2021年6月26日仕事日記

 今朝はふと思い出した愛知教育大学附属名古屋中学校第45回生の卒業生答辞(平成5年3月6日)。FBで関係者向けに投稿。答辞はここをクリックすると読める。異例な答辞。合唱の価値を語り尽くした内容。長文だが、一読の価値十分あり。

 11時頃から東大阪市教育センターから依頼のオンデマンド研修用の動画撮影。演題は「GIGAスクール構想を実現する管理職のリーダーシップ」。60分間ほどの動画が完成でセンターへ連絡。なお、講演周知のためにセンター内では僕の紹介映像が流れているとのこと。

 14時からオンラインで「算数・数学授業創りMathに参加。今日の意見交換会は「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム『令和時代の教育をリードする』を視聴して」、話題提供は鈴木明裕先生が「大学の講義でGeoGebraの使用を試みて」。話題は自ずとGIGAスクール構想の現実についてにシフト。僕が最近得た情報提供をしたり、ある地区の現状を聞いたりと、3時間弱の今日も濃厚な会。愛知教育大学名誉教授の柴田録治先生から僕の主張を認めていただけたことが嬉しい。

 少し早くに中座して、家内と外食に出かける。久しぶりのお店。ここの味にはいつ来ても満足。僕は何ヶ月ぶりのアルコール。いつも以上に酔いが回る(泣)。

 研究室HP記事は6期生松浦さんの6月25日ゼミの振り返り。集団討論の質が高まってきたことをゼミ生全体で感じている記事。指導者として嬉しいこと。

 6月24日第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の議事録は下野さんが作成。早々に届いていたが、僕が研究室HPに手間取る。これなら累積できるという構成になったのでアップ。関係者に連絡。

6月25日6期生ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です!今日は6月25日のゼミでの学びをまとめたいと思います。

 今回のゼミでは、集団討論の練習をしました。
 1つ目のテーマは「1人1台ICT端末を導入する目的と教師のあり方」でした。4月頃には知識不足でGIGAスクール構想という言葉の意味すら知りませんでしたが、今では一人一人が知識をもとに意見を述べたり、質問を投げかけたりして、「討論」ができるようになりました。初めの頃の練習を思い返して笑えるくらいは成長できたかなと思います!
 
 2つ目のテーマは「新型コロナウイルスの影響を受けての学級経営」についてでした。今までにはなかったテーマでしたが、みんな自分の考えを堂々と述べていて、学級経営における大切なキーワードがたくさん出てきました。

 2つの集団討論をやってみて、やはり一番大切なのは「人の意見を聞くこと」だと思いました。討論なので、自分の意見を述べてばかりいるのは少し違うかなと思います。人の意見を聞きながら、自分の意見を伝えて、集団で深めていくことが大切だと思いました。

 週2回のゼミのおかげで確実に力がついてきているのだと思いますが、自分ではなかなか分からないもので、不安になる時もあります。でも、玉置先生が仰る「言うことなし!」の一言でとても安心します。きっと、6期生のみんな同じことを思っているのではないかと思います。今までやってきたことを確実に生かして、本番を迎えられるよう、残りの時間も精一杯頑張ります!謙虚に、最後まで粘ります(^ ^)

 玉置先生、まだまだご指導よろしくお願いします!!!(松浦)

2021年6月25日仕事日記

 パンと珈琲で朝食。仕事日記を書いてから大学へ向かう。8時頃に研究室着。

 9時ごろに7期生下野さん、下野さんの友人の脇淵さんが来研。楽しい四方山話。こうした研究室での時間は久しぶり。脇淵さんが音楽専修であることから合唱の話となり、かつての愛知教育大学附属名古屋中学校でのある生徒の卒業生答辞を紹介。合唱がいかに学校の核になっていたかを紹介。

 10時から「第10回教師論」。和田裕枝先生の「4月は学びの種を蒔くとき」という動画を見て、和田先生の教育観を推測しながら意見交流。「褒める」ことを話題として、自分の小中学生時代の教師はどうであったかを報告し合い、「褒める」ことの価値を追究。

 10時40分から6期生ゼミ。集団討論をしたいとの依頼を受けて、2つのテーマを提示。かつての集団討論と比べると、論議の内容、話し方など雲泥の差。文句なしの合格点を出せる討論。

 12時30分から特別支援教育専修の安田先生、松本先生に知恵を借りるために、恵那市明智にできた「いきいき邑楽舎」利用について相談。

 フォーラムの簡単なまとめと、あるアンケートのフォームづくり。

 14時からも10時からと同様な展開。今回は1限と3限での意見には相違はあまりない。「褒める」ことの重要性は揺るがないという結論。

 15時から看護学部「生徒指導論」。今回は養護教諭と学級担任の連携の重要性と難しさがテーマ。ロールプレイは、家族関係に悩む生徒への対応。

 16時30分から7期生&山田ゼミ。今日で道徳授業提案シリーズ終了。最後の二人は久野さんと吉久さん。これまでのゼミの学びを遺憾なく発揮してくれた二人。該当学年になりきっての子ども役もいい。教育実習前の道徳授業体験としては十分。今回は「取り得る行動の検討」と「エピソードの背景を聞く」ことを伝授。総勢12名の道徳授業での学びは相当なものになった。満足!

