2023年7月28日仕事日記

 熊本ホテルキャッスル二日目の朝。今日の朝食は「和食」を選択。「洋食」より美味い!

 部屋に戻り、原稿書き。遅々として進まず(泣)。

 8時15分にロビーで待ち合わせ、桃崎先生とともに熊本大学教育学部附属中学校へ向かう。

 9時から公開授業参観。(1)(2)とも3年生の教室で参観。題材は「二次方程式」と「平方根」が、2年前ほどから毎月研究会を開き、検討されてきただけあっての骨太の授業提案。生徒と同じ気持ちになって、のめりこみながらの参観。

 授業研究会参加は、3年の「二次方程式」の部会に。活発な意見交流がされていて、聞いているだけでさらなる学びができる。私も意見を求められたが、この部会の助言者がおられるので控えているべきだと判断。

 終了後、授業をされた先生には、次の3点を助言。

1 主体的にさせるには、問題への関わりを増やすことは一つの手段。それならば、問題の数値に関心を持たせて、例えば「この数値はどう思う?」と聞くと、「わざとらしい」という生徒が出て来るはず。そうであれば、もっとごく自然な問題が作れるなら後日でよいので教えてほしいと、学びの連続化を打っておくのも一つの手立て。

2 連立方程式と二次方程式が出てきたが、最終的には当然だが同じ解答。ならば、どこかで同じ仕事をしているはず!なので、それを見つけさせるのがいい。教師がやや出過ぎ。

3 ディオファントスの考えは、仮置きをした考え。正方形で考えたら、題意に合わないので調整した考えとまとめると、縦をxmと置く考えも仮置きにしたわけで同様に扱える。


 会場で「玉置先生が言われた一生覚えておくことは何?」などといった声が聞こえたり、直接質問をいただいたりして、新たなつながりを感じることができて、嬉しい半日。

 12時15分に全日程終了。高木先生の車で空港まで送っていただく。昼食も一緒にさせていただき、ネットだけで意見交流したのが対面交流となり、より懇意になることができた。

 14時40分発で小牧空港へ向かう。16時10分ごろ着。車で自宅へ戻る。

 19時ごろ帰郷した長男と家内でいつもの鰻屋さんへ。やっぱりここの鰻は美味。離れられない(笑)。

 楽しみにしていたapplewatchの革バンドが到着。とってもいい感じ。大満足。原稿を書かなければいけないが、気力わかず。いつのまにか就寝。

2023年7月27日仕事日記

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 熊本ホテルキャッスル泊の朝。目覚めて原稿書き。今日の講演プレゼン再調整。7時30分に朝食。

 8時15分に桃崎先生と熊本市民会館シアーズホーム夢ホールへ徒歩で向かう。全体会出席。

 終了後、中学校部会会場の熊本ホールへ移動。11時35分から12時35分まで講演。演題は「数学的な見方・考え方を働かせて深い学びを実現する数学授業の在り方」。日常授業において、どのようなことを心掛けると、生徒の数学的な見方・考え方を育てることができるを提案。300人ほどの方が熱心に聞いていただけた。頷いて聞いていただける方が多く、気持ちよく話すことが出来た。講演後も「とても面白かったです」「元気が出来ました」など、直接声をかけていただいた方、さっそくFBで友達申請をされた方などもあって、嬉しい限り。

 美味しいお寿司で昼食。午後は分科会を時折参観しながら、控室で原稿書き。

 16時30分に会場を出てホテルへ。急な大雨、雷でアーケード下を歩いて移動。とはいえ、一部分は外を歩かなくてはならず、傘をさしていてもズボンはしっかり濡れる。致し方ない。

 17時過ぎにホテルへ戻り、しばし休憩。19時から熊本のみなさんと懇親会。今日もとても楽しく充実した時間。来年度の依頼もいただき、つながりに大感謝。三日続けてアルコールを口にしたのは久しぶり(笑)。22時前にホテル着。部屋ではのんびり。今日も早めに就寝。

 研究室HP記事は、9期生古川君がまとめたゼミでの「教材研究の方法」の僕が加筆して発信。教育実習時には大いに役立つ内容。皆様もぜひご一読を。

7月18日9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は7月17日に行われたゼミ活動の振り返りをしたいと思います。

 今回の活動内容は「どの教科でも活用できる教材研究法」の伝授です。玉置先生が、導入から展開、最終場面まで解説しながら算数の授業を行っていただけました。そして、練習問題での展開をゼミ生で考えるという内容でした。重要ポイントがとても多く、わかりやすく列挙していきたいと思います。

・まず授業を構想する上で「教科書のページを見て、最後に子どもがどのようなことを言ったり書いたりしたら、授業として成功なのか考える」ことが大切です。今回の授業であれば「式を見ると考え方が分かる」でした。

