2023年7月5日仕事日記

 愛犬散歩後、家を出る。コンビニで飲み物とパンを買って研究室へ。

 さっそく「教育課程論」「教師論」の振り返りを読む。210名を超える学生の振り返りを一気に読むのはさすがにしんどい。時折、他ごとをしながら3時間ほどかかって完了。

 10時40分から8期生ゼミ。今回は学級経営、特に学級開きのときの教師の在り方を資料をもとに協議。学校現場のことをかなり想定している発言が続き、よし!という気分。

 庶務課への提出書類作成。7月24日に訪問する越前市教育研究会での講演プレゼン作成。500人を超える皆さんで、新任から超ベテランまで聞いていただく講演なので、話の展開を工夫。幼児教育にも触れていただきたいとのリクエストにどう応えるかなど、悩みながらのプレゼン作成。完成して送付。
 昨日授業提案をした9期生小林さんと古賀君に個人メッセージ発信。指導の追加(笑)。

 16時30分から中学校教育実習配当校別指導。10校18人を担当。小学校教育実習で指導を受けているのでスムーズに終了。

 研究室に戻る。片付け物をして、依然、強い雨の中、帰路へ。帰宅。二日前からメインPCのハードディスクがどうもおかしい。必死に原因を探る。ようやく原因らしきものが見つかる。まだすっきりせず(泣)。

 学級レク本原稿が次々届く。次は僕が頑張る工程。気合を入れる(笑)。

 研究室HP記事は6月28日8期生ゼミ記録。寺尾さんが濃厚ゼミの記録をしっかり残してくれた。

6月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 皆さんこんにちは、8期生の寺尾です!!今日は、6月26日のゼミでの学びを記事にします!この日は、玉置先生が訪問している学校の授業動画を見て、授業作りや学級づくりについて考えました。

 動画をみて考えた良い授業とは・・・
・多くの子どもが発表者の方に体を向けて、話を聞いている授業
・机を向かい合わせにして子どもが他の子どもの顔を見ながら進んでいく授業
・子どもの言葉を用いて要点だけ板書がされている授業
・子ども同士の意見をつなげて進められる授業
・ネームボードを用いることで責任感を持てるとともに、授業に参加している意識を感じられる授業
 このように、一人一人の子どもを大切にした授業づくりをしていきたいと思いました。

 また、「人を大切にしよう」ということのみを言い続けることでこのような学級が出来上がったそうです。人を大切にするから意見を聞いたり、困ったら助けたり、意見に対してさらに付け足しをしたりすることができるのです。このように、「人を大切にする」という軸があることで指導にも一貫性が見られるため、素晴らしい指導の仕方だと思いました。

 そして、全体交流の場面で話を聞いていない子どもの集中力をどう上げるかについても考えました。
・しっかりと話を聞けている子どもを褒めて行動を促す
・発表者の言っていることが伝わっているかほかの子どもに聞いて繋げる
・ノートにまとめたり話したりするなど、「聞く」以外のアクションを入れる
 このようにいくつか引き出しを持っておくことが重要だと思いました。

 今回のゼミを通してより教員になろうという気持ちが強まると共に、まずは教員採用試験に合格しなければと気を引き締めることができました。ゼミの後にはみんなでプリントの復習をしたり問題を出し合ったりしていて、そこで話していることが問題に出てくるとあの時話してたことだ!!と思い出して、とても嬉しくなります(笑)みんなのおかげで数ヶ月前より成長していると思います!!1ヶ月をきったのでみんなと問題を出し合いながら頑張ります!!(寺尾)

2023年7月4日仕事日記

 いつもより遅い目覚めで、愛犬散歩して家を出たのが7時前。この時間では道路は渋滞気味。8時ごろに研究室着。パンと珈琲で朝食。午後の授業準備をして、仕事日記書き、ハードディスク整理など。

