく学び合いができるのだと学ばせていただきました。そのような活動にするためにも、子供に「どこに気付かせて」「どこを表現するために」といった目的があり、それを再現できることが物の質として大切であるとも教えていただきました。

そしてどちらも脳を動かす、子供たちのモチベーションが高まるという良さがあり、目的があってものを扱うことの大切さとその可能性を見出しました。物を作る時は「大きさ、色、向き、隠す」など工夫をすると子供たちが引き付かれるものになりやすいということも話されていました。

3つ目は「話し合い」についてです。
今回は実際に先生にお話をさせていただく機会があり、先生が授業を作るうえで心掛けていることを聞かせていただきました。その際に先生は「アクティブラーニングとは活動をアクティブにするのではなく、頭を働かせることで、その時に話し合いも重要だ」という言葉をいただきました。私は今まで話し合いという視点で捉えていなかったため、もう少し考えるべき場所をいただきました。

今回は本当に多くのことを学ばせていただきました。まだまだ学びたいことだらけです。講演会に参加させてくださいました、小笠原先生、京都福知山市の教職員の皆さま、ありがとうございました。(吉田)

久々のボランティア(杉下)

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教員採用試験も終わり、外国籍の子どもの家庭教師ボランティアを復活しました。

今日は小学生と中学生の家庭にお邪魔しました。久しぶりでしたが、「待ってたよ」と、暖かく迎えてくれた家族の笑顔をとても嬉しく感じました。
しかし子どもたちは、宿題が山積み。相当焦っているようでした。

読書感想文に宝物作り、夏の友など、日本では当たり前の宿題ですが、平仮名を読むのに必死な彼らにはかなり酷です。宿題が書いてあるプリントを訳すことから始め、少しずつ進めましたが、なかなか進みません。
当たり前だと思っていた宿題も、外国籍の子どもには大変なものなのだと改めて気付きました。
夏休み終了まで残りわずかですが、出来る限り力になりたいと思います。
また、一人ずつ違う宿題を準備するのはあまりに大変すぎますが、自分が教師になったら、少しでも個人のレベルに合わせた宿題を考えていけたらと思いました。(杉下)

※写真は「いつもありがとう」と、子どものお母さんからもらったパキスタンの衣装です。次にモスクに行く時、着て行きたいと思います。

ホワイトボードに(牧野紘)

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先日記事にしました、
ホワイトボードに書かれたメッセージ。

教員採用試験も無事に終わり、外出先から家に戻ってくると、私が知らない間に書き換えられていました。

直接ではなくても、優しさが身にしみて、とてもほっこりしました。(牧野紘)

苫野一徳「相互承認」「相互了解」(玉置)

 苫野一徳さんの「子どもの頃から哲学者」から。

 自分の価値を主張し、しかもなお、それが相手から承認されて初めてちゃんとした価値と言えるのだと自覚すること。そのような「相互承認」「相互了解」関係を、どうすれば築けるかと考え実践すること。それが大事なことなのだ。

子どもと2泊3日キャンプ(百瀬)

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先日、2泊3日で5、6年生の子どもたちとキャンプをしてきました。少年自然の家主催のもので、参加者40人の子どものうち3日間私は5人の子を担当し、野外炊事でカレー作りやバーベキュー、5時間のトレッキング、ウォークラリーなど様々な夏ならではの自然と親しむ活動を一緒に行いました。また、ナイトウォークやチューブで川下り、沢登りなど長期間でお泊まりならではの活動もあり、子どもだけでなく私たち大学生も楽しみました。

私はこの活動に去年も参加して2度目でした。なので活動する中で要領がわかる分、視野を広くして活動することが出来ました。また、去年は自分の担当グループの子と関わることが主になりがちでしたが、今回は自分からいろんな子に声をかけてたくさんの子と関わることが出来ました。その分、3日間でたくさんの子が虫を見つけた時や分からないことがあった時、発見があった時に子どもの方から私に声をかけてくれました。とても嬉しかったです。

この活動に向けて、9人の仲間とともに役割分担をしたり、キャンプファイヤーでのレクを企画したり、火舞いの練習をしたり、バスでのレクを考えたり、Tシャツを作ったり、子どもへのプレゼントを作成したりと7月から打ち合わせを行い計画してきました。何かを成すための準備の大切さと大変さを今回も感じました。しかし、キャンプファイヤーでは子どもの楽しんでいる姿がたくさん見れて、プレゼントを渡した時には喜ぶ顔が見られました。この姿を見るとやはり大変なこともやってよかったなと思います。

自然の家の方も私たち教員を目指す人のためにこのような大学生の受け入れをしてくれていて、3日間という短い間ですが担当をすることで十人十色であることがよくわかるし、様々な面で子どもの成長や個性、良さがたくさんみられました。やはり子どもが好きだな、関わることが好きで楽しいなと感じた3日間でした。(百瀬)

夢のかけはしへ(寺坂)

8月18日に、アルバイトの仲間と「夢のかけはし」に行ってきました。「夢のかけはし」は、静岡県川根元町に流れている大井川支流の寸又川の峡谷に架かっている吊り橋です。友人のSNSで写真を見てから、是非行ってみたいと思っていた場所です。

しかし、当日岐阜市はあいにくの雨。。。それでも、静岡は晴れていると信じて、東名を走りました。道中は、太陽が出て来たと思ったら、急に雨が降ってきたりと天気に振り回され続けました。走り続けること2時間30分。目的のIC「島田金谷」に到着しました。しかし、高速の出口に差し掛かってもパラパラと雨が降って降り続ける天候。目的地を変更しようか、多くの意見が出ましたが、せっかく静岡まで来たし行こう!と、そこから山道を1時間走り到着しました寸又峡!

山の天気は変わりやすいというのは、本当ですね。到着した時は、雨が降っていましたが橋を渡る時は太陽がさしてくれました。川は、絵の具を溶かしているのではないかと疑いたくなるくらいのエメラルドグリーン。とても自然のものとは思えませんでした。
吊り橋も、歩くたびに揺れに揺れ高所恐怖症な私にとっては、なかなか渡るのに勇気のいる橋でした。加えて、定員が10名と言葉でも恐怖を煽ってくる寸又峡運営サイドに少しイライラしたり(笑)

そんな色々な感情が出てきたプチ静岡旅行ですが、たくさんの木々から出るマイナスイオンを感じ、友人と他愛もない話をし、実習まえにとても良いリフレッシュになりました!走行距離550キロ。もう一度があるなら、後部座席で行きたいなと思ってます(笑)(寺坂)
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