2023年9月22日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。メール対応など。

 尾張旭市内小学校で教育実習中のゼミ生授業を参観指導するために、余裕を見て9時45分ごろ家を出る。ナビでは45分ほどで到着予定。ところがあちこちが渋滞で、授業開始時刻10分ほど前に到着。

 5年国語の授業参観。導入に工夫があり、子どもとの関係もよく良い感じで授業スタート。授業の基本はできつつある中、主課題になると、教材研究の甘さが露呈。実習生だからしかたがない。授業展開としては面白い流れ。

 指導助言では、教材把握の甘さと子どもの反応の事前予想の大切さを伝える。子どもたちに先生を応援しようという態度が見られたのは、子どもとの関係がしっかりできたからこそ、と実習生としての良さを強調。

 午後は、尾張旭市立三郷小学校へ。13時45分からの5年生社会科授業。歴史の授業の課題を打破したいという挑戦的な授業。仕掛けが面白い。だから子どもたちが盛り上がる。事前に送られてきた指導案を見て、集団追究の展開がとても楽しみで、動画撮影にもより力を入れる。集団追究はだれがやっても難しいところ。いろいろと考える材料をいただいたことに感謝。

 30分間で動画整理。プレゼン追加。念のためにいろいろと準備してきたプレゼンをすべて捨てて、いきなり授業をもとに語ることに決めて必死に整理。

 先生方の研究協議は30分間。諸事情があって協議をするのは久しぶりとのこと。建設的な意見が多く、元気になれる協議会。もちろん疑問点も素直に出される良い時間。

 僕は出来立てほやほやのプレゼンで、社会科授業の展開を3つにわけて思うことを伝える。最後は「つぶやき板書」をぜひ挑戦してほしいと願いも伝える。25分間で終了。校長室で授業者から質問を受けて対応。

 春日井市教育組合青年部からの依頼で18時から講演。そのため春日井グリーンプラザへ移動。1時間ほど前に到着。機器の準備、参加者座席の依頼をして、のんびり。

 18時から講演開始。前半は「指導言と価値づけ」の定義と具体的事例を伝える。後半は「17番目の秘密」の模擬授業+解説をしながら展開。皆さんの反応もすこぶるよく、実に楽しい時間。さらに嬉しいことは春日井市に勤めるゼミ生6名のうち5名が参加してくれて、久しぶりの出逢いができたこと。

 終了後、かつてのゼミ生の早川君と加藤君と夕食。お勧めの焼肉屋で美味しいお肉で腹いっぱい。もちろん、近況報告などを聞き、頑張っている様子がよくわかって嬉しい限り。

 21時30分ごろ解散。帰宅。食べすぎを猛省。しんどい夜(泣)。

ワークシートは私の宝物(長谷川)

 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川理桜です。小学校の教育実習も残りわずかとなりました。実習を行う中でとても嬉しい出来事があったので記事にしていきたいと思います。


 私が実習で入らせて頂いているクラスには自分の意見を書くことが苦手な児童A君がいます。自分の意見を口に出して周囲の児童と交流することは苦手としていないのですが、どうしても書くことが苦手な様子が多くの授業を観察する中で見られます。


 本日私は道徳の授業を行いました。授業では自分の意見や振り返りを書くためのワークシートを1人1人に配布しました。発問をした後に机間巡視をする中で、A君の机には何も書かれていないワークシートが置かれています。普段A君と関わるなかで教師を困らせるために白紙にしているわけではないということは分かっていました。わざと書いていないわけではないA君に対してどのような声かけをすればいいのか分からず「自分の思ったことを自由に書けばいいからね!」と普段から先生方が仰っている言葉を咄嗟にかけてしまいました。


 A君のワークシートが埋まることなく、授業は終わりの挨拶をする時間になりました。A君が何か書こうとペンを持ち格闘している中で私は「授業を終わります。挨拶お願いします。」と全体に声を掛けました。授業後すぐに他のクラスへ行く用事があった私はA君に対して「給食の時間には戻ってくるから書けたらその時にワークシートください。」と伝え教室を出ました。


 教室へ戻るとA君が私の姿を見ると何かを思い出したかのように急いでお道具箱から1枚の紙を出しました。そこにはA君の言葉が紙一面に書かれたワークシートがありました。
 私は言葉では表すことのできない嬉しく温かい気持ちに包まれました。同時にA君が一生懸命何を書こうかと考えている中で、何も声をかけることなく授業を終わらせてしまったことをとても悔やみました。


