卒業論文のテーマ(中田啓)

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 6月24日のゼミでは卒業論文の内容について考えました。端的に伝えるためにどうしたらよいか、ゼミ生のみんなにアドバイスしてもらいました。やはり、自分では気づかない部分を指摘してもらえ、よりよい文章になりました。以下が私の文章です。

 私は子ども同士が信頼し合える学級づくりについて研究しています。今、いじめや学級崩壊など問題が多く起きています。こういった問題は学級の状態や、そこでの人間関係が原因であると考えられます。そこで私は、学級経営の中でも特に子ども同士の信頼関係を築くことが出来ればこういった問題に対処出来るのではないかと考え、このテーマで研究することにしました。今は多くの文献や研究を参考に信頼関係を築くために大切なことは何か調べています。私が教師になったら、この研究を生かして子ども同士が信頼し合えるような学級経営をしていきます。

 今は、教員採用試験でいっぱいですが、卒業論文もゆっくりでもしっかりと前に進めていきたいです。(中田啓)

卒業論文のテーマ(佐藤)

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6月24日のゼミで、卒業論文についてゼミ生同士でお互いに伝え合い、話し合う時間がありました。そこで、アドバイスをもらう中で内容整理を行うことができました。

まず、デジタル教科書が必要な状況の説明があり、その後の研究内容も具体的で、全体を通して順序だっていて良かったという評価をもらいました。

しかし、小学校教員を志望している私が研究しているデジタル教科書活用は、主に中学校分野です。自分でも悩んでいましたが、小学校分野についての説明が弱いという指摘をもらいました。そこで考えたのが、現状は中学3年生の分野を研究していますが、今後小学校分野にも応用できることを、研究の中で考えていくという方向性になりました。特に、子どもに本質を考えさせるための教師の発問を考えているので、そのことをしっかりと伝えられるようにしたいです。以上のことをふまえて考えた内容がこちらです。

私は教師用の数学デジタル教科書活用について研究してきました。
教育実習でも実感しましたが、学校現場ではデジタル教科書の導入が進められており、ICTを活用できる教師が求められています。そこで、デジタル教科書を教えるのではなく、デジタル教科書を活用して教えることで、子どもにより分かりやすい授業を展開できるようになると考えています。
現在は、中学3年生の分野について研究を進めています。今後は、子どもに物事の本質まで考えさせ、理解力を高めるための教師の発問について研究していきます。

ゼミ生同士で話し合うことで、改めて卒論について深めることができました。この調子でゼミ生全員が素晴らしい卒論を完成することができるように、頑張っていきたいです。(佐藤)

【20160623講演】大府市立共長小学校現職研修

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 6月23日(木)、大府市立共長小学校で、「『主体的に関わり合い学び合う』を考える」と題して講演をさせていただきました。

 演題は、この学校の授業づくりテーマから決めました。主体的に関わり合う姿は具体的にはどうような姿なのか、真に学び合う子どもたちの姿とはどのような姿なのだろうか、など、あらためて求める姿を皆さんに描いてもらい、そのために具体的にどのような授業づくりを心掛けたらよいのかを考えていただきました。

 また、若い先生のために基本的な授業技術を伝授することも入れ込みながらの講演となりました。

 校長室でも質問をたくさんいただき、こちらも大いに考え、学ぶことができました。

【20160621講演】こころの電話ボランティア相談員研修会

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 6月21日(火)、愛知県教育会館で、こころの電話ボランティア相談員の方を対象に講演をさせていただきました。

 「相談は相手に答えを決めてもらうこと ― 校長や県指導主事を経験して思う ―」と題して、休憩を入れて2時間ほど話をさせていただきました。

 参加の皆さんは、月1回ほど教育会館に来て、電話相談業務にあたっておられるとのこと。謝礼は交通費のみで、相談業務は真のボランティア。皆さんにますます頭が下がる思いで、話し始めました。

 こうした講演をさせていただくのは初めてで、いわゆる新ネタを皆さんに聞いていただきましたが、とても熱心に聞いていただきました。次のような感想をいただきました。

・人の気持ちの理解ということは奥深いものだと、つくづく感じました。玉置先生の懐の深さと温かさを感じられる講義でした。
・「あいさつのできない学校は今もいくつもあり、こんなやり方もあったのか」と目からうろこでした。電話相談の受け方に参考になるお話の数々で、本当に内容の濃い講義で参加させていただけた事に感謝です。
・電話相談の際に、保護者や児童に対して、相談の裏にどのような背景があるのかということを今日学んだ内容を参考にさせていただきながら、話を聴きたいと思います。聞く側のご配慮もしていただきながらのお話をどうもありがとうございました。

