8月27日愛される学校づくり研究会に参加して(堀江)

8月27日、愛される学校づくり研究会に参加させていただきました。

1期生から1人、授業者を出し、道徳の模擬授業を行い、それをアドバイスツールを使って授業評価を行うというものでした。授業者はじゃんけんをして、中田昂樹くんに決まりました。

昴樹くんの道徳の授業は、教室全体を見ながら、一人一人に丁寧に指導しているという印象を受けました。

授業評価の時間では、「主人公になったつもりで考えさせる」「教材研究として、何回も本文を読む」「あまり分かっていなさそうな子から当てることで、クラス全体で深い話し合いができる」「発問をした後、少し間を置いて、子どもたちに考える時間を与える」というアドバイスがありました。

他のゼミ生が、「落ち着きのない子」「自信がなく声が小さい子」「少し外れた意見を言う子」などの少しクセのある生徒を演じましたが、昴樹くんは、それにすぐ気づき、一人一人に寄り添って指導していました。
今までのセミナーや、玉置先生から教えていただいたことを、フルに活用して授業を行っていました。

研究会後には、暑気払いの会に参加させていただき、たくさんの先生方とお話することができました。その中で、一宮市教育センターの平林先生から、本をいただきました。また後日、本を読んだ感想を書きたいと思います。

普通の学生だったら、こんなにたくさんの先生方とお話する機会なんてないと思います。セミナーや研究会に参加させていただく度に、「玉置ゼミに入ってよかったな」と思います。
たくさんのつながりができ、たくさんの学べる機会を与えてくださる玉置先生に感謝しながら、今後もセミナーや研究会に参加したいと思います。

余談ですが、暑気払いの会が終わり、ゼミ生で写真を撮ることになり、ゼミ生の1人がセルカ棒(スマホで写真を撮るときに全体が写せるように伸びる棒のこと)を出したところ、玉置先生がそれに気づいて、「1回使ってみたかったんだよ。使ってもいいか?」とおっしゃって、実際に玉置先生がセルカ棒を使って、写真を撮りました。玉置先生のお茶目なところが見れた気がして、なんだかとても嬉しくなりました(笑)こんなお茶目なところが、玉置先生が愛される理由の1つなのかな、と思いました。
写真は、セルカ棒初体験の玉置先生を激写したものです。
(堀江)
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インド旅行記1 インド人家庭にホームステイ(杉下)

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私は旅行中、2日間だけインド人の家庭にホームステイをさせてもらっていました。
私は、ホテルよりもゲストハウスよりも、何よりホームステイが大好きです。
観光客用ではなく、本当の現地の人の暮らしを体験し、生のインドを感じることができるからです。

私がお世話になった家は、オールドデリーという地区にありました。親戚はまとまって住んでいるため、隣の家はおじいちゃん、向かいの家はお父さんの兄弟一家というように、知り合いだらけです。

インド人の朝はとにかく早い!お父さんは朝4時に起きてウォーキング、家畜に挨拶、餌やりに掃除…チャイを飲んでもう一回掃除と大忙しです。私も掃除や餌やりを手伝わせてもらいました。女性(しかも外国人)が外に出て仕事をするなどありえない話なので、回りの人達は不思議そうに見ていました。
インドでは、まだ女性はかなり閉鎖的です。家事もお手伝いで雇われた子どもがこなし、少し料理をするくらい。料理を作る以外、お母さんはお祈りをするか寝ていました。最近は外で働く人も増えたそうですが、それはごく稀です。男尊女卑社会と言いますが、ある意味女性はすごく大切にされているのかなとも思いました。

このような理由で不思議な目では見られましたが、笑顔で挨拶すると、みんな寄ってきて話しかけてくれます。この現地の人との交流が、私にとってたまらなく楽しいのです。
優しいファミリーにフレンドリーな現地の人々、素敵な出会いがたくさんの2日間でした。インド人の生活を垣間見ることができ、とっても勉強になりました。(杉下)

※写真は左からホストマザー、飼っている牛、インドの朝ごはんです。

8月27日 愛される学校づくり研究会に参加して(石川)

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8月27日(土)にEDUCOM春日井本社で行われた「愛される学校づくり研究会」に参加しました。内容は大まかに授業アドバイスツールを用いての模擬授業、そしてその後に授業者の方にアドバイスをするという形でした。私はこの中で模擬授業のみについて書こうと思います。

まずはじめに、模擬授業をする授業者を決めました。決め方は「じゃんけん」でした。じゃんけんで勝った人はその日初めて見る教材かつ1時間ほどの推敲のみでの模擬授業という形でした。
4年生のみでじゃんけんをした結果、授業者は中田先輩でした。

次に、今回の模擬授業で使用する教材を使って玉置先生から道徳の授業を解説付きでして頂きました。教材から「主人公は誰なのか」「その主人公の心情が変化した場所はどこなのか」をしっかりと捉えます。そこから『どうして心情が変化したのか?』という発問に繋げるのが、道徳の基本だと教えて頂きました。

