2023年2月8日仕事日記

 今日から、特に集中力と忍耐力がいる大学業務3日間の開始。7時前に地元駅乗車。8時前に名古屋。いつもの店で珈琲とパンで朝食。昼食を買って会場へ。

 実のところ、今日は初めて楽な仕事をさせていただいた。神様が頑張っている自分を助けてくれたのだと喜ぶ。

 15時20分ごろ解放されて、16時30分ごろ帰宅。二日後が締め切りの原稿(校長のリーダー学)を一気に書いて、精読後、編集へ送信。

 6月には青森県で講演。ここのところ担当の方とメールやり取りが続いていて確定できたので、さっそく飛行機予約。7月末の3日間開催の第77回九州数学教育研究会総会並びに九州算数・数学教育研究(熊本)大会の事務局とのやりとりが始まる。日程が確定したので、まずは飛行機予約。今日も届いたいくつかの依頼に感謝。8月はほぼ埋まってきた状況。

 いくつかの確認をしながら、シラバス作成作業開始。

 研究室HP記事は、柴山君のエッセイ「熱中すること」。「雨で草野球の練習が中止になってしまったので、一本記事を書いてみようと思います」という気持ちが大切(笑)。

熱中すること(柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。今日は雨で草野球の練習が中止になってしまったので、一本記事を書いてみようと思います。

 小学校5年生の時の面談で、「熱中していることはなんですか?」と聞かれました。この時、なぜか頭の中がモヤモヤして、答えに困ってしまったことをハッキリ覚えています。苦し紛れに「修学旅行に向けて京都の地名を覚えることです。」と答えました。あのモヤモヤは何だったのだろう。

 当時は、地域の学童野球と将棋を習っていました。学校の勉強などはがんばっていたように思います。野球は倶楽部チームの子と違ってたまにやってるだけだし、将棋も他の子に比べて自主的に練習していないよな。勉強はみんな学校でしている。塾に行ってるやつもいる。なんてことを考えていたんだと思います。

 年末に再放送された『にんげんドキュメント「光れ! 泥だんご」』を見ました。ビデオの中で幼児は、泥団子を光らせるために何時間も熱中していました。壊れても、めげずに一心不乱でした。最近では、映画一本を観ることすら精一杯な私にとっては大きな衝撃でした。

 こんな場面がありました。泥団子作りをしている幼児に、先生作のピカピカの泥団子をあげます。この時、自分が作った泥団子か、持ってきた泥団子かどちらを選ぶのか。

 しばらくすると、どの子もピカピカの泥団子を手放し、自分の泥団子を作ることに熱中していました。ピカピカの泥団子を見るときも、「どうやったら自分もこんな泥団子を作れるんだろう。」という目つきだったように感じます。よいものを目指して、自分の手でなにかをつくりあげる過程の楽しさを4歳の子は本能で理解していたように思います。

 つくっていたものが、一瞬で壊れてしまうこともあると思います。他の人達の能力や行動に圧倒されることもあります。周りの環境や起こることに心を乱されることなく、その時々、目の前のことに熱中して行動することを大切にしたいです。自分自身に対して、胸を張って「熱中していた」といえるものや場面。これらを増やしていくことが目標です。教員としての視点では、泥団子作りのように自然と熱中できる課題の設定や、一人一人が熱中できる環境を整えることを心がけたいと思います。(柴山)
画像1

2023年2月7日仕事日記

画像1
 今朝は日本教育新聞社依頼の「提言」原稿書きから。思うように進まず、今晩お届けすることを編集部に伝えて家を出る。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校へ到着。すでにお誘いした福地先生、そして希望したゼミ生の柴山君、安藤さん、新谷さん、前野さんが到着済み。

 さっそく校長室で本日の流れを確認。校長と福地先生、僕とで教育事情を話題にあれこれと情報交流。

 10時40分から3限、4限の授業参観、給食をいただき、動画整理。5限授業を参観して、再び動画整理。

 教科別協議会後、まずは福地先生から藤山台中学校の主に子どもたちの学びの姿の価値づけ。次に僕が「藤山台中学校への期待」(今年14回目)と題して50分間話す。

 藤山台中学校の授業を参観して、今回つくづく思ったことは、一人一台情報端末の有効活用は、子どもの主体性を発揮させ、自立的に学びに向かわせるは間違いないということだ。また、端末で情報を共有することで、協働的な学びも促進させるということだ。この表現は、初めて藤山台中授業をご覧になられた福地先生の感想とも重なり、2年間関わらせていた私の贔屓目でないことで安心ができた。

校長からリクエストをもらった「探究的で見方・考え方を大切にした授業づくり」への示唆は、初めて話すことでドキドキもしたが、現時点では「深い学び」を考える上での大きな二本柱を示すことができたと思う。ぜひとも私の提言を踏まえた授業づくりをしていただきたいとお願いをさせていただいた。ありがたいことに来年度の関わらせていただけるからだ。

 終了後、ゼミ生との振り返りはスタバ。バレンタインデーまでの限定のオペラフラペチーノを注文。美味しく、楽しい時間。

 帰宅して、「提言」の原稿書き。あるエピソードを思い出して一気に書く。編集の高橋さんへ送信。すぐに手をいれていただき校了。

 研究室HP記事は、安藤さんの「あいち子ども食育塾」での記事。僕の授業技術をクローズアップしてくれた。
画像2

1月22日 あいち子ども食育塾での学び (安藤)

 こんにちは、8期生の安藤です。1月22日に「あいち子ども食育塾」にお手伝いとして参加させていただきました。テーマは『栄養教諭としてチームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう』です。玉置先生による講演とワークショップ。今回も学びが盛りだくさんでした。全部書こうとするとキリがないので、大切なことを3つにまとめて書いていきます!