・導入では「誰でも答えられる発問をする」

・発問をしたり指示をしたりするときは、いつもそれを受け取る子どもの気持ちになることが重要である。(例えば:「碁石」と言っても子どもはわからない。あれは「磁石」だと思う子どもは多い)

・子どもの発言を板書するときには、その子どもの発言内容を簡単に板書して、名前を書き加えておく。これによって、子どもを認める、意見を価値づけことになる。教材分析にも繋がる。

・教科書はよく考えられている。教科書の流れを大切にして授業を考えること。教科書はステップをしっかり踏んでいて、流れもよく考えられている。

・算数授業の板書は3つに分けて書く。(課題、解決、練習)

・子どもを動かす。例えば、自席で説明させないで、前に出させて説明させるのもいい(何回でも)

・子どもをつなぐことを忘れない。〇さんが発言→□さんにどう?とつなぐ→□さんが発言→〇さんへどう思った?とリターンする。

・良い考えが出されたら、その考えを隣同士で再現させる。思考の追体験をさせることが重要。よくわかっていない子どもがいることを心得ておく。

・授業タイトル(ねらい)の出し方を工夫する(最初から出さない方がいいときが多い)

・いつも同じペアでさせない(移動してもよいと言い、違う子同士で話し合わせることも必要)

・子どもをたくさん褒める

・本時のねらい関係ない余計な活動を入れない

・教師自身が楽しそうに授業をすることが大切(演技する)

・いつも子どもに語りかけるように発問をしたり指示をしたりする。子どもに言葉を届けるという気持ちで話す。

 最後では、今回グループに分かれて模擬授業を検討しました。二つのグループとも必要がないことを授業の中に入れてしまい、必要がないことを入れないと指導を受けました。教材について分かっているようで、実はよくわかっていないと自覚できました。

 もっとゼミ生活で教材研究・授業作りをしたかったです。教育実習前、不安もありますが今までゼミで学んできたことをやっと子ども達に実践できるワクワク感があります。教育実習を終えて成長した姿を玉置先生に見せれるように頑張りたいと思います。前期おつかれさまでした。(古川)

2023年7月26日仕事日記

 今日も5時台に愛犬散歩。生垣を整えたこともあって、その前の駐車スペースの雑草が気になって、朝から草刈り。汗だく。竹箒で刈り取った草をまとめたが、今度はそこが気になる(笑)。

 8月4日の東海市での講演「児童生徒を引き付ける話し方」のプレゼンづくり。いろいろと蓄積してきた資料を整理。同様な話が続かないように構成して完成。教育センター所長へデータ送信。

 父親関連で様々な出費あり。銀行で通帳整理。

 11時前に家を出て、名古屋小牧空港へ向かう。さすが夏休み。駐車場はほぼ満車状態。空港内でランチ。

 12時35分FDAで熊本空港へ。14時到着。桃崎校長先生に迎えをいただき、熊本ホテルキャッスルへ。チェックインをして18時まで部屋で仕事。快適。

 18時から第77回九州数学教育会並びに九州算数・数学教育研究(熊本)大会でのレセプションにゲストとして出席。多くの皆さんと交流することができた。中には週刊教育資料に連載中の「学習指導要領のイデアを実現する」をよく読んでいただいている方がいて、その感想を届けていただけた。ますます元気が出る。

 祝辞では、笑いがあった方がいいと思い、急遽のミニ小咄をする。有難いことにうまくオチができた(笑)。

 終了後、桃崎校長先生や事務局の3名の方から声をかけていただき懇親会。振り返ってみたら、僕の数学授業や研究に関する様々な思い出話をいっぱい伝えた2時間余。よ〜く聞いていただいた皆さんに大感謝。ここで話したことの方が明日の講演より絶対面白いという自信があるのが辛い(笑)。明日も頑張ろ!

 ホテルに戻り、久しぶりにのんびりできた夜。いつもよりは早く就寝。

 写真はホテル前の看板とレセプションン会場から見えた熊本城。

 研究室HP記事は、愛知教育大学附属名古屋中学校同窓会報から僕の寄稿文を発信。「附中が授業づくりの面白さと深さを教えてくれた」と題した文章。興味を持って読んでいただけるはず。ぜひご一読を。
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愛知教育大学附属名古屋中学校同窓会報に寄せて

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 2020年10月15日に発行された愛知教育大学附属名古屋中学校同窓会報には、「附中が授業づくりの面白さと深さを教えてくれた」と題して寄稿しました。

 今の私があるのは、まさに附属中の生徒に鍛えられたからだと言っても過言ではありません。ここをクリックしてぜひ全文をお読みください

2023年7月25日仕事日記

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 5時台の愛犬散歩。この時間帯は声をかけていただける人がいて、今日も若干のやりとり。生垣が気になり、汗をかきながら作業。