その後、生徒役の1,2期生を相手にして模擬授業が始まりました。直前に頂いた昼食にほとんど手を付けていない姿から中田先輩の緊張具合を感じました。中田先輩の授業は、座席を市松模様に変更し1人、2人、4人と段階的に交流をするなどたくさんの工夫がありました。なかなか集中できない生徒や、大きな声で意見を言えない生徒にも柔軟に対応されており、堂々と模擬授業を終えていました。

私は授業を受ける生徒役でありながら「あんな様に堂々と授業が出来るようになりたい!」と思いました。中田先輩と同じゼミに入っていることがなんだか誇らしくなりました。
実習前にこのような研究会に参加することが出来て本当に良かったです。今回学んだことを1つでも活かせるように教育実習に臨みたいです。

ありがとうございました。

8月27日 愛される学校研究会に参加して(寺坂)

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8月27日、愛される学校づくり研究会に参加させていただきました。

朝のゼミの部では、玉置先生自ら模擬授業をしていただき道徳の教材研究のやり方を学びました。

1番驚いたのは、教材を自分流にアレンジするということです。あまり、道徳の授業を受けた記憶がないのですが、私が受けてきた道徳は読み物をみんなで丸読みしていくものでした。しかし、玉置先生は子供には資料を配布せずに、進められてました。手元に資料の無い子どもは聞くしかない状況に置かれ頭の中で情景をしっかりと思い浮かばなければなりません。しかし、このやり方だと読み手の技術も大切だと思いました。玉置先生は、物語るに惹きつけられるような抑揚のつけ方や、間の取り方で参考にしたいと思います。

午後の研究会では、ゼミ生代表として1期生の中田さんが模擬授業を、松井さんがアドバイスツールを使い多くの先生方の前で授業をされました。子供みたいな感想ですが、あの独特の緊張感の中45分授業をやり切った中田さんと、ベテランの教師のようなアドバイスをされた松井さんを見て素直にすごいなと思いました。お二人をはじめ、1期生の12名の先輩方は急に意見を求められた場でも順を追って自分の意見を言えたり、私たち2期生にも気さくに話しかけてくださったりして本当に感謝しています。玉置先生に出会えただけじゃなく、そんな尊敬できる先輩方に会えて、この玉置ゼミに入ってよかったと思います。(模擬授業で、集中できない嫌な役をしたから挽回してるわけではありません(笑)素直な気持ちです。)

先に述べたように、模擬授業ではクラスに1人はいるまったく授業に入れない子供役をやらせていただきました。役です。くどいですが素ではありません(笑)
模擬授業後、中田さんからあんな生徒がいたらどうしたらいいか分からなくなる、めっちゃ困ったと言われました。自分でも演じていて、自分ならどういうかなと、考えましたがなかなかいいアイデアは思いつかなかったです。玉置先生がおっしゃっていたように、軽く触れ、後からケアする方法が良いのかなと思います。実習前に思いがけないところでいい悩みを得れました。

研究会後は、EDUCOMさんのはからいでBBQに参加させていただいました。大人のBBQを見せつけられたような気がしました。ホルモン、大アサリぜんぶ美味しかったです。ありがとうございました。(寺坂)

インドに行ってきました(杉下)

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実は9月の始めから一週間、インドを旅行してきました。
(またもや一人旅です(笑)。今回は現地ガイドさんと一緒でしたが)

世界観を変えたいという思いで訪れたインド、何もかもが新鮮で、本当に面白い国でした。非日常、混沌、活気溢れる町…ガイドブックなどで聞いていた色んな言葉が本当によく当てはまります。

たった一週間の旅でしたが、学びや出会い多き素敵な時間を過ごすことができました。

今後インド旅行記、更新していきます!(杉下)

※写真はデリーを観光した際訪れたフマーユーン廟です。

高校の友人と(渡部)

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9月6日、7日に高校の友人と香川県、徳島県に行ってきました。
高校のバレー部の友人で特に仲の良かった二人ですが実はこの二人は高校からの付き合いではないのです。
中学生のときからバレー部だった私たちは中学時代はお互いライバルでした。試合のときには向かい合って握手をしていました。しかし、同じ高校に入学し、高校では試合のとき横に並んで手を握っていました。
今思い出しても何だか不思議な感じがします。
そんな二人とは大学生になってからも連絡を取り合い、定期的に会っています。そして先日、香川、徳島に行ってきました。
この旅行も出発の数日前に決まり、宿も前日に予約するほど突然の旅行でしたが、とても充実した二日間でした。
今回一緒に旅行に行った二人は理系の学部で大学院に進学することが決まっています。
私たち三人は大学も学部も違いますが勉強、サークル、部活、留学…それぞれ一生懸命取り組んでいることがあります。そんな話をお互いすることでとても刺激になります。
これからも繋がっていたいなと思う大切な友人です。

この旅行での思い出はまた記事に書いていきたいと思います!(渡部)

8月27日 愛される学校づくり研究会に参加して(浦)

