2023年4月20日仕事日記

 目覚めて、8期生のグループチャット投稿内容に一人ずつコメント。仕事日記書き。9時ごろに家を出て、一宮市立瀬部小学校へ向かう。途中で、すぐに返信した方がよいと思うメールが届き、車を停めてメール発信。

 9時45分ごろ学校着。日程最終打ち合わせ。新年度に入っての学校状況を聞く。異動されてきた人が多く、これまでの4月と違う雰囲気とのこと。ゼミ生柴山君、EDUCOM原澤さんも到着。

 3限、4限ですべて学級の授業を参観。例によって、カメラで授業ポイントを動画撮影。どの学級も4月のこの段階としては、申し分ない状況。学習規律の学年統一、板書の統一的工夫、多様な学習形態採り入れなど、良いスタートが切れている。

 給食をいただきながら、見ていただく動画にタイトルをつけて整理。5限の算数授業の流れを確認。端末への課題提示をお願いした担任の山内先生と最終打ち合わせ。新たに提示することをお願いした課題表示へちょっとしたお願い。

 ★ここから授業記録★

 5時間目、4年1組で算数授業。まずは、前時の振り返りを読むことから。意図的指名は、担任から情報を得てのこと。振り返りを聞いて感想を伝えるようにも指示。学級経営の立場から「友だちの意見をよく聞き、すぐにコメントが言えるのが素晴らしい」と褒め言葉。

 課題あ提示。これまでの課題と何が違うのかと問う。すぐに3人が挙手。180°より大きい角になっていると、それぞれが発言。「前とどこが違うかと考えることも大切」と価値づけ。

 どのようにしたら測ることができるか、今の時点で「わかった人は〇、よくわからない人は△をノートに書くように指示。挙手させると△が学級の3分の2くらい。予想以上の数で、覚悟をする(笑)。

 動いてよいので3人の人に、こうしたら測れそうという考えを伝えたり、私は困っていると伝えたりしてもいいと指示して、子どもを動かす。まずますの動き。

 各自の端末に課題あ送信。フリーハンドで測り方を書き込むように指示。?マークもいいと強調。

 机間指導をしてみて、教材研究の甘さを知る。これまでの学習を踏まえて、角を反対にすればよいという、つまり360°から余分な角を引く考えがすでにあること、180°は意識しているが、分度器を回転させて求めればよいことなど、予想を超えた考えあり!だから授業は面白い(笑)。

 端末を持って意見交流の指示。子どもたちのつぶやきを聞きながら、黒板に「直線付加」「反対でできる」「反対でなくてもできる」などを板書。これは、このあとの集団追究の手立てにならないかと思ってのこと。

 考えを発表できそうだと思う人の挙手を求めて、手を挙げた7人ほどを指名。それぞれが意見を発表。出された考えは、180°と余分の角を足す、360°から余分の角を引くのに二種類。

 この考えでよいことを確認して、「本当にわかった人は違う課題でもできるはず!」と伝え、余分な角を少しだけ大きくした課題いを提示。すぐに同じやり方でできる!というつぶやき多数。隣同士で測り方を確認させ、次の課題うを送信ならびに提示。

 課題うは、いわゆる三直角の図。角度が言えるという子どもいて、「測らなくてもわかるの?」と求め方を聞く。

 180°に90°を足せばいい、180°に垂線を加えて、三直角になるから、90°×3で求めればいい、360°から90°引けばいい、の三種類が出される。角の足し算、引き算、掛け算で求められることを確認。さらに「割り算でもできる」という発言があったが、深入りは避ける(笑)。

 次はどんな図を出すと思う?という問いかけに、それまで動きが鈍かった子どもが手で360°に近い図を表現。嬉しくて褒める。子どもたちの予想通りの課題えを表示で、測り方を確認。

 ここまでは一切分度器を使わず。教科書の練習問題2問で実際に角度を測るように指示。僕は直線を引くことで、測り方を理解していることが判断できると思っていたが、子どもたちはもっと賢い。分度器をずらして測っていく方法。これも予想外。もちろん180°に余分な角を足すことは使っていることは間違いない。まいったなあ、という状態で時間切れ。

 ★ここまで授業記録★

 とっても疲れたけれど、やはり挑戦させていただいてとても良かった。やはり授業は面白い。

 校長室でクールダウンして、4年1組に行く。先生方の前で、僕の授業映像を再生してもらいながら教材研究や授業展開に際して考えたことを伝えたり、この場面での僕の対応についてどう思うかを聞きながら展開。40分間。

 その後、20分間で、3限、4限の授業映像を使って、それぞれの先生の良い場面を解説。時々、その先生に考えを聞きながら、お互いによさを共有できるように心がける。お約束の時刻15時55分にピタリ終了。

