2023年5月2日仕事日記

 今朝は納屋の整理から。見た目だけでも綺麗になるのはいつだろうという状態(泣)。愛犬散歩。

 「子ども理解活動」のヒントにならないだろうかと読み始めたある書籍。今後使えそうな記述を抜き出す。

 引き続き、新刊本予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラチェック。今日も矢口さんの素晴らしい編集に感激しながら精読。3分の2ほど進む。

 柴山君が突然の訪問。小牧中央図書館で勉強をしていて気分転換に犬山まで行き、将満のカラフルな大福をたくさん購入。途中駅で下車して、それをわざわざ自宅まで届けてくれた彼。一緒に味わう。なるほど、すぐに売り切れるはずだと思う味。

 7月には熊本へ三日間の出張。かなり前に航空機予約は済んでいたと思っていたが、その記録がない(泣)。慌ててマイページで、無事完了していることを確認。6月青森、7月苫小牧往復も完了確認。ほっとする。

 夕食は、家族3人で名古屋市東区にある名古屋コーチン割烹「鳥ふく」へ出かける。何度来ても、思わず「美味しい」という言葉が出るお店。大満足。

 今日も届く講演や指導助言依頼。年度後半もかなり埋まってきた。野口芳宏先生の教えで、「予定の調整がつく限り、頼まれたら断らない」を貫いているが、大丈夫か、俺(笑)。

 研究室HP記事は、最近、一気に文章力をアップさせている柴山君の「4月22日情報リテラシー連続セミナー@東北大学【川上康則先生のセミナー】に参加して」。オンラインセミナーの雰囲気もうまく伝えている。

4月22日情報リテラシー連続セミナー@東北大学【川上康則先生のセミナー】に参加して(柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。4月22日の川上 康則先生のセミナー「教室マルトリートメントを防ぐ」にオンラインで参加させていただきました。自由度が高く、チャット欄がとても活発なセミナーでした。
 
 教室マルトリートメントは、体罰などの虐待だけでなく、子どもとの関わりを怠たりなども含んだ「教室で行われる不適切な関わり」のことを指すらしいです。)

 川上先生がスライドで説明していることに関連した直近の悩みを、チャットで参加者同士が話し合ったり、聞き逃した内容を参加者同士伝え合ったりするあたたかい雰囲気で進められていました。

〇 子どもが今まで育ってきた文化を大切にする
 特別支援教育の考え方として、「その子がどんな環境で育ったか知ること。本人の築き上げた歴史を基盤に変えていくこと」という話が印象に残っています。子どもに前年までの教員との関わり方が染みついているのであれば、その関わり方からスタートし、少しずつ変えていくことも大切であると思いました。やはり、はじめに子どもありきの考え方で接していくことを心がけようと思いました。

〇 子どもが自分の守備範囲を広げてくれている
 対応に困った時、子どもを「自分の基準に当てはまらない存在」と見るのではなく、自分の対応力を広げてくれている存在だと見ることが大切という考え方です。対応できないときは、まず自分を磨いて次は対応しようと考え、どんな子どもとの関わりの中にも楽しさを感じることができるようにしていきたいです。

〇 やる一択の状況からの脱却
 私は、「やる」を前提とした自己選択の考え方しか自分が持っていなかったのではないかと思いました。子どもの実態に応じて、「限定的な参加」や、「やらない」も含めた自己選択を尊重し、一歩ずつの成長を見取り、認めていける存在になりたいと思いました。

 先生が笑顔と、朗らかさをキープできれば、子どもにとっても学校は気持ちよく過ごせる場になると思います。子どもを柔軟に見取り、心に余裕をもって関わるための考え方を多く持てるように学んでいきます。学びの多いセミナーでした。川上先生、本当にありがとうございました。(柴山)
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2023年5月1日仕事日記

 早いもので今日から5月。今朝は、地元新聞店の古紙回収利用のため新聞紙整理から。愛犬散歩。自宅排気口掃除。インコの籠清掃。車内清掃。以前から解約しようと思っていたCK無事解約。いろいろと一気に片付けることができて、すっきり。

 新刊本予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラチェック開始。矢口さんの素晴らしい編集に感激しながら精読。3分の1ほど進む。

 編著者の一人になった「中学〇年の学級づくり 365日のアイデア事典」(1〜3年の3分冊)のプロット&執筆者が決まり、矢口さんに報告。

 同じく編著者の一人となった「3年間まるっとおまかせ!中学校 学級レク大事典」の進行状況を山田先生、福地先生に報告

 第3回小学校教育実習事前指導は、和田裕枝先生にお願いをして「教育実習授業で大失敗しないために」と題して、僕とコンテンツを作っていただくことに決定。和田先生から送られてきたプレゼンを編集。いいコンテンツとなる自信あり。

 積んだままだった本のうちから、4冊を回し読み(笑)。飽きると別本を読むという繰り返し。指導助言に関わっている学校へ提供したい情報や大学業務に関する資料を得る。
 
 研究室HP記事は、9期生古川君のゼミでの授業振り返り記事。ポイントをしっかりまとめている良い記事。

4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(古川)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川です。今回は私の模擬授業の振り返りを書いていきます!

