2024年3月29日仕事日記

 ほんの少しずつだが、切開した胸部の痛みが少なくなってきていると感じる朝。今日は恐る恐る愛犬の散歩。家人同伴。意図的に運動。

 同級生の歯科医院へ。話題は、この度の手術のこと。同級生の話を聞きながら感心。さすが医療人!話題の視点が違う。

 ずっと入院している父親の病室へ行く。僕の退院日に寄ったときは、僕の状況を理解してもらえなかったが、今日は心臓の手術をしたことなどを理解。なんとなく「無理をするな」と言ってくれたような感じ。

 生成AI・PJチャンネルに参考資料投稿。メンバーとともに教育においてしっかりと役立つ生成AI活用を考えたい。

 数学ネタ原稿を少しずつ整理しながら進める。僕がいかに指示を理解していなかったかと深く反省しながらの原稿書き。

 3月早々に発刊した「中学〇年学級づくり365日のアイデア事典」の売れ行きがよさそう。明治図書ランキングでは、中学1年生が第22位、中学2年生が第42位、中学3年生が第61位。皆さん、ありがとうございます。
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2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(久保、池田、河上)

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 こんにちは!9期生の久保です。今回は、2月10日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は赤坂先生による「授業づくりか?学級づくりか?というものはもうやめにしよう」というテーマで、多くの学びをさせていただきました。今回はその中でも印象に残ったことを記事にします!

 1番印象に残ったキーワードは「受容」です。学級が安定するにはこの「受容」が大切になってくることを学びました。自分がなって欲しい学級にする為に、しつけばかりを行ってしまうと児童生徒は、いつか反抗的になってしまうと感じます。児童生徒と積極的に親しくなろうとしているかが、受容的な関わりにつながってくると学びました。そして、その受容をする前にはある程度のしっかりとした「枠組み」を明確にする必要があることも学びました。児童生徒が、迷うことなく動かないものを足場に、動かせるものに自分たちで生き生きと取り組むようになるので、しっかりと枠組みを作った上で、親和的な関係、受容を心がけていきたいと感じました。

 赤坂先生、赤坂ワールドに惹き込まれ、あっという間の2時間でした。学級づくりについて多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。(久保)


 みなさんこんにちは!10期生の池田です。今回は学級経営について赤坂先生に教えていただきました。これまで大学の講義で、授業技術を学ぶ講義は多くありましたが、学級経営を学ぶ機会は初めてだったため、今回の公演を聞いて学級経営における児童との関わり方をたくさん学ぶことができました。

 講演のなかで、指導の要素についてのお話がありました。指導には「引き上げ機能」と「養う機能」の2つの要素があることを学びました。「引き上げ」機能とは、児童生徒の技術や知識を成長させていくことであり、「養う」機能(ケア)とは、児童に「あなたはあなたのままでいいんだよ」と寄り添うものです。私は、子どもと関わるうえでこのバランスの難しさを感じており、引き上げる指導をしすぎては児童から嫌われてしまうのではないかと感じることもあるため、どちらかというと養う機能を重視してしまいます。しかし、学級を安定させるためには、まず縦糸(ルール)が欠かせないことがわかりました。
 
 「引き上げ機能(縦糸)」と「養い機能(横糸)」のどちらを優先させたら良いのかという捉え方ではなく、学級の秩序をつくり、安定させ、学級の状態に応じた指導を充実させていくことが大切であると分かりました。

 今回の講演を通して、改めて学級経営の難しさを感じました。今後も様々なセミナーや学校訪問に参加し、指導力を高めていきたいです。貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。(池田)

 こんにちは!10期生の河上です。今回は2月10日に参加した教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。今回は「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしよう」というタイトルで赤坂先生による講演でした。

 講演がはじまるとすぐに赤坂先生の話術に引き込まれて赤坂ワールドが展開されました。2時間経つのが本当にあっという間でした!そんな講演で特に印象に残った学びを2つ書いていこうと思います。

 1つ目は授業づくりと学級づくりについてです。講演の冒頭で車と道路の写真を用いて、授業づくりと学級づくりについて説明してくださりました。車が授業、道路が学級と仰っていました。私は今まで別々で考えていましたが、今回講演を聞き、学級経営の中に授業づくりと学級づくりがあることを学びました。また、現在GIGAスクール構想により授業スペックが上がってきています。学級経営がしっかりできていなかったから、どんなに良い授業をしても成り立ちません。なので、「学習環境の最適化」が大切であることを学びました。

 2つ目は「受容」についてです。和やかなクラスを作るには秩序が必要であり、秩序の定着にはしつけが必要であり、しつけをするにはたくさんの受容が必要ということを述べていました。ビジネスの常識である、「仕事の成功は、関係性の成功にあり」は学級経営にも言えることであり、まずは子どもたちと積極的に関わり、子どもたちとの関係性を重視し、たくさん「受容」することが大切であることを学びました。これからある教育実習を含め、子どもと関わる際は受容を意識した関わり仕方をしていきたいです。

 今回のセミナーではとても多くのことを学ばせていただきました。まだ、一度も教壇には立ったことがありませんが、今からとても楽しみです。赤坂先生、貴重な学びをありがとうございました!玉置先生、運営委員の方々、このような素晴らしい機会を用意して下さりありがとうございます!!(河上)

2024年3月28日仕事日記

 今朝は、パンと珈琲で朝食。徐々に以前の生活に近づいてきている。ゴミを出して帰ってきたときの心臓には、以前のような違和感はない感じ。

 今日もいくつかのことを短時間ずつ取り組む。一番時間をかけたのは、数学ネタの原稿チェック。といっても終わってみれば少々。疲れを感じて横になると、そのまま寝入ってしまうことが続いている。今は体に従うことが一番。

 岐阜県教育委員会作成の今年度版の教員採用パンフレットを知る。これまでとは大きく異なっていて(他県も含む)、教師の魅力がしっかり伝わってくる内容。現役教師が見ても、「よくぞ教師の喜びをしっかり伝えてくれた」と拍手が起こると思うほど。皆さん、ぜひご覧を。さっそくゼミ生に伝え、率直な感想を聞く。以下はその一部。

 写真や先生方の言葉から教師として働く楽しさがよく伝わってきます。採用後、手厚いサポートを行っていることがよく分かり、やはり岐阜で教師になりたいと感じました!

