2024年2月16日リーディングDXスクール事業(成田市立西中学校)講演

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 2024年2月16日リーディングDXスクール事業で、成田市立西中学校で講演をします。「心の天気」活用校です。

2023年12月3日仕事日記

 6時ごろの目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。持ち込み読書。

 帰宅。3本のオンライン学びで充実した昨日の仕事日記書き。愛犬散歩。

 12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー」の進行表作成。フェローに連絡して不備を教えてもらう。稲沢市数学部会での講演テーマ連絡。学校DX戦略アドバイザー事業関連文書作成送信。

 令和6年1月13日の教師力アップセミナーへの協力を8期生、9期生へ呼びかけ。9期生の合宿へ向けての準備指示第1弾発信。10期生へは学びの指示第1弾発信。少しずつ稼働。

 16時ごろ、父親の病院へ。相変わらずの状況。

 12月21日の岐阜県教育委員会から依頼の講演プレゼン作成開始。玉置流の「授業の見方や指導助言」を伝える内容だけの講演は初めて。日々、少しずつ進めたい。良い機会をいただけたことに感謝。

 研究室HP記事は、小林さんの中学校教育実習の振り返り。真摯な振り返りと明確な目標提示。誠実さが伝わる記事。

 明日4日は、敦賀市で授業を見て講演。5日が西尾市、6日が四日市市、8日は東大阪市、9日は岐阜市(本学)と講演が続く。10日は「授業と学び研究所」と「未来を拓く学校づくり研究会」主催のセミナー開催。体調に気を付けて頑張ろう!

中学校教育実習を終えて(小林)

 中学校で教育実習を経験させていいただくなかで、小学校実習のときには感じることのなかった、思春期の生徒とのコミュニケーションの難しさ、また専門科目である「外国語科」を教える楽しさを感じました。

 小学校実習の時は、児童の話に耳を傾け、児童のつぶやきから授業を展開するように心がけていました。しかし中学校では、生徒がつぶやく様子があまり見られず、教師である自分が主体となって授業を進めることがほとんどでした。理想としていた授業と乖離した自分の授業を振り返り、反省する毎日でした。

 また英語の授業に関して、文法以外オールイングリッシュの授業を展開したいと考えていましたが、英語を積極的に使って授業をすると生徒の反応が悪くなり、実際に授業後に生徒に話を伺うと、「何を言っているのか分からなかった」と言われてしまいました。使う単語をなるべく簡単なものにしたり、ジェスチャーを使ったり、声色に感情入れるなどの工夫してはいたものの、英語を英語で指導する難しさを痛感しました。

 指導教官の先生と生徒の英語力についてたくさんお話しましたが、やはり「英語嫌い」が顕著にみられることが課題だと感じました。私自身、英語を勉強し始めたのは9年前一般的であった中学1年生からでした。「英語が楽しい」と感じ始めたのは高校3年生からでした。英語は、分からないと楽しくないし、分からないものを好きになることは不可能です。今回の実習で、オールイングリッシュは理想的ではあるものの、段階的に取り入れるのが現実的なのではないかと感じました。

 色々な課題はあったものの、教壇に立って大好きな英語を教えることのできた時間はとても幸せなものでした。私のやりたい様に授業をさせてくださった指導教官には感謝の気持ちでいっぱいです。最終日には、私が留学していたカナダについて子どもたちに話す時間をいただきました。自分の宝物のような経験を子どもたちに伝えられたことで、自分の経験が更に意味のあるものになったように思えて嬉しかったです。

 小学校と中学校の実習を経験して、私は子どもを「英語好き」にして中学校に送り出せる小学校教師になりたいと思いました。昨年1年間留学して、英語の奥深さを知りました。英語を学ぶことで自分の世界や可能性が広がることを知りました。これからの未来を担う子どもたちにも、英語を好きになり、海外に興味を持って欲しいです。そのために、小学校の外国語活動、外国語科に精通した教師になれるようにこれからも頑張ります。(小林)
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2023年12月2日仕事日記

 6時に目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。仕事日記を書いたり、ゼミ生への連絡をしたり、指示を受けて教育学部3年生全員へのアンケート依頼発信。

 9時30分から、未来を拓く学校づくり研究会主催の「モーニング情報交流会」。今回は、「一人一台端末は活躍していますか?」と題したテーマ。情報提供者は、大城智紀先生(沖縄県教育庁教育課教育 DX 推進室主任指導主事)。

 学校現場、市教委、県教委、文部科学省といわばすべてを経験されておられるので、全方位からのGIGA端末活用の状況を分析され、端末活用推進するための教員研修方法を中心に情報提供をいただいた。45名ほどの参加者には、大いなる刺激になったことだろう。30分間のブレイクアウト、その後、「端末の持ち帰り」を話題にしての情報交流。参加者の意識の高さから本質論になって終了。今回もとっても良い会となった。皆さんに感謝。11時終了。

 終了後、大城先生と春日井の水谷先生と情報交流。衝撃的な話を聞く。コメントのしようもない(泣)。

 11時30分ごろから、重要な2本の電話あり。1本はかつての教え子からの教育相談。お役に立てただろうか?ちょっと不安。

 モーニング情報交流会に参加したEDUCOMの岡本さん、吉岡さんから感想が届く。さっそく返信。授業と学び研究所での会議報告をして、ある提案もする。

 14時から東北大学大学院情報科学研究科主催の第72回情報リテラシー連続セミナーに参加。今日の講師は、中原淳先生(立教大学経営学部・教授)。「組織開発を通じた『働き方の見直し』-学びに満ちた学校をめざして-」と題しての1時間の話。

 期待以上の刺激的な話。テンポが良い話型で、内容も豊富でメモも多数。一番心に刺さった言葉は「人の心を支配するのは魅力よりも抵抗」。質問タイムでは進行役の堀田龍也先生から促されて、校長職の在り方について発言。充実の2時間30分。

