2023年5月7日仕事日記

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 雨の中、愛犬散歩。「1年間まるっとおまかせ!中学校学級レク大事典」のゼミ生提案の整理。

 9時30分ごろ家を出て、名古屋に向かう。名古屋駅で明日の金沢往復切符を購入。以前に北陸往復とすると特典があった記憶があり、窓口で相談。とても親切に乗車駅の岐阜羽島駅にも確認していただき、いくつかのパターンを示していただけた。時間はかかったが、その爽やかさが気持ちがいい。

 新大阪から地下鉄を乗り継いで、谷町九丁目で下車。歩いて高津神社へ。13時ごろ着。落語会の準備をしておられる世話人さんに、桂文太師匠と僕との関係を伝えると、楽屋に案内していただけた。桂文太師匠は、僕が落研時代、前座をさせていただけて格別な思い出がいろいろある方。40余年ぶりの再会に互いに感激して、その当時のこと、近況のことなどを1対1で15分ほど懇談。落研顧問の長沼先生、後輩の小西さんが到着され、再び、3人で楽屋へ。師匠は20年ほど前に視力を完全に失っておられているけど、そんなことはまったく感じられない。愛知教育大学落語研究会50周年をお伝えして、そのころを懐かしむ。

 13時50分ごろから師匠が上がり、開口一番。「亡くなられた師匠に年齢が近づいてきていること、でも芸はとうの昔に抜きました(笑)」などといい、大笑いさせて、会場をしっかり暖めて番組に。

 文太師匠は「延陽伯」「足上がり」「軒づけ」の三席。久しぶりに聴く文太落語。若いころから「上手い!小文枝を継ぐのは文太」と言われていた通りの「人物がしっかり描かれていて、その人物のちょっとした一言やしぐさで大笑いをさせていく話芸」を堪能。特に、こんな面白い「軒付け」は久しぶりに聴いた。ともすると「鰻でお茶づけ」のくすぐりが徐々に笑いを下降させることがあるが、まったく逆でさらなる大きな笑いを生み出していて、文太落語健在!と確信できた充実の連休最終日。

 終了後は、長沼先生、小西さんと3人でミニ宴会。積もる話をいろいろして僕は中座。帰路でも思い出すのは文太落語。腹の底から笑った落語はすぐに思い出せる。

 20時過ぎ帰宅。いつの間にか記憶なし。

 研究室HP記事は、犬山市立犬山中学校での学びシリーズ第5弾。特別参加の島田君による良質な記事。細部までよくとらえていることに感心。

4月28日犬山市立犬山中学校での学び(特別参加・島田)

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 初めまして、玉置ゼミ特別参加の島田です。

 4月28日に犬山中学校の授業を参観させて頂きました。中学校実習前でまだ実際の授業を見たことが無かったのでかけがえのない経験になりました。犬山中学校がとても体力のある学校ということを感じました。理由は2つあります。

 1つ目は先生方がとても明るく活動に参加されていたところです。指示を出して終わるのではなく、一緒に活動にされていてとても素敵だと思いました。ある先生は本文を読むスピードを一緒に競争されていて、生徒も先生に勝つために一生懸命に読んでいました。生徒たちみんなが活気溢れる活動をしていて勢いのある授業を作りたいと改めて思いました。

 2つ目は、ペア活動やアクティビティに1つも同じことがされていなかったところです。授業を見せてもらう予定の先生がお休みされたということで、十数分刻みで沢山の授業を見せていただけることになりました。時計回りでペアを交代したり、同じ意見同士、異なる意見同士での意見を交換したりとグループ活動に沢山の手法が使われていました。また、他のクラスの振り返りを先生が紹介し、子どもの声を活かした授業が行われていました。

 今回の見学で学んだことは2つあります。1つ目は、振り返りについてです。英語や国語だけでなく、体育でも振り返りカードを書く活動がありました。その中である生徒が「先生見て!」と他教科の教員に見せに行く姿があり、とても素晴らしいと思いました。校長先生が振り返りをなぜ書くのかを聞かれたところ、「振り返りをすると次の授業に役立つ」とある生徒が答えたそうです。

 2つ目は、生徒の声で授業をつくるということです。3年生の英語で、現在完了形の穴埋め問題を解いているときにhas goneと書いている生徒がいました。グループ活動になり、その子は班員の回答見て、首を傾げながらhas beenに書き直そうとしていました。しかし、その時先生が「消さなくていいよ。間違っているか合っているかは今ちょっと分からないけど、皆で考えてみようよ。」と声をかけていました。先生がすぐに答えを出さず、クラス全体で学んでいる姿を見ることができました。

 国語の意見交流の時間で、先生も見回りながら生徒たちと意見交流されていました。その時、先生が「今、ここらへんから◯◯って聞こえたな、聞かせてよ」と輪の中に入っていかれました。また、その先生は「学びの天気」を使い、他学級の振り返りも紹介されていました。振り返りは生徒自身の学習の調整だけでなく、教師自身の授業評価でもあり、授業改善の大事な道しるべである、ということを学びました。

 私の学びが深まったと感じたのは、「振り返り」についてです。私が小中学生のときに書いてきた振り返りは、先生が書いてほしいことを書く活動になっていました。しかし、振り返りの取り組み方次第で、生徒たち自らが生き生きと振り返りに取り組み、生徒たちの成長が可視化されたり、自分に足りないことが具体的にわかるようになったりする、とても大切なことであると再認識ができました。

