2023年2月15日仕事日記

 8時ごろ大学着。いつものように珈琲を入れてのんびり。出張申請書を出すのに、ルートと方法について庶務課へ相談。今なお知らなかったルール(笑)。再認識。山田先生と久しぶりの情報交流。福地ゼミ生から届いた先日の「卒業論文発表会で学んだこと」レポートに感謝。

 10時からある自治体の情報化オンライン面接委員の一人として参加。1時間。教育委員会担当者、小学校長、中学校長、教育長へヒアリング。かなり踏み込んだ質問に対しても、詳細に報告をいただく。自分は本物だと判断。

 11時から30分間、続けてさらに30分間、僕とじっくり話してみたいという学生2名が予定通り来研。僕にとっては元気が出る話題ばかりで、とても楽しい1時間。

 9期生荒木さん来研。春休みなので教育書を借りたいとのこと。音楽専修であることもあって、筑波小音楽授業DVD視聴も薦める。そのほかに言葉がけや個別最適化本を貸す。四方山話も楽しい。

 13時30分から30分間ほど、第10回実習委員会開催。この時期ならではの議題を検討、合意を得る。

 研究室に戻り、しばしのんびり。9期生長谷川さん来研。グループチャットに投稿される本の貸出し情報で刺激された模様。数冊の本を貸出し。

 21日は佐野市へ行く。東北新幹線のチケットを調べると座席数少情報。さっそく予約。スイカと紐づけ。

 16時30分からクリスタルプラン委員会。事情があって30分間で終了。僕にとってはちょうど良い具合(笑)。

 片付け物をして大学を出て、味岡児童館へ向かう。余裕ができたのでコメダで時間調整。19時から20時30分まで、「第3回味岡児童館地域運営協議会」に参加。会長として協議会進行。多くのますます充実した実績報告。特に「子ども企画」に注目。

 後半は、まずは僕がプレゼン。「児童館を取り巻く状況−国の審議等を踏まえて−」と題して15分間ほど。国の「児童館の在り方に関する検討ワーキンググループ」の資料などを提示。その後、じっくり協議。とりわけ不登校と児童館、ならびに学校の関わりについて話し合う。もちろん結論を出そうという話し合いではない。現状を互いに知り合うことが重要と判断しての僕の提案と話し合い。良い時間になったと思う。

 帰宅。家内の日本画がとても大きな賞をいただくことになったことを喜ぶ。

 研究室HP記事は、犬山中学校での学びシリーズ第3弾。安藤さんが発信。安藤さんも振り返りの価値を強調。

1月27日犬山市立犬山中学校での学び(安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です!ここ5日間、私のお昼ご飯はおにぎりです。だからでしょうか、給食のありがたみをしみじみと感じている今日この頃です。皆さんの好きな給食は何ですか?私は焼きそばをもう一度食べたいです!(笑)

 さて、さっそく本題に入ります!
 
 1月27日(金)に犬山市立犬山中学校へ伺い、授業を参観させていただきました。今回は、そこでの学びを書かせていただきます!

 まず、全ての授業において「子ども同士が繋がり学び合う姿」が印象的でした。さらに、一つの授業の中で調べる、話し合う、発表する、論議する、振り返る、といった様々な活動が組み込まれていました。とにかく、子どもが出力する機会がとても多かったです!

 犬山中学校の授業を見させていただいて、「子どもが繋がる環境」を大切に授業しようと思いました。

 特に机の隊形は工夫したいです。授業中、生徒が先生に向かって発表している人はいませんでした。生徒↔生徒で話し合うためには、机ごと生徒同士を向き合わせて体ごと向き合わせることが大切だと学びました。このように、まずは形から子どもがつながる環境を整えていきます!

 また、子どもの意見を繋げることを意識して取り組みます。子どもの言葉を先生が受けるのではなく、他の子どもにつなげます。私はこれも対話的な学びだと思います。全体の場においても先生が架け橋になる事で、他の人の意見をきいて自分の考えを深め、交流していく。そして子ども同士繋がる。まさに対話的・共同的な学びだと思いました。

 そして価値づけを忘れずに行います。授業中、子どもは沢山つぶやきます。この呟きをきいて「今、良いことにきづいたね。詳しく教えて」というように価値づけして、子どもの考えを引き出してつなげていきます。

 さらに、振り返りの共有を行います。授業の最後に振り返りを共有しているクラスがありました。振り返りから自分が次何を目標に取り組むのか、明確になります。さらに共有して友達の振り返りから「自分もこんなこと頑張りたい」という気持ちに繋がります。まさに主体的、個別最適な学びになっていると思いました。この3つを特に意識して、子ども主体の子ども同士が学び合う授業ができるようにこれからも研究していきます。

 授業のやり方がとても新鮮で、教師→生徒という授業は一つもありませんでした。犬山中学校の授業を参観させていただき、刺激を受けました。
 
 犬山市立犬山中学校の皆様、そして玉置先生、素敵な学びをありがとうございました。今の情況に満足することなく、常にあらゆることから学び、成長する教師になります!まずは教員採用試験、合格、頑張ります!!改めて、本当にありがとうございました!(安藤)
 
※ 写真と記事とは直接関係はありません(玉置)
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2023年2月14日仕事日記

