10月4日犬山市立犬山中学校での学び(伊藤、新谷)

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 こんにちは。8期生の伊藤です。今回は、犬山中学校を訪問させていただいたので、そこで学んだことを記事にします。

 犬山中学校に訪問させていただいたのは2回目でした。犬山中学校の授業を見させていただくと、第一に先生と子どもとの信頼関係の良好さを感じます。先生と子どもとの信頼関係が良好であるため、授業中には、子どもの楽しそうな顔、生き生きとした顔が多く見られました。授業を見ていた私でさえも、笑顔になりました。私も、子どもの楽しそうな顔、生き生きとした顔が飛び交う授業をしたいと、心から思います。このような授業をするためのポイントを、犬山中学校の先生方の授業やお話から学ぶことができました。

 授業の様子から学んだことは、子どもが食いつくような言葉や題材を取り入れることです。これは、特に社会の授業を見させていただいたときに学びました。社会の授業は、暗記科目と言われるため、教科書の太字を先生が説明してしまえば、そこで授業は終わります。この授業であると、子どもは退屈に感じてしまいます。私も実際に、このような社会の授業を受けたことがありますが、授業中に寝てしまうことが多かったです。

 しかし、今回見させていただいた社会の授業では、身近な題材を取り入れていたことで、子どもたちが食いつき、全員が生き生きとした顔でディベートを行っていました。このように、クラス全員が授業に参加できる授業にするためには、子どもが食いつくような言葉や題材を取り入れる授業作りが大切であることを学びました。

 現場の先生から学んだことは、子どもたちと同じ目線に立ち、同じように楽しむことです。これは、英語の授業を見させていただいたときに、先生と子どもの信頼関係の良好さを感じたため、この信頼関係はどこからきているのかを、現場の先生にお尋ねしました。その先生のお話の中で、変に先生っぽくいないこと、子どもと対等にいること、が特に印象に残りました。私は、教育実習で子どもと友達みたいな関係性になってしまい、子どもから舐められてしまったことが課題でした。そのため、もっと先生っぽくしないといけないんだと反省していました。そんななか、このようなお話から、常に先生っぽくいなくてもいいということを聞き、安心しました。そして、子どもたちと同じ目線に立ち、同じように楽しむことが、子どもとの良好な信頼関係を築くために大切なことを学びました。

 このように、今回の学校訪問を通して、多くのことを学ぶことができました。4月から教壇に立つ私にとって、とても貴重な学びであり、どれも参考になることばかりです。犬山中学校の先生方、玉置先生、今回もこのような貴重な機会をありがとうございました。ゼミ生一同で学びを高め合い、4月から少しでも良いスタートダッシュを切ることができるように頑張ります。(伊藤)


 こんにちは!8期生の新谷です。先日、犬山中学校へ授業の参観へ行かせていただきました。犬山中学校は今回で4回目の参加となり、毎回参観させていただく度に、校長先生の明るい雰囲気や熱意に惹かれたり、先生方の授業技術に圧倒されたりしています。

 今回は2時間で20以上の授業を見させていただきました。その中でも特に印象的だった授業があります。それは「人権」についての授業です。この授業ではディベート形式で、人権について生徒同士が議論を行っていました。

 人権についてただ言葉と意味を教えれば5秒で終わるけど、それだけではなくて実際の場面を想定して議論することで子どもの学びになるという安形先生のお言葉通り、子どもは自分の思った意見について他の意見の生徒と議論し、学びを深めている姿が印象的でした。犬山中学校で授業を見る度に、私の受けていた授業ととても違っていて、こんなアイデアがあるのかと驚き、早く教師になって先生方のような面白い授業を考えたいとワクワクしてしまいます。また、子ども同士の学び合いの大切さを改めて感じ、私が4月に教壇にたった際には特に意識したいと思いました。

 最後に、先生方に質問をさせて頂きました。特に印象に残ったことは、学級経営では自分と反対になりそうな子を寄せるということです。自分と反対になりそうな子に対し、積極的に関わりに行って信頼関係を築く、その信頼関係が他の生徒を引き寄せる元となるということでした。

 大人の本気を見せるという言葉も印象に残りました。自分の弱い所を出したり、大人だってこんなに本気になれるんだという姿勢が、教師に対し安心感を持つきっかけになったり、なんでも自分の思ったことを言える関係作りになることを教えていただきました。

 今回も多くのことを学ばせて頂きました。犬山中学校の先生方の授業は毎回私の刺激であり、また、先生方の暖かい雰囲気や、人柄は私の憧れです。私も教師になって先生方のようになりたいとより一層感じる一日となりました。本当にありがとうございました。(新谷)

2023年10月20日仕事日記

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 久しぶりの喫茶店へ行き、モーニング。帰宅して、久しぶりの愛犬散歩。

 仕事日記書き。最近、嬉しいことに研究室HPへの1日のアクセス数が増加している。そのため、仕事日記書きにも力が入る。皆さま、ありがとうございます。

 10時から授業と学び研究所オンライン会議。12月10日のセミナー運営詳細について協議。各フェローの提案の質が高く、かなり進めることができた。

 23日に訪問する岡崎市立額田中学校からいただいた依頼事項をもとにプレゼンづくり。「深い学び」と「子どものとらえ」についてまとめ、データを送信。

 15時30分から17時まで、寝屋川市教育委員会依頼の「9年次研修・各種課題別研修 チーム作り」のオンライン講演。演題は「ミドルリーダーとしてのチームづくりの力を高める」。

 主な内容は、「人材開発の大きな流れ チームづくりの重要要素」「最新の教育動向を把握する −令和の日本型学校教育、主体的・対話的で深い学び、GIGAスクール構想」「チームビルディング概論」「私が出会ってきたミドルリーダー紹介−チームを作り学校経営に参画した教員の事例−」。

 時々指名をしながら発言を求め、内容を深める。オンライン講演も自分としてはごく普通にできるようになった。

 愛犬、愛鳥の爪切りのために家内と動物病院へ。初めて入る処置室。なるほど、ここなら動物が逃げ出すことはない(笑)。

 19時から1時間余、ブリンクカフェで「わかる!楽しい!中学校数学授業のネタ110 1年〜3年」の編集会議。いわば、10年ほど前に出した同様の書籍(下写真)の改訂新版で、芝田さん、山本さん、松井さんと4人で取り組むことにしての初会議。プロット提案が迫っているので、4日後までの宿題出し(泣)。今回も長く手にしていただける本を作りたいという思い。

 帰宅。いろいろと作業をしているうちに力尽きる。

 研究室HP記事は、10月4日に訪問した犬山市立犬山中学校での学び記事発信開始。まずは寺尾さんと前野さん。濃厚な学びの記事。ぜひご一読を。
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10月4日犬山市立犬山中学校での学び(寺尾、前野)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!今回は、先日犬山中学校で授業を見させていただいたので、そこで学んだ4月から生かせるポイントをまとめます。

 まず1つ目は、小さなことも言葉にして褒めることです。今回多くのクラスを見せて頂きました。その中で、ここに気づけていいねなど、しっかりと言葉にして褒めることで、子どもたちの意欲もより上がるのでは無いかと思いました。また、教師が子どもをしっかりと褒めていたクラスは雰囲気もよかったのでぜひ意識したいです。