 そこから、振り返りに書かれたことを教師が「見取り、つなぐ」ことで学級、クラス全体で学んでいく集団になれると考えました。しかし、教師が生徒の意見や考えを正確に見取り、つなげるのには日ごろからの生徒の観察だけなく、器量の大きさや専門的な知識が必要不可欠です。これから、例えば一つの文法の導入でも、どのように学ぶ意欲を引き出すか、何処でつまずきやすいかを考えながら勉強していきたいです。

 犬山中学校の勝村校長先生をはじめ、先生方、玉置先生、教育実習前に貴重な機会を頂きありがとうございました。教員になり少しでも子どもの成長に携われるように、今できることをやり切ります。(島田優太)

2023年5月6日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。

 8月発刊予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラ校正の二度目。家内から指摘を受けた箇所を検討して決定。連休中にやり終えたい大きな仕事完了。

 あとはインプット。1本目は、写真上の森万喜子校長先生の「働き方改革」講演視聴。聞き終えてすぐに次のメッセージを森先生に送信。素晴らしい内容に感服。

 東洋経済での働き方改革の講演を視聴させていただきました。
 飾らない言葉で、率直に語られる森先生の理念と学校変化の実際に、改めて感動しながら聴かせていただきました。たとえもとてもわかりやすく、頭の中にすっとイメージできる表現の重要性も学ばせていただきました。私の講演の中で、先生のお名前を出して、森先生はこのように表現されていますよ、と紹介させていただきます。
 また、画面構成もよく、先生が話しておられる背景色とプレゼンの背景色が一致していること、ピンクがほどよい感じになっていることなどもいいなと思いながら見させていただきました。
 講演の中で、私の名前を出していただいたのはとても光栄なことで、連休の中の貴重な学びの時間になりました。ありがとうございました。


 二本目は、「G1サミット ChatGTP は何が凄い?今後、何が起きる?」というシンポジウム視聴。これも大いに参考になる。安宅さんの「いよいよ、どらえもんの世界がやってきた」という最後のまとめに信憑性を感じる。

 大学同期生である牧野さんの訪問あり。同年齢なので共通の話題は、健康や親やこれからのこと。互いに知らないことを補う話材あり。

 長男が帰郷すると、必ず行く味噌ラーメン屋で夕食。長男曰く、味が落ちたとのこと。同感。

 NHKで吹田市のいじめを未然に防ぐ取組を見る。複雑な子ども世界をあたらめて痛感。

 研究室HP記事は、犬山市立犬山中学校での学びシリーズ第4弾。安藤さんが発信。「正直、強く心に刺さるものがたくさんあり、まとめてもまとめきれません…!このもやもや感を、他のゼミ生の記事を見ながら“振り返り”、自分の中での学びをさらに深めることにします!」に大いに期待。

 ここのところ全く使っていなかったEvernoteの年間自動更新の知らせが届く。しまった!そうであれば逆に再度使い始めようと、設定を様々見直し。保存データを見て、契約を続けてよかったと判断。
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4月28日犬山市立犬山中学校での学び (安藤)

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 こんにちは、8期生の安藤です!

 4月28日に犬山中学校に訪問させていただきました。4時間目の英語から参観させていただきました。温かい給食を先生方といただいた後、家庭科・国語・体育の授業を観て今回もたくさんの事を学ばせていただきました。
 
 ではさっそく、学びをまとめていきます!

○ 「出力」が子どもの生き生きした姿に繋がっていた!
 犬山中学校の授業は生徒が活動する(=出力する)場面がたくさんありました。出力には学ぶこと(=入力)も必要です。しかし、それ以上に交流したり、実際に活用したりすることを通して、自分自身で学びを深めていく・自分の力に変えていくことに繋がっていることが分かりました。改めて、子ども同士の交流する時間・活動する時間の大切さを感じました。

○ 子どもをつなぐには、つぶやき板書法も有効⁉
 グループやペアで話し合った後、全体に戻った時、せっかく深まった考えが全体に反映されないときがあります。そこで、話し合っている最中の子どものつぶやきを板書しておきます!話し合い後、振り出しに戻ることなく、子どもたちで深めた考えを全体にも共有するきっかけになります。

○ 振り返りで見取る
 今回参観させていただいた授業の最後は、必ず振り返りと共有をされていました。振り返り&交流を通して、自分の心がどのように動いたのか、もやもやしたことは何か自分の状況を見取り、次の学びにつなげていくために欠かせない活動だと思います。

 教師にとっても、振り返りを通して子どもの状況を見取ることができます。子どもの状況を見取りながら、子どもの振り返りの言葉から授業を始める等、始めに子どもありきの授業を心がけていきます。

 授業のデザイン工夫も大切です。しかし参観させていただいて、生徒が生き生きと授業に取りくむ姿は、校長先生をはじめ、犬山中の先生のパワフルで明るいお姿があるからこそだと思いました。参観している私も、先生方や生徒の様子から知らず知らずのうちに笑顔になっていました!学びだけでなく、人間性も磨くぞ!と先生方の情熱に感化されました。

 そして校長先生やゼミ仲間と食べる温かい給食もとても美味しく、心も温まりました。手作りの味が体にしみわたり、心のエネルギーもチャージされました!給食パワー、凄いです。

 学びを記事まとめましたが、正直、強く心に刺さるものがたくさんあり、まとめてもまとめきれません…!このもやもや感を、他のゼミ生の記事を見ながら“振り返り”、自分の中での学びをさらに深めることにします!