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。気分は爽快。高速道路はモードを変えて運転。帰宅。

 研究室HP記事は松浦さんの「大変な時こそ、楽しむべし!」。まさにこの通り。元気が出る記事。ぜひ一読を。

大変な時こそ、楽しむべし!(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。教員採用試験まで、あと20日ほどになりました。緊張と不安でいっぱいですが、残りの時間でできることをやり切りたいと思っています!

 そこで、ふと考えたことがあったので記事にしてみました。それは「ゴールは何か」ということです。前回のゼミで、「子どもたちに主体性があるかどうか」によって授業が大きく変わることについて議論しました。その議論しながら、自分たちは試験に対してどれだけ主体的に挑めているのかを考えていました。そして、昨年のゼミ合宿での5期生のゼミ長・生田さんの言葉を思い出しました。

「教採がゴールではないことを忘れないでほしい」

 教員採用試験は合格することが目標ではありますが、それはあくまで教師としてのスタート地点です。試験勉強で頭がいっぱいになっていると、つい目の前の目標だけに目がいってしまい、何のためにやっているんだろう?となることがありますが、この言葉を思い出すと、自分のゴールはもっと先にあることに気付かされます。きっと、私以外にも同じような気持ちになる人はいると思います。そんな時に、この言葉を思い出してほしいです。自分の夢を叶えるための一歩目!と思うと、緊張や不安は勿論ありますが、少し楽しめる余裕が出てくるのではないかなと思うからです。大変な時こそ、楽しむことを忘れないのが上手くいくコツだと思っています!試験が迫ってくると、さらに余裕がなくなってくる気がしますが、そんな時こそ楽しんでやる!という精神で乗り越えたいです。

 みんなで良い報告ができますように!頑張ります!!!頑張ろう!!!!!!!

 この記事が、少しでも誰かの励みになればいいなと思います。読んでくださって、ありがとうございました!(松浦)

 この写真はみんなで書いた玉置先生の絵です。みんなちがって、みんないいなと思います。
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20210624大治小指導助言

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 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 いただいた研究だよりを見ると嬉しい記述がいっぱい。全学級で「心の天気」活用が日常化されていること、「学びの天気」による振り返りをもとに、自分の個性や学力を客観的に把握して受容できる子どもとなってきているか、さらに他者のよさも認めようとしているかを検証しようとデータを積み重ねておられることが分かり、「心の天気」「学びの天気」の発案者としては嬉しい限り。

2021年6月24日仕事日記

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 東大阪市のオンデマンド管理職研修のプレゼンづくりから開始。これなら参考にしていただけるはずと思う段階までプレゼン完成。あとは動画撮影のみ。

 10時から「第10回教育課程論」。今回は大阪市立大空小学校の木村泰子初代校長の動画をもとに、「特別支援教育学級」の在り方を話題に意見交流。自己矛盾を自覚しながらも自分の考えを明確に述べる学生多し。

 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 帰宅。19時30分からの第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」のためのプレゼンづくり。

 19時30分から21時までオンライン開催。今日は「高学年女子のこと」から「教師と子どもとの関係づくり」へ、そして「学習評価」、特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価についての話し合い。今日も充実。議事録をお楽しみに。大いに参考にしていただけるはず。

 研究室HP記事は6月23日の6期生ゼミ。金子さんが発信。話題としたことを上手くまとめている。是非ご一読を。

6月23日6期生ゼミでの学び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。23日に行われました、6期生ゼミでの学びをまとめます。

 今回は玉置先生が経験された3つの場面の子どもたちから、教師の働きかけの違いについて考えました。すべて玉置先生が授業や振り返り時に「何をしているの?」と子どもに聞いたものであり、1人目は体育の授業終わりの場面で「紙に今日の振り返りをして、もっと良くしようと思っている」と言い、2つ目に体育の授業で話し合っていた女子たちは「もっとこうしたくて話し合うことで深めている」と答えました。3人目の図書館で本を読んでいた男の子は「本を読んでいる」と答えたそうです。

 この事例について、6期生で教師の普段の働きかけはどのように差があるのかを考えました。事例から3人目の児童の主体性が低く、何を学んでいるかが分かっておらず、本を読むことのみが目的になっていると考えました。そして、それは教師が何を学んでいるかを伝えていないからではないかという考えになりました。子どもたちに何をやっているかを伝えなければ、子どもは何を学んでいるか分からず、目的を見失い、自分の学びに気づくことも出来なければ、共有することも出来ず発展しないということが分かりました。