 1つ目。授業が成功したら子どもがどうなっているのか明確にする。これが授業を行うにあったって一番大切なことです。

 「〜の大切さを理解する」という目標であれば、大切さとは何か、理解したとは子どものどんな言葉・行動から分かるのか。このような具体的な姿を明確にしておかなければいけません。教師が明確でなければ子どもたちもなんとなく進んでしまいます。「子どもがどんなことを言ったり、書いたりしたら授業が成功したと言えるか」これが定かであれば、価値づけに繋がり、授業の取り組み方も明確なものになります。今後、全ての授業において成功した時の子どもの姿を私の中で確立させておきます。そして、玉置先生にいつ聞かれてもすぐに答えられるように備えておきます。(笑)

 2つ目。振り返りは個別最適な学び。

 振り返りは、子どもが自分自身を見つめるきっかけになります。そこから自分に見合った課題を見いだして次の活動に繋がります。さらに、振り返りを共有することで他の子の刺激を受け成長に繋がります。先生が1人1人の子どもに合わせて授業をする事は厳しいです。しかし、子どもが振り返り、共有することで自ら課題を設定し、自分の最適な学びを進められると思います。さらに、この活動はあらゆる場面において子どもが主体的に課題を見出し乗り越えていくことに繋がります。授業を行う際は、前回の振り返りを授業の最初に取りあげて本時の目標につなげるなど、振り返りを活かした授業をしていきます。

 3つ目。交流する時間をとる。

 理解を深めたり、新しく気づいたりするためには別の視点に立つことが必要です。そのための交流手段として「ワールド・カフェ」という方法を学びました。ワールド・カフェとはリラックスした雰囲気の中、少人数で意見を交流します。数分後メンバーを変えて色々な人と交流していく、というものです。この方法は、比較・検討したり、対話したりして様々な活動の要素が入っています。とても魅力的だと思いました。私は子どもが出力する機会がたくさんある授業をしたいと考えています。実際に行っているときから、ワールド・カフェを取り入れた授業を早くやりたい!という気持でいっぱいになりました。

 今回お手伝いという名目で行きましたが、しっかり学ばせていただきました(笑)。つぶやき板書法(交流中の生徒の呟きを板書、意図的指名で授業展開する方法)のお手伝いもさせていただいて、本当に貴重な学びの場となりました!今回もありがとうございました。玉置先生には言葉では伝えきれない感謝の気持ちでいっぱいです。

 “授業名人”に慣れるように、残り1年、ゼミ生として沢山研究させていただきます!!(安藤)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
画像1

2023年2月6日仕事日記

画像1
画像2
 今朝は依頼を受けている日本教育新聞社掲載「提言」の原稿書きから。テーマを決めたのだが、読者に具体的にイメージをもってもらう例が浮かばす、進まない(泣)。しらさぎ号の中でも加筆修正の連続で決まらない。

 9時11分地元駅乗車、名古屋、米原、金沢、石動(いするぎ)駅へ。到着は13時25分。4時間14分の旅。車中でslack、チャット、メールで様々なやりとり。帰宅後の対応ではタイミングが悪く、今ここでやるべきと思うことばかり。

 石動駅に砺波市立出町小学校の研究主任にお迎えをいただき、車で出町小学校へ。少しでも情報提供をしようと思い、これまでの授業における知見をお伝え。

 学校着。写真のような素敵な校舎(もっとたくさん撮っておくべきだった)。出町小校長、出町中校長のご挨拶を受けて、時間の余裕があることから、校長室で管理職向け情報提供(笑)。

 15時から16時30分まで60名ほどの皆さんに講演(今年13回目)。演題は「研究テーマ 考えを広め深める対話の在り方から授業づくりを考える」。

 出町小学校の研究内容の価値づけをしながら、今後の授業づくりの在り方を個別最適な学び、協働的な学び、GIGA端末活用の視点から、動画を見てもらいながら伝える。例によって、時々、近くの方で話し合っていただきながらの展開。熱心に聞いていただけるので、いつもよりテンポを上げて話してしまったようで、プレゼン終わりに近づいて15分ばかり余裕があることに気づく(汗)。急遽、プレゼンを加えて、中学校の先生方もおられることを意識して対話の大切さを強調して終了。

 質問受付と書籍販売と片付け物をする時間を10分ほどいただき対応。質問から今後の講演内容の良い視点をいただく。感謝。

 すぐに駅に送っていただき、17時20分に石動駅乗車。金沢、米原、名古屋着が20時55分。駅構内のラーメン屋さんで、初の和歌山ラーメン。これが美味い!22時30分ごろ帰宅。原稿が気になりながら、気力わかず(泣)。

 研究室HP記事は、下野さんの「愛知子ども食育塾 での学び」。1月22日に下野さんと安藤さんに手伝ってもらって行った研修のとても良い記録。どうぞご一読を。
 

1月22日 愛知子ども食育塾 での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。1月22日に、愛知子ども食育塾 に8期生の安藤さんと共に参加させて頂きました。

 今回、私たちは玉置先生のご講演から交流を踏まえ、要点を随時まとめていくという大役を承りました。玉置先生のお話を的確に。もとより、玉置先生のご講演は明確な意図が示されておりますので、なんともお聞きしやすい話の筋が通ったお話なのですが、、、私たちのまとめるホワイトボードが議事録の役割を果たすとなるとやはり背筋がピンと伸びます。

 お話を元に戻しますと、『愛知子ども食育塾』とは一体。といったことになるかと思います。
 『愛知子ども食育塾』とは、愛知県の栄養教諭である先生方で構成される食のプロフェッショナル集団!であると私はお見受け致しました。パワフルで元気と笑顔が溢れ、ああ素敵だな、元気が出るなと一目お会いしてから私たちも笑顔になるような先生方ばかりでした。