 教師としての喜びや教師の魅力が多く伝わってきて、やっぱり教師はいいな〜と思うパンフレットでした。

 現場の先生方一人一人のエピソードやリアルな声が聴ける機会は少ないと思うので、こういうパンフレットで見ることができて嬉しいです。

 私はパンフレットの写真がとても気に入りました。教師としてやりがいを持っている感じや、とにかく生き生きとした様子が伝わってきました。パッと見るだけでなんだか引き込まれる魅力があると感じました!


 僕が注目したのは、パンフに示された岐阜県が求める教師像の文言。「児童生徒を一人の人間として尊重し、あたたかいまなざしで寄り添う教師」。本学が新年度から取り組む「子ども理解活動」を通して、教師を目指す学生がとらえてほしい姿が、ここに表現されている。「子ども理解活動」は、「はじめに子どもありき」という精神を教師の土台としたからこそ。この精神と岐阜県が求める教師像が合致していると思うと、嬉しくてならない。

 今日も入院生活の話題を一つ。「若いから回復が早いですねえ」と何度言われたことか。そのたびに「若くありませんよ」と否定したが、リハビリをしている方々を見ていると、確かに!と思うことあり。ならば頑張ろうと指示より多く運動した自分。うまく乗せられたのかもしれない(笑)。

 写真は岐阜県のパンフレットの一部。
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2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(森山、石上)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、2月10日に参加させていただいた、教師力アップセミナーでの学びを書かせていただきます。

 第7回教師力アップセミナーでは、上越教育大学の赤坂真二先生にご講演いただきました。たくさんの学びがありましたが、今回は大きく2つに分けて書かせていただきます。

 まず、「学級経営」についてです。赤坂先生は、「車が授業で道路が学級である」と仰っていました。私は今まで、学級づくりと授業づくりをそれぞれ分けて考えていました。しかし、学級経営のなかに、学級づくりと授業づくりがあり、一つの営みであると学びました。特に、「悪路では高性能の車も走れない」という言葉が心に残りました。どれだけ授業力を磨いても学級経営がうまくいっていないと成り立たないため、子どもたちの学習環境の最適化がとても大切であると思いました。

 次に、「教師認知」についてです。学級の雰囲気は、子どもたちが教師のことをどのように認知しているかに影響されると学びました。「仕事の成功は関係性の成功にあり」という言葉があるように、学級経営において、子どもとの関係性がとても大切であると思いました。今回の講演で、教師と子どもの関係性をつくっていくためには「受容」が大切であると学びました。和やかなクラスをつくるためには秩序が必要であり、秩序を定着させるためにはしつけが必要です。そして、しつけをするためには沢山受容をしなければならず、まずは受容的な関わりをすることが大切であると学ぶことができました。
 
 私は、みんなのことを信頼していると教師から言うこと、子どもが嬉しい時に一緒に喜ぶこと、フィードバックをすることなどを大切にし、子どもとの関係性をつくっていきたいです。受容的な関わりを意識し、まずは子どもとの間に信頼関係を築くことを大切にしていきたいです。また、子どもたちから、どんな教師として見られているかということを大切にしていきたいです。

 私は、今回が対面での初めてのセミナーでした。1回目のセミナーで赤坂先生のご講演を拝聴することができ、とても幸せでした。赤坂先生、貴重なお話をありがとうございました。(森山)


 こんにちは!9期生の石上です。2月10日に行われた教師力アップセミナーでは、赤坂真二先生から学級経営の基盤となる考え方について非常に多くのことを学びました。

 今回、赤坂先生の講演会に初めて参加させていただいたのですが、会場の全員が引き込まれるようなユーモアの溢れる話術で、あっという間の2時間でした!

 特に信頼と受容についてのお話が印象的でした。まずは受容を意識し、子どもたちと個別の信頼関係をつくり、1年を通して段階を踏んで要求をしたり、学級でのルールを定着させたりと徐々にレベルアップしていくことが大切だと学びました。

 また信頼の構造化の「しつけ」という部分も印象的でした。私は教育実習で、子どもたちへの叱り方が分からず、どのようにすれば良いのか戸惑うことがありました。そこで、今回学んだように、子どもたちが納得できる理由で、毅然とした指導を心がけていきたいです。

 しつけと受容のバランスを意識しながら、毎日全員に声をかけたり、良いところをみんなの前で褒めたりするなど、子どもたちが「先生は自分たちのことをよく見てくれているな。」「大切にしてくれているな。」と子どもたちが教師からの愛情を感じられるような言葉かけや行動を意識して良好な関係を築きたいと感じました。

 今回のセミナーでも素敵なお話ばかりで、多くの学びがありました。この学びを吸収し、より成長できるよう努力していきたいと思います。赤坂先生、運営の皆さん、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!(石上)

2024年3月27日仕事日記

 朝一番に飛び込んできた情報に驚く。文部科学省から岐阜県教育委員会に課長として出向されていたNさんが、文部科学省職員の立場で、4月から岐阜市内の小学校長になられるという。岐阜に3年間おられたので、新年度は国の仕事に戻られるだろうと予想していたが、まさかこのようなことになるとは!もちろん、僕にとってはこんな嬉しいことはない。まずは驚きと喜びのメールを届ける。

 玉置ゼミOBで作る「学び続ける教師の会」の恒例新年度情報交換会に際して、H君から良いアイデア提案があり、さっそくフォームも作ってくれた。まさに教育DX。感心するばかり。

 新年度スタートが近づいてきたので、ゼミ生へチャットグループで日常的な学び合い提案。9期生はすでに1年過ごしてきているだけあって、投稿が続く。10期生は互いに牽制しあっている模様(笑)。学び合うことの本質を伝える必要ありだなと感じる。

