2021年2月2日仕事日記

 今朝は、届いている通知表所見集本の原稿整理から開始。山田貞二先生、水川和彦先生によって、しっかり見てあるので、僕はちょっと手をいれるだけ。とはいえ、かなりの原稿量。しばらくはかかる。

 10時45分に家を出て、「北設楽教務主任・校務主任会研修会」での講演のため、新城設楽農林水産事務所へ向かう。ナビで2時間ほど。東名高速、猿投グリーンロード、420号を通るルート。途中、狭い山道のカーブの連続。こういうときに限ってトラックと鉢合わせで、冷や汗が出る。

 会場到着予定時刻まで1時間あるので、こちらに来たときは必ず寄るうなぎの富田屋で久しぶりの鰻丼。愛知県教育委員会で中高一貫教育担当であったとき、年に2回はこちらへ出向いていたこともあって、その頃を思い出す。会場に足を運ぶ。

 14時から10分間の休憩を挟んで「主体的・対話的で深い学びを促す学習評価の在り方」と題した講演2時間。教務主任・校務主任の研修会で、講師リクエストをとったところ、僕が1位になったとか。ありがたいこと。それにお応えするつもりで、最新情報を入れて、また学校での伝え方を意識して話す。熱心に聞いていただける皆さんに熱が入る。

 先日オンライン講演をさせていただいた東栄小の先生にいきなり、その後の「心の天気・学びの天気」の活用状況をお聞きする。もの凄く嬉しいことを話していただけた。すでに子どもも教師も「心の天気」を楽しんで活用していること、「学びの天気」を活用して授業でしっかりふりかえりをしている学級もあるとのこと。その後の講演にますます力が入ったことは確か!(笑)

 最新刊「教師のための話し方の技術」をお一人ずつ購入していただき、さらに他の拙著も買っていただき感激。

 帰路もほぼ2時間。心地よい気持ちでドライブ。18時ごろ帰宅。今日も届くいくつかの依頼や問い合わせ。その対応であっという間に時間が過ぎる。

 研究室HP記事は5期生・杉山君の「卒業論文発表会を終えて」。後輩に伝えきったという満足感が嬉しい。
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卒業論文発表会を終えて(杉山)

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 こんにちは。5期生の杉山です。先日卒論発表会がありましたので、その感想などを記します。もともとは例年通り対面での実施でしたが、緊急事態宣言発令中のため、オンラインによる実施となりました。やはり最後の舞台なので対面が良かったですが、仕方のないことです。
 
 私は、「社会問題に興味関心を持ち、課題解決する生徒を育てる中学校社会科授業の在り方」について卒論で研究しました。この研究で、自分が今後教壇に立った時にするべき授業の方向性をはっきりと見通すことができました。
 
 また、自身の卒論が自身のためになるのは当然ですが、他のゼミ生の卒論も学べる事尽くしで、少しは後輩たちに良い背中を見せることができたかなと感じています。
 
 卒論発表会が終わり、私が履修している講義関連は全て終了しました。やり切って満足感があるのと同時に、これでゼミが終わってしまうのかという寂しさもあります。しかし、玉置ゼミの強みである、「縦横の繋がり」があるので、卒業して現場に出た後も学ぶことができ、様々な方々からアドバイスも頂ける、本当に恵まれた環境に所属させて頂いているので、今後も明るく前向きに頑張っていこうと思います。

 ご多忙にもかかわらず卒論発表会にお越し頂き、御高評やプレゼントまで頂いた斎藤さんや大西さん、そして今までゼミで熱いご指導をしてくださった玉置先生、共に切磋琢磨した5期生のみんな、初の試みであるオンライン卒論発表会・懇親会にもかかわらず円滑な進行やそれに協力してくれた6期生・7期生のみんなに感謝を述べて終わりにします。ありがとうございました。(杉山)

※杉山君の卒論レジュメはここをクリックしてご覧いただけます(玉置)。

2021年2月1日仕事日記

 8時30分ごろに研究室着。自宅で検討をしてきた成績の最終入力。教育実習課から届いた資料に目を通して返信。

 味岡小学校長へお願い電話。というのも先日訪問させていただいたときの子どもたちの端末使いがごく自然であったため。

 塩澤先生、鈴木先生来研。ラクイチ数学原稿のことで確認。水川先生も来研。ラクイチ数学原稿、通知表所見集本の打ち合わせ。お互いの近況報告など。

 NHKから相談電話。それならば僕より大西貞憲さんが適任と伝えて紹介する。

 ゼミ生の二宮君、木下さん来研。いずれも研究室書籍返却と新たな貸し出し。教育事務所面接の話などを聞き、僕の経験を伝える。

 二人に、後輩ゼミ生、大西さん、斎藤さんからのプレゼントを渡す。とても恵まれた我がゼミ生。

 学部長がCP委員会のことで来研。クリスタルプランが地に着いたものになるための重要会議立ち上げに動いていていただいていることに感謝。

 1月22日〆切の原稿があったことを失念。矢口さんから柔らかい(笑)催促メールをいただき、さっそく執筆。新教材「単元1回」の監修・執筆者としてお勧め記事。

 16時ごろ大学を出る。帰宅。通知表所見集の僕の担当は完成。あとは届いた原稿を編著者として点検。

 研究室HP記事は、木下さんの「感謝を込めて」、そして教育家庭新聞掲載の春日井市の「心の天気」実践記事紹介。

春日井市の「心の天気」実践紹介(教育家庭新聞)