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 久しぶりにゆっくり起きる。午前中は、ある事業応募について意見交換をしながら決断する。無理は禁物。無理しては良い実践にならないと判断。ただし、考え方や取組の方向には自信があるので、応募に関わらず、進めることにする。その段取りをいくつか。

 15時から16時45分まで富山市中学校教頭会の皆さんへオンライン講演(今年16回目)。演題は、「玉置流 教職員・生徒・保護者とつながり愛される管理職となるために」。

 聴き手が教頭ということで、自身の教頭時代のエピソードをたくさん入れながら、どのような考えをベースに演題に迫ろうとしたのかを伝える。時折、質問に答えていただきながらの展開。質問は僕が教頭経験者だからこそ聞こうとされる生々しい(笑)内容。苦しかったこともはっきり伝える。

 18時から1時間ほど、第2回こまきこども未来館講座運営会議に出席。会長として進行役を仰せつかる。他に委員は3人。それぞれを指名させていただき、報告や計画についての質問や感想を述べていただく。僕は「子ども家庭庁」の資料を思い出して、未来館の今後のことを考えて提言。運営の皆さんには良い情報を提供できたとは思う。

 帰宅して、21日に伺う佐野市での講演プレゼン作成。演題は熟考して「足が地についた学校DXを進めるために」とする。文部科学省が示している学校DX資料や優れた実践を調べたうえ、結局はここが重要なのです、と示すプレゼン完成。担当に資料送付。

 研究室HP記事は、犬山中学校から学ぶシリーズ第2弾。伊藤君が発信。岐阜の教育の違いが飾らない言葉で書かれている。ある意味で1月27日犬山市立犬山中学校での学び(伊藤)必読!

1月27日犬山市立犬山中学校での学び(伊藤)

 こんにちは。8期生の伊藤です。

 今回は、1月27日に参加させていただいた学校訪問について書かせていただきます。

 学校訪問では、犬山中学校に行かせていただきました。まずは、出身が岐阜で、教育実習も岐阜の学校であったので、誰かの発言の後に「どうですか。」「いいです。」の反応が無いことに新鮮さを感じました。犬山中学校の生徒たちは、誰かが発言した後に、先生が何も言わなくても手を挙げていたし、発言をしていました。私自身、この反応がある授業を受けてきたし、見てきたので、この反応無しに生徒たち自身で発言を繋げていたことに驚きました。

 全体的に授業を見て思ったことは、振り返りの時間を十分にとっていたことです。振り返りの大切さについては、玉置先生から学んできました。今回は、学んだことを意識しながら、授業を見てみました。私が見た授業は、どの授業も話し合いが多かったです。生徒たちは、自分の意見を明確にし、話すときは話し、聞くときは聞いていました。話し合いが終わった後に、振り返りの時間がありました。その時間に、生徒たちは、友達の意見を聞いて、自分の意見がどう変わったのかをたくさん書いていました。そのなかには、学びの天気で振り返りを書いている授業もありました。このようにして、振り返りの時間を十分に設けることで、学びを深めることができるし、教師側も生徒たちがどんな学びをしたのかを把握できるため、やはり効果的であることを実感しました。実際に生で授業を見て、振り返りの大切さを改めて感じられたので、とても良い授業観察の時間になりました。

 また、犬山中学校の生徒たちは、みんなで元気いっぱいで、その姿が授業に現れていました。生徒と先生の間には信頼関係が見られ、授業も楽しそうで、見ている側も楽しませてもらいました。やはり、学校が楽しみながら学べる環境であるのは、良いな!と思いました。

 このように、今回の学校訪問で本当に多くのことを学ばせていただきました。私自身、初めての学校訪問で、こんなに多くのことを学べるとは思っていなかったので、参加して良かったです。教師になるためのモチベーションにもなったので、これから教採に向かって気合いを入れていきたいと思います。犬山中学校の皆様、ありがとうございました!(伊藤)

※ 記事と写真とは直接関係ありません(玉置)
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2023年2月13日仕事日記

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 珈琲とパンで朝食。7時10分地元駅乗車、名古屋、新大阪へ。そこでEDUCOMの方と合流して、なんばから我孫子前駅へ。徒歩で大阪市立大和川中学校へ10時過ぎに到着。

 すぐに福島校長先生と今日の打ち合わせ。授業を3限、4限、5限、6限(研究授業)と見せてもらい、15時50分から講演(今年15回目)することに。

 福島校長赴任以来の様々な学校改革を聞けば聞くほど頭が下がる。常に子どもを第一と考え、実態に合わないところはドンドン変革し、良いと思ったことは躊躇なく取り入れ、地元からも愛される学校に変容させた功績は大きい。そのためのブレない考え方に感銘を受けた。また、見せていただいた創立50周年記念DVDにも感動。躍動感あふれる子どもたちの数々の姿、世の中で大いに活躍しておられる卒業生の皆さんの姿などに感動。

 給食(下写真)をいただく。とろろを振りかけて食べる美味しいなにわうどん。

 今回、僕がこの学校に訪問することになったのは、EDUCOMの「スクールライフノート・学びの天気」を活用してもらっていることもあって、「振り返りの重要性」をしっかり伝えするため。とはいえ、たくさんの授業を見せてもらったので、授業改善のためのヒントも提供することにしての70分間の講演。演題は、「主体的・対話的な学びを授業で実現するために」。
 