 今回は小学校4年生向けの「正直」五十円分という題材で授業を行いました。
 
 前回のゼミでいわれた子どもの発言に言葉を足さない・板書を書きすぎない・音読時、発問をするがそれすぎない様にする事を意識できた授業にはなったと思います。
 
 しかし、反省点が多く悔しい結果となりました。授業を終えての反省をまとめていきたいと思います。
 
・内容がわからない
 資料を渡さず音読を最後までした結果、発問時子ども役が前半部分の内容が分からなくなってしまいました。音読をしている途中でポイントとなる部分(今回ならお金の動き)を児童に確認しながらやっていく必要性を感じました。

・発問の仕方が悪い
 私は「分かる人ー?」や「他にある子ー?」という様に発問していると指摘されました。道徳に正解はなく、分かるではなくて何を思ったか・感じたか聞いていくべきだし同じことをいっても良いと学ばされました。

・まとめが上手くない
 この教材を学んで何を児童に伝えたいのか、どのようにまとめるのかプランニングできていなかった結果、訳の分からないことを言ってしまいました。まとめはちゃんと考えてから授業します。

 ゼミ生・玉置先生の指摘は本当にその通りすぎてまだまだ私は伸びしろがあるなと感じました。玉置ゼミでの初めての模擬授業は楽しかったです。次回やる際は成長した姿を絶対見せます。(古川)

玉置先生の飛び込み授業からの学び(柴山)

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 8期生の柴山です。4月20日、一宮市立瀬部小学校、4年生、5時間目算数授業での玉置先生飛び込み授業の記事です。※授業記録につきましては、玉置先生の「2023年4月20日仕事日記」を是非お読みください。

 授業前の学級へのあいさつでは、「名前を覚えてね。一回しか言わないよ。先生の名前は玉置崇です」と紹介し、児童に復唱させていました。「先生」とつけた人は社会性があることを伝え、もう一度復唱させていました。短い時間のあいさつでさえも、子どもの雰囲気をつかむ機会にしている玉置先生は流石だなと思いました。

 その後、どんなクラスか子どもに問いかけたり、子どもの様子をネタに、そこについての軽い問いを何人かに聞いたりしていました。スムーズに授業の時間につなげており、やはり落語の先生ならではの展開だと思いました。

〇授業は間とテンポ
 挙手指名時、一度に何人かまとめて子どもを指名していました。「全員同じような意見でもいいからいってみよう。」と伝え、連続して発表させることで授業の流れを止めることなく進めていました。子どもの発表の時間を多くとることにもつながっていました。
一人ずつ挙手指名して、「他にはありますか?」と毎回流れを止めてしまうよりも、こちらの方がスムーズだと感じたので、私も実践していきたいです。

〇子どもの振り返りを活かした導入
 冒頭では児童を意図的に指名し、学びの天気に入力した前時の振り返りを全体に共有させていました。ただ児童が振り返りを発表して終わるだけでなく、「足したり引いたり」がキーワードであることを教師が価値付けて今回の授業の方向性を示していました。
 周りの子どもが、ただ人の振り返りを聞いて終わってしまうだけでなく、他の子が振り返りにコメントする機会をつくっていたことも印象的でした。学んだことを自分の言葉で表現し、人に伝える振り返りの大切さを学級全体で実感できる場面だと思いました。

〇子どものつぶやきを拾う
 つぶやきといっても、声に出された言葉だけを拾うだけではありませんでした。授業中、表情や動きでも、子どもは表現していることを実感しました。わからなそうな表情をした子どもにも、「今難しい顔をしたね。授業は正直でいい。」と声をかけ、わからないことを正直に表現する大切さを伝えていました。

 発言者の内容が全体に伝わっていなさそうな雰囲気の時は、一度ストップを入れ「彼が言っていることわかるって人?」と投げかけたり、手で角の測り方を表現している子に「みんなに見せてあげて」と声をかけたりすることで、子どものつぶやきを全体に共有していました。つぶやきをきっかけに、隣同士で相談する機会も作っていました。

〇はじめに子どもありきの授業展開
 最初の発問では6人指名し、全員が黒板を使って考え方を共有していました。「180°+何°」の考え方を使って欲しい場面でしたが、最初の二人は「360°−何°」の考え方を使っていました。授業で自分の想定とは違うやり方が出てきても、子どもの反応に応じて自然な流れで授業を進めていました。

 いつでも意図的指名できるよう、黒板に「180°+何°」のやり方で解いた子の名前を板書していたことも印象的でした。子どもの言葉や考えから授業を進める、「はじめに子どもありき」を実感しました。 

 初めて顔を合わせる子ども相手に、玉置先生はどのように授業をしていくか、とてもワクワクしながら授業を参観させていただきました。本当に貴重な体験をさせていただきました。玉置先生、瀬部小学校の皆様、本当にありがとうございました。

 今回、僕が言語化できていない部分でもすごい技術が多く詰まっていたと思います。今回の授業は、映像化して残るそうです。何年後かにまたこの授業を見て、今回気づけなかった部分にも気づいていけるように自分をアップデートしたいです。(ちなみに、授業中玉置先生がほめた回数を数えていましたが、ほめ言葉の数が多すぎて途中で数えることをあきらめてしまいました。)(柴山)

