1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(今井、下野)

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 こんにちは。7期生の今井、下野です。先日の第6回教師力アップセミナーでの学びについて共同で記事を書かせていただきます。今回は、盛山隆雄先生が「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」をテーマに様々なお話をしてくださいました。

【今井】
 盛山先生の教科書アレンジ法が、本当に素晴らしいなというのを感じました。子どもが発言したくなるような違和感を作っていたり、やってみたいと思う問題提示の仕方をしたりするアレンジを紹介していただきました。このアレンジをすることで、子どもの意欲を高め、さらに深く理解できるということが分かりました。

 私も盛山先生の授業を受けてみたいと思いました。楽しく授業に参加していたら、いつの間にか、算数が得意になっていそうです。同じ算数の問題であっても、少しの工夫でこんなにも面白そうな問題になるのだということを感じ、感動しました。

 セミナー中、私たちへの問いかけもあって、とても楽しかったです。まんまと意欲を掻き立てられていました。盛山先生の手の平で踊らされた感覚でした(笑)
 盛山先生から今回教えていたアレンジも実際にやってみたいと思いました。先生のように楽しい仕掛けのある授業をしていきたいです。(今井)


【下野】
 筑波大学附属小学校の 盛山 隆雄先生にご教授頂いた今回のセミナー。教材を自由自在に操られる盛山先生のお話に正に目から鱗でした。

 教科書。それは、子どもたちが皆手にする平等な教材です。平等に皆が教科書を手にする、日本の子どもたちは恵まれています。その一方で、「個別最適な学び」も検討していかなければなりません。

 子どもたちの「○○したい」を引き出すアレンジの数々。私に出来るだろうかと思いつつ、「したい」と思いました。

 子どもたちの学びを自由に、その大元には教科書がある。強い味方です。教科書を大切に、目の前の子どもたちを大切に、そんなことを教えていただいたセミナーのように思います。深い学びをありがとうございました。(下野)

2023年2月1日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。水谷校長に相談するために、文部科学省のある事業文書を読み込む。帰宅して資料印刷。

 10時から2月14日にオンラインで行う富山市中学校教頭会講演の事前打ち合わせ。接続テスト。meetの扱いが今一つ分からずzoomにしていただく。感謝。

 11時30分、春日井市立高森台中学校へ。水谷校長にある相談。助言をいただき、さっそく春日井市立藤山台中学校の梶田校長先生の元へ。快諾をいただく。これで次のステップに進める。感謝。帰宅して、さっそく関係者に報告。

 神戸フェローから凄い提案が届く。感心するばかり。2月3日の研究所会議でこれを使って協議をすることを決定。感謝。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」主催の「モーニング情報交流会」の案内を直接発信。

 14時10分から15時10分まで、ふくしま「未来の教室」授業充実事業 第2回地区別研究協議(オンライン)で講演(今年12回目)。演題は「一人一台情報端末活用が生きる授業づくり」。たくさんの質問をいただく。実践しているからこその悩みばかり。

 2月7日は春日井市立藤山台中学校へ授業をたくさん見た後、指導助言。内容リクエストをいただいたので、そのプレゼンづくり開始。

 研究室HP記事は、1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の記事第4弾。9期生の古賀君、石上さんが発信。教育実習前の学生の感想らしい。

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(古賀、石上)

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 こんにちは、9期生の古賀です。1月21日に行われた教師力アップセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。
 
 今回は、盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマでご講演をいただきました。よりよくねらいを達成するためや子どもの意欲を喚起するための教科書アレンジで、具体的な方法を実践例を基に学ばせていただきました。1年生の繰り下がりのある引き算での実践例は、とても魅力的かつ刺激的で子ども視点でどんどん引き込まれていきました。また、授業展開の仕方も大変参考になり、早く授業をしてみたいなと思いました。

 また、教科書アレンジの仕方の中で、日常生活の場面に適しているか確かめること、単純な習熟の問題に付加価値を与えること(解きたくなる工夫や数学的な見方・考え方を働かせる法則がある問題を扱う)など、今までの私になかった考え方を多く学ぶことができ、とても実りあるものになりました!授業づくりの際は、ねらいから確認し、これをよりよく解決するためにどうするか?という視点を持ち続けてこれからも学び考えていきたいと思います。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは。9期生の石上です。今回は、1月26日に行われた第六回教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から得た学びについて書いていきます。

 今回のセミナーでは、授業における教科書を軸とした様々な指導方法を学びました。中でも印象的だったのは「くり下りのある引き算」で、引き算の答えを小さい順に並べるとどんな言葉になるかというものでした。このような教科書にある問題を身近なものに置き変えてみたり、一文字隠してみたりするなど、少し視点を変えて工夫すると子どもたち同士の議論が活発になり、学びが深まると感じました。

 セミナーで学んだ全ての方法が、その授業時間で子どもたちにどんな力をつけさせたいかや、何を達成させたいかをしっかりと押さえつつ、算数が苦手な子も得意な子も、全員が参加できるような授業展開になっていました。また、「この方法でやってみたい!」「こうしたらどうなるの?」など、子どもたちの生きた反応を活かし、子どもたち自身が主体となった授業を展開していくための授業構想が重要だと改めて感じました。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました。(石上)

2023年1月31日仕事日記

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 美味しいパンと珈琲で朝食。この時期ならではの大学業務に集中。

 9時から明日のオンライン講演の接続確認。明日は、ふくしま「未来の教室」授業充実事業で、1時間のオンライン講演。約束の時間に接続ができず焦る。先方のミスと判明してほっとする。

 10時30分ごろ自宅を出て大学へ向かう。外食をして研究室着。庶務課や教務課へ相談。実習課では午後の確認。13時に学長から電話依頼。答えが出ないことが多いが、委員の一員として学ぶつもりで承諾。
 