 中原先生からの資料を再度見直して、講演メモを整理して保存。いわゆる振り返り。

 20時からは「学校教育への生成AI導入 〜明日からの教育を変えるアイディア〜」と題したオンラインセミナーに参加。ChatGTPの教育利用のヒントを得るため。指導案作成に際しての生成AI活用は、短時間で質が高い案を作成できるとの発表あり。活用しているからこそ、納得できる発表。もし僕が生成AIにそれなりに触れていなかったら、そんなことはないだろうと思うはず。実際に触れてみることの大切さを感じながら発表を聞く。

 刺激を受けて、オリジナルChatGTPを作るためにYouTubeで勉強。実際にやってみるがうまくいかない。乗り越えるためにさらなる勉強が必要だと実感。

 研究室HP記事は、幼稚園実習を終えた長谷川さんの学び記録。遊びを通して子どもの成長を促す難しさを体感したことが書かれている。なるほど!という記事。

幼稚園実習を終えて(長谷川)

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川理桜です。先日終えた幼稚園実習での学びについてまとめていきたいと思います。

 特に私は幼少の接続について詳しく学びたいと思い、年長のクラスに入らせていただきました。年長のクラスでは文字の練習や挙手をして発言をする。時計を意識して行動をする。という取り組みが日常的に行われていました。日直のような制度もあり現在問題とされている小1プロブレム改善に向けた取り組みが多く行われていると感じました。

 4週間の実習の中で1番感じたことは、遊びを通じて子どもの成長を促すことの難しさです。

 小学校とは違い幼稚園では遊びの時間が多くあります。遊びを提供したり、一緒に遊んだりする中で育みたい力を考え、環境構成や援助の仕方などを工夫していかなければならないため、とても難しく感じました。

 クラスには数人発達障害のある子どもが在籍していました。1人1人得意とすることや苦手とすることが大きく異なります。日頃から子どもたちとよく関わり観察していく中でその子に寄り添った保育を見つけていくべきだと思いました。

 また、年長になると自分と周りの違いについて気付き始めます。発達障害のある子に対して悪気なく「なんでできないの?」「どうして?」と疑問を抱き本人に聞く子どもの姿がありました。うまく説明できない本人達に代わって保育者が周囲の子に得意なことや苦手なことをしっかり伝えていくことが重要だと考えました。

 私は保育専修に所属しているので、今回の実習は中学校ではなく幼稚園に行きました。今回の実習で学んだことを忘れることなく、保育専修をいかした小学校教員になれるよう今後は教採勉強などに励みたいと思います!(長谷川)

2023年12月1日仕事日記

 今日から12月。時が経つのは本当に早い。明日の「モーニング情報交流会」の案内を皆さんに発信。

 いつもの喫茶店でモーニング。持ち込み読書。愛犬散歩。

 9時ごろに家を出て、なごのキャンパスへ向かう。10時15分から昼食を挟んで15時まで会議。校務支援システム普及のための方策、依頼を受けた新卒研修プログラム検討。

 帰宅。貸与されたPCで仕事をしようとすると、セキュリティを上げてもらってから初使用で気づく。立ち上がらない(泣)。さっそく連絡。持参することにして、EDUCOM愛知本社へ向かう。

 新社屋で働く皆さんを初めて見る。とても開放的な空間になったので、だれを見ても仕事に追い込まれている感じはせず(本当は大変だろうけど)、楽しく仕事をされている感じ。あちこちを回って、邪魔にならない程度に声をかけて会社を出る。帰りに久しぶりに「テツヤロール」を買って帰宅。

 夕飯は外食。夕食途中で予定をいれていたことに気づき、うっかりしていたことを謝る。21時からのオンラインゼミも寝入ってしまい謝る。

 12月5日に訪問する西尾市立一色南部小学校の依頼を受けてプレゼンづくり。学校研究テーマをもとにした内容。遅くに担当にデータ送信。

 研究室HP記事は、中学校教育実習を終えての記事第1弾。古賀君がしっかり振り返っている

2023年11月30日仕事日記

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 パンを持って家を出る。7時30分ごろ研究室着。珈琲をいれてパンを食べる。火曜日の「教育課程論」の振り返りを読む。

 8時15分から、新谷さん、寺尾さん、柴山君が卒論の相談で来研。新谷さんは整えて提出すればよい状態まで来た。

 9時から「教育課程論」。1限は「主体的な学び」、2限は「対話的な学び」がテーマ。振り返りを指名して読んでもらうことから講義スタート。小中教育実習を終えて、個々の教師への見識がかなり高まった感じ。80名ほどの発言から感じるこれまでと違った深い考え。意見を聞きながら、良い意味でこちらがきっちりと正対しないといけないと思わされる意見が続く。濃密な2コマ。

 12時15分、啓林館東海支社長らが来研。昨年度に引き続き「啓林リーダーセミナー」の講師の依頼を受ける。有り難いこと。さっそく内容について協議。

 13時ごろ大学を出て、岐阜県総合教育センターへ向かう。14時から「岐阜県中堅教諭等資質向上研修(高等学校・特別支援学校)」の講師を仰せつかっているため。5月には小・中・義務教育学校教諭、栄養教諭、養護教諭の中堅研修の講師。さらに言えば、岐阜市の中堅教諭研修講師も今年度務めたので、今日で岐阜県内12年目すべての先生方が、僕の話を聞いていただくことになった。有り難いこと。張り切るしかない(笑)。

 14時から15時30分まで、150名ほどの皆さんを対象に「ミドルリーダーとして求められる資質・能力」と題して講演。研修が10時から続いていて、皆さんはさぞかしお疲れだとは思ったが、すこぶる反応が良くて、ついつい予定外のことを入れ込み過ぎて、後半は速足になってしまった。猛省。