6月27日第2期生ゼミでの発表(牧野友)

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 6月27日ゼミの発表がありました。今回は堀裕嗣先生の『必ず成功させる「学級開き」魔法の90日間システム』を参考に3・7・30・90の法則について発表しました。

 発表の中心はタイトルにもある90日間の法則です。中学校の”担任がすべての教科の授業をするわけではない”という仕組みに対応してつくられた授業システムを確立するためのこの期間は、教師のシステムだけではなく生徒の混乱を解消するものだとまとめをしてみて感じました。

 中学一年生の国語の授業を例に発表したのですが、視写、聴写などを授業に取り入れた生徒が将来使える技を身につけられる内容でした。

 著書ではこの授業に使われているテクニックを
1.誰もが取り組める課題
2.誰もがちょっと努力すればできる課題
として紹介されています。

 この二つの意識で国語が苦手な子も今年は頑張ってみようという気持ちになるそうです。私はこの気持ちはすごく大切にするべきだと考えます。初めの印象が今後のやる気につながることを私も経験したことがあるからです。教師の工夫によって中学一年生の今後が決まると思うと責任のあるお仕事だなと改めて感じます。

 発表をしてみてまだ深く理解できていない部分があり伝わりにくかったかと反省しました。このシステムを他の教科にもつかったらどうなるのか考えてみたりしながら私の考えを深めていきたいと思います。

 この本を紹介してくださった玉置先生ありがとうございました。将来に活かせるように学びを深めていきたいと思います。(牧野友)

6月27日第2期生ゼミでの発表(古川)

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 6月27日ゼミ発表をしました。

 今回のテーマはGC/html5という内容です。GCとはGeometric Constructorの略であり飯島さんが開発した作図ツール(動的幾何ソフト)です。今回の発表では愛知教育大学の飯島康之先生が開発された幾何学の問題の一つをとりあげてゼミ生に紹介をしました。

 私達が中学生のときにうけてきた授業では図が動くというのは見たことがなかったのでパソコンで図を動かすとみんなが画面に釘付けになるぐらい集中して見てくれました。画面を見ながら「すごい」「面白い」という言葉をゼミ生から聞き、これは実際の中学生も同じ反応をとるのではないかとおもいました。

 また、お互いにどうしてこうなるのかとゼミ生が話し合いをしている様子を見てネットワークなどを通じて、興味、関心をもち生徒が議論しながら一つの問題を深く追究していく可能性があると感じました。

 ICTのすばらしさが今回自分自身とても実感できますます魅了にひきこまれました。 (古川)

【20160619参加】愛される学校づくり研究会

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 6月19日は、「愛される学校づくり研究会」でした。

 今回は、前半が「授業アドバイスツール」についての研修と協議、後半は来年のフォーラムを意識した「カリキュラム・マネジメント」をテーマにした話し合いでした。
 
 詳細は、すでに研究会書記の斎藤さんが発信していただいています。ぜひ以下をクリックしてお読みください。

 詳細1
 詳細2
 詳細3
 詳細4
 詳細5

【20160618授業】第4回授業深掘りセミナーで授業

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 6月18日(土)は、第4回授業深掘りセミナーでした。これは「授業と学び研究所」で昨年から立ち上げた授業セミナーです。

 私(玉置)にとっては、2回目の授業となりました。1回目は道徳授業を提案し、さらに道徳授業を深掘りしていただくことも考えましたが、今回は算数に挑戦しました。

 「□の数を求める」という課題です。一見すると□の数がわかれば終わり、という印象を持つ課題ですが、課題に対して初めてもった印象をもとに考えていくと、面白い法則がわかってくるというものです。

 楽しく授業をやらせていただきました。このセミナーの売りの深掘りでは、もちろん、今後しっかり考えておくべき事項があげられましたが、おおむね今回の提案授業は認めていただいたと思いました。新たな算数課題が見つかったことが、私にとっては大きな収穫でした。