2023年4月30日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩は帰郷中は長男の仕事。仕事日記書き。

 東京から帰郷した弟と土地の草刈り。1時間30分。写真のように草刈りをしたのがわかる程度にはなった。

 弟と父親の病院へ。週2回まで、1回二人まで15分以内という規定にしたがって見舞い。痛みは治まっていないようで、少しでも引くことを祈るばかり。

 家族(家内、長男、弟)で夕食。いつもの鰻屋さんが別店で特別営業。そちらへ行って味わう。

 第2回小学校教育実習事前指導レポート未提出者へ厳しい連絡。ようやく届く。

ゼミ生に募集した「中学校学級レク大事典」のアイデアが揃う。「学級づくり事典」のプロット再検討後、執筆依頼。あと少しで完了。

 犬山中訪問記が数件届く。よく観察していることがわかる内容。指導者として安心。

 研究室HP記事は、柴山君による4月20日一宮市立瀬部小学校での僕の飛び込み授業での授業技術記録。貴重な記録を残してくれた。大感謝。 


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2023年4月29日仕事日記

 今日から9連休。さすがにこの連休中は授業も、講演、指導助言もないからだ。新刊本ゲラの校正やかなりの高さになってしまった購入本読書を楽しもうと決めた連休。

 昨日12時までに提出指示をした小学校教育実習事前指導レポート未提出者へ催促メール発信。

 昨晩、痛みを訴えた父親は、今朝は激痛に襲われている様子。ここから一気に予定外の連休初日になる。救急車で病院搬送を依頼。救急車に同乗して病院へ。当直医の判断で、経過観察入院決定。家族としてはありがたいこと。安心できる。入院手続きや弟への連絡が終わったのが14時。遅い昼食をとって帰宅。

 一旦横になる。目覚めて、編著者の一人になった「学級づくり本」のプロット検討。グループチャットで相談。さっそく意見が届く。

 もう1冊の編著者本、「学級レク大事典」のアイデア提案が次から次へ届く。

 19時に家を出て、小牧市東部花火の会主催の「第9回桃の花花火大会」へ出かける。強めの雨が降っているが、打ち上げ予定とのこと。陶グランドで、19時30分から15分間ほどの大花火を先日亡くなったOさんを思い出しながら鑑賞。帰宅後、伊藤さんに感謝メール。

 帰宅。夕食。いくつかの連絡メール発信。いろいろあった連休初日。父親入院で安心できた1日。

 研究室HP記事は、8期生ゼミ記録を寺尾さんが発信。僕が伝授した自己PRのコツがきちんとまとめられている。
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4月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)

 みなさんこんにちは、8期生の寺尾です!!

 4年生が始まりあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。最近はゼミの後にみんなで小学校全科の問題を出し合ったりゼミの復習をしたりしていて楽しく勉強できています!!

 今回は4月26日のゼミでの学びをまとめます。自己PRをテーマとしてノウハウを教えて頂き面接練習を行ったあと、玉置先生から助言を頂きました。

【玉置先生から教わった自己PRのノウハウ】
○遠慮なく思い切って話す
→自己PRに謙遜は必要なし!!堂々と自信を持って話すことを意識!!
実際に、全員がこのことを意識して話すことが出来ていて、自分の良さを伝えようという強い気持ちが伝わってきました。自分も皆のように堂々とアピールする気持ちをもっていくよう努力します。

○私を落としたら損だという気持ちで伝える!!!
→これも先程と似ていますが、話し方に加えて気持ちが乗ると、より面接官に強い思いを伝えることが出来ると思うのでぜひ意識したいです。

○その強みが子どもにとってどのように良い影響をもたらすのか
→教師としての視点を入れ、教師として生かせる良さを必ず入れる。
これがなければ自己PRにはならないほど大切なポイント!!!

 この3つを意識して自己PRをしていきたいと思います。そして、自己PRや志望動機は何を追質問されても答えられるよう対策をしていきます。

 次のゼミが半月後でとても遠く感じています(笑)みんなの鋭い意見や積極的に学ぼうとする姿勢が私の刺激となります。みんなで学び合い頑張ろうとすることができているのは、このメンバーだからだと思うので、この恵まれた環境を活かしてみんなで頑張ります!!

 また今日は授業後にあさくまに行き、玉置先生にご馳走していただきました!!久しぶりの皆でのご飯すごく楽しかったしたくさん笑って幸せでした!!玉置先生本当にありがとうございました!!!(寺尾)
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2023年4月28日仕事日記

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 いつもの喫茶店。愛犬散歩。帰宅して仕事日記書き。ほぼパターン化しつつある。

 犬山中校長からメールあり。さっそく電話。研究推進者であり授業者である教師が体調が芳しくなく、休みをとるように指示したとのこと。そして急遽の相談の上、各学年で一つの授業を学年ごとに参観して研究協議することにしたとのこと。こうした事態であれば、「申し訳ないが本日はなしで!」となるところが、このような対応ができる学校力の高さを感動。もちろん校長が指示したわけではなく、先生方が事態を知って、そうであればこうしましょうと提案があったとのこと。喜んで訪問させていただくと承諾。