 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して、8月4日東海市での講演内容を決めてプレゼンづくり。いわゆる新作なので、当面は続けて作るしかない。

 10時30分に家を出て、父親の入院先へ。4月28日から今日までの入院で、本日退院。荷物をまとめ、手続きをする。介護施設の方に迎えをいただき、そこに移動。新たな場所で、施設の方に状況報告をしたり、今後の相談をしたり。まずは安心。

 外食をして帰宅。オンライン講演内容を再確認。事前につないで最終打ち合わせ。

 14時5分から15時30分までオンライン講演。熊本市教育センターから依頼を受けた「令和5年度熊本市立幼稚園、小・中・高等・特別支援学校「15年経験者研修第2回研修」。35名の参加。演題は「これからの学校におけるリーダーシップ」。

 最新教育情報、中堅教諭に必要な資質、中堅教諭モデル、若手への助言例などをテーマにして、時々指名をしたり、ブレイクアウトルームで話し合ってもらったりして展開。時間よみを間違えて、後半はスピードを上げて話す。少しでも刺激となれば、こんな嬉しいことはない。

 再び病院へ行き、最終手続き。続いて施設に出向いて、いくつかの相談。

 帰宅。オウム関連のTVを見始めたら止まらず。終了後、朝からのプレゼンづくりを続ける。

2023年7月24日仕事日記

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 武生駅直近のホテル泊の朝。5時ごろに目覚め。8月10日の岡山市での算数・数学授業講座のプレゼンづくり開始。6時30分に和洋食バイキングでゆったりと朝食。

 8時30分チェックアウト。タクシーで越前市文化センターへ移動。10分ほどで到着。機器接続は昨夕済んでいるので控室でプレゼン最終準備。C4thを活用していただいていることを思い出し、自己紹介プレゼンの後に1枚挿入。

 9時30分から開会行事。研究会会長挨拶、教育長の祝いの言葉で行事終了。大ホールには越前市全教員500名ほど参集。

 9時50分から11時55分まで講演。演題は「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために〜一人一台端末の効果的な活用も踏まえて〜」。2時間も休憩なしで話すので、ペースを考えながら、動画を見せたり、ペアで話し合ってもらったり、マイクを向けて発表してもらったりの多彩な展開。途中で休憩を兼ねて笑いが欲しいと思って、教育小咄を挿入。舞台から見る限り、最後までしっかり聞いていただいたように思う。いつもの終わりのギャグも笑いがとれて気持ちよく終了。かなりの体力低下(泣)。

 会長さんが有名な蕎麦店に連れて行っていただけた。他2名の方と歓談しながら美味しいお蕎麦を味わう。

 13時49分武生駅からしらさぎ号で米原へ。新幹線で名古屋。地下鉄、名鉄に乗り継いで地元駅へ。16時50分ごろ帰宅。列車の中でよく寝たとはいえ、やはり疲れている。まずは横になる。

 夕食時に目覚めて、のんびりしてから8月21日四日市市教育委員会から依頼を受けた講演プレゼン作成開始。

2023年7月23日仕事日記

 5時台の愛犬散歩。珈琲とパンで朝食。さっそく原稿書き。昨晩の原稿に2ページを加えて、ようやく完成。

 生垣伐採用の機具を使って初めての仕事。この手の仕事は苦手だが、自分では思いの外の上出来。気分がいい。

 8月10日の岡山市教育研究研修センター依頼の算数・数学講座の内容を決めてプレゼンづくり。講演資料のみまとめて送信。次に途中までできていた8月18日茨木市教育センターでの講演プレゼンを完成させて資料送信。

 14時9分地元駅乗車。名古屋から米原で乗り換えて武生駅着。駅近接のホテルチェックイン。迎えの車で越前ホールへ。明日の舞台で映像、音声チェックなど確認後、ホテルへ送ってもらう。

 18時に迎えがあり、教育長さんらとの懇親会。僕を講演者として呼んでいただいたわけをお聞きする。昨年11月18日の福井県中学校長会で僕の講演を聞いて、越前市全教員に聞かせたいと思われたとのこと。とても嬉しい理由。明日も頑張らねば!ここでは書けない様々な話を聞かせていただいたり、情報を提供したりした充実の3時間。

 ホテルに戻る。大風呂でゆっくりして、明日のプレゼン再調整。早めに横になる。

2023年7月22日仕事日記

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 いつものとおり、愛犬散歩から始まる朝。珈琲とパンで朝食。ハードディスクの再整理。