 昼食は入院中に食べたかったものを思い出し、20日ぶりに用心しながら運転して出かける。シートベルトが切開部分にあたって痛いことが判明。

 Yさんの訪問あり。大学人の先輩としてアドバイスを受ける。同年齢であるので、お互いに用心しなければと情報交流。

 15時からの大学オンライン会議に参加。徐々にしんどくなり、お断りをして退室。体を慣らしていくしかないなと自覚。

 僕の理解や把握ミス、さらに入院で、予定を大きく狂わせてしまった数学ネタ本。少しずつ取り組もうと思い、ドライブに格納されている中学1年生の原稿をすべて印刷して、まずは整理。 

 今日も、入院での気づきを紹介。ちょっとした褒め言葉で、人はこんなにも元気が出るのだと実感。「凄い回復力ですよ」「こんなに早くにこの管を抜いていいと言われる患者さんは珍しいですよ」「傷口はとっても綺麗ですよ」などといった、励ましなのか、ヨイショなのか(笑)がわからないが、こうしたプラス言葉は、心の回復にも確かにつながる。教育も同じだな、とも思う。

 3月1日にゼミ生らと発刊した「3年間まるっとおまかせ!中学校学級レク大事典」(明治図書、玉置崇・山田貞二・福地淳宏編集)が、明治図書ランキングで第10位!関係者にさっそく連絡。共に喜び合う。
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2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(長谷川・松野・古川)

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【長谷川】
 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川です。本日は2月10日に行われた赤坂先生による教師力アップセミナーについてまとめていきたいと思います。


 セミナーを受ける中で感じだことは、赤坂先生の話術の素晴らしさです。とても引き込まれるような話し方で、終始笑いが起こり2時間があっという間に過ぎていきました。この力は授業をはじめとした学校生活の中ではとても大切な力になると思います。少しでも先生のような話し方に近づくことができるよう残りの学生生活で努力していきます。

 学級経営のお話の中に子どもたちに注意をすることのできない教師という内容がありました。私は教育実習中に子どもたちと関わる中で、注意することの難しさを実感し、強く言えば嫌われるのではないかという不安と常に戦っていました。

 ですが今回の先生のお話からそのように考えては余計に子どもたちとの信頼関係は深まらないと学ばさせて頂きました。同時に注意の言葉ばかりかけるのではなく「ありがとう」などの温かい言葉を伝えていく機会を増やしていきたいと思います。

 今回のセミナーでも沢山の学びがあり、成長することができました。実際に教壇に立つ前のこの時期に沢山のことを吸収していきたいと思います。素敵な機会をいただき本当にありがとうございました。(長谷川)


【松野】
 こんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。2月10日に赤坂真二先生による教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回はそこでの学びを記事に書かせていただきたいと思います。

 私は赤坂先生の講演を通して学級経営の大切さだけでなく、学級経営を成功させるためには受容的な関わりや感情の共有が大切であると学ばせていただきました。

 学級経営とは、子どもたちによりよく学んでもらうためにはどうするべきかという環境改善であり、学級経営にはひきあげ機能(縦糸)と養い機能(横糸)の秩序のある関係性が重要であると学ぶことができました。また、落ち着いたクラスをつくるためには学級経営の基礎と基本を共有し、傷つかない条件を創ることが一番大切であり、子どもたちが心理的な価値を傷つけるような言動をした場合、指導する必要があること、教材に子どもたちが夢中になるためには教材研究が大切であると学ぶことができました。

 このように、教育実習や教員になった際には受容的な関わりからしつけに繋げることを大切にし、子どもから信頼される教師になりたいと思います。そのためには、やりたいことがやれて言いたいことが言える心理的安全性を高めていき、子どもたちが明日も学校に行こうと思えるように普段から思いやりを発揮する場をつくっていきたいと思います。

 そして、授業中に子どもたちに好意を伝えるために楽しくわかりやすい授業を行い、子どもたち一人ひとりを見て、フィードバックするなど、感情の共有をすることを大切にしていきたいと思います。貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)


【古川】
 こんにちは!9期生の古川です。今回は2月10日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 上越教育大学の赤坂先生による「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしようー指導力のある教師に学ぶその仕事ー」というテーマでした。

 内容としては、
1学校経営につなぐカリキュラム・マネジメント
2不登校
3学級経営
4落ち着いたクラスづくりには
5必然的領域
6計画的領域
と、2時間では収まりきらないほど、多岐にわたり学びの多い時間でした。

 特に僕が印象深かった内容として、5必然的領域(あたたかな関係性をつくる)の内容で話されていた「どんな教師としてみられているのか」が大切であるという言葉が印象的です。子どもたちが教師をどう見ているかによってルールの守られ方が変わってくることを改めて学びました。また、「見た目が違うのだから他の教師と同じ指導スキルは通用しない」と言われて、その通りだと感じさせられました。

 私たちはまだ実務経験もなく指導方法も分からない状態です。この大学生活で沢山のお手本になる先生・指導方法に出会うことができました。たとえ実践で通用しなくても引き出しを多く持つことで必ずこの経験が生きてくると思います。経験を積み自分に合った指導方法を確立できるよう日々学び続けていきたいです。

 ご講演いただいた赤坂先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。質問にも丁寧に答えていただき学びの大きい時間でした。こんな素敵な経験ができるなんて玉置ゼミに入ってよかったっ!(古川)


2024年3月26日仕事日記

 退院後4日目。賞をもらったというカレーパンと珈琲で朝食。心配していただいたYさんに電話報告。強雨の中、S先生の訪問あり。有り難い。わずかな時間でも話していると疲れが感じることを自覚。

 いくつかの本を並行読みしたり、YouTubeを観たり、これからのことを考えてプレゼンを作ったり、いただいた依頼に返答したり、スケジュールを組んだりと、短時間ずつ多くのことをする。

 意識して運動。入院中のリハビリを思い出す。横になるとそのまま寝入ってしまう。日に何度も。ICUで、家内と筆談したと聞く。まったく記憶なし。

 入院中の話題を報告。個室に移ってからのこと。4人部屋で朝から患者さん同士の激しい罵り合い。なんとか収まらないかと祈る。すると一人の方が動かれた模様。「いい加減にしろ!静かにしろ!」と厳しく注意。最後は「調子が悪いなら入院しろ!」と怒鳴る。誰からも「入院しているんだけど」と突っ込みはなし。

2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(前野、安藤)