 9時30分からEDUCOM事業計画発表会を1時間ほど視聴。授業と学び研究所の取組みも自覚。

 11時ごろ家を出て、犬山中学校へ向かう。11時35分ごろ到着。校長先生と懇談。ゼミ生の安藤さん、新谷さん、特別参加の島田君も合流。

 11時55分から4限の英語授業を中心にいくつかの授業参観。英語の授業はなんと6人の方の授業を学生が見ることができた。

 美味しい自校給食をいただきながら、かつての教え子で英語教師の高岡さんから英語授業の作り方を学生にレクチャーしていただく。

 ゼミ生の澤本君、柴山君合流。

 5時間目は、1年生は家庭科(家庭科教諭と栄養教諭とのTT)、2年生は体育授業、3年生は国語授業を参観。例によってポイントで動画撮影。

 研究協議会場でさっそく動画整理。プレゼン修正。

 15時10分から先生方の研究協議を参観。最初に参観させていただいたゼミ生に感想を求められ、そのような予定だと知らなかったので、ドキドキして感想を聞く。外した意見がなく、ほっとする(笑)。

 先生方の協議は、心理的安全性が高いからこそ、こうした鋭く生産性が高い意見交流ができるのだと感心する話し合い。聞いていて心地よさを感じる協議会。

 30分ほどの時間で、「教師・生徒による見取る・つなぐ」という犬山中の授業づくりキーワードをもとに、まずは教師が見取る・つなぐことの価値づけと自己体験からのこのキーワードの重要性を伝える。次に、生徒自身が「見取る・つなぐ」ことは、振り返りを充実させることだと提言。その根拠となる資料をいくつか提示。最後は、授業動画をもとに、三つの授業ポイントのよさを他の授業に広がるように助言。ちなみに今年になっての講演・指導助言は29回目。

 特に嬉しかったのは、学びの天気を2年間にわたって日常的に使っておられる国語の先生がおられたことを知ったこと。後日、インタビューさせていただきたいとお願いする。

 校長先生からは、改めて犬山中のこれまでの財産を大切にした上での新たな授業作りへ挑戦しようといった、とても元気が出る講話があり、協議会終了。

 すぐに学校を出てファミレスへ。例によってゼミ生らと美味しいパフェを食べながら振り返り。

 帰宅。今日も何か所から依頼があって、嬉しい限り。とはいえ、8月末までは99%詰まっている状況で、お断りが続く。

 恵那市の学校統合での問い合わせをいただいた方と電話でやりとり。30分間ほど。

 第2回小学校教育実習事前指導レポート未提出者集約。石原先生、山田先生へ連絡などで、かなりの時間をとる。

 研究室HP記事は、8期生村松さんのゼミ記録。特に注目していただきたいのは、記事後半の「自身の体験と夢」。自己開示と分析をしている記述。そうなのだと初めて知る。

4月24日8期生ゼミでの学び(村松)

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 こんにちは!8期生の村松咲です^o^
 今日は子どもにとっての「安全基地」である教師の役割と、そうあるべき理由について考えを深めました。

◯「安全基地」とは?
 私は、「安全基地」とは、挑戦者が帰ってくる場所であり、挑戦者を送り出す場所であると考えました。これは、川上康則先生の「人が主体的な行動を起こすには「安全基地」の役割を果たせる大人が必要である。」という考えに基づきます。

 例えば学校教育において、子どもが何かに挑戦(環境探索)するとき、教師がそれが成功すれば喜び、失敗すれば慰める等の行為をします。これが、帰ってくる場所としての役割です。そして、子どもが再挑戦・新たな挑戦へと向かおうとするとき、喜んで背中を押します。これが挑戦者を送り出す場所としての役割です。

 このように、教師がこの二つの役割を果たす「安全基地」となることで、子どもは挑戦が成功しても、失敗してもありのままを受け入れてもらえるという安心感と、新しい挑戦を応援して支えてくれる心強さから安心して主体的に行動し、挑戦し続けることができると私は考えました。

 以上のことから、私は挑戦する子どもを支え、挑戦し続ける子どもを育成するために、子どもにとっての安全基地であるべきだと結論づけました。

◯自身の体験と夢
 また、今回「安全基地」について考えた際に、自身の環境探索の経験が思い出されました。私はコツコツ努力することが大の苦手で、特に人に見えないところで努力を継続することができた試しがありません。これは、努力して結果が出なかったら怖い、自分のやってきたことの意味がわからなくなってしまうという不安や、努力しても成功しなければ何もしてこなかったのと同じだという(偏屈な)考えによるものです。一人だといつも努力を継続することができません。実は、頑張れないことは私のコンプレックスの一つなのです。

 そんな自分が目標を達成することができたのは、決まって誰かが「安全基地」となり、私の努力を支えてくれた時でした。努力すること、挑戦することそのものに価値を見出し、素晴らしいことだと言ってくれる存在によって「挑戦するだけでも十分に意味があるのだ」と感じました。そして、成功したら自分のことのように喜び、失敗したらそれはそれで良い経験だと言ってくれる存在によって、結果がどうなっても受け入れてもらえると感じました。また、失敗はただ失敗であるのみでなく、いつかの成功をより感動的に盛り上げるためのスパイスだと思うことができました。

