2021年8月2日仕事日記

画像1
 早朝から10時からの立川談慶師匠と山本さんとの新刊打ち合わせのための資料作成を必死。3時間ほどかかり、ギリギリ会議開始に間に合う、会議では早朝からの努力(笑)が実り、しっかり自分の考えを伝えることができた。ほぼ認めていただき、今後は編集の山本さんからのプロットを待つ段階に。楽しみがまた一つ増えた。12時までたっぷり打ち合わせ。

 12時30分から紀北教育研究所とzoom接続テスト。順調。

 13時30分から休憩を2回入れて16時20分ごろまで、紀北教育研究所研修講座オンライン講演(写真参照)。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出し学力向上をさせる教師の動き方」。

 20数名の参加者。ほぼ全員の方に指名発言をしていただくことができた。動画発信もスムーズでストレスなし。ありがたい質問があって、僕が言葉足らずであったところを補足できたことも嬉しい。

 17時ごろに大学経由で岐阜市教育委員会から、昨日の岐阜新聞掲載記事「コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化」を見て問い合わせあり。詳細を20分ばかり話して、資料をメール配信。こうしたすぐの反応も嬉しいこと。

 明日の午前は清須市立清洲東小学校現職教育で講演。午後は安城市教育センターで講演。両方の依頼内容とプレゼン資料の最終確認。安城市からの依頼を読み直すと、僕はその内容を大きく読み間違えていることに気づく。さっそく担当者に電話。確かめてみると、やはり僕のとらえ違いあり。明日までに資料を作り直すことを約束して、さっそく作業開始。23時ごろまでかかる。最終資料を見直してみると、以前に送った内容とかなり異なってしまった資料。最終点検をして本当によかった。最終点検は絶対に怠ってはいけないと心に刻む。もっとも読み間違えないようにすることが大切か(笑)。

 日本教育新聞2021年8月2日号に「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載される。こちらもありがたいこと。 

日本教育新聞に「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載される

画像1
 2021年8月2日付、日本教育新聞に拙著「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載されました。ありがたいことです。

 ***

 玉置崇・岐阜聖徳学園大学教授とスピーチコンサルタントの菱田さつきさんはこのほど、「聞き上手」「話し上手」になるための基礎・基本をまとめた「先生のための『話し方』の技術」(明治図書出版、写真)を発行した。
 自分が発した言葉を相手により円滑に伝えるために必要な知識や考え方などを具体的な場面とともに挙げたもので、教職員だけでなく管理職にとっても役立つ内容だ。
 菱田さんが執筆した基礎知識の章では、例えば雑談について、決して「雑」なものではないとし、「今ここを楽しむ」「自己開示をする」「アドバイスシーキング」など三つのポイントを示している。気負うことなく今この瞬間を楽しむ気持ちで語り始める、まずは自分のことを話してみる、相手にアドバイスを求めてみる―というものだ。話の分量は相手6割、自分4割を目安にする。してはならないこととしては、「ダメ出し」「マウント」「ジャッジ」を挙げる。
 良い対話の相手になるためのポイントでは、「どんなに口下手な人も、優れたインタビュアーの前では饒舌になれ」るなど本質を突いた指摘が続く。
 玉置教授は、自身の教職経験を踏まえながら、子どもに話す技術、教職員、同僚に話す技術、保護者に話す技術―を解説。
 教職員や同僚に話すときは、記憶に残るフレーズを入れる、助言をする場面では子どもとのやりとりを基に伝える、保護者に話すときは、「先生は我が子をよく見てくれている」と感じさせる、「保護者9割、教師1割」の配分を意識する、「いつ」を明確にする―といった技術を載せた。
 本書のまとめの部分には、「技術は才能ではなく、トレーニングで習得できる。技術は思いを伝えるために存在している」という趣旨の言葉があった。
 定価は1980円。問い合わせは明治図書出版(Tel03・5907・6668)。

2021年8月1日仕事日記

画像1
画像2
 FBを見ていると、ワクチン接種での副反応の報告がけっこうある。自分は、2回とも腕が少し痛いなと感じただけで、2回目接種日は、原稿が一気に進んだという状況。自分は本当にワクチンが体に入ったのか心配(笑)。