 今回も貴重な学びの機会をいただき、犬山中学校の先生方、玉置先生、本当にありがとうございました!!(安藤)

2023年5月5日仕事日記

 愛犬散歩。いつもすれ違う人から「お父さんの姿を見ませんが、どうかなさいましたか?」と言葉をいただく。それまで犬の散歩は父親の役目だったので、それを見ておられた方からの言葉。有難いこと。

 今日は今月22日に訪問する奈良県教育研究所主催の「新任副校長・新任教頭研修会」のプレゼンづくり。今年は学び続けることを前面に出しての依頼。それに対応。担当にデータ送付。

 6月に行う広島県公立小中学校教頭会研修会での講演プレゼン作成。「令和の日本型学校教育を踏まえてこれからの学校づくり」と題した講演。最新情報を入れ込んで、ほぼ完成。

 連載中の週刊教育資料第28回の原稿書き。ここしばらくは「深い学び」を言及してきたが、6月から「GIGAスクール構想」にテーマを移行。令和元年12月に出された文部科学大臣のメッセージと実際の比較から開始。

 研究室HP記事は、犬山市立犬山中学校での学びシリーズ第3弾。柴山君が発信。「犬山中の生徒は書く、話すなどの自分の考えを表現する活動に慣れていたことが印象的」というフレーズがいい。

4月28日犬山市立犬山中学校での学び(柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山です。4月28日に犬山中に訪問させていただきました。今回は、1年生家庭、2年生体育、3年生国語を参観させていただきました。全体を通じて、犬山中の生徒は書く、話すなどの自分の考えを表現する活動に慣れていたことが印象的でした。校長先生の朗らかな雰囲気が生徒にまで伝わっており、生徒が明るく、元気に活動に取り組んでいたことも記憶に残っています。

〇 家庭(食生活について)
 食生活に関したすごろくをグループで行う授業でした。班での活動が円滑に進むよう、説明を行った後に「〜の班なら、誰が何するってこと?」のように活動内容を確認していたことが印象的でした。今回のように、生徒自身が考えながらルールの確認を行う場面を設定して活動中のトラブルを減らすことが重要だと思いました。

 活動に入る前の注意点として、「班の中の4人に伝わるように。」と指示しており、生徒は落ち着いて活動に取り組めていました。話し合いの姿勢や、学級全体の雰囲気は、こうした授業中の指示の積み重ねからつくっていく必要があることを学びました、

〇 体育(ベースボール型)
 授業が終わると同時に、生徒は集中して自分の考えを振り返りシートに書いていました。多くの子があっという間にシートの欄を埋め尽くしており、書く活動にとても慣れている印象を受けました。

 勝村校長先生がある生徒に「なんで振り返るといいの?」と声をかける場面がありました。生徒はすぐに「振り返りを書くと、やったことが蘇ってきて自分の力になる。」と答えていました。生徒自身が振り返りの価値を理解しており、主体的に学ぶことができていることに驚いた場面でした。
 
 協議会から、前回大量失点されたという振り返りから、本時の「守備に重点をおいて、最少失点で抑えるにはどうするか」という目標につなげていたことを知れました。自分たちの振り返りが授業に活かされている実感を持ち、必然性のある目標設定につなげるためにも子どもの振り返りを授業に活かすことは大切であることを学びました。

〇 国語
 1〜4から自分の立場を選択し、最初に同じ意見の人たちと交流を行っていました。他の意見を持った子5人以上と話す場面や、少数意見の子の考えを全体に共有する場面を先生がつくっていました。活動中、少数派の意見を聞き、紙にメモしている子もいました。誰もが安心して意見を言える場面をつくることで、多数派の意見の子が少数派から学べる機会を私もつくっていきたいです。

 他クラスの子の学びの天気をスクリーンで共有していたことも印象的で、ICTを使うことで学級を超えて学びあえることを実感しました。

 今回も快く訪問を受け入れてくださった犬山中の皆様、ありがとうございました。学校訪問に行かせていただくたびに、教員になりたい気持ちがますます湧いてきます。教員採用試験が間近に迫ってきました。残された時間、ゼミ全員で精一杯がんばります!(柴山)

2023年5月4日仕事日記

 今朝は、「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の運用を和田先生に相談して、参加メンバーを固定せず行うことに決める。アドバイザーは落研50周年宴会で知った、すでに教師支援的な活動をしている後輩二人を誘って4人で対応することに決める。さっそくかつての全玉置ゼミ生70名余に連絡。

 「中学〇年の学級づくり 365日のアイデア事典」(1〜3年の3分冊)の原稿書式とプロットを僕の依頼者へ送信。

 来週11日、12日と訪問する砺波市。授業を見て助言をし、全体に話すわけだが、おそらくこんなことを伝えることになるだろうと想像してプレゼンづくり。19日は伊丹市立天王寺川中学校での指導助言。送られてきた要項を見ながら、やはりこのようなことを伝えることになるだろうと予想してプレゼンづくり。