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8月27日、「愛される学校づくり研究会」に参加させていただきました。
玉置ゼミ生は、道徳の模擬授業の教師役と生徒役をやらせていただきました。

午前の道徳の勉強会、模擬授業、先生方からいただいたアドバイスの中で、私が学んだこと、そしてこれからに活かしていきたいことを書きたいと思います。


◯教材研究
道徳の教材研究をする上で、押さえるべきことを教えていただきました。
1.主人公は誰か
2.主人公の気持ちが変化するところはどこか
3.対照的な言葉を探す
この3点を押さえながら発問を考えたり、板書計画を練ることで、すっきりとした授業ができるのだと思います。実際に、玉置先生の見本の授業も、中田君の模擬授業も、1本の筋が通った、考えやすい展開でした。このポイントを押さえた教材研究をするだけでも、子ども達にとって分かりやすい授業になるのだと思います。

◯クラス全員で考えられる雰囲気を作る
教室には様々な子がいます。時には「えっ?」と思うような子どもの発言もあるかもしれません。その時は、教員が「違う」というのではなく、クラスの子ども達に「どう思う?」と投げかけ、仲間同士で気付かせたり直させることも、内容を深めるための1つの工夫なのだと思いました。また、声が小さい子には、周りも巻き込みつつ、「もう1回聞いてみよっか」、「(隣の席の子に)何って言ってたか教えて」と尋ねることで、その子の負担にもならず、かつ授業に入りやすくなるのではないかと思います。授業の内容についてこれていない子、疑問も持っている子もそのままにせず、フォローを入れていくことも忘れてはならないことだと学びました。

◯「待つ」
発問してすぐ話し合いにしたり、指名をするのは良くありません。考える時間が必要だからです。発問したら、少しでも子ども達が自分の考えをまとめられる余裕を作ってから次に移ることが大切なのだと思いました。私は、間が空くと不安になり、すぐに付け足しをしたり、言い直しをしてしまいます。しかし、私が焦っている中、子ども達はしっかりと考えてくれているのかもしれません。待つことも意識していきたいと思いました。


教育実習前に知りたかったなと思うことも多々ありましたが、今後、教員となり実際に授業をする場面は多くあると思います。
その時にこの学びを忘れることなく、活かしていきたいです!

また、研究会後にはバーベキューにも参加させていただきました。
とても美味しく、多くの話もお聞きすることができ、楽しい夏の思い出となりました。
EDUCOMの皆様、先生方、このような機会を本当にありがとうございました。(浦)

わくわく算数教室に参加して(石川)

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夏休みに長期間帰省することが決まった私は、地元である知多郡東浦町での「夏休みわくわく算数教室」に参加させて頂きました。

わくわく算数教室は、東浦町立片葩(かたは)小学校で2013年から行われている補充学習の場です。私は参加者である片葩小学校の児童に学習支援をする「スクールパートナー(SP)」として参加させて頂きました。

SPと参加児童がほぼマンツーマンで学習をするわくわく算数教室では、子ども達の苦手意識の多い算数を「笑顔」を通じて学ぶことで解ける喜びや分かる楽しさを味わってほしいという願いから、子ども達の「笑顔」を大切にしていました。そのため学力の向上よりも「楽しく学ぶこと」を重視して取り組みました。

わくわく算数教室を運営している元片葩小学校校長の中村先生はまず始めにこう話されました。

「わくわく算数教室のすごいところはどの児童も90分間しっかりと集中して笑顔で勉強に取り組むところ。普段なかなか集中できないような子でもここに来ると不思議なことに勉強をする。」

まさにその通りでした。
1年生の子でも90分間みっちりと集中していました。「普段の授業では見られない頑張りとやる気」と先生方も言ってくれました。マンツーマンということもあり頑張りに対してSPがすぐに褒めることが出来ます。周りの先生方も褒めてくださいます。頑張りの分褒めることで子ども達はまた更に頑張ります。教室はあたたかい雰囲気に包まれていました。

わくわく算数教室では私たちSPは「お兄さん(お姉さん)先生」と呼ばれました。私はゼミでの研究で『おにいさん先生お姉さん先生が許されない時代になってきた』と発表をしていたので絶滅したと思っていた生き物を見つけたかのように驚きました(笑)

今年のわくわく算数教室は参加児童約250名、学生ボランティア(SP)13大学約120名で運営されたそうです。ものすごい数です。私はこの「夏休みわくわく算数教室」に参加できたことを嬉しく思います。また、こんなにもあかかかな学習の場が地元にあることを誇りに思います。わくわく算数教室を運営して下さった中村先生、片葩小学校の先生方、ありがとうございました。

教育実習前にとても身になる経験をさせて頂きました。(石川)

受け継がれるバトン(佐藤)

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先週の火曜日、私が所属する陸上部で部長の引き継ぎ式がありました。これまでメインでチームを引っ張ってきた3年生は教育実習に行くので、毎年この時期に2年生の代に引き継ぎが行われています。
自分もちょうど2年前に部長を受け継ぎ、そして1年前に引き継いだことを思い出すと、とても懐かしく感じました。