 夕方には担当の方から次の嬉しいコメントと来年度の依頼も届く。講義終了後、「ぜひ本校でも講義をしてほしい」「これまで受けた研修の中で一番良かった」という受講生からの感想を聞いています。様々な実体験を踏まえた内容や、交流をしながらの講義スタイルと、先生の人を引き付ける話し方など、今後の授業に活かしたい手法を学ぶことができました。またミドルリーダーとして、どう立ち振る舞えばよいのかというポイントをご教示いただけました。

 父親の病院に寄って帰宅。弟に父親の状況報告をして相談。本日締め切りの大学業務に関する入力を終える。間に合った💦。7期生の下野さんから素敵なメッセージが届く。ぜひとも現役ゼミ生に伝えたいと思い、さっそく転送。皆さんのおかげで今日も充実の1日。
 

中学校実習を終えて(古賀)

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 こんにちは、9期生の古賀です。10月半ばから4週間行わせていただいた、中学校実習を無事に終えることができたので、実習での学びを記事にしていきます。

 私は、3年生の教え合い活動が盛んにできる学級に配当されました。受験に向けた大切な時期に受け入れてくださったこと、感謝しています。小学校実習と同様、生徒と指導教諭に恵まれて、大変なこともありましたが、充実した日々を過ごすことができました。小学校との違いに戸惑いながらも、数学の時間や学級活動の場面で、生徒と関わる中で得ることができた感情や学びが多くあります。
 
 実習では、8回の授業をさせていただきました。数学では「相似と比」の単元の授業をさせていただき、教科書の見開き2ページを限られた時間で終わらせることの難しさを実感しました。その中で教師主導にならず、生徒に考えさせ、気づかせる技術。机間指導であえて大きな声で話すこと、教え合い活動をできる生徒を増やしていくこと。今回の実習では、上手くできなかったが、先生方に指導していただいた内容を見直して、授業技術・指導技術として自分のものへと昇華させていきたいと思います。また、生徒が何をすればいいのか分からない時間を生んでしまうことが多々あったので、発問の吟味や教材研究の大切さなど改めて感じました。何でこの問題をやる必要があるのかを考えて、授業展開や発問をつくっていくことを、今後していきたいと思います。

 道徳の授業では、高校時代の経験を説話として、将来どんな職業に就きたいか考える授業をしました。生徒たちが真剣に話を聴いてくれたり、プリントに書き込んでいる姿が今も鮮明に思い出されます。生徒から「教師目指しているので、頑張ろうと思いました。」、「先生も大変なことがあったんだ。私も大変なことがあるけど頑張ろうと思った。」のような嬉しい感想や「先生も私と同じように思うことがあると知って、身近な存在に思えた。」のような、教師自身の話の必要性と大切さを感じる感想をもらいました。考えを書かせること、エレベータートークなど玉置ゼミでの学びが生きた授業をすることができました。しかし、改善点として、他の意見の子の発言から広げていくこと、生徒の発言のニュアンスを崩さないように要点を板書することなどが挙げられる。学び続けて改善していきたいです。

 実習中に出会った、子どもたち、そして先生方には、本当に感謝しかありません。多くの学びと涙があった、かけがえのない時間を忘れることはないと思います。私はこの中学校実習を通して中学校教員になることを決意しました。今回の学びと反省点を生かして後の教員人生過ごしていけるよう、先ずは教採へ向けて全力で取り組んでいきます。(古賀)

【お知らせ】東大阪市立布施中学校リーディングDXスクール公開

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 12月8日(金)、東大阪市立布施中学校がリーディングDXスクールとして授業公開をします。私も講演をします。

2023年11月29日仕事日記

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 6時30分ごろ家を出て、コンビニ経由研究室着が7時40分ごろ。珈琲とパンで朝食。「教育実践演習」の準備。名簿チェック。昨日の「教育課程論」の振り返りを読む。

 8時30分からある学生から依頼を受けて個人授業。体調が悪く休んだが、先生の講義はどうしても直接受けたいという、いわば教師冥利に尽きる要望を受けての授業。90分を20分間に圧縮して、発問も入れながらの授業。

 9時から教職実践演習。「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」と題して、野中信行先生の著書の力も借りながらの90分間の展開。同じ講義を何度もしてきたこともあって、いつも以上に学生とのやりとりが知的に面白い。頷きと笑顔が多くて、「この講義、そんなに面白いかい?」と質問をしてしまうほど(笑)。

 10時45分ごろ大学を出て、東員町へ向かう。ナビからは高速活用の指示。素直に従って、学生と落ち合うガストに11時40分着。随時、8期生8名参集。ランチとフリードリンクで昼食。その間に僕は卒論相談を受ける。

 13時10分ごろ、東員町立笹尾東小学校到着。さっそくそのまま5年生の教室へ。13時20分からの算数授業参観。子どもがよく育っていて、課題に対して、僕の予想を超えるアイデアを出す子どもたちに驚く。自分の考えを端末に入力。学級全体でそれを見合って、挙手と意図的指名による集団追究。授業導入は振り返りの価値づけ、最後は振り返りで終わり、次時につなぐ授業。

 協議会の会場で僕は動画整理。8名のゼミ生は授業から学んだことを話し合う。聞こえてくる話し合いをもとに、時折、僕が彼らに考えるべき事柄を提示。良い視点での話し合いで、指導者としてはよし!よし!という気持ち。

 先生方による研究協議開始。ゼミ生も一緒にいれてもらって話し合うという貴重な時間。1グループ1シートに話し合いの結果を入力して、意見交流をする30分間。

 その後、三重県教育委員会指導主事からの指導助言。続いて、僕が20分間ほど話す。グループや指導主事から示された内容と被らないようにプレゼンを入れ替えての話。他の教科書を提示して、別の授業の流れを提言。一人一台端末活用事例と振り返りの価値を動画をもとに紹介。