 ですが、ゼミ生の中野さんが仰っていてなるほど!と思ったことで、今日はこれをやりますという伝え方により児童が「先生はこの答えを求めているんだよな、、、」と思うことがないように、時と場合によって使い分けていきたいです。

 子どもたちがどんなに小さくても自分の学びに気づくことが出来ればもっと学びたい!と主体性が生まれると私は思います。そのため、それに気づくことができるように子どもの考えや発言にしっかりと価値付けをしていける教師になりたいです。そこから主体性が生まれ、子どもたち同士でもどんどん学びに気づいて、1人の学びを学級みんなの学びとして、宝としていっぱい作っていきたいです。

 いよいよ教員採用試験まで3週間ほどとなりました。最近、ふとあと少しと考えるとソワソワと緊張してくることがあります(笑)。ラストスパート頑張ります!(金子)

2021年6月23日仕事日記

 久しぶりにいつもの喫茶店でモーニング。そして大学へ。

 7時30分ごろ研究室着。ゼミ資料準備。前期6期生ゼミのスケジュール確認をして、運用は彼らに任せることに。その準備。

 6月28日は吹田市立教育センターへ出向き、コアスタッフ研修会講師。そのためのプレゼンと資料準備。一気に仕上げて送信。

 2限は6期生ゼミ。教採過去問後、今後のスケジュール確認。進め方は6期生で決めてほしいと伝え、残り時間は最近感じたある教育現場の出来事を話題にしてフリートーク。

 12時過ぎに研究室に戻り、6期生・伊藤君がいつも買っておいてくれるパンを食べて、しばしのんびり。校正依頼があり、その作業。

 13時から全学実習委員会。僕は対面会議に参加。教育学部実習委員長として報告。次の会議まで研究室である事柄を熟考。
 
 15時から全学FD研修会参加。僕は現地参加。残念ながら一番聞きたいところの前で、中学校教育実習指導へ移動。16時15分まで参加。

 16時30分から中学校教育実習配当校別指導。実習課作成の丁寧な説明資料をもとに担当5校の学生に説明。小学校教育実習で指導を受けているので理解もスムーズ。

 研究室で、ある大学業務の続き。難産で、最後は諦めムード。取り組みましたという証のための提出。ごめんなさい。

 研究室HP記事は6月18日6期生ゼミの振り返り。中野さんが発信。昨年12月20日のゼミ合宿からの成長を書いてくれた。我がゼミ伝統の先輩によるコーチング。今後も大切にしていきたい。

6月18日のゼミでの学び(6期生 中野)

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 こんにちは。6期生の中野です。6月18日に行われたゼミでの学びについてかいていきたいと思います。

 今回のゼミでは、場面指導の練習をしました。場面指導は、説明された場面を瞬時にイメージし、自分がそこでとる言動をしなくてはならないので、さまざまな力が試されるような気がします。

 まだまだ勉強不足で、こんな場合、どうすればいいのだろうと考えても、子どもたちにどのような声がけをするのが一番いいのかがわかりません。

 現場に出ていないので、実際その場面に遭遇していないので、咄嗟に言葉が出てこないのは仕方ないかもしれませんが、教員採用試験に合格したら、すぐに教師として現場にでることを考えると、未知の事態に遭遇したときにもしっかりと対応していかなくてはなりません。知識を増やすことも大切ですが、その知識をしっかりと生かす、実践力を上げていかなくてはならないと痛感しました。しかき、その実際の現場で、なにか起きた時には、失敗は許されません。仲間と一緒にどのように対応することが正解かを話し合い、学び合うことができるのは、ゼミしか無いと思います。玉置ゼミで、仲間と一緒に実践力をしっかりと伸ばし合い、いい姿で教員として教団にたてるようにしたいと思います。
 
 初めてゼミで面接練習をしたのは、12月20日のゼミ合宿でした。この時は本当に右も左も分からず、お話になりませんでしたが、先輩たちは、そんな私たちに真摯に向き合って、私たちに、沢山アドバイスをしてくださりました。写真は先輩からいただいたアドバイスです。私も先輩たちのような姿を、見せることができたらと思います。
 
 ついに教採まで一ヶ月を切りました。この面接練習から半年くらい経つと考えると、いよいよと言う気持ちになります。しっかりと残り一ヶ月、教採に向けて頑張りたいと思います。(中野)

2021年6月22日仕事日記

 6時30分頃に家を出て、学校ふれあい体験校へ向かう。学生には9時集合としたが、何があるかわからないので、まずは学校付近まで早めに行き、心の準備をしようと決意(笑)。

 学校着を8時30分としても1時間以上時間があるので、コンビニで朝食を買って車の中で食べる。携帯電話がなる。学生から連絡。人身事故で電車が停止し、その中にいるとのこと。致し方ない。学校で待っているので、状況をよく判断して来るように指示。