 なお、私の前に社会科授業名人の佐藤正寿先生が授業をされました。もちろん新たな提案授業でしたが、安定した授業展開で、社会科授業づくりの力をしっかり見せていただきました。

 ゼミ生(準ゼミ生含む)参加は、今回は写真のように5名。すでに学びの記録を発信しています。そちらもご覧いただければ幸いです。

癒し(牧野)

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7月に入り、教員採用試験も間近になって、焦りや不安が毎日あります。
それは私だけでなく、みんなも同じであると、毎日ひしひしと伝わってきます。

ときにはどうしようもなく気分が乗らないときがありますが、そんな時に私を助けてくれるのは空です。
私が勉強しているあいだ、横で寝ているのですが、それを見ているだけで癒されます。

試験まであと少し、空と一緒に頑張ります。(牧野)

6月20日第1期生ゼミ記録(末松)

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6月20日(月)でのゼミでは、これまでと同じく過去問題を解きました。

今回は、平成28年度の教育新聞からの問題で、これまで何度も繰り返し解いてきたものとは、また少し違う問題でした。分野は幅広く、特別支援教育、体罰、人権、虐待、性同一性障害、いじめ、時事問題…。


その中でも一番難しかったのは、性同一性障害についての問題です。

「悩みや不安を受け止める必要性は、性同一性障害に係る児童生徒だけでなく、いわゆる『性的( )』とされる児童生徒全般に共通するものである…」

( )の中答えは、マイノリティ。
私は、性同一性障害以外の障害をもたない子ども、つまり全体の中の大多数(マジョリティ)の子の悩みや不安を受け止めることも大切なのだと解釈をして問題を解きました。しかし、正解は、性同一性障害(トランスジェンダー)以外の性の悩みをもつ子どもたちのことであり、全体でいったら少数派(マイノリティ)の子どもを指していました。

LGBTと最近よく聞くようになりましたが、今回でいうと、性的マイノリティに当たるのは、L(レズ)、G(ガイ)、B(バイセクシュアル)。子どもたちには様々な性の悩みをもつ子がいることをこの問題を通じて、改めて知ることができました。

今回の過去問で学んだことを、教員採用につなげていきたいです。(末松)

6月20日第1期生ゼミ記録(杉下)

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先日のゼミでは、いつも通り教職教養の過去問を解きました。

しかしその前に、玉置先生の奥さまから嬉しい差し入れが♪
アメリカに行かれたそうで、宇宙食のバナナと、ハーバード大学のチョコレートをいただきました。
食べたことのない宇宙食にみんな興味津々。ハーバード大学のチョコレートは、賢くなれそうだと有り難くいただきました(笑)
素敵なお土産ありがとうございました!

賢くなったところで、教職の問題に取り組みました(笑)
今回は、色んな内容が盛りだくさん。特別支援教育、体罰、いじめ、性同一性障害等、幅広く復習することができました。
玉置ゼミで毎回問題をやっているおかげで、初めて見る問題は少ないですが、まだ2択に絞り込んで間違えることや、自信のない問題も多々あります。試験まで一ヶ月弱ですが、しっかりつめて、自信をもって答えられるようにしたいです。(杉下)

卒業論文のテーマ(末松)

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6月24日(金)のゼミにおいて、卒業論文の内容を相手に伝えられるように、簡潔な文章を作りました。

作った文章を読んで聞いてもらい、杉下さんと堀江さんに2つのアドバイスをもらいました。
・具体例を入れるとより分かりやすくなる
・文脈を考えて、話し言葉はなくす

このアドバイスを受けて、書き直したのが以下の文章です。

私は「やる気スイッチ」について研究しています。
現在の教育課題の1つとして、子どもの学習意欲の低下が挙げられています。どうしたら子どものやる気スイッチを押すことができるのか、文献や小・中学校での授業参観を通して、情報を収集しています。現時点としては、資料の見せ方、発問の仕方、学びの体系などの工夫により、子どもの学習意欲の向上に効果的であると考えています。
教師になってから、研究の成果を授業において実践し、子どものやる気につなげていきたいです。

具体例を入れたことで、研究内容が伝わりやすくなり、話し言葉をなくしたことで、文章の違和感がなくなりました。2人ともアドバイスありがとう。

これからもゼミ生みんなで卒論に教採に頑張っていきたいです。(末松)