 1月5日に講演をさせていただい岡崎市小中教頭会から一人ずつの講演での学び記録が届く。熟読。有難い反応が多く、ほっとする。

 14時から「教育実習連絡協議会」で実習委員長として令和4年度の実際とお礼、令和5年度のお願いをさせていただく。また学校インターンシップ、実習前の現場教師講話依頼、スクールパートナーシップの紹介もする。他の説明も含めて2時間。

 研究室に8期生伊藤君、澤本君、安藤さん来研。2月2日卒業論文発表会の打ち合わせと依頼。四方山話もあれこれ。やっぱり対面がいい。思わぬ話題に飛ぶ楽しさ。

 18時から一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」オンライン理事会。webの公開、個人会員の登録システムまで話が進む。

 大学を出る。19時30分ごろ帰宅。大きな会が終わったので、今日はこれ以上仕事せずと決める(笑)。やらなくてはいけないこといっぱいあるけど(泣)。

 研究室HP記事は1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の記事。7期生の久野さん、池戸さんが発信。あと少しで現場へ行くので、より現実的な記事。

1月21日第6回教師力アップセミナーでの学び(久野、池戸、高橋)

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 こんにちは、7期生の久野舞菜です。本日、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回のテーマは、「教科書をベースに子どもたちが動きだす算数授業」。筑波大学付属小学校教諭として活躍されている、盛山隆雄先生にご講演いただきました。

 たくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも特に私の心に残っている言葉は、「教科書アレンジ」です。大学で4年間、教育について学んできましたが、この言葉とは初めて出会いました。

 教科書をただ機械のようになぞるのではなく、教師が能動的にアレンジしていく。そうすることで、目の前の子どもをより惹きつける。教科書アレンジとは、とても子ども思いな考え方であると感銘を受けました。

 そんな教科書アレンジには、いくつかのテクニックがあることを教えていただきました。「逆をたどる」、「パズル形式」、「比べる」などといった方法を使うことで、問題に出会う楽しさを味わわせたり、ただの知識ではなく、算数の見方・考え方につなげたりすることができます。これらは、いろんな単元、分野で扱うことができるテクニックだと思います。授業の幅が広がるように思い、ワクワクしました。

 有難いことに、4月から、教壇に立たせていただきます。仕事内容は未定ですが、講師として、算数の少人数教室を任せていただくこともあるかもしれません。そのときに、今回学ばせていただいた授業技術たちを駆使して、子どものワクワクが止まらない授業をつくっていきたいです。盛山先生、学び溢れるすてきなご講演をありがとうございました。今回の学びはこれから出会う子どもへと、恩送りしていきます。(久野)


 こんにちは。7期生の池戸です。いよいよ玉置ゼミでの学びも残り少なくなってきました。さて、今回は先日の教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 今回は盛山隆雄先生から教科書をアレンジしたオリジナルの授業の作り方について学びました。まず、盛山先生の発言で印象的だったのが、子供を動かすのは教科書の仕掛けやアレンジだけでなく、教師のたった一つの言葉がけということです。 

 これから、授業作りをしていくうえで、やはり教科書や指導書通りの授業を行っているだけでは、全ての子どもが意欲的に授業に向かうことはできません。だからこそオリジナルの授業を作りたいという思いになるのだと思います。しかし、目まぐるしい日々の中で、全ての授業を1から考え、オリジナルにすることは可能なのか、、これが私の正直な気持ちでした。

 それでも、盛山先生のお話の中で、例えば教科書と同じ問題を扱っても、それをどのように子供たちに問うのか、問題の一部だけをオリジナルにするなど、工夫の仕方は無限にあるのだと思いました。盛山先生の実践例を聞いていると、子供が時間を忘れて問題に熱中している場面が想像できました。そんな授業作りが自分もできるように、今日の学びも存分に生かしていきたいです。(池戸)


 こんにちは、高橋です。教師力アップセミナーの学びを綴ります。
 
 さっそくですが、今回のセミナーを聞いて、やはり子どもの自然な「?」が生まれる授業を行っていきたいと思いました。そのためには、盛山先生の授業方法どれもに共通していた、子供の自発的な気づきを促すことを常に教材研究の際に意識することが大切だと学びました。

 私の考える指導者の目指すべき授業は、子どもが自ら学びを掴み取っていく授業だと思います。そのために、教科書に忠実になりすぎるのではなく、学習者にとって最適な教材や発問を提供する必要があります。
 
 私は、4月から実際に教壇に立ちます。はじめから、すべての教科でアレンジをすることは、難しいと思います。ですが、なるべく早く、学級の子どもにあった授業を展開するために、子供との関係づくりを大切にしていきます。
 
 盛山先生のお話を聞いて、早く授業をやってみたい!と思う気持ちと同じくら不安が募るばかりです。ですが、子どもとたくさん関わり合って少しずつ授業を作っていけたらと思います。(高橋)

2023年1月30日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。2月20日に訪問する岡崎市立福岡小学校でのプレゼンの完成を急ぐ。というのは、これだ!と心に浮かんだことがあったため(笑)。

 9時ちょっと過ぎにゼミ生が自宅到着。揃って味岡小学校へ向かう。2限は5年生、1年生、特別支援学級の授業参観。3限は1年生国語、4限は4年生算数を参観。給食をいただいて動画整理。5限は5年生道徳を参観。

 1年生でもここまで学び合えるのかと感動する授業。教師の出場も的確。算数では予想もしないアイデアが出てきて、多くの数学教育関係者に伝えたい実践。道徳は子どもが資料把握をする展開が秀逸。教師の優しい語り掛けで主題に迫る良い授業。