 9時には17名集合。あとの3名は30分後と1時間後に到着。無事20名が学級参観。休憩時間は子どもたちと運動場で走りまくっている学生の姿。控え室に戻ってくる学生の弾むつぶやき。久しぶりに聞く子どもと交わる喜びの声。やはり現場経験は早くから必要と実感。

 2限、3限と授業を見せていただき、4限は振り返りの時間。順に率直な感想と発見を話すように指示。心が動いている証にたくさん話す学生ばかり。12時近くに終了。解散。

 大学へ戻り、14時から山田貞二先生の中学生対象の道徳授業を収録。ゼミ生の池戸君、松浦さん、中江さん、今井さん、高橋さんが生徒役をしてくれた。僕は途中での授業解説役。メモリカード準備不足で迷惑をかけたが、収録内容は申し分ないもの。参加ゼミ生の学んだ!儲けた(笑)!という表情が嬉しい。

 片付け物をして研究室を出る。帰宅。18時30分から吹田市立教育センターの速水先生と中島先生とオンライン会議。最終的には対面で行えることになったとのことで、28日は吹田市へ向かうことに決定。

 6年目となる北名古屋市教育委員会の外部評価委員。各課から届いた実績書を読みながら、評価委員としてのコメント第1弾を書いて送信。

 研究室HP記事は犬山中学校での指導助言の記録と、7期生下野さんの好評エッセイ。今回は「頑張れないの意味」。いつものことながら視点が新鮮、

2021年6月21日犬山中指導助言

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 12時15分頃に家を出て、犬山中学校へ向かう。12時45分頃着。勝村校長先生と懇談。学校経営の在り方は、僕が現役ならそのまま真似したいと強く思う経営方針。いつも学ばせていただける。

 13時15分から4限は全ての授業参観。14時15分からは研究授業(音楽、社会、英語)を参観。

 今回強く印象に残ったのは、僕が子どもへ問いかけたときの返答。
 保健体育授業では振り返りカードを書いていた場面で、「こうしたことを書いて役に立つの?」と聞いてみると、「学んだことが確かになるし、今度はこうしようという気持ちになる」というベスト回答。ペアで話し合っている場面で、「話し合うとどんないいことがあるの?」と聞いてみると、「気づかなかったことがわかったり、深くわかったりすることがある」という、これまたベスト回答。子どもから「深い」という言葉が出てきたのにビックリ。音楽の授業ではタブレットでお互いの合唱を録画。それを個々に聞いている場面で、ある生徒が楽譜に印をつけた。「なぜつけたの?」と聞くと、「録画を見ていると、ここの部分で息が続いていないことがわかったから」という、確実に端末を生かしていることがわかる回答。回答を聞きながら爽やかな気持ちにもなった。(写真参照)

 校長先生や研究主任に気づきを伝えて、研究発表会の在り方についても経験談を話して退校。どこかの場面で生徒が前面に出る発表会になる予感。校長先生の「自習している学級も公開しよう。自ら考える生徒を育てているのだから、自分の時間を自分で設計できる生徒でなくてはいけない」という考えにも大賛成。

頑張れないの意味(下野)

こんにちは、7期生の下野です。
6月ももう半ば。1年の内もう半分が過ぎ去っていることにびっくりします。1年ってこんなにも早く過ぎていくものだったかな?と思いながら毎日を過ごしていると、今度はあっという間に「もう12月です。」と記事を綴っていそうな予感です。

さて、私は先日アルバイト先の後輩から
「なんで下野さんはそんなに頑張れるんですか?」と聞かれました。
きっと後輩からすると、私は寝る間を惜しんで色んなことをやっている変な存在なのでしょう。以前には「下野さんには、AIか何かが搭載されているんですか?」と完全に変人扱いをされています(笑)

頑張っているつもりはあまりないのですが、やはり変人扱い(笑)でも、そう言ってもらえると嬉しいもの。

「なぜ頑張れるのか」その質問に私は「頑張れなかったからだよ。」と答えました。
後輩は、もうチンプンカンプンといった顔をしています。
「頑張れないって、頑張ることよりもしんどいんだよ。逆に頑張るって、頑張れないよりすごく楽なんだよ。」と続けると、後輩の目が変わりました。納得する節があったのでしょうか、「なるほど〜」と言いながら後輩は業務に戻りました。

私には、頑張れない時がありました。どうやっても頑張れない。一人取り残されていくようなしんどさは、もう二度と味わいたくないとも思います。しかし一方で、頑張れない辛さ・しんどさを経験して良かったと思う気持ちもあります。経験したからこそ分かること、見た景色、感じた香りが今の私を作っています。

頑張れない時、人間は怠けているのではありません。戦っているのです。
なんとかして、頑張れない自分を変えようと、変わりたいと戦っています。
しかし厄介なことに、しんどさに押しつぶされそうになっていっぱいいっぱいの時、戦っていることを本人は気付いていません。
頑張れないことに目がいってしまうのです。本当はそうではないのに。もう充分戦って頑張っているのに。