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【前野】
 こんにちは!8期生の前野です。2月10日に教師力アップセミナーに参加しました。今回のセミナーでは赤坂真二先生から学級経営について学ぶことができました。8期生ゼミで赤坂先生の著書から半年かけて学んできたこともあり、赤坂先生のご講演を聞くことができるのをとても楽しみにしていました。

 講演の中で印象に残ったのは、”みんな違ってみんないい”が成り立つには、学級の枠組みを共有し子どもが迷わないようにしなければならないというお話です。

 私は、4月から教師として働く上で、子ども一人一人の個性や良さが発揮できるような学級づくりをしていきたいと考えています。子どもそれぞれの良さが発揮され、学級全体としてもまとまりある集団にするためには「枠組み」がはっきりとしていることが重要だと学びました。授業でのルール、教室内の整理整頓、返事や挨拶等、まずは枠組みの共有をすること、そしてなぜその枠組みが必要なのかということを子どもと共有していきたいです。

 また、子どもとの関係性が崩れてしまう要因として、注意するときしか関わらないと子どもの心が離れていってしまうことがあると学びました。1つの学級、学年に子どもは何十人もいますが、子どもの良いところを見つけたとき、子どもの頑張りを褒めるとき等の会話を大切にし、ポジティブな関わりをたくさん持って信頼関係を築いていきたいと思います。そして、信頼関係ができた上で指導するべきタイミングで毅然とした指導を心がけていきたいです。

 今回のご講演は、4月から教壇に立つにあたってとても学びになる内容で、子どもと関わる時に心に留めておきたいことを学ぶことができました。赤坂ワールド全開のご講演を聞くことができ、とても幸せでした!赤坂先生、ありがとうございました。

 2年間、教師力アップセミナーで現場で働く先生方に混ざって学び、学生の立場では中々得ることのできない貴重な経験をさせて頂きました。玉置ゼミに入ったからこそ経験できたことばかりです。今は不安が大きいですが、教師力アップセミナーを始めとして、今まで玉置ゼミで学んできたことを大切に頑張っていきます!!玉置先生、教師力アップセミナーの運営の皆様、2年間ありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!先日参加させていただいた、第7回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます!

 第7回目は、赤坂真二先生がご登壇されました。「子どものやる気と自信を高める学級づくり」について学ばせていただきました。実はゼミで赤坂先生の著書から学び合っており、セミナーで直接お会いできた時は何だか感動してしまいました(笑)

 セミナーで特に印象に残っていることは『ベテラン先生と同じようにする必要はない』という言葉です。今までの私は、経験豊富でベテランの先生と同じような指導をしようと考えていました。しかし、同じようにやったとしても上手くいくとは限らないことに気が付きました。経験数や子どもとの距離感、体格や声質など全て人それぞれ違います。だからこそ自分に合った指導法を見つけていこうと思います。
 
 では早速、私なりに指導するとき意識しようと思うことを1つ書かせていただきます。

・ベテラン先生は「縦糸3:横糸7」 しかし、私は縦糸意識を強めに持つ。
 赤坂先生は”学級構造を織物に例えて縦糸を張ることから初めて横糸を絡めていくことで成り立つ”と仰っていました。縦糸はしつけ、ルールの徹底。横糸は子どもと親和的な関係づくりを意味します。ベテラン先生は縦糸3:横糸7の割合を意識されていると教えていただきました。
 
 しかし、私は子どもとフラットに接することが多いです。横糸が強くなってしまいクラスが荒れてしまうおそれがあります…。そのため、ベテラン先生より縦糸の意識を強く持ちます!ルールづくりや言葉遣いに気をつけて、子どもが安心できる環境を整えていきます。もちろん横糸も大切にして、子どもが楽しい!学校早く行きたい!と思える学級をみんなと一緒につくっていきたいです!

 赤坂先生のお話は、新任となる私たち学生に響くお話ばかりでした。特に「自分に合う指導を見極めよ」という言葉は自分の心に響きました!(笑)いきなり上手くいこうとせず、色々試行錯誤しながら自分なりの指導法を見つけていきます!!今回も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。不安はありますが、4月から先生として胸を張って頑張ります!!!(安藤)

2024年3月25日仕事日記

 本日から仕事日記の毎日更新を再開します。どうぞよろしくお願いいたします。

 体調は、ほんの少しずつですがよくなっています。大手術後ですので、焦ってもしかたがないと思っています。

 本日は、新年度も書かせていただく日本教育新聞の「提言」原稿の確認、鈴木中人さんから依頼を受けた定期冊子「いのちびと」掲載の「私の思い」原稿を書きあげて送信。

 中原淳さんの本を読んだり、連絡をいただいた方への返信をしたり。玉置ゼミ卒で作るグループLINE(83名)に毎年恒例の書き込み依頼、生成AIプロジェクトの段取り、「未来を拓く学校づくり研究会」のオンライン理事会参加など。

 税務署や外食のために、車で乗せて行ってもらい、1日過ごす。

 しばらくは入院中の話題を一つずつ報告。集中治療室でたくさんの管に繋がれていた時のこと。隣のベットから聞こえてきた女性の声。「いつになったら、このアイスクリームの部屋から出られるの?」。アイスクリーム?ちょっと考えて、ICUをアイスクリームと呼んでいると理解。もちろん、突っ込みようにも声が出ない(笑)。

2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(澤本、柴山、芝田)

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 こんにちは!「たけのこの里」と「きのこの山」は圧倒的にきのこ派の澤本です!今回は2月10日に行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。

 私が今回1番印象に残ったことは、昼食時に話していただいた「教室がなんでうるさいのかを知る必要がある」ということです。教室がうるさいとついつい注意したくなりますが、赤坂先生はうるさいからといって指導するわけではないとおっしゃっていました。うるさい理由を知り、誰かが傷ついていたり、悪口が聞こえたら指導する。そうすることで、子どもはなぜ指導されたのかがわかるし、納得感と一貫性が生まれると感じました。
 
 また、「ありがとう」と「嬉しい」をたくさん伝えることも大切だと学びました。子どもと人としてブレてはいけないところをブレずに関わっていくことで信頼関係が生まれ、良い学級経営ができるのだと思います。