私の春休み(4)〜カナダII〜(岩田)

 みなさん、カナダというと相当寒いイメージがしませんか。実際わたしもそうでした。寒いのが苦手なわたしはカナダの寒さに耐えられるか不安でした。しかし、バンクーバーは意外にもそんなことはなく、日本と変わらないくらいの気候でわたしの不安要素がひとつ解消されました(笑)

 いよいよ、カナダ生活の幕開けです。公共交通機関も発達しており、どこにいくにも困らない。街はきれいでにぎわっていて、お店もたくさんあります。なんの問題もなくスタートしたように見えたのですが、はじめの1週間時差ぼけに悩まされました。

 1週間は毎日、明け方4時くらいまで眠れず、日中の学校は本当に眠かったです。日本とバンクーバーの時差は16時間。極端に言えばバンクーバーが朝の時、日本は夜です。「日本の人々はバンクーバーの人々にとって未来に生きている人ね。」これはわたしのカナダ人の先生がおっしゃっておられたことなんですが、面白い表現の仕方だなと思っていまでも心に残っています。

 さて、バンクーバーに到着した次の日からわたしの新しい語学学校生活が始まりました。

 学校に行くとアジア人はもちろん、ラテン人、ヨーロピアンなど今までわたしが関わる機会もなかったような、様々な人種の方で溢れていました。(やっていけるかな〜〜)正直気持ちはそれだけでした。クラスはグループのみで、フィリピンのようなマンツーマンシステムはありません。ムリだと思いました。(笑)

 しかし、もはや方法は一つだけです。拙い中学生英語で、ひたすら話しかけました。そして、その時にひとつ気づきました。それは、わたしが典型的な日本人英語のユーザーで、日本人英語は世界では聞き取ってもらえないということです。

 正直ショックでした。中学生から6年間嫌々ながらも教科として学んできた英語を全て否定されているような気になりました。以前、自分たちが学校で学んできたスピーキング英語は通じないと聞いたことがありましたが、日本に限ってそんなことはないだろうと、どこか信じていないところがありました。早速予想外の展開でした。

 (これからどうなるのかな〜〜)フィリピンで出会った日本人留学生の友達のことや、大学の友達を思い出しながら、新しい発見があるたびに自分の無知さを受け止め、新しい知識として塗り替えていく。そんな状況に混乱している自分がいました。この先わたしは、自分にとってこの時には想像もできないほどの学びを得ることとなります。続きはまた次回。ありがとうございました。(岩田)
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6さいのおよめさん(渡部)

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図書館の新着図書コーナーで「6さいのおよめさん」を見つけました。
ゼミを通して知ったいのちの授業、ケイコちゃんのお話です。

玉置先生が私たち学生を相手に授業をしてくださったこと、最後に鈴木さんがお話をしてくださったとき心臓がとてもドキドキしたことを覚えています。
絵本も読んでみたいと思い迷わず借りました。

読みはじめると涙が止まりませんでした。
読んでいると鈴木さんのお顔やお話が思い出されます。
絵本を読んでこんなに涙を流したことはありません。
また、本の最後に鈴木さんが「いのちを大切にする心を育むために」というメッセージを書いていらっしゃいます。ある小学校でのいのちの授業について書かれていました。
そのお話を読んでまた涙が止まりませんでした。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。

ゼミを通して知ったいのちの授業。
ケイコちゃんのお話。
6さいのおよめさんのお話。

きっと、ゼミでの出会いがなかったらこの絵本を手に取ることはなかったかもしれません。
この出会いを大切にして、私は将来、子どもたちにこの絵本を紹介したいと強く思いました。

改めてこのいのちの授業、ケイコちゃんのお話と出会うことができたことを嬉しく思います。
ありがとうございます。

(渡部)




卒業論文のテーマ(杉下)

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 金曜日のゼミにて、伝えるための卒業論文の要約を仲間に見てもらいました。