教壇に立った時、「人生には、頑張れていないと感じる時がやってくるかもしれない。でもそんな時どうか自分を責めないで欲しい」と子どもたちに伝えたいです。
生きているだけで、頑張っているのです。誰も怠けてなんかいません。「頑張れない」と感じてしまうことは「戦っている証拠」なのだと私は自分の人生を通して子どもたちに伝えます。そしてそのエールが子ども達に届いたのなら、私が教壇に立つ意味がまた一つ成されるような気がするのです。

(下野)
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2021年6月21日仕事日記

 今朝は東大阪市管理職向けオンデマンド講演の資料作りから。いただいた演題は、GIGAスクール構想実現関連。ここのところ最新情報がいくつか入ってきていて、それを入れ始めたら統一感がなくなり(泣)、再度練り直し。

 ある小学校の事務職員さんにGIGAスクール構想関連での業務についてお聞きしたところ、とても丁寧なご返事をいただいた。文章を見ただけでも力量の高さがわかる。感謝。

 11時から近くのお医者さんで1回目のワクチン接種。左腕の痛みは確かに少々あるが、他はなんともなし。年齢を重ねているほど、副反応は少ないと聞いていた通りか(笑)。接種開始11時30分、15分間院内で様子を見て、なんともないので帰宅。

 12時15分頃に家を出て、犬山中学校へ向かう。12時45分頃着。勝村校長先生と懇談。学校経営の在り方は、僕が現役ならそのまま真似したいと強く思う経営方針。いつも学ばせていただける。

 13時15分から4限は全ての授業参観。14時15分からは研究授業(音楽、社会、英語)を参観。

 今回強く印象に残ったのは、僕が子どもへ問いかけたのときの返答。
 保健体育授業では振り返りカードを書いていた場面で、「こうしたことを書いて役に立つの?」と聞いてみると、「学んだことが確かになるし、今度はこうしようという気持ちになる」というベスト回答。ペアで話し合っている場面で、「話し合うとどんないいことがあるの?」と聞いてみると、「気づかなかったことがわかったり、深くわかったりすることがある」という、これまたベスト回答。子どもから「深い」という言葉が出てきたのにビックリ。音楽の授業ではタブレットでお互いの合唱を録画。それを個々に聞いている場面で、ある生徒が楽譜に印をつけた。「なぜつけたの?」と聞くと、「録画を見ていると、ここの部分で息が続いていないことがわかったから」という、確実に端末を生かしていることがわかる回答。回答を聞きながら爽やかな気持ちにもなった。

 校長先生や研究主任に気づきを伝えて、研究発表会の在り方についても経験談を話して退校。どこかの場面で生徒が前面に出る発表会になる予感。校長先生の「自習している学級も公開しよう。自ら考える生徒を育てているだから、自分の時間を自分で設計できる生徒でなくてはいけない」という考えにも大賛成。

 ファミレスで充実した学校訪問を振り返り。帰宅。啓林館QR研究会の提出課題を熟考。指定クラウドへ提出。

 東大阪市管理職向けのオンデマンド動画プレゼン作成の続きで力尽きる。

2021年6月20日仕事日記

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 今朝の仕事は、昨晩書いておいた週刊「教育資料」62回目の精読から。少し手を入れて編集部へ送信。

 6月27日山口大学の霜川先生から依頼を受けていた研修会の名前を思い違いをしていたことに気づく。僕は「ちゃぶ台返し研修会」と思っていたが、実は「ちゃぶ台研修会」。「資料タイトルを見て、大笑いしてしまいました」と霜川先生からご返信。ごめんなさい。

 9時頃に家を出てなごのキャンパスに向かう。10時少し前に到着。会議室Bでフォーラム各セクションごとの進行を考えてメモ。

 10時45分から大阪市の先生方と打合せ。11時から12時まで、セクション事に各フェローと進行打合せ。昼食。13時予定通り開始。EDUCOMスタッフの動き的確で、16時までほぼトラブルなしのオンライン中継。

 内容は別記事で。総合司会役で13時から16時まで続けて出演。今回はオンラインであることもあって事前打ち合わせ通りの進行を心がけたが、予定以上に早く展開したセクションもあり、随時、看板に偽りないように質問を加えて深掘りをする。司会役としては及第点をいただいたのではないかと、いつものようにプラス思考。

 斎藤さんに同乗してもらい、スタバで久しぶりに四方山話。以前にこうした話をしたのはいつだったか思い出せないほどの昔(笑)。

 帰宅。さっそく何人かからフォーラムの感想をいただく。興味を持たれたセクションは人様々のようで、多彩なプログラムが功を奏した感じ。本学のフォーラムに続いて、大きなフォーラムの仕事が無事終了できたことがなりより。

