2022年3月1日仕事日記

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 早いもので今日から3月。この1か月が過ぎると大学人7年目が終わる。校長をしていたときには考えもしていなかった人生。

 6月5日(日)午後の本学教育フォーラムの案内をFBとこのサイトに掲載。文部科学省の板倉寛さんをお呼びすること、演題が「GIGA構想の次を語る」としたことなどで反響あり。

 EDUCOMslackで、昨日届いた一般の方のエッセイ「心の天気」を発信。さすがのリアクション。

 8時30分ごろ家を出て、ルネック勝川へ向かう。途中のコメダでモーニング。9時45分ごろ着。

 春日井市ICT支援員研修会を参観しつつ、「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げの文書案作成。即レスで考えをもらいながら、少しずつ修正を加え、ほぼ完成。昼食後、13時45分ごろ中座。14時30分ごろ帰宅。

 15時から、オンラインでの「第6回恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会」に参加。パブリックコメントを求める段階までなった「恵那未来キャンパス」という文書説明を受ける。副委員長を仰せつかっていることもあって、僕からここまでのまとめに感謝の言葉。委員の皆さんから建設的な意見も続き、無事、あり方検討委員会が終了。良い勉強をさせていただけたことに感謝。16時終了。

 16時から、オンラインで「EDUCOM再発見プロジェクト」の話し合いを参観する。学校事情を求められたときに発言。自主参加の皆さんの考えに感心。17時30分終了。

 返信をうっかりしていた依頼メールへの応答。Gmailは返信ができていないメッセージを発信してくれるので、どれほど助かることか!

 研究室HP記事は、2月25日の采女隆一先生から学ぶの最終回。丹羽さん、久野さん、柴山君が発信。すでに発信したゼミ生も他のメンバーの記事を読み合いながら高め合っているな、と想像できるのも嬉しい。

 

采女先生から学ぶ会での学び(丹羽、久野、柴山)

 玉置ゼミ7期生の丹羽、久野、8期生の柴山です。2月25日に、zoomにて"采女先生から学ぶ会"を玉置先生に開いていただきました。今回は、参加させていただいた、私たち3名の学んだことについて書かせていただきます。

【丹羽】
 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。

 私がこの会で特に印象に残ったことは、"授業が生徒指導だ"ということです。話の中では、"学ぼうとしている子供たちは心も荒れない"ということから、細かい規律ではなく、「子供たちの学びを保障していくことや学ぶ力を引き出していくことが大切」だということの大切さを感じました。

 振り返ってみると、自分が中学生のとき、周りの友達が少し荒れていたから、自分も規律とかは破っていました。自転車で登校したりすることも何度もありました。(バレなさそうなところに止めていましたが。)

 でも、その時の自分を振り返ったとき、学ぼうとする姿勢はあまりなかったなと思ったので、今になって学ぶことと心の繋がりを感じることができました。

 他にも、話の中で、人間関係づくりのグループワークトレーニングに興味を持ちました。それは、自分が卒論で研究している"自己肯定感"に繋がる部分があると知ったからです。教科の授業だけではなくてその授業をすることで、認められる場所があることや、他者との関わりの中から自分のよさを知れる機会があること、とても素敵だなと思いました。

 今回、自分の視点では知らなかったり気づけなかったりした"生徒指導"について深くまでしれたこと、面白かったし自分のためになりました。采女先生、玉置先生、ゼミ生のみなさん、とても素敵な学びを、素敵な時間を、ありがとうございました。


【久野】

 こんにちは。7期生の久野舞菜です。昨日、『采女先生から学ぶ会』に参加させていただきました。交通機関の乱れにより、途中参加となってしまいましたが、短い時間の中で多くのことを学ばせていただきました。その中でも、私が最も大切にしたいと感じた事柄について記したいと思います。

 それは、学び合いの本質についてです。学び合いは、グループワークそのものではなく、グループワークを通して育まれる対話にある、ということを学びました。

 他者の意見を聞き、自分の意見と紐づける。互いの意見を吟味する中で、新たな考えをつくっていく。それが、対話であり、学び合いであると教えていただきました。

 対話を生み出すグループワークのために、教師として2点に心掛けたいです。
・事前知識不要の内容を取り入れることで、誰もがのびのびと参加できるようにする。
・答えが多種多様になる投げかけをすることで、子どもが互いの違いを聞き合えるようにする。

 私の地元、愛知県安城市では、学び合いを大切にした教育を行っています。学び合いをさらに促進させる安城の新米教師として活躍できるよう、今回学んだことを存分に生かしていきたいです!

 今回も学び盛り沢山!とても贅沢な時間を過ごすことができました。お忙しい中、心に残る素敵な学びをくださった采女先生、このような場を設けてくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです!!本当にありがとうございました!!(久野)


【柴山】
 こんにちは!8期生の柴山です。2月25日に采女隆一先生から学ぶ会に参加させていただきました。今回は、セミナーで学んだこと、感じたことについて記事にさせていただきます。

 釆女先生のお話を聞くまでは、授業自体が生徒指導に大きくつながるという考えは私の中にありませんでした。しかし、話を聞く中で「学ぼうとする子どもたちは心も荒れない」ということはまさにその通りであり、「学ぶ姿勢を身につける」ということは「人の話を聞く姿勢をつける」ことであるということだと思いました。

 その姿勢を身につけるための授業として、人間関係づくりのグループワークを取り入れることが効果的であることを学びました。教科の授業では「自分の意見を出しにくい」や「人の意見を聞いてもわからないから聞かない」という子であっても、教科外の授業で「それなら話し合いに参加できる!」と思える題材でグループワークを行うことで、子ども同士が自然な関わりの中でお互いの一面を知っていくことができます。