 私は、人によりわかりやすく伝えられるよう、書き言葉をやさしい言葉に変える等、言葉の使い方や言い回しについてアドバイスをもらい、以下のように書き直しました。

 私は、外国籍の子どももわかる、楽しい授業作りについて研究しています。
 外国籍の子どもの学習支援を通して、言語と文化に壁をもつ子どもたちが授業にとても苦しんでいることを知り、少しでもこの子達の役に立てる研究ができないかという思いで始めました。
 文献やヒアリング調査をもとに、外国籍の子どものつまずくポイントを知るところから始め、外国籍の子どもも含め、学級全員が一緒になって楽しんで取り組める授業を研究しています。
 外国籍の子どももわかる授業は、きっと他の子どもにもやさしいはずだと考えます。私はそんなユニバーサルデザインの授業を作りたいと思っています。

 仲間に見てもらうことで、伝わりづらい部分や言葉の違和感等に気づくことができ、勉強になりました。
 卒業論文について、もう一度見直し、もっと深めていきたいと思います。
 

卒業論文のテーマ(堀江)

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 6月24日のゼミでは、卒業論文の内容を人に伝えられるように、文章にして、ゼミ生同士で読み合い、アドバイスをし合いました。

 アドバイスとして
・文脈的におかしいところを直す
・より分かりやすい表現にする
ということを言われました。

 アドバイスをもとに考えたものが、以下の文章です。

 私は「子ども一人ひとりの個性を発揮できる学級経営の在り方」について研究しています。
 このような学級をつくることにより、子どもたちが自分の個性や良いところを伸ばすことができ、生き生きとした学校生活を送ることができるのではないかと思います。
 まずは、様々な文献から、個性を発揮できる環境についてや、個性を認め合うための、実際の活動例を調べました。
 これらの文献をもとに、自分オリジナルの活動を考えていきたいと思っております。

 今回のゼミで、アドバイスをもらったおかげで、より人に伝わりやすい文章になったと思います。12人の大所帯ゼミでよかったと改めて思いました。(堀江)

イスラム文化を体験(杉下)

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 先週日曜日に、初めて岐阜のモスクを訪れました。
 ラマダーン(断食)時期なので、モスクは溢れんばかりのムスリムでいっぱいでした。

 ラマダーン中は、日没まで飲食はせず、日が落ちたらみんなでモスクに集まって食事をとります。(男女は会わないように階で別れて食事をします。)
 今回はインドネシア、マレーシア料理をいただきました。
 私はムスリムではないですが、モスクということで長袖長ズボン、顔にはスカーフを巻いて参加させてもらいました。(かなり暑かったです)
 
 ムスリムの生活を見ていると、本当に信教熱心だなと毎回感動させられます。断食やお祈り等、日本人にはなかなかできないことだと思います。宗教に対する価値観の違いを実感するとともに、この違いがまたとても面白いなと感じました。

 今回私は訳あって完全な断食はできませんでしたが、次回参加する際は私も断食し、彼らと同じ気持ちを味わいたいと思います。(杉下)

6月20日第2期ゼミ生記録(江口)

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 今回のゼミは、寺坂君、石川君、百瀬さんの発表でした。

 寺坂君は、「ステーション授業」と「クラス会議」について発表しました。前回に続き赤坂先生の本を参考にしていました。チームについて気になった寺坂君は、今回もチームとは何かについて、追究していました。

 まず、良い授業を行うことで、良い学級づくりになります。そこで、ステーション授業が挙がりました。ステーション授業とは、名前の通り、「駅」を現しており、学習と生活の間にある重要な存在です。朝の会、帰りの会、授業中に行うことができるそうです。次回、実際にどのようなことをやるのかやってくれるそうなので楽しみです。これを行うためには、感動の体験、継続、日常化が同時に行われなくてはなりません。小さなインパクトが続くことで、より良い授業が作れるということがわかりました。

 クラス会議は、自治ができることを最終目標としています。ステーション授業で学んだことを活かす場所です。約束事が4つあり、それらを守りながら実力を全員につけていきます。表を使用していてとてもわかりやすい発表でした。

 2人目は、石川君です。「乱れない学級〜学級経営100の原則から〜」というタイトルのもと発表しました。前回は、堀先生の10の原則についてでしたが、今回は100の原則についてでした。

 石川君は、発表を始める前に前回の復習をしていていました。100の原則は10の原理が基盤になっていました。100の原則が使える場所は多くあります。特に、給食指導と清掃指導を説明してくれました。給食指導では、分担をすることが必要だと分かりました。中途半端に分担するのではなく細部まで分担します。そうすることで、「効率性」「公平性」「楽しさ」を身につけていきます。給食の時間が乱れれば学級は崩れると言われるほど、給食は大切な時間で、きちんと低学年のうちから指導していく必要があると思いました。