 このワークシートは私の宝物です。児童一人一人の行動や言動をよく観察し、行為の意味を理解できるような教師になりたいと強く思いました。
 実習を通じて「やっぱり将来教師になりたい。」と思う場面が多くあります。周囲の環境や先生方の手厚く丁寧な指導に感謝し、残りの実習期間過ごしていきたいと思います。(長谷川)

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2023年9月21日仕事日記

 今日から教育実習中の授業参観・指導助言が始まる。愛犬散歩をして、家を出る。愛知県一宮市内でお世話になっている学校へ。早めに家を出たので時間的余裕があり、学校近くのコンビニで時間調整。スマホでいくつかのメール返信。

 8時25分学校着。校長先生と懇談。本学卒業生の愛知県就職状況を伝え、教育実習を受け入れていただいていることに深謝。先生方が学生を温かく指導していただいていることが話の端々から感じられて、あらためて感謝。

 8時40分から9時25分まで、実習生の算数授業参観。担任から授業づくりの基本をしっかり指導していただいているとわかる授業。学生としては、授業の基本的なことはほぼ理解していて、子どもとの関係もよく、これなら細部の助言をしてもいいと思える授業。

 校長室を借りて指導助言。学級担任のこれまでの学級経営があってこそできた授業であることを押さえた上で、子どもたちに重要事項を記憶させるためのテクニックなどをいくつか紹介。自分自身の授業の振り返りがよくできていて、発してはいけない言葉の自覚もあって、子どものことをよく見ていたことも良い。授業をよくしたいという質問も多く感心。詳細はメモ書きを渡す。

 学校を出て、次の学校近くの喫茶店で休憩ならびに若干の仕事。

 今度は愛知県北名古屋市内でお世話になっている学生の授業参観へ。この学校は、過去に数回依頼を受けて、先生方に講演をさせていただいている。校長先生とも以前から懇意にさせていただいている。縁が続いていることが嬉しい。

 11時50分から12時35分まで、学生の道徳授業参観。実はゼミ生。ゼミでの授業づくりの学びを大いに反映していて(ゼミ指導者としてはこれが特に嬉しい)、子どもとの関わりもよく、教育実習生として精一杯の頑張りが感じられた授業。

 校長室で、まずは授業の振り返りを聞く。指導していただいている先生からの指導もゼミでの学びも一致することがほとんどと聞き、一安心(笑)。子どもを心を揺さぶる指導言の大切さなど、今後の留意点を伝えて学校を出る。

 清須市立清洲東小学校へ向かう。以前に講演で訪問した際に傘を忘れてしまったことが気になっていて、近くまで来たので学校に寄る。その後、大学へ向かう。

 研究室で美味しい珈琲を入れて、しばし休憩。返信が必要な依頼がたくさん届いていて、その対応。TODOリストに入れ始めたら、物凄い量(笑)。夏休み前の「大丈夫か?俺」状態になりつつある。できることから頑張るしかない。

 17時45分、「来年度から玉置ゼミに入りたいので面接をしてほしい」という学生が来研。あまりも早いので依頼メールをもらったときに驚いたが、このような考えを持ったことをしっかり聞き、大学ゼミの在り方、特に我がゼミの在り方を伝え、早期に判断することはない、他の先生との面談もするとよいと伝える。大学を出る。

 帰宅。ある機関誌の校正依頼があって、その作業。ゼミ生から届いた記事に感動。とても良い学びをしていることが嬉しい。明日の訪問先と講演内容を再チェックして、横になる。

2023年9月20日仕事日記

 コーヒーとパンで朝食をとって家を出る。8時頃研究室着。私書箱の文書処理。12月10日のRITLフォーラムチラシの修正作業。

 9時30分からゼミ生の安藤さんに重要なレクチャー。物分かりが早くて助かる。人選にミスなし、今のところ(笑)。

 10時40分から8期生4年生後期ゼミ開始。卒業論文発表会を含めて日程確認。後期ゼミで目指すことを明確にする。前半は学級経営本の輪読。その分担。今回はモデリングを兼ねて僕が進行。「真のリーダーシップとは」を討論。

 12時30分からオンライン教職専修会議。冒頭に副学長と教務課長から重要な依頼事項あり。よく理解できないことがあり、質問中に来客ありで退出。

 12時50分から、美濃教育事務所の後藤さんと相談。依頼を受けている講演の内容について協議。13時45分まで四方山話もしながら楽しく懇談。

 14時から教授会。実習委員長として報告。続いて審査教授会。16時45分ほどまで。

 研究室で山田貞二先生に重要事項のレクチャー。互いの情報交流。

 17時30分から19時までオンライン「子どもの事実を考える会」に参加。「道徳科における個別最適な学び」と題した特別支援学級での実践報告を聞く。ここまで子どもたちを高められるのかと驚く。実践は素晴らしいが、それ以前に日頃の教師の関わり方があってこその実践だと思い質問をする。自分のこれまでの考えを変えなくていけないと思うほどの実践。