 学校を出て、EDUCOM原澤さんとゼミ生柴山君と喫茶店で振り返り。授業だけでなく、ここのところの様々なことを聞いてもらう。柴山君を駅まで送って帰宅。

 一宮市立瀬部小学校HPに僕の訪問記事がすでにアップ。感謝。

 次は柴山君の「心の天気」の記録。
・今日は貴重な1日を過ごせました!疲れがふっとびました!
・瀬部小学校はいい意味での「規律」と「落ち着き」に満ち溢れていました。
・玉置先生が小学生相手に授業する姿を生で見たことは一生の思い出です。細かい子どもとの掛け合いまでも、とても勉強になりました。ありがとうございました。濃く記憶に残る一日でした。


 今年から学校現場に出たゼミ卒業生から嬉しい次の連絡。
 嬉しいことがあったので聞いてください!今日算数の授業をさせていただいたのですが、担任の先生から「上手!」「子どもの心掴んでたね!」とお褒めの言葉をいただきました!玉置先生から学んだことをフル活用の毎日です。おかげさまで、毎日の授業が楽しくて仕方ないです。

 3人の編著者で相談。新刊本の執筆者依頼。犬山中で新たに英語授業を見せてもらえることになったので、その連絡等。
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4月18日9期生ゼミでの学び(小林)

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 初めて模擬授業をしました。道徳の教材選びからとても悩みました。「取りうる行動の検討」を授業で取り入れたい。けれど私は国際的な話題の方が、子どもたちの興味を引きつけられるのではないかと考え、小学五年生「小さな国際親善大使」を題材として選びました。

 授業の前、とても緊張してずっとどきどきしていました。けれどこの緊張は、よりよい授業を作りたいという気持ちからです。私が本気で取り組めている証拠だと思うので、自分を認めてあげたいと思います。

 模擬授業は反省だらけでした。指導案を制作するなかで、予想される児童の反応を十分に考えてきたつもりでした。しかし予想外の反応がきたとき、どのように返答したらよいのかわからなくなってしまい焦ってしまいました。また、玉置先生から事前に「子どもの発言に教師が言葉を付け足さない」とアドバイスをいただいていたのにも関わらず、何度も自分の言葉を無意識に付け加えていて反省しました。

 9期生のみんなから貴重な意見をたくさんいただけました。私一人では気づけなかった部分ばかりでとてもありがたかったです。玉置先生が録画していてくださった動画からは、自分の姿を客観的に見ることができました。私が板書していた時間は、私の体感の2倍くらい長く、常に子ども目線で考えることの大切さを痛感しました。

 楽しみにしていたゼミが始まってとてもワクワクしています。2年後に教壇に立つ自分を夢見て、毎週少しずつ成長していきたいです。

2023年4月19日仕事日記

 7時ごろに研究室着。珈琲とパンで朝食。仕事日記を書いて、メール処理。資料読み。

 8時40分ごろ、来研を依頼していた安藤さん登場。まずは四方山話。明るい切り返しができる安藤さんに心和む。ゼミ資料を手渡し。

 9時から2回目となる看護学部「生徒指導論」。今回の前半は「意図的・計画的な生徒指導」「思い込みが激しい子どもの保健室での対応」、後半は鈴木中人さんの「いのちの授業」を話題に、僕の授業映像視聴。養護教諭の視点で「いのちの授業を考える」展開。

 10時40分から4回目8期生ゼミ。今回は「教師を目指す理由」をそれぞれが出し合い学び合い。僕が重点指導(笑)。

 12時30分からオンライン教職専修会議。12時50分から、福地先生、山田先生と新刊編集会議。4月末までの約束が決まる。13時30分から芳賀先生と「教育DX探究活動」について相談。来県中の齋藤浩司先生とミニ懇談。

 14時から教授会。実習委員長として今年度の実習概要説明。15時30分で中座。5限の小学校教育実習事前指導について準備開始。石原先生からの指摘で、打ち合わせ不十分だったことが判明。例年通りにすればよいというのが甘い判断だったと反省。さっそく三人で調整して、余裕をもって授業に臨む。

 16時30分から、石原、山田、僕の三人で、三会場に分散している3年生対象に順に回って、教育実習を行う上での重要点を説明。僕は30分で、「教育実習評価が可とならないための心得」と題して講話。3回目にはヘトヘト(笑)。