 15時35分から16時45分まで講演(今年11回目)。演題はリクエストをいただいて「学び合う学びに一人一台情報端末を生かす」。40分間で準備したプレゼンを使って、端末活用で子どものつながりを生み出すことの良さを伝える。30分間で参観時に録画した映像を使って授業コメント。10分間延長。

 校長室で特設授業者へコメント。講演時ですでに伝えているので、再度、丁寧に伝えたつもり。良い授業を見た後のコメントは力が入る。

 参加ゼミ生5名で、僕が最近は待っているオリジナル鯛焼き屋さんへ、例によって振り返り。店長とも会話ができるようになって、ますます魅力を感じるお店。

 帰宅。本日中に提出しますと約束しておいた31日開催の「教育実習連絡協議会」のプレゼン作成。これまでは以前のプレゼンを訂正することで作成していたが、今回は作っているうちに新作(笑)になってしまった。担当へ送信。

 今日も多くの依頼が届いていて、その対応だけでどれほど時間がかかっただろうか。有難い、有難いと思いながらも、無理は禁物と肝に銘じながら返信。

 研究室HP記事は教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)からの学び。第2弾は新谷さん、前野さん、伊藤君が発信。掲載写真は盛山先生のプレゼンから。

1月21日第六回教師力アップセミナー (新谷、前野、伊藤)

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 こんにちは、8期生の新谷です。今日は先日行われた教師力アップセミナーについての記事を書かせていただきます。

 今回の教師力アップセミナーは、盛山先生による教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業というテーマでした。盛山先生の授業実践は、どれも子どもが主体的に学びたくなるような仕掛けばかりで、聞いている私も子どもの気持ちになって楽しんでいました。ゆきだるまの文字をつくる単元では、オンラインで一人ながら、あれ、「だ」がないと突っ込んしまいました(笑)子どもが実際にこの授業を受けたら絶対に突っ込んでくるんだろうなと想像してとても楽しい授業なのだろうなと思いました。

 ほかにも多くの実践についてのお話を聞き、実際に私もやってみたいと思いました。まだ実際の現場に出るのは先の話なので、今回の盛山先生のセミナーを聞き、私も子どもが学びたくなるような仕掛けを考えてみたいと思いました。授業の方法は本当に様々で、工夫一つでこんなに楽しそうで学びたくなるものだと感動しました。(新谷)


 こんにちは!8期生の前野です。1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーでは盛山隆雄先生の「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマの講演がありました。

 教科書のアレンジの方法を具体的な問題例から学びましたが、どの問題も私自身「どんな答えになるだろう」「解いてみたい!」と思わせられるものばかりでとても楽しくお話を聞かせて頂きました。

 今回のセミナーでの学びは子どもたちが主体的に学ぶことができるような授業づくりをするには、子どもの知的好奇心をくすぐるような工夫が必要だということです。同じ学習内容であっても、条件や場面設定を子どもたちにとって馴染みがあるものに変えたり、意図的に子どもたちが迷う場面を作ったりして意欲を高めることができます。教材から何がねらいなのかということを捉えて子どもの実態に合わせたものを教師が用意することで、子どもが自ら動き出すのではないかと思いました。そして、子どもたちがよりよくねらいを達成するにはどのような授業が適しているのかということを常に頭に置いて授業づくりをしていくことが大切だと感じました。

 今回のセミナーで「授業って面白い!」と改めて感じました。貴重なお話をありがとうございました。(前野)


 こんにちは!8期生の伊藤です。今日は教師力アップセミナーでの盛山隆雄先生のお話から学んだことを書きたいと思います。

 盛山先生の講演のテーマとしては、「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というものでした。このテーマを聞いたとき、子どもたちが動き出すとは具体的にどういうことなんだろうと疑問に思っていました。

 盛山先生のお話を聞いていると、子どもたちが動き出すってこういうことなのか!と理解することができました。どんなところから理解することができたのかと言うと、それは、発問や展開の仕方を工夫するというところからです。授業の発問や展開を工夫することで、子どもたちが自ら興味を持ち、楽しい!もっと学びたい!と思うようになることが、子どもたちが動き出すということなんだと学ぶことができました。

 特に、講演にあった「ゆきだるま」の例では、わざと「だ」を抜いて、「だ」がないことに気づかせ、「だ」の計算をするように誘導し、課題を作っていました。この発問を聞いて、子どもたちが盛り上がらないわけがないなと思いました。もし教科書通りにやっていたら、退屈さを感じてしまう子どもや寝てしまう子どももいると思います。だからこそ、今回の講演を聞いて、教科書通りにやるだけじゃなくて、自分なりの発問や展開を考え、子どもたちが動き出すようにすることが大切であると思いました。

 自分なりの発問や展開を考え、子どもたちの反応が自分の思い通りになったとき、教師も楽しいだろうなと思いました。実習に行って、授業をすることは難しいことを肌で感じましたが、教師も授業をすることに楽しさを感じることも必要なのかなと思いました。次、授業をする機会があれば、自分なりの発問や展開を考えて試してみたいです。そして、子どもたちと一緒に楽しめるような授業にしたいです。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました!(伊藤)

2023年1月29日仕事日記

 今日も昨日に続いて、これからの講演プレゼンや原稿を書いたりする日に設定。

 まず31日開催の本学教育実習連絡協議会の説明担当プレゼンづくり。以前にいただいた過去のデータに上書きすることをしてきたが、今回は思い切ってゼロから作り直すことにして、データ収集から。7割ほどできてデータ待ち状態。