 研究室HP記事は7期生岡君の授業振り返り。そうなのです!完璧な授業なんてあり得ないのです。ましてや学生。そう思って当然なのです、という良い記事。
 

20210620元気な学校づくりフォーラム進行役

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 6月20日午後は、EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン「実践エピソードで納得 本当に役立つ1人1台端末活用の秘訣」の総合司会役でした。他のフォーラムにない内容であったこともあり、480人ほどの方の申し込みがある大きなフォーラムとなりました。

【総合司会】玉置崇(岐阜聖徳学園大学教育学部 教授 / 授業と学び研究所 所長)

■13:00〜「開会あいさつ」
■13:10〜「1人1台端末で1人1人が大切にされる学校づくり」
 出演:原 宏次(大阪市立滝川小学校 校長)
■13:35〜「校務データ×学習データで学校は変わるのか? 大阪市の実践から考える」
 パネリスト:福島 清文 (大阪市立大和川中学校 校長)
       足立 敦彦 (大阪市立天王寺小学校 校長)
       原 宏次  (大阪市立滝川小学校 校長)
       大西 貞憲 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:00〜「『ステップ0』から始める活用率100%」
 パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
       神戸 和敏 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:25〜「管理職必見!教師を『その気』にさせるアプローチは?」※
 パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
       和田 裕枝 (授業と学び研究所 フェロー)
       大西 貞憲 (授業と学び研究所 フェロー)
■14:25〜「1人1台端末活用の入口、先生は何をどうして、どんな授業づくりができる?」※
 パネリスト:神戸 和敏 (授業と学び研究所 フェロー)
       栗木 智美 (授業と学び研究所 フェロー)
       教諭2名
■15:00〜「義務教育入門期から卒業までの学びのポートフォリオ〜1人1台端末を子どもはどう生かす?〜」
パネリスト:和田 裕枝 (授業と学び研究所 フェロー)
      栗木 智美 (授業と学び研究所 フェロー)
■15:25〜「保護者と学校をつなぐICT活用の未来を語る」
パネリスト:山田 貞二 (授業と学び研究所 フェロー)
      斎藤 早苗 (元・愛知県小牧市立小牧中学校PTA会長)
■15:25〜「『心の天気』・『学びの天気』活用 驚き&喜びエピソード〜エピソードの背景を明らかにする〜』※パネリスト:教諭3名
■15:50〜 総括

※は録画配信となります。

6月18日7期生で模擬授業をやって感じたこと(岡)

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 こんにちは!自分にとっては「怒涛の2週間を走り抜けた!」と感じている岡です!
そんな怒涛の2週間の締めくくりにあったのが道徳の模擬授業です。やってみて素直に感じたことは「難しかった」これに限ります。今回は特に難しかった2点についてお話しさせていただきたいなと思います。
 
 まず、難しかったことは教材研究です。私としては、今回使用する教材はその教材に穴が空くくらいまで見つめて、色々なことについて考えたつもりでした。ひょっとしたら、こんな発言が出るかもしれない、あんな発言が出たら、どのようにうまく繋げようなどと考えるうちにまるで迷路に迷い込んでるんじゃないかという錯覚にすら陥りました。最終的に自分が辿り着きたいゴールがあるのに、そこまでの道順がさっぱり出てこない状態でした。そんな状況の中で私としては今の自分が出せる道を作ったつもりでいました。

 しかし、模擬授業のコメントで山田先生からは、この物語にはいろんなテーマがあり、授業の中でそれが統一されずに、あっちこっち行ってるいると言う指摘を受けました。正直私も授業をしながら、かなり蛇行運転をしているなと感じていました。この体験より、まだまだ教材研究が足りないなと感じました。もっと教材を読み込み、教材にテーマが複数あってもそれを見分けて、仕分ける力も必要だと感じました。それができた上で授業作りをしていく必要があり、そこまで行けることでやっと子どもの発言を予測したり、質問を考えていけるのではないかと思いました。そういう意味では自分の教材研究はまだまだの段階であり、それが顕著に授業に出てしまったのではないかと感じました。

 次に難しかったことは、「ゆさぶり」です。道徳の授業においては「ゆさぶり」が大切であることは玉置先生の模擬授業を見ても強く感じていました。そのため、「ゆさぶり」については今回の授業の中で1番時間をかけて考えたつもりでした。そして、そこに持っていく流れについてもいくつかの発問を予測して作ったつもりでした。正直私の中ではそこそこの「ゆさぶり」の箇所が作れたんじゃないかな?と慢心してしまいました(笑)。

 しかし、実際にやってみると「ゆさぶり」の場面でたくさんした想像の中のシチュエーションはまったく出てこなくて、すごく焦りました。途端に自分がどこに向かっていいかわからなくなりました。その瞬間からこの流れにもっていくにはどのようにしたらいいだろうと言うことしか頭に浮かんできませんでした。玉置先生にも終わったあとに「教師が持ってきたい方向が強く出てた」言われました。玉置先生の仰る通りだなと強く実感しました。自分の中でも「強引だな」と思うことがあったので、この部分もほんとに難しかったです。だからこそ、道徳の授業では核ともなる「ゆさぶり」についてはそこそこのもので満足するのではなく、これは完璧だと思えるまでひたすら追求していく必要があると思いました。同時に1回目の模擬授業からすべてがうまくいくなんて、甘いものではないと痛感したので、もっと模擬授業を重ねていきたいなと思いました。

 玉置先生と山田先生からはほんとにたくさんの貴重なアドバイスを頂くことができました。ほんとにありがとうございます。すぐにでもこのアドバイスを取り入れて、再チャレンジがしたいと強く感じました!