 事務処理をして大学を出る。帰宅。いろいろと神経を使うことがあって、気力わかず。

2023年9月19日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。

 8時ごろ家を出て、ルネック勝川へ向かう。9時から授業と学び研究所会議。2時間ほどで以下の「ritlフォーラム」の概要と役割分担を決める。

 フォーラム
「自ら学習を調整する子どもを育むために 〜個別最適な学びを生む「振り返り」の重要性と活用〜」


 2023年12月10日(日) 13時30分〜16時30分 なごのキャンパス
(名古屋駅から徒歩10分)
 
<参加費> 無料

<対象>  教員、教育委員会 ※zoomによる参加可能

<日程>13時開場 

13時30分〜14時30分(60分間) 
前田康裕先生講演(自ら学習を調整する子どもを育むために〜個別最適な学びを生む「振り返り」の重要性と活用〜)

14時30分〜15時00分(30分間) 
神戸&和田&山田フェローが前田先生講演の関連情報提供や、前田先生とのやりとり(進行役 神戸フェロー)

15時10分〜16時10分(60分間) 
「心の天気」「学びの天気」の実践者による発表+意見交流+会場とのやりとり(進行役 玉置 価値づけ役 栗木フェロー)


 EDUCOM愛知本社に行き、貸与されているPCの一時預け。昼食をとって帰宅。問い合わせや相談メールへの対応。チャットであるPC活用について質問。

 16時から17時までオンラインで、AIクラウド型学習教材「すらら」の紹介を視聴。質問を出す。詳しく書けないが、やはり「教育は人なり」に落ち着いたことが収穫。

 週刊「教育資料」に連載中の「学習指導要領のイデアを実現する」の第37回原稿書き。今回は新文部科学大臣の記者会見を取り上げた。完成したので編集部へ送信。

 研究室HP記事は、安城市立今池小学校での学びの記録。柴山君が発信。振り返りの活用についてよくとらえている。

9月11日安城市立今池小学校での学び(柴山)

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 こんにちは!採用試験が終わり、ひと段落した柴山です。今回は、安城市立今池小学校に学校訪問させていただきました。今池小学校は、児童が振り返りから新たな考えを持てるようにすることを大切にしていることを教えていただきました。

 2年生の生活科。ペットボトルロケットをより遠くに飛ばすにはどうしたらよいかを考える授業を参観させていただきました。

 導入は、「もっと遠くに飛ばしたい、○m飛ばしたい」などの児童の振り返りの紹介から始まっていました。特に印象に残った場面として、前時での工夫や困ったことを発表する場面があります。「飛ばすために発射台を長くした」という児童の発表に対して、「長くしていた子たくさんいたけど、それで困ったことある子はいない?」と投げかけ、課題の解決方法についても交流する場面をつくっていました。先生が子ども同士の課題や学びを共有することで、本時の自分の目標や、やってみたいことも見つけやすくなることを実感した授業でした。

 全体に子どもの発言内容が伝わるようにするために、「どのくらいの大きさのものを使ったの?」や「こうやってと身振りで説明していた部分をみんなに見せてあげて。」などの声掛けを行っていました。児童から児童へ内容が伝わりやすくするために、あえて分からないふりをするなど、発言の拾い方も工夫することが大切であることを学びました。

 児童が作成の途中経過を端末の写真で記録しておいたことや、使った輪ゴムの大きさや飛んだ距離を数字で記述していたことも印象的でした。今までの学びの過程を振り返りやすくなるため、わかりやすい形で学びを記録する方法を考えていきたいと思いました。

 小学校低学年の授業を丸々1時間見たのは今回が初めてでしたが、どの学年でも振り返りが重要であることを再認識した1日でした。振り返りを共有することで、自分と同じ意見の子や自分以外にもわかっていない子もいることが分かり、勇気を出して発言できることにつながることも稲垣校長先生と玉置先生の談話から学ばせていただきました。このような機会を与えてくださった玉置先生、今池小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
(柴山)

2023年9月18日仕事日記

 昨晩は草刈りで疲れていたため、いつもよりかなり早い時刻に横になる。目覚めたら午前4時ピタリ。ちょうと日本とイングランドのラグビー開始時刻。ハラハラしながら視聴。残念な結果だったが、偉そうに言えない。にわかラグビーファン。

 いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。YouTubeで知識を入れ込む。最近のPCやスマホの豆知識はほとんどYouTubeから得ている。