 2月6日には砺波市立出町小学校へ出かける。依頼事項と送っていただいた研究概要リーフレットをもとにプレゼン作成。研究の方向性の確かさを価値づけながら新たな提案で構成。完成して資料を送信。

 明日締め切りのニューノーマルの学校づくり・授業づくり教育実践ライブラリ連載の「教育放談」の第5回原稿書き。完成して編集部へ送信。

 ゼミ生には「教育課程論の学生評価」をより良い授業づくりを研究している立場の者として紹介。目指す授業が実現できている一つの証となるので嬉しい事実。犬山中の先生方に示す動画を訪問ゼミ生には紹介。感想を求める。

 ここのところiPhone、iPadで仕事ができるようにシフト。ストレスなしで良い感じ。

 研究室HP記事は、教師力セミナー(盛山隆雄先生)記事の発信開始。まずは寺本さん、澤本君が発信。ネタ開発に刺激を受けている二人がよくわかる。

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(寺尾・澤本)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!今日は教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から学んだことを書いていきます。

 盛山先生のお話を通して、発問の仕方や展開を工夫することで、子どもたちが自分から興味を持ち、楽しい・もっと学びたいという授業を作ることが出来るということを学びました。

 また、何パターンかの意見が出る問題を出し、あえて迷う場面をつくるという話が1番印象的でした。自分が子どもだったらという目線で実際に例示されたものを考えてみたのですが、確かにすぐ答えを定めることはできず迷ってしまいました。ですが、自分なりに根拠を考え、自分の意見を持ちました。

 様々な意見が出たら、他者の意見も気になるし、議論のしがいもあると思います。そして意外な結果が出て、そうなんだ、面白いなという気持ちになりました。ほかの問題にもチャレンジしたいという興味にも繋がると思います。このような授業ができる盛山先生は本当に素晴らしい方だと思います。

 そして、複数の教科書会社の教科書を比べて考えを深めたり、研究会などに積極的に参加したり、本や雑誌などを読んで学んだりするというように、学ぶ機会に興味を持ち自分から学ぼうとする姿勢が大切なのではないかと思いました。これから先、学ぶ機会は沢山あると思います。常に学び続けようとする意識を持ちながら行動したいです。

 盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。本質であるねらいを確認しつつ、ねらいから逆算しながら授業づくりをしていきたいです。そして玉置先生、今回も改めて玉置ゼミに入ってよかったと思いました。学ぼうとする姿勢を忘れず、今後を過ごしていきます。(寺尾)


【澤本】
 こんにちは!8期生の澤本です。1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーについて記事を書かせていただきます。

 今回のセミナーは盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマのもと、講演を聞かせていただきました。盛山先生の授業はとても面白くやる気のない子や苦手な子もついやりたくなってしまう、気になってしまうといった工夫がされていると感じました。実際私自身「答えはどうなるのだろう」、「計算したい!」とどの事例を聞いていても感じました。子どもが純粋に夢中に問題を解く姿を想像することができました。
 
 「ゆきだるま」の例では子どもに『だ』がないことに気づかせ、誘導しつつも子どもの発言から課題をつくる。こうすることで、子どもは意欲的に問題に取り組むことができ、まさに子どもが動き出すと感じました。自分が子どもだったら「『だ』がないよ!『だ』をみつけようよ!」って言ってしまうと思います。(笑)
 
 今回のセミナーでは子どものやってみたい、知りたいを引き出す授業には子どもの実態を把握し、迷う場面や比べる場面、計算したくなる場面を設定する必要があることを学びました。私もこんな授業をしてみたいと強く感じました。子どもがやる気がないわけではなく、教師がやる気を引き出せていないだけ、つまり教師の腕次第!(私が講義中にぼー−っとしてしまうのは・・・)盛山先生、今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。(澤本)

2023年1月28日仕事日記

 今日、明日は講演プレゼンや原稿書きをする日と決める。

 1月30日小牧市立味岡小学校、2月13日大阪市立大和川中学校、2月14日富山市中学校教頭会研修会、2月13日犬山市立犬山中学校(ネット配信のための収録)の4本が完成。我ながらよく頑張った。もちろん間抜き(泣)。明日にはこの間を埋めるための仕事を頑張るつもり。

 最近利用するようになった地元にあったオリジナル鯛焼き「つくりた手」に行き、いちご大福と鯛焼き購入。やはり美味しい。

 YouTubeで新たな知識を得る。どこでもいつでも学ぶことができるようになったと思うこの頃。今後、教育はどうなるのだろうと思う。

 研究室HP記事は、寺尾さんのエッセイ「今年継続したいこと」。月1回記事投稿宣言。大いに楽しみにしたい。

 8期生グループチャットに全員が1年の振り返りを書いた。それを読んで、指導者の立場で以下の書き込み。今の思いを忘れないようにするために以下に記録。

 皆さん一人一人の一年の振り返りを何度も読みました。心が熱くなります。皆さんにとっても貴重な出会いだったと思いますが、私にとってもずっと大切にしていきたい出会いとなりました。我がゼミでの学び合いを通して、立派な教師、さらには社会人になってほしい、そのためには自分も学ぶことを留めず、より有益な環境を作ることだと心新たにしました。そのために厳しいことも言うでしょう。夢としか思えないことも言うでしょう。これまでにない試みもしてみたいのです。ともに歩みましょう。私も含めて一丸となって!

今年継続したいこと(寺尾)

こんにちは、8期生の寺尾です!!
12月のゼミ合宿の記事で、月一で自分で記事を出すと公言したので、今回は一発目の記事を書きます!