 また、色んな意見をまとめて一つにすることを目標としないグループワークを行うことにより、どんな子でも意見を言いやすく「人の意見に耳を傾ける」や「色んな意見を聞きながら、話すことで自分の意見をまとめる」ことがしやすくなるという利点があるのではないかと考えました。

 人間関係づくりは全て「聞くこと」から始まり、「聞くこと」は「話すこと」の根幹なのだと思いました。なので、まずは誰もが授業に参加し「聞く」という気持ちを持てるテーマでグループワークを行っていけるような促しをしていきたいと思います。教科の授業であっても、最初から「今日の授業は聞く気が起きない」とどんな子にも思わせない工夫をしていけるようにしたいとおもいます。

 余談ですが、自己肯定感はやはり、人との関わりの中で育まれていくことであると思いました。人との関わりを通して「自分ってこんないいところがあったんだ!」と気づき、自分の新たな一面を知ることにもつながるため、人と話す場面はとても重要だと思いました。

 釆女先生のセミナーをお聞かせいただき、新たな気づきがたくさんありました。本当にありがとうございました。(柴山)
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2022年3月1日仕事日記

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 朝早くに、僕にとってはビック情報が届く。2月3日の小牧市文化協会主催の文化講演会での僕の講演を聞かれた一般の方が、エッセイ「心の天気」を書いていただき、それを送っていただいたのだ。

 娘さんを通してすでに「心の天気」のよさをご存じで、僕が講演で「心の天気」のアイデアを出したことを伝えたことから、さらに娘さんと会話されたこと、調べたら地元企業のEDUCOMが作っていることに感激したという内容。ああ、嬉しい。しっかりお礼のメールを送る。

 迷いに迷っていたが3月3日は対面の特別ゼミ開催決定。さっそく教室の予約をして、グループ分けなどの連絡。教材研究の在り方を学ぶこと、端末をフルに使った授業を考えること、1期生の松井君、牧野さんが挑戦した模擬授業動画と自分たちの模擬授業を比べて、深く学ぶという内容で5時間。よし!今から力が入る。

 11時30分に家を出て外食。一度食べたときの美味しい!と感じたラーメンの味を思い出して出かける。ところが前のような感覚を感じない。あれっ、思い込みだったのかと少々残念。もちろんお店は繁昌。

 12時45分ごろ、春日井市立藤山台中学校へ。校長先生から近況をお聞きする。13時10分から4つの授業を10分間ほどずつ参観。動画撮影。1年共に学んできた温かい空気を感じる教室ばかり。

 現職教育を開催される部屋で動画整理。プレゼンを加えて、学校研究の1年の報告会を聞く。校長先生からJAET全国大会の方向性を聞く。

 50分間、先生方とやりとりもしながら、今年度の価値づけをして、ぜひとも継続していただきたいこと、強化していただきたいこと、4月学級立ち上げのときに心得ていただきたいことを伝える。動画をもとにさらに望ましい授業展開も伝授。

 校長室に集まられたリーダー陣に、学校経営の楽しさを体験を踏まえて話す。これで無事、この1年の僕の役割は終了。たくさんの学びをさせていただけたことに感謝。

 20時から長野で勤める2期生百瀬さんと、4月から長野で勤める6期生中江さんとzoomでマッチング。先輩とつながっていることは何かと心強いと思っての企画。ともに喜んでくれた。

 研究室HP記事は、采女先生から学ぶシリーズ第3弾。池戸さん、岡君が発信。やはり「授業が生徒指導だ」に注目。良い学びをさせてもらっている証。

采女先生から学ぶ会(7期生池戸・岡)

 玉置ゼミ7期生の池戸です。今日は現役の校長先生をされている采女先生から学んだことを記事にまとめたいと思います。

 一つ目のキーワードは『授業が生徒指導』です。采女先生は生徒指導とは授業の中で「静かにしなさい、教科書を開きなさい」という指導ではなく、子どもたちの人間関係を育てることつまり子ども自身を育てることが子どもたちの心の安定に繋がり自然と豊かな生活の学びができるとおっしゃっていました。そのために有効なのが人間関係の授業です。

 この人間関係の授業のポイントは『誰もが参加できること』です。玉置流授業作りの中で学んできた導入では誰でも答えられる発問をすることつながる部分で、いかにこれが人間関係づくりにとって重要か実感しました。

 グループワークが重視される教育現場ですが、なぜグループでの学びが必要なのでしょうか。それは対話から生まれる新たな学びがあるからです。私もよく人と話していると自分の考えが明確になったりします。これこそが学び合う学びの形だと再確認できました。

貴重な現場でのお話などに触れるとやはり学びは広がります!本日も良い学びができました。ありがとうございました!(7期生 池戸)

 こんばんは! 7期生の岡です。今日は現役の校長先生である采女先生から学んだことについて記事にさせていただきたいと思います!

 今回のキーワードは「授業が生徒指導」だと思います。これは「授業で生徒指導」とは違います。今回はこの違いが話を聞いていく中で自分の中ですっきりしてきた感覚があります。授業の中で指示を与えて守らせることだけが、先生が授業の中で行えることではなく、授業を通して、子どもたち同士の関係づくりをしていくこともとても重要だなと思いました。

 たしかに、授業の中でも勉強が苦手な子でも、授業の中で子ども同士に関係があれば取り残される可能性も少なくなるなと感じました。だからこそ、「授業が生徒指導」になっていなければいけないんだなと感じました。

 しかし、話を聞いていると実際に行うことは今の自分では難しいなと感じることもありました。そのため、授業を考えるときには1つでも関係が作れる問いかけを入れるように意識してみようと感じました。色んな人の話を聞きながら、少しずつ自分のものにできるように頑張ろうと思います!今回はありがとうございました!(7期生 岡)
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