 講演ではまずは、どの教室も心理的安全性が高いことを賞賛。この学校の過去がまったく想像できない。子どもたちが安心して学校生活を送っていることがよくわかる。多くの授業を参観して、DVDで感じたあの子どもたちのエネルギーが授業では引き出されていないととらえ、そのための手立てを「子どもをつなぐこと」「振り返りの大切さの認識と継続」に絞って話す。熱心に聞いていただける先生方に感謝。明日からの授業づくりのヒントになればと願うばかり。16時30分ごろ学校を出る。

 南海電車、地下鉄で新大阪まで、新幹線で名古屋へ。矢場とんで夕食。21時ごろ帰宅。

 研究室HP記事は、1月27日訪問の犬山市立犬山中学校での学び記事発信第1弾。柴山君が二つの授業について詳しく書いてくれた。このような嬉しい事実があったのだと感心。 
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1月27日犬山市立犬山中学校での学び(柴山)

 こんにちは!もう大学に入って3年が経ってしまうことに驚きを隠せない、8期生の柴山です。1月27日に犬山中で授業を参観させていただきました。先生方、生徒ともに学校全体が活気に溢れていて、居るだけで力が湧いてくる学校でした。

<4限>
 1年生理科「バネの伸び」、2年生理科「気象」の授業を参観させていただきました。どちらも事象提示が面白く、全員活躍の面白い授業でした。生徒と一緒に「え〜!」と反応してしまったことが何度もありました。
・生徒がアウトプットしたり、動いたりする場面がたくさん盛り込まれていました。全員が立ち、自分がこれだと思う選択肢の所で着席する。話し合いが終わったペアから着席するなどの活動が印象に残っています。発問も、「赤、青、黄、緑。降ったことがある色の雪を話し合って、選ぼう。」など、思わず考えたくなる発問ばかりでした。
・一班だけ、実験道具のバネがよく伸びるようにしておき、「なんでこの班だけ伸びが違うんだろう。」という問につなげていました。ぶっ飛んだデータに対してみんな大笑いでした。
「ズレが起きるよう、実験道具に細工をしておく」という視点が大きな学びです。
・机間指導の際、「Aくん、Bくんのグラフの書き方どう思う?これでよさそう?」のように声掛けし、生徒同士をつないでいました。その様子を見て、周りの班の子も互いに様子を確認しあっていました。

 改めて理科の面白さを実感し、自分も面白い事象提示をできる授業をつくりたいな〜!とウズウズしてきました。とても強い刺激を受けました。

<5限>
 今回の授業は社会科、「明治維新の三大改革で最も優れていると思う改革はどれか。」という内容でした。授業を参観後、協議会にも参加させていただきました。
・協議会では、「あの子、発言が過去形じゃなかったからよかったよね。」という意見が出ました。自分ならどうするかという視点で考えたことは、忘れにくく、自分の見方や考え方を知ることにつながります。この視点をもって考えを進めるために、現在の社会事象を織り交ぜていきたいです。今回の授業では、新聞に載っていた防衛費増額によるメリット、デメリットの話をされていたことがとても印象的でした。
・自分の考えを深めるにあたり、根拠として使えるデータの提示が大切だと思いました。上手いデータ提示は、話し合いの目的の明確さにもつながることも学びました。
・「『どれが優れているか』という題材だと『植物を育てる土、肥料、水、どれが優れているか』という発問と同じではないか」という意見にもハッとさせられました。「なんでこの改革をしたのか、メリット、デメリットから考える。」のように、生徒の「なんで?」の気もちを大切にする授業をつくっていきたいと思いました。
・「抽出生徒」のことも初めて知りました。1時間での動きについて注目する生徒を数人選んでおくそうです。この子がどう変わってくれたらよいのかを捉えることが目的だと教えていただきました。この発想を持っている子をどう活かしていくかという個の視点も大切にしていきたいです。

 学校訪問を受け入れてくださった犬山中の先生方、学びの場を提供してくださった玉置先生、ありがとうございました。授業見学、協議会を通じて、現場でしか味わえない貴重な経験をさせていただきました。良い教師になるため、これからも学び続けていきます!
(柴山)

※ 写真と記事とは関係ありません(玉置)
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2023年2月12日仕事日記

 今朝は日本教育新聞社から依頼を受けた原稿書きから開始。3時間ほどかけて原稿書き。何度も読んで手を入れる。依頼文を読み、ずれていないかを何度も確認して、編集部へ送信。

 11時から味岡児童館へ行き、15日夜開催の味岡児童館地域運営協議会の打ち合わせをする。今後の児童館の在り方について自由討議をすることに決める。帰宅して、国の動向を調べてプレゼンづくり。その中で示されている事項と関連した資料もつけて資料完成。

 ある授業については、ゼロからシラバス作成。もっともこれまでCP委員会で提案し意見をもらっているので、それを土台に移行期を意識して作成。

 16日指導助言で訪問する豊中市立桜塚小学校から届いた指導案をもとに、プレゼン作成。おそらくこうなるのでは?という予想した上でのプレゼンがほぼ完成。

 21日は佐野市、28日は大和高田市で講演。依頼内容を確認して、若干のプレゼン作成を始める。明日は大阪市立大和川中学校で授業を見て、とりわけ「振り返りの大切さ」を伝える。準備したプレゼン見直し。授業を見て調整するしかない。