言い訳になってしまいますが、私は教採に向けて取り組んでいたこともあり、4年生になってからはあまり部活に行けませんでした。しかし、自分が出場する試合に向けた調整と、今の2年生がどんなチームを作っていくのか、その様子を見守るためにも、今後は積極的に部活に行こうと思います。(佐藤)

にっぽんど真ん中まつりを終えて(白井)

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私が所属する岐阜聖徳学園大学 柳 というよさこいチームは、8月26〜28日 にっぽんど真ん中祭りにて、大賞(内閣総理大臣賞)をいただきました。

とても光栄な賞をいただき、夏休みに1日しか休みがないという中、みんなで頑張った努力が実ったことを嬉しく思います。みんなで力を合わせたからこその結果であると思います。

しかし、この結果は踊っている人たちだけでなく、様々な人の助けなければあり得なかったと思います。例えば、幕を出してくれたり、荷物を運んでくれたりといったお手伝いをしてくれた4年生の先輩、日頃から応援して、練習で遅く帰ってくるのにご飯を用意して待ってくれる親、中庭で練習してる私達を温かく見守ってくれる大学関係者の方、演舞を見に来てエールをくれる友人。まだまだ書ききれないほどの人の助けがありました。
また、14代続く柳の歴代の先輩が積み重ねてきたものが今回の結果に繋がったとも、感じています。

私は、今、教育実習の真っ最中です。このたくさんの人たちの力のもと、経験することのできたにっぽんど真ん中祭り『大賞』は、自分の頑張る原動力となっています。この経験を、教育実習にも生かしていきたいと思います。(白井)

8月27日模擬授業からの学び(中田昂)

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先日、愛される学校づくり研究会で、模擬授業をさせていただいた。

自分の授業が目的ではなく、ICT機器の使用とそれを用いた検討会が目的だった。しかし、あんなに多くの先生方の前で授業をしたことがなかったので、余計緊張した。さらに教科は道徳。授業前から教採の面接なみに緊張していた。吐き気止めを飲んだことは内緒。

ここでは、授業の感想を少し。
道徳の授業は、実習で2回やったきりだった。しかも、全く手応えを感じていなかった。
自分が授業をやる前に、玉置先生が大体の流れを説明を加えながら授業をされた。その後、それを大元に授業の構成を考えた。松井君と牧野さんと共に流れの復習と発問、資料の読み込みをした。
玉置先生と同じようにやれば大丈夫だと思っていた。

実際はそんな上手くいくわけない。経験なんてない。大丈夫だと思った自分がアホらしく思えた。授業に集中できていない生徒、声の小さい生徒への支援は全然できなかった。その存在に気づくことはできるのに、関わり方がわからない。こういうことも勉強しないとなと初めて気付かされた。

自分が話をしていない時間が怖くて、生徒より話してしまう。道徳なんだから、考える時間が大切だとわかっているのに。わかってもらいたくて話しすぎる。もっと意識すべきだなと思った。「全てを教えない」これからより意識します。

自分では生徒のことを見ることができていたと思った。しかし、その後、神戸先生がおっしゃった「授業に集中できていない生徒が、班で話し合う時の椅子の向きが、最初は15度だったけど、最後は40度になっていたよ」と。椅子の角度の変化まで見ることはできなかった。そういうとこにまで気づけると、よりその子を誉めれる。もっと視野を広くしなければ。

この機会に模擬授業をさせていただけて、大変勉強になりました。課題が山積ですが、それも今後の研究に繋げて克服していきたいなと思います。仲間に助けられての授業になりました。みんなに感謝です。ありがとうございました。(中田昂)

【20160810講演】飛島学園

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 8月10日は、飛島学園で講演ならびに会議に出席しました。その詳細については、すでに飛島学園HPに、こちらから記事を書いて発信しました。3部作です。ぜひご覧ください。

 飛島村一貫教育研究会開催(その1)

 飛島村一貫教育研究会開催(その2)

 飛島村一貫教育研究会開催(その3)

8月27日愛される学校づくり研究会に参加して(渡部)

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8月27日に株式会社EDUCOMさんで行われた「愛される学校づくり研究会」に参加させていただきました。今回、私たちゼミ生は模擬授業の中で教師役、生徒役をやらせていただくことになっていました。

午前中はその模擬授業に向けて道徳の授業のつくり方、授業の進め方について玉置先生に教えていただきました。

道徳の授業づくりではまず主人公は誰か、どこで主人公の気持ちが変わったか、なぜ変わったのかということをとらえることが大切だと教えていただきました。

また、子どもたちの気持ちを主人公に近づけることが大切だそうです。例えば今回の教材「言葉の向こうに」の中に「必死で反論する私の言葉も、段々エスカレートしていく。」という一文があります。そのときにどんな言葉だったのか想像させます。文章中に書かれていない言葉を具体的に想像することで気持ちを主人公に近づけることができます。