 8時からオンライン「コモンラーニング研究会」に参加。千々布敏弥先生主催の会。

 メインは、横浜市指導主事の鈴木紀友先生。鈴木先生が総合学習の構想の仕方について語っていただけた。昨日訪問の豊中市立桜塚小学校の先生方に聞いてほしかった情報。その後、河田先生、京野先生、岐阜市の鈴木先生がシンポジウム形式でやりとり。朝から良質の勉強会。9時30分までたっぷり学ぶ。

 昨日締め切りだった数学教育原稿書き開始。今の僕にとっては書きやすいテーマを提示していただいたので一気に書けそう。とはいえ、時間はかかる(笑)。

 12時34分地元駅乗車。名鉄岐阜駅まで。徒歩でじゅうろくプラザへ。14時から16時40分頃まで、「算数・数学授業づくり研究会 創りMath」に参加。今日は僕も提案者の一人。昨年参観させていただいた算数授業映像を一部分ずつ見せながら授業検討。

 あらためて映像を見ると、子どもたちは実に多彩なつぶやきをしている。聞けば聞くほど、それらを素直に取り上げていたら、もっと数学的に面白く、それぞれの見方や考え方が交流できた授業になったと再認識。とはいえ、授業者の心情もとてもよくわかる。やはり、授業は難しく面白いものだ!だからこそ授業や授業参観はやめられない。今日も皆さんとの論議が楽しい。このような話し合いができるのは、この創りMathならでは!附属中学校時代から僕の授業を直に見ていただいていた柴田録治先生もオンラインで参加されていて、今日も興奮気味に映像を見てコメントいただけた。柴田先生に論議したくなる授業映像を見てもらえたことも嬉しい。

 僕の後は、急遽の登板で鈴木明裕先生から情報提供。「数学ネタ帳の勧め」と題して様々な面白い算数・数学話材を提供していただけた。さすが数学教育研究者として脱帽。数学そのものを楽しんでおられる日常が感じられるお話。

 名鉄岐阜駅から犬山駅で乗り換えて地元駅へ。18時過ぎ帰宅。19時から約束した卒業生へのオンライン相談。ゼミ生ではないが、こうして頼りにしてくれるのは教師冥利に尽きる。

 単著・編著書合わせて、48冊目となる書籍が届く。「スクールリーダーの“刺さる”言葉 教職員,子どもの心を動かす55のフレーズ」(明治図書、単著)だ。僕が、ここぞという場面で教職員や子どもたちに発してきた心を動かす、スクールリーダーのフレーズの集大成本。これまでの書籍の中でも特に自信本なので大いに宣伝したい。

発刊「スクールリーダーの“刺さる”言葉 」

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 「スクールリーダーの“刺さる”言葉 教職員,子どもの心を動かす55のフレーズ」(明治図書、単著)を発刊することができました。
 
 私が、ここぞという場面で教職員や子どもたちに発してきた心を動かす、スクールリーダーのフレーズの集大成本です。お手元においていただいたその日から活用できるフレーズばかりです。皆様、ぜひどうぞ。

2023年7月21日仕事日記

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 5時台の愛犬散歩。いつものように始まる朝は気持ちがいい。

 7時10分地元駅乗車。名古屋から9時新大阪着。車内で前田康裕先生に「マンガで知る デジタルの学び2」の感想を送信。今回も学校現場の実際を踏まえた上での建設的な提案、教師の在り方示唆など、重要な情報提供がたっぷりの良本。

 新大阪駅へ校長先生に迎えていただき豊中市立庄内西小学校へ向かう。9時30分ごろ着。

 講演依頼内容を最終確認して、会場へ移動。プレゼン準備。音出し完了。

 10時から11時30分まで、「情報活用能力の育成に向けて〜一人一台情報端末の活用のあり方〜」と題して、例によって動画も多用して話す。とっても反応がよい先生方ばかりで話しやすい。

 終了後、校内で端末を一番使っておられる先生と情報交流。子どもの発想を大切にして、子どもがやってみたいことを土台に活用されているからこそ!ととらえる。やはり、この姿勢が大切。

 校長先生に豊中駅へ送っていただく。モスバーガーでのんびり昼食。

 徒歩で豊中市立桜塚小学校へ向かう。3回目の訪問。13時ごろ着。今年から「探究活動」に重点をおいた学校。事前打ち合わせ。

 13時30分から15時20分ごろまで演題「情報活用能力の育成〜探究学習によるプレゼンテーション力の向上〜」と題して話す。

 探究活動をテーマにした価値、実践例としてNHKドスルコスルを見てもらい、映像から感じる教師の設計について話しあってもらう。ICT活用が進んでいる学校における教師の心得について話す。

 終了後、校長室で探究活動の相談に乗る。話しているうちに様々なアイデアが浮かぶ。相談された先生が、「昨日まで探究活動はやりたくないと思っていましたが、先生の話を聞いてとてもやりたくなりました」と言っていただけた。ああ嬉しい。40分間ほどかけてやりとり。