 このように、私は誰かが安全基地になってくれた時に、挑戦すること、努力することを継続できました。
 
 自分の身をもって子どもにとっての安全基地の重要性を体験した私は、教師になった時、自分も子どもたちの「安全基地」でありたいと考えています。挑戦してきた子ども達を優しく包みこみ、次の挑戦に向かう子ども達の背中を強く押せる教師になり、子ども達が挑戦への不安を感じることなく、主体的に挑戦・努力し、自分の可能性を見つけること。そして将来、自分の手を離れた子ども達が、その後も生涯に渡って自らの手で世界を広げていけること。それが私の夢です。

◯まとめ
 今回は教師の「安全基地」としての役割やその意義、実体験から学んだ「安全基地」の重要性と自分の夢について綴りました。気持ちをこめたからか、気づいたらこんなに長い文章になってしまいました。ここまで読んで頂きありがとうございました。m(_ _)m

2023年4月27日仕事日記

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 いつもの喫茶店。経済紙で情報収集。帰宅。仕事日記書き。理数教育研究所から依頼があった特集記事の執筆者選び。皆さん、快諾をしていただけた。「玉置先生の依頼を断る理由がありません」という返答が嬉しい(笑)。

 11時前に家を出て、西尾市立吉良中学校へ向かう。途中で昼食。12時45分ごろ学校着。校長先生と懇談。校長先生も県教委義務教育課仲間と知る。苦労した同志と認識(笑)。

 13時35分から、1年生道徳授業参観。子どもと教師の関係性がよく、教師の投げかけにすぐに応答する子どもたち。発言を聞いていると、多面的・多角的に考えた上での発言が出るようになり、提示された場面を自分なりに広げていると読み取れた良い授業。

 授業後は研究協議会場で、動画整理に入る。僕が話す時間は限られているので、動画を精選してタイトルを付ける。

 15時10分から16時まで、先生方の研究協議。協議題「もっと知りたい・聴きたい・話したい」の具現化がされていたか、ICTを活用したポジショニング機能は有効であったかなど、先生方の授業を深掘りする、質の高い話し合いを聞きながら、自分に与えられた時間での展開を考える。

 指導助言時間は30分間となったので、前半は、授業動画をもとにした協議題を意識した全教科で可能な提案。言葉を限定して、ズバリ言い切る。後半は、指導依頼を受けた「主体的な学びを実現するための手だて ・生徒の振り返りをもとにした課題づくり ・座席表や板書、ICT機器等による考えの可視化 ・意図的指名による考えの揺さぶり」の3点について動画も交えて伝える。ちなみに今年になっての講演・指導助言は28回目。なんとか時間に収める。

 校長室では研究主任と授業者に、特に「取り得る行動の検討道徳」を紹介。挙手指名方式から脱却方法についても再提案。話ながら、今日も自分自身の大きな学びを自覚。ご縁をいただいたことに改めて感謝。

 1時間45分ほどかかって帰宅。新刊本のゲラが届く。ページ構成に感動。しばし見取れる(笑)。皆様、ご期待ください。

 返答や連絡をしなければならないことが多数あって、夕食後も4時間ほど仕事。

 明日は犬山市立犬山中学校で指導助言。届いた現職教育の概要を読みながら、すでに用意しておいたプレゼンの見直し。

 第2回小学校教育実習事前指導の動画視聴記録が続々届く。明日が締め切り。

2023年4月26日仕事日記

 雨の中、愛犬散歩。8時ごろ、研究室着。珈琲とパンで朝食。第3回教師論振り返り読みとチェック。

 9時30分ごろ、読売新聞社から電話取材。「働き方改革」が話題。

 ゼミ生からの連絡メールを読むと、これは判断ミスをしていると思い、さっそく対面で指導助言。

 10時40分から8期生ゼミ。冒頭で判断ミスを話題にして、教員になった時の在り方を伝達。教採過去問後、リクエストに応じて、教採自己PR助言。グループチャットへ書き込みをすることにして終了。

 久しぶりに8期生と昼食会。超久しぶりにあさくまへ出かける。バイキングもデザートも豊富で美味しい食事会。(下写真)

 14時ごろ、教職教育研究部会第1回部会に遅れて参加。フォーラムの当日のことが確認できてなりより。
 
 尼崎市教育センターから依頼電話。そのほか、本学FDサロンでの依頼もあり。

 16時30分から第三次ワーキング部会に参加。教育DXの在り方について協議。難産(泣)。18時ごろ終了。

 久しぶりに早めに大学を出る。明日の訪問校でのプレゼン確認など。

 研究室HP記事は、4月25日の9期生ゼミでの学びを古賀君が発信。前回ゼミを受けての模擬授業。さらに課題が明確になったことが書かれている。ゼミ生全員の財産。
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4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(古賀)

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 こんにちは、9期生の古賀です。今回は、第3回ゼミで行わせていただいた私の模擬授業の振り返りについての記事書いていこうと思います。