 26日は岐阜市教育委員会から依頼の「中堅教諭等資質向上研修」講師。そのプレゼン作成。岐阜県教育委員会からも同様な研修講師の依頼を受けている。考えてみたら、ありがたいことに岐阜県内に勤める中堅教諭は全員が僕の講演を聞いていただくことになっている。良い機会なので、日ごろから思っていること(笑)をしっかり伝えたい。

 情報インプットのための読書。「学んだ者の論理と学ぶ者の論理」(「はじめに子どもありき」平野朝久著)などの図はわかりやすく、さっそくメモ。

 研究室HP記事は犬山中学校から学ぶシリーズ第2弾。澤本君が発信。三つの授業を一つずつ丁寧に記録している。

 24年前の朝日新聞の記事「心の相談員は赤い髪の似顔絵師」が出てきたので、研究室HPでも紹介。

4月28日犬山市立犬山中学校での学び(澤本)

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 こんにちは!8期生の澤本です。今回は先日、訪問させていただいた犬山中学校での学びを記事にさせていただきます。

 今回は家庭科・国語・体育の授業を観察させていただきました。まず、どの授業でも共通していたことが子ども同士のつながりが濃かったことです。どのクラスでも子ども同士で会話し、指示がなくても話したりつぶやいたりして対話しながら学んでいる印象を受けました。

 家庭科の授業では先生の声掛けの工夫に驚きました。先生が全体指示をした後に子どもがグループ内で説明をすることに対して、「先生は今、クラスのみんなに聞こえるように話しているけど、グループ内で話すときはグループの3,4人に聞こえる声でいいから。変わりにその人たちにはしっかりと説明してね」とおっしゃっていました。ただ「説明して」と指示するのではなく、「グループの人だけでいいよ」と言うと、同じことでもより簡単に、ハードルが下がったように聞こえ、子どもは「それぐらいならできそう」と思えると感じました。声掛け一つでも工夫することで子どもの意欲を高められることを学びました。

 体育の授業では、振り返りを書くときに、ただ感想ややったことを書くのではなく、ねらいとつなげて視点を設けていました。視点を設けることで今日の授業の学びを深めることができ、全員が黙々と書いていました。私が受けてきた体育の授業には振り返りを書くことはなかったので、やりっぱなしで終わっていましたが、しっかりと子どもの学びになっていることを感じました。

 国語の授業では、学びの天気を活用して子ども同士が自分と同じ意見・異なる意見と交流し、孔子の考えと自身を結びつけていました。様々な友達と交流することで意見があまり書けていない子や話せていない子も聞くことで学び、最後の振り返りをしっかりと書いていました。また、学びの天気を用いて、他のクラスの意見にも容易に触れることができ、教室の壁を越えたつながり、学び合いをしていてとても学びになりました。

 今回も学校訪問を通して多くのことを学ぶことができ、教職の良さや子どものかわいらしさに触れることができました。教員採用試験まで3か月を切りました。8期生みんなで努力して全員で夢をかなえたいと思います!犬山中学校様、今回もありがとうございました!また機会がありましたらよろしくお願いいたします。(澤本)

※ 写真は家庭科授業での一場面です。

心の相談員は赤髪の似顔絵師(1999年5月10日朝日新聞)

 24年前に文部科学省の委託で始まった「心の教室相談員制度」。

 校長から「まったく先生らしくない芸人みたいな相談員がいい」という指令を受けて(笑)、私が探し出して来ていただいたのが、赤毛の似顔絵師の横井あおいさん(当時の名前)。

 校内外に大反響を呼びました。このように取材も入りました。
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2023年5月3日仕事日記

 今朝も断捨離から始める。愛犬散歩。

 仕事日記書き。デジタル仕事日記は、開始が2003年1月4日なので、今日で20年4か月目に入る。その前は紙日記を10年書いてきたので、通算30年ほど日記を毎日書いていることになる。なぜ続けることができているのか。糸井重里さんが毎日ほぼ日記を継続されているわけを知り、強く同感。ゼミ生にはそのサイトを知らせる。

 新刊本予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラチェック完了。このあと家人にも点検してもらって、編集の矢口さんに送付予定。

 15時30分から長男と父親の見舞い。規定で15分間の見舞い。ほんのわずか痛みが減ったようでほっとする。もっとも息子に気を遣っての返答かもしれない。

 文部科学省学校DX戦略アドバイザー就任の依頼をいただき承諾。書類送付。

 楽しむというよりはインプットのための読書。良い提言が見つかりメモ。

 研究室HP記事は、4月30日訪問の犬山市立犬山中学校で学んだことを新谷さんが発信。対話についての自己課題を書いている。これがいい。

4月28日犬山市立犬山中学校での学び (新谷)

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 先日、犬山中学校へ授業を見に行かせて頂きました。犬山中学校は3回目の参加となりましたが、毎回生の授業を見させて頂くことで、自身の学びになっています。

 今回の授業の中で、まず印象に残ったことは先生方の明るさです。校長先生を筆頭に、犬山中学校の先生方ははとても楽しそうに授業をしている姿が印象的でした。先生の楽しそうな姿を、見ていると私まで楽しい気分になってきます。きっとこの先生の楽しそうな姿は子どもにも移るのだろうと感じ、教師の明るさという大切さを学びました。