 2つ目は、聞き合うクラスにするために、得たり学んだりした知識を活用したり発表したりする機会を意図的に取り入れることです。やはり教師が話すばかりの授業や、インプットだけの授業では子どもたちも面白いと感じないでしょうし、自分の力がつかないと思います。そこで、毎授業少なくとも1回はアウトプットの機会を設けて子どもの力をつけていくと共に、面白い、楽しいと思える授業づくりをしていきたいです。

 3つ目は、発言している子以外の表情をよくみることです。これは、味岡小学校に行かせていただいた時にも学びました。実習を振り返るとどうしても発表者に目が行きがちでなかなかほかの子どもの表情を見ることが出来ませんでした。しかし、発言している子以外の表情をみれば、その子たちにも意図的指名が出来るし、全員参加の授業にも繋がるのではないかと思います。自分の中でこれが一番難しいと感じるので意識的に行いたいです。

 久しぶりに学校での授業を見させていただき、4月から自分がやっていけるのか少し不安になった部分もありました。ですが、まだ半年あります。その半年で、4月から生かせそうなポイントを多く学び、実践して行けるようにしていきます。(寺尾)


 こんにちは!8期生の前野です。先日、犬山中学校で授業を見させていただきました。全てのクラスの授業を見ることができ、多くの学びがありましたので記事にしていきます。

 様々な授業を見た中で特に印象に残った場面は、英語の授業で生き生きとどの子も英語を使って活動をしている場面です。授業を見ながら、なぜこんなにも子どもたちは生き生きと活動に取り組めているのだろうと考えました。私なりに考えた結果、2つの要因があるのではないかと思います。

 1つ目は子どもたちが「話したい!」と思えるような活動内容を設定することです。今回見た授業では、無人島にいる設定で必要だと思うアイテム、必要でないと思うアイテムを英語で表現するという活動をしていました。子どもが話したい、考えてみたいと思う場面設定や活動内容を生み出すのは、教師の手腕にかかっていると思います。私も、子どもの興味・関心を引き出せるような授業を作れるよう、もっともっと勉強しなければと感じました。

 2つ目は子どもを引きつける話術です。子どもが思わず反応したくなるような言葉選びでクラス全体が笑顔に包まれていたのがとても心に残りました。そして、先生の明るさが子どもたちにも伝わってクラス全体が活気に満ちあふれていました。私がそのクラスで授業を見させていただいたのはわずか数分でしたが、きっと毎授業こんな温かく笑顔あふれる中で授業が進められているのだろうなと思いました!
授業を見させていただき、子どものキラキラした笑顔が印象的で私も子どもが輝く姿を引き出せる教師になりたいなと強く感じました!

 授業を見た後には、犬山中学校の先生方に直接お話を聞く時間を頂くことができました。4月から中学校で勤務する私にとって、子どもと接するときに気を付けていること、学級経営で大切にされていること等、多岐にわたってお話を聞くことができる貴重な時間になりました。先生方のお話から子ども一人一人を見て、どの子も大切だという気持ちで子どもと接しているのだなということが伝わってきました。

 久しぶりの学校訪問で、半年後いよいよ教壇に立つんだなと実感しながら授業を見て、うまく授業できるだろうかとちょっぴり不安になりながら見学していました。不安なことはたくさんありますが、何よりも子どもたちの前向きでキラキラした姿を引き出すことを目標にしていきたいと強く思いました!

 ゼミ生を温かく受け入れてくださった犬山中学校の先生方、そして学ぶ機会を作ってくださった玉置先生、ありがとうございました。(前野)

2023年10月19日仕事日記

 5時30分ごろ目覚めて、さっそく様々な連絡。27日の安城市立今池小学校研究発表会での講演プレゼンデータ(当日に加筆予定)も送信。6時30分ごろ家を出る。

 7時30分ごろ研究室着。美味しい珈琲とパンで朝食。講義準備。8時30分から玉置ゼミ加入?面談。

 9時から「第5・6回教育課程論」。第5回は生徒指導がテーマ。自分が受けてきた教育での生徒指導のイメージと真に目指すべき生徒指導の不一致から入り、「社会性の育成」と「他人から受け入れられる自己実現」へ結び付ける。最後はスクールカースト論議。

 第6回は進路指導がテーマ。キャリア教育の推進から「キャリアパスポート」実践の価値について、生徒に身に付けさせたい力との関係から協議。今日も様々な意見が出て、知的に面白い講義に。

 すぐに大学を出て小牧市立応時中学校へ向かう。公開授業研究会での芝田俊彦先生の数学授業をみせてもらうため。つくづく足を運んでよかったと思う本質を突いた数学授業を見せてもらえた。

 芝田先生に送った授業感想をここで紹介。

 こんばんは。今日は無理をしてでも、芝田先生の授業を参観できて、とても良かったと思いました。ゼミ生全員を連れてきて、授業後、授業を振り返りながら、芝田先生も一緒に入っていただき、語り合いたいと思う授業でした。子どもたちの考えを大切にしながら、子どもたちを高見に向かわせる教師の心得、関数の真の本質に迫る展開の背景など、深く考えたいテーマをいくつも与えていただけた授業でした。

「何か不思議に思うことはないか」という問いかけは、相当に考えられたのではなかったでしょうか。あの言葉を聞いた時、関数をある程度学ばせてきたからこそ、芝田先生は改めて本質に迫らせるたいのだ!と、私の心は大きく動きました。近年見た中で、最高位の数学授業でした。さすが芝田先生と思って見させていただきました。

 協議会で皆さんがどういう考えを出されたのか、副島先生、後藤先生が何を言われたのかはとても興味がありますので、また教えてください。

 なお、さらに芝田数学に私が望むならば、板書内容です。今、全体で考えていることを文言で書いたらどうかと思いました。子どもたちは考えるべきことをよく理解していましたが、例えば、板書に「身の回りで比例とみなせること」と明記しておくと、今はいったい何を考えていたのだろうと思う子どもがいますので、その子どもへの助けになる、また、それに子どもの発言を記録していくことも思考の足跡を残す意味で、よいと思いました。

 先生の意図的指名のうまさ(子どもをよく見ている、子どもの心のゆれをよくつかんでいる)は言うことはありませんが、さらに言えば、子ども側から「8÷5は何なのかがわからなくなりました。〇さん、説明して」などと発信できる子どもを育てたいと思います。極端なことを言えば、芝田先生が消えてしまっても、子どもだけで授業が進行できるようになったら最高です。こうしたことを望んでもけっして無理ではないといえる、つまりこの域に達することができる子どもたち(つまり、先生の力量は十分にあり)と思うのです。

 以上、勝手なことを書きました。どうぞお許しください。


 授業終了後はすぐに小牧市立一色小学校へ向かう。15時5分ごろ到着。放課後子ども教室で算数を指導されておられる熊澤さんからの依頼での飛び込み授業。

 3年生10人を相手に「17番目の秘密」を展開。3年生でも凄い。「2番目と17番目は同じになると思う」と予想したり、「1番目は0もあるはず」ときっちり指摘したり、「たまたまなったのではないかな」「他もやってみればいい」「秘密ってマジック?」など、授業の質を高めるとってもよいつぶやきが続く。そして時々、単純な計算ミスをするので、授業がさらに盛り上がる。子どもたちの発言に心の底から楽しませてもらった1時間。ああ、楽しかった。

 17時からの小牧市役所依頼のある会議に出席。1時間30分の濃厚な会議。19時ごろ帰宅。

 21時からは、初のアップデートゼミ(オンライン)。僕は「指導と評価」ゼミの顧問。今回は「主体性」がテーマ。若い教師らの話し合いを聞きながら大いに刺激をもらい、さらに混迷をきたす助言。これが僕の役割なのだと認識してのこと。