 教育学部長に報告。しばし懇談。宮野先生からある助言。納得&了解。大学を出る。

 帰宅。急いで対応すべきメールに返信。明日の瀬部小での授業をイメージする余力なし(泣)。

 研究室HP記事は、9期生小林さんの授業振り返り。純粋な気持ちで学んでいるゼミ生にこちら側の責任を感じる記事。8期生から届くゼミでの学びにコメント返信。

2023年4月18日仕事日記

 7時頃、研究室着。いつものルーティン。仕事日記を書いて、メール処理をして、文書処理。その後は、20日に飛び込み授業をする一宮市立瀬部小学校の4年生算数の玉置流指導案作成。これなら初めて出会った子どもも活動的になると判断。授業名人の和田裕枝先生に送り、助言をお願いする。夕方までに丁寧な助言が届く。なるほど!という内容。感謝。

 今日は三か所から講演依頼。「希望された日はすべて難しいです」と恐縮しながら返答。さらに候補日の提示があり、ありがたいこと。なんと8時30分から講演するところも生まれる。野口芳宏先生に報告したら、きっと「声をかけてもらっているうちが華。頼まれたら断らない」と言われるだろうなと想像。

 面接依頼に来研した学生、父からの献本ですと届けてくれた学生、登録ミスで履修をしてしまいましたが、聴講生として認めてほしいと言いに来た学生。いずれも元気が出る来研。

 3限、4限、第2回「教師論」。今日は教師の名言から、教師の在り方を考える展開。最後は野口先生の動画「信・敬・慕」を視聴して感想交流。

 5限は第2回8期生ゼミ。今回から2名ずつの模擬授業提案。それをもとに、教材研究の在り方や授業技術に気づき、明確にしていく内容。僕は今回から動画を撮り、それを見せながら気づきを生み出す試み。この手法もなんとか行けそう。

 2名の授業で特に気になったこと。ゼミ生からの指摘があったことだが、子どもの発言に教師が言葉を加えてしまっていること、教師の板書時間が待ち時間となってしまっていること。どうするとよいか考えることを指示。

 18時過ぎに研究室に戻り、教師論の振り返り読み。次回の授業ワークシート印刷。疲れ果てて(笑)、作業半ばで中断して大学を出る。

 帰宅。一旦休んで、1時間ほど仕事。研究室HP記事は、安藤さんによる17日のゼミ記録。見出しがあってわかりやすい。

4月17日 8期生 ゼミでの学び(安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!第3回ゼミでの学びを記事にしていきます。今回は「なぜ一人一台端末を使うと多様な子どもたちを取り残すことがなくなるのか」をテーマに考えを深め合いました。

 ゼミでの話し合いを踏まえて、さっそく考えをまとめていきます!

 テーマの結論は『個別最適な学び』と『協働的な学び』が促進されるからだと考えました。ICTの活用は、大きく分けて3つメリットがあります。

【多様な学びの場】
教室感だけでなく、ICT上でも学びが可能になります。体調不良や、学校に行きづらい子も学びを止める事なく、繋がりをもつことができます。学校に行くきっかけにもなります。

さらに、授業や学校にとどまらず時間・空間をこえた学びの機会を提供できます。子どもたちが自ら学びを進めていく姿勢につながると思います。

【全体の状況を把握できる】
教師にとっては、誰がどこに困り感を持っているのか把握しやすくなります。そのため一人ひとりに適切な支援を即時することができます。さらに、価値づけもしやすくなります!

子どもにとっては、みんなの考えが一つの画面でわかります。友達の考えから新たな発見、学びの深まり、自分にあった解決方法につながるかもしれません。

【それぞれにあった学びのスタイル】
 考えを共有してディスカッションしながら学びを進めるも良し。個人ですすめていくも良し。先生に質問するも良し。一つの授業の中でそれぞれにあった学びのスタイルが叶います!

 大学1年生のとき、コロナで学校に通えない日々が続きました。その時、自分で学びを進めていく力の大切さ、自分で現状と向き合い乗り越えていく力の必要性を痛感しました。これから先の人生、何が起きるか誰にもわかりません。だからこそ、子どもたちには先生のレールに乗って進むのではなく、自らレールをつくりだして、進んでいける力をつけていってほしい。と強く思っています。
 
 子どもの未来の責任を背負う教師として、この力を獲得するきっかけをつくっていきたいです。そのために玉置先生のご指導のもと、ゼミのみんなと授業のこと、学級経営のこと、たくさんの事を目一杯学びあっていきたいです!!(安藤)

2023年4月17日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室着。パンと珈琲で朝食。授業とゼミ資料準備。実習関係で調整が必要なことを教えていただき、すぐに動く。

 9時から第2回教育課程論。今回は法規関係から考える教育課程。様々なところで深掘り。新たな発問も生まれる。

 10時40分から第3回8期生ゼミ。今回は「GIGAスクール構想の冒頭に書かれた多様な子供たちを誰一人取り残さない」ことの意味を深掘り。下調べの時間を作った後の話し合いと自己の意見のまとめ。