今回の模擬授業では1期生の中田昴樹君が教師役として模擬授業を行いました。他のゼミ生は生徒役ということで参加をしました。集中力がない生徒、少しやっかいな(?)生徒、声が小さい生徒などキャラクター設定をした学生もいます。私は声が小さい生徒の役をやりました。模擬授業の中で私がボソボソっと発言をする場面がありました。きっと実際の学校でも声が小さく、クラス全体にその子の意見が届かないという場面はあると思います。

授業後の先生方による授業アドバイスツールを使ったお話の中でこのような小さな声で発言する子どもがいたときには近くの子どもにスピーカー役になってもらうという方法でクラス全体にその子の意見を届ける、もう一度聞きたいときには「もう一回言ってくれる?」ではなく「もう一回聞いてみようか」と言うことができるそうです。

もしも私が小さな声の子どもだったら「もう一回言ってくれる?」と言われると自分の意見に自信がなくなってしまうけれど、「もう一回聞いてみようか」と先生が言って周りの友だちが「うん」とうなずいてくれるのを見ると、周りが自分の意見を聞きたいと思ってくれていると感じることができ、意見を言いやすいと思いました。

先生方のお話の中では録画された授業の映像を見ながら授業者の中田君に「このときどうだったか覚えてる?」という質問がありました。
その度に中田君はしっかりと答えていました。あの緊張感の中で生徒たちの様子をしっかりと見ていて本当にすごいなと思いました。

また、集中力のない生徒には何度も声をかけたり、分からないという生徒には目線を合わせて一緒に考えたりと一人一人のことを大切にしているということがとても伝わってきました。

緊張してお昼ご飯もほとんど食べられなかった(笑)中田君ですが50分間一生懸命取り組む姿をみて本当に素敵な仲間がいるゼミだな改めてと感じました。

教員採用試験も終わり、後期のゼミでは授業づくりに取り組む予定です。ゼミの仲間と切磋琢磨してがんばっていきたいです。

夕方からはとてもおいしいバーベキューを楽しませていただきました。この夏休み最初の夏らしい、楽しい思い出になりました。EDUCOMのみなさん、先生方、ありがとうございました。(渡部)

8月27日道徳の授業作り (牧野紘)

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8月27日に、教員採用試験を終えてから初めてのゼミがありました。

私は最初、参加するか迷っていました。
なぜなら、別件があり、午前中しか参加することができなかったからです。
午前中しか参加しないということは、みんなが危惧していた授業者にはならない(笑)ということだからです。
みんなに申し訳ないという思いを抱きながら、参加させていただきましたが、今では参加して本当に良かったと思っています。

まずは、久しぶりに玉置先生や、ゼミの仲間、後輩に会えて、胸いっぱい温かな気持ちになりました。
これだけで、来て良かったと思いました。

初めは、玉置先生に道徳の授業作りについて教えていただきました。
話を聞いていて、1番印象に残ったことは、玉置先生が子どもにイメージをさせることを徹底していることです。
文章を読みながら時折補足を入れたり、実際に聞いたり、時には演じたりしていました。
この細かな工夫が子どものイメージを膨らませていくのだと分かりました。
道徳は正解を求めるわけではないので、国語のように文章の中から言葉や答えを探すのではなく、玉置先生のように子どもにたくさんイメージさせ、考える機会を持てるような授業展開を、自分もしたいと思いました。

後半は、授業を作る組に混ぜてもらい、中田くんと松井くんと授業の進め方について話し合いました。
中田くんは柄にもなく(笑)、とても緊張していましたが、より良い授業になるように、必死に考え、練習をしていました。
松井くんは、良い授業になるように、中田くんにたくさんアドバイスをしていました。
私は一つの授業作りについて、何人かで考えることが初めてだったので、自分とは違う考えを聞けたり、より良い進め方を一緒に考えたりして、とても濃い時間でした。
私は実際には見ることができなかったのですが、中田くんが先生役、みんなが生徒役で、頑張る姿が想像できました。
どんな授業になったのか、またみんなの記事を読むのが楽しみです。

ゼミを終えて、授業作りにも意欲がさらにわきました!
卒業研究とともに、授業作りも、ゼミの仲間と切磋琢磨して頑張りたいと思います。
このような貴重な機会を下さった、玉置先生と、エデュコムの皆様に感謝しています。
ありがとうございました。(牧野紘)

8月27日 愛される学校づくり研究会 (松井)

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8月27日(土)にEDUCOM本社にて行われた、愛される学校づくり研究会に参加させていただきました。道徳の授業をゼミ生が行い、その授業をアドバイスツールを使ってどう振り返るかというものを見ていただくのです。

授業者は中田昂樹君に決まり、私は中田君と牧野さんと一緒にどんな授業にしていくかを別室で話し合い。いかに考えさせ、いかにその考えを引き出すかについて主に考えました。

話し合いも終わり、玉置先生からアドバイザーをやってほしいとご依頼が。すぐにお引き受けしたのですが、大役を任されたと気づいたのは授業が始まってからでした(汗)