 今回、私は小学2年生向けの「だれにたくさんあげようかな」という読み物を題材に道徳の授業を行いました。この話を簡単にまとめると、主人公のうさぎが、引っ越しを手伝ってくれた3匹の動物に対して4個のケーキをどう分けるか迷ってしまう話です。この題材を元に、色々な考えがあることを知り、いつも自分が正しいわけではないことに気づくことを到達目標におき授業を考えました。

 自分自身で上手くいったと思うことは、前回のゼミでの大きな学びである、「子どもの意見に教師が付け足さない」ことと、題材選びだったと思います。展開の是非はあれど、取り得る行動の検討の場面と授業終わりの感想戦では教材研究として、良い感じに盛り上がったと思います。

 一方で反省すべき点も多々ありました。致命的なのを上げると、
・手元の資料を見ながら話してしまい、児童を見ていなかった点。
・音読するスピードが早かった点。
・答えにくい発問を投げかけた点。
・小学2年生にはわかりづらい活動を行った点。
・出た意見に番号を振らなかったため、他の人の意見を書き写すことから始めなければいけなかった点。
 これらのことを指摘を受けて、もっともだと思ったのと同時に授業中に意識することはたくさんあり、やっぱり授業は難しいなと改めて思いました。

 最後に、私の模擬授業を受け、色んな視点からの意見を下さった、玉置先生、9期生のみんな、ほんとにありがとうございます!まだ3回しかゼミをしていないのにどんどん授業力が上がっていくのを感じています。これからも楽しみながら学び成長していきます!!(古賀)

2023年4月25日仕事日記

 目覚めて愛犬散歩。いつもよりかなり早い時間の空気もいいものだ。朝食をとって大学へ向かう。7時過ぎに研究室着。

 9時30分から12時まで、オンライン授業と学び研究所会議。新卒研修の振り返り、学生小説の活かし方、新システムの検討など、熱い会議。

 12時30分に9期生荒木さん来研。互いに、iPadのgoodnote5を使っているので、その情報交流。これは便利だという使い方を互いに提供。

 13時10分から16時20分まで、第3回教師論の2コマ。今日は、教科書「まるごと教師論」から学習指導要領に関する内容を読み取り、深掘りする展開。振り返りには、新たな知識を得た喜びをかなりの学生が記述。

 「教師論」の授業を終えると、ある学生が話しかけてきてくれた。「先生、私の母は教師をしているのです。先生の話をしたら、お母さんは玉置先生の本をこんなにもっているよ、と見せてくれました」とのこと。とっても元気が出る話。ちょうど新刊本のゲラを届けます、との連絡があったばかり。お母さんのように買っていただける方がおられるからこそ、新たに本が出せるわけで、感謝しかない。

 16時30分から18時まで、3回目の9期生ゼミ。今回は古川君と古賀君が道徳模擬授業。前回の二人の授業からの学びを生かした展開。さらに課題を見つけ、授業づくりを深めるゼミが続く。

 18時から15分ほど、中学校学級レク大事典の執筆打ち合わせ。新プロジェクト立ち上げでワクワク感あり。

 研究室に戻り、20時近くまで振り返りチェック。19時30分ごろ、保育専修での実習園割り振りが終了しましたと、長谷川さん来研。さっそく執筆説明。

 研究室HP記事は4月20日訪問の一宮市立瀬部小学校での学びを柴山君が発信。4月の学級経営を意識しての記事。

 今日も様々な連絡や相談が入る。8期生の「教師は子どもの安全基地であるべき論」の書き込みには返信。あっという間に飛んでもない時刻(泣)。

4月20日一宮市立瀬部小学校での学び(柴山)

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 4月20日に、瀬部小学校へ学校訪問に伺わせていただきました。
まだ新年度が始まって2週間しか経っていない中、心地の良い「規律」と「落ち着き」の雰囲気が学校全体に溢れていました。今回は、玉置先生の助言などを通じて、授業で意識したいと思ったポイントをまとめさせていただきます。

【規律や落ち着きに関する学び】
〇机上から感じた落ち着き
 2時間の授業の中で、どのクラスでも児童が文房具を下に落とす場面に遭遇しなかったため、本当に驚きました。入学間もない1年生の児童も、全員筆箱の位置がそろっていたため、最初の数週間の指導で学級の様子が大きく変わることを学びました。

〇子ども同士の聴きあい
 聴者が発表者の方に身体を向けていることに加え、「何ページの何行目で…」と発表したとき、周りの子は自然とそのページを指で追っていました。発表内容にも注意を向けていることがわかったため、児童が授業の世界に入り込めていると感じました。

〇先生の声の大きさで、子どもの声の大きさは変わる
 落ち着きのある学級をつくるには、先生の声の質も関係していることを実感しました。瀬部小学校の先生はは声のトーンが低く、聴きやすい授業が多かったです。
 教育実習の授業で、私は声を張り上げていました。つられて児童も声を張り上げていたような気がします。声が大きくなくとも、意欲的に活動に取り組むことはできます。声の出し方にも注意したいと思いました。