 今回のご講演のテーマは、《チームを組む先生から一目置かれる授業力を高めよう》。食を通した教育は、家庭科、生活科、保健体育等多岐に渡る教科の指導に散りばめられています。つまり、チームティーチングが必須となってくるのです。担任の先生と食のプロフェッショナルである栄養教諭の先生が一緒になって「食」や「栄養」について教える。
 学級担任だからこそ子どもたちに最適な学びを届ける視点とプロフェッショナルとしての専門的な学びの視点が掛け合わさった時、それはそれは子どもたちの「深い学び」へと繋がるだろうと感じていました。

 玉置ゼミ流の「この授業が成功したのなら、子どもは何を言って何を書くのか」。授業を見る上でとても大切な視点です。今回のご講演でも、このワンフレーズがとても重要なキーワードとなりました。チームティーチングは、最強の味方と授業を共に創り出すことだと私は思います。

 4月から教壇に立ちます。私も、栄養教諭の先生方と一緒に授業がしたくなりました。いえ、今回の会を経て、したくてたまらなくなりました。プロフェッショナルである最強の味方と授業を創りたくてたまらないのです。そんな日がすぐそこにあると思うとワクワクします。

 愛知子ども食育塾の皆様、貴重な出会いに感謝でいっぱいです。またお目にかかれました時には、沢山お話させてください。そして、もっともっと「食」についてお教えください。
 玉置先生、私たちのアシストは良かったでしょうか。玉置先生のお話に私もふむふむと聞き入ってしまいそうなのをグッと堪えておりました(笑) 出力は大事です。今でもあのホワイトボードは、私の記憶にしっかりと刻み込まれております。貴重な経験をありがとうございました。
 安藤さん、とっても心強かった!安藤さんの笑顔が私の心の癒しだったよ。ありがとう。また一緒に行きましょう。

 皆様、ありがとうございました。(下野)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
画像1

2023年2月5日仕事日記

 美味しい珈琲とパンで朝食。仕事日記などを更新。いくつかのメール返信。

 連載中の「週刊教育資料 学習指導要領のイデアを実践する」の第22回原稿作成。今回から「深い学び」をテーマにすることに決意(笑)。改めて様々な資料を読み、方針を決める。勉強も兼ねての原稿書きなので、かなりの時間がかかる。

 13時45分からオンラインで「情報活用能力の歴史と未来を語る会」を視聴。とっても勉強になった3時間余。ちなみに会の趣旨は、以下の通り。サイトから転載。

 1986年当時から先進性を有していた情報活用能力を改めて確認すると共に、現代や将来を見据えたリフォームの検討も必要な時期にあると考えました.そこで、情報活用能力の生みの親、育ての親とも言える清水康敬先生、永野和男先生、堀田龍也先生をお招きし、情報活用能力の歴史や経緯を確認すると共に、未来への展望について議論する会を企画いたしました.

 3月26日(土)午後は、久しぶりの「復活寄席」。そのときに皆さんに手渡すパンフレット原稿書き。じっくり考えて、今回で最後の高座とすることを決意。原稿にその旨を書く。
 
 楽しみにしていた笑点の新メンバーは、なんと春風亭一之輔でビックリ。ますます楽しみになる笑点。ちなみに3月名古屋での一之輔チケット購入済み。今、一番チケットが取りにくいと言われる中でゲット。

 18時30分ごろ、愛知県知事選挙・小牧市長選挙・小牧市議会議員補欠選挙に出かける。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」での新企画。若い先生方5人で「授業ネタづくり研究会」(ネタ研)を立ち上げることに決定。Googleチャットでやりとり開始。

 18日(土)午前の啓林館リーダーセミナーのプレゼン作成。演題は「新時代の魅力ある学校づくり〜様々な教育動向を踏まえて〜」。ほぼ完成。明朝確認して送付する予定。

 研究室HP記事は、1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の最終記事。第8回。9期生の長谷川さん、安田さん、久保君が発信。教育実習前らしい内容。なお、7期生の高橋さんの記事は、久野さん、池戸さんの記事に追加。高橋さんは早々に記事を書いていてくれていたのに、諸事情により発信が遅くなってしまった。気づいているかな?〇さんと〇君。

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(長谷川、安田、久保)

画像1
 こんにちは!9期生の長谷川理桜です。1月21日に、盛山先生の教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 いくつかの教科書アレンジの中で「ゆきだるまの計算式」というアレンジがとても印象に残っています。計算式と一緒に1文字の平仮名が書かれており、答えを小さい順に並べると「ゆきるま」という言葉ができます。私は「ゆきだるま」ではないのかと疑問に思いました。

 この問題を解く子ども達も「ゆきるまって何?」と疑問に思い「ゆきだるま」という言葉を完成させるために、「だ」になる式を作りたいと考えるようになります。このような形で発問をすれば、子どもたちが自ら「だ」が無いということに気が付き、「ゆきだるま」を完成させるためにはどう展開していくかの発言も出てくることを学びました。

 お話を聞く中で、教科書を少しアレンジすることで、子どもたちが楽しみながら主体的に学んでいけるようになると考えました。また、アレンジする際には子どもたちの身近なものに関連付けると親近感が湧き楽しみながら学ぶことができると思いました。

 今回学んだことを活かして早く授業をしてみたいです。これからもゼミを通じて多くのことを学べると思うと、とてもワクワクします。このような学ぶ機会を設けてくださり本当にありがとうございました。(長谷川)


 みなさんこんにちは、9期生の安田です。1月21日に行われた「第6回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。

 今回の公演は、筑波大学附属小学校の盛山隆雄先生に「教科書をベースに動き出す授業」についてお話しして頂き、自分にどんな工夫ができるかについて考え、学んでいくというものでした。

 私は、授業の工夫や教材研究というと、逆指名や授業構成、追加教材を準備することばかりだと思っていました。だからこそ、考えたこともなかった大元の「教科書」のアレンジ方法について、とても新鮮な気持ちでお話を聞くことが出来ました。