 こんなに盛りだくさんの1日も珍しい。やっぱり授業は見るのも、するのも楽しいと感じた1日。

 研究室HP記事は、発信がかなり遅れてしまったが、「8期生にもやってきました、夏!」。とにかく読んでやってくださいませ。

 研究室HPのトップ写真も入れ替え。ゼミ生らの笑顔で癒されてください。
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8期生にもやってきました、夏!(8期生一同)

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【BBQ!!】
 日没が早くなり、秋を感じるようになりました。しかし、8期生にはようやく教員採用試験が終わり夏がやってきました!!!そこで、全員揃って"BBQ"を行ってきたので記事にしたいと思います。



こんにちは!8期生の安藤です!
 教員採用試験が終わり、全員揃ってBBQへ行きました!"全員揃って"出かけることに、もう嬉しさがとまりませんでした!久しぶりという事もあり少し緊張していたのですが、そんな緊張必要ありませんでした。買い出しから大はしゃぎ。川遊びでは、濡れる予定はなかったけれど気づいたら全身びしょ濡れになっていました(笑)美味しいお肉も食べ、人狼ゲームをして大満喫の1日。
8期生最高、玉置ゼミ最高!!こんなに素敵な仲間に出会い、私は幸せ者です。本当にいつもありがとう。また行こうね〜〜〜!!!(安藤)

こんにちは!8期生の前野です。
 9月10日に8期生でバーベキューをしてきました!久しぶりに8期生全員で集まることができ、美味しいお肉を食べて、川に入って、人狼ゲームをして、カラオケに行って、とっても楽しい1日を過ごせました。みんなとこうやって過ごせるのはあと半年なのかと思うと寂しいですが、8期生のみんなとたくさん学んで、たくさん思い出も作っていきたいなと思います!(前野)

こんにちは!8期生の澤本です。しゅ!
 バーベキュー最高でした!川最高!肉最高!ゼミ最高!早起き、、、、。今年は教採もあり、みんなで遊ぶということはあまりなかったのでとても楽しかったです!大学生活もあと半年、羽目を外しすぎず、エンジョイしていきます!(澤本)

しゅっー!8期生の柴山です!
 全員で遊べたことがなにより嬉しかったです! BBQ場の川があまりにきれいだったので、私は革ベルトとGパンで入ってしまいました笑。濡れていない人には水鉄砲でしゅっー!!!その後もBBQ、カラオケと大はしゃぎ!開放感があり、本当に楽しい一日でした。大学生活もまだ半年あります。これからも楽しみ続けて進んでいきます!みんな、いつもありがとう!(柴山)

こんにちは!8期生の芝田です。
 8期生全員でそろってBBQへ行ってきましたー!!きれいな川へ入って、BBQ場に遊ぶに来ていた小学生の男の子と一緒になって遊んだり、食事を楽しんだりと最高な休日でした。あと半年、みんなで最高の思い出を作りたいです。次回は玉置先生もぜひ参加でお願いします!!(芝田)

こんにちは!8期生の伊藤です!しゅっ!
 BBQ、川遊び楽しかったですー!共に教採を乗り越えた仲間だからこその楽しさがありました!教採期間、なかなかうまくいかないこともありましたが、そんなときにはいつも8期生のみんながそばにいてくれました。みんなありがとう!これからもみんなとの思い出を作っていきたいです。来年もまたみんなで集まって、BBQしたいな〜!次は、川遊びのための着替えを絶対に持っていきます!(伊藤)

こんにちは、8期生の寺尾です!
 1年半ぶりに全員揃って1日遊ぶことが出来ました!!大学生になって濡れるのを気にせず川遊びをしたりBBQをしたり出来てとても嬉しかったですし、何よりいい思い出になりました。1人では絶対に乗り越えられなかった教採期間、何度も8期生の存在に救われました。残り半年、出来るだけみんなでお出かけしたり遊んだりして多くの思い出を作りたいです。次は玉置先生も一緒にご飯行きたいです!!(寺尾)

こんにちは!八期生の新谷です!シュ!
 大変遅くなりました。夏休みに玉置ゼミ八期生がやっと全員集合してBBQに出かけることができました。もう前日からウキウキわくわくで、野菜カットがはかどりました。当日も一分一秒がすべて楽しくて、やっと全員で遊べたという喜びを噛みしめながら一日を過ごしました。川では全身びしょぬれになり、BBQでは完璧な量配分でお腹を満たし、人狼ゲームも盛り上がりました。そのあとカラオケに行ったのですが、私は非常に体調が悪く、次の日には熱を出し、ダウンしてしまいました。はしゃぎすぎの結果です。
でもトータルして本当に楽しい一日でした。改めて玉置ゼミの八期生として入ることができて幸せだったと感じています。次は冬にまた集まりたいので、みんなの予定を三か月前くらいから確保いたします。本当に素敵な一日。最高!(新谷)

最後になりました8期生の村松です。シュッ!
 BBQに川遊び、カラオケと盛りだくさんの楽しい一日でした!ひさびさのBBQ。外で食べるお肉はやっぱり格別でした。この日はみんなで、流行りの「16タイプ性格診断」で盛り上がりました。(玉置先生は何タイプなんだろうという話も出ました。)久しぶりにみんなで遊べて楽しかったです!真面目な時と楽しむ時の切り替え力が、これこそ玉置ゼミだなという感じでした。いつもなかなか参加できないので、実は行く前は緊張してしまっているのですが、参加した時はいつも本当に楽しいです!みんなと同じ玉置ゼミでよかったと思った一日でした!

2023年10月18日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。火曜日の教育課程論振り返り読み。8期生ゼミのための資料読み。

 今日も玉置ゼミ加入?希望者面接を3人とする。我がゼミに興味を持ってくれることは嬉しいこと。

 9期生の榊原君が、写真のようにミル、豆などを持参して研究室を訪問してくれた。1年ほど前から、コーヒーを淹れることに凝り出したとのこと。目の前で時間と重さを測りながらのまさに高級喫茶店のマスターのように淹れてくれた。確かに美味しい。良いゼミ生を持った。現在、ゼミ希望で来研している学生にも特技を聞いてみようかしら。最終判定の材料にしたりして(笑)。

 10時40分から8期生ゼミ。赤坂真二先生の著書の深読み。「教師は柔らかい壁となる」の記述の論議。

 11時30分から予告避難訓練。中庭に集まった学生。以前よりずっと静かに話を聞いている様子に、少々の驚き。

 再び8期生集合。教採結果が全て出たこともあっての🍰ゼミ。嬉しいことに僕の誕生日ミニパティイーにしてくれて、写真の名前入り保温カップを贈ってくれた。深謝。

 14時から合否判定会議、教授会、審査教授会、クリスタルプラン委員会に続いて出席。解放されたのが17時30分(泣)。よ〜く考えた3時間余。

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。19時ごろ帰宅。10月27日の安城市立今池小学校研究発表会での講演プレゼンづくり開始。途中記憶なし。目覚めて再開。ほぼできたので再び横になる。

 研究室HP記事は、10月8日の楽亭じゅげむさんのオンライン会に参加しての学び。前野さんがしっかりとした記録を発信してくれた

10月8日 楽亭じゅげむさんの講演での学び(前野)