 4月から教壇に立ちますが、今日学んだことを実践しながら成長していきます。赤坂先生本日はありがとうございました。(澤本)


 こんにちは!8パジャマはズボンに入れる派か入れない派なら、入れ無い派の柴山です!今回は、赤坂先生から学級経営の根幹について学ばせていただきました。

 特に、学級で大切にしていることを子どもと共有することの大切さが印象に残っています。赤坂先生は、「人を傷つけるような言動をしない」があたたかい人間関係の根幹だと話していました。

 例えば、学級が騒がしい時も、うるささに対して叱るのではありません。人の発言中の私語や、言葉で傷ついている人がいることについて叱ると話していました。やはり、教師自身が一貫性のある指導をしていくことで考えが共有され、あたたかい学級の風土がつくられていくのだと思います。そのために、私も4月以降「人を傷つけるようなことか」を軸に指導しつつ、学級の関係性を築いていこうと思います。

 後期のゼミや卒論では、赤坂先生の著書から多くのことを学ばせていただきました。実際の講演や質疑応答から学ばせていただけたことが本当に嬉しいです。今回はありがとうございました。(柴山)

 
 こんにちは。身長を聞かれたら、3センチくらい盛る派の芝田です!!先生の著書である、『個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営365日のユニバーサルデザイン』を読んでセミナーに参加させていただいたこともあり、普段よりもさらに深い学びがありました!

 1番の学びは赤坂先生の「話術」です。赤坂先生は、常に笑いをつくり、100人を超える参加者が2時間、ずっと集中できていたように感じました。先生の話には、鉄板のエピソードかなと思うような体験談や、自虐ネタ(すべり芸?)など多彩な笑いが散りばめられており、たくさん笑い、大事なところではグッと前のめりになって聴きと、まさに赤坂ワールドに引き込まれました。

 セミナー後の昼食会では、来年度からの私の不安に思っていることや、ゼミの後輩が卒業研究について感じてる疑問などについて、答えていただきました。一瞬で時間が過ぎてしまい、もっと質問したいがたくさんありました!!また、教師力アップセミナーに来ていただけたらなと思っています!!(もちろん本からもたくさん学ばせていただきます!)4月からの教員生活に向けて、今回の学びを活かしていきたいです!!(芝田)

2月10日第7回教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(安田・石川・尾崎)

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【安田】

 みなさん、こんにちは。9期生の安田です。本日、2月10日に行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は今回は、上越教育大学の赤坂真二教授に「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしようー指導力ある教師に学ぶその仕事ー」というテーマでご講演いただきました。とても楽しみにしていた赤坂節は、本当に引き込まれるもので、学ばせていただくことがたくさんありました。

 思い返すと実習を通して、「学級経営って難しいな」「明日の授業づくりどうしよう」と考えていた自分がいたように思います。しかし、「特別活動を要として、教育活動の基盤をつくることで集団としての質を高めるから、授業と学級経営を分けて考えるものではない」という言葉を聞いてハッとしました。

 目の前のことを上手くいくようにしようとすることは悪いことではないけれど、その結果には日々の子どものとの関わりが大きく影響するのだと学びました。その関わりこそが学級経営であるということなのです。

 そして、もう1点。「見た目が違うのだから、他の先生と同じ指導スキルは通用しない」ということを聞いて、確かに!!!と大納得しました。大切なことは、教わったことを同じように行うことではなく、自分は子どもたちから「どんな先生として見られているか?」を考え、自分を知るということです。そうすれば、自分に合った指導法を見つけることもできるようになるのです。子どもたちが言うことを聞いてくれないのは「指導力がない」のではなく、「指導方法を見つけてない」状態であるというだけなのです。
 
 さらに、教師である自分の欠点を子どもたちに晒すことで子どもたちからの「見え方」は大きく変わります。そうやって少しずつ弱みを見せることで親近感が生まれ、良い関係を築くことができていくということにとっても驚きました。

 ご講演いただいた赤坂先生、本当に貴重なお話をありがとうございました。まだ、経験値はゼロですが、学級経営について学ぶことはすごく楽しく、教壇に立つことがより一層楽しみになりました。今回もこのような機会をくださった玉置先生、運営の先生方ありがとうございました。8期生のみなさん今までお疲れ様でした!10期生のみんなはこれからよろしくね!(安田)


【石川】

 みなさんこんにちは!10期生の石川です。初めての教師力アップセミナーに参加させていただいた際の素敵な学びについて今回は書かせていただきます。
 
 私の率直な最初の思い・感じたこと。それは、生徒側の視点しか経験してこなかった私の素直な発見・驚きになってしまうのですが、いつも生徒に学びを与える側の先生という立場の人も実は学び続けてくれているのだ、という新発見ができたことの喜びです。そして素直な気持ちで、尊敬・感心の気持ちが沸き上がりました。

 玉置ゼミでの活動が始まり、間もない期間ですが、こんなにも素敵な新発見ができる場面に既に何度か立ち会わせていただいています。そんな素敵な体験ができているこの環境に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 さらに、先輩方の運営への関わり方、仕事ぶりにはとても感心しました。また、1人の大人としての振る舞いや、来場される方への対応は素晴らしいもので、私もそのような姿になりたいと、またひとつ玉置ゼミの素敵な所を知ることが出来た良い1日になりました。そして、私も次回からは自分で何が必要なのか、何をすれば良いのかを考えて臨機応変な心配りで運営に携わりたいと思いました。さらに、1回目のセミナーで赤坂先生と出会い、お話を聞けたことはとても大きな刺激になりました。

 今回赤坂先生の講義テーマは、
「授業づくりか?学級づくりか?というのはもうやめにしよう」でした。

 学校生活の中で大半を占める時間が授業です。だからこそ、学級作りと授業づくりは一貫して考える。つまり、学級作りが上手く行っている時は、授業も自然と上手く進むし、授業が上手くいっている時は、学級づくりが上手く行っている証拠。という考えにはとても納得しました。

 今回の講義のキーワードは「関係性」であると私は認識しました。その中で、仕事の成功は「関係性」の成功にあり。という言葉があるように、教師と生徒も、全ては「関係性」というお話には、なるほどな。と思わされました。関係性を築く1番の有効な方法として、教師からのフィードバックだというお話がありました。