 9月28日には安城市立安城東部小学校へ訪問。11月5日の研究発表会前の最後の訪問。まずは11月5日の講演プレゼンをあらかた作成。その後、9月28日に皆さんに何を伝えるべきかを考えてプレゼン構成。もちろん、その日の授業を見てのコメントを挿入するのも踏まえての展開。

 16時24分地元駅乗車、17時20分ごろ、予約しておいた「The Kitchen Salvatore Cuomo 名古屋駅店」へ到着。結婚39周年を記念して食事。とっても美味しい料理とワインだったが、以前にワインを飲み過ぎて病院に運ばれたことを想起させた食事後。それほど飲んでいないのに、僕の体にはワインは合わなくなってしまった感じ。名古屋駅から自宅までタクシーで帰ろうと思うほど、体調悪化。座席指定で犬山経由で地元駅へ。帰宅後、すぐに倒れ込む(泣)。零時近くに体調戻り、ホッとする。

 研究室HP記事は、愛される学校づくり研究会サイトに掲載の「玉置流教師論」から「第3回教育書を読み「教育観」を広げ深める」。かつてのゼミ生の素晴らしさを発信。

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玉置流 教師論 第3回教育書を読み「教育観」を広げ深める

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 愛される学校づくり研究会サイトに、かつて「玉置流 教師論」を連載したことがあります。

 順次、ここで、時々公開していきたいと思います。ぜひお読みください。

 玉置流 教師論 【 第3回 】教育書を読み「教育観」を広げ深める 2016年6月20日

2023年9月17日仕事日記

 今日もいつもの喫茶店でモーニングから。帰宅してYouTubeで若干の知識を詰め込む。

 愛犬散歩。その途中で、「玉置さんの庭の端から木が私の田まで伸びてきていて、ちょっと困っているんです」と言われる。裏庭だったので、まったく気づかずだったが、見ると確かに迷惑をかけている。「夕方までにはなんとかします」と返答したが、こういうことこそ「誠意はスピード」。すぐに刈込みバサミとのこぎりで、伸びた枝などの処理開始。全身汗だくになったが、気分は爽快。シャワーを浴びて休憩。

 お昼は、うなぎ丼なら、僕はここが一番美味しいと思っている「七福」へ。ほぼ満席。うな重を味わって帰宅。元気回復。

 超教科書のデータ移行作業。指示を間違えていて、?状態が続いたが、指定ミスだと気づき解決。これでデータ圧迫の心配が回避できた。

 9月19日の授業と学び研究所会議で提案するセミナーのチラシ作りを先日教えてもらったCanvaで作成。なるほど!これは簡単で、見た目にも良い感じになるはずだ。

 夕方は、新たに購入した草刈り機で庭で作業。チップソーは、樹脂刃より確かによく切れる。最初からこれを買っておけばよかったと思うほど。30分間ほど頑張って、草刈りをしたことがすぐにわかるほどになった。気分は爽快で、今日二度目のシャワーを浴びてゆっくり。

2023年9月16日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して愛犬散歩。本日の大学での保護者会資料を作って家を出る。

 10時ごろ研究室着。4期ゼミ生から贈ってもらった「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」(写真は4期生)を前回の出勤の時、分解・洗浄しておいたのでその組み立てから開始。簡単に組み立てができると思っていたが、どういうわけか部品がもとに戻らない。YouTubeで確認してみても、目の前の状況と違っている(泣)。コーヒーを下に落とす回転体の停止位置が違うのが原因ではないかと思い、手動で動かしてみる。仕組みが徐々に見えてきて、この位置ならうまく入る位置がわかってきて試みる。読みは正しく(笑)ようやくバリスタ再設定完了。美味しい珈琲を入れて一息。

 12時から保護者会で一組の相談があり、あらかじめ用意しておいた資料を渡しながら説明。親心がよくわかる相談。

 終了後、すぐに大学を出て、SAで昼食。スタバで休憩。帰宅。今月後半から来月の予定を見て、作らなければいけない資料リストをスケジュールに入力。返信が滞っている問い合わせに対応。

 研究倫理eラーニングに断続的に取り組む。結局かなりの時間がかかったが、無事修了証書のダウンロード完了。ふ〜う。
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2023年9月15日仕事日記

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 9時に銀行へ。父親の入院費等の支払い。9時15分に家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。10時ごろ到着。

 30分間ほど、校長と教務主任と懇談。本日の研究会総参加者は100名ほどとのこと。リーディングDXスクール事業校としては注目を浴びている証。僕が講演をすることでの参加者がおられるとのこと。恐縮。