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 こんにちは!8期生の前野です。10月8日に落語教育家の楽亭じゅげむさんの講演にオンラインで参加させていただきました。講演のテーマは「落語から学ぶ失敗を笑いに換える思考」。教育に失敗を笑いに換える落語の考え方を取り入れてみようという楽亭じゅげむさんのお話から学んだことを記事にしていきます。

 この講演のテーマである「落語思考」。私はこの言葉を今回初めて知りました。「落語思考」とは、日常に起こる失敗を笑いに換えて受け入れようという考え方のことだそうです。

 今回の講演では、実際に落語の話を使って、落語の中で出てくる失敗を自分ならどう切り返して笑いに変えるかというワークを行いました。実際に自分で考えてみるとなかなか面白い返し方が思い浮かばず、私には笑いのスキルが全然足りないなと感じました。講演に参加されている方の面白い返し方を聞いて、パソコンの画面の前で思わずクスッと笑ってしまいました。(笑)

 落語と聞くと普段馴染みがないこともあり難しいものだと感じていましたが、日常のちょっとした失敗をユーモアたっぷりに笑いに昇華させているものだと分かりました。いくつか落語を学んだ中で、お気に入りの作品は珍念とお師匠さんの微笑ましい関係性が印象深い「転失気」です。転失気の正体が分かった珍念がお師匠さんを騙そうと嘘をついて転失気が何なのかますます分からなくなっていくところが面白いなと思いました。

 今回の講演を通して、子どもたちがちょっとした失敗をしたとしても、失敗を温かな笑いに換えて周りの子どもたちも受け入れようとする温かい雰囲気を作っていけたらなと感じました。教師も子どもも失敗することはたくさんあると思います。1つ1つ目くじらを立てるのではなく、ちょっとした失敗なら丸ごと包んで笑いに換えて、子どもも失敗を恐れずに色々なことに挑戦できるような雰囲気を作りたいです。

 今回素敵な講演で新たな学びをくださった楽亭じゅげむさんと関係者の皆様、講演を紹介してくださった玉置先生、ありがとうございました。(前野)

10月8日楽亭じゅげむさんの講演からの学び(荒木)

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 こんばんは。9期生の荒木です!10月8日に、落語教育家の楽亭じゅげむさんに、「落語から学ぶ失敗を笑いに換える思考」というテーマでご講演頂きました。

 日常の失敗を、落語に出てくるユーモアや温かい笑いを使ってその場の空気を良くする術について学びましたので、そこでの学びを記事にしていきたいと思います。

[小学校教育実習での葛藤]
 私は小学校教育実習で、毎日クラスの児童のいいところを見つけるようにしていたのですが、子どもの良さに気づけるようになる嬉しさの反面、先生として、児童の良くない言動を見つけた時には毎回指導しなくてはいけなくて、指導のために毎回否定の言葉を使わないといけなかったのが少し辛かったです。指導をする時には、ダークな雰囲気になりすぎないよう言葉選びや言い方を気をつけたり、一方的な指導にならないよう児童の意思でその後の行動を決めさせるようにしたり、「○○さん」とその子の名前を呼ばずに指導することで子供の存在自体を否定することがないように心がけていましたが、それでもやはり指導の後は、いつもよりも場の雰囲気がダークになってしまうことがありました。

 そんな中、今回の講演を受けて、失敗を笑いに換えるという目からウロコの考え方を知り、児童への指導に前向きになれましたし、子供同士の関わりでもとても大切な考え方だと感じました。新しい視点をいただき、考えや心が広くなったような気がします!

[指導について]
 しかることも大切ですが、しかってばかりでは子どもとの間に距離が生まれてしまうこともあります。落語のユーモアや笑いを取り入れるという1つの選択肢が自分の中に出来て、指導の幅が広がりました。最初は落語は難しい印象がありましたが、実際に落語の面白さにふれて、温かな笑顔溢れる時間を過ごすことができ、私もこんな雰囲気の学級や学年、学校を作っていきたいと思いました。

[子供同士の関わりについて]
 今回の講演は言葉の大切さを実感する講演でもありました。学校における笑いがいじめの笑いになっていて、気づかずにそれを受け入れてしまう現状があるというお話も伺いました。

 今回、人を傷つける笑い とみんなが気持ち良く笑い の違いについてお話がありましたが、私自身も今まではこの2つの違いについて深く考えたことがなかったように思います。失敗しても否定せずに受け入れ、むしろ乗っかる。そんな素敵な関係性を子どもたちにも築いていって欲しいと思いました。人を喜ばせる笑い、気持ちの良い笑いがあふれる温かい場所を子だちと一緒に作っていきたいと思いました。

[最後に]
 講演では、落語に出てくるユーモアや温かい笑い使ったワークを行いました。私はなかなかいい言葉が思い浮かびませんでしたが、楽亭じゅげむさんも最初は上手くいかず、面白い人に近づきその日笑ったことを残すお笑い日記をつけていたそうです。そこで私も今日からお笑い日記を始めてみようと思います!!

 今日、また新しい世界に1歩足を踏み入れたドキドキ感と色々な考えに出会えた嬉しさで胸がいっぱいです。玉置先生、楽亭じゅげむさんを始めとする関係者の皆様、素敵な体験をありがとうございました。(荒木)
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2023年10月17日仕事日記

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 7時30分ごろ研究室到着。美味しい珈琲とパンで朝食。仕事日記書き。講義プレゼンを見直し、再調整。

 1・2限は「第5・6回教育課程論」。第5回は生徒指導がテーマ。10人ほどに生徒指導のイメージを発表してもらい、文部科学省が示している生徒指導との違いを鮮明にしてから、真の生徒指導についての言及。最後はスクールカーストについて文献からレポート書き。第6回は進路指導。キャリア教育に移行しつつあることを踏まえて、最後は「キャリアパスポートの有効性」について話し合う。今日も多彩な意見が出て、考えを広げ深める講義になる。

 すぐに大学を出て、みよし市役所へ向かう。13時ごろに付近に来たので、吉野家で昼食後、市役所へ移動。

 14時から、みよし市小中学校教頭会秋季研修会で講演。演題は、「学び続ける教職員を育て元気な学校をつくる教頭の役割」。まずは、これからの日本(人口減少、高齢化、外国人受け入れ等)の状況と最新の教育情報を伝えた後、1教頭時代の私の試み、2教職員とのコミュニケーション、3校務支援システムの活用、4働き方改革の考え方の4本柱で講演構成。とはいえ、1、2に重点を置いての90分間。さっそく届いた教頭会長からのお礼メールに、次の嬉しい一文あり。

 落語で磨いた話術で一つ一つのエピソードにオチがあり、笑いと学びが交互にやってくるとても楽しい授業を受けている子どもの気持ちでした。

 終了後、教育長室へ。しばし懇談。有益な情報をいただく。17時少し過ぎに帰宅。次男から誕生日プレゼントが届く。

 今日も届く来年度の依頼。今年度に続いての依頼が多く深謝。ゼミ加入面接依頼メールも数通届く。次期ゼミ生については、すでに困った状態(泣)。芳賀先生構築のサイトでとりあえずの作業。

 研究室HP記事は、10月8日虹天塾開催の落語教育家の楽亭じゅげむさんゲストによる「落語から学ぶ失敗を笑いに換える思考」にオンライン参加した荒木さんのとても素敵な記事。ぜひご一読を。

2023年10月16日仕事日記

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 本日(10月16日)は、67歳の誕生日。家内からメッセージとネクタイをもらう。ゼミ生らかもお祝いのメッセージが届く。有り難いの一言に尽きる。