 一概に小学生と言えども、個性は十人十色。勉強が得意な子もいれば、スポーツが得意な子もいます。おしゃべりが大好きな子もいれば、頭を使って考えることが好きな子もいます。同じように苦手なことも人それぞれ。子どもを輝かせようと「得意」な子だけスポットライトをあてると「苦手」な子が置き去りになってしまいます。だからこそ大切になるのが、「平均」に合わせて作られた「教科書」をアレンジすることだと盛山先生は仰いました。 

 「教科書アレンジ」の中でも、子どもたちが「なんで?」と思える問題に変えることで、内発的動機づけに繋げるという方法には衝撃を受けました。
 用意された問題だと外発的動機づけが主体になってしまうからこそ、教師の「教科書研究」がポイントになってきます。「知りたい」を引き出し、主体的で深い学びに繋げていく、これこそが私たちがこれから付けていくべき力なのではないでしょうか。

 まだ、現場での実践経験がない故に私は、授業で指導案を作ると「教科書」に沿って時間内に且つスマートに進めることばかりを意識してしまいます。お話を聞いていく中でどんなアプローチが現場の子どもに有効なのかを知ることが出来たので、まずは来年の教育実習で活かして自分のものにしていきたいなと思います。

 今回、このような貴重な体験をさせていただけたことをとても嬉しく思います。盛山先生、素敵なご講演をありがとうございました。また、ご協力頂いたたくさんの方にも感謝を忘れず、これからもみんなと一緒にたくさん学び合っていきたいです。(安田)

 
 みなさん、こんにちは。9期生の久保です。私も、1月21日に行われた「第6回教師力アップセミナー」に参加させて頂きました。

 今回のセミナーで特に印象に残ったのは、「教科書アレンジ」についてです。私の中で教科書はお手本のようなもので、アレンジすることなく、教科書通りに進めていくことが大事だと思っていました。しかし、今回のセミナーをしてくださった盛山先生が仰っていたのは、教科書の言葉を子供たちから出すことが大事ということです。教科書アレンジは、子供の意欲を喚起し、深い学びを実現できるとして必要なことであると学びました。
 
 その中で、盛山先生が実際に行ったとされる「繰り下がりの引き算」をアレンジしたものがとても印象に残りました。4種類の引き算カードがあり、それらを計算し、答えの低い順に並べると、ある単語が分かるという教材でした。そこで、教科書とは少し引き算カード変えてみるのと同時に、並び替えても変わらないような仕組みになっていました。こうすることにより、子供たちは困惑し、「なぜ?」が生まれます。また、単語を完成させるにはどうすればよいのかを考えるきっかけになります。そこで実際に計算式を考えることで、その答えを引き出すのに多くのパターン(式)があることを学びます。そうすることにより、ほかの文字も複数の式が作れることに気づき、次々に自分たちで考察していく展開が作れます。1つの工夫で多くのものを引き出すことのできるこのアレンジには、感動しました。
 
 児童たちは大人に比べて、おかしいと思うことをおかしいといえると感じます。だからこそ、それを引き出しおかしいと思わせる、違和感を持たせることは教科書アレンジするうえで大切になってくると考えました。
 
 今回、初めて教師力アップセミナーに参加させていただきました。早く授業がしたいと思わせてもらえる、リアルなお話、現場でたくさん使うことのできる技を学ぶことができました。これからの教師力アップセミナーも、どんどん自分の今後につなげていきたいと思います。盛山先生、貴重なご講演をありがとうございました。(久保)

1/21 第6回教師力アップセミナーでの学び(荒木、由原、古川)

画像1
 こんにちは。9期生の荒木歩華です。

 1/21に、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、学びを記事にしていきたいと思います。「教科書をベースに子供たちが動き出す算数授業」というテーマで筑波大学付属小学校教諭として活躍されている、盛山隆雄先生にご講演いただきました。

 今回の講演で特に感じたことは、内発的な動機づけは学習意欲を飛躍的に上げるという事です。

 私にとって算数や数学は、ほかの教科と比べて日常的には目にしない抽象的な内容を扱うことが多いため勉強感が強く、得意になれませんでした。算数や数学はなんのために勉強する教科なのか調べましたが、それでもなかなかやる気になれなかった覚えがあります。しかし、今回の盛山先生の授業は自然にやってみたい!知りたい!と思える魅力的なものでした。

 教科書はわかりやすく、平等に教えるためになくてはならないものです。しかし、ただ教科書の内容を教えるだけでは子供たちは退屈に感じてしまいます。そのため、今回学んだ教科書アレンジを使い、主体的な学びに繋げることが大切だとわかりました。主体的な学びの実現には「逆をたどる」「比べる」などといった発問や展開の工夫が効果的だと学びました。

 そして、子供たちが動き出す授業にするためには、学習させたい内容をそのまま授業の課題とするのではなく、学習内容を、課題を求める過程の中に持ってくることが大切だとわかりました。

 子供たちが学ぶことが楽しいと思えるような授業を作れるよう、今日学んだ授業技術を教材研究や授業づくりにいかしていきたいと思います。盛山先生、素敵な講演をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは、9期生の由原です。1月21日に行われた、第6回教師力アップセミナーで得た学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は、子どもの意欲を喚起したり、深い学びに繋げるための教科書アレンジの方法について学びました。

 問題、展開や構成、教材の開発など、様々な教科書アレンジの方法を学びました。中でも、教科書の問題を子どもが疑問を持つような問題に変えて、そこからめあてに繋げていく方法を知り、私自身教科書をアレンジするという考えがあまりなかったので、とても刺激を受けました。子どもたちが自ら疑問をもち、「知りたい」という気持ちにさせることが、深い学びに繋がっていくのだと感じました。そのために、わざと迷うような発問をしたり、パズル形式の問題にしたりと、たくさん工夫ができることを知りました。

 また、教科書アレンジの際には、まず教師が教材をしっかり研究し、子どもにどんな力をつけさせることが目標かを理解しておくことが必要だと感じました。教科書通りに授業を行えば、内容がずれていくこともなく、ねらい通りの授業ができるかもしれません。しかし、子どもの意欲を高め、より深い学びに繋げるために教科書アレンジは効果的だと感じました。