 9時30分から「授業と学び研究所」オンライン会議。8月末の会議内容検討、SLNPJの確認と助言。12時終了。

 久しぶりに第2学食へ。味噌ラーメンを食べる。ジュースを買って研究室へ。

 13時10分から第12回教師論2コマ。今回は「子どもは褒めることだけで伸びるか」をテーマに、菊池省三先生の映像から学ぶ。菊池先生の褒めるレベルの違いに気づいたり、自ら変わろうとする少年へのアプローチについて話し合ったりする。今回も濃密。

 16時30分から9期生ゼミ。小林さんが英語、古賀君が数学授業提案。ゼミ授業でもPCを使うのが当たり前になってきている。これまで8人全員が活用。今日の助言は、教師の立ち位置、つぶやき板書、シミュレーションの活かし方など。あらためてこのような指導が必要なのだと自覚することが多い。

 研究室に戻る。暑さのためか気力がわかない。授業振り返りは明日見ることにして大学を出る。スタバでしばし休憩。かつてのゼミ生からのお勧めを注文。

 週刊教育資料が届く。さっそくプロフィールに記録追加。大学人になって雑誌等原稿掲載は355本目。まさに塵も積もればだ。

 研究室HP記事は6月26日の9期生ゼミでの記録。小林さんが発信。ポイントがよく押さえられている。
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6月26日9期生ゼミ振り返り(小林)

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 今回のゼミでも、新しく授業技術を学ぶことができました。その中でも特に印象に残っているのは、意見の出し合いの方法です。意見を出し合うときは、子どもたちがお互いの顔を見れるように椅子の向きを変えます。その際教師も座ることで、子どもが教師ではなく友達の方を自然に向きやすくなることが分かりました。発言している子どもに話しかける際は、その子どもの目線を教師1人に動かさないように、その子どもが向いてほしい方へ教師自身が動くことが大切だと学びました。

 もう一つ自分の授業でも取り入れたいと思ったのは、対立する意見を出し合う活動をするときは、「異なる意見の人を納得させるように」と、話し合いに繋がるような助言をすることです。この一言があるだけで、どうしたら納得してもらえるかを考えながら発言することができます。教師の少しの工夫で、話し合いは単調なものからディベートのようになり、授業の面白さを増すことができていました。

 また、授業者の安田さんの授業でいいなと思ったのは、古文の授業だけれど現代文の授業のように頭に入りやすいということです。スライドを作って、復習としてあらすじを分かりやすくまとめていたので、古文が苦手な子どもも苦手意識を持たずに授業を受けることができそうだと思いました。

 荒木さんの授業は、ロイロノートを活用したとても分かりやすい、楽しい授業でした。本題の歌に入る前に、子どもにイメージしてほしい画像や動画を示していたので、歌う前から秋のイメージを持つことができました。何より、私は使ったことのないロイロノートを使いこなしていて感心しました。私もICT活用を学ばなければと刺激をもらいました。

 次回は自分が模擬授業をする番なので、私も今日の授業者に劣らないように、専門の英語を楽しく教えられるような授業づくりを目指して頑張ります。(小林)

2023年7月3日仕事日記

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 愛犬散歩。6時台でもすでに暑い。大学へ向かう。研究室でサンドイッチと珈琲で朝食。

 9時から第12回教育課程論。今回は「自殺予防」がテーマ。新井肇さんと藤原和博さんの動画から「小中高校生の自殺の実態」と「予防対策」を知り、実際によのなか科で提案されているワークショップを体験して考える展開。意見が分かれるのは当然。

 10時40分から8期生ゼミ。いつもの資料を提供して、最新情報を伝えて大学を出る。帰宅。

 13時20分から15時まで、熊本県教育庁から依頼があった「教育事務所長・指導課長会議」での講演。演題は聴き手を意識して「数少ない機会を通して校長の経営力や教職員の資質向上を図るために〜教育事務所長の自己体験を踏まえて〜」。

 扇谷正造さんの言葉「名刺で仕事をするな!」を冒頭に伝え、「令和の日本型学校教育」の伝え方を実例を示しながら話す。授業参観時での助言も想定して、動画を見せながら「こう伝えたい」という例を挙げる。教育事務所長や指導課長だけを対象とした講演は初めてで、自分が所長であったときの教育委員会や校長講話づくりを思い出しながらの1時間40分。終了後、担当の方から元気が出る感想メールを早々にいただき感激。