 研究室HP記事は、1月27日訪問の犬山市立犬山中学校でのゼミ生学び記事発信開始。第1弾は新谷さん。国語授業をもとにまとめている。

1月27日犬山中学校での学び(新谷)

 こんにちは!8期生の新谷です。1月に入り本格的に教採の勉強を開始!ここ3週間程は、平日は教採の勉強、土日はフルでバイト、たまに友人と息抜きといったルーティンが出来上がってきました。一月中に勉強習慣をつけるということを目標にしていたのでそれは徐々に定着し始めたかなとおもっています。

 それはさておき、先日、犬山中学校へ授業を参観しに行かせていただきました。2時間授業を見させていただいたのですが、どのクラスに置いても印象的だったのが、子ども同士が話し合う活動が多かったことです。

 4時間目に3クラスの国語の授業を見させていただいたのですが、どのクラスにおいでも話し合いや子ども同士のやり取りを主軸とした授業が行われていました。その授業の姿を見て、ああ、新しいと感じました。私が中学時代に受けていた国語の授業スタイルとは大幅に違っていたからです。子どもが授業の内容に対し、考えたことを述べあい、意見し、時に納得したり反対意見を述べたり、子どもが子ども同士意見を聞きながら考えていく、共に学びあっていくという学習スタイルがなされていたように感じました。その授業を見て、とても楽しそうと思いました。自分の述べた意見についてみんなが一生懸命考え、また意見してくれたり、共感してくれたり、子どもにとっても子ども同士で繋がり合う授業はとても楽しいと思います。犬山中学校の子どもの表情を見ていたのですが、みんなとても話し合うのが楽しくて、もっと自分の意見を伝えたい、知って欲しい聞いて欲しいという顔をしていた気がします。

 このような姿を見た事で、やはり教師主体の知識伝達型の授業だけでは子どもは学ぶことを楽しめないと思いました。子ども同士が学び合うということの良さを学ぶことが出来た気がします。

 また、素直に自分の意見を言うことが出来るクラスの雰囲気や子どもと教師の関係、自分が中学校の時だったら考えられなかったと思います。私自身、人に意見を言う時に、これを言ったらみんなにどう思われるんだろう、言っていいのかなと臆病で言えないことが多かったので(笑)学び合いにはこうしたクラスの雰囲気も大切だということがわかりました。

 5時間目では、体育の授業を見させて頂きました。ICT機器を使った体育の授業を初めて見ることができ、ICT機器の必要性を実感的に学ぶことが出来ました。

 何より1番いいなと思ったのは、自分の動きを動画を見て振り返ることができることです。これまでの体育だったら自分がどんな動きをした時に良くて、どんな動きをしたときに失敗したということは他の人から聞いたり、自分でこうかなという予測をするが主でしたが、ICT機器を使うことで、自分の動きをしっかり見た後にこうした方がいいと言うように振り返ることが出来ます。体育において振り返りというものがイメージでしかなかったのが、動画を見ることでより具体的に振り返りができる点でとてもいいなと思いました。

 私が学生時代にもICTがあれば、苦手な種目で何が良くないから次はこうしようと言うふうに考えて体育を受けることが出来、もう少しできるようになっていたのかな、、、と考えたり(笑)。私が教員になった時にもICTを使った体育の授業で、子ども自らが追求し学ぶことができるような授業を作っていきたいです。

 今回の授業参観を通して、実際に学校現場へ行かせていただくことによって、より実感的な学びになることを改めて感じることが出来ました。このような貴重な機会を与えてくださる玉置先生、学校の先生方には本当に感謝の気持ちしかありません。今回も貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。この学びを生かし、これからも教員になるために頑張っていきます!!(新谷)

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2023年2月11日仕事日記

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 明日までが締め切りの大学シラバス入力。これまでのシラバスをもとに細部を調整して公開待ち状態へ。あと一つで完了。

 10時から2時間、オンライン教師力アップセミナーに参加。今年度最終は熊本大学大学院の前田康裕先生。次は、セミナー終了後、前田先生に届けた感想の一部。「とても主張が明確で、分かりやすく、説得力もある豊富な資料提示もあり、大いに学ばせていただきました。一人一人が深い学びをするためにも、振り返りは欠かせないと思っています」

 来々軒で昼食。帰宅して【未来の先生フォーラム】学校経営2.0を構想する―デジタル時代における小中学校の学校経営・教育活動を働き方改革×教育ICTの視点で考える― を視聴。教育用語が示す本質をもう一度考えるべきと振り返る、

 最近はYouTube視聴が多くなっている。つい見てしまう。今日はまずは、志の輔落語まくら。日常生活で誰もが遭遇するトラブルを笑いにする視点はさすが。続いて、福笑のオリジナル落語「コロナ狂騒曲」。風刺がよく聞いていて、無観客だからこそできる落語。

 研究室HP記事は、1月25日安城市立安城東部小学校への訪問記を9期生由原さんが発信。特に次の記述は私が強調したこと。記録が嬉しい。これで安城東部小記事は無事完了。

 私は今まで、問題を解決するためには、その分野の基礎知識や学力が必要で、探究する前に知識を得るべきだと思っていました。しかし、自ら課題を見つけ、それを解決するために自分に足りない力をつけていくことが探究の時間では大切なのだと感じました。