 今日学んだ教科書アレンジの方法をこれからの実習や模擬授業で活かしていきたいと思いました。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(由原)


 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川航太郎です。今回は1月21日に行われた盛山先生の教師力アップセミナーに参加させて頂きました。

 今回の公演では「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」をテーマに教科書のアレンジの仕方を学ぶことができました。

 数学的見方・考え方を育てるため、「逆をたどる」や「比べる場面をつくる」「決まりの仕掛け・パズル形式」など多くのアレンジの仕方を学ぶことができた。その中でも私が印象に残ったのは「比べる場面にする」ということです。セミナー内での例として挙げられたのは、30×30と31×29ではどちらの方が大きい数になるのか考えるという問題でした。ただ単に計算をするのではなく、本質に迫る理解を深めるために「比べる」という場面を作ることで子どももなぜなのか?考えながら学ぶことができます。

 もっと知りたい・なんで・学びたいと子どもの内発的動機が高まる授業にしていく工夫を知ることができました。子どもたちの興味・関心から子どもたちの持っている力を引き出す為にも教材研究の重要性を再確認することができ、これから玉置先生の元でもっともっと吸収し自分のものにしていきたいです。

 盛山先生の授業は今すぐにでもやってみたいと思えるような実践的で面白く深い学びに繋がる内容ばかりでした。知っている方も多いと思いますが、実は算数は小学生の好きな教科ランキングでいつも1位の人気科目です。好きだからこそ自分の授業を通してより発展的な内容に自分からチャレンジしていけるような授業作りができるようになりたいと更に思いました。このような学ぶ機会を設けていただきありがとうございました。(古川)

2023年2月4日仕事日記

画像1
 目覚めて「深い学び」の理解で閃くことがあって、すぐに考えをまとめようと思い、プレゼンづくり。この構造なら聴き手の納得度は高いのではないかと思う資料が完成。今後は、このバージョンを上げることになるはず。

 9時30分から本年度5回目となる「モーニング情報交流会」。主催は「一般社団法人 未来を拓く学校づくり研究会」。

 今日のテーマは「ICT活用の格差を感じませんか?」。熊本の前田浩志先生と春日井の水谷年孝先生が情報提供。聞けば聞くほど、二人のご実践と私たちの格差が大きすぎると思われた方がほとんどだと思う。ブレイクアウトルームで25分間。まとめで10分間。おかげさまで今回もとても良い会になった。さっそく感想を送っていただいた方あり。

 ある地区の委員会から論文審査の依頼があり、その論文が届く。さっそく目を通し始める。それぞれにコメントを書いて順位を付けるのが依頼事項。う〜む。

 連載中の「週刊教育資料」の「学習指導要領のイデアを実践する」。早いもので22回目。今回は初めて「深い学び」をテーマにすることにして書き始める。

 ある学生から相談あり。私は直接関わりがない学生。相談の理由を聞くと、誰に相談したらよいかわからず、玉置先生なら相談しやすいとのこと。嬉しいことだが、ちょっと待てよ!という状況。様々なことを考えて、まずは気持ちが幾分でも軽くなる返答を送る。

 研究室HP記事は、下野さんのエッセイ「書くこと」。下野さんの原稿の質の高さは言うまでもない。ぜひ今回もご一読を。
 

書くこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。私が玉置ゼミで学んだ「書くこと」について今回は綴りたいと思います。

 教員採用試験の面接練習の時、「喋りが上手いなあ」と褒めて頂いたことがあります。嬉しかったです。でも、私は昔から喋りが得意だったわけではありません。昔から本番には滅法弱く、正念場ではいつも転けるタイプでした。

 いつから人前で話せるようになったのだろうと考えた時、玉置ゼミで「書くこと」を必死になって取り組んでからだと思いました。「書くこと」は、主観的です。反対に、「読むこと」は客観的だと言えるでしょう。

 主観的である「書くこと」は、やはり自分の中で深く刻み込まれます。それだけアウトプットしている証拠です。「読むこと」より、とても効果があるのだと私は思います。

 「書くこと」を行っていると、言葉の引き出しや伝わりやすい順番というのが自然と身についてきます。だから、喋れるのだと。頭の中で話したいこと、伝えたいことが並んだ時、伝えるための言葉の引き出しや伝える順序の選択は、全て「書く」という行為と同じです。

 この玉置ゼミの研究室HPで一体どれだけ記事を書いたかもう覚えていません。それ程までに、私は「書く」ことに力を入れた玉置ゼミ生活だったと思います。卒業まで残りわずか、ここでこうして沢山書いて発信できるのも僅かな時間となりました。寂しいなと思う反面、沢山書いてきたなあと誇らしく思う気持ちもあります。

 どうか、後輩たちも「書くこと」を大切にする玉置ゼミでの生活を楽しんでくれるようにと願いながら、残り少し記事を沢山綴ろうと思います。(下野)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)
画像1

啓林館リーダーセミナー2月18日にどうぞ

 2月18日(土)10時から1時間30分、啓林館東海支社で「リーダーセミナー 新時代の魅力ある学校づくり」と題して講演をします。

 まだ若干、席に余裕があるとのこと。また学校リーダーであれば、表記の立場でなくてもよいとのこと。皆様、ぜひ申し込みください。
画像1
画像2

2023年2月3日仕事日記

 早朝から今日の会議資料作成のために必死(笑)。応募しようとしている事業資料をもとにポイントを整理。自分としてはこれなら納得していただけると思う資料完成。

 9時前に家を出て、電車でなごのキャンパスへ向かう。10時少し前に着。

 10時15分から2時間、ゼミ生下野さん、今井さんが書いてくれた、ある子どもが情報端末を活用して自己の学習や生活を気軽に記録しながら、メタ認知力を高めていく小説をもとにした検討。簡単に言うと、教育データの利活用新企画協議。