 本日締め切りの週刊「教育資料」に連載中の「学習指導要領のイデアを実践する」の原稿書きを1時間ほど。これまで11回にわたってGIGAスクール構想をテーマにしてきたが、今回から「次期教育振興計画」をテーマにして、学習指導要領を言及することに決めて書き始める。目途が立って、移動中に仕上げることができると楽観的に考えて、出発の準備をする。

 今日は丹後学力育成会議(共催 京都府丹後教育局)から依頼を受けた講演のために移動。なんと片道4時間半かかる、僕にとっては長旅。

 地元駅を8時21分に乗車。名古屋、京都、天橋立と乗り継いで、京丹後大宮駅に着いたのが12時57分。新幹線の中で朝食のサンドイッチ、はしだて号の中で昼食の柿の葉寿司を食べる。列車の中で、朝の続きで原稿書き。ほぼ完成。駅からは迎えの車で会場のアグリセンター大宮へ。わずか3分間ほどで到着。

 13時30分開会。丹後学力育成会議委員長挨拶。京都府教育局指導主事による「管内の学力状況と授業改善」と題した課題提起。なるほど!という学力状況グラフを見て、講演の中で、この課題に応える提案をできるだけしようと決意。

 14時から、休憩5分をいれて16時まで講演。演題は「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために〜一人一台情報端末活用を視野に入れて〜」。

 例によって時々問いかけ、ペアで話し合ってもらい、指名をして意見をいただくことも入れながらの2時間弱。皆さんの反応はとても良く、笑っていただきたいところはすべて外すことなく(笑)返していただける一流の聴衆の皆さん。時折、授業技術を紹介しながら、学力形成のコツを伝授。明日から取り組まれることを願う。

 終了後、すぐに京丹後大宮駅へ送っていただく。16時37分、京都丹後鉄道特急「たんごリレー6号」(下写真)に乗車。指定席は僕を含めてわずか三人の乗客。ところが天橋立駅から多くの乗客があり(外国の方も多し)、指定席はほぼ満席。福知山駅で「きのさき号」に乗り換えて京都へ。新幹線で名古屋着は19時55分。エスカ地下街の矢場とんで夕食。ユニクロで父親着用の服を買って地下鉄に乗車。名鉄に乗り継いで、帰宅は21時30分ごろ。

 しばらく休んで、朝から書き始めた原稿の仕上げ。精読して編集へ送信。

 研究室HP記事は、8期生後期ゼミ2回目の記録。澤本君と寺尾さんが書いた。いわゆる輪読会は独特の雰囲気。それが伝わるといいと思いながら発信。
 
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10月11日8期生第2回ゼミ(澤本、寺尾)

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 こんにちは!8期生の澤本です。にょっ!最近の朝夜が急に寒くなりましたね。今月末に衣替えをするまでなんとか耐えたいと思います。昨年カレーうどんを飛ばし、クリーニングに出していた白トレーナーが大活躍しています。

 今回は、10月11日のゼミでの学びを記事にしていきます。今回から赤坂真二先生の『指導力のある学級担任がやっているたったひとつのこと」という著書を読み、担当者がプレゼンを行いました。その後、気になったことをみんなでディスカッションし、学びを深めていきました。

 私は、第1章の後半部分を担当しました。赤坂先生は弓削先生研究を引用し、教師の指導行動のカテゴリーを「ひきあげる」機能と「養う」機能の2つに分かれていること、さらにその2つを細かく「注意指示」、「突きつけ」、「受容」、「理解」に分類されていることが述べられていました。

 ディスカッションとして「子どもと教師の対等な関係とは?」について行いました。子どもと友達になってしまうような対等ではなく、互いに尊重しながら双方向性のある関係作りが大切という結論になりました。やらされている感なく、子どもが主体的に「やってみよう」と思えるような関係を築いていきたいと思います。4月から教壇に立つことを意識して学びを深めていきたいと思います。(澤本)


 こんにちは、8期生の寺尾です!!先日の8期生ゼミで赤坂真二先生の本の深掘りをしました。

 私は、「子どもが教師を信頼していることをどこで判断するか」という問いを提示し、全員で論議しました。

 プレゼンを発表した上で、改善したい点が二つありました。一つ目は、プレゼンテーションの工夫です。アニメーションをつけたり、わかりやすいようにフリー素材のイラストを使ったりするなど、もう少し工夫できた点があると感じました。聞き手に配慮することの大切さを改めて感じました。

 二つ目は話し方です。同じ日に発表した澤本くんは、間を取ったり、聞き手に問いかける話し方をしたりするなど、様々な工夫をしていてとても話が入ってきました。野口芳宏先生のセミナーで学んだ話し方を意識しようと思っていましたが、いざ前に立つとすぐには難しかったです。人前で話す機会で毎回意識していきます。

 そして、問いについては話し合いで以下の考え方が出ました。
・先生のために何かをしたい、先生が困ったときに助けたいという行動が見られたとき
・分からないことややりたいことを子どもから言われたとき
・間違っているかもしれないが自分の意見を主張したとき
・直接ではなくても、親を通して知ったり、他のツールを使って知れる
・授業に出席するときではなく参加したとき

 今回のゼミは、一種の模擬授業のようで緊張感もありました。ですが、これから改善できる点も見つけられたので、意識していきたいです。(寺尾)

2023年10月15日仕事日記

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 雨の朝。昨日の艶やかで温かい披露宴を思い出しながら仕事日記書き。いつもの喫茶店でモーニング。近くの店で仏花を購入して帰宅。

 8時40分ごろ、家内と家を出て、永泉寺へ向かう。お墓掃除をしてから、あらためての納骨のお願い。9時から本堂でいくつかのお経をあげてもらう。その後、7年近くも納骨されなかったことを推測していただいたり、都会での葬儀や火葬が大きなビジネスになっていることなどをお聞きしたりする。お墓に行き、納骨。お経をさらにあげてもらい無事終了。

 ガストで軽食して帰宅。11月岐阜県教育委員会から依頼の中堅者研修の資料づくり開始。それまでにたくさんの講演をするが、まずは方針が立っているものから取り組んでいる状況。
 
 14時に家を出て、各務原市の津島神社境内にある皆楽座へ向かう。15時から17時過ぎまで、リピート山中コンサートを楽しむ。FBには次のように記録。

 かつてリピート山中さんを小牧市に招いて、市内全25校の小中学校で、「環境コンサート」を開催してもらったことがあった。その仕掛け人の一人が僕。それが今から20年前。2003年6月11日の「環境コンサート」初日の記録を仕事日記で紹介。
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 いよいよリピート山中さんの到着。以後は休みをもらって、小牧エコネットのメンバーとして動く。
 まず適応指導教室で30分間のコンサート。子どもたちとインタラクティブなやりとりを交えてのコンサート。とってもいい雰囲気に見ていても心があったまる。
 午後は篠岡中学校へ。細かな配慮がされていてありがたい。小牧中での開催の参考にもなった。心配していた音響もなんとかいい調子。エコライフのうたの掛け合いもあって盛り上げる。前説での司会を見て、篠岡中の先生から、玉置先生って何ものですか!と言われてしまった。いいことは広げたい。分別収集の説明もコンパクトにできて、初の環境コンサートとしては及第点だと判断。
 わずかな休憩をはさんで、今度は「地球のうた&なつかしのフォークソング大会」会場へ案内。コンサート前に「いいことは広げたい。良きコンピュータ活用も落語も、そして環境の歌も」と一言。この会場も温かで、無理を言って開催させてもらって本当に良かった。充実度120%。それにしても、すでにくたくた。といって体が疲れすぎているのか眠れない。明日は学校訪問日。本当にいろいろなことが重なってしまった!
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 久しぶりに本日(2023年10月15日)、そのリピート山中さんのコンサートへ(皆楽座にて)。心の底からあったまる歌をたっぷり聞きながら、20年前を思い出す今日。