 終了後、授業者と新任教師に残ってもらって、ゼミ生が質問をしながら学級経営について学ぶという貴重な時間設定を校長先生がしていただけた。深謝。僕は研究主任からもらった質問に応えながら、今後の方向について助言。

 学校を出る。18時15分ごろ帰宅。8期生を代表して?安藤さんから感謝のメールが届く。「僕の仕事の一つは、本物に出会わせること。今日もそれが達成できて指導者としては満足」と返信。依頼を受けた資料を送信。いくつかのメールに返信。
 
 明日締め切りの提出書類ができていない💦。12月2日のモーニング情報交流会の連絡もできていない💦。とはいえ、明日の講演プレゼン最終調整を優先。
 
 研究室HP記事は、11月22日の8期生ゼミのまとめ第2弾を新谷さんが発信。自分が理解できない箇所を提示。それをみんなで話し合い、高め合うと良い流れの記録

11月22日8期生ゼミでの学び (新谷)

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 こんにちは。8期生の新谷です。11月がもう終わってしまいます。年々、一日が経つのが早すぎてもう12月か、、卒業か、、と思いながら過ごしています。12月は自分の誕生日があったり卒論の提出日があったり!追われていますが楽しみでもある1ヶ月になりそうです。

 先週は、ゼミで私がプレゼンの発表担当の日でした。人前で話すのはなかなかに緊張で、たとえ安心感のあるみんなの前でも緊張していしまいました。

 発表は上手くおこなえていたかは分かりませんが、私が1番疑問に感じていた。「教えるためにはあたためなくてはならない」の一文についてみんなと深め合うことが出来ました。あたためることについて、教室の空気を作ることであったり、教師としてもっている信念というものをあたためる意味だったり、信頼関係を子どもを作ることだったりみんなの意見を聞きなるほどと思ったり私では考えられない意見を沢山聞くことが出来ました。

 また、この「あたためる」というのが教師の視点なのか、子どもの視点なのかという寺尾さんの意見についても、確かにこれはどっちの視点なんだろうと鋭い指摘であったものの、私の中ではまだ考えがまとまりきらないものとなりました。

 さらに、最後に村松さんが、このあたためるという言葉をしつけと関連付けて意味付けをしてくれ、相手意識を育てるためにしつけがあり、そのことが、あたためることに繋がるのではないのだろうかと意見を述べていました。

 みんなの意見を聞いて、「あたためる」について見解を深めることができ、私の中ではとても充実した発表となりました。まだまだ意見を考える力は無いですが、玉置ゼミに入って、これまでの人生の中で一番、頭をフル回転にして物事を考える瞬間が増えました。考えている時は全然浮かばなくて苦しいですが、みんなの意見を聞いてなるほどと思ったり、自分の意見についてみんながさらに追い意見をしてくれたり、ウンウンと頷いて聞いてくれたり、そんな瞬間をみんなと共有できて、とても楽しいです。残りの期間もゼミで沢山沢山考えたいと思います!!(新谷)

2023年11月28日仕事日記

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 6時過ぎに目覚める。身支度をして家を出る。7時30分ごろ研究室着。1・2限「教育課程論」の準備。8時30分から寺尾さんの卒論相談に対応。

 1限「教育課程論」は主体的な学びの深掘り。2限「教育課程論」は対話的な学びの深掘り。いずれも我ながら良い発問が生まれて、これまで以上に手ごたえがある展開になった。教育実習を終えたこともあって、どの発問に対しても、意味ある発言ばかり。70名近い学生全員の指示発言あり。

 すぐに大学を出て、東海市へ向かう。学校付近に来たので、ラーメン屋で昼食。ここのみそラーメンは美味しかった。自己選択正解(笑)。車の中でいくつかのメール返信。仕事が進んだ。

 14時過ぎに東海市立大田小学校へ到着。校長先生としばし懇談。機器の準備をして14時30分から16時まで講演。依頼を受けて決めた演題は「対話的な学びを育むICT機器の効果的な活用」。

 前半は「個別最適な学び」と「対話」の深掘り、後半はICTを活用して学んでいる授業動画を見せて、主につながることのよさ、大切さを伝えたつもり。その大前提となる学級経営について補足。

 教室に集まっていただいた先生方。校長先生曰く、玉置先生の授業を受けている感じ。まさにその通りで、先生方の反応を見ながら、意図的指名をしたり、ペアで話し合ってもらったり、動画を見て判断をしてもらったりの90分間。熱心な先生方のおかげで楽しく授業ができた気分。

 高速事故渋滞があったが、60分ほどで帰宅。最近感じる身体の異常。心配なので病院へ。本日の検査結果は異常なしで、ほっとする。元気が出てきた。気持ちの問題かも(笑)。再び帰宅。

 今日もいただいた依頼メール。昨日の講演先から2件の依頼もあって感激。スケジュールをしっかり確かめて返信。池田修先生からChatGTPの有益情報をいただく。さっそく試用。いつも感激するばかり!

 研究室HP記事は11月22日8期生ゼミの安藤さん担当のまとめの発信。「うまくいっているクラスの構造」をテーマにした話し合いの記録。

11月22日 8期生ゼミでの学び (安藤)

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 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です。11月22日(水)のゼミでの学びを記事にしていきます!

 前回に引き続き、赤坂先生の本をみんなで深堀をしました。今回は「うまくいっているクラスの構造」をテーマに話し合いました。簡単にポイントをまとめます!