 メール対応、講演依頼電話対応など、あっという間に1時間。

 13時30分に大学を出て、稲沢市立六輪小学校へ向かう。学校近くの喫茶店で時間調整ならびに仕事。

 14時45分に学校に到着。再度、今日の依頼内容を確認して、15時10分から16時15分ごろまで「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題して、映像も交えて具体的に伝える。今年26回目の講演。熱心に聞いていただける皆さん、終了後もたくさん質問をいただいた。

 校長室で校長と教務主任と懇談。拙著をたくさん読んでいただいているようで嬉しい限り。

 一宮市立瀬部小学校へ移動。20日の飛び込み授業のための打ち合わせ。学級担任と教務主任さんと相談。端末の活用状況や日ごろの授業展開を聞きながら、当日の授業の流れをほぼ決める。

 帰宅。教育実習関係で調整が必要なことがあり、電話で相談。方向性は決まる。理解が進むことをまさに祈る。

 研究室HPに新たに「講演・指導助言」サイトを追加する。

2023年4月16日仕事日記

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 愛犬散歩後、松本ツアーコンダクターから助言いただいたルートで、7月13日苫小牧市へ向かうための航空機予約。今月訪問の西尾市立吉良中学校での指導内容についてメールでやりとり。

 10時50分ごろ家を出て、恵那市明智町にあるいきいき邑楽舎へ向かう。ナビ通りの1時間で到着。今日は、いきいき寄席の顔付け。落語会場はすでに整えられていたので、師匠らを待つ。

 お呼びした芸人さんは、桂福丸さんと豊来家玉之助さん。福丸さんのプロフィールが凄い。灘中、灘高から京都大学法学部卒。実は初対面。

 福丸さん、玉之助さんと、席亭らと昼食を取りながら、僕は福丸さんがやっておられる子どもだけを会場に入れての落語会の状況を聞く。なるほどという新たな情報を得る。「子ども食堂版落語会」という思いが嬉しい。

 14時開演。僕はいわゆる開口一番。久しぶりの出番。恵那市社会福祉課長挨拶。席亭挨拶。福丸さん、玉之助さん二人で少しやりとり。

 福丸「時うどん」、玉之助「太神楽」、福丸「青菜」で2時間弱。皆さん、大笑いと拍手の連続。満足気な表情で帰られる皆さんを見て、いい仕事ができたなあという気持ち。福丸さん、玉之助さんに感謝。

 恵那の川上屋に寄って春のモンブランを買って帰宅。明日締め切りの週刊教育資料第27回目の原稿を書いて、編集部へ送信。深い学び言及の六回目。

 研究室HP記事は、芝田君が4月12日のゼミ記録発信。テーマ「いじめの認識」について、ゼミでの話し合いをうまくまとめている

4月12日 8期生ゼミ「いじめについて」(芝田)

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 こんにちは!玉置ゼミ8期生の芝田彬良です。今回は4月12日に行われたゼミについて書かせていただきます。

 今回の議論のテーマは、「いじめ」についてでした。いじめを察知し、迅速な対処ができる教師とはどんな教師か8期生で話し合いました。とても難しいテーマで、全員がじっくりと考え、慎重に考えや想いを伝え合いました。

・「いじめがあるかもしれない」と常に思っておくこと
・継続的に子どもを観察する目
・下駄箱や学習環境の乱れは異変のあらわれ
・授業内外の人間関係の把握
・子どもと教師のコミュニケーションのツール
・配慮のある解決の仕方
・組織として、協力して子どもを見守る

 上記のような話し合いがされました。そして、玉置先生から、「チーム学校として」というキーワードを1番に考えるべきというお話をいただきました。ゼミの最後には各自の学びを文章化して互いに読み合いました。

 私は8期生での話し合いや、教育実習での経験を踏まえて、登下校の様子や、朝の一言目の挨拶や会話、休み時間の過ごし方などを子どもを学校、家庭、地域が協力し、たくさんの目で子どもを見守ることが重要になると感じました。

 今年は、週に二回のゼミがあるので、ゼミの仲間や玉置先生とたくさん話をする機会があり、毎回新たな発見や学びがあります。一回一回のゼミでの学びを大切にし、教職を志す者として一生懸命頑張っていきたいと思います!!(芝田)

2023年4月16日仕事日記

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 雨の土曜日。いつもの喫茶店でモーニング。

 水谷先生から連絡があった文部科学省発信動画「GIGAスクール構想一人一台端末の日常的活用」を視聴。特に春日井市の実践はやはり素晴らしい。本学CP委員会の皆さんに動画を紹介しながら、本学が位置付けようとしている「教育DX探究活動」の価値について発信。

 明治図書からいただいた編著者となる依頼が2件。その段取りを始める。今回は、本学の山田貞二先生、福地淳宏先生と僕の3人が編著者となって、様々な方と協力して書籍づくりをする。プロット案づくりでかなりの時間をとる。