 阪急豊中駅から南方駅で乗り換えて、新大阪へ。新幹線で名古屋、平安通、地元駅に着。

 帰宅。さすがに午前午後のノーマイクの講演はしんどい。全身疲労。やらなければいけないことばかりだが、横になる。

2023年7月20日仕事日記

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 愛犬散歩。8月18日に訪問の茨木市教育センターでの講演プレゼン作成開始。ほぼ内容を決める。

 8時10分地元駅乗車。名古屋駅から近鉄で、途中の伊勢中川駅で特急を乗り換えて、大和高田駅へ。迎えの車で奈良県大和高田市立浮孔西小学校へ着。

 校長や研究主任と最終打ち合わせ。昼食後、さっそく会場準備。動画音声などの最終チェック。

 13時から10分休憩をいれて14時45分まで、講演「伝えたい・わかりたいを引き出す対話的な学習の在り方」。頂いた依頼事項は、下写真のとおり。1から4までは講演で提案。5は教室に会場を移して、模擬授業をしながら対話を生み出す技術や心得を伝える。16時終了。校長室でしばし懇談後、大和高田市駅へ送っていただく。

 予定より1本早い特急に乗車。伊勢中川駅で乗り換えて18時30分ごろ名古屋駅着。「矢場とん」で夕食。買い物も少しして地元駅へ向かう。コンビニに寄って資料コピー。21時ごろに帰宅。

 8月8日のあま市での講演データを整えて教育部次長へ送信。いくつかの問い合わせに返信。明日は豊中市内の2校で講演。情報活用能力+総合的な学習の時間がテーマなので、ふと思いついた資料作り。

 研究室HP記事は、昨日の8期生の発表に対しての9期生感想。とても良い企画だったと気持ちが良い振り返り。

7月19日小学校教育実習事前指導での8期生の話を聞いて(9期生)

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 7月19日小学校教育実習事前指導での8期生の話を聞いての9期生の一言感想です。

 学びあり、笑いありでとても有意義な時間でした!今回の学びを生かして教育実習に臨みたいと思います。ありがとうございました!!

 分かりやすくて、楽しく聞けました!ありがとうございました!

 不安が多かったですが、実習が楽しみになりました!貴重なお話ありがとうございました!

 実習行くイメージが更に湧きました!ありがとうございました。

 授業準備について、先輩のリアルな声を聞くことができて良かったです!素敵な時間をありがとうございました!

 実習前の不安を解消してくださいました!教採頑張ってください!ありがとうございました!

 とても分かりやすい説明ばかりでした!お忙しい中ありがとうございました!

 実習はとても不安でしたが、具体的なイメージが湧いて、楽しみになりました!ありがとうございました!

 実際に実習を経験した先輩方のお話を聞いて具体的なイメージを持つことができ、不安が大きかったですが、前向きに頑張ろうと思えました。ありがとうございました!!

 先輩方の体験、めちゃくちゃ楽しく面白かったです!積極的にを目標に頑張ります!
(9期生)

2023年7月19日仕事日記

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 定番の愛犬散歩から始まる朝。7時にいつもの喫茶店に行きモーニング。9時少し前に研究室に到着。

 9時に幼稚園実習希望者来研。厳しい現実を伝えた上での面談。ゼミまでしばらく読書。 

 10時40分から8期生ゼミ。石原先生にも加わってもらって5限「小学校教育実習事前指導」の打ち合わせ。その後、教育課題に対する各自の回答を発表し合っての深め合い。

 8期生とともに「やよい軒」へ。いわば5限に登壇してくれることのお礼食事会。これまで話題にしたことがないことでも盛り上がる。

 荒木さん、由原さん、安田さん、小林さん来研。教育書の貸出し。

 14時から教授会。実習委員長として来年度の教育実習の厳しさを伝える。16時ごろに中座して、5限の準備に入る。

 5101教室には300人余がぎっしり。何年かぶりに見る風景。15時30分からの教育実習課オリエンテーションに続いて、16時30分から1時間余の小学校教育実習事前指導。

 新企画で4年生の玉置ゼミ生9名が石原先生、福地先生、僕からの質問を受けて、小中教育実習での学びや留意点を語る展開。これまでの実習前指導の中では一番よい時間になったと自負。やはり体験談はよく伝わる。元柳津小長の河村先生にも絶賛していただいた。