なぜ月一で記事を書くと決めたのか。
それは、「書くことによって学ぶ」大切さを非常に感じているからです。

これまで、ゼミや教師力アップセミナー、学校訪問などの際に学んだことを記事にしてきました。様々な場面での学びを改めて自分の言葉で書き表すことで、その日の学びを整理することができます。また、メモしている時にピンと来ていなかったことも、後から時間をかけて自分の言葉で書くことでこういうことかと思うこともあります。

この前のゼミでも学びましたが、書く活動である「出力」が本当に大切なのです。

私は思ったことを自分の言葉にするのに時間がかかります。言語化するのに時間がかかる理由の一つとして言葉の引き出しの少なさがあげられます。

毎月このように記事を書いていけば、言葉の引き出しを増やせるかもしれません。
また記事を自由に書き、自分の思いを綴れるのは、玉置ゼミだからこそできることでもあると思います。

もっと早くから「書くことによって学ぶ」実践をすればよかったのですが、どんなことを書けば良いのかと勇気が出なかったこともあり、3年生の冬になってしまいました。

今年は最低月一で記事を書いていきます。
宣言したからには卒業するまで継続します!!

また、今年のはじめから毎日手帳に日記を書くのも始めました。
次の日になることもありますが、今のところ続けられています。
その日できたことや嬉しかったことなどを書くことで自己肯定感が上がる気がします。
この日記も継続したいです。(寺尾)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2023年1月27日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して様々な連絡対応。10時から2月13日に訪問する大阪市立大和川中学校訪問に際しての打ち合わせ。この学校も凄い!ホームページを見ただけでわかる。

 小雪がちらつく中、犬山中学校へ向かう。雪が積もるのではないかと思ったが、外気温は2度。これなら大丈夫。

 犬山中へ到着。ゼミ生6名も合流。ゼミ生に授業参観の分担をさせて、僕は校長先生と多くの授業参観。ますます協働的な学びが推進されている授業が多く、子どもたちも話し合うことを楽しんでいる様子が随所に見られて、これならどの授業も水準以上と判断。ならば、さらに高みに向かうためには、何が必要なのかを観察。

 ゼミ生から聞かれる言葉からも、自分たちが受けてきた、またこれまで見てきた授業とは異なった形態で学んでいる子どもの姿を聞かれる。実際に見せてもらうことの気づきの多さを感じる。

 すべての研究協議会終了後は、校長先生や研究主任に今後の在り方について思うことを伝える。後日の校内研究会のために資料作りをすることを約束。

 良い機会なので、ゼミ生には校長先生にある質問をさせる。貴重な話で、ぜひとも全ゼミ生で共有化したい情報。分福を確認。最後に記念撮影<上写真>(ここをクリックすると大きな写真。校長先生のお人柄で緊張感がとれたゼミ生ら(笑)

 帰宅。EDUCOM下村さんと久しぶりの四方山話。世の変化の大きさに共に驚嘆。

 本日締め切りの「公益財団法人大学コンソーシアム京都」が主催する「第28回FDフォーラム」の資料。僕は下写真のように、合田哲雄さんの次に報告をして、討論をすることになっている。指示いただいた「新要領に対する学校現場における受け止めと課題」と題したプレゼンを完成させて事務局へ送信。

 エジプトから戻ってきた家内を岩倉駅まで迎えに行き、帰宅。2月訪問学校でのプレゼン作成リストを作って力尽きる(笑)。

 研究室HP記事は柴山君のエッセイ「打席に立てる喜び」。次の宣言がいい!どこまでならサボれるだろう。これはやらなくてもいいんじゃないか。恥をかきたくない。なんてことばかり本気で考えていた、大学に入るまでの私はもういません。落ち込んだり、心折れそうになったりしてもワクワクしていたい。一つでも多く、逃げずに打席に立ちたいです。
 
 
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打席に立てる喜び(柴山)

 こんにちは。8期生の柴山です。草野球チームに入って4年目に突入しそうですが、一向にうまくなりません(泣)。直近の試合成績は4打数3三振と壊滅的です。ただ、草野球を続けていて学んだことがあります。「打席に立てる事はものすごく幸せなこと」だということです。結果どうこうの前に、チャンスが与えられていることにワクワクして力が湧いてきます。だって、打席に立てればヒットを打てる可能性があるんですもん!

 ゼミでの学習もそうだなあと思いました。最近、失敗も含めて楽しめるようになってきている気がするんです。この1年と2カ月、模擬授業や的外れな発言で大失敗を繰り返してかなり苦しんできました。残念ながら、失敗は今でもしょっちゅうしてしまいます。しかし、玉置先生や8期生のみんなは、いつも受け止めて打席を用意してくれます。あたたかく背中を押してくれます。楽しくて、幸せです。恵まれています。

 どこまでならサボれるだろう。これはやらなくてもいいんじゃないか。恥をかきたくない。なんてことばかり本気で考えていた、大学に入るまでの私はもういません。落ち込んだり、心折れそうになったりしてもワクワクしていたい。一つでも多く、逃げずに打席に立ちたいです。ここからは、恵みの一球を見逃さないように、ありがたく打ち返していききます。

 中学校の実習ではヒットを打てたんじゃないかと思います。決して率は高くありませんが、成功する喜びも玉置ゼミを通じて学びました。さあ、卒論と教員採用試験という超剛速球を打ち返すためにがんばるぞ! (柴山)
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2023年1月26日仕事日記

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 朝、6時に東員町立東員第一中学校長からメールが届く。今日は訪問日で、車か交通機関のどちらで行こうかと考えていたところ。道路状況が心配で桑名駅まで迎えに来ていただくようにお願いする。