1月25日 安城市立安城東部小学校での学び (由原)

 こんにちは、9期生の由原です。1月25日に、安城市立安城東部小学校にお邪魔させていただきました。今回は、総合的な学習の時間の授業を見学させていただきました。その学びを、2点に絞って記事にしていきたいと思います。

 まず、総合的な学習の時間は児童自身が課題を発見し、探究することが大切ということです。私は今まで、問題を解決するためには、その分野の基礎知識や学力が必要で、探究する前に知識を得るべきだと思っていました。しかし、自ら課題を見つけ、それを解決するために自分に足りない力をつけていくことが探究の時間では大切なのだと感じました。自分の疑問を解決するために学力をつけようとするため、勉強に対する義務感もなくなり、意欲向上に繋がると感じました。

 2点目は、振り返りとICTの活用方法です。振り返りは、反省と捉えがちですが、その授業で学んだことや、次の授業で学びたいこと、モヤモヤしていること、などポイントを絞って単なる反省にならないようにすべきだと知りました。また、授業の導入で前の授業の振り返りを交流することで、本時の課題発見にも繋がると感じました。

 さらに、ICTを使うことで、教師と児童一人一人の繋がりだけでなく、児童どうしの繋がりも深めることができ、協働的に授業が行えると知りました。これからは、児童同士の交流も意識していきたいと感じました。

 安城東部小学校の皆さま、お忙しい中ゼミ生の訪問を受け入れてくださり、ありがとうございました。今日の学びを今後に繋げていきたいと思います!玉置先生、このような貴重な学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました!(由原)

※ 写真は安城東部小学校サイトから転載しました(玉置)

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2023年2月10日仕事日記

 大学業務3日目(最終日)。ここ2日間と同じ動き。寝坊しないように、アレクサに起こしてもらっているが、朝はどういうわけか、アレクサの反応が悪い。「アラームを止めて!」と何度も言っているのに言うことを聞いてくれない(泣)そのためベットから起きて近くに行ってアラームをストップしている。ひょうとして、これはアレクサの作戦かもしれない。

 業務は9時開始、15時ちょっと過ぎ解放。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」として、なごのキャンパスに登録しているので、雨の中、キャンパスに移動して集中ブース(写真参照)で仕事。音出し、会話禁止ブースなので、仕事が捗る。時間が有効に使えた。

 18時から講談師の旭堂南海さんとNPO法人ニワ里ネットの服部さんとで懇親会。2時間余。講談の将来のこと、最近の講談界、落語界のこと、芸の伝授や磨き方についてなど、このメンバーでしか話せないことをたっぷり。僕にとっては極上の時間。

 21時30分ごろ帰宅。いつの間にか記憶なし(笑)。

 研究室HP記事は、安城市立安城東部小学校訪問記の第2弾。9期生石上さんの記事発信。子どもの発言に対する教師の切り返しについて言及。
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1月25日安城市立安城東部小学校での学び(石上)

 こんにちは。9期生の石上です。今日は安城市立安城東部小学校への学校訪問で参観させていただいた、森下先生の総合的な学習の時間で学んだことについて書いていきます。

 今回参観させていただいた学級の子どもたちは、「みんなで話し合って決めたい」「ここがどう言うことか分からない」など、自分から教師や学級に提案したり、疑問を共有することを積極的に行っていて、小学生でもこんなにも自分の考えを持つことができるのかととても驚きました。

 この様な学級づくりにおける一つの手立てとして、森下先生の子どもの発言に対する教師の切り返しが印象的で、「誰が」「何を」などと具体的に他の児童にも伝わる様に整理していたり、1人の児童から出た意見を全体に向けて問いかける場面が非常に多く見られました。このようにすることで、限られた児童の意見で授業が進んでしまうということを防ぐことができ、みんなが主体的に授業に参加するという姿勢を育むことができるのだと感じました。

 またその後の玉置先生の授業指導では、「探究的」という言葉が何度も登場しましたが、探究的な学びをするにはやはり森下先生の学級のように子どもたち同士が主体的に課題を見つけ、意見を共有しながら授業を作り上げていく必要があると考えます。そのためには、子どもの「分からない」なども一つの答えとして受け入れ、褒めることで心理的安全性が高く信頼関係が強い学級を築いていく必要があると感じました。

 とても素敵な学校で学ぶことができてとても嬉しく思います。安城市立安城東部小学校の皆様、そして玉置先生、貴重な学びをありがとうございました。(石上)

※ 写真は1月25日の安城東部小HPから転載しました(玉置)
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2023年2月9日仕事日記

 大学業務2日目。7時前に家を出て、名古屋地下街で珈琲とパンで朝食。会場へ8時15分ごろ着。9時から15時ごろまで業務。終了後、デパ地下でおかずを買って帰宅。

 今日も来年度の研修依頼にメールや電話で対応。主旨を聞くとなるほど!という状況で訪問に応えることにする。

 19時30分から今年度最後のオンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」開催。「困った」は少なくなり、発言の質はかなり高くなり、感心することばかり。CratGTPを紹介。皆さん、驚き!