 その前に、文部科学省のある事業に応募するための裏付け、これまでの進行状況、文部科学省会議資料などを添えて、僕がプレゼン。一つ懸念が示されたが、その位置づけを伝えて理解をしていただいた。

 昼食後、EDUCOM新卒研修の内容検討。大枠の理解で揉めさせてしまったことを反省。すでに用意されていた資料をしっかり見るべきだった(泣)。2時間ほどかかって、ほぼ内容と担当が決まり、フェローの宿題を確認して終了。

 2月リリース予定の「スクールライフノート」の新たな内容の説明を受ける。皆様、どうぞお楽しみに。加えて、午前の会議内容を伝えて、さらなるスクールライフノートの展開について協議。16時30分ごろ終了。今日はとても濃厚な会議。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」(このたびホームページ発信)として、なごのキャンパスに登録しているので、コワーキングスペースで30分間ほど仕事。快適。

 名古屋駅に移動して岐阜駅へ向かう。この夜を待っていたので、ワクワク感が止まらない。18時30分から岐阜駅近くの居酒屋で、3人で実に楽しく充実した懇親会。話題は岐阜の教育をもとに学校力や授業力向上のためのあれこれ。いろいろとご質問いただけるのが嬉しくて、つい話しすぎてしまっているなと思いながら止まらない(笑)。考えたら、午前も午後も夜もかなりの出力。それというのも対面だからこそ。

 名鉄岐阜駅から地元駅へ。1時間ほどで帰宅。メール返信をして今日は終了。

 研究室HP記事は、1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の第6弾。柴山君、安藤さんが発信。盛山先生の世界にすっかり魅了されている二人。そりゃあ、そうだ。

 2月18日(土)10時からの啓林館東海支社で「リーダーセミナー 新時代の魅力ある学校づくり」のPR。まだ若干、席に余裕があるとのこと。また学校リーダーであれば、表記の立場でなくてもよいとのこと。皆様、ぜひ申し込みください。

 
画像1
画像2

1月21日第6回教師力アップセミナーに参加して(柴山・安藤)

画像1
【柴山】
 8期生の柴山です。朝一番の白湯が美味しい季節になりました。今回は、教科書ベースに子どもたちが動き出す算数授業をどうつくるかを、盛山先生から学ばせていただきました。教科書の一つの問いから、面白く学べる問いをつくれることに驚きの連続でした。学びを踏まえて、心がけていきたいことを記事にさせていただきます。

 パッと見ではわからない、迷って考える場面を増やすことを心がけたいです。例として、30×30と31×29どちらが大きいかという問いがありました。私もこの問いを見たとき迷ってしまい、計算してみたくなりました。さらに、この課題では計算結果に何かきまりはないかと考えながら、32×28、33×27のように派生した問題にも興味を持って取り組んでいけます。思考の回数も自然と増えるのです。きまりを自分たちで発見していくことは、高位の子でも楽しめる活動だと思います。

 式と文字を紐づけ、文字を計算結果の大きさ順に並べかえる方法も印象に残っています。並び替えると「ゆきるま」となり、3番目に「だ」が足りなさそうなことに気づきます。そこから、「だ」の式を考える活動は、どんな子も興味をもって取り組めると思いました。私も、全員が退屈することなく、ワクワクした気持ちを持って取り組める課題を提示していく方法を考えていきます。

 子どもの発言した言葉にこだわることも大切にしていきたいです。引き算の問題で「こっちの数が」のように表現したら、「引かれる数と表現できるといいね」のように声をかけるなどして、日常言語から数学的な表現につなげていくことを意識します。
ただ型に当てはめるだけではなく、授業のねらいをよりよく達成していける楽しい授業を考えていきます。教科書の課題をアレンジして、私も面白い課題をつくっていきます。(柴山)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!非常に寒い日が続きます。安藤家ではついに湯たんぽを出しました!おかげで夜はぐっすりです。

 さて、今回は1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。テーマは『教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業』です。筑波大学付属小学校教諭、盛山隆雄先生がご登壇されました。

 盛山先生の実践授業は、まるで謎解きのようでした。先生から言われずとも自然と考え始めている自分がいました。それほど盛山先生のアレンジが効いた問題は魅力的でした。
 
 考えることで学びは深まります。「何これ」と思わず考えてしまうような、アレンジを効かせた発問を考えます。さらに、学校は仲間と学べる貴重な環境です。色々な人と交流・議論しながら比べる、推測する、迷う活動大切にしていきます。
 
 正直、毎回アレンジを考えることは厳しいと思います。ですが、教師の言葉かけ・発問の仕方によって、学びの質・子どもの意欲は変わってくると思います。どうしたら子どもが食いついてくるか考えながら、言葉をかけるようにします。

 盛山先生のお話を聞いて授業は面白いと思いました!自分のアレンジによってどんな形にも変わります。子どもたちが動きだす、ワクワクした授業をつくるためにこれからもアレンジ方法や発問の仕方等を研究していきます。そして早く実践したいです!(安藤)

2023年2月2日仕事日記

画像1
 今日は7期生の卒業論文発表会。岐阜羽島駅で切符を購入してから大学へ。8時ごろ研究室着。美味しい珈琲を飲みながらのんびり。文部科学省サイトで最近の会議資料を見る。これはある事業の裏付けに使えるという資料発見!