アドバイザーとしての立場から振り返りたいと思います。アドバイスツールは初めて使わせていただきましたが、とても使いやすく記録のしやすさに驚きました。私は生徒役の様子を中心に教師の働きかけを主に記録しました。個性ある生徒たちに中田君がしっかりと対応しようとしていたのがよく分かりました。初めて見る生徒を前に、すぐに対応しようとしていたところがさすがです。また、話し合う場を何度も取り入れ、考えを押しつけるのではなく、生徒の考えを大切にしようとしていたこともとても伝わってきました。少しだけ残念だったのは、3人で授業の練習をしていたときよりも範読が早口になっていたこと。やはり緊張すると早口になってしまうんだなということを感じました。

その後は10分の時間をいただき、(同僚として)アドバイスをしました。私の反省としては記録はできましたが、何を1番伝えるべきかという順序があまり考えられていなかったことです。せっかく記録した映像がうまく活用できませんでした。「何分くらいのことか」など、覚えておく工夫も必要だと感じました。また、改善点の伝え方も反省しました。他の3人のアドバイザーの先生方は必ず授業をしてみて感じたことを聞いたり、授業のよさを最初に必ず伝えていました。私は中田君のよさを知っているからと、それらを後回しにして改善点ばかり伝えていたように思います。私が逆の立場だったら嬉しくないと思ったので、今後は伝え方も意識していきたいです。

道徳の授業後には暑気払いの会にも参加させていただきました。たくさんの先生方とお話をさせていただき「もっとがんばろう」という気持ちに。全員ではありませんが、採用試験が終わってゼミ生が集まり、勉強できたことが嬉しかったです。大学生活も残り半年ほど。もっともっとゼミで学んでいきます。

最後に、このような場を用意していただいた先生方、EDUCOMの皆様、ありがとうございました。(松井)

世界一受けたい授業(寺坂)

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私はテレビを見ることが好きで、多くの番組を毎週欠かさず見ているのですがその中の1つに、日本テレビ系列で放送中の世界一受けたい授業があります。

先週の土曜日、8月20日の放送で登壇された方が新井淑則先生でした。
玉置研究室のHPをご覧になられている先生方は、ご存知の方が多いのでしょうか。新井先生は、全盲というハンデを抱えながら今も現役で中学校の教師をされている方です。

番組の中では、新井先生が普段から子供との距離を縮める為に工夫されていることが放送されていました。

それは、担任になったときの自己紹介の仕方です。他のクラスと違って、自分のクラスだけ目が見えない先生だと不安に思ってしまう子供が多いと思います。そこで新井先生は、その不安を取り除くために自己紹介の時にリンゴの皮むきをするそうです。これは、実際にスタジオでやられていたのですが、皮の厚さの薄さに驚きました。これをしてもらえたら、子供は先生に対して大きな安心感を抱けると思いました。

子供の自己紹介にも、ハンデを抱えている新井先生ならではのこだわりがあります。それは、自己紹介の終わりに自分のオンリーワンを発表することです。それを発表することで、私の悪いところではなく私にしかないところという風に考えを変えることができると思いました。

また、新井先生は全盲である為子供の顔と名前を一致させることができません。そこで新井先生は子供の自己紹介をボイスレコーダーで録音して声と名前を一致させるそうです。暇なときがあればひたすら聞き続け、1年生180名を覚えるそうです。

この番組を見て思ったことがあります。それは、「自分自身を教材にされている」ということです。琵琶法師のように、琵琶を弾きながら平家物語を語ったり、給食の時間に介助体験をさせたりと、普通の人なら、自分を閉ざしてしてしまいそうですが新井先生は、自分を出すことで子供の人格の形成をはかっていらっしゃると思いました。

この新井先生の話は、24時間テレビの特別ドラマでやるそうなのでこちらも、見たいと思います。(寺坂)

【20160809講演】岡山県笠岡市で講演と模擬授業

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 8月9日、4回目となる岡山県笠岡市で講演と模擬授業を行いました。私の話を聞くのが4回目という方があり、アクティブ・ラーニングが今回のテーマとはいえ、私自身の授業づくりの考え方は変わっておらす、重なるところがいくつかあって、楽しみにして参加していただいた方にとっては、申し訳なく思うところもありました。

 このときの講演等について、市教委の高橋伸明先生が発信していただきました。以下で紹介をさせていただきます。ありがとうございました。

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去る8月9日(火)に,恒例の「若手教員パワーアップ研修会」が開催されました。
始めてもう5年目になる,35歳以下悉皆の研修会です。今年も昨年度に引き続き,岐阜聖徳学園大学の玉置先生と,関西大学の塩谷京子先生に講師をお願いしました。

今年の研修会を貫くテーマは「『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点から)』を実現する授業を創るために」。意図をかみ砕いて言うと,アクティブ・ラーニングの手法を学ぶ研修会なのではなく,こんな授業をするためには日常的にちゃんと子どもに力をつけなきゃいけないよね,日々のちょっとした営みの質を上げましょう,そういうことを伝える研修会だったわけです。