 研究室HP記事は、1月25日訪問の安城市立安城東部小学校での学び。9期生初の訪問記事。まずは荒木さんから。振り返りを話題にしてくれた。玉置ゼミ新メンバーによる新たな始まりを祝いたい。

1月25日安城市立安城東部小学校での学び(荒木)

 こんにちは。9期生の荒木歩華です。

 1月25日に安城市立安城東部小学校を訪問し、森下先生の総合的な学習の時間 の研究授業を見学させて頂きました他、その後の玉置先生の講話に参加にさせて頂きましたので、学びを記事にしていきたいと思います。

 私は研究授業を参観して、探究的な学習の実現のためには振り返りが不可欠であり、これからの授業づくりにおいて大切にしていきたいと思いました。振り返りをすることで更に自分について知ることができ、学習の成果に満足しても不満足でも、「もっと学びたい」と思うことに繋げることができるからです。

 今回の授業の学習課題は前回の授業での児童の振り返りから設定したものでした。児童の声から課題を設定することで、探究的な学びの過程の一段階めである 児童による課題の設定 が自然に実現されていました。私は探究的な学びの過程において、この課題の設定が1番重要であると考えました。なぜなら、課題の設定が出来れば次の段階である情報の収集や整理分析、まとめ・表現に自然につながるためです。

 振り返りをする際には、できるようになったこと、友達のいいなと思ったこと、まだモヤモヤしていることや迷っていること、次の授業てチャレンジしたいこと といった、具体的な振り返りのポイントを示しておくことが効果的であるとわかりました。また、振り返りに線を引いたり花丸をつけて価値付けすることの大切さを学び、これからの授業づくりにいかしていきたいと思いました。

 研究授業では、森下先生がファシリテーターとなって児童同士の意見を繋げたりわかりやすくまとめたりしていました。その先生の姿をみてか、クラスでは児童たちが友達の意見を繋げたり比較したりして学びを深めていました。また、児童から「先生、1回グループで話し合ってから発表したい」「そろそろ振り返りしたい」などの意見も出ていました。

 一斉授業は一方的に教師が教える形になりがちですが、教師が教える立場としてではなく、子供と一緒に学ぶ仲間、子供同士の学びを繋ぐ者として授業に参加する姿勢が主体的な学びを作り、学びを深めるのだと思いました。

 探究的な学びは、自己の在り方生き方を考える資質能力の育成につながるため、探究的な学びは総合的な学習の時間だけでなく他の教科の学習でも大切にしていかなければならないと分かりました。
そして、実際に現場に足を運び自分の目で見て学ぶことの大切さを肌で感じました。

 今回このような素敵な学びの機会をくださった安城市立安城東部小学校の皆様、玉置先生、本当にありがとうございました。(荒木)

※ 写真は安城東部小学校のホームページから転載しました(玉置)
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2023年2月8日仕事日記

 今日から、特に集中力と忍耐力がいる大学業務3日間の開始。7時前に地元駅乗車。8時前に名古屋。いつもの店で珈琲とパンで朝食。昼食を買って会場へ。

 実のところ、今日は初めて楽な仕事をさせていただいた。神様が頑張っている自分を助けてくれたのだと喜ぶ。

 15時20分ごろ解放されて、16時30分ごろ帰宅。二日後が締め切りの原稿(校長のリーダー学)を一気に書いて、精読後、編集へ送信。

 6月には青森県で講演。ここのところ担当の方とメールやり取りが続いていて確定できたので、さっそく飛行機予約。7月末の3日間開催の第77回九州数学教育研究会総会並びに九州算数・数学教育研究(熊本)大会の事務局とのやりとりが始まる。日程が確定したので、まずは飛行機予約。今日も届いたいくつかの依頼に感謝。8月はほぼ埋まってきた状況。

 いくつかの確認をしながら、シラバス作成作業開始。

 研究室HP記事は、柴山君のエッセイ「熱中すること」。「雨で草野球の練習が中止になってしまったので、一本記事を書いてみようと思います」という気持ちが大切(笑)。

熱中すること(柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。今日は雨で草野球の練習が中止になってしまったので、一本記事を書いてみようと思います。

 小学校5年生の時の面談で、「熱中していることはなんですか?」と聞かれました。この時、なぜか頭の中がモヤモヤして、答えに困ってしまったことをハッキリ覚えています。苦し紛れに「修学旅行に向けて京都の地名を覚えることです。」と答えました。あのモヤモヤは何だったのだろう。

 当時は、地域の学童野球と将棋を習っていました。学校の勉強などはがんばっていたように思います。野球は倶楽部チームの子と違ってたまにやってるだけだし、将棋も他の子に比べて自主的に練習していないよな。勉強はみんな学校でしている。塾に行ってるやつもいる。なんてことを考えていたんだと思います。

 年末に再放送された『にんげんドキュメント「光れ! 泥だんご」』を見ました。ビデオの中で幼児は、泥団子を光らせるために何時間も熱中していました。壊れても、めげずに一心不乱でした。最近では、映画一本を観ることすら精一杯な私にとっては大きな衝撃でした。

 こんな場面がありました。泥団子作りをしている幼児に、先生作のピカピカの泥団子をあげます。この時、自分が作った泥団子か、持ってきた泥団子かどちらを選ぶのか。

 しばらくすると、どの子もピカピカの泥団子を手放し、自分の泥団子を作ることに熱中していました。ピカピカの泥団子を見るときも、「どうやったら自分もこんな泥団子を作れるんだろう。」という目つきだったように感じます。よいものを目指して、自分の手でなにかをつくりあげる過程の楽しさを4歳の子は本能で理解していたように思います。