【うまくいっているクラスの構造】
・学級を荒れさせないためには、織式モデルを意識。
(織式モデル…上下関係や秩序を基礎とする縦糸、信頼関係やフラットな関係を基礎とする横糸の要素が合わさったもの)
・学級の始まりは縦糸を張ることが大事。縦糸がなければ、指示をしてもその先で喧嘩や齟齬が生じてトラブルが起きてしまうから。
・うまくいく先生の、縦糸と横糸の割合は縦3:横7。
・しかし、私のような新任教師は縦糸の割合を強めに意識する必要がある。なぜなら、フラットな関係ばかり築いてきたため、子どもとの距離が近くなりすぎてしまうから。
・自分の経験年数によって、縦糸と横糸のバランスを調節していく必要がある。

 そして玉置先生に“この芽は早く摘み取っておきたいと思う場面”をお聞きしました。それは“不公平な状態が平然と実施されている場面”です。この具体的な場面を4つ想定して、場面指導しました。

1 清掃活動、給食当番など
・いつも同じ子がバケツの片づけをしている
・一部の子が2倍働いて教室がきれいな状態で終わる
・公平に配らずに好きな子には多めに配ったりする

2 学級会(お楽しみ会の計画)
・スポーツ好きな子の意見が多数決でいつも通ってしまう
例サッカー、ドッジボール、野球など

3 授業中の発言で
・否定的な意見をすわったままでつぶやく
例「それ前も言ったよ」「声が小さくて聞こえない」

4 班活動で
・理科の実験などで、「実験する子」「見ている子」「記録する子」が定着してしまい、順番に変わっていない。

 みんなの場面指導は、いけないことをしっかりと伝えつつ、子どもの気持ちを理解しようとする姿勢も見られました。縦糸と横糸を織り交ぜながら指導するとはこういうことだと、みんなの指導を見て学びになりました!

 普段みんなと話しているとすごく楽しくて、はしゃいでいることが多いので正直“先生“という感じがしません。(8期生のみんなごめんなさい笑)でも、場面指導の様子を見て”やっぱりみんなは子どもの思いに寄り添いつつ、しっかりと指導する時は指導する頼れる先生になるんだな“と思いました!

 同じ玉置ゼミとしてみんなに負けないように、何より、子どもが安心して楽しい!と思える学級をれつくれるように、これからも学び続けることを忘れないようにします。(安藤)

2023年11月27日仕事日記

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 今朝もパンと珈琲で朝食。昨晩書いた仕事日記を少し訂正。7時45分ごろに家を出て、予定より1本早い電車に乗り、小牧駅で下車して、小牧駅発の電車に乗り換え。座って平安通りまで。名古屋、京都、天橋立号で宮津駅まで。出発してから4時間15分ほどの旅(笑)。

 迎えをいただき、会場の「みやづ歴史の館」へ。今回は、京都府総合教育センターから依頼を受けた「令和5年度最新教育動向講座2」の講演。対面とオンライン講演のため機器準備。ネット接続して、動画配信等の確認。対面で50人ほど、オンラインで80数人の参加とのこと。有り難いこと。

 参加者は、校長、教頭がほとんどであることを確認して、僕が今、管理職ならこう伝えます!という提案を随所に織り込むことを心して、講演を始める。

 講義1は「令和の日本型学校教育の理解を深める」、講義2は「教職員を育てるための心得や手法」、講義3は「自校での働き方改革を推進するための情報交流」と題して、10分の休憩を挟んで3時間の講演。講義3はオンラインの方々もブレイクアウトルームで協議を設定。

 頷きながら聞いていただける方が多く、話しているうちに予定していなかった話題も思い出し、ドンドン入れ込んでしまった講演(笑)。というのも、僕の話を好意的に聴いていただき、メモをしっかりされているからこそ。野口芳宏先生曰く、一流の聴き手の前で話せる幸せを実感しながらの3時間。

 帰路は会場から綾部駅まで高速を使って送っていただく。おかげさまで1時間早く帰宅できる。深謝。車の中では、学校運営、特にPTA活動のこと、校務支援システム開発秘話などを話題に楽しく四方山話。

 17時58分に特急乗車して、京都駅へ。名古屋、大曾根と乗り継いで地元駅へ21時4分着。帰宅。さすがにヘトヘト。夕食用にとご心遣いをいただいた「鯖寿司」をゆっくり食べて、横になったら、いつのまにか記憶なし。深夜に目覚めて風呂に入ってすぐに就寝。

 振り返ってみれば、いつものように充実の1日。会場で次の講演依頼をいただくなど、有難いことが連続した1日。 

2023年11月26日仕事日記

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 6時ごろに目覚め。いつもの喫茶店でモーニング。持参した書籍3分の1読む。

 帰宅。仕事日記を書きながら創りMathの振り返り。特に重松敬一先生の資料再読。11月29日訪問の東員町立笹尾東小学校指導案を思い出し、あるアイデアが浮かび、プレゼン追加。12月5日に訪問する西尾市立一色南部小から届いた指導案を見て教材研究。

 ChatGTP4で重松先生の資料分析。使えば使うほど凄い!という声が出るChatGTP。いろいろなことを思いつく。

 その一つは、研究室HPアドレスを伝え、この研究室のイラストを描いてほしいと依頼。次の解説とともに数秒で上のイラストが出来上がってきた。

 こちらが岐阜聖徳学園大学の玉置研究室を描いたイラストです。この絵は、学生と教授が教育活動に取り組む環境を活気ある様子で表現しています。学生たちはノートに経験を記録したり、教育問題について議論したりしており、教授は知識と指導を象徴する講演をしています。背景には大学の設定を象徴する書籍や黒板、教育資料などが配置されており、協力的で知的に刺激的な雰囲気が感じられます。

 16時過ぎに父の病院へ弟と家内で訪問。弟は涙ぐむ。いろいろと頭に浮かぶことがあるのだろう。まだまだ元気な父。楽しみにしている相撲が千秋楽で残念。父は霧島優勝を予想。当たり!(笑)。

 三人で喫茶店へ。製薬会社勤めの弟に最近の自分の体調を報告。助言をもらう。

 帰宅。朝から描き始めたある原稿を仕上げて送信。依頼者は気に入っていただけるだろうか?