 最後に子ども役をやってくれた7期生のみんな、子どもになりきってたくさんの積極的な発言ありがとう!おかげで授業を楽しんでできました!ありがとうございます!(岡)

2021年6月19日仕事日記

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 朝から強雨。午後は大学オープンキャンパス。参加者数が減るのが心配。

 研究室HPのトップ写真は、父の日プレゼントをもらっての喜びの写真に入れ替え。記事も発信

 10時30分頃に家を出て大学へ向かう。久しぶりの高速道路利用。集中工事が終わり、流れはスムーズ。11時15分ごろに研究室着。強い雨が降り続いている。

 私書箱にあった文書を開封して、その対応。22日の学校ふれあい体験の再確認をして、訪問学校教務主任に改めての依頼メール。その他、いくかのメール返信。

 13時30分から40分間の模擬授業。7108教室にいっぱいの人。高校生申し込みは50人満席とのことだが、ご家族も同席されているので予定数のほぼ2倍。

 「教師になるための道」と題しての模擬授業で、プロフィール紹介(実務者教員であることを強調(笑))、教育とは何か、教師になるための2つの条件(教員免許、教員採用試験合格 ※講師に触れる)、算数授業づくり体験の構成。

 徐々に会場が温まり、反応も多くなり、時として笑いも生まれる。僕の授業を楽しんでいただいている方多し(と見る)。終了時には拍手をいただく。

 14時30分から第2食堂で個別相談対応。果たして来ていただけるだろうかと思っていたら、けっこうな賑わい。「模擬授業を見ました。面白かったです」という感想が嬉しい。教員採用にあたっての相談があり、詳しくレクチャー。16時過ぎに終了。

 16時30分にかつて大変お世話になった上田先生にお願い電話。看護学部の生徒指導論を受けている学生に上田先生を出会わせたいと思ってのこと。無理を聞いていただき調整していただけるとのこと。

 高速SAのスタバでしばし休憩。給油して18時ごろ帰宅。

 6月27日は独立行政法人教職員機構と山口大学センターが主催の「ちゃぶ台次世代コーホート研修会」で講演で、山口市へ向かうはずだったが、この状況でオンライン講演へ変更。そのためのプレゼン作成。日曜日開催の意欲的な先生方が集まられる会で話ができる喜びは格別。資料ができて送信。

 遅くからうっかりしていた週刊「教育資料」の原稿書き。今回も主体性を育てるシリーズ。関わらせていただいた学校変化をもとに執筆。

 研究室HP記事は6月18日の7期生ゼミでの学びを下野さんが発信。「悔しい」と一言が、指導者としては大いなる価値ある言葉。この気持ちをぜひとも持ち続けてほしい。かつてのゼミ生が読むと、初心を思い出すに違いない記事。

 プロフィールの「主な原稿掲載」に追記。大学人232本目の原稿掲載は、週刊教育資料6月21日号(No1616)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「主体的な学びをしている子どものイメージを明確に持つ」。

6月18日 7期生ゼミでの学び-模擬授業で学んだこと-(下野)

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 こんにちは!7期生の下野です!6月18日(金)7期生ゼミで道徳の模擬授業を行わせていただきました。今回は、その学びを綴ります。

 今回の模擬授業で私が学んだことは「悔しい」という想いでした。悔しいという気持ちをここまで肌感で知ったのは今までの人生であまりなかったように思うほどです。

 まずは、「ゆさぶり」の甘さです。今回私は、ミステリーツアー(子どもが僕/私どこに向かっているの?となる授業展開)へ子ども役のみんなを誘ってしまいました。

 「ゆさぶり」とは、今まで子どもや教師が立ててきた道筋を一旦崩して、さらに、深めていく作業です。綺麗事は、世の中に存在しません。だからこそ、道徳の題材では、「ゆさぶり」をかけて実生活に根ざした子どもの心を耕していくのです。

 私は、この「ゆさぶり」を自分の考える展開で行ってしまいました。せっかく子どもが「僕だったら、納得できない」と、「僕だったら」という実生活に匹敵するキーワードが出たにも関わらず、私はそれをスルーしてしまいました。「ゆさぶり」をかけた時に、子どもから出るキーワードは様々です。子どもの率直な意見を臨機応変に取り入れなければならないと新たな学びを掴むことができました。