 次に授業についてです。私は国語専修なので、今回は特に、国語の授業について感じたことを話させて頂きます。

 今回の単元は、孔子の考えから、自分たちの生き方について考えようというものでした。

 まず印象に残ったことが、先生の子どもへの声かけです。子どもが孔子の考えに対し、「楽しくやってた方が、、なんて言えばいいんだろう」と言葉をつまらせていた時に、先生は、そこの表現を自分で言えるようになったら国語力アップだねと声をかけていました。教師があえて表現について助言をしないことで、子どもが自ら思考し、より良い言葉を探し出そうとする、話す力が身につくような声掛けだと思いました。

 また、子どもが「この子いい意見を言ってたよ」と言ってた時に先生が取り上げて価値付けしていました。子どもは恥ずかしそうにしていましたが、嬉しそうな表情が私にも伝わってきて、子どもの良さを積極的に価値付けすることは子どもの喜びになり、自信にも繋がるということを実際に目で見て学ぶことが出来ました。

 このように机間指導から、子どもの話す力を伸ばす声かけや、子どもの意見を価値付けができるのは、日頃から子どもを見て、観察して、子どものためにという思いをもたれて指導をしているからなのだろうと感じることが出来、自分が教師になってから生かしていきたい姿でした。

 次に、この活動を見ている時に、対話について考えました。子どもはお互いの意見を聞いて「なるほど」「あー」というような、聴く姿勢があることが見られましたが、その意見について何か具体的な反応や返しをする姿があまり見られなかった印象がありました。「なるほど」「あー」といった反応の裏に、何か意見に対しての思いは持っているのかもしれません。また、このような姿が対話ということになっているのであれば、私の知識不足です。

 しかし、そのような反応だけで終わるのではなく、子ども同士で意見を交わし合い、思ったことを伝えたり、相手の意見に共感して話を発展させたり、子ども同士がお互いの話を聴きに行く、聴くことでなにか感じ取ったりできる対話にするにはどうすれば良いのかと、対話的な学びについてゼミのみんなでもっと追究したくなりました。

 今回も、書ききれないほどの多くの学びを得ることが出来ました。教員採用試験が近いので、今回の学びも生かしていき、残りの期間も頑張っていきます!貴重な機会をさせていただき、ありがとうございました。(新谷)

2023年5月2日仕事日記

 今朝は納屋の整理から。見た目だけでも綺麗になるのはいつだろうという状態(泣)。愛犬散歩。

 「子ども理解活動」のヒントにならないだろうかと読み始めたある書籍。今後使えそうな記述を抜き出す。

 引き続き、新刊本予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラチェック。今日も矢口さんの素晴らしい編集に感激しながら精読。3分の2ほど進む。

 柴山君が突然の訪問。小牧中央図書館で勉強をしていて気分転換に犬山まで行き、将満のカラフルな大福をたくさん購入。途中駅で下車して、それをわざわざ自宅まで届けてくれた彼。一緒に味わう。なるほど、すぐに売り切れるはずだと思う味。

 7月には熊本へ三日間の出張。かなり前に航空機予約は済んでいたと思っていたが、その記録がない(泣)。慌ててマイページで、無事完了していることを確認。6月青森、7月苫小牧往復も完了確認。ほっとする。

 夕食は、家族3人で名古屋市東区にある名古屋コーチン割烹「鳥ふく」へ出かける。何度来ても、思わず「美味しい」という言葉が出るお店。大満足。

 今日も届く講演や指導助言依頼。年度後半もかなり埋まってきた。野口芳宏先生の教えで、「予定の調整がつく限り、頼まれたら断らない」を貫いているが、大丈夫か、俺(笑)。

 研究室HP記事は、最近、一気に文章力をアップさせている柴山君の「4月22日情報リテラシー連続セミナー@東北大学【川上康則先生のセミナー】に参加して」。オンラインセミナーの雰囲気もうまく伝えている。

4月22日情報リテラシー連続セミナー@東北大学【川上康則先生のセミナー】に参加して(柴山)

 こんにちは!8期生の柴山です。4月22日の川上 康則先生のセミナー「教室マルトリートメントを防ぐ」にオンラインで参加させていただきました。自由度が高く、チャット欄がとても活発なセミナーでした。
 
 教室マルトリートメントは、体罰などの虐待だけでなく、子どもとの関わりを怠たりなども含んだ「教室で行われる不適切な関わり」のことを指すらしいです。)

 川上先生がスライドで説明していることに関連した直近の悩みを、チャットで参加者同士が話し合ったり、聞き逃した内容を参加者同士伝え合ったりするあたたかい雰囲気で進められていました。

〇 子どもが今まで育ってきた文化を大切にする
 特別支援教育の考え方として、「その子がどんな環境で育ったか知ること。本人の築き上げた歴史を基盤に変えていくこと」という話が印象に残っています。子どもに前年までの教員との関わり方が染みついているのであれば、その関わり方からスタートし、少しずつ変えていくことも大切であると思いました。やはり、はじめに子どもありきの考え方で接していくことを心がけようと思いました。