 9時、荒木さんと石上さん来研。研究室書籍から3冊ずつ選ぶ。9301教室へ。

 9時30分からの卒業論文発表会の仕切りはすべて8期生。もちろん主役は7期生。自分はこれまでの2年間の指導成果を見てもらうことでもあるので、いわば学級担任の気持ち。

 7期生は自身の卒論の要点をうまくまとめてプレゼン。これなら合格!と言ってもいいものばかりと安心。質問する側のレベルが低く、途中で厳しく一言を放つ。

 大西さん、齋藤さん、福地先生から温かく厳しい言葉をいただく7期生。それぞれが心に刻んだに違いない。指導者として3人の方には深謝。

 すぐに食事会に移動。7・8・9期生+ゲスト2人+僕とで30人。後半は8期生によるリクリエーションもあって盛り上がる。やはり対面はいい。

 研究室に戻る。学部長から相談あり。う〜むという気持ち(笑)。16時から17時30分ごろまで、ある企業とEDUCOMの皆さんとでオンライン相談。これならいけそうだ!という感触を僕は得る。あとはEDUCOMの皆さんの判断。

 19時近くに帰宅。卒論発表会の余韻に浸りながら、あれこれ考える。「学びの天気」に入力された振り返りを読みながら、さらに妄想する(笑)。

 研究室HP記事は、1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の学び記事第6弾。今井さん、下野さん発信。4月から教師になる覚悟も読める。

画像2

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(今井、下野)

画像1
 こんにちは。7期生の今井、下野です。先日の第6回教師力アップセミナーでの学びについて共同で記事を書かせていただきます。今回は、盛山隆雄先生が「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」をテーマに様々なお話をしてくださいました。

【今井】
 盛山先生の教科書アレンジ法が、本当に素晴らしいなというのを感じました。子どもが発言したくなるような違和感を作っていたり、やってみたいと思う問題提示の仕方をしたりするアレンジを紹介していただきました。このアレンジをすることで、子どもの意欲を高め、さらに深く理解できるということが分かりました。

 私も盛山先生の授業を受けてみたいと思いました。楽しく授業に参加していたら、いつの間にか、算数が得意になっていそうです。同じ算数の問題であっても、少しの工夫でこんなにも面白そうな問題になるのだということを感じ、感動しました。

 セミナー中、私たちへの問いかけもあって、とても楽しかったです。まんまと意欲を掻き立てられていました。盛山先生の手の平で踊らされた感覚でした(笑)
 盛山先生から今回教えていたアレンジも実際にやってみたいと思いました。先生のように楽しい仕掛けのある授業をしていきたいです。(今井)


【下野】
 筑波大学附属小学校の 盛山 隆雄先生にご教授頂いた今回のセミナー。教材を自由自在に操られる盛山先生のお話に正に目から鱗でした。

 教科書。それは、子どもたちが皆手にする平等な教材です。平等に皆が教科書を手にする、日本の子どもたちは恵まれています。その一方で、「個別最適な学び」も検討していかなければなりません。

 子どもたちの「○○したい」を引き出すアレンジの数々。私に出来るだろうかと思いつつ、「したい」と思いました。

 子どもたちの学びを自由に、その大元には教科書がある。強い味方です。教科書を大切に、目の前の子どもたちを大切に、そんなことを教えていただいたセミナーのように思います。深い学びをありがとうございました。(下野)

2023年2月1日仕事日記

画像1
 いつもの喫茶店でモーニング。水谷校長に相談するために、文部科学省のある事業文書を読み込む。帰宅して資料印刷。

 10時から2月14日にオンラインで行う富山市中学校教頭会講演の事前打ち合わせ。接続テスト。meetの扱いが今一つ分からずzoomにしていただく。感謝。

 11時30分、春日井市立高森台中学校へ。水谷校長にある相談。助言をいただき、さっそく春日井市立藤山台中学校の梶田校長先生の元へ。快諾をいただく。これで次のステップに進める。感謝。帰宅して、さっそく関係者に報告。

 神戸フェローから凄い提案が届く。感心するばかり。2月3日の研究所会議でこれを使って協議をすることを決定。感謝。

 一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」主催の「モーニング情報交流会」の案内を直接発信。

 14時10分から15時10分まで、ふくしま「未来の教室」授業充実事業 第2回地区別研究協議(オンライン)で講演(今年12回目)。演題は「一人一台情報端末活用が生きる授業づくり」。たくさんの質問をいただく。実践しているからこその悩みばかり。

 2月7日は春日井市立藤山台中学校へ授業をたくさん見た後、指導助言。内容リクエストをいただいたので、そのプレゼンづくり開始。

 研究室HP記事は、1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の記事第4弾。9期生の古賀君、石上さんが発信。教育実習前の学生の感想らしい。

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(古賀、石上)

画像1
 こんにちは、9期生の古賀です。1月21日に行われた教師力アップセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。
 
 今回は、盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマでご講演をいただきました。よりよくねらいを達成するためや子どもの意欲を喚起するための教科書アレンジで、具体的な方法を実践例を基に学ばせていただきました。1年生の繰り下がりのある引き算での実践例は、とても魅力的かつ刺激的で子ども視点でどんどん引き込まれていきました。また、授業展開の仕方も大変参考になり、早く授業をしてみたいなと思いました。

 また、教科書アレンジの仕方の中で、日常生活の場面に適しているか確かめること、単純な習熟の問題に付加価値を与えること(解きたくなる工夫や数学的な見方・考え方を働かせる法則がある問題を扱う)など、今までの私になかった考え方を多く学ぶことができ、とても実りあるものになりました!授業づくりの際は、ねらいから確認し、これをよりよく解決するためにどうするか?という視点を持ち続けてこれからも学び考えていきたいと思います。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは。9期生の石上です。今回は、1月26日に行われた第六回教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から得た学びについて書いていきます。

 今回のセミナーでは、授業における教科書を軸とした様々な指導方法を学びました。中でも印象的だったのは「くり下りのある引き算」で、引き算の答えを小さい順に並べるとどんな言葉になるかというものでした。このような教科書にある問題を身近なものに置き変えてみたり、一文字隠してみたりするなど、少し視点を変えて工夫すると子どもたち同士の議論が活発になり、学びが深まると感じました。