 次に、「時間配分」について。私は、子どもの意見を汲み取り、子どもの意見から授業を作ろうと必死になり、「時間配分」を誤っていました。子どもの意見を汲み取りながらも、発問を絞り、誰の気持ちに重きを置くのか。(今回私の取り上げた題材は、2人の登場人物がいました)

 「時間配分」を意識した授業構成を考えることで、前述したミステリーツアーはある一定程度回避できるのではないかと思います。

 お手本とする玉置先生の授業を受けさせていただいて、「ゆさぶり」って簡単に見つかる物だと錯覚していました。そんな自分をこら!!!と叱ってやりたいぐらいです。

 「ゆさぶり」は、題材の展開の良さと子どもの心のズレ。そして、「ゆさぶり」は授業を展開していく中で、学級の在り方や子どもの発言等で変容させていく必要があります。
「時間配分」に関してもそうです。玉置先生の授業を受けさせていただいた時、私達は時間を気にせず授業にのめり込むことができました。それは、玉置先生がテンポよく授業を展開し、飽きさせない時間配分を考慮されていたからだと模擬授業を経て気付きました。
やっぱり玉置先生はすごい。

 今回の悔しい思いは、忘れることはありません。忘れられるはずもありません。
もう一度授業をしたい。もう一度挑戦したい。と今は思います。でもそれは、現場では許されることではありません。一つの授業を目の前の子どもにできるのは一回こっきりです。

 教師のクリエイティブな面を今回は深く感じました。子どもの心ってすごいのです。いつか「ゆさぶり」や「時間配分」を臨機応変に上手に展開できた時は、それはそれは気持ちが良いのだろうと感じます。

 今回の模擬授業での悔しさや学びをしっかりと出力し、学びを深めて、実習に望みたいと思います。まだまだ勉強不足。経験不足。準備不足。その3点をまじまじと感じた模擬授業を受け止めます。

 可愛いかわいい2年生役をしてくれた7期生のみんな、本当にありがとう!!みんなの言葉にハッとさせられて、たくさんのこと気づくことができました!!!

 玉置先生、山田先生、
 教育界の大巨匠に授業を見ていただけて、本当に幸せ者です。玉置ゼミに入ってよかったです。だからこそ、見える世界や学びを目一杯吸収できます!ありがとうございました。(下野)

2021年6仕事日記

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 今日で名神高速道路集中工事終了。一般道を走るのは、今日でしばらくお仕舞いになるはず。

 7時30分ごろ研究室着。研究室でサンドイッチ朝食。講義準備。小論文添削作業継続。遅れている原稿書きを少々。

 10時から「第9回教師論」。今日は鈴木中人さんの「いのちの授業ダイジェスト版」と僕の「いのちの授業(飛び込み)」とオンラインで「死の授業」を紹介して、それをもとに話し合うオンライン講義。指名発言で一人一人がこれまで以上に深く考えて発言。聞き手はさらに考えを広げたり深めたりしているはず。14時からも同様。講義終了後、わざわざ引き続き考えたいとメールをくれた学生もあり。初試みの講義は大成功とみる。

 10時40分から6期生ゼミ。感激の始まり。詳しくはここで

 過去問後、今日も場面指導面接。提示した課題は現役教師にも十分考えてほしい場面での指導。教師としてどう考え対応すべきかを応用が効くように助言したつもり。

 小論文添削がようやく完了で就職課へ提出に出向く。国語専修の今井先生研究室に寄り四方山話。

 15時から看護学部で養護教諭を目指す学生に「生徒指導論」。今日のテーマは、子どもが保健室で発話する際の「事実」と「解釈」の区別の重要性。テキストをもとにロールプレイ。

 16時30分から7期生ゼミ。下野さんと岡君が道徳授業提案。二人とも山場になるまでは、文句なしの展開。7期生全体で力をつけてきた証。山場からの展開は学生でいわゆる初の授業。うまくいくわけはない。教育実習前のこうした経験は貴重。二人ともすぐに振り返り記事が届く。悔しさともう一度挑戦したいという気持ちに溢れていて、指導者としては嬉しい限り。近々、記事は発信するので、どうぞお楽しみに。

 研究室に戻る。山田先生と今後の調整。松本研究室に出かけ、いくつかの相談。貴重な情報がいただけた。20時近くに大学を出る。
 
 帰宅。写真のように、感激を新たにして愛犬とさっそく記念撮影。

6月18日6期生から「父の日」プレゼントをいただきました

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 ゼミの時間に教室に行ってみると、誰もいない。あれ、時間を間違えたかなと考え直していると、6期生がご覧の色紙と花束を持って登場。「父の日」プレゼントとのこと。

 思いもしなかったことで感激も一入。1日中、気持ちは高鳴り状態でした。ありがとうございました。
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