 18時少し前に帰宅。しばらく休憩して、明日の訪問先でのプレゼンとルートの確認。片道4時間余の列車の旅。楽しみにして出かけたい。
 

小学校教育実習で学んだ3つのこと(榊原)

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 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。私は9月1日から28日までの1ヶ月間、教育実習に行っていました。今回の小学校教育実習、とても楽しい1ヶ月でした。そんな中でたくさんの経験をし、色々なことを学んできたので、今日はその中から私の中で特に大きかった学びを3つ記事に書いていきます。

 1.個人を見ることは重要&難しい
 2.板書計画で授業はスムーズに進む
 3.児童観がないと授業が上手くいかない

1.個人を見ることは重要&難しい

 私は今回の教育実習で、特別支援学級の高学年クラスと5年生の通常学級に配属されました。この特徴の大きく違う2つのクラスで学んだことは、個人一人一人を見ることの重要性とその難しさです。

 私が配属された特支学級は知的の障害のある子がいるクラスでした。同じ教室にいる子どもたちですが、みんな一人一人、特徴や個性が違っていて、それぞれの学習の段階も大きな違いがあります。なので、個人を見ることがなにのり需要であり、それぞれに合った学習の進め方を提案していくことが、子どもの学力を成長させていく上でとても大切になってくると感じました。

 しかし、個人を見ることが重要なのは特支学級だけでありません。通常学級でも個人を見ることは重要ですし、通常学級の子どもと遊んだり、喋ったりと関わっていくなかでどんな子がいるかを見ていました。そんな中で感じたのは、教室に30人近くいるクラスの子どもの特徴・個性を把握することはとても難しいということです。クラスの子どもそれぞれに合った授業展開を考えることなんて、今の私では作れる気がしないとも思いました。

 たった1ヶ月いただけ、それも特支学級と通常学級の2クラスを行き来きしていたので、個人一人一人をしっかりと見て、どんな子かを理解するなんて簡単ではないと思っていましたし、実習が終了した後に、担当の先生から子どもの意外な一面教えていただいて、特徴を新たに知ったなんてこともありました。

 特別支援学級と通常学級の2つのクラスを実習で体験したことで、個人を見ることは難しいことだと知ったと同時に、クラスを持った時は、なるべく早く一人一人を知れるように子どもとの関わり方や授業のやり方を工夫し努力して行こうと思いました。

2.板書計画で授業はスムーズに進む

 今回の実習では5年生の社会を3回(内研究授業1回)、道徳を1回、特支学級で国語と自立の計6回授業を行い、初めての授業を社会の食糧生産の単元で行いました。

 最初の授業では、板書計画を課題や展開部分、まとめをそれぞれ書くスペースや、何を板書するかだけの不十分な計画で練習を始めていました。実際、それで練習しても、子ども役の方の発言を上手く拾えなかったり、発言と発言を繋げることができなかったりと、散々なものでした。

 そこで、担当の先生から「子どもの発言や反応をできるだけ多く考えることが大切」と教えていただきました。それから、板書計画に子どもがどんな回答や反応をするのかをなるべく多く考え、それらを矢印で繋げるところまで考えて練習を始めたところ、子どもの予想外な発言が減り、授業内で焦ることが少なくなりました。そして、狙っていた発言を引き出せる余裕ができたほか、パッと見た板書のわかりやすさも良くなり、導入から展開、終末までスムーズに進めることができました。

 板書計画をスペースや自分が書く内容だけでなく、子どもの反応をなるべく多く考えておくことで、授業内の生徒への対応が上手くいくようになり、ペースを崩すことなく進めることができると学びました。

3.児童観がないと授業が上手くいかない

 5年生で行った道徳の授業は、別クラスで行われた道徳の授業の内容を参考にしました。その授業は、先生が範読してるときに重要だと感じた箇所に線を引くことと、6から8人グループをつくって2つの視点から討論をすることの2つが大きなポイントでした。その授業は流れがとてもスムーズで、終末部分の落としどころも面白く、なにより子どもたちみんなが討論に参加し、自主的にグループを回していました。みんながとても楽しそうで、参観してた私はとても感動したのを覚えています。

 そんな授業を参考にした私の道徳の授業は、教科書に線を引くことが初めでどこに線を引けばいいのがわからない子が続出し、子ども同士の討論も上手く進まず、活動も時間内にまとまりませんでした。授業内で大事にしたかった終末部分は予定よりだいぶ押してしっかりと扱うことができず、もともとの終了時間から5分オーバーして終わりました。このクラスには合わない授業のやり方をやっていたのだと痛感しました。

 この授業での反省は、児童観を意識せず、そのクラスに合った授業を計画しなかったことです。すばらしい授業ならどんなクラスでも通用するものと思っていましたが、そのクラスがこれまでどんな授業を受けていて、どんな活動に慣れているのかを知っておかなければ、子どもたちの学びに繋がらないのだと気が付きました。

 この授業を通して、クラスの子どもがどんな授業を経験をしてきたのかはクラスごとに大きく違うことがよく分かりました。それなのに、同じ内容・進め方の授業をしていては子どもたちの学びにつながりません。これからは、クラスの子ども全員が学びを深めるよう、しっかりとクラスの児童観を考え、それに合った授業作りを意識していきます。


〇1ヶ月間の小学校教育実習の通して

 今回の小学校教育実習でたくさんの子どもと関わって、今までにないことを体験してきました。その中で、いろんな個性の子がいることや、クラスの特色もそれぞれ違うことなどの『小学生』のことと、授業するなかでの板書計画の重大さや、指導案を考える際に注目しておきたいことなどの『授業』のことなど、とても多くのことを学びました。

 最終日には各クラスが私のお別れ会を開いてくれました。5年生のクラスでは、その会の内容から時間の流れの計画を全て子ども主体で行っていたそうで、担任の先生はほとんど準備に関わっていなかったそうなのです。実習期間終了の1週間前くらいから準備を初めていたみたいで、私自身なんとなく察知しており、「なにかバレないようにコソコソやっているな?」と内心でニヤニヤしていたのですが、すべて子どもたちだけでやってきたことを聞いてとても驚きました。それと同時に、そこまでしてくれるくらいに私を『先生』として認めてくれたんだなと思い、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。一人一人からメッセージカードもいただき、終わったあとの控え室では、他の実習生に聞かれないよう鼻をズビズビ鳴らしつつも泣くのを我慢しながら読みました。

 特支学級のクラスでは一人一人からプレゼントをいただきました。私の好きなキャラクターのイラストを書いてくれた子や紙飛行機や手裏剣を折り紙で作ってくれた子、お手製のビーズのアクセサリーをくれる子もいました。実習期間中、会話やコミュニケーションをとることがほとんどができず、声さえあまり聞けなかった子からは、みんなからの寄せ書きと、特支クラス全員で撮った写真、そして「ありがとうございました。」の一言をもらい、嬉しさや感動からグズグズに泣いてしまいました。本当にやって良かった、来てよかったと思える素晴らしい1ヶ月間を過ごすことができたと思います。