 研究に関わらせていただいている犬山市立犬山中学校の依頼に対応。10月の研究発表会参加者へ、事前に(僕が考える)「犬山中学校研究発表会の注目点」を知らせておきたいとの依頼。ユニークな研究主任からの願いで、注目点を知らせる動画を作成。動画を見て参加された方が「なるほど!」と言っていただけるように、また「動画と違う!」と言われないように(笑)、犬山中の授業を見る時の視点が明確にできたと自負。校長、研究主任に完成報告メール。

 滋賀の北村遥明先生の虹天塾近江動画1時間半を視聴。とても良い刺激をいただく。高校の学科コースの生徒数を3倍近く増やされるなどの凄い成果を出されたこと、これまでの学びを生かして戦略的に、そして多くの皆さんを巻き込んでされたことは、本当に素晴らしい取組。プレゼンもうまくて、面白くて、様々な工夫もあり、感心するばかり。

 明日の午前中は立川談慶師匠と編集の山本さんと新刊の打ち合わせ。詳しいプロットを書き始める。

 

2021年7月31日仕事日記

画像1
 岐阜新聞社会面に「コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化」と題して、「心の天気」のことが掲載されたことを知る。こうして価値を発信していただけることは、アイデアを出した人間としてとても嬉しい。

 日本教育新聞から依頼があった原稿を書くために、文部科学省国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター発行の「生徒指導リーフ増刊号 いじめのない学校づくり3 基本方針を実効化する対策組織の構成と運用」を熟読。リーフで伝えたかった要点をとらえて原稿化。編集部へ送信。

 先日、恵那市情報部会の皆さんに行った「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさを語る」のプレゼンはよくまとまっていて、伝える力があると判断。ならば現時点でこのプレゼンを使って説明動画を作っておくとよいと思い、その収録。19分40秒の動画完成。

 自宅新築してから15年近くなり、あちこちで不具合が出てきている。ここ1週間はエアコン故障。修理費と新品購入費を比較して新品に入れ替え。数か月前からこんなことが続いている。まあ仕方がないこととあきらめ。
 

岐阜新聞掲載 コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化 20210731

画像1
 2021年7月31日岐阜新聞社会面に、「心の天気」活用の記事が掲載されました。以下は岐阜新聞webからです。

***

 新型コロナウイルスの影響によりマスク着用や黙食などの制約が続く学校現場で、子どもたちの「うつ症状」が深刻化している。そうした中、岐阜県恵那市がタブレット端末を活用し、子どもたちの心の変化をつかむ「心の天気」システムを県内で初めて導入した。先行実施校で活用が始まっている。

 国立成育医療研究センター(NCCHD)が継続的に実施する「コロナ×こどもアンケート」によると、第4回(2021年2月公表)では小学4〜6年生の15%、中学生の24%が中等度以上のうつ症状が見られることが判明。第5回(5月公表)では先生への相談のしやすさが「減った」子どもが「増えた」の約3倍以上の51%に上るなど、心理的ストレスを抱える実態が明らかとなった。

 見えにくい子どもの心理を見える化するのが「心の天気」システムだ。タブレット端末を使い、「晴」「曇」「雨」「雷」の四つの天気記号から、児童生徒自身が今の気持ちに近いマークを選んでタッチする。毎日の履歴データから、児童生徒の心の揺れ動きに教員は早く気付ける。子どもにとっても負担感なくSOSを発信できる。

 システムは、岐阜聖徳学園大の玉置崇教授(64)の研究が基になっており、学校支援システムを手掛けるIT企業のEDUCOM(愛知県)が提供。大阪市の全小中学校のほか、名古屋市などで利用が広がる。県内では、玉置教授が恵那市のICT教育に関わることから、市内の全22小中学校で活用が決まった。

 先行実施校となった山岡中学校(同市山岡町下手向)は6月下旬から運用を始めた。抵抗感があったり、自身の平常心の状態がどのマークに当てはまるのか戸惑ったりする生徒もいたが、徐々に自分の心を客観的に捉えられるようになってきたという。

 システムには生徒自身がコメントを書き込める機能がある。教員からは「いじめなど深刻な相談は入力に時間がかかり、周りの目を気にする子もいる」として、生徒とやりとりする生活ノートを併用すべきといった意見があった。生徒が入力したマークは教員間で共有でき、「教員の指導力や経験年数の差に関係なく、複数の目でサインをつかめる」との意見も出た。

 市内の他校では2学期から活用を予定する。市教育委員会の山本晋平指導主事(49)は「マークを手掛かりに、どのように生徒の気持ちを引き出すかが重要。試行を重ねながらより良い個別指導につなげたい」と話す。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31