お二人にコラボをお願いするのは2年続けて。当初思っていたとおり,いやそれ以上に,この最強コンビの研修会は,笠岡市の若手悉皆研修のニーズにピッタリであると改めて実感しました。とにかく,「国語も算数・数学も大切なことは同じだよね」「小学校も中学校も授業づくりの本質は同じだよね」と気付かされることの連続。何よりも講師のお二人が,そのことに深く納得し,自ら驚きながら臨機応変に伝える内容も工夫・強化してくださったので,必然的に参加者へそういうメッセージは伝わります。

◆子どもが主体的に学ぶとはどういうことか,数々実感させていただきました。例えば,子どもの「やりたくない」「わからない」「おもしろくない」という素直なつぶやきを拾って,そこから「もっと読んでみたい」「もっと計算してみたい」という状況へ持って行く模擬授業を実際にやってみせてくださったことが,大変ありがたかったです。圧巻でした。難しい学習内容を一部の子どもだけで進めるのではなく,全員を巻き込んで展開する授業。日常的にマネをしてみたいと思わせる,良いヒントをたくさんいただきました。

◆これでもかこれでもかというくらい,対話的な学習場面の大切さを教えていただきました。ペアで,グループで,そして先生と,これだけ繰り返し繰り返し対話しながら授業を展開することの価値を実感させていただくと,若手教員は否が応でも「授業でやってみよう」と思うでしょう。少なくとも,一方通行の・講義形式の展開を当たり前にやっている人には,この方法をまねるだけでも,授業の質は上がりそうです。

◆もちろん,意味もなく対話的な授業を見せてくださったのではなく,お二人は「深い学び」を体現してくださいました。塩谷先生が全国学力・学習状況調査中学校国語B問題を使って伝えてくださった「ここから何を学ぶか。何を教えなければならないか。」の講義は,情報学博士としての真骨頂を発揮されているとも言い得る,深い内容でした。玉置先生の数学の模擬授業も,数というものの規則正しさ・面白さを深く追究する内容でした。思いっきり文系な私からすれば,こういう数学の授業名人の奥深い教材解釈・教材研究にはいつも圧倒されます。さらにお二人とも,深い学びへと誘うための「指導言の妙・的確さ」をいかんなく発揮してくださいました。これこそ,日常授業の改善へのもっともありがたいヒントの数々。良いものをたくさん見せていただきました。

私はすでに2年間このパワーアップ研修会の主査ではなくなっているので,もはや中心となって考える立場ではないのですが,これだけ絶妙のコンビネーションで今年もお二人に展開していただくと,また続けてぜひ!とお願いしたくなります。もちろん,ご迷惑をお掛けしてはいけませんが,今後も何らかの形で笠岡市の教育のためにお力添えを賜れればなあと強く思った,今年の研修会でした。お二人をはじめお世話になったみなさまに,深く深く感謝申し上げます。

8月27日道徳の模擬授業をどうして学んだこと(江口)

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 私は、8月27日に道徳の模擬授業に参加させていただきました。道徳の授業は、国語とは異なり、生徒の意見に沿って、深めていくと学校の授業で学びました。私は、国語専修のため区別が付けにくく、今回のセミナーでやり方を学ぼうと思っていました。

 午前中に、指導者を決めるということで、中田先輩になりました。その後、玉置先生の道徳の授業が始まりました。玉置先生は、本文を配らないで、先生の音読によって、イメージを膨らませるというやり方で、初めて行なうものだったためとても勉強になりました。ただ、読むだけではなく、間を空けたり、読まない文があったり、補足したり、生徒に考えさせるなど、様々な工夫をされていました。これらは、教材研究を多く行わなければ、できないことだと思います。話し合いの際は、ペアや4人グループにするなど、生徒中心の授業でした。

 午後からは、中田先輩の授業でした。玉置先生の指導のように行い、また堂々とした口調で素晴らしかったです。落ち着きがなかったり、少しずれたことをする生徒に早く気づき、声を掛けているのがとても印象的でした。そういった生徒を見捨てることなく、全員が授業に参加できる授業づくりをしていきたいです。自信がなく、声が小さくなってしまう生徒には、周りの生徒に聞こえた?と聞くなどして、全員が聞き取ろうとする雰囲気を作り出していました。

 今回のセミナーに参加させていただき、道徳の授業展開を学ぶことが出来ました。生徒一人一人に注目していくことが大切だと改めて感じました。中田先輩お疲れ様でした。そして、授業が終わった後のBBQを用意してくださった、EDUCOMの皆様ありがとうございました。とても、楽しく過ごすことが出来ました。また、セミナーがある際には、よろしくお願いします。(江口)

書くことによって学ぶとは…(吉田)

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ある日のことです。朝起きてご飯を食べていると玉置先生から1通のメールをいただきました。

「書くことによって学ぶということをしていますか?」

このゼミに入り、半年近くなりますが私はもう一度この言葉の「真意」に向き合おうと思います。

僕なりに仮説を立ててみました。
「書く=学ぶ」なのでしょうか。
書くことで記憶に残りやすい・頭で考えるだけではなく、手を動かせというのはよく耳にしますよね。確かに私自身「頭が整理できた経験」や「記録することの大切さ」を感じてきました。ただ「書く=学ぶ」という表現を先生はされていません。

なぜでしょう?