 6月25日に伺う「愛知教師塾」の演題を主催者の米津校長先生と相談して決める。学生から管理職まで参加されるとのことで、演題を「みんなで楽しみながら高め合う学級・学校づくり」とする。

 教科書会社から依頼を受けた事項を熟考。関連資料読みから開始。概要がわかったので、意見書き。

 7月に伺う苫小牧市への移動について、本学の松本先生に相談。的確なアドバイスをいただき、さっそく航空機予約に入る。ということで、今日も充実。

 離れの整理。すっきりするまでにどれほどの期間が必要だろう。予想もできないほど、大変な状況(泣)。即、捨てればよいものをつい中身を見てしまうので時間がかかる。とはいえ、25年前の僕が掲載された以下の新聞記事(ここをクリックしてお読みください)発見!
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2023年4月14日仕事日記

 腰の痛み微妙。用心、用心。愛犬散歩。昨日の仕事日記書き。岐阜県教委の凄さを紹介。

 再度の締め切りが迫っている本学サイトの教員情報更新。ようやく著書だけは入力完了。今一つ入力に力が入らないのは、研究室HPに詳しくプロフィールを掲載しているため。

 今年度の講演先数か所から、改めての依頼と内容の確認、会場までの移動手段等の確認メールあり。プレゼン完成日を予定にいれながらの返信。

 エコキュートが数日前から調子が悪く、お風呂が十分に温まらない。修理に来てもらう。原因がわかる。なるほど、そこには気づかなかったというトラブル。すっきり。

 親しいお二人がお勧めの映画「BLUE GIANT」を見に出かける。4月12日時点で観客動員数69万人を突破した理由は大いに納得できる。「拍手なし」の上映であったため、体でリズムをとって楽しむ。ここのところの疲れが一気に吹っ飛ぶ。帰宅後は、ずっと部屋には上原ひろみ演奏を流している。

 帰宅前に外食。あそこのラーメンは美味しいと記憶していたお店へ入る。う〜ん、あの味はどこにいったのか。自分の好みが変わってきているのか。

 研究室HP記事は、9期生小林さんの「新年度の目標」。1年の留学成果が早々に実感できたこともあったようでなりより。令和5年度の教師力アップセミナーの案内も発信。ここにはPDFで掲載

※ 写真は「BLUE GIANT」サイトから。
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令和5年度教師力アップセミナーのご案内

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 私が教頭時代に始めた教師力アップセミナーは、今年度で22年目に入りました。私の思いを多くの後輩やゼミ生が受け取ってくれ、こんなに長きにもわたって企画・運営をしていてくれます。今年度もどうぞよろしくお願いします。

 第1回目は、5月13日(土)10時〜12時(対面)、「GIGAスクール構想を意識したこれからの社会科授業づくり」と題して、佐藤正寿先生(東北学院大学文学部教育学科教授)に来ていただきます。

 詳しい年間内容は、ここをクリックしてご覧ください

新年度の目標(小林)

 3年生が始まりました。ゼミも始まり、新たな人や学びとの出会いにとてもワクワクしています。

 私は今年の2月末までカナダで語学留学をしていました。そこで私は英語に限らずたくさんのことを学びました。そこで得た学びや思い出、人との出会いは、私の生涯の宝物です。

 私の留学の目的の一つに、「自分に自信を持つこと」がありました。正直、今自分に自信があるかと言われたら分かりません。なので、これからの一年で自信を持てるようになりたいです。

 自信を持つために、具体的に何をするかというと、一つ目に英検準1級を必ず取得すること。英語力があれば良い教師になれるかというと、そんなに単純ではないと思います。しかし、この資格を取ることで得られる達成感や自信はあると思います。6月4日の一次試験に向けてまずは頑張ります。

 二つ目にどの講義も、ひとつでも多くのことを吸収できるように緊張感を持って受講すること。これは、留学先で出会ったカナダの大学生の友だちから学んだことでもあります。友だちはコンピューターサイエンスを専攻していましたが、それ以外の科目(私たちの大学でいう教養基礎科目)にも一切手を抜かず勉強に励んでいました。私はその姿勢をとても尊敬していました。全ての講義で良い評価を得て、実際の教育現場で使える実用的な力を身につけたいです。

 三つ目にボランティアをすることです。先日、日本語を外国人に教えるボランティアに応募しました。留学先でたくさんの人に助けてもらいました。次は私が日本語を母語としない人を助ける立場に回りたいです。そしてその経験を自分の自信に繋げたいです。

 大学が始まってから、嬉しかったことがありました。それは、メルトの先生に留学前とは別人のようにスピーキング力が上がっていると言っていただけたことです。メルトは大学内の外国語ラウンジです。留学前から空きコマはいつもそこに通って英語を話す練習をしていました。私のスピーキング力はまだまだ完璧ではありません。しかし、客観的な目線で成長したと思ってもらえてすごく嬉しかったです。

 まだ大学生活2年残っています。できることがたくさんあります。しかし、2年しかないとも言えます。将来の選択肢や可能性を広げられるように毎日全力で頑張ります。

 英検の合格、ボランティアから得られた経験をここに報告しにきます!