 つくっていたものが、一瞬で壊れてしまうこともあると思います。他の人達の能力や行動に圧倒されることもあります。周りの環境や起こることに心を乱されることなく、その時々、目の前のことに熱中して行動することを大切にしたいです。自分自身に対して、胸を張って「熱中していた」といえるものや場面。これらを増やしていくことが目標です。教員としての視点では、泥団子作りのように自然と熱中できる課題の設定や、一人一人が熱中できる環境を整えることを心がけたいと思います。(柴山)
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2023年2月7日仕事日記

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 今朝は日本教育新聞社依頼の「提言」原稿書きから。思うように進まず、今晩お届けすることを編集部に伝えて家を出る。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校へ到着。すでにお誘いした福地先生、そして希望したゼミ生の柴山君、安藤さん、新谷さん、前野さんが到着済み。

 さっそく校長室で本日の流れを確認。校長と福地先生、僕とで教育事情を話題にあれこれと情報交流。

 10時40分から3限、4限の授業参観、給食をいただき、動画整理。5限授業を参観して、再び動画整理。

 教科別協議会後、まずは福地先生から藤山台中学校の主に子どもたちの学びの姿の価値づけ。次に僕が「藤山台中学校への期待」(今年14回目)と題して50分間話す。

 藤山台中学校の授業を参観して、今回つくづく思ったことは、一人一台情報端末の有効活用は、子どもの主体性を発揮させ、自立的に学びに向かわせるは間違いないということだ。また、端末で情報を共有することで、協働的な学びも促進させるということだ。この表現は、初めて藤山台中授業をご覧になられた福地先生の感想とも重なり、2年間関わらせていた私の贔屓目でないことで安心ができた。

校長からリクエストをもらった「探究的で見方・考え方を大切にした授業づくり」への示唆は、初めて話すことでドキドキもしたが、現時点では「深い学び」を考える上での大きな二本柱を示すことができたと思う。ぜひとも私の提言を踏まえた授業づくりをしていただきたいとお願いをさせていただいた。ありがたいことに来年度の関わらせていただけるからだ。

 終了後、ゼミ生との振り返りはスタバ。バレンタインデーまでの限定のオペラフラペチーノを注文。美味しく、楽しい時間。

 帰宅して、「提言」の原稿書き。あるエピソードを思い出して一気に書く。編集の高橋さんへ送信。すぐに手をいれていただき校了。

 研究室HP記事は、安藤さんの「あいち子ども食育塾」での記事。僕の授業技術をクローズアップしてくれた。
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1月22日 あいち子ども食育塾での学び (安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です。1月22日に「あいち子ども食育塾」にお手伝いとして参加させていただきました。テーマは『栄養教諭としてチームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう』です。玉置先生による講演とワークショップ。今回も学びが盛りだくさんでした。全部書こうとするとキリがないので、大切なことを3つにまとめて書いていきます!

 1つ目。授業が成功したら子どもがどうなっているのか明確にする。これが授業を行うにあったって一番大切なことです。

 「〜の大切さを理解する」という目標であれば、大切さとは何か、理解したとは子どものどんな言葉・行動から分かるのか。このような具体的な姿を明確にしておかなければいけません。教師が明確でなければ子どもたちもなんとなく進んでしまいます。「子どもがどんなことを言ったり、書いたりしたら授業が成功したと言えるか」これが定かであれば、価値づけに繋がり、授業の取り組み方も明確なものになります。今後、全ての授業において成功した時の子どもの姿を私の中で確立させておきます。そして、玉置先生にいつ聞かれてもすぐに答えられるように備えておきます。(笑)

 2つ目。振り返りは個別最適な学び。

 振り返りは、子どもが自分自身を見つめるきっかけになります。そこから自分に見合った課題を見いだして次の活動に繋がります。さらに、振り返りを共有することで他の子の刺激を受け成長に繋がります。先生が1人1人の子どもに合わせて授業をする事は厳しいです。しかし、子どもが振り返り、共有することで自ら課題を設定し、自分の最適な学びを進められると思います。さらに、この活動はあらゆる場面において子どもが主体的に課題を見出し乗り越えていくことに繋がります。授業を行う際は、前回の振り返りを授業の最初に取りあげて本時の目標につなげるなど、振り返りを活かした授業をしていきます。

 3つ目。交流する時間をとる。

 理解を深めたり、新しく気づいたりするためには別の視点に立つことが必要です。そのための交流手段として「ワールド・カフェ」という方法を学びました。ワールド・カフェとはリラックスした雰囲気の中、少人数で意見を交流します。数分後メンバーを変えて色々な人と交流していく、というものです。この方法は、比較・検討したり、対話したりして様々な活動の要素が入っています。とても魅力的だと思いました。私は子どもが出力する機会がたくさんある授業をしたいと考えています。実際に行っているときから、ワールド・カフェを取り入れた授業を早くやりたい!という気持でいっぱいになりました。

 今回お手伝いという名目で行きましたが、しっかり学ばせていただきました(笑)。つぶやき板書法(交流中の生徒の呟きを板書、意図的指名で授業展開する方法)のお手伝いもさせていただいて、本当に貴重な学びの場となりました!今回もありがとうございました。玉置先生には言葉では伝えきれない感謝の気持ちでいっぱいです。