 宅配を待って外食。久しぶりのお店。ここも巡回外食候補地の一つに決定。

 大学業務関係の書類づくり。なかなか気持ちが入らない。明日から連続4日間講演。講義後の移動が三日間。体調に気を付けて、依頼に誠実に応えたい。明日のプレゼンチェック。明日は京都府宮津市で、13時30分から17時までの長丁場。

 研究室HP記事は、11月12日第5回教師力アップセミナー(森本隆史先生)での学びシリーズ。今回は、前野さん、柴山君、芝田君が発信。ここまで文章化できるのだから、実践もできるはず。期待大。

11月12日第5回教師力アップセミナー(森本隆史先生)での学び(前野、柴山、芝田)

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 こんにちは!8期生の前野です。11月12日に第5回教師力アップセミナーに参加しました。今回は筑波大学附属小学校の森本隆史先生が「子どもと創る算数授業ー見せ方と問い方を変えるー」というテーマで講演をしてくださりました。

 森本先生のお話を聞いて印象に残ったのは、どの子も大切にして授業を創っていこうとする森本先生の授業観です。算数は分かる子、分からない子が分かれやすい科目です。分かる子だけで授業が進んでいかないよう、授業前、授業中に様々な配慮をしていらっしゃるということを学びました。

 教師が発する言葉に対して誰が反応しやすいかを考えて、教師は問い方を考えるべきだということが大きな学びでした。「分かった?」「できた?」という問いかけにはできた子が反応します。一方、「難しかった?」という問いかけには難しいと感じた子、「今のどうだった?」という問いかけには誰でも反応することができます。教師の言葉選び1つで、分からない子が取り残されてしまうかもしれないと考えると、教師の言葉には大きな責任が伴うなと感じました。どの対象に話しているのか、どの子にも考える余地を与える言葉なのかを考えて、子どもに問いかけたいと思います。

 また、講演の中で「教師の仕事は子ども同士をつなぐこと」という言葉が出てきました。教師が子どもをつなぐ大切さはこれまでのゼミで何度も学んできました。教師が子どもに教え込んでいては、子どもたちは受け身になってしまいます。誰一人取り残さない授業にするために、素直に「分からない」と言える雰囲気作りや子どもをつなぐファシリテーターとしての教師の言葉がけを、4月からの教師生活で大切にしたいと思います!

 森本先生の授業づくりの根幹にある授業観や子どもに対する思いからたくさん学ぶことができました。森本先生、貴重なお話をありがとうございました。(前野)


 こんにちは! 8期生の柴山です。森本先生の講演からの学びを書かせていただきます。授業を「どう見せるか」ではなく、「子どもからはどう見えるか」が大切であるというフレーズが、強く印象に残っています。

 森本先生の問い方は面白く、二段構えのものばかりでした。
「134枚の折り紙があります。63枚を使うと、残りは何枚?」という問いの後に、「134円持っています。63円使うと、残りは何円?」という問いを出していました。同じ問題だ!と反応する子どもに役割演技をさせます。「今、何円出したの?」と聞くと、子どもはハッとします。そこから、「財布の中身を減らしたい」という問いにつなげていました。問題文を読むことの大切さを実感できると同時に、計算作業では終わらない楽しい算数の授業になっていました。

 「わかりましたか?」と聞いた時に反応するのは、分かっている子の方という話も印象に残っています。発表の後に「今の発表どうだった?」という問い方をすることで、「難しかった」のように自由に意見を出しやすくなります。
 
 「わかりません」を全体の前で言うのは、勇気がいることです。クラスの中低位の子がかたまっていた場合は、「先生もわからなかった」と子どもの気持ちを代弁することも意識したいです。説明する側の表現力も、説明を聞いた側の子もレベルアップしていけるようにするため、つなぎ方を工夫していこうと思います。

 森本先生のように、子どもが「面白い」「やってみたい」と思える布石を巻きながら、授業を進めていきたいです。そのために、「工夫できそうだ」と思った単元から授業づくりを変えていこうと思います。
 
 玉置先生、森本先生、セミナー関係者の皆様、今回も濃い学びをさせてくださり、ありがとうございました。私も、少しずつ変わり続けていこうと思います。(柴山)

 
 こんにちは!8期生の芝田です!11月中旬になって急激に寒くなりましたね。寒がりの私はたまらずコートを解禁しました。学生最後の冬がついに始まるな、、、と何とも言えない寂しさと、新しい生活への期待感が入り混じっている今日この頃です。

 さて、今回は11月12日に行われた教師力アップセミナーについて記事にさせていただきます。今回は筑波大学付属小学校教諭である森本隆史先生にお越しいただき「算数授業を子どもと創る 見せ方と問い方を変える」というテーマでお話をいただきました。

 今回のセミナーで学んだことの中で特に大切にしたいと考えたことがあります。それは、わからないと言える環境づくりのために、教師が「わからないですよね」や「難しかったよね」と代弁するということです。

 これは、教える側が「わかった人?」「できた?」と問いかけてしまいがちになり、「わからない」と言いにくい環境を作ってしまうことを避けるためです。わかった人が自信を持って、「できた」「わかった」と言うことは比較的簡単ですが、理解できていない・答えに自身がない人が「わかった?」という問いに「わからない」と言うことに抵抗を感じます。そこで教える側という意識を一度無くして、同意を求めるように「すごく難しいよね?」と同じ目線に立って問いかけるようにすることで、「わからない」と自信を持って言える環境づくりに一歩近づきます。

