6期生ゼミ報告1(赤坂真二先生DVD 子どもの安全基地になるを視聴して)

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 6期生ゼミでは、明日の教室DVDシリーズ3「勇気づけの学級づくり―つながる道筋− 上越教育大学教職大学院 赤坂真二先生」の「第2部 子どもの安全基地になる」を視聴して話し合いをしました。今回は、池戸君と名桐君の振り返りです。

(池戸)
 話し合いの中心になったのは自己開示についてで、自分は自己開示とは自分はこういう人間です。と人に伝えることとしか捉えていなかったが、自分の感情を伝えるということも自己開示だと話し合いの中で分かった。また、自分を知ってもらうことと同時に相手のことを知ろうとすることも大切であると分かった。人と人の関係はキャッチボールで自己開示で投げっぱなしにしていてはいけないので、相手に関心を寄せて投げ合いをすることが教師に限らず、人と関わっていく上で大切であると分かった。
 
 また、赤坂先生のお話を聞いて自分の思いを伝えることはとても大事なことであると感じた。自分は来年から初めて教師で技術も身についていない中で技術に頼ろうとするのではなく、まず思いを持って真っ直ぐに子どもに向き合っていくことが大切だと感じたので自分の思いを自己開示していくことを意識していきたい。

(名桐)
 安心・安全の教育を施すために、教師が意識すべきポイントをたくさん学んだ。

 その中でも特に印象に残っているのは、人との距離を縮めるための自己開示の大切さ。ただ単に自己紹介をするのではなく、子どもとの話の中で教師の感情を言葉や可視化して伝えたり、褒めることをみんなの前で見える形で評価したりすることが大切だと学んだ。

 こういったことは子ども相手でなくとも日頃から出来ることだと思うので、日々関わってくれている人にも安心感を与えられるよう実践していきたい。

2021年12月3日仕事日記

 早朝から仕事日記を書いたり、メール返信したりなど。朝食は珈琲とアップルパイ。9時ごろ家を出てルネック勝川へ向かう。ほぼ30分で到着。

 10時から12時まで小牧ICTサポーター研修。休憩を挟んで13時から14時30分まで、研修状況を見て、指導側の振り返り。話し合うよさを実感できた時間。良い方向に。16時近くまで授業と学び研究所会議。「教育と笑いの会」の振り返り、インターンシップの在り方などを検討。

 EDUCOM愛知本社に向かい、業務のために支給される設定されたPC受け取り。帰宅。

 研究室HP記事は、6期生赤坂真二先生のDVD視聴での学び記録アップ。その1は池戸君と名桐君の記事

 1週間の疲れをとるためにひたすら睡眠。

2021年12月2日仕事日記

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 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時30分ごろ研究室着。いつものパターン。いくつかのメール処理。

 9時から「第7・8回教育課程論」。「主体的な学び」「対話的な学び」の深掘り。どちらも学びのイメージを持ち、それを具現化するためにどうすればよいかの話し合い。実際映像を見せての深掘り。

 岡崎市立河合中学校へ向かう。各学年1クラスの小さな中学校。全学年の授業参観。少人数だからこその温かい雰囲気の授業。僕は一人一人の学びの状況に注目。今日もzv1活躍。

 動画を整理して講演の準備。15時から16時30分までの講演。演題は「学び合い、振り返りからみるチーム学習のあり方」。1時間は岡崎市教育委員会提唱のこれからの学びの形と学びの共同体の共通点を伝えて、具現化のための手立て提案。30分間は映像をもとに、担任の先生に子どもを語ってもらいながら授業の深掘り。皆さんがすべての子どもたちを知っておられて検討する強みを生かすこと、わからないと言える子ども育て、教師が子どもをつなげることを話す。さっそく岡崎市立河合中学校のホームページで紹介あり

 急いで学校を出て帰宅。着替えて、今週、小牧市内の学校で「上方講談+社会科授業」で上演中の旭堂南海師匠をお迎えに上がる。講談+授業の企画は、なんと16年続いている。初回を企画した者として、こんな嬉しいことはない!