 “授業名人”に慣れるように、残り1年、ゼミ生として沢山研究させていただきます!!(安藤)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年2月6日仕事日記

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 今朝は依頼を受けている日本教育新聞社掲載「提言」の原稿書きから。テーマを決めたのだが、読者に具体的にイメージをもってもらう例が浮かばす、進まない(泣)。しらさぎ号の中でも加筆修正の連続で決まらない。

 9時11分地元駅乗車、名古屋、米原、金沢、石動(いするぎ)駅へ。到着は13時25分。4時間14分の旅。車中でslack、チャット、メールで様々なやりとり。帰宅後の対応ではタイミングが悪く、今ここでやるべきと思うことばかり。

 石動駅に砺波市立出町小学校の研究主任にお迎えをいただき、車で出町小学校へ。少しでも情報提供をしようと思い、これまでの授業における知見をお伝え。

 学校着。写真のような素敵な校舎(もっとたくさん撮っておくべきだった)。出町小校長、出町中校長のご挨拶を受けて、時間の余裕があることから、校長室で管理職向け情報提供(笑)。

 15時から16時30分まで60名ほどの皆さんに講演(今年13回目)。演題は「研究テーマ 考えを広め深める対話の在り方から授業づくりを考える」。

 出町小学校の研究内容の価値づけをしながら、今後の授業づくりの在り方を個別最適な学び、協働的な学び、GIGA端末活用の視点から、動画を見てもらいながら伝える。例によって、時々、近くの方で話し合っていただきながらの展開。熱心に聞いていただけるので、いつもよりテンポを上げて話してしまったようで、プレゼン終わりに近づいて15分ばかり余裕があることに気づく(汗)。急遽、プレゼンを加えて、中学校の先生方もおられることを意識して対話の大切さを強調して終了。

 質問受付と書籍販売と片付け物をする時間を10分ほどいただき対応。質問から今後の講演内容の良い視点をいただく。感謝。

 すぐに駅に送っていただき、17時20分に石動駅乗車。金沢、米原、名古屋着が20時55分。駅構内のラーメン屋さんで、初の和歌山ラーメン。これが美味い!22時30分ごろ帰宅。原稿が気になりながら、気力わかず(泣)。

 研究室HP記事は、下野さんの「愛知子ども食育塾 での学び」。1月22日に下野さんと安藤さんに手伝ってもらって行った研修のとても良い記録。どうぞご一読を。
 

1月22日 愛知子ども食育塾 での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。1月22日に、愛知子ども食育塾 に8期生の安藤さんと共に参加させて頂きました。

 今回、私たちは玉置先生のご講演から交流を踏まえ、要点を随時まとめていくという大役を承りました。玉置先生のお話を的確に。もとより、玉置先生のご講演は明確な意図が示されておりますので、なんともお聞きしやすい話の筋が通ったお話なのですが、、、私たちのまとめるホワイトボードが議事録の役割を果たすとなるとやはり背筋がピンと伸びます。

 お話を元に戻しますと、『愛知子ども食育塾』とは一体。といったことになるかと思います。
 『愛知子ども食育塾』とは、愛知県の栄養教諭である先生方で構成される食のプロフェッショナル集団!であると私はお見受け致しました。パワフルで元気と笑顔が溢れ、ああ素敵だな、元気が出るなと一目お会いしてから私たちも笑顔になるような先生方ばかりでした。

 今回のご講演のテーマは、《チームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう》。食を通した教育は、家庭科、生活科、保健体育等多岐に渡る教科の指導に散りばめられています。つまり、チームティーチングが必須となってくるのです。担任の先生と食のプロフェッショナルである栄養教諭の先生が一緒になって「食」や「栄養」について教える。
 学級担任だからこそ子どもたちに最適な学びを届ける視点とプロフェッショナルとしての専門的な学びの視点が掛け合わさった時、それはそれは子どもたちの「深い学び」へと繋がるだろうと感じていました。

 玉置ゼミ流の「この授業が成功したのなら、子どもは何を言って何を書くのか」。授業を見る上でとても大切な視点です。今回のご講演でも、このワンフレーズがとても重要なキーワードとなりました。チームティーチングは、最強の味方と授業を共に創り出すことだと私は思います。

 4月から教壇に立ちます。私も、栄養教諭の先生方と一緒に授業がしたくなりました。いえ、今回の会を経て、したくてたまらなくなりました。プロフェッショナルである最強の味方と授業を創りたくてたまらないのです。そんな日がすぐそこにあると思うとワクワクします。

 愛知子ども食育塾の皆様、貴重な出会いに感謝でいっぱいです。またお目にかかれました時には、沢山お話させてください。そして、もっともっと「食」についてお教えください。
 玉置先生、私たちのアシストは良かったでしょうか。玉置先生のお話に私もふむふむと聞き入ってしまいそうなのをグッと堪えておりました(笑) 出力は大事です。今でもあのホワイトボードは、私の記憶にしっかりと刻み込まれております。貴重な経験をありがとうございました。
 安藤さん、とっても心強かった!安藤さんの笑顔が私の心の癒しだったよ。ありがとう。また一緒に行きましょう。

 皆様、ありがとうございました。(下野)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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