 清掃ということで、玉置先生から黒板の消し方を学びました。角で消すことであんなにも綺麗に素早くなることが知れて良かったです。

 3人目は、百瀬さんの発表でした。百瀬さんは、教師の子どもとの接し方についてでした。接し方ということで、方法論ではないということがまず大前提です。百瀬さんは、大きく分けて3つのことについて発表しました。1つ目は、教師の仕掛けです。教師は、手助けをする存在であり、子どもたちがやりたいと思えるように仕掛けることが大切だそうです。具体例であった、誕生日にお花をあげるというものは、わかりやすく、どう仕掛けるのがいいのか分かりました。2つ目は、子どもをみるということです。子どものことを「点」ではなく、「面」で見ます。ささやき術では、その場の行動ではなく、日記や字について囁くことで、子どものことをしっかり見ているということを知らせます。3つ目は、褒める、しかるについてです。なんでも褒めていると、これをすれば褒められると間違った方向になっていきます。よって、褒める時は、今後の教室全体の影響を考える必要が有ります。

 石川君が言ったように、発表時のまわりの反応が悪いので、もう少し、反応しお互いに高め合えるようになるといいです。教育実習で使えることが学べました。3人のみなさん発表お疲れさまでした。(江口)

卒業論文のテーマ(渡部)

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6月24日のゼミでは卒業論文の内容を分かりやすく人に伝えるために、ゼミの仲間で読み合いアドバイスし合いました。

私たちはこれまでにお互いの卒業論文の内容について話をしてきているため、仲間の話を聞いているとき、言葉足らずでも伝わってしまうような気がしてしまいます。
逆に、内容を知っているからこそ、アドバイスするときには「こういうことを伝えたいんだよね!!」と一緒になって考えることができした。

話し合う中で分かったことは「(これから先)こうしていきたい。」「将来この研究を活かしていきたい。」ということを入れていくと良いということです。
私たちの研究はまだまだ途中であり、もちろん結論は出ていません。
しかし、「こうしていきたい!」という先を見つめた言葉を入れることでより熱意が伝わるのかなと思います。

仲間からのアドバイスをもらい、私の卒業論文の内容についての文章ができました。

【私は大学で「教師の気づく力とは何か」ということについて研究をしています。子どもたちと多くの時間を共にする教師が子どもの変化や頑張りに気づくことが大切だと考えているからです。
私は気づく力とは「みること」と「伝えること」が大きく関係していると考えています。子どもの姿を見つめて気づくこともあれば、子どもに気づいたことを伝えることで生まれる対話の中から更なる気づきを得ることができると考えるからです。
子どもたちのよさや頑張りに気づくだけではなく、子どもたちのつまずきや、できたという気持ちにも気づくことで生活面、学習面においてもよりよい指導につなげたいと考えています。】

どうしたらもっと伝わるか、一緒になって考えてくれる仲間がいて幸せだなと改めて感じたゼミでした。

(渡部)

卒業論文のテーマ(浦)

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6月24日のゼミでは、卒論の内容を相手に伝えるために簡潔に文章にまとめました。

私は、最初書いたときに接続詞に違和感を覚えました。
例えば書き言葉で「それ故」、「したがって」と書いていても、実際に話すとなると違和感があります。
反対に、話し言葉で「なので」と使うと砕けた印象にもなってしまいます。

その違和感も含めて大澤さんと佐藤くんに見てもらい、以下のようにまとまりました。


私は「居心地の良い学級づくり」をテーマに研究しています。
このテーマを設定をした理由は、現在多くの学校でいじめがあると聞くからです。
いじめを苦に自殺を図る子どもや、学校に行くことが辛いという子どもがいることに、悲しさを覚えました。
しかし、いじめを学校からなくすことはとても難しいとも聞きます。
ですので私は、文献を通して、いじめが起こらない居心地の良い学級をつくるためにできる、工夫や教師の在り方を研究しています。


アドバイスのおかげで違和感もなくりました。
2人ともありがとう!
文章にしてみることで、内容について見直すきっかけにもなりました。
これからもゼミ生みんなで高め合っていきたいです!(浦)
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