 研究室に戻る。久保君、古賀君、石上さん来研。教育書の貸出し。今日の振り返りや出欠席名簿を持って大学を出る。

 20時過ぎ帰宅。質問があり、24日の越前市での講演タイトルが事前打ち合わせと違っていたことを知る。さっそく作り直してデータ返信。そのほかのメール処理。

 夕方に届いた本日の小学校教育実習事前指導での記録。9期生安田さん、由原さん、荒木さんによるとても分かりやすい記録。さっそくアップ。

2023年7月18日仕事日記

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 朝の愛犬散歩はすっかり定番に。しっぽ付きの娘は僕が近づくと後ろを向いて「どうぞ抱えてくださいませ」というポーズをする。

 7時過ぎに研究室着。今日の授業と学び研究所の議題を整理して連絡。会議室変更依頼など。

 9時30分からオンライン「授業と学び研究所」会議。8月30日、31日の研究所合宿(泊まらないけど(笑))の内容を確定。藤山台中PJを話題に今後の展開を話し合う。濃密な2時間。

 12時45分、庄子寛之先生ら来研。すぐに講義室へ案内。13時10分から2コマ「教師論」にゲストとして登場していただく。

 庄子先生登場前に、学生授業評価アンケート依頼。次の授業の連絡。前回の振り返り読みを意図的指名。その後、庄子先生にバトンタッチ。

 自身の紹介から始まり、教師時代の話(といってもつい3月まで教員)、教育名言の数々を紹介しながら「教師の仕事のよさ」について学生に語っていただけた。
 
 その後、僕と対談。学生がしたいだろうと思う質問を避けてのやりとり。その後、質問タイム。「教師がいい仕事と言われましたが、なぜ辞めたのか」という質問がやはり出る。また「学級崩壊を経験したときの状況を聞かせてほしい」という要望もあり。庄子先生の回答に対して、さらに深掘りするための質問を僕がするなど、まさにライブならでは!充実した教師論2コマ。写真は参加した9期生の長谷川さんと荒木さんと庄子先生を囲んでの写真!

 研究室に戻り、8月31日の講座運営についての相談チャット立ち上げ。

 17時30分、茨木市教育委員会とのオンライン会議。8月18日のICT活用研修の詳細を聞いて、それに応えることができるように頑張ります、と伝える。

 18時ごろ、9期生長谷川さん来研。夏休み中の読書相談。3冊を推薦。18時30分ごろ、7期生下野さん来研。無事、教員生活スタート1学期終了の報告あり。かつての指導者として嬉しい訪問。

 成績処理のための下準備開始。20時ごろまで頑張る。限界を感じて大学を出る。なんと高速は事故渋滞(泣)。21時過ぎに帰宅。夕食を食べて、しばし横になって、追い込まれている仕事に集中。すでに作成していた8月9日吹田市10年目研修の内容に、新たに届いた資料を加えて完成。送信。
 
 「総合教育技術」ウェブ版に、林孝美さんによる僕への取材記事、第1回「緊急検証 教員のなり手不足問題、私はこう考える!」が発信される。さっそくいくつかの書き込みあり。有難い。
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2023年7月17日仕事日記

 目覚めて愛犬散歩。散歩が体力低下防止になっていればいいが、仮に保健師に報告したら、「時間が短すぎる!」と一喝される可能性は高い(笑)。いろんなことを考えながら歩く朝。

 7時過ぎに研究室着。パンと珈琲で朝食。資料印刷。後期授業では極力、印刷を減らし、デジタルで収めたい。

 9時から「教育課程論」。振り返りの重要性を様々な資料から認識して理解する展開。最後は様々な学校での事例動画を見て終了。今日もかなりの受講生に発言を求めての授業。理解が深まっていることを捉えることが出来て嬉しい。

 10時40分から8期生ゼミ。ゼミ生が過去問をしている間に僕は「教育課程論」の振り返りチェック。成績決めのためのミニ作業を開始。北海道のお土産を渡して研究室へ戻る。

 12時45分から幼稚園実習希望者に意思の確認面接。かなり厳しいことを伝える。

 13時10分から重要会議。この分野での僕の知力はかなり落ちてきているので、ほぼ聞いている状況。皆さんにお任せするのが一番。1時間余。

 明日締め切りの週刊教育資料第33回目の原稿書き。GIGAスクール構想に関しての6回目。ようやく小テーマが決まり、9期生ゼミ開始までにほぼ完成までにこぎつけるように頑張る。

 16時30分から前期最後の9期生ゼミ。今回はどの教科においても活用できる教材研究法を伝授。教材は僕が指定。「この教科書の内容で、授業が大成功したら子どもがどんなことを言ったり、書いたりしたらよいか」という定番の発問から投げかける。残念ながら教科書を読み取れないゼミ生。致し方ないとはいえ、こうした力はどうしたら付くのだろうかと学校で指導助言をさせてもらっている立場から考えてしまう。板書計画を立てることを主として、ゼミ生とやり取りしながら、教材研究の本質を伝える。途中から、これは教えるしかない!という気持ちにもなる(笑)。