 父親の病院へ。リハビリをしているところを初めて見る。予想以上に回復していることに安堵。退院後の在り方について医療ソーシャルワーカーさんと相談。

 ようやく床屋さんへ。政治談議で盛り上がる。すっきりしてもらい、これで夏を乗り切りたい。

 中華料理が無性に食べたくなり、外食に出かける。ジャストサイズの単品をいくつか注文。大満足。帰宅。あっという間に記憶なし。

 研究室HP記事は6月26日9期生ゼミでの安田さん提案授業の振り返り。安田さんに限らないが、ゼミ記録に書かれた内容は教育実習授業で必ず役立つはず。今回も重要点がよくまとめられている。

6月26日9期生ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月26日第10回ゼミで模擬授業を行いました。今回はその振り返りを書いていきます。

 まずは専門教科の国語で模擬授業をやってみようと、中学校1年生で扱う「蓬莱の玉の枝〜竹取物語から」を扱いました。以前、石上さんが現代文の授業を行っていたため、何か違う発見があるのではないかと思い、古典を選んでみたのですが、前回の道徳とは違い「教える」ことの難しさを感じました。

 授業をやってみて、学びになったことはたくさんありますが、1番は話し合いの方法です。やはり、授業となるとどうしてもこちらが仕切らなければならないと力んでしまいますが、机の形を変えて子どもたちだけで話し合う機会を作ってあげるとより活発なものになるのだとわかりました。また、子どもに丸投げだと円滑に進まないため、適切な声かけやポジション取りの大切さを実感しました。机の向きを変えて、顔と顔を見て話すことを意識すると、相手に伝えようとする姿勢が見えてきます。話し合いを聞いていると、子どもたちの視点はとても新鮮で「〇〇さんはこんな風に考えるんだあ」と、とても面白いなあと感じました。
 
 もう1つは、知識の伝え方です。新しいことを教えるとなると、一方通行になってしまいがちです。そこで、教えたことを「何も見ないで隣の人に説明してみよう」と負荷をかけながら「思考の追体験」を行うことで、重点を定着させながら授業を進めることが出来ます。こういう場合は、しっかり記憶することと、考えることの区別をつけさせることがとても大切なのだと学びました。

 今回、荒木さんも模擬授業を行ったのですが、ロイロノートを使用するスキルにとても驚かされました。最近、授業で使ってみて難しさを感じていたところだったので、まずはたくさん触れて知っていけたらと思います。まだまだ、実践できる方法を学ぶ機会はたくさんあるのだなあと気付かされた授業でした。これからも一つひとつ学んだことをゼミノートに残していきながら、力をつけていきたいです。授業終わりに、みんながくれる色々な感想がとても励みになります!教育実習まであと少し!頑張っていこうね!(安田)
 

2023年7月2日仕事日記

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して愛犬散歩。今日もこれからの講演準備。

 7月20日大和高田市立浮孔西小学校での資料づくり。ワークショップも入れての3時間の依頼があり、二つの資料作り。7月25日熊本市教育センター依頼の15年経験研修の資料作り。

 気分転換で映画館へ。話題の「怪物」視聴。終始考えさせられた内容。かえって疲れたかも(泣)。 

 週刊教育資料に連載中の「学習指導要領のイデアを実践する」の32回目の原稿書き。前シリーズ「玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」が78回続いたので、合わせて110回目。よく続けさせていただいている。感謝しかない。

 文部科学省依頼のある書類づくりができたところで、ヘトヘトになり、今日は終了。

※ 写真は映画「怪物」の公式サイトから。
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2023年7月1日仕事日記

 今日はこれからの講演や指導助言のための資料作りに集中日と決めて、朝から取り掛かる。
 
 7月8日(土)恵那市教育ICTらぼでの講演。7月12日(水)本学全学FDサロンでの講演、7月13日(木)苫小牧市での講演、7月14日(金)一宮市立西成東小学校での指導助言のための4つの資料完成。それぞれに送信。