〇 子どもが自分の守備範囲を広げてくれている
 対応に困った時、子どもを「自分の基準に当てはまらない存在」と見るのではなく、自分の対応力を広げてくれている存在だと見ることが大切という考え方です。対応できないときは、まず自分を磨いて次は対応しようと考え、どんな子どもとの関わりの中にも楽しさを感じることができるようにしていきたいです。

〇 やる一択の状況からの脱却
 私は、「やる」を前提とした自己選択の考え方しか自分が持っていなかったのではないかと思いました。子どもの実態に応じて、「限定的な参加」や、「やらない」も含めた自己選択を尊重し、一歩ずつの成長を見取り、認めていける存在になりたいと思いました。

 先生が笑顔と、朗らかさをキープできれば、子どもにとっても学校は気持ちよく過ごせる場になると思います。子どもを柔軟に見取り、心に余裕をもって関わるための考え方を多く持てるように学んでいきます。学びの多いセミナーでした。川上先生、本当にありがとうございました。(柴山)
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2023年5月1日仕事日記

 早いもので今日から5月。今朝は、地元新聞店の古紙回収利用のため新聞紙整理から。愛犬散歩。自宅排気口掃除。インコの籠清掃。車内清掃。以前から解約しようと思っていたCK無事解約。いろいろと一気に片付けることができて、すっきり。

 新刊本予定の「スクールリーダーの”刺さる”言葉 教職員、子どもの心を動かす55のフレーズ」のゲラチェック開始。矢口さんの素晴らしい編集に感激しながら精読。3分の1ほど進む。

 編著者の一人になった「中学〇年の学級づくり 365日のアイデア事典」(1〜3年の3分冊)のプロット&執筆者が決まり、矢口さんに報告。

 同じく編著者の一人となった「3年間まるっとおまかせ!中学校 学級レク大事典」の進行状況を山田先生、福地先生に報告

 第3回小学校教育実習事前指導は、和田裕枝先生にお願いをして「教育実習授業で大失敗しないために」と題して、僕とコンテンツを作っていただくことに決定。和田先生から送られてきたプレゼンを編集。いいコンテンツとなる自信あり。

 積んだままだった本のうちから、4冊を回し読み(笑)。飽きると別本を読むという繰り返し。指導助言に関わっている学校へ提供したい情報や大学業務に関する資料を得る。
 
 研究室HP記事は、9期生古川君のゼミでの授業振り返り記事。ポイントをしっかりまとめている良い記事。

4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(古川)

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 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川です。今回は私の模擬授業の振り返りを書いていきます!

 今回は小学校4年生向けの「正直」五十円分という題材で授業を行いました。
 
 前回のゼミでいわれた子どもの発言に言葉を足さない・板書を書きすぎない・音読時、発問をするがそれすぎない様にする事を意識できた授業にはなったと思います。
 
 しかし、反省点が多く悔しい結果となりました。授業を終えての反省をまとめていきたいと思います。
 
・内容がわからない
 資料を渡さず音読を最後までした結果、発問時子ども役が前半部分の内容が分からなくなってしまいました。音読をしている途中でポイントとなる部分(今回ならお金の動き)を児童に確認しながらやっていく必要性を感じました。

・発問の仕方が悪い
 私は「分かる人ー?」や「他にある子ー?」という様に発問していると指摘されました。道徳に正解はなく、分かるではなくて何を思ったか・感じたか聞いていくべきだし同じことをいっても良いと学ばされました。

・まとめが上手くない
 この教材を学んで何を児童に伝えたいのか、どのようにまとめるのかプランニングできていなかった結果、訳の分からないことを言ってしまいました。まとめはちゃんと考えてから授業します。

 ゼミ生・玉置先生の指摘は本当にその通りすぎてまだまだ私は伸びしろがあるなと感じました。玉置ゼミでの初めての模擬授業は楽しかったです。次回やる際は成長した姿を絶対見せます。(古川)

玉置先生の飛び込み授業からの学び(柴山)

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 8期生の柴山です。4月20日、一宮市立瀬部小学校、4年生、5時間目算数授業での玉置先生飛び込み授業の記事です。※授業記録につきましては、玉置先生の「2023年4月20日仕事日記」を是非お読みください。

 授業前の学級へのあいさつでは、「名前を覚えてね。一回しか言わないよ。先生の名前は玉置崇です」と紹介し、児童に復唱させていました。「先生」とつけた人は社会性があることを伝え、もう一度復唱させていました。短い時間のあいさつでさえも、子どもの雰囲気をつかむ機会にしている玉置先生は流石だなと思いました。

 その後、どんなクラスか子どもに問いかけたり、子どもの様子をネタに、そこについての軽い問いを何人かに聞いたりしていました。スムーズに授業の時間につなげており、やはり落語の先生ならではの展開だと思いました。

〇授業は間とテンポ
 挙手指名時、一度に何人かまとめて子どもを指名していました。「全員同じような意見でもいいからいってみよう。」と伝え、連続して発表させることで授業の流れを止めることなく進めていました。子どもの発表の時間を多くとることにもつながっていました。
一人ずつ挙手指名して、「他にはありますか?」と毎回流れを止めてしまうよりも、こちらの方がスムーズだと感じたので、私も実践していきたいです。