 教科書をもとにした授業進行を途中まで伝えた後、ゼミ生にバトンタッチ。重要なことは十分理解していても、それが体現できないもどかしさを感じるゼミ生。経験を積み重ねるしかない。練習問題の進行については2グループに分かれて検討して、模擬授業。いずれも必要がないことを入れこんだ展開。なるほど!このように考えてしまうのだとこちらが学ぶ。伝え切れていないことばかりだが時間切れ。教育実習授業では、少しでも子どもたちのことを第一に考え進行するように伝えて、前期ゼミ終了。

 研究室に戻ると、エアコンの効きがとても悪くて、すぐに大学を出る。高速途中のSAでスタバに寄って休憩。帰宅。

 原稿書きの続き。画像を入れ込んで完成。熟読して編集部へ送信。

 第4回いきいき寄席決定。林家染二師匠に依頼。色物さんは相談中。なお、第5回もほぼ決定。僕の教え子の物まね芸人かいやまと君に色物依頼。

 研究室HP記事は、前期9期ゼミ最後の授業提案者である由原さんと榊原君の授業からの学びを古賀君が発信。ポイントをよくとらえている。ゼミの財産

 書籍写真の「教師の仕事術事典」「明日の授業が変わる 発問の技術」は2冊とも拙稿が掲載されているもの。発問の本表紙には、「菊池省三、盛山隆雄、福山憲市、佐藤幸司、岩下修」さんらと名前を並べてもらっているのが嬉しい。さらに野口芳宏、有田和正の名前もあり。貴重な書籍の1冊。もちろん共に良書。
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7月10日9期生ゼミでの学び(古賀)

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 こんにちは、9期生の古賀です。今回は、7月10日に行われた、ゼミでの学びを記事にしていきます。

 今回で、ゼミ生の模擬授業2周目は最後ということで、今までの学びが多く詰められた良い授業を展開してくれました。

 一人目は、由原さん。中学2年の音楽で「リズムアンサンブル」をテーマにした授業でした。曲に合ったリズムをつけるのは、音楽が苦手な私も楽しめました。ここでの学びは、グループ活動をする時は、多くても4人が限界ということです。リズム作りの時に、私は5人グループだったのですが、恥ずかしながら基本的に聞いてばかりで話に入っていけませんでした。先述の通り音楽が苦手で知識が薄いこともありましたが、他の教科でも同じで5人では、話を聞いているだけの子が出てきてしまうので、グループ活動は2~4人で行うこと、グループ活動の前に個の意見を持たせると良いことを学びました。

 二人目は、榊原くん。中学1年の社会で「情報リテラシー」の授業でした。私たちのインターネットの失敗話を基に授業が進んでいきました。この時どうすれば良かったのか、改善案を生徒役から言っていったのですが、生徒の意見をつなげてゆさぶっていくのは上手いなと思いました。現代の問題を取り入れていく「新しい授業」は、児童生徒の実態を踏まえて発問や展開に気をつけて授業づくりして行かなければならないことを学びました。文部科学省のHPに色々な資料が上がっているので、活用していくといいことも知りました。

 回を重ねる毎に新たな知識、授業技術を学ぶことができた前期9期生ゼミも来週で最後になります。来週は、私個人的に、楽しそうですが緊張する内容。精一杯頑張りたいと思います。(古賀)

2023年7月16日仕事日記

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 7時少し前に目覚め。朝から疲れを感じる。用心、用心。愛犬散歩、予定の草刈りは中止。いつもの喫茶店でモーニング。

 帰宅して、19日の小学校教育実習事前指導でのプレゼン作成。玉置ゼミ8期生が活躍してくれる。8期生から届いた質問集をもとに作成完了。18日教師論でゲストとして招く庄子寛之先生紹介プレゼンも完了。

 11時ごろ家を出る。予想もしなかった中央道工事渋滞。12時45分ごろ到着。

 林家花丸師匠、マジックのRoseさん、席亭と打ち合わせ。ケーブルテレビの取材あり。地域へこうした催し物がされていることが発信されることは、少しだけ関わらせていただいている僕としても嬉しいこと。

 14時開演。席亭と僕とでいわゆる開口一番。今日はネタ帳で笑ってもらう。

 花丸「大安売り」、Roseマジック、花丸「悋気の独楽」で2時間弱。「悋気の独楽」は久しぶりに聴くフルバージョン。しっかりと人物が描かれていて、オチまで大爆笑の連続。楽屋で、師匠もオチまで、あれほど笑いがあるのはびっくりと心境を語られた。マジックは、何度もどよめきと拍手があって、さすがのマジック。おかげさまで満席(90名)のお客様と演者が一体になった第3回いきいき寄席。