 南海師匠と家内と僕で、美味しい役肉を食べながら四方山話。日常を忘れられた貴重な時間を与えていただいた南海師匠に大感謝。

 研究室HP記事は、合宿面接の事前準備での記事。下野さんが「どのような学級を作りたいか」を発信。。教育実習を基にした自分の考えの発信。
 

【面接回答】私はどのような学級を作りたいか(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。いよいよ7期生のゼミ合宿が迫って参りました。ゼミ合宿は、教育実習を終え、本物の教師となるべく為の初めの特訓とも捉えられます。このゼミ合宿もまた、教育実習同様どれほどの熱意を持って取り組むかで今後の人生を大きく左右する場となるのだと心得ております。

 さて、ゼミ合宿に向けて玉置先生から、教員採用試験における定番面接問題をお教え頂きました。これが玉置ゼミの良さです。記事発信という出力の場を与えられている玉置ゼミのゼミ生は、面接で話すことをまず出力という形で整理していくのです。玉置先生の下での学びは、確かなもの。

 まずは、1つ目の課題について綴りたいと思います。「どのような学級をつくりたいか」。教師は、一貫性を求められる職業です。ブレてはなりません。そのために必要な課題は、この「どのような学級を作りたいか」というものだと予想します。

 私が作りたいとする学級は、個を認められる学級です。これは、中学校実習の経験からです。私の配当された学級は、言葉を選ばずして言えば「中学生らしくない」程、友達を認め合う雰囲気のある学級でした、よく観察していると挨拶もありがとうもごめんねも必ず相手の名前を言ってから笑顔で伝えていました。私の名前で例示すると「綾巳、おはよう」「綾巳、ありがとう」「綾巳、ごめんね」といった様にです。相手の名前を呼んでから、何かを伝えることは、個を認め合うことに繋がります。子どもたち同士で、それぞれの自己肯定感を高めあっているとも言えるでしょう。

 では、この生徒同士の自己肯定感の高め合いは、なぜ生まれたのか。それは、学級担任の先生が名前を呼んでから挨拶や価値づけを行っているから。中学校実習の担当の先生は、私に、「挨拶を自分に向けて言われることと、ありがとうを自分に向けて言われることに、嫌な気持ちを抱く人っていないから。大事にしていることなの。」と仰られました。

 子どもは、大人の言うことを聞くのは得意ではありませんが、真似をすることは抜群に上手だと言います。個を認め合う姿勢は、教師から発信されるのだと思います。「笑顔」「挨拶」「感謝」を基盤にした「個を認め合う学級」を私は作りたいと願っております。(下野)
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2021年12月1日仕事日記

 6時30分に家を出て大学へ向かう。研究室到着後はいつものルーティン。

 1限は「教職実践演習」。いつものようにロールプレイを通して保護者対応のポイントを学ぶことがこの講義のねらい。講義後、「とても参考になりました」「役に立ちました」との声をもらう。これこそ講義をする喜び。

 2限は6期生ゼミ。今回から4回にわたって玉置企画。まずは赤坂真二先生の「安全基地になる」と題した講演映像の一部を見る。それをもとにディスカッション。赤坂先生の講演が具体的なので、良い話し合いが生まれる。「学びの天気」に記された内容は近日公開。

 届いた卒業論文に目を通し始める。12月15日ゼミ内締め切りに全員が間に合うだろうか、若干の心配あり。

 実習委員会前に実習課の皆さんに、現在、クリスタルプラン委員会で話し合われている来年度の方向性を簡単に伝える。良い方向に進んでいるととらえていただいた模様。

 13時30分から実習委員会。今日も短時間で終了。教授会上程資料の確認。急いで「第6回教員養成カリキュラム委員会」へ出席。

 実習委員会後にフレンドシップについて相談を受け、私見を述べておいたところ、ゼミ生岡君から相談したいとの連絡あり。とても良いタイミングなので、さっそく時間をとる。全国フレンドシップ開催にあたっての岡君らの思いを聞き、いくつかの困難点を元校長として伝え、代案を伝える。我ながら良いアイデアが浮かんだと思う。あとは彼らの判断を待つ。

 17時30分から重要会議を1時間余。終了後、19時ごろから研究室で別話題で懇談。あっという間に2時間弱。急いで大学を出る。22時近くに帰宅。恵那市の川上屋に依頼していたこの時期ならではの美味しいお菓子が届いていて、ゆっくり味わう。

 明日は岡崎市立河合中学校現職教育で講演。いただいた資料をもとにプレゼンづくり。チーム学習と学び合いがとても似ていることを再確認。

 研究室HP記事は、7期生合宿前の宿題記事アップ開始。まずは今井さんから届く。【面接回答】どのような学級を作りたいか。しばらくこのシリーズが続く。どうぞお楽しみに。

【面接回答】どのような学級を作りたいか(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。もう師走でございます。皆さんの大晦日の夜ご飯はなんですか。私の家は、毎年すき焼きと決まっています。今年も楽しみです。

 今月行われる玉置ゼミ合宿に向けて、7期生には事前課題が出されておりまして、「教採面接の定番質問の回答」を4つ、記事として書くことになっています。これから、7期生の面接回答が随時アップされますので、お楽しみください!!