 その時に、自分の中学時代を振り返ってみると、先生からのプリントに書かれるコメント、つまりフィードバックを毎回楽しみにして提出物を出している自分がいたことを思い出しました。先生にたくさん評価して貰えるように一生懸命頑張って課題を行う自分を思い出しました。それは、やる気の根源のひとつが先生からのフィードバックになっていたのだと今日改めて気付かされました。中学校の頃の私はまんまと先生の罠に引っかかっていたということですね!笑笑

 このように、先生からのフィードバックは確かに私をやる気にさせていたし、「ちゃんと見ているよ。」ということの証明になり、存在意義を見出してくれていました。このことを思い出しながら赤坂先生の話を聞いていると確かにその通りだ。と深く共感しました。

 赤坂先生は、会場全体を巻き込んで終始笑いの絶えない講義を行ってくださいました。この進め方こそが、赤坂先生のおっしゃる「関係性」を築くためのひとつのポイントなのだと感じました。尊敬される部分を出しながらも、なんだか親近感を持たせる雰囲気。それこそが大切なんだと身をもって体験させていただいた講義でした。教師も生徒も人対人。だからこそ、相手意識をもち、心と心で接することがいかに大切かを学びました。それと同時に、感情だけでなく、しっかりとした理論や構造を学び、その両面を組み合わせることができる教育者が素敵な学級づくりに、1歩近づけるのだと学びしました。

 私も学び続けられる人間味溢れる素敵な教師を目指したいと。あらためて強く思えた素敵な1日でした。赤坂先生、素敵な講演をありがとうございました。(石川)


【尾崎】

 みなさんこんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は2月10日に行われた、第7回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。

 今回、初めて教師力アップセミナーに参加させて頂きました。講師の先生は上越教育大学教授の赤坂真二先生でした。演題は「授業づくりか?学級づくりかというのはもうやめにしよう−指導力のある教師に学ぶその仕事−」というものでした。自分は大学での授業を行っていく中で、いい学級を作れるか、いい授業をできるかという2つの不安を抱いていました。

 しかし、赤坂先生は「学級経営が車で言うと道路、学級においては基盤になる」とおっしゃっていました。確かに今まで、授業は授業、学級経営は学級経営という風に二分化して考えていました。しかしそうではなく、学級経営を上手く出来ないとどんなにいい授業でも最大限の効果を発揮出来ないと思いました。

 また、お話を聞いて学級経営を行う上で、自分の中で特に大切だと感じた2つの点がありました。1つ目が関係性についてです。赤坂先生は「仕事の成功は関係性の成功にあり」と豪語していました。この言葉の通り、関係性が上手く行けば仕事、学級経営も上手くいくとのことでした。これは先生、子供の関係性もそうですが、子供同士の関係性もカギを握っていると感じました。赤坂先生は学級経営をする上では秩序を作ることが大切とおっしゃっており、その中で特に最優先とする事項が「傷つける言動をさせない」というものでした。確かに仲のいい学級よりも、傷つく人がいない学級の方がいい学級であると自分も感じたし、そういう決まり事を作り、守れなかったら指導するという風に決めておけば、子供の中にもひとつ線ができるのかなと考えました。
 
 2つ目は、縦糸、横糸の2つの機能要素についてです。赤坂先生のいうこの2つの糸は、縦糸が「ひきあげ機能」、横糸が「養い機能」というものでした。自分はまだ現場に出て指導をした経験はありませんが、難しいだろうなと思っているのが子供との関係づくりで、特に指導に関しては少し苦手かもしれないと考えていました。というのもどこまで叱ればいいのか、それをどのようにケアし、その後はどのような関係作りをしていけばいいのかと言うのがとても不明瞭だったからでした。ですが赤坂先生は「縦糸:横糸=3:7」という風に明確な比率、基準を提示して下さったことで、叱ったり指導したりするタイミングや回数が少しだけわかりました。

 学級経営をする上で、多くの子供がいて、様々な問題があると思います。ですが、今回お話してくださった関係性と2つの機能、その中に含まれるルール・秩序作りを意識すれば良い学級経営に少し近づくのではないのかなと考えました。

 また、今回初めて教師力アップセミナーに参加して、多くの刺激を頂くことができました。普段大学にいて生活しているだけでは今回の赤坂先生のお話のようなものを聞くことはできないし、このセミナーに当たり前に参加させて頂ける非常に恵まれている環境に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も同じようにセミナーがたくさんあると思います。その度に色々な先生から多くのことを吸収して自分の糧にしていきたいと思います。改めて今回、このようなセミナーを開催し、参加させてくださった、玉置先生、運営の先生方、本当にありがとうございました!(尾崎)

2月10日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)での学び(齋木・古賀)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の齋木です。2月10日に教師力アップセミナーに参加させていただき、赤坂先生から多くの学びを得ることができました。そこで今回は赤坂先生の講演から得た学びを記事にさせて頂きたいと思います。

 赤坂先生の講演では、学級経営に関して説明していただきました。そこで私は3つの学びを得ることができました。

 まず1つ目。私は学級経営の本質を理解していませんでしたが、赤坂先生の以下のような説明でようやく理解できました。

 赤坂先生によると日本人の性格上つながりを好みません。そんな中、日本の教育はつながりを大切にして、人間関係ができて学級が機能するが、最近問題となっている、いじめが原因による不登校問題。このような問題が起きないように、クラスの人間関係を工夫して上手く作るのが教師だとお話されて、教師にとっての学級経営の大切さが非常によくわかりました。

 そして2つ目。学級経営とは、特別支援でもあり、みんな何らかの支援が必要であること。さらに、教師はただ授業を教えるだけではなく、クラス全体を見て、学級の安定を保つことが重要であることが分かりました。また、その安定のためには、児童・生徒が「この授業を受けたい」と思ってくれるような『学習環境の最適化』という言葉があり、強く心にしみました。