〇発表者を児童同士で指名していた点
 子どもが自発的に次の発表者を指名していき、先生は活動を子どもに任せている場面がありました。学級内での規律、落ち着きがあるからこそできることなのだと思いました。

【授業づくりの点での学び】
〇自己選択の場面を増やす
 問題の解き方は人それぞれ違います。算数の時間には、ア、イ、どちらの角度を測っても解ける問題で、測る角を子どもに選ばせていました。どちらを選んでもよい場面で自己選択を増やすことは、人と違う意見でも発表しやすい雰囲気をつくっていけると思います。
 算数では、問題に対しての見方、考え方の共有も特に大切にしたいと思いました。

〇正しい数の概念をつくるために(算数)
 全国の小学1年生には、「ゾウが三頭、ありが三匹。どちらが多いか。」の問いを間違える児童がいると聞き、驚きました。数の概念は、どの学年でも必須な力です。特に、低学年などでは、数字と合わせて、様々な事物やブロックなどの具体物を用いて、学習を何度も繰り返していきたいです。

〇言葉の感度を上げる(国語)
 「探検」の意味を、授業の冒頭で問いていた授業がありました。一見、知っていそうな言葉の意味を対話の中で深めていくことで、言葉を大切にする雰囲気を学級内に作っていきたいです。

 同じ学年でも、学校や学級によって様子が全然違うことを身に染みて実感しました。学校訪問で力に溢れた現場の雰囲気を味わうと、やる気が湧いてきます。瀬部小学校の皆様、玉置先生、EDUCOの原澤さん、本当にありがとうございました。私もよい先生になれるよう頑張ります。(柴山)

※ 写真は一宮市立瀬部小学校から(玉置)

2023年4月24日仕事日記

 7時ごろに研究室着。珈琲とパンで朝食。1回目の小学校教育実習事前指導出欠席チェック。授業準備。新たにチャットグループ立ち上げ作業、依頼を受けた小論文添削5本など。

 9時から第3回「教育課程論」。今日は授業時間数がテーマ。過去の学習指導要領における授業時間との比較を始め、古くは学校五日制の理念などの深掘り。教育事情をよく推測できる学生多し。

 10時40分から5回目となる8期生ゼミ。今日は川上康則先生の「教師は安全基地となるべき」の図をもとに話し合い。それぞれの視点が異なり、話し合いの意義が十分に感じられた時間。これを受けての小論文が楽しみ。

 明治図書から依頼の新刊本の打ち合わせ。今月末までの宿題提示。いよいよ動き出す。

 研究室に戻り、教育課程論振り返りを読み、チェック。多様な振り返りで楽しんで読む。

 教育実習課、庶務課へ行き、それぞれの相談。

 14時に理数教育研究所の池田さん来研。原稿依頼並びに編者の依頼。すぐに見通しが立ち、あとは四方山話。15時ごろまで。

 ふと浮かんだアイデアを資料化。さっそくゼミ生に配信。大学を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。途中のSAで遅い昼食。

 約束の時刻まで、かなりあったので車の中で時間調整。ところが何人かの方が気づいていただき、校長室に案内される。今年度赴任された西崎先生と懇談。新校務分掌を受けた探究主任から相談を受ける。

 17時30分から1時間余、学校側は校長先生を始め、5名の参加。EDUCOM側はネット参加も含めると5名。僕は授業と学び研究所フェローとして参加。新プロジェクトのキックオフ会議。いずれ大々的に紹介できるプロジェクト成果が生まれるはず。ご期待ください。

 帰宅。届いた書籍をさあっと流し読み。研究室HP記事は、4月18日の9期生ゼミでの授業振り返りを榊原君が発信。悔しさが滲み出る記録、この悔しさがいい。研究室HPトップ写真は8期生写真に入れ替え。  

4月18日 第9期生ゼミ 道徳の模擬授業を通して(榊原)

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 こんにちは。玉置ゼミ9期生の岐阜聖徳学園大学 教育学部 学校心理専修 榊原計人です。

 前回の第1回のゼミでは、玉置流道徳の心情変化がある題材(「ゆさぶり道徳」)と、ない題材の2パターンを実際に玉置先生の授業を受けながら学んでいくものでした。第2回から、そのふたつをもとにして、ゼミ生が授業を考え、他のゼミ生の前で模擬授業をしていきます。その初回である第2回ゼミではトップバッターとして私が模擬授業を行いました。

 私が使用した玉置流道徳は「ゆさぶり道徳」、生徒に「もしこうならなかったら…?」のような発問をし、考えをゆさぶりながら想像させて進む授業です。そして、教材は親切にすることの大切さを考える『はしのうえのおおかみ』を選びました。

 プランとしては序盤に発問を投げかけながら物語を読んで進めていき、後半で「皆だったら本当に親切にできる?」とゆさぶりながら自分自身の身になって考えてもらい、自身ができる親切がどのくらいかを想像してもらうことを終着として進めていくものでした。

 模擬授業開始、持ち前の声の大きさで聞き取りやすさを念頭に起きながら授業を進めていきましたが、どんな生徒も答えやすい発問をすることが難しいことに気づきました。その後は、みんなが理解しやすいようにと生徒役の答えに補足を入れながら進めましたが、物語終盤で予定とは違う進め方をしてしまい、焦りと緊張から1分弱の間をつくり、玉置先生の合図によって終了。いちばんやりたかった後半部分ができないまま終わるとても悔しい模擬授業になりました。