それは「=」と記号の恐ろしさにあると私は考えます。
書けば何とかなる、書いてまとめさえすれば自分のものになった。なぜなら書くことは学ぶことと同じだから。
これは目指しているビジョンとは違うと言い切れます。理由はただ1つ、ゼミのみんなが先生の思いを肌で感じているからです。

そして「=」ではなく、「によって」という言葉がすべてを物語ってます。
「によって」という言葉は文法的に「手段・方法」を表す際に用いられる表現です。つまり誰かによって使われるということです。ここが大きなポイントだと私は考えます。「書く」という行為をその人がどう位置付け、その人が物事に対してどのような姿勢で向かうということ、いわゆる「心」がいるではないでしょうか。
「書く」という行為は一つの手段であり、そこに「心」があるから学ぶことができるではないでしょうか。多くの方の講演会や自分の身の回りにある不思議、体験には多くの情報があり、それをすべて還元するのはなかなか難しい中で「1つでも自分の身にしたい」「前の自分よりも大きくなりたい」と思うからこそ成り立つ、学びなのかもしれません。

1つの手段としての「書く」ととらえた時、一つの疑問が生じました。なぜこんなにも先生はこだわるのでしょうか?
それは先生の姿が教えてくださいました。先生の人生をすべて知っているわけではありませんが、先生は書くことによって学ぶことの大先輩であり、物事に対して気づき、その問いを追い求め、情報を整理して、体現化されているのだと見て感じます。「将来、先生は書くことが多い」とも先生は話されますが、それは後付けの理由で、僕らの夢、成長のためになってほしいという思いがあるのではないでしょうか。

この意見は僕の個人的な見解であり、誤解や異なる見方があるかもしれません。是非、僕にその意見を教えてください。その意見が僕を大きくしてくださると思います。

また、素直に記事を書いていこうと思います(吉田)

8月27日愛される学校づくり研究会に参加して(百瀬)

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8月27日にEDUCOMにて行われた「愛される学校づくり研究会」に参加させていただきました。私たちの関わりは、ゼミ生の中で授業者と生徒役を決めて、道徳の授業をするというものでした。また、その授業の様子をアドバイスツールを用いて参観していた方から授業者の方へアドバイスする時間も見させていただき視点が広がり、とても貴重な経験をさせていただきました。

はじめに、ゼミ生を対象に玉置先生より道徳の授業をしていただきました。その際、道徳の授業の方法について学びました。まず資料を見て、主人公は誰か、主人公の心情が変わったところはどこかを見極めます。玉置先生は授業の進め方として資料を生徒に渡さずに、教師が話して内容を把握させる方法をとっていました。

このことで、子どもがイメージを膨らませたり、集中して聞き話の世界に入っていきます。しかしこの方法をとる際には、どこを読みどこを読まないのか、強く読む部分はどこか、何を補足するのか、どこで考えを持たせるのかと事前の教材研究がものすごく大切であることがわかりました。

今回の模擬授業では、授業者は1期生の先輩から中田先輩に決まり、私は他のゼミ生と共に生徒役として参加しました。生徒役としても事前にどんな子がクラスにいるのかを考えながら、どんな反応を先生に見せるのかを考えました。

先輩方と話し合う時間の中で、実習を経た先輩方はどんな子がいたとかどんな反応があったかなどすごくたくさんの考えをもっているなと感じました。この時、経験より学ぶ事は大きいなと思い、実習への不安が私も経験して学びたいという思いに変化しました。

模擬授業では、中田先輩はクラスの全体をよく見ていて、集中出来ていない子を引き込んだり、話し合いのとき2人から4人と工夫されていて、考える道徳の授業でした。事後のアドバイスの時間で、関わりや子どもの反応をきちんと把握していて、その場だけの反応で終わらせているのではなくきちんと考えて授業が組み立てられていることがよく分かり、先輩のように授業ができるよう頑張っていかなければならないと思いました。

授業者の方へのアドバイスからも、様々な視点からの意見が聞けてとても勉強になりました。声が小さい子に対して、「もう1回言って」と言うのではなく、周りの子も巻き込み「もう1回聞いてみようか」と言うことで、発言する子もしやくすなるということを学びました。さらに、隣の子に「聞こえた?なんて言っていた?」と聞き、皆で意見を共有する方法も学びました。これはぜひ活用していきたいです。

夕方からのバーベキューも、先生方とお話する中で教師としてのお話を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。1日を通して学ぶことばかりでした。このような機会をくださったEDUCOMの方、先生方、玉置先生ありがとうございました。(百瀬)

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