 最後に3つ目。『教師が判断する学級経営の順調さと各因子の影響』というモデルで、まずは、受け入れて、それからしつけをし、秩序をすると和やかになるということで、和やかなクラスを作るためには秩序が必要であるということです。このモデルを知って、私の以前のイメージだった、「和やかなクラスは先生があまり叱らない」とは異なり、ルールやマナーを破ったら注意し、メリハリをつけられる指導が必要であるということが分かりました。私は、児童・生徒に叱ることで、「距離が離れてしまうのではないか」という恐怖心があります。ですが、それでは秩序が保てず、たるんだ学級になってしまい、学級崩壊の可能性も考えられる。そのためには、ルールを破った児童・生徒にはしつけをし、将来、和やかな学級を作るために、今回学んだモデルを頭に入れておこうと思いました。

 私は今回の教師力アップセミナーに参加させて頂いて、学級経営において様々な学びを得ることができました。今回学んだことは将来教師となった時、非常に重要なことだと思うので、忘れず、今年の教育実習で、実践は難しいと思いますが、できる範囲でも、頑張ってみて、意識していこうと思います。このような貴重な機会、お話を聞かせていただきありがとうございました。(齋木)


 こんにちは。9期生の古賀です。今回は先日行われた、教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回のセミナーでは赤坂先生にご講演いただきました。

 赤坂先生の話はとても面白く聴き入ってしまいました。中でも、学級経営にあたって、何人も誰からも精神的、肉体的に傷つけられることがない状態をつくっていくことは私の卒論テーマに近しいこともあり、とても勉強になりました。

 授業は学級経営あってこそということ。ホスピタリティを高めていくこと。子どもたちと関わる上で「受容」することが大切であり、しつけと秩序の両方を確立させ縦糸を。教師と子ども、子ども同士の心の通い合いの緯糸を絡ませながら学級経営をしていくと良いことを学びました。コロナの影響などでつながらない理由が増えがちだが、学校教育では、子と教師・子ども同士のつながりが大切だと考えるので、それぞれの関わりにおいて、教師としてできることは何か考えていきます。また、学級の雰囲気は、子どもが教師をどのように認知しているかに影響されるため、受容と親しみ易さ、子どもが思いやりを発揮する場を設定することなど、信頼され指導を受容してもらえるような教師になれるよう努めていきます。

 赤坂先生、面白く学びのある素敵な講演をありがとうございました。今回の学びを生かしながら、さらに学び続けていきます。運営委員の皆さん、今回も貴重な学びの場をありがとうございました。(古賀)

2月6日一宮市立西成東小学校訪問での学び(荒木)

 こんにちは!9期生の荒木です。2月6日に、一宮市立西成東小学校を訪問させていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます。

 先生方の授業の参観からは、
・教科書の内容を教えるだけでなく、「自分だったら?」と想像させる 
・自分事として捉えるために、1人1つホワイトボードを持ち、意思表示する

 玉置先生からは、
・話し合いの時間は教師が決める。「もうちょっと時間ほしい?」と聞いてしまうと、何となくで児童が手を挙げてしまうので聞かない。
・児童が話した言葉を黒板に残しておき、他の児童の言語化の材料にする(思考は言語化しないと使えない)
・反応の早い子だけが発言するクラスは、一人一人が自分事として考えられるように、すぐに発言させるのではなく、まず全員が心の中で思い浮かべるように指示する
・間違えた児童にもう一度発表の機会を与え、間違いを授業時間内に解決できるようにする
・沈黙は考えている証拠
・振り返り時は黒板のキーワードをちょっとずつ消していき、どんどん喋らせる(有田和正先生の振り返り技術)
など、また新しい授業技術を沢山教えていただきました。

 教員採用試験が近づき、筆記試験の対策に手一杯になっている毎日ですが、やはり現場での学びは違うなぁと感じます。春休みは何度か学校訪問に行きましたが、毎回新しい学びばかりで、各学校の先生方からも「学生のうちから現場で学べるなんて、本当に貴重な体験をさせてもらっているね」と声をかけていただきます。このような環境で学ばせていただける感謝を忘れず、残り1年しっかり力をつけていきたいと思います!(荒木)

※ 写真は一宮市立西成東小のホームページからいただきました。
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2024年3月22日仕事日記

 皆さんにご心配をおかけしていますが、無事、明日3月23日(土)に退院できることになりました。

 冠動脈バイパス手術後の退院は2〜3週間後とのことですから、術後16日目に退院できることは、有難いことだと思っています。しばらく家庭で療養し、4月1日からは復帰できるようにしたいと思います。

 なお、この仕事日記は25日(月)から、これまでのように毎日更新をしたいと思います。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

2月6日一宮市立西成東小学校での授業参観での学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は2月6日に行われた一宮市立西成東小学校の授業を参観させていただいて学び得たことを話していきます。

 4時間目と5時間目で様々な学年の算数と社会の授業を参観させて頂きました。

 算数の授業では、子どもたちが今日の授業のめあてを考えていたり、自分の考えを水性ペンで書いていたり、23×3と23×30のように少し似ているものの違いを考えさせることにより、何度も考えを書き直すことが出来たり、自分が気になった事をめあてにしたりして、子どもたちが学びたいと思ったことを意欲的に学ぶことができたり、自分の学びをより深いものにすることが出来ることを学びました。

 また、どの教科でも子どもは分からないと感じると周りをキョロキョロしていたり、手を挙げなかったり、黒板を写していたり、何かしらの行動を行っていることがあることを学んだ。自分はどの子どもも取り残さないとともに子どもたち同士が支え合い高め合うために、デジタル教科書を見たり、黒板に書いたりすることに意識し過ぎることなく子どもたちの表情や行動を見て子どものサポートにすぐ入ることを意識して授業を行いたいと思います。

 まとめを子どもたちに行わせることにより、子どもたちは自分の今日の授業の中で大切であることを確認し、それをまとめて考えることにより、子どもたち自身が自己の学びを振り返るという「主体的な学び」に繋がることも学びました。

 その他に、「子どもがどんなこと言えたり書けたりしたら、この授業は大成功となるのか」という授業のめあてになる部分から逆思考で授業を作っていくことが大切であると学びました。このことを自分も生かしてこれからの授業づくりをしていきたいと思います。