 私自身の反省として、
・発問をより細かい内容まで考えること
・上を含め、全体の流れをスムーズかつ焦らないよう想定すること
・字が汚くて読みにくい
 この3点が大きなものとして考えられました。
 
 その後、撮影した授業の映像を見て、ゼミ生や玉置先生からでたものとして、
・発問が誰でも答えられるものでないこと
・生徒役の言葉をそのまま繰り返したり、板書するのではなく、私が補足をしてしまっていたこと
・伝えたいことを話す時は真ん中に立って、みんなの方を向いて話すこと
 これらがあがりました。
 
 やってみた模擬授業とこれらの反省を通して、構成と質問の難しさ、想定していた進行と実際の進行とのギャップを痛感しました。これからは、この反省とみんなの模擬授業から得られたことを活かし、わかりやすく、学びにも繋がっていく授業を作っていこうと思います。ありがとうございました。(榊原)

2023年4月23日仕事日記

 今朝はハードディスク整理から。ディスクに余裕があるが、過去2年、まったく触れていないと記憶しているデータは削除。プリンタヘッドの目詰まりも感じていたのでクリーニング。これだけで気分爽快になる単純な自分。

 愛犬散歩後、いつもの喫茶店は飽きたので、足を伸ばしてひさしぶりのお店へ。そこで届いていた報告メールに返信など。

 帰宅。仕事日記をアップして、28日に訪問する犬山市立犬山中学校でのプレゼンを予想して作成。5月15日オンラインでの新潟県中堅教諭等資質向上研修会、18日対面での岐阜県中堅教諭等資質向上研修会のプレゼンづくり。各県が示している中堅教諭の指標を踏まえての資料作り。
 
 5月13日本学名古屋でのオープンキャンパスの連絡。あらためて先日の教授会資料を見て、スケジュールに追記など。

 5月19日小学校教育実習事前指導欠席者へ補充連絡。関係者へも連絡。
 
 夕刻、「桃の花 花火大会」を主催されておられる伊藤さんの訪問あり。Oさんを偲んでの花火を打ち上げるとのこと。Oさんの思い出話をしながら、いつまでもつながりをいただけていることに感謝。

 研究室HP記事は、18日9期生ゼミの全体記録を古川君がアップ。授業をした二人に共通した、プロ教師でも陥ることを強調している。

4月18日9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、9期生の古川です。今回は第二回玉置ゼミでの学びを書いていこうと思います。

 今回のゼミでは第一回に玉置先生がみせて下さった道徳の模擬授業を基にゼミ生である榊原くんと小林さんが模擬授業をしてくれました。率先してトップバッターを務めてくれた2人には拍手ですね。
 
 模擬授業は、1人30分を目安に行い、授業後先生役と生徒役で反省会を行いました。その後玉置先生が撮っていたビデオを基に改善点を教えて頂きました。ビデオで撮る事で自分を客観視できるためいい学びになると感じました。自分が撮られるのは恥ずかしくて嫌ですが、、

 榊原くんと小林さんの授業で共通して指摘された点がありました。それは「子どもの発言に教師が言葉を付け足している」という点です。プロ教師でも度々やってしまうようですが映像を見返すと付け足す場面があり、これからのゼミ生活で直していく必要性を感じました。

 最初はやりずらいのに積極的に挑戦する2人はかっこよかったです。榊原くんは自信持って授業が出来てるし話し方とか音読が上手かった。小林さんは本当に板書がきれいでプロジェクターを使ってて自分の体験を基にした良い導入ができていてすごく参考になりました。次回は僕が模擬授業をするので2人の反省を基にさらに良い授業をみせたいです。
 9期生のみんなは玉置ゼミに選ばれたこともありほんまにレベルの高い子が多くいます。玉置先生の下、負けじと高め合っていきたいです。(古川)

2023年4月22日仕事日記

 いつもの喫茶店へ。帰宅して、27日に訪問する西尾市立吉良中学校から届いた依頼事項をもとに、プレゼンづくり。すべての事項に動画で説明できるほどの蓄積ができたことが、我ながら嬉しい。

 続いて、5月10日の愛知県教頭会総会での講演プレゼン作成。次期教育振興計画情報も入れ込んでの新作完成。担当へ資料送信。

 14時から16時30分まで、情報リテラシー連続セミナー@東北大学に参加。今回のゲストは、川上康則さん。大ヒット著書「教室マルトリートメント」から、いつものように現実を踏まえたわかりやすい講演。大学教育の中で教師を目指している学生に伝えておかないといけない内容ばかり。

 喫茶店に行き、しばし休憩。夕飯を買って帰宅。今日は頑張ったので、食後はのんびり。 

 過去のゼミ生から、いろいろと連絡あり。どのゼミ生も良い方向に進んでいると捉える。ほっとする。

 8期生・9期生へあるプロジェクトへの参加募集。合わせて11名。さっそくグループチャットを立ち上げることを決める。
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