 すっきりしてようやく訪問時でのプレゼンづくり。これまでのプレゼンや本日の指導案を見て、「さらに高みを目指して」と題したプレゼン完成。

 10時からここではまだ書けない(笑)重要なオンライン相談を30分間ほど。良い方向に進む予感。

 11時19分地元駅乗車、名古屋、桑子駅へは12時41分着。校長先生に迎えに来ていただき、東員第一中学校へ。なんと来年度の依頼もいただく。4年も関わらせていただいているので、そろそろ終了と思っていたので有難い話。勢いがあって、授業や研究協議会から大いに学ぶことできる学校との関わりは嬉しいこと。

 2年生の英語授業参観。指導の積み上げを随所に感じる。子どもたち個々が英語で相手に伝えたいという気持ちはしっかり持っていて、未修の単語や表現などは辞書やALTを頼りにして表現。

 特徴がある研究協議会後の私の助言の中心(今年10回目のいわば講演)は、個の評価、個が活動を通して新たにどのような学びをしたのか、それをどう評価するのかを授業動画をもとに授業者に問いかける。個々が目標を持ち、振り返り、次の目標を作っていくことの大切さを伝える。授業者は一人一人をしっかり把握しておられ、個の学びの評価を聞いても明確な回答で感心。今日もとても良い勉強をさせていただけた。

 帰りも校長先生に送っていただき、ここだからの(笑)話で盛り上がる。桑名駅から名古屋駅へ。地下街でいつもの夕食。20時ごろに帰宅。

 これまでメール処理は自宅PCで行ってきたが、それでは処理時間がかなりかかるので、iPhoneやiPadでも処理するようにしている。ようやく慣れてきた感じ。

 研究室HP記事は、寺尾さんによる8期生今年度最後のゼミ記録。7期生や9期生にとっても良い記録。

1月19日8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!!今日は3年生最後のゼミでの学びを書いていきます。

 ゼミでは「授業変化が目の当たりになった様々な事例」をみて、授業技術や授業づくりについて学びました。

 まず、授業づくりをするうえで、話す・書く・動くなどの「出力」を多く取り入れることが大切です。「出力」の機会を増やすことで、自分なりの解釈ができ、自分の中に学びとして落とし込むことが出来るのです。確かに、自分のこれまでの経験からも「出力」の機会があった方が学習の定着度も上がるし、学んだことを自分なりの言葉で解釈できていると感じます。そのため、「出力」の機会を増やすことを意識した授業づくりをしていきたいです。

 また、授業のねらいの重要さも学ぶことが出来ました。「この授業が成功したら子どもはどんなことを書いたり言ったりすると思う?」この言葉は、玉置ゼミに入ってから何回も聞いたことがあります。何回も聞くと言うことは、玉置先生が授業づくりをするうえですごく大切にしていること且つ授業づくりの基本だと捉えています。1時間の学習が終わったあとの子どもの姿を明確に言えるように心がけたいです。そのためにも、そして子どもを価値付けするためにもねらいは具体的でなければならないのです。

 そしてもっとも印象に残ったことは、「振り返り」の重要さです。

 「振り返り」をしっかりすることで、子どもが自分の出来ることや出来ないことを明確にし、それらを次の授業に繋げることができます。このように自己の学習活動を振り返って次に繋げることで主体的な学びを実現することに繋がるのです。

 また、「振り返り」は、授業の最後というイメージがありますが、授業の最初でも途中でもいつでもいいのです。例えば、授業の最初に前回の振り返りの共有されたものをみて前時の復習をしたり、今日の学びに繋げたりすることが出来ます。
「振り返りは他の子供と共有するとよい」、この言葉を忘れないよう頭に入れておきます。


 そして最後に、「書くことによって学ぶ」、これも玉置ゼミに入れば何度も聞く言葉です。「出力」をすることで自分の確かな学びにつながります。今回また改めて「書くことによって学ぶ」重要性を学べたため、これからの生活でたくさん書いてたくさん学びます!

 玉置先生、1年間ありがとうございました。ここでは書ききれないほどの感謝をしています。そして残り1年も精一杯頑張るのでよろしくお願いします。そして、1年間一緒に学べた8期生のみんなにもすごく感謝しています。春休みは8期生パワーで協力して教採勉強していこうね!!!(寺尾)


2023年1月25日仕事日記

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 例によって、自転車操業が続いていて、今朝は本日訪問の安城市立安城東部小学校でのプレゼン作成から。この学校は、特に「総合的な学習の時間」を通して子どもを育てているので、今年度から高等学校が「総合的な探究の時間」と変更されたことの本質から伝えることを決めて資料作り。ようやく完成して送信。

 ここのところEDUCOMさんと検討してきた未来を踏まえた重要案をある教育機関に送る。さっそく反応していただけた。明日、zoomで打ち合わせすることまで進む。

 合田哲雄さんの講演動画を見て学ぶ。メモ多数。

 安城市立安城東部小学校へ向かう。小牧ICに来て、初めて一宮から米原まで通行止めと知る。反対方向なので問題はないが、やはりそんな状況なのだと認識する。

 学校付近まで順調に来たのでラーメン屋で昼食。人気店のようで、入れ替わりもあるが、すぐに満席。コンビニでさらに時間調整。

 12時45分ほど学校に入る。校長室で懇談。初学校訪問参加の9期生荒木さん、石上さん、由原さんが到着。この寒い中、駅から30分ほど歩いてきたとのこと。

 時間があったので、教育実習にも行っていない9期生なので、授業の見方をレクチャー。子どもの状況を捉えることが重要と指導。

 13時45分から3年生総合的な学習の時間。単元名は「なかよくなりたいな おじいさん・おばあさん」。72時間のうちの49時間目。

 子ども同士、子どもと教師との関係もよく、どの子どもも友達の考えをよく聞いて発言している。ある子どもは先生に「グループで話し合いたいです」と提案。「なんでゴム付けたの?」と友の発言にごく自然に質問をする子どももいて、協働的な学びの姿が随所にあったのは、4月からの積み上げの成果。