 今回の一宮市立西成東小学校での授業参観を通して子どもの表情や行動には子どもが考えていることがそのまま出ていること、それを見逃すと取り残される子どもに繋がること、振り返りがどうして重要なのかを知り、子どもに伝えることなどの教師として必須のことを学ぶことが出来ました。自分にはまだ子どもを見る力が足りないと実感したので、今回学んだ事を活かしながら、これから様々な活動を通してこの力をつけていきたいと思います。

 一宮市立西成東小学校の皆様方、大変貴重な授業を参観させていただきありがとうございました。(岡田)

※ 写真は西成東小学校のホームページからいただきました。記事とは関係ありません。

8期生卒業論文発表会を受けて(9期生石上、久保)

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 こんにちは!9期生の石上です。今回は1月31日に行われた8期生の卒論発表について記事にしていきたいと思います。

 まずは、8期生の皆さん。卒論発表と2年間の玉置ゼミお疲れ様でした!先輩方の卒論発表は、私が実際に実習を行なって悩んでいた子どもとの関わりや、すぐに実践できる具体的な手立てなど、とても魅力的で子どもたちのことを1番に考えて作られた素晴らしい発表ばかりでした。

 約1年間、先輩たちと一緒に玉置ゼミで様々なことを学ばせていただきましたが、その度に先輩たちの姿に圧倒されました。また、優しくて温かい先輩方と一緒に学ぶことができて、玉置ゼミに入って本当に良かったなと感じました。

 私たちも来年の卒論発表に向けてそれぞれ取り組み始め、不安などもありますが、先輩たちのように堂々と発表できるようあと1年間、9期生、10期生のみんなと一緒に玉置ゼミで学びを深めていきたいなと思います!8期生の皆さん、本当にありがとうございました!(石上)


 こんにちは!9期生の久保朋輝です。今回は先日行われた8期生による卒論発表会についての記事を書きたいと思います!

 8期生の方々の卒論発表は、どれも個性的でとても参考になりました。特に、心理的安定性の話題やICTを活用する授業の仕方など、最近世の中で取り上げられているようなものも研究されていて、とても勉強になりました。

 8期生の方々は、初めて会った時からフレンドリーに接してくださって、私の憧れでした。色々な会場で率先して誰かのために動いている様子や堂々としている様子をよく拝見しました。私も先輩方のように成長出来るように、玉置ゼミで頑張りたいと思います。

 来年度の卒論発表会に向けて、私たち9期生も少しずつ動き始めています。自分が気になる事をあらゆる角度から研究し、同期や10期生などに伝えられるような研究にしていきたいと思います。8期生の方々、この度は本当にありがとうございました。(久保)

8期生卒業論文発表を受けて(9期生 安田)

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 みなさん、こんにちは。9期生の安田愛梨です。1月31日に、8期生のみなさんの「卒業論文発表会」が行われました。

 卒業論文の研究方法や、一人ひとりの想いなど、今まで先輩方の近くで聞いていたことが、形になった瞬間で、やっぱり先輩たちってかっこいいなと思えた時間でした。

 皆さんの発表は、自分が教壇に立ったときに役に立つことばかりで、先輩方の教育への熱い想いを感じることができました。また、玉置ゼミと福地ゼミのみなさんとリアルタイムで感想を書き込む活動を行なったことは、先輩方の発表から感じたことを共有でき、とても刺激的で面白かったです。

 学級づくりや授業づくりについて、思う存分研究できることがこの玉置ゼミの強みだと思います。卒論なんてまだまだ先のこと、、と思っていましたが、先輩方の発表を聞いて自分も頑張っていかなくては!と改めて思いました。

 玉置ゼミに入って1年、先輩方の姿を間近でみてきて、尊敬するところばかりでした。セミナーでの姿や、私たち後輩を暖かく迎えてくださる姿、採用試験に向けて一生懸命頑張る姿など、先輩方の大きな背中は私たちの憧れです。まだまだ9期生には足りない部分がありますが、これからみなさんのように志高く、頑張っていきます。

 8期生のみなさん、本当にお疲れ様でした!これからもずっとずっと応援しています!!(安田)

8期生ゼミ旅行 熱海への旅!

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 ゼミ長の安藤さんからの報告です。

 1枚目が来宮神社でのしでの写真です。(残念ながらこの時は柴山は二日酔いで病院にいました笑)

 2枚目が、たび旅終わりの写真です。3枚目は、熱海城ロープウェイでの写真です!

 4枚目はみんなで作ったカレーです!(ここだけの話、みんなで作ったと言いつつ伊藤•澤本•柴山•安藤は料理ができないので旅館の卓球をして待っていました。そのあと皿洗いしました)

 5枚目はお昼に食べた海鮮丼です!この時ガラス工房に行く時間が迫っていて、みんなで急いで食べました😂
 

2024年3月15日仕事日記

 3月8日に意識を失い緊急搬送されてから1週間経ちました。退院の目処が立つところまでには、まだなっていませんが、おかげさまで回復に向かっています。

 心臓への主要な血管の1本はカテーテル治療で、あとの2本は冠動脈バイパス術を行ってもらいました。胸を開いて、心臓の詰まった冠動脈の先に迂回路(バイパス)をつくる手術をしたわけですので、一時期は体に9本の管が繋がれていました。今日で全部が取れるのではないかと期待しているところです。

 この間、また引き続き、皆さんにご迷惑をおかけします。今日は8期生の晴れの卒業式、学位記渡しの日でした。楽しみにしていたゼミ旅行も含めて、同席できないことを残念に思う朝になりました。

 入院後、2回目の近況報告でした。

2024年3月8日仕事日記

 ご心配をかけています。8日の大学会議中に意識を失い、病院でカテーテル検査の結果、心臓に血液を送っている主要な3本の血管が機能していないとのこと。今、手術をするしかありません!と言われ、5時間ほどの手術を受けました。ICUに戻ったとは深夜2時30分くらいだったそうです。経過は順調だそうですが、退院の目処はたっていません。いまだにICUでたくさんの管に繋がれています。まずはこうして発信ができるようになりましたので、ご安心ください。しばらくは仕事日記もお休みさせていただきます。
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