 今回は、今井美羽第1段!「どのような学級を作りたいか」について回答していきたいと思います。
 
 私は、頼り・頼られる学級を作りたいです。人は、1人では生きていくことが出来ません。また、誰かに必要とされていると感じることは、自分が生きる意味になります。周りの人から頼られること、そして自分も誰かを頼ること、それは甘えではなく、互いに支え合って生きていく、とても素敵なことだと理解し、行動できる学級を作りたいです。(今井)

2021年11月30日仕事日記

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 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。6期生ゼミでの玉置企画のためのコンテンツ探し。ほぼ決める。

 1・2限は「第7・8回教育課程論」。「主体的な学び」と「対話的な学び」をテーマに、しっかり深掘り。今日も我ながら良い発問をすることができて、動画も効果的であったと振り返り。

 午後はオンライン講演。自宅の方が環境がよいために、片付け物をして大学を出る。

 14時からzoomをつなぎ、田原市教職員会養護部会の皆さんを随時承認。14時30分から16時まで講演「よりよい授業を創る授業技術を身に付けよう」。

 養護教諭が授業をするための基本を伝授。必ず取り入れたい授業技術を3つ紹介。授業設計のポイントを6ステップで。それを具現化した模擬授業で1時間30分。画面越しで名前をお呼びして発言してもらいながらの展開。久しぶりの養護教諭の皆さんへの研修。

 18時20分から20時までオンライン第10回CP委員会に参加。教授会への提案骨子まで固まる。皆さんの知恵でここまで来たという気持ち。ボタンを掛けた者として振り返ってみると、当初の思いは確実に実現へ。ほっとした気持ち。

 研究室HP記事は、今井さんの「ミウの知らない世界」。そうそう電車の中でのあのおじさんは確かに鮮やか!

 研究室HPトップ写真は、8期生初登場。8期生ページも新規に作成。

知らない世界(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。家のリビングには炬燵が出されました。一度入ってしまうと抜け出せない魔物であると思っています。私の「コタツ」のイントネーションは変らしいです。「みうのひとりごと」のコーナーです。

 電車の天井に吊り下げられている広告。あれを見ると、旅行に行きたくなるのは私だけでしょうか。

 いつも通りに電車に乗っていると、一人のおじさんが何やら謎の棒を持って歩いていました。少し警戒しながら、そのおじさんを観察していると、電車が駅で停車した瞬間、持っていた棒を器用に使い、天井の広告をひょいっと新しいものに取り替えたのです。電車が停まっている数分の間に軽々と広告を取り替えていく姿に、お見事!と私は感動していました。それを何度か繰り返して、おじさんは次の車両に行ってしまいました。

 今思うと、電車の広告って、知らない間に変わっているなと思いました。誰がいつ取り替えているかなんて、今まで全く意識したことはありませんでした。鉄道会社の駅員さんたちが変えているわけではなく、こうして取り替えている人がいるのだと気づきました。何がきっかけでこの仕事を始めたのだろうか、どうやって付け方練習するのだろうなどと、色々な想像が広がりました。自分の知らない仕事って他にも沢山あるのだろうなと思い、自分の知らない世界をもっと知りたいと思いました。

 知らない世界があるということに気づいたワクワク感、知らないことを知りたいと思う気持ち。これは、誰もが持っている感情だと思います。ゲームのラスボスを倒して全クリアをしたと思ったら、出現した新たなステージ、クラスで物静かそうにしている子が実は歌がとても上手だと知った瞬間、小学校の工場見学も同じ感覚がありますよね。

 私はこの感情には、大きなエネルギーがあると思っています。この感情がある時、人は前のめりになっている気がします。これは、教育にも通じる部分が大きくあり、子どもは知らないことに興味を示し、知りたい、分かりたいと強く思っているということを教育実習で実感しました。教師になった時、子どものこの感情を大切にしたいと強く思います。そのために、私自身がこの心を持ち続けて、知らない世界にワクワクし、これからも様々な世界をこの目で見ていきたいです。

 謎の棒を持った電車の魔法使い。見かけた日には良いことが起こるかも!?(今井)
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文