 次の中学校実習では、小学校とはまた違った子たちがいて、違った刺激や体験ができるのだとワクワクしています。充実した素晴らしい1ヶ月間を中学校でも過ごせるように、小学校で経験したことを活かしつつ、新たなことも学んでいく姿勢で望んでいきます。(榊原)

2023年10月14日仕事日記

 今朝も仕事日記書きから。喫茶店でモーニング。10月26日の田原市立伊良湖岬小学校研究発表会での講演プレゼンづくり開始。うっかりしていた愛犬散歩。連れてって(笑)と鳴く声に気づいての散歩。戻って、プレゼンづくり継続。ほぼできたので、校長先生に資料データ送付。

 続いて、11月に訪問する京都府での講演プレゼンづくりへ。この日は3本の講演依頼を受けていて、13時30分から17時までの長丁場。随分先だが、少しでも手をつけておかないと厳しくなるので、1本目のプレゼンづくり。ほぼ完成。

 12時15分ごろ家を出る。ガソリンスタンドに寄り(単価が幾分安くなり助かる)、永泉寺へ。位牌堂解体に伴っての位牌の引き取り。そこで母親が納骨されていないことが判明。明日午前に納骨をしてもらうように依頼して帰宅。

 15時過ぎの電車に乗り、上前津駅から、MIRAIE LEXT HOUSE NAGOYAへ。今日は玉置ゼミ1期生の松井君の結婚式&披露宴。恩師代表として招待を受けて出席。とっても華やかなで温かい式。来賓祝辞では、松井君との9年前の出逢い、12人の1期生をまとめ上げた優れたゼミ長であったこと、新任時代から良い評判が聞こえてくる教師であることなどを紹介。最後は「人生に起こることは全てが必要・必然・ベスト」(船井幸雄)、「グッドタイミング」(桂雀太)であるという言葉で締める。

 同席した1期生で記念撮影。なお、松井君が抱いている赤ちゃんは、中田君のお子さん。

 結婚式に出席させていただいて驚いたのはDX化。招待状から、当日の案内、席次表など、すべてデジタル。一人ずつへのお礼の言葉もパスワードを入れて取得。いっさい紙はない。ここまでできるのだと感心するばかり。世の中がますます変わることを実感。

 帰宅。届いた校正紙「中学1年の学級づくり 365日のアイデア事典」の段取り。ゼミ加入決意文の整理。

 研究室HP記事は、小学校教育実習を終えての記事。古川君が発信。「見通し」「教材研究」の視点からの振り返り。良い学びをたくさんしてきていることが嬉しい。
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小学校教育実習で学んだこと(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。9月4日から29日までの4週間、小学校実習に行ってきました。振り返ってみればあっという間で学びが多く充実した日々を過ごすことができました。

 今日は、実習での学びを記事にしていきたいと思います!

 まず授業作りについてです。授業に必要な要素として、十分な教材研究・事前準備・子どもの実態把握の3つが挙げられます。授業は教師が楽しめば子どもも楽しむものであり、いい授業をする為には、教師と児童の信頼関係があるからこそ成り立つものであると学びました。

 授業を作っていく中で今回何を学んで欲しいのか、何を押さえれば良いのかはっきりさせる必要性があると感じました。この4週間の実習で自分の中で「見通し」という言葉をキーワードにしてきました。教師がまず見通しをもって授業をすることはただ授業のまとめに向かっていく道筋だけではなく、これからやる単元を理解しやすくなるための布石として押さえることもいえます。単元同士の縦と横の繋がりをした授業作りをしたいと感じました。

 次に学び続ける姿勢と児童と向き合う重要性についてです。現状に満足するのではなく、授業を終えた後の振り返りの時間が本当に自分が成長し続けることができた要因だと感じています。なにがおかしかったのか、どうすれば改善するのか考え、次の日に授業があって何度も作り直したことで児童から「分かりやすかった」と授業を重ねる度に言われる数が増えていきました。担当教官だけでなく、児童にも聞いていい意見を取り入れた結果だと思います。

 子どもたちに分かりやすい授業をしたいと教材研究をしてたからこそ児童も挙手をしたりノートに沢山考えを書いてくれたり、児童1人1人が一生懸命な眼差しで自分の話を聞いてくれる姿勢から授業一つをとっても向き合い方を感じ取ることができました。

 最後にこの実習を通して、夢であった「教師」という存在が現実として近づき、改めて教師になりたいと実感しました。4週間という短い間でしたが子どもの成長を感じとることができる瞬間が多くありました。子どもたちから新しい発見を得ることができ自分も成長することができて本当に面白い仕事だなと感じました。また子どもだけじゃなく先生自身も学び続ける姿勢を崩さないことが重要であると再確認しました。

 実習期間中、上手くいかないことばかりでしたが

「上手くいかない時の方が学びが多い」

 という言葉をかけていただいた担当教官のお陰で力をつけることができました。担当していただいた小学校への感謝を忘れず、常に向上心を持って次の中学校実習へ繋げていきたい。(古川)

2023年10月13日仕事日記

 まずは仕事日記書きから。いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。

 今日は事情があって訪問校がなくなったので、終日時間が生まれた日。「父親に関わりなさい」という神様からの指示だと思って、9時ごろに施設に行き、お手伝いをいただき車に乗せる。車椅子を積み、まずは頭部抜糸のために病院へ。駐車場で車椅子を出して、時間をかけてそこに乗せる。受付、診察、支払いで30分間ほどで終了。次は、父親の状況を伝え、受け入れを了解いただいた病院近くの理髪店へ、車椅子に乗せて向かう。バリアフリーとなっていないので、二段の階段を上がるのに店の皆さんに助けてもらう。調髪だけのつもりだったが、顔ぞりもしてもらえ、すっきりした表情の父親。

 理髪店から病院駐車場へ。そこから施設へ送る。これだけのことに、かなりの時間がかかる。施設の皆さんの苦労を体感した午前。ヘトヘト。

 15時に眼科へ。初診でさらに検査が必要と言われての通院。目薬で瞳を大きな状態(散瞳)にしての眼底検査。目薬をして待つこと30分間。検査を受けての診断は、経過観察必要。2か月に一度程度通院することに。次の予約をとって帰宅。

 横浜市教採結果報告あり。受験した3名、全員合格。これで本年度の我がゼミ生の教採すべて終了。あとは補欠合格が好転するのを祈るばかり。

 夕食は「味大」で。ここの料理は何を食べても美味しい。僕好み。帰宅して、依頼メールや相談メールに対応。

 研究室HP記事は、小学校教育実習記録。由原さんが2点で振り返り。記事を通して強く感じる現場での温かい指導。 

小学校教育実習で学んだこと(由原)

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 こんにちは!9期生の由原希音です。9月4日からの4週間、小学校実習に行ってきました。今日は、実習での学びを記事にしていきたいと思います!