 森本先生はセミナーの中で何度も私たちに「これは難しくないですか??」と気さくに問いかけてくださり、そのおかげもあり、意見交流が活発になったり、頷きやつぶやきが増えていたりする場面が多く見られました。教室という場所に限らずコミニケションスキルの一環として、相手に想いを伝えるスキルとして大切にしたいと感じました。また、「教室は間違える場所、どんどん間違いに気づく場所」であるべきだとゼミの学びの中でよく話題になります。そのためのとても具体的な声掛けはとても大事にしていこうと感じました。

 このほかにも森本先生との昼食の際にたくさんの質問をゼミの仲間とともにさせていただき、どれも今すぐ自分のスキルとして取り入れたいことばかりでした。(もちろん、どれも簡単に身につくことではありませんが、意識して子供と関わりたいと強く感じました)先生の授業観や想いをお聴きし、たくさんのことを学びことができました。ありがとうございました!(芝田)

2023年11月25日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、地域の廃品回収のために、ためていた廃品を後部座席いっぱいに積んで回収場所へ運ぶ。これだけでかなりの体力消化。最近、自分の体が自信がなくなってきている。なんとかしなくては!

 仕事日記は父親対応の1日であったことを記録。原稿書きがあるが、そのための下準備だと思って読書。29日訪問の東員町立笹尾東小学校の指導案を見て、助言を考える。ふと浮かんだアイデア。最近聞いた森本隆史先生の講演がヒント。

 13時4分に地元駅乗車、犬山経由、名鉄岐阜駅へ。徒歩でじゅうろくプラザへ。算数・数学授業づくり創りMathに参加。

 前半は、小松先生から実践記録等をまとめるのに悩んでいることを聞き、それぞれが思うことを伝え合うという内容。僕は、小松先生が発表しようとされているタイトルの中の「習得」という文言に関して、自分の痛い思い出を伝える。初めて日数教で発表した際に、主題に入れていた「定着」という文言に対して、この定義について質問され、僕の曖昧な応答に対して、「これでは研究にはならない!」などと厳しい意見をフロアから出された苦い体験。30歳ちょっと前の体験。発表なんて二度とするものか!と思いながら千葉から帰ってきたあのとき。その後、日数教発表会で助言する立場になったときには、たとえ僕のような稚拙な発表でも、あのときのような思いだけをされることがないように、助言者として心掛けたつもり。

 後半は、本学の専門演習と卒論研究でなされた奈良教育大学名誉教授の重松敬一先生の講演動画と資料を見ながら、学び合うという展開。学生だけが聞くのはもったいない、むしろ現場教師だからこそ理解できる講演。聞きながら重松先生に直接お聞きしたいと思うことがいくつも出てきた刺激的な講演。貴重な情報をたくさん得ることができて満足。

 ちなみに、資料は次の構成。
はじめに
全体のまとめ
関連する話題
「主体的に学習に取り組む態度」の評価の振り返り
メタ認知の概要と育成
授業中での振り返りとメタ認知育成(オンライン)
・振り返りについて
・メタ認知を育成する工夫
振り返りと算数・数学作文(オフライン)
・メタ認知の自覚化
メタ認知の長期的変容
メタ認知の育成と行動変容


 上記のように、講演と資料で学んだことは多い。メタ認知の理解が不十分だった自分をメタ認知(笑)、重松先生が言われるメタ認知を育てるための教師行動を理解、オンラインとオフラインでの振り返りの捉え方と活かし方、児童生徒の内なる「教師になる」ことが授業改善の一つに方向など。

 帰宅。研究室HP記事は11月12日第5回教師力アップセミナー(森本隆史先生)からの学びの記録。寺尾さん、安藤さん、伊藤君が発信。現場教師になることを強く意識した記録。

11月12日第5回教師力アップセミナー(森本隆史先生)での学び(寺尾、安藤、伊藤)

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【寺尾】
 こんにちは、8期生の寺尾です!!今日は森本隆史先生のセミナーでの学びをまとめます。

 今回の講演で、森本先生は子どもの立場で授業づくりを考えるプロだと思いました。算数の授業といえば、教科書に書いてある流れで問題を解いていったり考えを共有したりするイメージが大きくありました。しかし、子どもの立場になると、いつもその流れではつまらないしやる気がなくなってしまいます。だからといって楽しいだけの活動ではいけません。

 そこで、提示の仕方や発問の際の言葉遣いを意識して変えてみることで子どもたちが楽しく且つ頭を悩ませながら考え込むことが出来る授業になると学びました。

 提示の仕方で言えば、図や表などの1部を隠して見せながらやったり、あえて誤ったものを使ったりすることで子どもが自分からやりたいと思える授業になると感じました。
また、言葉遣いに関しては、普段何気なく使っている「できた?わかった?」などはわかる子が対象となっており、分からない子が取り残されてしまうことを学びました。そのため、分からない子がどれくらいいるかを把握でき、その子のサポートができるような「難しかった?今のどうだった?」というような聞き方に変えるだけで誰一人取り残されない授業づくりに繋がると感じました。

 このように分かる子分からない子を見とったり、子どもから何を引き出したいかを考えたりすることが何より大切だと考えました。

 今までの概念が覆され、少し不安がかき消された気もします。試行錯誤しながら子どもたちが楽しく考え、子どもの笑顔が多く見られる授業をつくりたいです。(寺尾)


【安藤】
 こんにちは! 朝寒くて布団から出られなくなってきました、8期生の安藤です!寒さが厳しくなってきましたが、布団の誘惑に負けず頑張っていきましょう!!!