 10時40分から3限3クラス、4限2クラスの授業参観。例によって動画撮影をしながら、講演でどの場面を皆さんに周知するとよいかを考えながらの観察。

 給食後、午前に撮影した動画や写真を必死に整理。プレゼンに挿入。

 13時35分から5限2クラスの授業参観。午前・午後とも、ごく自然な形で端末活用がされていて、それについてコメントをわざわざするのも申し訳ない気持ちになるほどの授業展開。重要なのは、生徒の学びをつなぎ高めるための端末活用だったかという、やはり「授業論」になることを確信。

 14時45分から15時10分まで、皆さんで研究協議会。大勢の参加者なので、二つの教室に分散。さらに市内の校務主任と初任者が集合しての検討会が開催されているために、メイン会場から3会場へ動画配信をするという状況。いやあ、凄い。

 僕は40分間で講演。演題は「春日井市立藤山台中学校から学ぶ」。この学校の研究方針から、確かな方向に歩んでいることを価値づけ。特に中教審が発信した「個別最適な学び」と「協働的な学び」に書かれている内容は、クラウドを活用した生徒同士の他者参照や学び合いを示していることを強調。

 見せていただいたすべての授業の学ぶべき視点を示しながら、生徒をさらに伸ばすための提言をしながらの指定終了時刻ピタリの講演。

 校長室では講演を聞いていただいた水田教育長や水谷先生らと懇談。濃密な時間。さらに体育科教員から、とてもレベルが高い質問があり、思いを聞きながら体験を踏まえてアドバイス。やってみます!という言葉をもらい、ほっとする。

 父親の施設へ寄る。朝に父親の状況報告があり、判断を求められたことがあって、電話で相談するよりも足を運んだ方がよいと考えてのこと。やはり顔を出してよかった。安心できる状況であることがわかった。

 帰宅。届いた草刈りの組み立て。今ある草刈り機よりバージョンアップさせたが、機能をアップさせても作業をしなければならないのは当たり前(笑)。疲れ切ってもいい日を選んで作業をする気持ち。これがなかなか・・・。

 研究室HP記事は、こまきこども未来館で行われた体験ひろばの「こまき冒険スライム村」の全貌を紹介するサイトの紹介を発信。

 ご覧いただければわかるが、小学生から高校生までの70名ほどが子どもが、自分たちで企画・運営・振り返りを重ねて、3日間の大イベント成功に取り組んだ記録。子どもたちの笑顔を見ているだけで気持ちが安らぐ。ぜひご一覧を。

「こまきこども未来館」体験ひろばの「こまき冒険スライム村」が素晴らしい

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 柴山君が「みんなで成長する こまきこども未来館」と題して体験記を書いていましたが、「こまき冒険スライム村」の詳細な記録がここにアップされています。

 小学生から高校生まで70名ほどが、自ら計画し、運営し、振り返り、次に生かしていく過程が、心があったまる子どもたちの写真とともに発信されています。ぜひご覧ください。超お勧めです。

2023年9月14日仕事日記

 今日もいつもの喫茶店でモーニング。家に戻って愛犬散歩。朝の家事も完了。

 昨晩、終了しようと思っていた教職実践演習の「エ 学級経営、学習環境」の講義プレゼンと資料整理。やり始めると、いろいろと気付くことがあり、再整理して完了。ちなみに講義プレゼンタイトルは「新卒教師時代を乗り切る大切な学級経営」。野中信行先生の著書を土台に構築。

 続いて、教職実践演習第1回(オリエンテーション)の周知のために、ユニパに内容記載。夜には、「エ 学級経営、学習環境」の概要もすべてのグループに告知。

 父親の施設に行く。自分で車椅子に乗って動いているようで、入院前に戻りつつあることが嬉しい。

 9月22日には、春日井市教員組合青年部から依頼を受けての講演&演習を行う。その準備。演題は「よりよい授業を創るための指導言や価値づけ」。いわゆる新ネタ。ICT活用ですっかり有名になった春日井市だが、情報機器活用以前に大切にしておきたい授業における教師の在り方を伝え、模擬授業を試みる。資料ができたので、関係者に送付。

 ChatGTP本を読む。かなり理解ができてきたつもり(笑)。

 19時30分から2時間、オンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開催。参加者は少なく残念だが、アドバイザー同士の意見交流は濃厚。

 さっそく議事録を寺尾さんがまとめてくれた。まさに「誠意はスピード」。コンパクトかつ分かりやすい記録。ちなみに今回の「困った」は、「自信がなくなり教師を辞めようか悩んでしまった先生がいることについて」「理由が分からないまま退職する先生が多いことについて」「心理的安全性を高めるにはどうすればよいか」の3点。これまでこんなに重い課題で話し合ったことはない💦。

 教育実習中のゼミ生から嬉しい報告あり。かつてのゼミ生からも研究授業報告あり。とっても良い授業だったようだ。指導助言に入っておられる山田貞二先生からも「子どもの発言を大切にした良い授業でしたよ」との連絡あり!