 まず、言葉がけの大切さです。私は、研究授業を見にきてくださった先生から、褒めるときの言葉がけが形式的なことをご指摘いただきました。私自身、児童をたくさん褒めようと心掛けているつもりでしたが、振り返ってみると「いいね」「すごいね」など、抽象的な言葉がけが多かったと思います。褒める言葉が形式的だと、児童が本当に見てくれているのかと不信感にも繋がると思うので、どんなところが良かったのかしっかり伝えることが大切だと思いました。

 先生方は、児童をよく見て些細なことでも褒めていました。ゼミでも習ったように、褒めることで児童のやる気も高まるし、授業の雰囲気も良くなると思うので、出来ていない児童を注意するのではなく、具体的に褒めることを意識していきたいです。

 次に、発問方法です。私の担当は1年生だったので、始めのうちは発問が児童に伝わらなかったり、教えたいことを上手く伝えられませんでした。そのときに、担当の先生から全部を答えさせようとするのではなく、例を提示して何を答えればいいのかを理解させることが大切だとご指導いただきました。

 私は、教師が誘導せず、児童の意見で授業を進めていくことが大切だと考えていました。しかし、実際何を答えてよいのか分からず、授業が進まないことがあって、例を提示するやり方を取り入れてみました。すると、ほとんどの児童が発問を理解し、多様な考えを引き出すことができました。同じ発問でも、発問するまでの過程で工夫することが大切だと思いました。1年生を担当して、どんな言葉なら伝わるか、言葉の一つひとつをしっかり考えて話すことが大切だと学びました。

 この4週間、悩むこともありましたが、本当に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。また、教師になりたいという想いも強くなりました。この想いを忘れずに勉強がんばりたいです!!(由原)

2023年10月12日仕事日記

 6時20分ごろに家を出て大学へ向かう。途中でコンビニに寄って🍰を購入。7時20分ごろ研究室着。美味しい珈琲とパンで朝食。仕事日記を書いて落ち着く(笑)。

 1・2限は「第3・4回教育課程論」。3回目は授業時数が話題。次期学習指導要領での国語と英語の授業時数の予想でも、意見が大きく分かれる。しばし論議。そのため、「振り返り」で「学習指導要領は容易に決められないことが体感できた」という多くの記述あり。4回目は「総合的な学習の時間」がテーマ。目標から考えてみると、自分たちが経験してきた「総合」は、目標から大きくずれていることを実感した学生多し。そうなる学校事情を考えさせ、最後はNHKドスルコスルで、優れた実践を視聴して話し合う。

 12時30分ごろから、先日の9期生🍰ゼミでの実習報告会に参加できなかった由原さんと小林さんが来研。コンビニ🍰を食べながら報告を聞いて、互いに振り返り。ありがたいことに二人とも温かくも厳しい指導を受けていて、大いなる実習成果を感じることができた。指導者としても嬉しいこと。ちなみに小林さんの実習振り返りはすでに研究室HP記事としてアップ済み

 「教育課程論」の振り返り読み。1時間30分以上かかるが、致し方ない。名簿チェックまで完了して大学を出る。

 帰宅。明日はある事情に寄って、指導助言のために訪問することがなくなり、時間が生まれた。父親を診察と床屋に連れていく良い機会を与えてもらえたと考えて、その段取り。夕方には自分の眼科診察の予定も入れる。

 26日の伊良湖岬小学校研究発表でのプレゼンづくりのため、過去に訪問した際に撮影した動画を見直す。少し光が見えてきた(笑)。

 ある原稿の最終校正が届く。自分が大きな校正ミスをしていることに気づく。謝りのメールを入れて、再度修正依頼💦。

 9期生小学校教育実習の振り返り記事が全員から届く。あらためて感想を送信。研究室HP記事は、安田さんの実習振り返り。「全力で向き合う」がキーワード。

 昨日発信した12月10日の「自ら学習を調整する子どもを育むセミナー 個別最適な学びを生む『振り返り』の重要性と活用」が好評。1日で多くの申し込みがあった。お考えの方は、早めの申し込みを。
 
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小学校教育実習で学んだこと(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。今回は、4週間の小学校教育実習で学んだことを記事にしていきます。

 私は、9月4日〜9月29日の小学校教育実習をすごく楽しんで過ごすことが出来ました。大変だと聞いて少し構えていたのですが、元気いっぱいの子どもたちに、パワーをもらう毎日で、とても幸せな時間でした。

 実習期間を経て子どもたちからは、何事にも全力で向き合うことの大切さを教えてもらいました。いえ、正確には、思い出させてもらったのです。

 子どもたちは、初めて見る大学生の先生にも、算数の問題にも、鬼ごっこにも、給食にも全力投球です。難しい問題でも「わからんー!」と言いつつ考えることをやめません。壁に直面しても、ヒントを求めるだけで諦めたり、逃げたりしないから彼らの成長は止まることを知らないのだと思いました。大人になると、逃げを正当化してしまいます。悪いことではないですが、いつもそれでは学びが減ってしまいます。昔は自分もこうだったのかなと思いを馳せながら、子どもと同じように全力で取り組むことで、見えてくることがたくさんありました。

 先生方からは、余裕をもつことの大切さを教えていただきました。時間にも、心にも、学習にも。低学年は特に、思っているよりも色々なことに時間がかかり、できないことがあります。余裕をつくっておくと、想定外の発言や出来事に何とか対応することができるのだと分かりました。日々、余裕をもち、一つひとつ丁寧に、取り組むことは、低学年として、学びの土台を作ることを大切にしているという先生の思いなのだと実感しました。

 10月6日には、実習でお世話になった先生方と子どもたちに会いに行ってきました。本来、実習レポートを提出するだけのはずだったのですが、校長先生のお気遣いで、クラスの子どもたちと触れ合う時間と職員室で先生方とお話しする時間をつくっていただきました。

 1週間ぶりに会った子どもたちは本当に可愛くて、先生になりたいなぁと思わせてくれる大切な存在です。そして、いつもあたたかく迎えてくださる小学校のみなさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。こんな素敵な学校で4週間学ばせて頂けたことをとても嬉しく思います。2年後、教壇に立てるよう、みなさんへの感謝の気持ちを忘れず、勉強をがんばっていきたいです。(安田)

2023年10月11日仕事日記

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 5時30分ごろに目覚め。仕事日記書き。7時ごろ家を出て大学へ。8時前に研究室着。9時からゼミ加入希望者来研。15分間ほど面談。

 8期生ゼミのための本読み。何か所かで疑問に思うことがあってメモ。

 10時40分から12時過ぎまで、8期生ゼミ。こんなに濃厚なゼミは久しぶり。2人が第1章の内容をコンパクトに説明。最後に「みんなで考えたいこと」の提示があって、熱い論議開始。僕もある事柄を取り上げて「この内容を示す言葉としてはしっくりこない。みなさんはどう?」と投げかけ。

 12時30分からゼミ加入希望者面接。続けて2名。今年度は例年以上に早い動きで驚いている。

 13時から実習委員会。15分間ほどで終了。今年度の小学校教育実習でのトラブルは極めて少ない。事前指導が功を奏したと思いたい(笑)。

 日本教育新聞に連載の「提言」校正。字数が足りなかったようで、高橋さんが上手に収めていただけた。感謝。

 帰宅。10月26日は田原市立伊良湖岬小学校研究発表会。そこでの講演のための資料作り。過去訪問時の動画を見ながら構成を考える。

 12月10日のセミナーの周知(詳しくはここをクリックしてください)開始。まずはFBに投稿。すぐに反応あり。すぐに満席になる可能性大。

 野口芳宏先生から電話をもらう。我がゼミ生を大いに褒めていただけた。さらに対談は格別面白かったと(写真は極めて真面目)。僕も強く同感。教育のことであんなに笑いを入れながら話せるなんて!またどこかで企画したくなってしまった。

 19時からオンラインで「子どもファーストな公立学校の作り方」と題した住田昌治先生の講演を視聴。主張には大賛成。現実化するためにどうするかを聞きながら熟考。

 研究室HP記事は、小学校教育実習を終えての記事。荒木さんがしっかりとまとめて、教師への道への決心を述べている
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