 セミナーで学んだ全ての方法が、その授業時間で子どもたちにどんな力をつけさせたいかや、何を達成させたいかをしっかりと押さえつつ、算数が苦手な子も得意な子も、全員が参加できるような授業展開になっていました。また、「この方法でやってみたい!」「こうしたらどうなるの?」など、子どもたちの生きた反応を活かし、子どもたち自身が主体となった授業を展開していくための授業構想が重要だと改めて感じました。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました。(石上)

2023年1月31日仕事日記

画像1
 美味しいパンと珈琲で朝食。この時期ならではの大学業務に集中。

 9時から明日のオンライン講演の接続確認。明日は、ふくしま「未来の教室」授業充実事業で、1時間のオンライン講演。約束の時間に接続ができず焦る。先方のミスと判明してほっとする。

 10時30分ごろ自宅を出て大学へ向かう。外食をして研究室着。庶務課や教務課へ相談。実習課では午後の確認。13時に学長から電話依頼。答えが出ないことが多いが、委員の一員として学ぶつもりで承諾。
 
 1月5日に講演をさせていただい岡崎市小中教頭会から一人ずつの講演での学び記録が届く。熟読。有難い反応が多く、ほっとする。

 14時から「教育実習連絡協議会」で実習委員長として令和4年度の実際とお礼、令和5年度のお願いをさせていただく。また学校インターンシップ、実習前の現場教師講話依頼、スクールパートナーシップの紹介もする。他の説明も含めて2時間。

 研究室に8期生伊藤君、澤本君、安藤さん来研。2月2日卒業論文発表会の打ち合わせと依頼。四方山話もあれこれ。やっぱり対面がいい。思わぬ話題に飛ぶ楽しさ。

 18時から一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」オンライン理事会。webの公開、個人会員の登録システムまで話が進む。

 大学を出る。19時30分ごろ帰宅。大きな会が終わったので、今日はこれ以上仕事せずと決める(笑)。やらなくてはいけないこといっぱいあるけど(泣)。

 研究室HP記事は1月21日教師力アップセミナー(盛山隆雄先生)の記事。7期生の久野さん、池戸さんが発信。あと少しで現場へ行くので、より現実的な記事。

1月21日第6回教師力アップセミナーでの学び(久野、池戸、高橋)

画像1
 こんにちは、7期生の久野舞菜です。本日、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回のテーマは、「教科書をベースに子どもたちが動きだす算数授業」。筑波大学付属小学校教諭として活躍されている、盛山隆雄先生にご講演いただきました。

 たくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも特に私の心に残っている言葉は、「教科書アレンジ」です。大学で4年間、教育について学んできましたが、この言葉とは初めて出会いました。

 教科書をただ機械のようになぞるのではなく、教師が能動的にアレンジしていく。そうすることで、目の前の子どもをより惹きつける。教科書アレンジとは、とても子ども思いな考え方であると感銘を受けました。

 そんな教科書アレンジには、いくつかのテクニックがあることを教えていただきました。「逆をたどる」、「パズル形式」、「比べる」などといった方法を使うことで、問題に出会う楽しさを味わわせたり、ただの知識ではなく、算数の見方・考え方につなげたりすることができます。これらは、いろんな単元、分野で扱うことができるテクニックだと思います。授業の幅が広がるように思い、ワクワクしました。

 有難いことに、4月から、教壇に立たせていただきます。仕事内容は未定ですが、講師として、算数の少人数教室を任せていただくこともあるかもしれません。そのときに、今回学ばせていただいた授業技術たちを駆使して、子どものワクワクが止まらない授業をつくっていきたいです。盛山先生、学び溢れるすてきなご講演をありがとうございました。今回の学びはこれから出会う子どもへと、恩送りしていきます。(久野)


 こんにちは。7期生の池戸です。いよいよ玉置ゼミでの学びも残り少なくなってきました。さて、今回は先日の教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 今回は盛山隆雄先生から教科書をアレンジしたオリジナルの授業の作り方について学びました。まず、盛山先生の発言で印象的だったのが、子供を動かすのは教科書の仕掛けやアレンジだけでなく、教師のたった一つの言葉がけということです。 

 これから、授業作りをしていくうえで、やはり教科書や指導書通りの授業を行っているだけでは、全ての子どもが意欲的に授業に向かうことはできません。だからこそオリジナルの授業を作りたいという思いになるのだと思います。しかし、目まぐるしい日々の中で、全ての授業を1から考え、オリジナルにすることは可能なのか、、これが私の正直な気持ちでした。

 それでも、盛山先生のお話の中で、例えば教科書と同じ問題を扱っても、それをどのように子供たちに問うのか、問題の一部だけをオリジナルにするなど、工夫の仕方は無限にあるのだと思いました。盛山先生の実践例を聞いていると、子供が時間を忘れて問題に熱中している場面が想像できました。そんな授業作りが自分もできるように、今日の学びも存分に生かしていきたいです。(池戸)


 こんにちは、高橋です。教師力アップセミナーの学びを綴ります。
 
 さっそくですが、今回のセミナーを聞いて、やはり子どもの自然な「?」が生まれる授業を行っていきたいと思いました。そのためには、盛山先生の授業方法どれもに共通していた、子供の自発的な気づきを促すことを常に教材研究の際に意識することが大切だと学びました。

 私の考える指導者の目指すべき授業は、子どもが自ら学びを掴み取っていく授業だと思います。そのために、教科書に忠実になりすぎるのではなく、学習者にとって最適な教材や発問を提供する必要があります。
 
 私は、4月から実際に教壇に立ちます。はじめから、すべての教科でアレンジをすることは、難しいと思います。ですが、なるべく早く、学級の子どもにあった授業を展開するために、子供との関係づくりを大切にしていきます。
 
 盛山先生のお話を聞いて、早く授業をやってみたい!と思う気持ちと同じくら不安が募るばかりです。ですが、子どもとたくさん関わり合って少しずつ授業を作っていけたらと思います。(高橋)
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文