 今回は、第5回教師力アップセミナーでの学びを記事にします。登壇されたのは筑波大学付属小学校の森本隆史先生です。先生から子どもと創る授業の秘訣を学ばせていただきました。記事には、実習で私自身がやっていたからこそ今後気を付けていこうと思った2つに絞って書きます。では早速本題に入ります!

 「分かった?」私はこの言葉を何気なく使っていました。大丈夫かな、と子どもを心配しているからこそつい言ってしまいます。しかし、この言葉が子どもの「分かんない」を言えなくしていると学びました。この問いかけでは分かる子だけ反応します。そんな中、分からない子は「分からない」と言い出しづらいので、置き去りにされてしまいます。そこで森本先生は「分かんないよね」と問いかけていました。実際にこう問われて、素直に“分からない“と発信しやすかったです。ポイントは”分からない“を前提で話すことです。
 
 正直、教師の言い方1つでこれほど授業が変わるとは思いませんでした。自分自身の発言を振り返って、分からない子も反応しやすい問いかけが出来ているか日ごろから意識していきます。

 もう1つ意識したいことがあります。それは“分かる子の発言に引っ張られない”ことです。実習を振り返ると、分かる子発言だけで授業を進めていたことに気付きました。森本先生は分からない子を土俵に乗せることが大切だと仰っていました。玉置先生もよく全体で学ぶことが大切と仰います。そのために、すぐ答えを求めないことを意識します。時には教師自身もとぼけてみたり、ヒントをだして少しずつ着目する焦点を絞らせていったりして、みんなで解決の方法を見つけていくような仕掛けが必要だと学びました。特に “全部を見せずに隠す“という仕掛けを私も実践したいと思いました。夢中になって考えるだけでなく、周りの人と自然と話し合っていました!

 森本先生のお話を聴いて、無意識のうちに私分からない子が反応しにくい授業にしてしまっていたことに気付きました。指導案にとらわれず、子どもの反応を見取る事を念頭に置いて授業に取り組んでいきます。今回もありがとうございました!!(安藤)


【伊藤】
 こんにちは!8期生の伊藤です。今回は、第5回教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。

 第5回教師力アップセミナーでは、筑波大学付属小学校の森本隆史先生が講師として来てくださいました。

 森本先生のお話を聞いて、教師が子どもから引き出す授業の作り方を学びました。私が特に印象に残っていることは、わかっている子とわかっていない子を見取り、わかっていない子が授業に参加できるように仕向ける教師の働きかけです。

 私は、教育実習で授業を行った際、時間内に授業を終わらせるという意識に引っ張られ、発問の答えに対して、「わかった?」「できた?」という言葉を使いながら、授業を進めていました。森本先生のお話を聞いたとき、これはやっちゃいけないことだったことに気付きました。森本先生は、「わかった?」「できた?」という言葉は、対話を生まない言葉であり、「わかった」「できた」子どもだけで、授業が進んでしまうとおっしゃっていました。わかっている子とわかっていない子を見取るために、「難しかった?」や「今のどうだった?」などの言葉で、わからない子が「わからない」と言える環境をつくることが、大切であることを学びました。教育実習での反省を生かし、現場に立ったときには、「わからない」と言える環境づくりを大切にし、わからない子が授業に参加できるようにします。

 教師になる前に、このような貴重なお話を聞けることが嬉しいです。学んだことをすぐに実践することはできないとは思いますが、学んだことを意識することはできます。特に、授業をすることには自信が全くないので、このような授業名人のお話を聞くことができているのは、とても心強く思います。今回もありがとうございました。(伊藤)

2023年11月24日仕事日記

 今日は父親の転院日。早めに家を出て、病院待合室でいくつかの指示を受ける。9時30分ごろ介護タクシーで転院先に移動。ここでも検査をしなくてはいけないのか!という思いを抑えながら、父親の検査結果を待ち、新たな主治医、看護師からの丁寧な説明と質問を受けて、書類作成。終了は12時近く。

 13時からの卒論相談のために大学へ向かう予定だったが、開始時刻を1時間遅らせて、さらに相談者がいるかを確認。ゼミ生は気を遣ってくれたようで、希望者はおらず、午後も父親のために動くことにする。再び二つの病院に出かけ、指示を受けたことに対応。16時前にようやくすべて完了。疲れ果てて、その後、何もできず(泣)。父のために終日動いたのだから、良い日だったと考えよう。

2023年11月23日仕事日記

 勤労感謝の日。いつもより1時間遅い7時ごろの目覚め。いつもの喫茶店へ。先日の教師力アップセミナー講師の森本隆史先生の本を持参して、今度は本からの学び。帰宅して、愛犬散歩。

 12月6日の「三泗教育研究協議会と四日市市教育委員会教育支援課との共同研修会」でのプレゼンづくり開始。依頼のキーワードが「パフォーマンス課題と主体的に取り組む態度」。

 パフォーマンス課題について、ChatGTPで見解を求めたり(笑)、ネットで調べたりして自分の考えを固める。年に数回のパフォーマンス課題の取組ではなく、普段の授業の中でパフォーマンス風味(笑)課題を提示していく方がよいという主張を伝えるプレゼンを、かなりの時間をかけて創る。良い依頼のおかげで、新作プレゼン完成。タイトルは「数学授業における学習評価を通して生徒を育てる〜パフォーマンス課題と主体的に取り組む態度〜」。担当者に資料データ送信。

 続いて、11月29日訪問の東員町立笹尾東小学校でのプレゼン作り。送付された指導案を見ると、ICT活用がされているので、その関連プレゼンを作る。

 今日は昼食も夕食も外食。よく働いている自分へのせめてものご褒美(笑)。

 研究室HP記事は、11月12日の教師力アップセミナー森本隆史先生からの学び記事発信開始。村松さんと安田さんが発信。教育実習を終えている村松さん、実習中の安田さんの視点が違っているのがよくわかる記事。
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文