2023年9月13日仕事日記

 朝食はパンと珈琲。愛犬散歩をして、メール対応など。8時過ぎに家を出て、本学岐阜キャンパスへ向かう。1時間30分弱かかってキャンパス近くまで来る。岐阜キャンパスに来るとまず入る喫茶店でしばし休憩。10時少し前に大学へ入る。

 10時からほぼ1時間。重要な仕事。あとは一任をして羽島キャンパスへ向かう。

 久しぶりの研究室。私書箱に届いていた手紙や文書を確認。提出資料づくりから。温かい手紙も数通届いていて、夏にお世話になった皆さんにあらためて感謝。

 13時30分から実習委員会。30分ほで終了。教授会報告資料を確認して終了。

 15時30分から教育実習課である相談。30分ほどで方向性を出して、こちらも後はお任せ。研究室に戻る。

 16時に来客。ここのところの状況を聞いて、僕が得ている最新情報を提供。今後の展開も話し合う。

 15日訪問の春日井市立藤山台中学校での指導助言のための資料づくり。もちろん当日の授業を見て、助言を加えることは想定しての資料作り。

 17時30分から山田先生、福地先生と教職実践演習の「学級経営・学習環境」の内容について相談。過去の資料をもとに、学級経営において教員になったときに一番困ることに焦点を当てることを決めて、僕が資料を整理して渡すことを約束。

 コーヒーメーカーの調子が悪い。分解して清掃。1時間ほどかかる。

 学部長室の電気がついていたので、訪問して、しばし懇談。大学を出る。夕食は外食。人がいないためか対応がいつもよりかかる。もう待てないなと思ったところで注文の品が前に。うむ。あちこちのテーブルが片付いていない。大丈夫か、この店!

 帰宅。約束をした資料づくり。過去の資料をもとにリニューアル。あれこれ手をいれているうちにかなりの質のアップ。よし!と一人満足(笑)。

2023年9月12日仕事日記

 小雨の朝。まずは喫茶店でモーニング。8時過ぎに愛犬散歩。この時刻は、少し前なら暑さを感じたが、今日は感じず。

 昨日の安城市立今池小学校での「スクールライフノートの活用実践」をEDUCOMに伝達。製品活用によって、子どもたちが変容してきたことは社内で共有してほしいとも伝える。

 9時から30分ほど、オンラインでベネッセ「ミライシードコミュニティアドバイザリー」と「ミライシードコミュニティづくり」について相談を受ける。「どうせやるなら参加者に充実感を味わっていただきたい。そのために・・・」という意見出し。

 13時30分から15時まで「恵那未来キャンパス企画会議」に参加。僕はオンライン参加。なかなか面白いいくつかの講座が始まっていることを聞く。「自分の未来は与えられるものではなく、自ら創り出すもの」というイメージを持ってもらうための手立て提案。また、ポートフォリオ企画を提言。

 日本教育新聞最新号を持って喫茶店へ。しばし休憩して帰宅。今日も届くいくつかの依頼。スケジュール調整。

 研究室HPのトップ写真を以下の写真に入れ替え。楽しさがしっかり伝わってくる8期生写真。ぜひここをクリックして、トップページで見てやってください。

 月刊誌「数学教育」2023年10月号が届く。巻頭に拙稿掲載

 夕食は久しぶりに焼肉釜山。美味しさは安定。値段は⤴️。やむを得ない。
 
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数学教育2023年10月号に拙稿掲載

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 月刊誌「数学教育」2023年10月号の巻頭に「『数学的な見方・考え方』を働かせる課題,発問づくりのポイント」と題した拙稿が掲載されました。

 大学人となって364本目の原稿掲載です。ありがたいことです。

2023年9月11日仕事日記

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 今朝はいつもの喫茶店でモーニングから。家に戻って愛犬散歩。

 まずは本日訪問する安城市立今池小学校でのプレゼンを確認して、研究発表会に向けての助言を加筆。10月26日豊川市立牛久保小学校の研究発表会時に流してもらう僕の研究総括映像の作成に入る。プレゼンの再構成。子どもたちをとらえた動画入れ込み。プレゼンが完成したので動画撮影。2回挑戦。ほぼ(笑)完璧な動画完成。