 師匠らとしばし懇談。会場を出て帰路に着く。渋滞はなく1時間ちょっとで帰宅。

 夜もこれからの講演プレゼンを同時並行で作成。少しずつあちこちのプレゼンがゴールに近づいている(笑)。

 明日は9期生前期最後のゼミ。全員で教材研究をして、それをもとに模擬授業をしようとする試み。そのためのネタ決定。また、明日の「教育課程論」でテーマとする「振り返り」の重要性を示す資料整理。

 研究室HP記事は7月10日9期生ゼミでの授業振り返り。榊原君が僕の助言も記録してくれた

7月10日第9期ゼミ模擬授業の反省(榊原)

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 こんにちは、9期生の榊原計人です。今回は、10日のゼミで行った模擬授業について、玉置先生からいただいたご意見と私の反省を書いていきます。

 まず、今回の模擬授業について。前回の模擬授業とは異なり、教科や題材、対象学年は各自自由に決めるものでした。私は中学社会で情報リテラシーを題材に授業を考えました。

 構成として、導入で「情報リテラシー」の意味を端末で調べてもらい、生徒の意識を授業に向けるようにします。また、ここで授業後半で回収するための伏線をつくります。その後、各自に宿題としてだした「人に話せるインターネットの失敗談」を発表してもらい、その中から2つほどピックアップして対処法や予防できることを考えてもらう展開で進めます。終末部分では、「いまから予防できること・気をつけれること」を考え、ペアと共有する。ここで導入部分で調べた情報リテラシーについても触れて授業が終了する流れです。

 このような構成で授業を展開する予定でしたが、実際はところどころ思った通りにいかないことがありました。自身の反省して、

・回答の想定が甘かった
・生徒役の回答に臨機応変に対応できなかった
・焦りなどから時間配分に遅れがでた

 主にこの3つあげられました。今回の模擬授業は基本的に生徒役が主体となるものでしたが、そこに対応しきれていない部分があり、でた回答に対して褒めきれなかったり、話を返すのに間が空いてしまっていました。もっと教材研究を深めて想定回答と返し方について考えていれば対応もできたし、授業に遅れがなく最後までやりたいことができていたと思います。

 玉置先生からいただいた反省点の一部として、

・筆圧が薄い
・指示や子供への投げかけの際に語尾が伸びる

 この2つの授業している姿勢についてのことがありました。自分が自覚していない部分だったのでとてもビックリしたのを覚えています。

 筆圧についてはこれから持ち方や書き方を意識して改善していきます。語尾について、伸びてしまうことで授業全体の雰囲気がだれてしまうと教えて頂きました。撮影した動画を見返したところ、確かに喋り方に気だるさや全体的にキッチリしない空気を感じました。

 授業の内容だけではなく、基礎的な姿勢の重要さを痛感した模擬授業となりました。この時期に新たな反省点を知れたことで教育実習で意識することが増えました。始まるまでの1ヶ月で直すべきところは直し、実習をよりよいものにしようと思います。

 私の模擬授業を生徒役で受けてくれたゼミ生のみんな、指摘してくださった玉置先生、ありがとうございました。この経験を活かして良い授業作りをしていきます。(榊原)

2023年7月15日仕事日記

 愛犬散歩。庭の草刈り。たっぷり汗が出る(泣)。いつもの喫茶店でモーニング。

 8月7日のいなべ市で鈴木中人さんと行う「いのちの授業をつくる」の僕の担当分を決めてプレゼンづくり。ほぼ完成。

 20日訪問の豊中市立桜塚小学校でのプレゼンにようやく取り掛かる。送付された資料と依頼事項を見て、まずは自身で資料収集。方針を決める。

 9時30分から一般社団法人「未来を拓く学校づくり研究会」主催の「モーニング情報交流会」開催。40名ほどがオンラインに参集。情報提供者は岐阜市立草潤中学校長の鷲見校長先生。不登校特例校の実状をわかりやすく伝えていただけた。発表を聞きながら、今回は質問タイムを多くすることが必要と判断して、いつもと異なる展開。質問で深掘りができて、その実際がよくわかった。鷲見先生に大感謝。

 僕がとらえたのは、学校教育において、子どもが「自己選択」できる場面を増やし、主体性を引き出し、自己責任の大切さを体感させることが必要と言うこと。これならどこの学校でもできること。

 午後は、桜塚小学校のプレゼンづくりを続ける。「探究」について考えば考えるほど思うことがあって混迷。

 12月9日開催で引き受けたある数学授業づくり講座のチラシ案についてやりとり。この段階にきて対象者について質問(笑)。

 夕食は贈っていただいた飛騨牛を味わう。久しぶりの家飲み。今日もおかげさまの1日。
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