※写真は留学中に行ったナイアガラの滝です。
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2023年4月13日仕事日記

 明け方まで仕事をしていたこともあって、体が重い。昨日の大失敗を悔やんで眠れなかったのだから、自業自得。

 気分を変えるために愛犬散歩。ミニパソコン購入でゴチャゴチャした机上。その整理で、さらに気持ちが上向くと思い、思い切ってゼロからコード類などの整理。かなりスッキリ。単純なので、これだけで気持ちは少し上向く。

 ホテルプラザ勝川へ向かう。会場に入る前にモスバーガーで朝食。午前は、EDUCOM新卒研修のお手伝い。神戸フェロー、和田フェロー発案の良質なプログラムと優れた進行で、充実した研修。今年度は大きくコンセプトを変更した新卒研修。依頼を受けた「授業と学び研究所」の所長としては大成功だったと思っている。

 昼食をとって、岐阜県庁へ向かう。約束の時間までに2時間弱ある。近くの喫茶店で休憩&仕事。17日に訪問する稲沢市立六輪小学校での講演プレゼン作成。各所から届く担当変更連絡などに返信。

 15時30分に県庁に入る。令和5年1月4日に新たに開庁したばかりで、すべてが新しい。今の時代なのでセキュリティも大企業並み。「県民が集い親しまれ、地域の魅力を発信する県庁舎」が新庁舎基本方針の一つだが、第一印象はそう思えないのもいい(笑)。

 20分ほど、福地先生と様々な相談。いつものように前向きになるやりとり。

 16時から高等学校教育課長と義務教育課長と福地先生と僕とで懇談。大学における教師養成教育を充実させるために、ある提案を相談。実現可能な段階までの逆提案をいただき、頭が下がる。今後の流れも決まり有難い。授業改善のための情報提供や意見交流ができたのも願っていたこと。充実した1時間30分間。

 「そうなのですか!」と認識が甘かったと感じたことも多々あり。一つは、岐阜県教員の魅力と題したページ(令和6年度岐阜県教員募集パンフレット(PDF))に記されていた若手に優しい人事配置を行っています!ということ。岐阜県新任教員は、まず自宅から通えないところへ配置されるが僕の常識だったが、それが常識ではなくなってきていること。最近、相談を受けた学生に謝らなければいけない事実を知った。
 
 二つ目は、学級担任を受け持つ再任用教諭への手当支給がされること。再任用の立場で考えると、苦労は少ない方がいいのは当たり前。そうした方に学級担任を引き受けてもらうためには、手当支給があるのは、校長としてお願いしやすい。

 新規採用教員の奨学金返還に対する補助(PDF)も始まったことや、校長任用試験も大きく変更されたと聞く。そうそう教員採用試験の内容も変更(PDF)があった。課題をしっかりとらえて、次から次へ施策を打っておられることを改めて知る。「凄いぞ!岐阜県教育委員会」と学内でも伝えたい。

 帰宅。腰痛を感じて、これ以上、痛みがこないように早めに横になる。
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2023年4月12日仕事日記

 6時30分ごろ家を出る。BMWにラップタイム記録するモードがあることを知って、それが楽しみ(笑)で大学へ向かう。駐車場到着時に記録終了を押すと、開始から終了までの時間、その間の最高速度、移動距離が表示される。結局はそれが何?という情報なのだけどね(笑)。

 研究室でパンと珈琲で朝食。仕事日記書き。文書処理。授業準備。

 1限は看護学部「生徒指導論」。看護学部で養護教諭を目指す学生対象の授業なので、履修者は6名。なんと聴講希望の学生、それも外国語学部の学生が一人参加。

 初回は「生徒指導って何?」という国立教育政策研究所作成の「生徒指導リーフ」を使っての授業。もちろん説明型ではなく、資料をもとにそれぞれが考えを述べあい、深める授業。

 2限は2回目となる8期生ゼミ。テーマは「学級内のいじめに気付かない教師と気付く教師の違いはどこにあるか」。話し合い後にグループチャットに各自が書き込み。「心の天気」の価値に改めて気づいたり、学校組織が機能していることの重要性に気づいたりできた時間。