〇子どもの振り返りを活かした導入
 冒頭では児童を意図的に指名し、学びの天気に入力した前時の振り返りを全体に共有させていました。ただ児童が振り返りを発表して終わるだけでなく、「足したり引いたり」がキーワードであることを教師が価値付けて今回の授業の方向性を示していました。
 周りの子どもが、ただ人の振り返りを聞いて終わってしまうだけでなく、他の子が振り返りにコメントする機会をつくっていたことも印象的でした。学んだことを自分の言葉で表現し、人に伝える振り返りの大切さを学級全体で実感できる場面だと思いました。

〇子どものつぶやきを拾う
 つぶやきといっても、声に出された言葉だけを拾うだけではありませんでした。授業中、表情や動きでも、子どもは表現していることを実感しました。わからなそうな表情をした子どもにも、「今難しい顔をしたね。授業は正直でいい。」と声をかけ、わからないことを正直に表現する大切さを伝えていました。

 発言者の内容が全体に伝わっていなさそうな雰囲気の時は、一度ストップを入れ「彼が言っていることわかるって人?」と投げかけたり、手で角の測り方を表現している子に「みんなに見せてあげて」と声をかけたりすることで、子どものつぶやきを全体に共有していました。つぶやきをきっかけに、隣同士で相談する機会も作っていました。

〇はじめに子どもありきの授業展開
 最初の発問では6人指名し、全員が黒板を使って考え方を共有していました。「180°+何°」の考え方を使って欲しい場面でしたが、最初の二人は「360°−何°」の考え方を使っていました。授業で自分の想定とは違うやり方が出てきても、子どもの反応に応じて自然な流れで授業を進めていました。

 いつでも意図的指名できるよう、黒板に「180°+何°」のやり方で解いた子の名前を板書していたことも印象的でした。子どもの言葉や考えから授業を進める、「はじめに子どもありき」を実感しました。 

 初めて顔を合わせる子ども相手に、玉置先生はどのように授業をしていくか、とてもワクワクしながら授業を参観させていただきました。本当に貴重な体験をさせていただきました。玉置先生、瀬部小学校の皆様、本当にありがとうございました。

 今回、僕が言語化できていない部分でもすごい技術が多く詰まっていたと思います。今回の授業は、映像化して残るそうです。何年後かにまたこの授業を見て、今回気づけなかった部分にも気づいていけるように自分をアップデートしたいです。(ちなみに、授業中玉置先生がほめた回数を数えていましたが、ほめ言葉の数が多すぎて途中で数えることをあきらめてしまいました。)(柴山)

2023年4月30日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩は帰郷中は長男の仕事。仕事日記書き。

 東京から帰郷した弟と土地の草刈り。1時間30分。写真のように草刈りをしたのがわかる程度にはなった。

 弟と父親の病院へ。週2回まで、1回二人まで15分以内という規定にしたがって見舞い。痛みは治まっていないようで、少しでも引くことを祈るばかり。

 家族(家内、長男、弟)で夕食。いつもの鰻屋さんが別店で特別営業。そちらへ行って味わう。

 第2回小学校教育実習事前指導レポート未提出者へ厳しい連絡。ようやく届く。

ゼミ生に募集した「中学校学級レク大事典」のアイデアが揃う。「学級づくり事典」のプロット再検討後、執筆依頼。あと少しで完了。

 犬山中訪問記が数件届く。よく観察していることがわかる内容。指導者として安心。

 研究室HP記事は、柴山君による4月20日一宮市立瀬部小学校での僕の飛び込み授業での授業技術記録。貴重な記録を残してくれた。大感謝。 


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2023年4月29日仕事日記

 今日から9連休。さすがにこの連休中は授業も、講演、指導助言もないからだ。新刊本ゲラの校正やかなりの高さになってしまった購入本読書を楽しもうと決めた連休。

 昨日12時までに提出指示をした小学校教育実習事前指導レポート未提出者へ催促メール発信。

 昨晩、痛みを訴えた父親は、今朝は激痛に襲われている様子。ここから一気に予定外の連休初日になる。救急車で病院搬送を依頼。救急車に同乗して病院へ。当直医の判断で、経過観察入院決定。家族としてはありがたいこと。安心できる。入院手続きや弟への連絡が終わったのが14時。遅い昼食をとって帰宅。

 一旦横になる。目覚めて、編著者の一人になった「学級づくり本」のプロット検討。グループチャットで相談。さっそく意見が届く。

 もう1冊の編著者本、「学級レク大事典」のアイデア提案が次から次へ届く。

 19時に家を出て、小牧市東部花火の会主催の「第9回桃の花花火大会」へ出かける。強めの雨が降っているが、打ち上げ予定とのこと。陶グランドで、19時30分から15分間ほどの大花火を先日亡くなったOさんを思い出しながら鑑賞。帰宅後、伊藤さんに感謝メール。

 帰宅。夕食。いくつかの連絡メール発信。いろいろあった連休初日。父親入院で安心できた1日。

 研究室HP記事は、8期生ゼミ記録を寺尾さんが発信。僕が伝授した自己PRのコツがきちんとまとめられている。
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4月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)

 みなさんこんにちは、8期生の寺尾です!!