 11時過ぎに家を出る。途中で強雨。学校まで15分ほどで到着できるところに来たので、昼食(ラーメン)。弱雨になるのを待っていたが、その気配なし。学校に向かう。

 13時ちょっと過ぎに学校着。車でのドアを開けた途端、降りこむ雨。致し方ない。子どもの下校が心配になる雨+⚡。校長室で研究の状況を聞きながら懇談。ゼミ生の柴山君合流。

 13時40分から、2年生生活科授業「めざせ!おもちゃ作り名人〜つくる楽しさはっけん〜」を参観。

 前時の活動(振り返り)から個々が取り組みたいことが明確にしていることがいい。そのため、どの子どもも主体的に動き、試行錯誤をしながら取り組んでいる。どの子の表情もよく、小2らしい幼さもあって、見ているだけで心があったまる。

 一人の子どもの疑問や思いを教師が他の子どもにつなぎ、全体のものにしていく展開は、学級全体の意識を高める上でも有効。

 授業終了ごろには、さらに悪天候になる。子どもの安全確保のために、管理職からの明確な指示、それを受けての全教職員での下校対応。まさにこれが学校現場の現実。僕は皆さんへのプレゼン準備のため、撮影した動画や写真の整理。

 安全下校という重要な業務を終えて、皆さんが参集。研究協議会は時間の都合で別の機会になり、僕が皆さんにこれまでの歩みの確かさ(子どもたちの素晴らしい姿)を価値づけた上で、発表会までに心していただきたいことを伝える。

 校長室で研究発表会での発表プレゼンを見せてもらいながら、若干の助言。明日にでも発表会をしてもよいほどの段階に来ていることは確か。発表会当日の僕の動きを確認させていただき退校。

 18時過ぎに帰宅。父親の施設に電話をして、必要なものを聞いてから出かける。父親の顔を見てほっとする。施設の方からは、ちょっとした苦情を聞く。疲れておられるからしかたがないと思い、聴くことに徹する。

 近くでスーパーで夕食を買って帰宅。今日の資料の整理をして横になる。

2023年9月10日仕事日記

 日曜日。愛犬散歩を終えて、父親所有の土地の草刈りに出かける。雑草がかなり伸びていて、見ただけで気持ちが萎える(泣)。30分間で全体の5分の1の雑草が刈れただけ(泣)。これ以上の無理は止めて、また来ることにして、喫茶店へ。のんびりしてから帰宅。何かやる気は起きず(泣)、しばし横になる。

 「学校情報化認定事業」に関わっている委員として、先進校候補校である高森台中学校調査報告書作成。

 YouTubeで今日も新たな情報を得る。発信者に感謝。最近、YouTube情報から効率化が図れていること多し。ChatGTPのよさを今日も実感。

 研究室HP記事は、「玉置流 教師論」の「第2回自分が受けた教育を土台にしてしまうこと」を発信。

玉置流 教師論 第2回自分が受けた教育を土台にしてしまうこと

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 愛される学校づくり研究会サイトに、かつて「玉置流 教師論」を連載したことがあります。

 順次、ここで、時々公開していきたいと思います。ぜひお読みください。

 玉置流 教師論 第2回自分が受けた教育を土台にしてしまうこと 2016年5月23日

2023年9月9日仕事日記

 愛犬散歩。いつもの喫茶店でモーニング。昨日の仕事日記書き等。9時30分から本年度第3回モーニング情報交流会開催。詳細を友人の小西祥二さんがブログで紹介していただけたので、そのまま、以下に転載。

 午前中、未来を拓く学校づくり研究会が主催する 2023年度第3回 モーニング情報交流会があり、参加しました。今日のテーマ「発達障害児童生徒とどう向き合っていますか?」について、初めに情報提供が2人からあり、ブレイクアウトルームでの意見交換、最後に全体に戻って情報交流でした。でした。

 情報提供は、医療の立場から臨床心理士の山本彩さん、特別支援教育の視点を生かした学校経営の実際を稲葉裕美校長(長崎県佐世保市立春日小学校)からお話がありました。

 山本氏の話が、「ADHDの原因として、脳の前頭葉の働きが弱いために起こると言われています。前頭葉は…(略)」と始まりました。続いて、「トランスポーター」の働き(動き?)の違い…。教育現場の研修では、ここから始まることは少ないと思います。子供の状態そして周囲の状況について、“医療の目・役割”から話されました。