 13時30分から第1回実習委員会。この段階まで準備していただいた実習課の皆さん、各組織担当の皆さんに頭が下がるばかり。異論はでることはなく、整合性を確認した1時間余。

 今年度の小学校教育実習事前事後指導内容を山田先生と相談。コロナ禍以前に戻すのではなく、コロナ禍のために作成した様々なコンテンツは生かしていく方向で調整。教務課へ行き、ユニパの設定相談など。なるほど!と思うアイデアをいただく。

 16時30分からCP委員会。「今後のクリスタルプラン構造図作成にあたってのアイデア」「教育DX探究活動の追加提案」をする。ここでもなるほど!という意見や案を確認していただく中で新アイデアが浮かび、その案で実現したいという気持ちになるものもあって、有意義な時間。ただし、大学人となって初めて感情をストレートに出した発言をしてしまい、深く、深く反省。

 研究室に戻り、いただいたいくつかの問い合わせメールに返信。片付け物をして大学を出る。

 20時30分ごろ帰宅。夕食をとったら、記憶なし状態(笑)。深夜1時ごろ目覚める。しばし仕事。

 研究室HP記事は、11日の9期生初ゼミ記録を古賀君が発信。ポイントをしっかりまとめている。
 

4月11日 9期生ゼミでの学び(古賀)

 こんにちは、9期生の古賀です。今回は初の9期生のゼミでの学びについて書きたいと思います。

 今回のゼミでは、授業力をつけるために玉置先生の典型的な道徳の模擬授業を解説つきで2パターン見せていただきました。

 道徳の授業技術である「ゆさぶり」は生徒役で参加していた私たちもゆさぶられました。このことから道徳の授業において「ゆさぶり」はとても効果的で子どもが想像を働かせ新たな視点や今までの考えを深めることができるので、次の私たちの模擬授業で取り入れたいと思いました。

 また、教師が必ず朗読をすること(子どもに音読させない)や板書の仕方、エレベータートーク等、玉置流道徳のつくり方を身に染みて学ぶことができたと思います。

 取り得る行動の検討道徳では、国境なき医師団の話を題材として、自分がするしないに関わらず方法を出していく場面では多くの意見が出ました。その中から、行動を一つ取り上げて、その行動を絶対にしない側とする側で意見を言い合うことは、自分とは違う価値観を持つ人がいることを子どもが気づき、教師のねらいを直接伝えなくても、理解してもらえる良い授業だと感じました。授業を変に締めることなく、子どもの発表だけで終わることも、今までの自分になかった視点で面白くやってみたいと思いました。

 9期生のみんなの様々な視点や熱心に取り組む姿勢は、春休みでたるんだ私にとって、とても良い刺激になりました!このメンバーでこれから学んでいけることを嬉しく思います。一緒に頑張っていきましょう!(古賀)

※ 写真は林文通先生からいただきました。記事とは関係ありません。(玉置)
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2023年4月11日仕事日記

 愛犬散歩。久しぶりにご飯で朝食。昨日の仕事日記書き。8時ごろ家を出て大学へ向かう。

 9時頃から研究室で、文書処理や問い合わせ処理。資料読み。あっという間に時間が過ぎる。

 12時30分頃、看護学部の谷川さん来研。谷川さんのお母さんは小学校に勤務していた時の教え子。とても長い縁をいただいている。教師冥利に尽きる。今回は、拙著購入のために足を運んでくれた。深謝。

 13時10分から16時20分まで、第1回「教師論」の2コマ。印象に残る教師について交流し合って、その共通性を探る展開。最後は僕の奮戦記「包丁を持ってきた少年」を読んでもらって終了。

 16時30分から18時まで9期生第1回ゼミ。このゼミは授業力、学級経営力がテーマとしているので、第1回目は典型的な道徳授業を僕が模擬授業風に3つ紹介。

 研究室に戻り、「教師論」の振り返りを読む。150名ほどの履修者がいるので、読んでチェックするだけでも大変。概ね好評。「今後の教師論が楽しみ」という記述も多し。質問には簡単な返答記載。

 チャットによる9期生振り返りを読む。道徳授業の新展開への驚き、様々な授業技術に着目している点など、密度が濃い90分だった証あり。

 20時頃、大学を出る。外食をして帰宅。明日の生徒指導論の資料確認など。

 研究室HP記事は、4月10日8期生ゼミ記録。柴山君がテーマ「宿題」のゼミでの意見を発信。

4月10日8期生ゼミ「宿題の必要性について」(柴山)

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 こんにちは!外で昼ご飯を食べる新入生たちを見て、春を感じている柴山です。今回のゼミでは、宿題の必要性について話し合いました。