 4年生が始まりあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。最近はゼミの後にみんなで小学校全科の問題を出し合ったりゼミの復習をしたりしていて楽しく勉強できています!!

 今回は4月26日のゼミでの学びをまとめます。自己PRをテーマとしてノウハウを教えて頂き面接練習を行ったあと、玉置先生から助言を頂きました。

【玉置先生から教わった自己PRのノウハウ】
○遠慮なく思い切って話す
→自己PRに謙遜は必要なし!!堂々と自信を持って話すことを意識!!
実際に、全員がこのことを意識して話すことが出来ていて、自分の良さを伝えようという強い気持ちが伝わってきました。自分も皆のように堂々とアピールする気持ちをもっていくよう努力します。

○私を落としたら損だという気持ちで伝える!!!
→これも先程と似ていますが、話し方に加えて気持ちが乗ると、より面接官に強い思いを伝えることが出来ると思うのでぜひ意識したいです。

○その強みが子どもにとってどのように良い影響をもたらすのか
→教師としての視点を入れ、教師として生かせる良さを必ず入れる。
これがなければ自己PRにはならないほど大切なポイント!!!

 この3つを意識して自己PRをしていきたいと思います。そして、自己PRや志望動機は何を追質問されても答えられるよう対策をしていきます。

 次のゼミが半月後でとても遠く感じています(笑)みんなの鋭い意見や積極的に学ぼうとする姿勢が私の刺激となります。みんなで学び合い頑張ろうとすることができているのは、このメンバーだからだと思うので、この恵まれた環境を活かしてみんなで頑張ります!!

 また今日は授業後にあさくまに行き、玉置先生にご馳走していただきました!!久しぶりの皆でのご飯すごく楽しかったしたくさん笑って幸せでした!!玉置先生本当にありがとうございました!!!(寺尾)
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2023年4月28日仕事日記

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 いつもの喫茶店。愛犬散歩。帰宅して仕事日記書き。ほぼパターン化しつつある。

 犬山中校長からメールあり。さっそく電話。研究推進者であり授業者である教師が体調が芳しくなく、休みをとるように指示したとのこと。そして急遽の相談の上、各学年で一つの授業を学年ごとに参観して研究協議することにしたとのこと。こうした事態であれば、「申し訳ないが本日はなしで!」となるところが、このような対応ができる学校力の高さを感動。もちろん校長が指示したわけではなく、先生方が事態を知って、そうであればこうしましょうと提案があったとのこと。喜んで訪問させていただくと承諾。

 9時30分からEDUCOM事業計画発表会を1時間ほど視聴。授業と学び研究所の取組みも自覚。

 11時ごろ家を出て、犬山中学校へ向かう。11時35分ごろ到着。校長先生と懇談。ゼミ生の安藤さん、新谷さん、特別参加の島田君も合流。

 11時55分から4限の英語授業を中心にいくつかの授業参観。英語の授業はなんと6人の方の授業を学生が見ることができた。

 美味しい自校給食をいただきながら、かつての教え子で英語教師の高岡さんから英語授業の作り方を学生にレクチャーしていただく。

 ゼミ生の澤本君、柴山君合流。

 5時間目は、1年生は家庭科(家庭科教諭と栄養教諭とのTT)、2年生は体育授業、3年生は国語授業を参観。例によってポイントで動画撮影。

 研究協議会場でさっそく動画整理。プレゼン修正。

 15時10分から先生方の研究協議を参観。最初に参観させていただいたゼミ生に感想を求められ、そのような予定だと知らなかったので、ドキドキして感想を聞く。外した意見がなく、ほっとする(笑)。

 先生方の協議は、心理的安全性が高いからこそ、こうした鋭く生産性が高い意見交流ができるのだと感心する話し合い。聞いていて心地よさを感じる協議会。

 30分ほどの時間で、「教師・生徒による見取る・つなぐ」という犬山中の授業づくりキーワードをもとに、まずは教師が見取る・つなぐことの価値づけと自己体験からのこのキーワードの重要性を伝える。次に、生徒自身が「見取る・つなぐ」ことは、振り返りを充実させることだと提言。その根拠となる資料をいくつか提示。最後は、授業動画をもとに、三つの授業ポイントのよさを他の授業に広がるように助言。ちなみに今年になっての講演・指導助言は29回目。

 特に嬉しかったのは、学びの天気を2年間にわたって日常的に使っておられる国語の先生がおられたことを知ったこと。後日、インタビューさせていただきたいとお願いする。

 校長先生からは、改めて犬山中のこれまでの財産を大切にした上での新たな授業作りへ挑戦しようといった、とても元気が出る講話があり、協議会終了。

 すぐに学校を出てファミレスへ。例によってゼミ生らと美味しいパフェを食べながら振り返り。

 帰宅。今日も何か所から依頼があって、嬉しい限り。とはいえ、8月末までは99%詰まっている状況で、お断りが続く。

 恵那市の学校統合での問い合わせをいただいた方と電話でやりとり。30分間ほど。

 第2回小学校教育実習事前指導レポート未提出者集約。石原先生、山田先生へ連絡などで、かなりの時間をとる。

 研究室HP記事は、8期生村松さんのゼミ記録。特に注目していただきたいのは、記事後半の「自身の体験と夢」。自己開示と分析をしている記述。そうなのだと初めて知る。
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