 50分間いただいた時間は、安城東部小学校の取組の確かさを価値づけたり、総合的な学習の時間で最終的に願うべきことを改めて伝えたりする。(今年9回目の講演)夕刻には、僕の話を教務主任が以下のようにコンパクトにまとめて返信していただけた。とても良い内容なので、ここで紹介したい。

 今回も、玉置先生のお話をお聞きして、これまでやってきたことの自信と、今後さらに目指すものが明確になりました。

○総合的な学習の時間→何をしたか、ではなく、何を得たか、子どもがどうなったか。調べて分かったこと、学んだことをもとに、どう生きていくか
→ 自己の在り方、生き方につなげて考える

 これは、本日の授業者が、前々から考えていた以下のことにつながっていて、本校が取り組んでいる授業への自信になりました。
「老人ホームのお年寄りの方々とはずっと関わっていくわけではないけど、 この学習で関わって学んできたことを、今後の子どもたちの生活に生かして いけるようになってほしい。」

 今日の振り返りでの子どもの発言「相手のこと、お年寄りのことを考えて、遊びを作ることができた。これからも、相手のこと、お年寄りだけじゃなくて、周りの人や友達のことを考えて行動していきたい」という、生き方、在り方につながったのが、とてもよかったです。

○探究→基礎ができていないのに探究はできない ではない
 探究して、こう生きたいから、これをやる これをやりたいと思うようになる
 探究しながら自分に何が足りないかを考える。
 自分に何が足りないかが分かれば、それを補充しようと学んでいく

○「心理的安全性」が高い教室
 この仲間なら安心できる 正解でも間違いでも言い合える 何を言っても大丈夫
 子どもの学ぶ意欲を支えるのは、子ども同士の人間関係
 それを支えるのは、子どもと教師の人間関係
 それを支えるのは、教師同士の人間関係 なんでも言い合える教師の関係の大切さ

○振り返りを生かした学びのサイクル
 前時の振り返りからの本時のめあてで授業が始まり、授業最後の振り返りを次の授業への課題につなげていく。このサイクルは、形になってきつつあります

○エレベータートーク 隣同士30秒ずつで、何も見ずにこの授業で学んだことを話す
 振り返り時の新たな技を教えていただきありがとうございます
 導入時「今までどんなことをしてきた?」でも、エレベータートークで、子どもたちのウォーミングアップにできますね。

○価値付け → どんなことを価値付けするといいか?
 「このことは一生覚えていてほしいもの」を価値付けする
 ものの見方・考え方につながる 深い学びへとつながる
 今日の授業の子どもの姿から「先生、チーム同士で一度話し合ってから、意見を言いたい」→ 価値付ける
 「○○君、なんでゴムを付けたの?」と、疑問を投げ返せる姿 →価値付ける
 価値付けるもの、仕方、タイミングなど職員で共有していきます。


 明日は東員町立東員第一中学校へ訪問予定。道路状況が心配でいろいろと検索。明朝、学校に行くのが一番いいと判断。

 研究室HP記事は、8期生前野さんの「音を楽しむ」旅。羨ましい貴重な体験談。ぜひ一読を。

「音を楽しむ」旅(前野)

 こんにちは!そして明けましておめでとうございます。8期生の前野です。今日は冬休みの素敵な思い出について綴らせて頂きます。

 実は12月25日から1月3日までアメリカに行ってきました。ただ観光しに行ったのではなく、「ローズパレード」というアメリカ人なら誰もが知るパレードに「岐阜選抜グリーンバンド」の一員として参加するために10日間アメリカに行ってきました。「岐阜選抜グリーンバンド」は朝日大学吹奏楽部を中心に岐阜出身のメンバーが多く集められています。私自身は愛知出身ですが高校時代所属していた吹奏楽部OGとして声をかけて頂き、参加させて頂くことができました。

 この「ローズパレード」は中学から吹奏楽を続けてきた私にとっては夢の舞台でした。まさか出場者になれるなんて全く思っていなかったので、本当に夢のように楽しい旅になりました。思い出を書き始めると長い長い記事になってしまうので、印象深い出来事を3つ書かせて頂きます!

○ディズニークリスマスパレード出場!
 カリフォルニアのディズニーランド内でパレードをさせて頂きました。今回のツアーではいくつかの本番があり、このパレードが最初の本番で少し緊張もあったのですがお客さんの暖かい声援でとっても楽しくパレードできました。
ディズニーは演奏だけでなく、何日か遊びに行くこともできました!とにかく全てが大きくて綺麗で感動しっぱなしでした。ファンタズミックのショーを幸運にもど真ん中の前から5列目くらいのとても良い場所で見られたのは一生の思い出です!

○アメリカで誕生日&年越しを迎えたこと!
 個人的な話なのですが、誕生日が12月30日なのでアメリカでたくさんの人に直接「おめでとう」と言ってもらえたのが嬉しかったです!いつもは冬休みで友達に当日直接おめでとう言ってもらえることは少ないので(笑)アメリカで年越しできるのもきっと人生最初で最後かな、、と思うと思い出に残る年越しだったなと感じます。

○ローズパレード全員完奏!
 今回のツアー最大の本番「ローズパレード」は本当に言葉に表せないほどの喜びと達成感がありました。アメリカのお客さんの声援が特に印象に残っています。もう盛り上がり方が日本とは全然違うのです!私たちのパフォーマンスでお客さんを楽しませるはずが、お客さんからパワーをもらってばかりでした。