 初めの方では、宿題について各々が持っている印象について話し合いました。
メリットとして、
・塾などにいけない子も学習時間の確保ができる・家庭学習の習慣をつけることが出来る・何を勉強していいか分からない子にとってはよい
デメリットとして、
・自分のやりたい学習ができなくなる・作業的でめんどうくさい・成績のためにやらされている感がある
などが挙げられました。

 これらを踏まえ、宿題が「やらされている感」のあるものになってしまわないよう「子ども自身」が必要なものであると感じることのできる出し方について全員で考えました。
・たくさん疑問が残る授業をし、授業内で生まれた疑問を調べてくる宿題をだす。
・自分にあったやり方を見つけるために他の子のやり方を全体に共有する。
・新しい単元に入る際はわからないことを書き出してくる。それを次の授業で扱う。
・本人の困っている部分に対して、解けるようになってほしい問題を提示する。
・その日の授業に応じて出し方を変える。
などの案が出ました。

 私は、学習習慣を身につけるために、定期的に宿題を出していくことは大切だと思います。その中で、「飽きの来ない宿題の提示」を行うために出し方を工夫したいです。特に、授業中の子どもの興味と関連させ、出題をすることを意識したいと思いました。

 そのために、日ごろの授業で子どもから疑問が湧いてくるようにすること。やり方で詰まってしまわないようにするため、宿題に対して様々な取り組み方を試せるように、他の人の取り組み方を全体に共有するなどしたいと思いました。

 宿題の目的が、授業内容の補填のみになってしまわないようにすること。取り組みを行う際には、学年の先生方に聞き、自分の学級だけの取組にならないようにすることの二点も注意したいと思います。

 久々のゼミで、他のみんなの柔らかい発想力に刺激を受けました!今期のゼミも、みんなで学べることがものすごく楽しみです。今期は、教採に向かって、みんなで楽しみながら進んでいこう!chatGPTにも負けないように頑張ります。(柴山)

2023年4月10日仕事日記

 本日から前期授業開始。7時ごろに研究室着。珈琲とパンで朝食。授業準備。

 9時から第1回「教育課程論」。玉置流授業スタイルの周知。15回の概要説明。学習指導要領の定義から、「指導要領はほぼ10年に一度改訂されているが、遅すぎると思わないか」という揺さぶりから開始。90分間、このような説明から、内容を深く理解するための発問をし、ペアや近くの者で話し合い、発表して学び合う展開。やはり授業は面白い。

 第1回8期生ゼミ。今日のテーマは「宿題」の在り方。宿題に対しての様々な考え方を紹介した上での論議。最終はグループチャットへ自己の考えを入力して、学び合う。さらに僕から総括コメント。

 介護等体験についての小見山先生と懇談。実習課長とも相談して12日の実習委員会の議題とすることに決定。

 かつての教え子の娘さんが来研。昨年度の本学入学生。書籍購入とのこと。深謝。

 大学を出る。父と帰郷してきた弟と僕とで今後の相談。やれるときにやっておかなければという考えで設定。父はまだしっかりしているので、明確になったこと多し。

 一宮市立瀬部小学校とオンラインで飛び込み授業相談。4年生算数授業「角の大きさ」の最終内容と決める。頑張らねば!

 弟と家内と三人で食事会。安定した美味しさの味大で2時間弱。

 研究室HP記事は、日本教育新聞(2023年4月10日)に掲載された拙稿「校長塾 経営力を高める最重要ポイント」のお勧め記事を紹介。

校長塾経営力を高める最重要ポイントでイチオシされる

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 日本教育新聞2023年4月10日号で、過去20年以上の連載記事の中から特にお勧めしたい記事紹介がありました。

 「校長塾 経理力を高める最重要ポイント」の連載で、特に人気が高かったのは岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇さんの原稿と書いてありました。感激しています!

 ちなみに購読者は、日本教育新聞社のデータベースから、この連載を読んでいただけます。

2023年4月9日仕事日記

 仕事日記書きからスタート。FBには恵那市ICT教育らぼのことを発信。恵那市HP掲載記事にリンク。

 いつもの喫茶店でモーニング。ヤマダ電機でPC備品購入。帰宅して、昨日届いた最新PCのセッティング。机周りレイアウトをがらりと変えたので、気持ちも新鮮。

 野口芳宏先生にある方が逝去されたことを電話でお伝えする。とても驚かれて、その方との思い出を語られる。ぜひとも教師力アップセミナー継続を!と励ましをいただく。

 15時30分頃から17時過ぎまで床屋へ。四方山話の連続(笑)。いつも心が癒される床屋。

 明日は弟が相談事で帰郷。相談事のための基礎知識を得るための読書。CP委員会の資料づくりを始めるが難産(泣)。

 心配していたあるゼミ生からほっとする連絡が届く。

 明日から今年度前期授業開始。大学人9年目。学生とともに知的興奮する授業を創りたい。
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