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 教育家庭新聞に春日井市での「心の天気」実践が紹介されました。以下はその記事です。

■水谷 春日井市では2020年10月より「心の天気」の活用が始まっています。これは「スクールライフノート」(株式会社EDUCOM)の機能の1つで、子供たち自身がその時の「気持ち」を天気で示し、コメントも記入でき、心の変化を可視化できるものです。

■福井 出川小学校では、心の天気は6年生で朝と帰りに利用しています。登校したら各自で天気マークを登録し、任意で一言コメントを書き込んでいます。帰りの会が始まる前にも同様に入力をしています。

継続していると、いつも私に直接話しかけてくる子供のコメントは少なく、あまり話しかけてこない子供からのコメントが多いことがわかります。また、直接言いにくいことをここに書き込む子供や相談したいと伝えてくる子供も出てきました。心の天気により、コミュニケーションの手段が増えたと感じています。

37人分の天気とコメントを朝の5分程度で確認していますが、いつも同じ天気を入力している子が違う天気を入力すると気になるものです。その日の終わりにはどんな天気を選ぶのか、など注目したり配慮したり声かけしたりするきっかけにもなっています。

■水谷 春日井市では校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」を使っていますが、心の天気との連携が予定されており、連携できると曇りが3日続いた子供をアラート表示するなどの仕掛けが使えるようになります。

時間割に合わせて、授業ごとに天気を押すことができる「学びの天気」機能も活用できる予定です。

ここで春日井市のすべての実践をお読みいただけます。

感謝を込めて(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。本日玉置先生の研究室を訪ねた際に大西さん、斎藤さん、後輩のみんなからのプレゼントを頂いたので感謝を込めて想いを書きたいと思います。

<大西さんへ>
 『授業アドバイザーが教える「授業改善」30の秘訣 この見方・意識で授業は変わる!』
いただきました。ありがとうございます。表紙にもあった通り、200人以上の教師にアドバイスを行う「授業のプロ」である大西さんからの本は、私の宝物の一つになりました。一回読んで終わりではもちろんなく、自分が迷って立ち止まった時、悩んだ時、色々な時に参考にさせていただきます。

<斎藤さんへ>
 『文学教材の授業づくり講座 「ごんぎつね」の読みを中心として』いただきました。ありがとうございます。今日玉置先生からいただいたので、早速家のテレビの大画面でみたいと思います。4月から授業づくりをする上で沢山参考にさせていただきます。斉藤さんからのお手紙は本当に心温まるもので、お恥ずかしい話ですがなんと3行で涙が出そうになりました。

<後輩のみんなへ>
 楽しい企画を本当にありがとうございました。オンラインでここまで楽しめるなんて感激でした。プレゼントいただきました。韓国のラーメンとトッポギ。私は最近韓ドラにはまって毎日見ているので、韓ドラを見ながら韓国のラーメン・トッポギを食べたいと思います。(木下)

2021年1月31日仕事日記

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 本当に開催されるのかと思って、数日前に事務局へ確認した本日のセミナー。感染防止に努めて行いますとの返事で、車で愛知県教育会館へ向かう。

 公益財団法人 愛知県教育・スポーツ振興財団主催の教員人材銀行登録者資質向上事業「教職パワーアップセミナー 土日2日間午前・午後開催」で「教員としての大切な作法」と題して1時間。今回で連続6年目講師。愛知県にも緊急事態宣言が発令されて、参加辞退者が多くなったとのこと。それでも12名の方の参加あり。

 他の講座内容を見て、「GIGAスクール構想」と「令和の日本型学校教育」についても、僕が触れておくべきだと考え、急遽プレゼンを追加。

 例によって、時々、参加者に考えを聞きながら展開。やはり、やりとりをいれることは正解。

 聞くところによると、こうして外部から講師を招いての運営は今年度が最後となるらしい。となると、今年度も講師指名をいただけたことはますます光栄。

 帰路にEDUCOM愛知本社に寄り、お届け物と返却物をポストに入れる。帰宅して横になったらそのまま記憶なし状態に。

 ゼミ生の「心の天気」を見るのは、僕にとっては完全習慣化。となると入力忘れのゼミ生が気になる(笑)。入力が続くゼミ生にはある特徴があることがわかりかけてきたので、特定のゼミ生にちょっとしたお勧め。変化が生まれるかどうか。楽しみ。

 通知表所見集本の原稿書き。かなりのところまで進んだ。届いている原稿整理を考えると、完了まではまだまだ。
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