 昼食は家内の誕生日祝いを兼ねて、初めてのお店で豪華ランチ。ここも美味しい。

 研究室HP記事は6月26日9期生ゼミでの荒木さんの提案授業の振り返り。教室でICTを駆使するとここまで音楽授業ができるのだ!と感心させられた授業。掲載写真は僕の自慢の1枚。

6月26日 9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です!今回のゼミでは、小学校2年生の音楽教材「小ぎつね」の授業をさせていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます!

[短くわかりやすい指導を]
 1つ目は、短く分かりやすい指導を心がけることです。模擬授業では、丁寧に説明しようという気持ちから、説明が長くなってしまいました。今回の授業対象である小学2年生は、歌いたくてうずうずしたり、集中力があまり続かなかったりすることから、先生の長い話は最後まで聞くことが出来ません。伝えたい内容をいかに短く分かりやすく伝えるかが大切だということを学びました。そして、低学年でも最初からあまり話しすぎず、まずは子どもを信じて授業をしてみたいと思いました。

[言葉の抑揚]
 2つ目は、話す時の言葉の抑揚に気をつけることです。玉置先生からは「歌うように話しなさい」とお言葉をいただきました。短く分かりやすく伝えるためには、抑揚をつけて話すことが大切だと思いました。低学年ほど先生の言い方には敏感で、すぐに変化します。日頃から心がけて、先生になるまでに抑揚のある話し方が自然にできるようにしたいと思いました。

[子ども自身で歌を振り返る時間 を作る]
 3つ目は、児童が自分たちの歌を振り返る時間を作ることです。今回の授業では、児童役の歌う様子を動画に撮って、その様子を見せました。子どもたち自身で自分たちの歌を振り返り、「自分たちの目指す歌い方ができていたか、どのように歌ったらもっと良くなるかか」を考えさせることが目的でしたが、ビデオを見たあとに振り返る時間をあまり取ることができませんでした。

 児童が歌を振り返る時間をとる時には、安田さんの模擬授業で学んだ話し合いの仕方を活かしたいと思いました。自由で活発な話し合いのためには、子ども同士が向き合い、先生はその見守り役として存在感を消すように椅子に座ること、発言する児童の向かい側に座る(子どもはどうしても教師に向かって話してしまう)ことを学びました。

[ロイロノートの活用]
 今回、ロイロノートを使って授業ができるようになりたい!という思いがあったので、初めてでしたが挑戦してみました。

 使ってみて気づいたことは、ロイロノート活用により授業準備の時間が格段に減り、教材研究に時間を割けたということです。今までの模擬授業でやってきた、ワークシートを作ったり、それを児童に配ったり、楽譜を拡大コピーしたり、掲示物を作って印刷し、その紙の裏にマグネットを貼ったりする作業を、授業準備を全てロイロノートで済ますことができました。そして、タブレットに資料を入れておけるため子どもが無くしてしまう恐れがないことや、子どもがロイロノート内で提出したワークシートに教師が丸つけやコメントをし すぐに返却できること、ノートの共有が容易であることなど、沢山の良さを発見し、ロイロノートを勉強して良かったと思いました。

 今回も学びが多いゼミで、また自分の視野が広がりました。子どもたちが主体的に音楽と関わり、生涯にわたって音楽を楽しむことができるような授業を目指して、更に授業力磨いていきたいと思います。(荒木)

2023年6月30日仕事日記

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 愛犬散歩。いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、本日締め切りの原稿書き。

 10時からオンラインで「生徒管理システムによる紙教材学習状況把握」について、明治図書から相談を受ける。いくつかの私案を提供する。相談を受けたことで、一番重視すべきことが自分の中で明確になった。感謝したい。