 「治療」について、薬物治療と環境調整の説明があり、ASDやADHDの治療薬も具体的な名称を挙げて効果や副作用が紹介されました。

 ADHDなどの治療薬は、「特別支援教育元年」(2007年)と言われた頃の古い話ですが、服用した児童の“驚異的な効果”を目の当たりにして、“怖い”というイメージを持ってしまっています。医療の進歩により、発達障害児童生徒に合った“効果のある治療”がされていると思います。しかし、学校で出会う“発達障害”のある児童生徒が、治療を受けているかといえば…。その状況と疑問を、ブレイクアウトルームで話題にしてみると…。

 続く、長崎県佐世保市立春日小学校 稲葉裕美校長からは、“不適応状態”にある児童が目立つ学校で、
○落ち着き、安心して学べる環境づくり
○どの子にもわかる授業・伝え方
○主体的で協働的な学び「子どもと創る授業」
など、“特別支援教育の視点を生かし”た 3年間の取り組みを分かりやすくお話いただきました。心の居場所、よい行動を強化する、ストロングポイント、「キーパーソンが良くなれば、全体が良くなる」…

 限られた教員数のなかで、さまざまな学びの場が用意されています。「在籍学級(通常学級)」では、教科担任制(高学年)や少人数指導など取り入れていました。それでも“困る”児童には、「プレイルーム(通級的な指導)」、「ステップルー・スマイルルーム(個別学習室)」、「なのはな教室(登校支援室)」が用意されていました。 ※ メモが間に合わず、3つの部屋の名称は怪しい。

 発達障害をはじめ“多様性”のなかで、子供への指導、教科の指導、生活の指導…それぞれが「○○はこうあるべき」といった“旧い発想”から変わっている(アップグレードしている)のです。それに気づいていない、動き出していない教員、学校、地域は、子供達のためにアップグレードが急務です。


 提出を迫られている先進校調査シートの作成。半分まで仕上げて家を出る。今日の夜は、楽しみにしていた桂雀三郎・桂雀太親子会。大阪の天満天神繁昌亭へ向かう。

 行きは近鉄ひのとりのプラミアムシート(一人席)。フルフラットにして1時間ほど熟睡。超快適!大阪難波から地下鉄を乗り継いで南森町下車。夕食は餃子の王将で天津飯。18時ちょっと過ぎに繁昌亭へ。

 18時30分開演。源太「子ほめ」、雀太「天狗さし」、雀三郎「三十石」、雀三郎「腕喰い」、雀太「宿屋仇」。21時過ぎ終演。

 雀三郎師匠の「三十石」はフルバージョン。こうした上方らしい噺は次へ継いでいかなければならないというお気持があってのことだと推測。74歳の年齢をまったく感じさせない全身を大きく使った、実に味わいある川下りの風景が見えてくる噺。「腕喰い」は初めて聞いた噺で、「仔猫」と同じパターンの噺だと知った。雀三郎師匠の要所要所のすっとぼけた声で、ともすると後味が悪い噺になりそうなところを感じさせない演出。

 雀太落語。8月には名古屋での独演会でも十分に楽しんだが、今日も素晴らしい出来。ますます一押しの落語家さんになった。誰の生落語を聞いたら良いかと迷っていたら、桂雀太を聞け!と強く勧めたい。

 ちなみに雀太さんに送った8月と今日のメッセージ紹介。僕が雀太落語にはまっているわけがよくわかっていただけるはず。

(8月26日)
 壺算のバージョンアップ、とても面白かったです!!!今まで聞いた壺算の中でピカイチでした。なぜ面白いかと考えていました。やはり人が描かれていたからだと思います。あの人物なら、ああいうだろうと言葉と表情がまさに一致していて、まるで近くでことの詳細を眺めている感じがするからだからと思います。人が描かれていないとくすぐりが浮くのです。雀太落語について私が偉そうに言えるものではありませんが、くすぐりが浮くことが一切ないのです。他の二席も含めて良い噺をありがとうございました。枝雀落語と同じイメージも感じました。ますます楽しみです。

(9月9日)
 今日も素晴らしい落語でした。無言(間)の表情で、聴き手に語る以上に噺の世界を想像させ、噺の中に引き込んでいく話芸を楽しませていただきました。ますます楽しみです。大阪に住んでいたら、毎日追いかけそうです。

 繁昌亭の出で、雀太さんに僕の最新刊「スクールリーダーの刺さる言葉」を渡す。ちなみにこの本は、単著・編著書を合わせて48冊目の本。どこかのページに刺さってもらえることを祈る(笑)。もっとも教育書だから、それは無理かな(笑)。

 21時24分南森町駅乗車。新大阪からは最終新幹線で名古屋へ。平安通りからも最終電車で地元駅へ。零時10分ごろ帰宅。ひとしきり、家内に雀太落語の凄さを伝える。いつの間にか記憶なし。

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