 日本で吹奏楽をやっているとどうしても大会で結果が出て、勝ち負けにこだわってしまいがちです。でも、今回ローズパレードに出場して心の底から「音を楽しむ」ことができたなと感じています。本当に本当に素敵な経験ができたなと思います。いつか教師になったとき、こんな素敵な経験ができたんだよ、こんな世界もあるんだよと子どもたちに伝えたいです。

 長くなりましたが、拙い私の旅行記を読んで頂きありがとうございました。今回ローズパレードに参加するということを伝えたら「頑張ってね」と応援してくれた8期生のみんな、そして玉置先生ありがとうございました。そしてこのコロナ禍でも、こんな体験二度とできないんだから行ってらっしゃいと背中を押してくれた家族にも感謝の気持ちで一杯です。

 余韻に浸るのはここまでにして、これからは教員採用試験に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います!頑張るぞ!!(前野)

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2023年1月24日仕事日記

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 今日は姫路市へ向かう日。帰りの天候が心配で情報検索をしているところへ、姫路市教育委員会から「オンライン講演も可能にしました」という連絡。有難い。さっそく電話でオンラインに切り替えてもらうようにお願い。

 午前中は週刊教育資料に連載中の「学習指導要領のイデアを実践する」の原稿書き。実は締め切りは昨日。編集部から「お忘れではありませんか?」という問い合わせメールが届く。おそらく仕事日記に原稿を書いていることを記していなかったので心配してのことだと想像。なんとか午前中に完成送信。すぐにゲラが届いて校了。

 14時から姫路市教育委員会と接続確認。このとき行ったのは、繋がる確認と動画再生の状況。これで安心してしまったのが大失敗。15時から講演「今求められている教師としての心構え」(今年8回目となる講演)を始めて、時に参加者を指名してやりとりしながら画面を切り替えて行うことが困難だと気づく(泣)。昨年はATEMMiniで2台のPCを切り空けて行ったことをすっかり忘れていた。モタモタした講演で申し訳ない。

 終了直後、すぐにお詫びのメール。講演終了直後に姫路は吹雪、外は一気に真っ白になったとのこと。やはりオンラインにして正解だったが悔やまれるのは自分の甘さ。そのような状況なのに来年度の依頼もあって恐縮。

 明日は安城市立安城東部小学校へ。天候を気にしながら、過去2回のプレゼンと届いた要項を見ながら、さらに高みに行っていただくための提言を入れたプレゼンづくり。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「今を生きる」。今年の目標が示されている

 日本教育新聞社2023年1月23日付に野口芳宏先生による書評「『いのちの授業』をつくる」が掲載。大感激。さっそく野口先生にお礼の電話。聞くところによると、春には野口芳宏・桂雀太二人会が開催される模様。いやあ凄い!
 

日本教育新聞掲載「いのちの授業をつくる」書評(野口芳宏先生)

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 2023年1月23日付日本教育新聞書評欄に「『いのちの授業』をつくる」の書評が掲載された。なんと野口芳宏先生が書いていただけた。大感激。以下はその内容。

 命の大切さ、実感させるには

 いのちは大切だと知らない子はいない。しかし、それを心の底から本当に大切だと実感し、認識させるのは「じつはとても難しいこと」と言う。正直で、謙虚な著者の重い言葉だ。

 その「じつはとても難しい」授業に挑み、その実りを確かに、具体的に、事実として語り、見せつつ、千校を超える学校を訪問し、30万人もの人々に感動を与え続けている人がいる。著者、鈴木中人氏だ。長女景子ちゃんが3歳で小児がんを発病、小学1年生で昇天という体験から会社を早期退職、「いのちの授業」に取り組み、講演しつつ全国を回る。「景子は死んでしまう子ではなく、生き抜いている子だと教えてくれた」と父が、「景子ちゃんの体が冷たい。風邪をひくといけないからタオルケットかけて」と涙を流す母親の言葉が切ない。「子供を亡くす逆縁の悲嘆…」「絶対、親より早く死んではいけない」と心の底から鈴木氏は訴える。

 もう一人の共著者、玉置崇氏は、公立中学校長、愛知県教委指導主事、教育事務所長等を歴任し、現在、岐阜聖徳学園大学教授を務める教育現場のエキスパート。鈴木氏の実体験に根差した授業や講演について、現場の教師としての豊富な実践経験を基に、分析、考察を加え、実践者の「いのちの授業」への貴重なポイントを簡潔、明快に提示する。共感、共鳴が結んだコンビならではの珠玉の一冊だと強く心を打たれた。(1760円 さくら社)(野口芳宏・植草学園大学名誉教授)

今を生きる(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。新年がやって来ました。年末年始は、怒涛のアルバイトラッシュ。お店で迎える年末も初日の出も今年で最後。来年の年始はゆっくりできるのかなと思いながら、年末年始を過ごしました。

 今年の目標は、「今を生きる」ことです。「今」を生きるって意外と難しいです。お部屋の掃除もやらなきゃいけないことも、何気なく先延ばしにしてしまう。後で後では、「未来」の自分に宿題を課しているだけで、「今」を生きたのなら宿題は生まれません。その分、違うことに時間を使えると思うのです。

 私は、割と先延ばしにすることが嫌いです。まさに、「未来」の自分に宿題を残したくないからなのですが。それでもやはり、たまに自分を甘んじてしまうことがあります。その「たまに」を減らすことが今年の目標です。なぜなら、「たまに」が時に大きな宿題となるからです。

 「あとでいいや」は、自分の時間を奪ってしまうことを念頭に。今年1年、「今を生きる」そういう1年にしたいなと今年初めての記事で決意表明をしたいと思います。

 「今を生きて」目一杯、子どもたちとの時間を大切にしたいです。(下野)
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文