 「あいちの教育ビジョン2025 2022年度教育に関する事務の点検・評価報告書」の原稿書きを再開して、仕上げて送信。

 11時30分ごろに家を出て、東員町立東員第一中学校へ向かう。学校付近のうどん屋さんで昼食。13時ごろ学校着。校長としばし懇談。

 13時35分から3年生道徳授業参観。生徒を包み込む温かさを感じる教師の授業は見ていても気持ちがいい。もちろん生徒同士の関係もよい。みんなで共有したい授業技術もあちこちでさりげなく発揮されている授業。

 ますます道徳的価値にどのようなアプローチで迫っていくかを楽しみにして動画撮影。メインにした場面は大賛成。そこからどうねらいに迫るか。そこに注目。

 授業後、例によって動画整理。プレゼンシート加筆。協議会会場へ移動。この学校の協議会はいつも新たに工夫した挑戦があり、ここでも学ぶことができる。今日は島恒生教授の理論の具体化が試みられていた。ワールドカフェでは僕も参加。先生方の様々な意見をお聞きして、講話へ反映させることに僕なりに挑戦。

 45分ほど時間をいただいたので、心理的安全性が高いことの重要性と「状況理解レベル」「心情理レベル」「道徳的価値レベル」の3点の意義について伝え、動画をもとに授業者とやりとり。授業デザインシートを見ての私見を伝え協議。多くの質問もあり、さらに自分が勉強しなければ、この学校に訪問できないと自覚(汗)。大きな課題をいただき退校。

 授業参観したEDUCOMの二人を誘って、美味しいデザートを食べながら振り返り。日ごろの業務のことなどを聞くことができたこともなりより。

 20時近くに帰宅。土日はちょっとゆっくりできることで、心の余裕あり(笑)。届いた何冊かの本に目を通す。

 研究室HP記事は5月29日に春日井市立藤山台中学校へ訪問した丸山君の記事発信。知見をコンパクトにまとめている。
 

5月29日春日井市立藤山台中での学び(丸山託生)

 こんにちは!準ゼミ生の丸山託生です。5月29日、玉置先生にお取り計らいいただき、春日井市立藤山台中学校を訪問いたしました。授業の参観、研究協議に参加させていただき、「子ども主体の授業」について新たな視点を学ぶことができました。その中でも特に印象に残った点について述べていきたいと思います。

1 「授業における教師の役割の変化」
 今回、第5時限目の社会科の授業を参観させていただきました。生徒たちが情報の収集・分析・まとめの学習過程に沿って、ICT端末を活用しながらグループで調べ学習を行っていたのですが、私はその”自然さ”に驚きました。

 私自身が中学生だったころは、先生が教えたことをノートに記録するような授業が大半であったと記憶しています。しかし今回、藤山台中学校の授業では、その時間の半分以上は、生徒主体で進められていました。これは単に「生徒に任せる」というものではなく、指導者が予め学習過程を示し、それを踏まえてから、生徒に学習の主導権を握らせるように練られたものであったと拝察しました。教師の準備と学級経営が土台となり、その上で生徒にハンドルを渡すことが、生徒主体の授業に繋がることを実感しました。

2,「ICT端末の活用と個別最適な学び」
 授業内では「乾燥帯の人々の生活について」グループで調べ学習を行う活動がありました。その際、Aさんが「これどこかで見たことある!」と言ったのに対して、Bさんが「調べます!気になるから」と、即座にインターネットで調べる場面がありました。

 玉置流での「個別最適な学び」とは、学習の自己選択・自己調整であり、指示されてやる学びではないとされています。BさんのICT端末の活用法は、まさにこの「個別最適な学び」であり、生涯活かすことのできる学びであると思いました。

 今回、授業の参観、研究協議に参加させていただき、一方的に教える授業ではなく、子どもが自ら学んでいく授業の大切さやその効果について実践的に学ぶことができました。将来、私も教師として、学びのコーディネーターとして、子どもの学びに伴走者として関わっていくことを大切にしていきたいと改めて思いました。

 玉置先生、藤山台中学校の先生方、貴重な学びの機会を作ってくださりありがとうございました。(丸山)

※ イラストは生成AIにて作成
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